がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』とは、1998年にNINTENDO64対応ソフトとしてKONAMIより発売。横スクロールアクションゲームでNINTENDO64版『がんばれゴエモン』シリーズの2作目に当たる。今作では2人プレイ対応になり、協力プレイが可能になっている。オープニングに影山ヒロノブ、挿入歌を水木一郎といった超有名アニソン歌手が担当している。

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』のゲームシステム

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』は『がんばれゴエモン』シリーズの第14作目で、NINTENDO64版『がんばれゴエモン』シリーズでは2作目に当たる。 1998年12月23日にNINTENDO64対応ソフトとしてKONAMIより発売され、海外で発売された際は『Goemon's Great Adventure』のタイトルが付けられた。NINTENDO64版『がんばれゴエモン』シリーズの1作目『がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府の踊り〜』とは違い、横スクロールアクションゲームとなっており、2人プレイでの協力も可能となった。

SFC版『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』と類似した

NINTENDO64版『がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府の踊り〜』と同様に

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』のあらすじ・ストーリー

物知り爺さんに「見せたい物がある」呼ばれたゴエモンとエビス丸は忍者屋敷へ足を運んだ。「見せたいものは何なのか?」と2人が問うと、物知り爺さんは死んだものを生き返らせる召喚マシン「ウルトラ、ゴージャス、エレクトロ、ゴーストリターン、マシーン」を発明したと伝える。実験しようと物知り爺さんがレバーを引くと突如マシンが消えてしまう。更に以前未来の大江戸で戦ったシスター・ビスマルが登場しマシンを奪って逃げてしまった。シスター・ビスマルは一体何のために召喚マシンを奪ったのか、悪巧みを阻止するために2人は後を追うことになった。

物知り爺さんの発明品、一度死んだ者を生き返らせる機械

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』のゲーム概要

基本システム

エリアマップでステージが分かれている横スクロールアクションとなっている。各エリア内に町ステージが存在し、そこでアイテムを買い揃えたり手形を集める為のイベントが存在する。道中にあるステージをクリアするとボスがいる城ステージに到着し、更にインパクト戦のボスを倒すとエリアクリアとなり、また次のエリアに移動する。
アクションステージは基本的に全て横スクロールだが、ボス戦等は3Dを駆使した構成になっており、画面の奥側から敵が攻撃してきたり等様々なギミックが用意されている。
今作では城ステージに入る為に手形が必要になり、道中のステージや町ステージでミッションをクリアし報酬として手形を集めていく必要がある。手形をもらう為のミッションはキャラクターや時間帯などが限定されているものが多く、時間制限があるものもある。
ボス戦は城ステージのボスを倒した後に必ずインパクト戦が挿入されている。(最終エリアを除く)今作からはゴエモンインパクトのパートナーとして、ミス・インパクトが加わり、2pプレイ時はミス・インパクトを操縦する事が出来る。
ライフの上限は3が固定となっている。その代わりに防具アイテムが存在し、防具アイテムを取得すると防御力を示す鎧ゲージが上限3でプラスされる。
ライフの上限を上げる為のアイテムであった「金の招き猫」は今作ではライフの回復及び鎧メーターが3プラス、さらに武器レベルが最大になる。即死地点や穴などに落ちると防具アイテムの効果は全て消滅する。

基本操作

アクションの操作性はスーパーファミコン時代の作品と同様になるが少し操作性が変更になった。
Nintendo64のコントローラーについているCユニットボタンはインパクト戦以外では使用しない。
サブウェポンや特殊アクションの操作についてはZトリガーボタン・Lボタンがサブウエポン、個別の特殊アクションはRボタンに設定されている。
移動は3Dスティックまたは十字キーでも移動が可能。3Dスティックで移動する場合は倒し方で移動速度の調整ができ、十字キーでの移動の場合はレバーを倒したままにすると最速状態での移動が出来る。また町ステージではBボタンダッシュが可能となり、最速移動プラスダッシュが出来るのでとても早く移動する事ができる。
町ステージについても横スクロールで移動するが奥や手前にも移動可能。町ステージに入るとZボタンはしゃがみ状態になる。

2人プレイ

今作では2人同時の操作が可能になった。
1Pプレイ中に2Pコントローラーのスタートボタンを押すことで途中からの参加も可能。2人プレイ時には同じキャラを選択することは出来ない。
また、協力システムとして片方のキャラクターがもう1人をおんぶする事が出来る。移動役と攻撃役に分かれる事ができ、更に攻撃役のサブウェポンが強くなる。プレイ中に片方のプレイヤーの残機が全て無くなっても、もう片方のプレイヤーの残機が2以上残っていればお裾分けして復活する事が出来る。
インパクト戦では1Pはゴエモンインパクト、2Pはミスインパクトを操作する。1Pと2Pの位置を交代したい場合はバトンパスを行うと交代ができる。

ステージ構成

全部で5つのエリアに分かれており、エリア毎にそれぞれステージ構成がされている。

道中ステージ

敵を倒しながら進む横スクロールのアクションステージ。朝と夜の時間概念があり、夜にしか存在しない敵などもいる。また、敵を倒すと小判が貰えるが夜の方が貰える小判が多い。ステージの最後にゴールタヌキが降ってくるのでそれを壊すと手形が貰え・ステージクリアとなる。1度手形を入手しているステージをクリアした場合は小判が貰える。道中が長いステージだと「これ像くん」というアイテムをゲットすることでミスをすると中間地点からやり直しが可能。

町ステージ

各エリアに必ず1つ町ステージがある。体力回復や装備品の購入、セーブやキャラチェンジが出来る。そのほかミッションをこなせる場所がいくつか存在し、クリアすると手形が貰える。町ステージにも時間帯の概念があり、昼・夕方・夜・朝の順番に変化する。

関所ステージ

ボスがいる城に進むために必ず通らなければならないステージ。町ステージや道中ステージで手形を集め、既定の枚数を集めた場合のみ通過することが出来る。

城ステージ

ボスがいるステージ。ボスにたどり着く為に城の中を道中ステージのように進んでいく。ボスまでの道のりは道中ステージのクリアに比べると遥かに長い設定になっている。ボスを倒すとクリアとなるが、1度入るとその後は入れなくなる。

施設

今作では物の価値が過去作よりも格安となっている。宿屋・万屋・飯屋等の料金は全エリア同一料金。

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@tomo0728

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