宇佐美時重(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。第七師団の初期メンバーの一人で階級は上等兵。かなり腕が立ち、丸腰で武器を持った複数人の殺人犯を返り討ちにしてしまう程。鶴見中尉に心酔しており、恋愛感情にも似た忠誠心を持つ。最期は元第七師団の尾形に狙撃され、胸を撃ち抜かれて致命傷を負う。それでも尚、今際の際に鶴見中尉に刺青人皮と重要情報を伝えて息絶えた。

宇佐美時重のプロフィール・人物像

性別:男
出身:新潟県新発田
職業:大日本帝国陸軍第七師団上等兵
特技:柔道を主体とした格闘術、射精で連続殺人犯の犯行を推理する
性格:鶴見中尉への偏執的忠誠
CV:松岡禎丞

宇佐美時重(うさみ ときしげ)とは、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物で大日本帝国陸軍第七師団の上等兵である。第七師団のトップである鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)中尉に心酔しており、忠実な部下として活躍した。

漫画『ゴールデンカムイ』は、のっぺらぼうと呼ばれる網走監獄に収監されていた、アイヌの男が仲間を殺して大量の金塊を隠した事から始まる。のっぺらぼうはその金塊の在処の暗号を、同じ監獄にいた24人の囚人に刺青として彫り込んだ。24人の囚人達は脱獄し、北海道中に逃亡した。本作ではその24人の囚人の刺青を狙って様々な組織や人が行う、命を賭けた争奪戦を描いている。宇佐美が所属する第七師団はその金塊を狙う勢力の一派である。

丸坊主に、大日本帝国陸軍の制服。銃剣と歩兵銃を装備している。最も特徴的なのがM字型の整った唇の両端の左右対称にあるホクロである。後に鶴見によって棒人間が左右に走る落書きがホクロにされ、宇佐美自らその落書きを入れ墨にして消えないようにしてしまった事で彼を象徴する特徴となる。

常に温和な笑みを浮かべ、口調も丁寧である。しかし、その言動は周囲の空気を全く読まない身勝手なものばかりであり、鶴見以外の上官に向かって平気でその上官が嫌いである事を言い放つ程である。また人を殺した後何事もなかったかのように血塗れで目標を追いかけたり、話しかけてくるのでかなり不気味である。鶴見に対しては幼少時から恋愛感情にも似た忠誠心を抱いており、自らを鶴見の「駒」であると豪語するほどである。一方で嫉妬深く、鶴見が宇佐美の目の前で他の人間を褒めたりするとその人間を執拗に敵視する。その嫉妬は凄まじく、幼少時には鶴見に褒められた自身の親友を嫉妬心から殺してしまう程。丁寧な口調で人を殺し、目を爛々と輝かせて冷徹に目的を遂行していく様は恐怖を抱かせてくる。

また変態である。温泉に入った際は第七師団の仲間の前で自らの股間を打たせ湯に打たせてよがったり、刺青の囚人を探索するために上官の目の前で自慰を始めたりする。

第七師団を率いる鶴見は樺太に独立国家を建国する事を目的に行動している。第七師団は中央軍部の意向を無視して独断で活動しており、中央からのスパイや金塊を狙う他の勢力とは敵対する関係にある。宇佐美は第七師団の一員として活動している為、こういった諸々の勢力と戦っていく事になる。また宇佐美が心酔している鶴見は目的の為ならばあらゆる手段を使う人間である為、圧倒的な装備と軍事力で暴力的に金塊を狙う事が多い。宇佐美は積極的に鶴見の為に行動するので、容赦なく敵を殺したり痛めつけたりする。そこに良心の呵責等の迷いは一切なく、スパイだった仲間を痛めつけたり、平然と人を銃剣で突き刺したりとかなり冷徹である。

強い忠誠心

度を越えて鶴見に心酔しており、恋愛感情にも似た強い忠誠心を持っている。歳は離れているが、鶴見とは同郷で、幼い頃から彼に一方的な憧れを抱いていた。鶴見が一時的に故郷の新潟に帰郷した際には、暇を見つけては鶴見に会いに行っていた。大人になって第七師団に入り、鶴見の忠実な部下として活動している。初登場時は鶴見の命令で網走監獄に潜入し、武器庫の在処を探るというスパイを行っていた。この時は網走監獄側に気づかれてスパイは失敗してしまう。後に鶴見に失敗を責められ、罰として宇佐美の特徴である左右対称の両頬のホクロに万年筆で落書きをされてしまう。しかし、宇佐美は鶴見に叱られている事に興奮し、顔を赤らめていた。またこの時に鶴見に書かれた落書きが消えないように、宇佐美はその落書きを入れ墨として彫ってしまった。以来、宇佐美の両頬の左右対称のホクロは独特になっている。それ程、鶴見に心酔している。

