姉畑支遁(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

姉畑支遁(あねはたしとん)とは、『週刊ヤングジャンプ』で連載の野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の作品に登場する人物。刺青の囚人のうちの一人であり、動物学者。動物、植物をこよなく愛し、研究している。だが嫌がる動物を無理矢理犯したり植物を傷つけて射精するなど異常な性格の持ち主。自分の欲望のままに行為をしたにも関わらず、行為後は大変後悔をする。そして自分が犯した動物や植物に責任を一方的に擦り付け動物は殺害、植物はナイフで傷をつける、とかなり独善的で身勝手な行動をする。

姉畑支遁のプロフィール・人物像

性別:男
出身:不明
年齢:不明
特技:動物観察
好きなもの:動物
性格:穏やか、二面性
登場話:108~113話

CV:堀秀行

姉畑支遁(あねはたしとん)とは、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物で24人の刺青囚人の一人である。夏の北海道釧路で登場した。

自然をこよなく愛している丸メガネをかけた丁寧口調の一見すると大人しい人物。いつも目を純粋な子供のようにキラキラと輝かせて嬉々として動物観察を行う。その姿は子供が夢中になって遊んでいるように見える。純粋な動物に対する知的好奇心を持つ学者としての顔を持つ反面、動物を強姦するという性的倒錯者の側面を持つ。対象は動物だけでなく動物が開けた木の穴等植物も性的範囲の様子。監獄に収監される前は家畜をあちこちで殺しまわった挙句、牧場主に見つかりその牧場主に逆上し、大けがを負わせて逮捕され、網走刑務所に収監される。そこでのっぺらぼうに金塊の在処を記した刺青を掘られた後に脱獄。金塊争奪戦のターゲットにされている。

108話の初登場時は北海道の大自然を観察しその美しさに感動していた。そんな折に若い雄鹿を発見する。その幻想的な美しさに感動し涙を流していた。次のコマでは全裸になりその若い雄鹿を強姦していた。行為を終えた後に自分のしたことに自己嫌悪し、その雄鹿をメッタ刺しにして殺害しその死体を打ち捨てた。穏やかで自然の美しさに感動するような素晴らしい人格者のように思わせつつ、動物を強姦するという異常性を発揮した。更に自分の行為を嫌悪して犯した動物を一方的に憎悪して殺害して打ち捨て、無かったことにするといった自分勝手で独善的な狂気を孕んでいる危険人物である。

109話では鳥が穴を開けた木に性器を挿入して強姦する。行為が終わり、自己嫌悪に陥ってその木を切り倒して燃やそうとしていた所で谷垣一行と遭遇。その場では動物の調査をしていたという言い訳で切り抜け、豊富な動物への知識でチカパシと仲良くなる。子供のチカパシが懐いた事で谷垣とインカラマッは油断し共に野宿することになる。その時に谷垣の猟銃と弾薬を盗み出し逃亡。結果的にこの行為が原因で姉畑の凶行が谷垣に擦り付けられ、谷垣がアイヌの人々の怒りを買う結果を生んでしまう。当の姉畑はそこまで狙って盗んだのではなく、より動物を確実に捕えるために盗んだ、という自分の欲望の前では他人の事はどうでもいいという身勝手な一面を見せた。それからも自分の欲望のままに鹿を強姦し殺すという行為を行っていた。

殺した鹿をアイヌの人に見られた時は後ろから殴りつけて気絶させて逃亡する。自分の都合が悪くなれば例え人であっても躊躇なく殴りつける暴力的な性格が垣間見える。ただし、とどめを刺して人間を殺すという事はしていない。収監された理由も「牧場で家畜を強姦していた所を牧場主に見つかり牧場主に大けがを負わせた」という、人殺しではなく傷害で収監されている。あくまでも「美しい動物を犯したい」という自分の都合にしか興味がない。

