伊達真(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
伊達真(だてまこと)は『龍が如くシリーズ』に登場する警視庁組織犯罪対策第四課の刑事である。警察官としての誇りを持った人物で、その誇りのためならば上層部の人間に逆らうことも厭わない。後輩の刑事からは「伝説の名刑事」として慕われている。
初代では100億を巡る事件を追う過程で、「堂島の龍」と呼ばれる桐生一馬と協力関係を築く。一人娘の沙耶との和解を経て桐生のかけがえのない友人となり、以降のシリーズでも相棒として桐生を支え続ける。
伊達真の概要
伊達真(だてまこと)は『龍が如くシリーズ』に登場する警視庁組織犯罪対策第四課の刑事であり、主人公の桐生一馬(きりゅうかずま)の相棒。階級は警部補。警察官であることに誇りを持っており、その誇りを守るためなら上層部に逆らうこともあるため、上からの受けは悪い。一方で須藤純一(すどうじゅんいち)や谷村正義(たにむらまさよし)といった後輩の刑事や警察官からは「伝説の名刑事」として慕われている。また元神奈川県警刑事の足立宏一(あだちこういち)とは先輩後輩の間柄であり、彼からは「頼れる数少ない警察仲間」と評される。伊達は足立のことを「足立先輩」と呼び、足立からは「まこっちゃん」と呼ばれている。
初代においては桐生が犯人ということになっている東城会直系堂島組組長である堂島宗兵(どうじまそうへい)殺害事件に納得がいかず、真犯人を挙げようとして上層部から左遷される。それから10年後に桐生と再会し、彼と協力関係を築く。その後は一人娘である沙耶との和解を経て、桐生のかけがえのない友人となる。
伊達真のプロフィール・人物像
生年月日:1964年
CV:山路和弘
伊達は白のシャツの上にベージュのロングコートを羽織り、黒のスラックスを着用したスタイルでいることが多い。『4』では黒いエプロンを着用した姿を披露している。
自身が警察官であることに誇りを持っており、その誇りのためならば上層部に逆らうことも厭わない性格。その性格が好まれて後輩からは慕われて、反骨心の高さゆえに上層部からは疎まれがちである。一方で事件の解決のため、堅気となった桐生と協力関係を築くなど、杓子定規ではない柔軟さも見せている。
また機械やネットに疎いようで、何度も悪徳商品を買わされそうになったり、詐欺に引っかかったりしている。
伊達真の来歴・活躍
捜査一課の伊達と瓦
伊達が捜査一課に所属したてだった頃、班長の瓦次郎(かわらじろう)とコンビを組んでいた。瓦のことを尊敬していた伊達だったが、不法入国者の外国人を次々と射殺したのを目の当たりにし、不審に思うと同時に心配をしていた。
堂島宗兵殺害事件と左遷
東城会直系堂島組舎弟頭補佐を務めていた桐生が、堂島組組長の堂島宗兵を殺害した容疑で捕まった。その取り調べを行ったのが伊達だった。伊達は桐生がこれから組を持とうとしていたことを知っており、堂島を殺害するわけがないと確信していた。実際、桐生は堂島組長を殺しておらず、幼馴染の錦山彰(にしきやまあきら)を庇って捕まったのだった。
しかし上司は暴力団員同士の事件だから団員を逮捕できればいいと考えて、それ以上の捜査を望まなかった。伊達は渋々従うものの、納得できずに固執しすぎたため、四課に左遷させられてしまった。さらに女房と娘も愛想を尽かせて出ていった。
桐生との再会
堂島宗兵殺害事件の10年後、出所した桐生は錦山が東城会三代目会長である世良勝(せらまさる)を殺害したとの情報を得て単身葬式に乗り込んだ。しかしそこで風間組組長の風間新太郎(かざましんたろう)が何者かに狙撃され、その容疑者として追われる立場になってしまう。そこに伊達が車で駆け付け、桐生の窮地を救った。伊達は逃げた先のバーで桐生に「お前に関わったせいで人生が狂った」と愚痴をこぼしながら、世良の殺しを追っていることを告げ、協力を依頼した。
伊達は東城会の消えた100億の行方を探り、桐生は消えた由美という女性の足取りを追うことになる。桐生は向かった先で由美の娘と思われる澤村遥(さわむらはるか)という少女を保護した。桐生は事件の進展がないことから、情報屋のサイの花屋に会いに行くことに。一方で伊達は遥のことを保護していたが、ホームレスに襲われて遥と離れ離れになってしまう。駆けつけた桐生がホームレスを撃退すると、サイの花屋が向こうから現れた。彼の情報で遥は東城会系真島組に連れ去られたことが判明。桐生が取り返しに向かい、無事に保護した。
娘と和解
娘の沙耶と約束をしていた伊達は、桐生とともに彼女に会いに行く。沙耶はホストに入れあげて借金をしており、伊達はその街金のボスと話をつけに行った。街金のところには沙耶が入れ込んでいるホストの翔太もいた。実は翔太と街金はグルだったのだ。伊達は彼らから暴行を受けるものの、娘のことは死んでも守ろうとする。その様子を陰で見ていた桐生と沙耶。現場に飛び込むと桐生が彼らを撃退した。
落ち着いた後、伊達は沙耶に自分はダメな父親だとしながらも「自分をもっと大切にしてくれ」と諭し、父親の思いを知った沙耶との和解を果たした。
上層部との対立