鶴見は圧倒的なカリスマ性で第七師団の部下を率いて行動している。宇佐美と同じく鶴見を慕う忠実な部下が複数人いる。

鶴見という人間は残酷で何を考えているのか分からない不気味な人物である。表面上は部下を深く愛する上官であるが、必要とあれば部下を駒として切り捨てる。また、欺いてでも必要だと判断した人間を取り込もうとする。相手の心の隙間に入り込んでいくかのように甘い言葉をかけ、相手を理解し、相手が一番喜んだり救われるような嘘で相手を垂らし込む。一方で裏切り者や敵に対して一切容赦がなく、平然とカミソリで鼻や耳を切り落とす。宇佐美は鶴見の非情さや人心掌握術の嘘を見抜いており、その上で鶴見への忠誠心を抱いている。宇佐美は自分を含めた鶴見の周りの人間は皆「駒」であると語り、自分が駒として使い捨てられる事すら厭わない。たとえそれがいつか使い捨てられることになるのだとしても、宇佐美にとって“自分が惚れ込んだ鶴見という男の一番の駒”であることは何よりの誇りであり喜びである。

苛烈な嫉妬心

鶴見への恋愛感情にも似た忠誠心を抱く一方で、宇佐美は苛烈な嫉妬心を持つ。鶴見が宇佐美の前で他の人間を褒めたりするとその人間に猛烈に嫉妬する。具体的には付きまとってネチネチと嫌味を言ったり、場合によってはその人間を殺してしまう。その様子は恋する乙女が、意中の男性に嫉妬するかのようである。幼少時には鶴見に褒められた親友の高木智春(たかぎ ともはる)を嫉妬心から殺している。この時は鶴見の機転で、鶴見の乗っていた馬に蹴られて宇佐美の親友が死んでしまったという事故として片付いた。しかし高木は当時の鶴見の上官の息子で、この一件で鶴見はその上官から逆恨みされて第二師団(新潟に本拠を置く大日本帝国陸軍)から遠ざけられ、第七師団(北海道に本拠を置く大日本帝国陸軍)の月寒に左遷(転属)されてしまった。「飼い犬に手を噛まれる」という諺のように、対応を間違えると嫉妬に狂って鶴見にすら危害を加える危うさを忠誠心と共に併せ持つ。

宇佐美時重の装備・能力

ハンマー

網走監獄にスパイとして潜入していた時に使用した。網走監獄の監獄長、犬童典獄(いぬどう てんごく)に宇佐美はスパイである事を見抜かれ、処刑されそうになる。犬童は部下の門倉利運(かどくら としゆき)に命じ、囚人のニ人に家畜小屋で宇佐美を襲わせた。門倉は看取長を務めており、宇佐美に看守の仕事を教えていた人物である。犬童からは無能扱いされていたが、その実態は網走監獄に忍び込んだ土方のスパイであった。

門倉が宇佐美を囚人に襲撃させた際、宇佐美が持っていた軍刀をコッソリと門倉は隠した。その為、宇佐美は丸腰でハンマーを持った囚人二人と戦う事になる。しかし宇佐美は圧倒的な強さを見せ、囚人の一人が持っていたハンマーを奪い取り、襲い来る囚人を次々と殴りつけて倒していった。反撃を受け、動けなくなった囚人二人を宇佐美は更にハンマーで何度も殴打し殺害した。

特徴的なホクロ

網走監獄にスパイとして潜り込んだ宇佐美。彼の目的は網走監獄の武器庫の在処を探る事であった。しかし途中で気付かれて止む無く撤退する。その事を後日鶴見に叱られ、罰として両頬の左右対称のホクロを頭に見立てた棒人間の落書きをされてしまう。二人の棒人間を模したホクロが互いに一生懸命走るが、決して二人が一緒になることはないというストーリーを持つ落書きである。宇佐美自身は鶴見に叱られ、落書きをされた事に興奮して喜んでいた。また鶴見に落書きをしてもらったあまりの嬉しさにそのまま入れ墨を彫り、一生消えないようにしてしまった。宇佐美のトレードマークとも言える特徴的なホクロである。

