白石由竹(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

白石吉竹(しらいしよしたけ)とは『週刊ヤングジャンプ』で連載されている野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。通称「脱獄王」の異名を持つ天才的な牢破りである。脱獄する際は看守を騙す詐術や狭い隙間を通るための関節外しなど、脱獄のための多彩な技術を持つ。体には金塊の隠し場所を描いた刺青が彫られており、同じ刺青が描かれている囚人の皮を集めるとありかが分かるようになっている。金塊の手掛かりとなる刺青を持つ囚人たちを探して、北海道で出会った仲間達と共に旅を続けている。

白石由竹のプロフィール・人物像

出典: kamuy-anime.com

氏名:白石由竹(しらいし よしたけ)
身長:不明
体重:不明
誕生日:3月3日
年齢:不明
出身:南関東
好きなもの:酒・飴・白米・女・金
嫌いなもの:鹿の脳ミソ

性格

酒・博打・女の三拍子が大好きな遊び人。いつもドジをしたり、調子に乗ったりしてしまうが持ち前の明るさでピンチをしのぐことが多い。白石は、全国を回った経験からコミュニケーション能力は高く、近所の家から料理に使う調味料を借りてきたり、街に出ては様々な情報を仕入れてくるのがとても上手である。こんな自由奔放な面が多いが、義理堅いところがあり、杉元達には気に入られている。

女好き

出典: twitter.com

好みの女性に会うと、キメ顔をしてアピールする。

第50話で、札幌の三田火薬銃砲店で買い物をしているときに、杉元が店主に泊まる宿が無いかと聞いた時に美人の女将が1人で管理しているホテルがあると聞きつけた。その時白石は鼻の下を伸ばしながらホテルを招待してもらい、女将の家永カノに会うなりいきなり握手をし、彼女いないとアピールを始める。そのあとは館内をウロウロし、美人女将の尻を追いかけ続けるも落とし穴に落ちて女将の本性を知ってしまう。第60話で札幌から南に約60キロ行った勇払にあるコタン村で、占い師のインカラマッに出会って、ここでも白石は家永の時と同じように自分をアピールして彼女にしようと頑張っていた。だが結局は相手にされず、家永は牛山が懸命に看病したりとサポートを行うし、インカラマッは谷垣ニシパと結婚を約束してしまっているので、白石は全然女性関係は進まない。
第33話で、白石は街でアシリパからもらった鷲の羽を売って遊女から金塊の情報を聞くという名目で遊郭に遊びに行ったが、牛山と遭遇してしまい遊ばず逃げるはめになってしまった。
第165話でウイルタ民族からチンポのお守りを貰ったときに、自分で遊郭に遊びに行っておちんちんを痛めていることを話していた。そのあとアシリパ達と別れて北海道に戻ろうとしたが、網走監獄で杉元にアシリパを守るよう頼まれたのを思い出した。アシリパを守る口実にロシアの金髪お姉ちゃんと遊ぶためと言ってロシアに向かうことにした。

賭け事が大好き

出典: buzz-manga.blog.jp

苫小牧競馬の最終レースで全額をかけて負け、ショックのあまり正気を失っている状態。

白石は遊ぶためなら物を売ったり、博打に手を染めてお金を作り出すのだが、すぐに増えたお金を使ってしまい手持ちが0になってしまうことが多々ある。第33話では鷲の羽根を売って酒一杯を我慢して遊郭で遊ぶお金を作っていたし、第60話では苫小牧の勇払コタン村で、仕掛けで取れた動物がいくらで売れるかと旅の資金についてアシリパが話していると、白石は売れたお金で酒が6升は飲めると自分の楽しみを想像していた。キロランケが、札幌にいた時アシリパからお金を借りて白石が競馬で全額すってしまったことを告白し、杉元たちに怒られていた。札幌での競馬のことがあったのにも関わらず、現在地の苫小牧にも競馬場があるためインカラマッの占いを使って賭けをしようとしていた。今回はアシリパにお金を借りることなく、黙って貯めたヘソクリでインカラマッの言われた通りにお守りと馬券を買って当てていた。ついに最終レースとなり、白石は儲かって増えた全額をかけて大儲けを狙ったが、馬の狙いを外し全部パーにしてしまい白石はショックのあまり金持ちになった幻想に浸りながら舞を踊っていた。
樺太に渡ったときに海で食料のトドを捕まえたが、途中樺太アイヌ人が声を掛けてきてトド肉を売って欲しいという話だった。その話を聞いた白石は、買い手に一生懸命高く買ってもらえるように値段交渉をしていたが、うまく返事をもらえず悔しそうにしていた。お金が絡むと白石は目の色を変えて必死になる男であった。