110話でいきなり木の上から下半身丸出しで飛び降りて下にいた鹿に抱き着くという大胆な登場をする。結局逃げられてしまうがその後も川に飛び込んでイトウ(魚)に抱き着いたり逃げるキタキツネや鶏を下半身丸出しで追いかけたり、様々な状況下、様々な動物を全力で追い掛け回す奇行を披露する。「手負いにしないで本当に仲良くなれた時の快感には代えがたい」という理由から谷垣から奪った猟銃は使わずにいた。ただ、以前姉畑は猟銃で鹿を撃っている。犯す前に撃ったのか犯してから撃ったのかは描写されていないが「動物と仲良くしたい」というのはただの自分への言い訳で、動物達と触れ合った後に犯す気満々である。でなければ下半身丸出しで性器を露出させたまま山野を走り回ったりはしない。あくまでも自分は自然を愛し、動物と友好的に仲良くしている心優しい人物であるという自分への評価を守りつつ、動物を強姦したいという相反する欲望を持っている。そのため自分への評価を損なうような「動物を強姦する」という行為をした後に殺害して打ち捨てて無かった事にして、自分への評価を守っている。自己保身のためには何でもする一面を持つ。
尚、この話では谷垣の回想で姉畑がヒグマに強い興味を持っている事が判明。自分の欲望の為なら自分の命すらも厭わない勇敢さを見せている。

111話。
自分が強姦して殺した鹿の死体を使ってヒグマをおびき寄せようとするも、死体が消えていた。これはアイヌの人々が鹿を弔ったからである。仕方がないので新しく死体を作るべく湿原に向かい、そこでエゾシカの親子に出会う。豊富な知識を披露しつつ隠れて観察する。そうかと思うと観察している内に発情しエゾシカの親子に下半身丸出しで襲い掛かる。そして子供を守ろうとするエゾシカの母親に前足でボコボコにされて逃亡してしまう。イトウを捕まえて内臓を出して匂いでヒグマをおびき寄せようとするも雨で失敗する。試行錯誤を繰り返していると雌のヒグマの糞を見つける。これに歓喜し嬉々として体に糞を塗りたくる。糞をつけることで発情期の雄の警戒を緩めようと画策していた。更にアイヌの狩猟法を参考にして松の枝を蓑のように身に着けて準備をする。そして遂に湿原で雄のヒグマを発見する。
学者というだけあって知識が豊富だ。動物の習性や生活リズム、行動パターン等を知り尽くし論理的に思考する能力が高い。異常な性癖のせいで狂気じみた行動を取っているもののよくよく観察してみると学術的な知見に基づいた合理的な行動である。ただ単純に動物を強姦するというのではなく深く観察し、勉強し知識を持った上で動物を強姦する。行動はかなり危険だが自然への愛情は常人以上である。しかし自然と文化に愛情と尊敬を抱いている一方で、そういった美しいものと自分を比較してしまい自己嫌悪に陥ってしまう。その証拠に、112話で姉畑が動物を強姦するのはもこの美しい自然と一つになりたいという欲求からくるものだった事が判明する。美しいものと一つになりたいという強くて異常な想いが彼を獣姦という結果に結びつけてしまい、それがまた彼を自己嫌悪に陥れて耐え切れずに犯した動物を殺してしまったのだ。

112話で遂に不可能に思われていたヒグマを犯す事に成功する。しかし113話でそのまま死んでしまった。杉元一行は敵でありながらヒグマの強姦を成し遂げたその光景に皆唖然としていた。行動自体は異常で自分勝手なものだが自分の欲求のために信念を貫いて死んでいった。大人しそうな人物が異常で倫理的にアウトな事をやりたい放題やった挙句に偉業のような事をやり遂げて死んでしまうという不思議な人物が姉畑支遁である。

姉畑支遁の装備・能力

どんな困難にも諦めずに立ち向かう姉畑支遁

木を切ろうとした時に使用した鉈

鉈で木を切ろうとしている姉畑

初登場時、犯した鹿を自己嫌悪から殺害した時に使用。めった刺しにして殺した。
クマゲラが穴を開けた木を犯した後に、自己嫌悪から切り倒そうとしたときに使用した。その時は谷垣一行と遭遇したことから木を切り倒せなかった。

