アンナチュラル(Unnatural)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。

画像右側:三澄夏代

演:薬師丸ひろ子【特別出演】
ミコトの実の父親の妹でミコトの母親。無理心中で家族を亡くしたミコトを引き取り、本当の子供のように育てる。竹を割ったような性格でミコトとの母娘関係は良好。坂の下法律事務所で弁護士の仕事をしていて、昆虫博士の夫は長期の海外遠征中。

三澄秋彦(みすみ・あきひこ)

演:小笠原海(超特急)
ミコトの弟で従弟。予備校「明陵ゼミナール」で講師の仕事をしていて、責任感が強く真面目な性格。ミコトからは「秋ちゃん」と呼ばれていて姉弟の仲は良好。両親は仕事で忙しくミコトと過ごす時間が多かったため、お姉ちゃん子として育った。ミコトが「雨宮の事件のこと(無理心中事件)」のことで、他人に壁を作っていることをちゃんと理解している。

宍戸理一(ししど・りいち)

演:北村有起哉
ネタを週刊誌に売って生活している謎のフリー記者。汚い手を使ってでもネタを手に入れる悪名高い記者で、フォレスト葬儀社の木林からは「マスゴミ(ゴミのようなマスコミ)」と呼ばれている。

毛利忠治(もうり・ただはる)

演:大倉孝二
UDIラボに死体の解剖を依頼している西武蔵野警察署の刑事。権力を盾に横柄な態度を取ることもなく、UDIラボメンバーの事件の調査に対して便宜を計ってくれている。中堂にいつもひどいことを言われているため中堂を目の敵にしているが、ミコトたちとは良い協力関係。

向島進(むこうじま・すすむ)

画像一番左:向島進

演:吉田ウーロン太
西武蔵野警察署の刑事で毛利の部下。毛利とは相棒として一緒に仕事をしている。UDIラボメンバーの聞き取り調査中にミコトたちの事件の推理に乗せられることが多く、よく毛利に突っ込みを入れられる。

門松(かどまつ)

画像の真ん中:門松

演:今井隆文
末次の同僚で週刊誌『週刊ジャーナル』の記者。もじゃもじゃ頭でメガネをかけている。

糀谷夕希子(こうじや・ゆきこ)

演:橋本真実
中堂の亡くなった恋人で、絵本作家をしながら中堂と知り合った定食屋で働いていた。8年前にスクラップ置き場で他殺体で発見される。中堂が勤務している日彰医科大学に身元不明の遺体として運ばれ、当番医だった中堂が解剖した。死因はニコチン中毒で口の中には“赤い金魚”の印があった。犯人は現在も逮捕されていない。

第1話のゲスト

関谷聡史(せきや・さとし)

演:福士誠治
3年間、ミコトと付き合っていた。自分の両親にミコトを紹介しようとしたが、両親に来てもらった席にミコトが仕事で遅刻したのをきっかけに別れる。距離を感じていたミコトと結婚した未来が想像できないのが別れた理由だった。

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