谷垣源次郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
谷垣源次郎は、『週刊ヤングジャンプ』に2014年から連載が開始された、野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』の登場人物。時代は明治時代の北海道。日露戦争(1904年~05年)終結から間もないころ、アイヌ民族が隠したとされる莫大な金塊のうわさを聞き、様々な理由と野望を胸に秘めた男たちが、誇り高き北の大地に集結する。その中で谷垣は金塊を追っている屯田兵の部隊、大日本帝国陸軍最強と謳われた北海道の第七師団(道民は畏敬の念を含めて「北鎮部隊」と呼ぶ)27聯隊に一等卒として所属している。
決戦の五稜郭
妻と娘と戦友
第七師団の人間として北海道に戻った谷垣だが、もはや鶴見のために命を懸けて戦う気にはなれず、臨月のインカラマッをつれて軍を抜けることを決意。しかしここに月島が立ち塞がり、脱走するつもりなら殺すといって執拗に追撃。逃避行の最中にインカラマッが産気づいてしまい、やむなくフチの村に向かう。
インカラマッをフチに預けて無事に子が産まれるのを祈る中、月島が谷垣たちを殺そうと村までやってくる。しかしこの時、樺太で共に冒険した鯉登が遅れて現れ、「我々は鶴見の正義を信じ、彼と共に正しいことをするために働いているのだから、妻を連れて去っていく者を殺すような悪行に手を染めてはならない」と月島を一喝。鶴見に良いように利用され続けて暴走しかけていた月島もこの理屈には勝てず、谷垣夫婦を見逃すことに同意する。
このタイミングでインカラマッは出産し、谷垣は自分の娘と対面。鯉登からは「鶴見にはうまく言っておく、なるべく早く北海道を去れ」と告げられて送り出される。またしてもフチの世話になり、“必ずアシリパを連れ帰る”という約束も果たせぬまま、谷垣はこのまま本当に妻と娘と共に故郷へと帰ってしまっていいのか思い悩む。
最後の戦い
谷垣が悩む間にも、杉元たちは金塊についての調査を進め、その隠し場所が五稜郭であることを突き止める。再び手を組んだ土方たちとこれを回収に向かうが、ほぼ同じタイミングで第七師団も五稜郭こそが隠し金塊の隠し場所であることに気付き、ここに全部隊を向かわせる。かくして、隠し金塊を巡る最後の戦いの火蓋が開けられる。
娘を産んだばかりのインカラマッに無理はさせられず、少しずつ旅を続けていた谷垣は、偶然この話を耳にして「フチから受けた恩を返す最後のチャンスだ」と考える。彼の義理堅い性格を知るインカラマッからも笑顔で送り出され、谷垣は戦場と化した五稜郭へと急ぐ。
杉元たちはキロランケの仲間であるパルチザンを味方につけてはいたが、なお数の差を埋められずに劣勢に追い込まれ、「隠し金塊が“五稜郭のどこに隠されているのか”は鶴見たちは知らないはずだから、体勢を立て直すためにもいったん退くしかない」と判断。谷垣はこのタイミングで駆けつけ、彼らの撤退を援護する。その途中で撃たれ、乗り込んだ列車から転落する事態に見舞われるも、なお馬を駆って杉元たちに合流し彼らを守り続ける。鯉登や月島が精魂尽きて倒れ、土方や第七師団側についた尾形が次々と命を落とす中、杉元は鶴見との決着をつけて生還。谷垣も深手を負いつつ、凄絶な隠し金塊争奪戦を生き残った人物の1人となるのだった。
家族と共に故郷へ
その後インカラマッを連れて阿仁へと戻り、家族と共に幸せに暮らす。インカラマッとの間にはたくさんの子を設けるが、娘は最初の1人だけで、後は全員男の子だった。
谷垣源次郎の関連人物・キャラクター
二瓶鉄造
初登場は単行本3巻第22話 伝説の熊撃ち
「一発で決めねば殺される 一発だから腹が据わるのだ」
出身地:北海道石狩
好きなもの:熊肉
嫌いなもの:なし
得意料理:ニヘイゴハン
一人で斃したヒグマは200頭を超え、山からヒグマがいなくなると恐れられた伝説の猟師「悪夢の熊撃ち」。
金塊の在りかを示す入れ墨を彫られた24人の囚人のうちの一人で、谷垣が兵士からマタギに戻るきっかけをくれた人物でもある。
ある日、猟師を殺し、狩った獲物を横取りする卑劣な毛皮強盗3人組に遭遇した二瓶は、強盗たちを山中で追い詰め撲殺していった。二瓶にとって「狩猟」とは、自身が殺される覚悟で臨む自然との命がけの勝負であり、それは曲げることのできない猟師としての「山の掟」なのだ。最後の一人が山狩りの警官隊に捕まったが、警官たちの眼前で最後の一人を殺したことで網走監獄に収監される。
二瓶は金塊には露ほどの興味も持たず、ただ獲物との勝負の果てに山で散りたいという、猟師としての本懐を遂げるために脱獄し山に還ってきたのだ。谷垣を山中で助けた時、彼はすでにレタラを追っていた。
また、杉元と交戦した際には、戦争帰りの杉元にも引けを取らない強靭な精神力と戦いぶりを見せた。
「お前ならわかるだろう? マタギの谷垣よ」
「勝負の果てに獣たちが俺の体を食い荒らし 糞となってバラ蒔かれ山の一部となる 理想的な最期だ」と彼は言っていた。レタラとの戦いに満足して眠りについた二瓶。「エゾオオカミが最後に見る猟師になりたいのだ」とも言っていた彼の願いは叶えられただろう。そしてまた二瓶も最後のエゾオオカミを見ることのできた最後の猟師であったに違いない。最期まで一切の迷いなく、己の矜持を貫き通した偉大なる猟師。自分が何者であったのかを思い出させてくれた大恩人に谷垣は「唱え言葉」を送っている。