盗んだ谷垣の銃

猟銃を肩にヒグマへ臨む姉畑

正式名「村田銃」。

前の持ち主は24人の刺青囚人の一人、二瓶鉄造の愛銃。銃床に7本の小さな傷が刻まれている。谷垣にとって二瓶は自分を兵士からマタギに戻してくれた恩人である。使いやすい連射式の銃ではなく単発式の本銃を使用しているのは、谷垣の二瓶の意志を継いだという覚悟の現れである。
二瓶は生粋の猟師であり、狩猟に対して独特の信念を持つ人物であった。その腕前はかなりのもので、谷垣と出会ったアイヌの人曰く、10年前にアイヌの人々と共に狩猟をした時には「腕が良すぎてヒグマがこの土地からいなくなるかと思った」と言わしめる程。そのためアイヌの人に強烈な印象を与えた。ただ、その事が裏目に出てしまう。姉畑支遁がこの銃を奪って動物を惨殺したために、この銃の現在の持ち主である谷垣に濡れ衣が着せられてしまう。

姉畑が凶行にこの銃を使ったのは最初だけで後は木に立てかけられたり、背負われているだけだった。結果的に姉畑支遁は死に、銃は谷垣の元に帰ってきた。

クマゲラの知識

谷垣一行と遭遇した時に披露した知識。このお陰で谷垣一行の不信感を有る程度取り除き、自分が学者で自然の調査をしているという事を信じ込ませる事が出来た。更に子供のチカパシと触れ合うためのきっかけにもなった。

カモシカの知識

谷垣一行との野宿の時に披露。マタギの谷垣はカモシカについて詳しく知っていた。その会話の中で姉畑は鹿が山を下りて湿原や草原の方へきているものが多いという情報を谷垣から知る。更にそこに熊もいるという話を聞き強い興味を示す。

エゾシカの知識

湿原でエゾシカの親子を発見した時に披露した。夏に草原や湿地帯に来て出産するエゾシカが多く、生まれたての小鹿を狙ってヒグマがやって来るという知識を持っていた。この事からエゾシカの親子を観察しヒグマを待つ作戦を思いつく。しかし、あまりにもエゾシカが可愛いので興奮しすぎて襲い掛かった所を親鹿に前足でボコボコにされて逃亡してしまう。優秀な頭脳を持ちながら劣情を抑えきれず十分に発揮できなかった。

ヒグマの知識

ヒグマの嗅覚の鋭さを知っていた。この嗅覚の鋭さを利用してヒグマを誘き寄せようと画策する。最初は自分が強姦して殺した鹿の死骸の匂いを利用して誘き寄せようとするも死骸が無くなっていて失敗してしまう。新しい死骸を用意するべく湿原に向かうも前項のエゾシカに殴られて逃亡してしまう。次にイトウを捕まえて腸を取り出し、その匂いでヒグマを惹きつけようとするも、雨のため匂いが遠くに広がらず先に鳥に食べられてしまうと判断し断念する。失敗続きでありながらも姉畑は諦めずに前進し続ける。

ヒグマの糞を発見し、姉畑は大喜びする。糞の周りの足跡と糞の大きさから雌のヒグマのものであること、更に発情期の雄が近くにいる可能性を瞬時に分析する。何の躊躇も無く体中に喜びながら糞を塗りたくった。この行動は発情期の雄のヒグマの警戒を和らげようという考えから。服が汚れようとお構いなしである。最後はランボーのフェイスペイントよろしく糞を擦り付けてヒグマとの遭遇に意気込む。

アイヌの狩猟法から松の枝を蓑状に着る事を発案。こうすることでヒグマにかなり接近できるかもしれないという仮説を立てる。そうこうしているうちに雄のヒグマを発見する。このヒグマは湿原で昆虫を食べていた。
姉畑はあえて風上からヒグマに近づくことで雌のヒグマの糞の匂いを嗅がせて、自分の存在を気付かせるという戦法を取る。予想通りヒグマが気付いて姉畑に接近する。驚かせないようにヒグマと同じように昆虫を生で食べ始める。そうして警戒されないようにした努力が功を奏し、ヒグマと触れ合えるまでに近づくことに成功。ただ、この後ヒグマと触れ合おうとするも餌と認識されたのか、食われそうになる。

姉畑支遁の来歴・活躍

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門倉利運(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

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門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。

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マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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