岩息舞治(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

岩息舞治のプロフィール・人物像

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。
樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ旅立っていった。
岩息にとっては暴力だけが自分を表現する手段だ。そのため人生のほとんどを刑務所で過ごしている。網走監獄では柔道の達人・牛山とたびたび拳を交え、殴り合いだけなら勝ったこともある。殴ることで自分をわかってもらおうとし、殴られることで相手を理解しようとする。

岩息舞治の装備・能力:強靭な肉体

岩息の強さは主人公・不死身の杉元にもまったく引けを取らない。

岩息は屈強な男との殴り合いに生を見出す。銃や特殊な装備などは持たず、己の拳と頑強な肉体こそが彼の武器だ。

岩息舞治の来歴・活躍

スチェンカ

杉元(下)と決着をつけようとする岩息(上)。

網走監獄からアシリパを連れ去ったキロランケと尾形を追跡し、樺太へ向かう杉元一行。道中、樺太アイヌの少女エノノカと出会い、彼女の犬ぞりで進むことになる。しかし立ち寄ったロシア人の村で犬を盗まれてしまい、取り戻すために「スチェンカ」に参加することになる。
スチェンカとは、正式名称を「スチェンカ ナ スチェンク(壁 対 壁)」という。裸の男たちが数名で向かい合い、至近距離で殴り合うというロシアの伝統的なスポーツだ。そのスチェンカに、「奇妙な刺青をいれた日本人が参加する」という情報を杉元は入手する。刺青の囚人だ。
刺青の囚人、岩息舞治(がんそく まいはる)は拳による暴力こそが自己表現の手段、という性を持った男だ。そのため人生のほとんどを刑務所で過ごした。殴り合いだけなら柔道の達人・牛山に勝利したこともあるという、正真正銘の猛者だ。
岩息はスチェンカ会場で出会った杉元との殴り合いを心から喜ぶが、杉元は殴られすぎてスチェンカの最中に我を失ってしまい、敵味方関係なく暴れ出してしまう。スチェンカは台無しになってしまったが、犬は無事に取り戻すことができた。
殴り合いの中で岩息と心を通わせた杉元は、「あんたは殺したくない」と言って岩息の刺青を剥がずに書き写すことにした。岩息は月島軍曹の勧めで追っ手から逃れてロシアへ向かい、本場のスチェンカをやることになった。

思わぬ再会

流氷の上で再会を果たした岩息(上)と杉元(下)。

杉元たちは岩息と思わぬ形で再会を果たす。北海道の北の果て、流れてきた流氷が大陸への道を作る間宮(まみや)海峡で、ようやくの思いでアシリパと再会した直後のことだった。杉元一行と岩息は同じルートで北上していたのだ。
都会で金持ちになるために家出をしてきたスヴェトラーナという娘に同行して、岩息はロシアへ渡ることになった。その後のことは多くは語られないが、岩息はスヴェトラーナと共に大陸で大冒険を繰り広げたという。

岩息舞治の関連人物・キャラクター

杉元佐一(すぎもと さいち)

『ゴールデンカムイ』の主人公。日露戦争から帰ってきたばかりの退役軍人で、通称「不死身の杉元」。
強靭な肉体で岩息と互角に渡り合った。

renote.net

スヴェトラーナ

樺太の灯台守の娘。田舎の生活を嫌って家出して強盗で捕まり、ソフィア・ゴールデンハンドと同じ亜港(あこう)監獄に収監されていた。
ソフィアと同時に脱獄し、ロシアへ渡って大都市で金持ちになる目標を持つ。
その後は岩息と共に大陸に渡り、大冒険を繰り広げたという。

岩息舞治の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「はあッ☆」

岩息の口癖。嬉しいときやテンションが上がったとき、気合が入ったときなどに目を輝かせて「はあッ☆」と言う。

shuichi
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