白石由竹の装備・能力

脱獄道具

胃の中には剃刀の刃やマッチなどの様々な脱獄道具が隠されており、主なものは剃刀の刃・大きな釘・実包(実弾)・チンポのお守り・飴ちゃんを持って、捕まった時にはすぐ取り出して使えるように準備している。
剃刀の刃は、第6話「迫害」で白石が杉元とアシリパの罠にはまった時、くくられていた紐を切り落とす時に使い、杉元達から逃走を図っている。
大きな釘は、普段は袖に仕込んで持ち歩いている。第37話で牛山に捕まりそうになった際、自分で関節を外して拘束から逃れてこの釘で反撃した。しかし牛山は額に釘を突き立てられながらも全く怯まず、何事も無かったように自分でそれを抜いていた。実包(実弾)は脱獄用に飲み込んで隠し持っていたが、白石が杉元達の罠から逃走して極寒の川に白石と杉元二人が落ちた後、暖をとるために白樺の木に実包を打ち付けて火を起こした時に使われた。
第165話で「チンポのお守り」を治療に使うお守りとしてウイルタ民族から授かった。首から下げて自分のチンポの痛みを取るためと非常時の道具として使われていた。第184話で、流氷原を移動している途中で尿意を感じて用を足しにいくが、流氷が割れて海に落ちそうになる。慌てて「チンポのお守り」を流氷に刺して踏み止まろうとしたが折れてしまい、落ちる寸前に杉元に助けられ急死に一生を得た。
飴ちゃんの使い道は第47話で、アイヌの着物を作る時に樹皮を織って作るシーンがあり、その時に木に対して感謝の捧げ物として使った。第68話では、毒槍を作るときの毒を固定する松脂の代わりに飴を使っていた。

関節外し

第18話で白石が肩を外して、動物の脂を体に塗りたくって第七師団の兵舎に潜り込んだシーン。

白石は「脱獄王」の異名を持つ天才脱獄犯と呼ばれているが、なぜそんなに脱獄が出来たか。特異体質を持っているからで、肩関節などを外して狭い場所も簡単に通り抜けてしまう。ある監獄では狭い視察孔(囚人を観察する窓)から肩関節を外して抜け出したことがある。
第15・16・17・18話で杉元が第七師団に捕まり、兵舎に収監された。白石はアシリパの頼みで杉元を兵舎から救出する手助けをしに、体に動物の脂を塗りつけて関節を外して兵舎に侵入した。このように脱獄で培った技を、仲間の救出を行うために使ったおかげで杉元達から信頼をしてもらえるようになった。
第133話では網走監獄からウイルク(アシリパの父)に会うために杉元と白石は潜入したが、独房には偽のウイルクしかおらず、しかも内通者の看守に裏切られてしまい潜入がバレてしまった。2人は独房の地下から外への通路を使って脱獄しようとした、白石は関節を外して出れたが、杉元は出来ないので置き去りになってしまった。杉元は白石にアシリパを探して、監獄の正門に行くように頼んだ。関節を外せることでピンチな状況を任せてもらえるようになった白石だった。

白石由竹の来歴・活躍

白石はよく動物に頭を噛まれる

出典: ameblo.jp

白石は野生動物などによく頭を噛まれているシーンがある。最初は第17話で消えた杉元を探しにアシリパがレタラ(白い狼)が街に出たら白石にたどり着き、白石がアシリパにびっくりしながら「アイヌのガキだ」と言った時にアシリパを守るためにレタラがお仕置きで頭を噛み、そのあと杉元探しから白石逃げた後またレタラに噛まれて捕まっていたのが最初のシーンである。
第28話は、二瓶鉄造と杉元が戦っている間に白石が二瓶の落とした銃を拾おうとしたら、番犬に銃を取られていたので無理矢理取ろうとしたらまた頭を噛まれてしまったが、なんとか銃を奪い取ることができた。
第36話は、雪山でご飯にするタヌキを捕獲した時に、杉元に「タヌキは死んだふりをするから気をつけろよ」と言われていたのに仕掛けから外そうとしたら頭を噛まれて貴重な食材を逃してしまった。みんなに「白石は役に立たないな」と散々な言われようであった。
第77話では、夕張の山奥の川でカワヤツメ(ヤツメウナギ)を食べるために漁をしていたら、白石が川に落ちて立ち上がったら頭にカワヤツメが吸い付いていて体液を吸われていた。

脱獄をする理由:恋心を抱いたシスター宮沢を追いかけるため

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マンスール(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

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マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

インカラマッ(ゴールデンカムイ)の徹底解説・考察まとめ

インカラマッとは、『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、占いで生計を立て北海道を旅するアイヌ女性。少女の頃にアシリパの父ウイルクと交流があり、金塊争奪戦の渦中にいるアシリパの周囲に現れる。目的を明かそうとせず、周囲を占いで惑わすような行動を取るため、その存在を怪しまれている。鶴見中尉率いる第七師団から離れ小樽のアシリパのコタンで療養していた谷垣源次郎と、疱瘡で家族を失ったチカパシとともに、アシリパを追いかけ旅をする。

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