世良殺害の事件を追っていた伊達は、上層部から「手を引け」と忠告を受ける。伊達はそれに何も答えず、捜査を続行。桐生に東京湾に上がった女の死体の写真を見せた。死体の胸には刺青があり、遥の母親の特徴と一致していた。2人はその手掛かりを探しに行くが、遥を置いていったことで彼女の不信感を買ってしまう。飛び出していった遥は誘拐されてしまい、2人はホストクラブに呼び出される。そこには黒い服の男たちと遥がいた。彼らの狙いは遥が持っていたペンダントだった。ペンダントは遥が飛び出した際に置いていったため、今は桐生の手にあった。
人質とペンダントの交換を持ち掛けてくる男たち。伊達は桐生がペンダントを男たちに放り投げた直後に遥に飛びつき、銃弾から庇った。しかし弾が遥の腕をかすめてしまう。男たちを蹴散らした後、伊達たちは遥の手当てをする。その後で伊達は、撃たれた男たちがつけていたバッジから彼らのことを探ることに。遥はサイの花屋のところに預けることとなった。
伊達は世良の殺害現場を訪れた。そこに警視庁刑事部捜査第一課の課長であり、かつての部下の須藤が現れる。須藤は視庁上層部より伊達の行動を監視するように命令されており、伊達に忠告をする。しかし伊達は「お前に真実は捕まえられやしない」と言って立ち去った。
伊達は錦山と会ってくる桐生を見送り、遥とともにサイの花屋のアジトに残る。しかし敵が襲撃してきて、遥は攫われてしまった。2人は遥を取り戻しに、中国系マフィア組織、蛇華のアジトへ向かった。しかしその入り口で、桐生の頼みで伊達は別の手掛かりを追うことに。
桐生が遥を助けた直後、須藤率いる警察が乗り込んできて、桐生は誘拐犯として逮捕されてしまった。伊達は須藤を問い詰めるものの、須藤は退かなかった。そこで伊達は桐生の牢のカギを開け、彼と遥を連れて脱走する。その車の中で桐生のかつての弟分、田中シンジから連絡があり、2人がアジトにしていた高級クラブのセレナのママが錦山に情報を流していたことが判明する。2人が駆けつけるとセレナのママはいなかった。そこにシンジから、償いのために錦山を撃とうとしたママと逃げていると連絡が入った。桐生は急いで彼らの元へ向かうが、ママもシンジも死んでしまった。
一方で伊達は本庁に呼ばれ、桐生のことを根掘り葉掘り聞かれていた。それでも桐生のことをサポートし続ける伊達。そして反目していた須藤も、伊達の言葉がきっかけで上司に不信感を持ち、内偵の結果、彼らが世良とつながっていることを知る。伊達は和解した須藤と共に真相を探っていく。
そして警察庁出身の代議士であり事件の黒幕である神宮京平(じんぐうきょうへい)と桐生が戦っている現場にヘリで現れ、伊達は神宮に逮捕状が出ていると告げて動揺を誘った。その後はすべてが終わった桐生の元に駆けつけた。桐生は戦いで由美も錦山も風間も失い、自暴自棄になっていた。そんな桐生を叱咤して、彼にまだ遥がいることを気づかせる。彼の言葉で大切なものを守る決意を固めた桐生は、東城会の四代目会長を襲名するとともに引退し、堅気として遥と共に生きていく道を選んだ。
真拳派の復讐
世良が殺された100億を巡る事件の解決後、伊達は辞職して沙耶と一緒に暮らす道を選んだ。だが須藤の依頼で、嘱託としてかつてコンビを組んでいた瓦と共に、東城会会長の寺田殺害の捜査をすることになる。警察は裏に海外マフィアが絡んでいるのではないかと睨み、近江連合との繋がりを暴くことが狙いだった。伊達はホストをやっている一輝(かずき)に近づいてほしいと頼まれる。一輝は100億円事件で伊達も世話になった人物だ。伊達は一輝が韓国マフィアの構成員かどうかを探ることになる。
一輝のホストクラブを瓦と共に訪れた伊達は、一輝にガサ入れがあると伝え、揺さぶりをかける。伊達は一輝のことを信じたかったが、伊達は突然走り去ってしまった。追っていくと2人の一輝がいた。そこに桐生も現れる。3人は偽物に誘き出されたことを悟った。偽物は瓦と一輝を撃つと、そのまま4人を殺そうとしたが、そこに大阪府警捜査第四課主任の警部補、狭山薫(さやまかおる)が現れて偽物を撃ち殺した。
伊達は瓦と一輝を医者に運び、バーに身を隠す。その後でやってきた海外組織の構成員から、彼らが真拳(ジングォン)派という組織の一員ということを聞き出した。
一歩進展があったものの、一輝の偽物を撃った件について、伊達が容疑者となってしまった。伊達は人がなかなか来ない警察の資料室にこもり1人で真拳派を追うことに。そこで堂島組が真拳派を壊滅したということを知った。さらにその裏で警察が関わっていることを知る。伊達は桐生から降りるように言われるが、桐生に協力をし続けた。
終盤には伊達は警視庁公安部外事二課の課長にして真拳派の生き残り、倉橋渉(くらはしわたる)に誘拐されてしまう。彼の言葉に従い、ミレニアムタワーに向かった桐生たちは倉橋と対峙。倉橋を倒すことに成功したものの、瓦が撃たれて亡くなってしまった。瓦の死後、伊達は「瓦さんは本当の刑事でした」と語った。
倉橋の死亡で事件が解決したかに思えたが、実は真拳派は神室町にたくさんの爆弾を仕掛けていた。それを知った伊達と桐生たちは東城会と力を合わせて爆弾解除に奔走。無事にすべての爆弾の解除に成功した。その後伊達は近江連合の郷田龍司(ごうだりゅうじ)との決着をつける桐生を見守った。
記者として桐生をサポート
44歳になった伊達は京浜新聞社で記者として活動していた。その情報網で、沖縄の土地買収問題や東城会六代目会長・堂島大吾(どうじまだいご)銃撃事件に奔走する桐生をサポートする。