「雷」型駆逐艦

網走監獄を襲撃した際、宇佐美を含めた第七師団が使用した。船底が浅い為、網走川等の河川でも使用が可能。網走川河口から一気に網走監獄を強襲し、砲撃で網走監獄の頑丈で巨大な塀を吹き飛ばした。第七師団突入後は照明弾を打ち、夜の網走監獄を照らし出して後方支援を行った。

元々は大日本帝国海軍に配備されているものだが、第七師団に所属する鯉登音之進(こいと おとのしん)少尉の父親でもある大日本帝国海軍少将・鯉登平ニ(こいと へいじ)の協力により、一時的に第七師団の戦力になった。

鯉登少将は息子同様、鶴見に心酔しており、そのコネで第七師団に協力した。鹿児島弁を話し、語尾に「モス」を付けて話す。

史実では大日本帝国からイギリスのヤーロー社に発注され、1899年から軍務に就いた。日露戦争でも活躍している。イギリス海軍のB型駆逐艦をベースに製作された。兵装は40口径7.6cm砲×1門、40口径5.7cm砲×5門、45cm単装魚雷発射管×2基となっている。『ゴールデンカムイ』本編では40口径7.6cm砲が一隻に三門配置されており、メインで使用された。

三十年式歩兵銃

大日本帝国陸軍の標準装備の一つ。狙撃から接近戦まで幅広く使われている。第七師団だけで無く、杉元佐一(すぎもと さいち)も使用している。杉元は「不死身の杉元」の異名を持ち、どんな傷を負っても死なず、圧倒的な強さで敵を倒す本作『ゴールデンカムイ』の主人公である。

帝国陸軍の代表的なメイン兵装である。日露戦争でも活躍した。

宇佐美も例に漏れずメイン兵装として使用している。銃床で相手を殴りつけたり、着剣して相手を貫いて殺したりと射撃だけで無く格闘においても使用される。第七師団の一員として戦闘する機会の多い宇佐美とよく一緒に登場し、頻繁に使用された。まさに宇佐美を始めとした軍人の相棒とも言える武器である。

銃剣

大日本帝国陸軍の標準装備の一つ。銃につけて使用する事もあれば、そのままナイフのように使う事もある。宇佐美は状況に応じて使い分けていた。

都丹庵士の部下に対して、歩兵銃に取り付けて使用した。後ろから突き刺し、重傷を負わせている。また、病室のベッドに横になっている尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)に対しては銃に取り付けず、ナイフのようにして刺し殺そうとした。尾形は宇佐美と同じ上等兵である。狙撃の名手で杉元と対決し敗北。冬の川に流されて低体温症になっていた所を救助され、入院していた。実は第七師団内で鶴見に対して造反を企てている「造反組」の一員。宇佐美はその事を見抜き、尾形を問い詰める為に病室を訪れていた。

柔道

親友の高木と組み合う宇佐美

宇佐美の持つ体術。幼少期に道場に通い、鍛え上げた。腕前はかなりのものらしく、軍人の息子である親友の高木は宇佐美に一度も勝てなかった。

札幌麦酒工場で牛山辰馬(うしやま たつま)と組み合った際には牛山に投げられてしまった。牛山は24人の刺青の囚人の一人であり、柔道の達人である。

射精

7jaoiro106
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@7jaoiro106

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いご草(いごぐさ)ちゃんとは漫画『ゴールデンカムイ』に登場する人物である。第七師団で鶴見篤四郎の腹心である月島基の幼馴染で元恋人である。将来を誓い合う仲だったが、両親に騙され、三菱財閥幹部の息子と結婚。東京へ移住し、幸せな家庭生活を送る。だが真実を知らない月島は、実の父親が「彼女を殺した」と誤解し、父親を殺害して死刑囚となってしまう。いご草ちゃんは月島にとってかけがえのない存在だった。それに目を付けた鶴見は彼女の存在を利用し、月島を忠実な部下に育て上げ、共に金塊争奪戦に身を投じていく。

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門倉利運(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

門倉利運(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。

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マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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