龍が如く5 夢、叶えし者(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く5 夢、叶えし者』とは、セガゲームスが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第5作目に相当する作品である。キャッチコピーは「その生き様に 男たちの血が騒ぐ」。本作は前作『龍が如く4』で桐生一馬と仲間たちが東城会と上野誠和会の抗争事件を解決した後、日本各地を舞台に起きる極道たちの動乱の物語を描いており、新たな主人公に品田辰雄と澤村遥、さらに物語の舞台に大阪、福岡、名古屋、北海道が追加されているのが特徴となっている。

CV:野中藍

大阪芸能所属のアイドルユニット「T-SET」のメンバー。
相方のまいと同じく歌唱、ダンスともにその実力はトップクラスであり、さらに愛嬌があって温かみのあるルックスから男性ファンからの支持が高い。
さらにまいと同様に意地の悪さがあり、彼女と共に遥に嫌がらせをしてくるが、まいほど遥を目障りに感じていないようで、根も優しいため枕営業を強要されそうになった遥を助けたことがある。

かつてはまいと共にダイナチェアに所属していたが、まい同様朴のやり方についていけずに勝矢の誘いに乗って大阪芸能に移籍した過去を持つ。プリンセスリーグでの決勝戦での対戦を通じて遥の実力と気概を認め、和解した。

堀江博(ほりえ ひろし)

CV:高塚正也

ダイナチェアの社員で遥のマネージャー。
人当たりが良く、年下の遥に対しても気さくかつ誠実に接することから、彼女からも頼りにされている。そして、アイドルは人々に夢と希望を与える存在だと信じており、自分もファンとしてアイドルを愛しているからこそ、アイドルをサポートできる自分の仕事に誇りを持っている。

仕事における詰めの甘さを朴から厳しく注意されることもしばしばだが、マネージャーとして遥をメジャーデビューさせてやりたい気持ちは本物であり、ライブやテレビ出演など各方面に地道な営業活動を行い続けている。
そして後に朴が謎の死を遂げたことについても、自殺という警察の断定に疑問を持っており、彼女の死の真相を追う遥、そして秋山に協力する。

山浦美沙(やまうら みさ)

CV:永島由子

ダイナチェアの社員で遥のボイストレーナー。
かつて歌手として名を馳せていた過去を持ち、その時の経験を活かしてボイストレーナーとして活動しており、その実力は関西でもトップクラスと言っていい腕前を誇る。

朴の死の後は遥のマネージメントと、彼女が出演するコンサートの運営を一挙に引き受けることになり、さらに遥と和解したまいとあずさが新ユニットを彼女と共に結成した後は、3人を相手にボイストレーニングの指導を行うなど三面六臂の働きを見せる。

荻田冠(おぎた かん)

CV:竹内良太

関西で活動するフリーのダンストレーナー。
遥のダンストレーナーを担当しており、彼女をプリンセスリーグで優勝させ、さらにアイドルとしてメジャーデビューさせることも目的に入れて、毎日のように厳しく指導している。
自分の厳しい指導に必死についてきている遥を見て、彼女にも才能があることを認めているが、デビューさせるには時間が無さすぎる(当初は1年がかりで遥を育てる話だったが、朴によって半年に予定を前倒しにされている)ことで歌やダンスのどちらかに絞るべきだと朴に何度も主張していた。

しかし、結果的に朴に聞き入れてもらえず、ある日ダンスの指導について口出しをされたことで口論に発展する。ついには朴に対して「糞ババァ」と暴言を吐いたことでダンストレーナーを解雇された。
さらにこの頃には闇金融に多額の借金をしており、仕事を失って首が回らなくなってしまったところで金井と出会い、彼に借金の帳消しをする条件として朴が持っている真島の手紙を奪うよう依頼される。

夏川アカリ(なつかわ アカリ)

CV:財津慶子

遥の通う高校の同級生で、彼女の隣の教室のクラスメイト。ダンスが大好きで、将来の夢として振り付け師を目指している。遥と出会って、彼女にダンスの楽しさを教えたことで友達となった。
自らのダンスの腕を高めるべく、蒼天堀にやってきたクリスティーナに弟子入りを志願する相手にしてもらえず追い返された。その後は朴の命令を受けてクリスティーナを探していた遥と出会い、彼女を連れてクリスティーナの元へ再び向かってダンスを披露する。

しかし、遥だけがクリスティーナに取り合ってもらい、さらにクリスティーナから「君のダンスは機械のようだ」と酷評されたことに絶望する。その後は自暴自棄になって振付け師の夢と共にダンスを捨てかけるが、遥とダンサー仲間たちの説得を受けて踏み留まり、一念発起にダンスバトルサミットに参加する。そしてサミットで見事特別賞をもらい、振り付け師の夢への道を本格的に歩み出す。

クリスティーナ

CV:小原雅人

遥の前に現れた流れ者のダンストレーナー。
表舞台に出ることは少ないが、かつて数々のスターのダンスレッスンを指導して成功したことがあり、業界では伝説のような存在として有名である。
また、金や権力に一切の興味がなく、自分が興味を持った、あるいは才能があると確信したダンサーやアイドルにしか指導をすることがない。

蒼天堀を訪れてひとり気ままに飲み歩いているところを朴と出会い、遥の新たなダンストレーナーになってほしいという彼女の説得を受け、さらに遥とも出会ったことで彼女に才能を見出し、ダンストレーナーを引き受けた。そして朴の死後は山浦のサポート役に回り、遥のデビューを成功させようと真摯に務める。

中井(なかい)

CV:山田真一

大阪芸能の社員。
芸能界で期待の新星として注目されているT-SETをデビューさせるべく、テレビ局内に強引な売り込みをかけたり、プリンセスリーグのプロデューサーとも親密な関係を築いて自分たちに有利に働きかけるようにするなど、手段を選ばない悪どい一面を持つ。

さらにその顔つきに見合うほどの陰険悪辣かつ威圧的な態度の持ち主で、弱小ながら検討しているダイナチェアのことを目障りに感じており、ことあるごとに遥や朴らに嫌がらせをかけている。しかし本心では朴の手腕と、朴が見出した遥の才能を評価し、T-SETのライバルと認めており、その嫌がらせは本心の裏返しとなっている。

袴田猛(はかまだ たけし)

蒼天堀を拠点に活動する近江連合の構成員。秋山が神室町で有名な金貸しであることを耳にしており、彼が蒼天堀にスカイファイナンスの別店を開いたことを聞きつけて用心棒代を要求しに部下と共に押し寄せるが、秋山に一蹴された。
その後、秋山が朴の死の調査を進めている最中に報復として再び部下を引き連れて押し寄せるもまたも返り討ちに遭い、金井のいる逢坂興業の事務所を教えて逃げ去っていった。

ドルチェ神谷(ドルチェかみや)

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