二瓶が愛用していた「村田銃」は15人いる子どもたちのうち、日清戦争で命を落としてしまったただ一人の息子の形見だった。銃床(銃身を支える木製の部分)には小さな7本の傷があり、それは戦地で敵を撃つたびに息子が刻んでいたものらしい。
「殺した責任を背負い込むような甘ったれは兵士になんぞにならないで 俺と熊撃ちをしていれば良かったんだ」と二瓶は語っていたという。
谷垣と出会う10年以上前に一緒に猟をしたことがあるというアイヌの男から、谷垣はその話を聞いた。
谷垣は二瓶鉄造の銃と一緒に、猟師としての心意気や生き方を受け継ぎ、そしてまた次代に託していくのだ。
二瓶鉄造(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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二瓶鉄造(にへいてつぞう)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、かつて網走監獄にてのっぺらぼうに暗号の入れ墨を入れられた脱獄囚のひとりである。猟師であり一度狙った獲物への執着心が強い。「冬眠中のヒグマもうなされる悪夢の熊撃ち」と評され、その名はアイヌや他のマタギに広まるほど。エゾオオカミ・レタラとの戦いで、レタラのつがいであるメスオオカミに首元を噛まれ、命を落とした。「山で死にたい」という思いがあった二瓶は、山で命を落とすことに満足気であった。その後杉元が入れ墨を剥がし、入れ墨人皮となる。
フチ
初登場は単行本2巻第11話 アイヌコタン
「カムイウタㇻ タニガキニㇱパ エプンキネ ワ ウンコレ ヤン」(神様 谷垣ニㇱパをお守りください)
出身地:北海道小樽近辺
名前:ススポ
名前の意味:柳の花穂
「フチ」とはアイヌ語で「おばあちゃん」という意味だ。
アマッポ(鹿を獲るための罠)の毒矢が刺さってしまった谷垣に、アシㇼパは迅速な応急処置を施し自分のコタンに連れ帰る。コタンの人たちはみな谷垣が早く良くなるようにと励まし、かいがいしく世話をしてくれた。みなで食事をとり、楽しく談笑する傍らでフチとオソマ(アシㇼパの従妹)に食事の世話になっていた谷垣は、自分の身の内に再び温かいものが戻ってきたことを感じていた。無償の愛情と安らぎを谷垣に与えてくれた恩人である。
フチ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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フチとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、アイヌの老婆にしてヒロイン・アシリパの祖母。
アイヌの古い教えを大切にしながら日々を生きる一般人で、作中で繰り広げられる熾烈な金塊争奪戦とは無縁の立場にある。一方で家族の多くが金塊争奪戦の渦中にあり、たびたびその関係者の来訪を受ける。中でも陸軍兵士の谷垣源次郎とは、瀕死の重傷を負って彼女の家に担ぎ込まれてから交流を重ね、実の家族のように互いを大切に想う間柄。主人公・杉元佐一を気に入り、アシリパを嫁にもらってほしいと考えている。
チカパシ
初登場は単行本8巻第74話 チカパシ
「ひとりで立つ… これも勃起だね?」
出身地:北海道小樽近辺
好きなもの:豆菓子・鮭の目玉
嫌いなもの:ヘビ
家族を疱瘡で失ってしまった、天涯孤独の少年。
療養でコタンに滞在していた谷垣が、アシㇼパの叔父と狩りをしている最中に出会った。遊ぶことよりも狩猟に興味があり、谷垣自身も幼い頃そうであったことから、少し離れた場所で狩りを見ていたチカパシに声をかけ、獲れた獲物を見せてやった。
アイヌの人たちには幼名があり、谷垣に名前の意味を尋ねられた彼は「陰茎(チカプ)を立てる(パシ)だ」と答える。それは奇しくも、亡き二瓶鉄造がよく口にしていた言葉と同じ意味だった。
谷垣の心から「毒」を抜き出すことができたのは、短い時間ではあったが負傷した山中で二瓶に助けられ、一緒に山で過ごし彼の生き方や考え方に触れたからにこそほかならない。二瓶はまさに谷垣の魂の師匠であった。チカパシとの出会いは、二瓶から受け継いだものと、自分が持っていたものを改めて見つめることのできる機会となった。
チカパシは樺太で、新たな人生と家族を手に入れた。
チカパシ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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チカパシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アシリパと同じコタン(アイヌの村)出身の少年。脈絡なく「トカプ(おっぱい)」と叫ぶなど年相応のアホっぽさを持つが、いざという時は自分を奮い立たせる勇気を持っている。足を負傷してアシリパの祖母の世話になっていた谷垣源次郎(たにがき げんじろう)と親しくなる。アシリパを連れ戻しに旅立った谷垣に同行し、谷垣がアシリパを探して樺太へ渡る際にもついていった。樺太アイヌの少女エノノカと親しくなり、樺太に残る選択をする。
インカㇻマッ
初登場は単行本7巻第60話 イカッカㇻ・チロンヌㇷ゚ 誑かす狐
「運命は変えられる」
出身地:北海道沙流
好きなもの:ウサギ肉
嫌いなもの:犬
北海道各地を放浪する謎の多い女性。万物を見通す「ウエインカㇻ(千里眼)」。彼女の占いは驚異の的中率を誇る。
他人を利用し、また自分の能力を利用させることで権力のある人物との交渉にも泰然自若な態度で臨みこの時代を生きてきた。谷垣に近づいたのも最初は利用する目的であったようだが、アシㇼパたちを追う旅で少しづつ思いが変化していった。未来を見通せてしまうが故の苦悩があったが、谷垣に惹かれ愛し愛されるようになり、彼と共に未来へ進みたいという強い思いが、彼女の心を長く支配していた過去の苦しみや感情を拭い去った。
リュウ
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岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。
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マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。
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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。
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津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。
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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。
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インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
インカラマッとは、『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、占いで生計を立て北海道を旅するアイヌ女性。少女の頃にアシリパの父ウイルクと交流があり、金塊争奪戦の渦中にいるアシリパの周囲に現れる。目的を明かそうとせず、周囲を占いで惑わすような行動を取るため、その存在を怪しまれている。鶴見中尉率いる第七師団から離れ小樽のアシリパのコタンで療養していた谷垣源次郎と、疱瘡で家族を失ったチカパシとともに、アシリパを追いかけ旅をする。
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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ
江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。
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目次 - Contents
- 谷垣源次郎の概要
- カント オㇿワ ヤク サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ
- 谷垣源次郎のプロフィール・人物像
- プロフィール
- 人物像
- 谷垣源次郎の装備・能力
- 武器
- 三十年式歩兵銃
- 村田銃(十八年式単発銃)
- マタギとしての知識と技術
- 知識と能力
- 戦闘技術
- 谷垣源次郎の来歴・活躍
- 入隊から日露戦争終結まで
- 第七師団入隊
- カネ餅
- 戦場にて
- 仇
- 遺言
- 生まれてきた役目
- 軍人と猟師
- 追跡者として
- 白い狼
- 伝説の猟師
- 毒矢
- 受け継がれた「魂」
- 最初で最後の勝負
- 恩人
- 疑惑
- 謀反組の追撃
- 抹殺
- 形見
- 追う者
- 交戦
- 追われる者
- 穏やかな日々
- 出会い
- しばしの別れ
- 役目を果たす旅へ
- 道連れ
- トカチ
- 替え玉の千里眼
- 探しているもの
- 熊除けのおまじない
- 家族だから
- 死装束
- 合流
- 事件
- 犯人
- 助け
- 真犯人を追う
- 最終日
- 姉畑支遁の悲願
- 少女の決断
- 真実を見つけるための旅
- 迫る災い
- 避難
- ラッコ鍋
- 疑心暗鬼
- 囚人の情報
- 暗闇の復讐者
- 網走監獄へ
- 侵入の準備
- 本当の家族に
- 思惑
- 裏切り者
- 樺太の大冒険
- 先遣隊への参加
- キロランケを追って
- 仲間たちとの別離
- 決戦の五稜郭
- 妻と娘と戦友
- 最後の戦い
- 家族と共に故郷へ
- 谷垣源次郎の関連人物・キャラクター
- 二瓶鉄造
- フチ
- チカパシ
- インカㇻマッ
- リュウ
- レタラ
- 谷垣源次郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「コレヨリノチノ ヨニウマレテ ヨイオトキケ」
- 「ラッコ!!」
- 「おお…立派なイチモツだ」
- 谷垣源次郎の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- マタギ猟
- 作者が谷垣源次郎の体格の参考人物を挙げている