45歳の時には親交のあるニューセレナのママの身内に不幸があったため、代理でマスターを務める。しかし神室町で起きた極道組織の抗争の終盤で、警視庁副総監の宗像征四郎(むなかたせいしろう)の汚職の号外をばらまいた。その後、伊達は須藤が仕切る捜査一課の刑事に復職を果たす。
復職
復職した伊達は都内で起きたとある殺人事件の捜査を担当していた。その事件には七代目近江連合会長の黒澤翼(くろさわつばさ)が関わっていた。一方で桐生は黒澤一派と戦う中で、撃たれて重傷を負う。そんな桐生のことを、伊達はニューセレナというバーに匿った。桐生の連れの冴島大河(さえじまたいが)からは「ばれたらまずいんじゃないか」と言われると、伊達は「ばれたら免職だ」といいつつも「でもま、いいんだ」と言って受け入れた。
遥のひき逃げ事件
Related Articles関連記事
龍が如く5 夢、叶えし者(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く5 夢、叶えし者』とは、セガゲームスが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第5作目に相当する作品である。キャッチコピーは「その生き様に 男たちの血が騒ぐ」。本作は前作『龍が如く4』で桐生一馬と仲間たちが東城会と上野誠和会の抗争事件を解決した後、日本各地を舞台に起きる極道たちの動乱の物語を描いており、新たな主人公に品田辰雄と澤村遥、さらに物語の舞台に大阪、福岡、名古屋、北海道が追加されているのが特徴となっている。
Read Article
龍が如く4 伝説を継ぐもの(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く4 伝説を継ぐもの』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」のシリーズの第4作目に相当する作品である。キャッチコピーは「それは熱き男達の、奇跡の記録」。主人公の桐生一馬が東城会で起きた内乱を収めた後からの物語を描いており、従来の主人公である桐生一馬に加え、秋山駿、冴島大河、谷村正義と3人の主人公とその物語が追加されているのが特徴となっている。
Read Article
龍が如く3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く3』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第3作目に相当する作品である。キャッチコピーは「伝説の龍が帰ってきた」。本作は前作『龍が如く2』にて近江連合との戦いを終えた桐生一馬が、生まれ育った沖縄へと帰ってからの物語を描いており、その物語の舞台として東京と沖縄のふたつが選ばれているのが特徴となっている。
Read Article
龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く7 光と闇の行方』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如くシリーズ』の第7作目に当たる作品である。キャッチコピーは「ゲームに飽いた人たちへ」。本作は、『龍が如く』の主人公であった桐生一馬に代わり春日一番が主人公となり、彼が刑務所というどん底に突き落とされてから本物の龍になるまでの姿を描いている。重くハードなストーリー展開はそのままに、これまでの喧嘩アクションに新しくライブコマンドRPGバトルが加わり、これまでのシリーズとは全く異なったRPG作品となっている。
Read Article
龍が如く6 命の詩。(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
アクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズの第7作目。 今作は、「龍が如く5」における東城会と近江連合の一大抗争から1年が経った後、失踪した少女・遥の行方を追い、主人公の桐生一馬が東京の神室町から広島の尾道仁涯町へと旅に出る姿を描いている。
Read Article
龍が如く 維新!(ISHIN)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く 維新!』とは、PS3・PS4対応のアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズのスピンオフ作品。『龍が如く 見参!』に続く時代物の外伝作であり、キャッチコピーは「かつて日本には、英雄がいた。」である。日本の幕末が舞台となっており、忠実をベースに物語が作られている。主人公の坂本龍馬は育ての親である吉田東洋の殺害犯を捜すため、名前を変え新選組に入隊。吉田を殺した特異な剣術をヒントに、組織内部から新たな犯人を捜していく。
Read Article
龍が如く1(初代・極)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く』とは、2005年にSEGAからPlayStation2用ソフトとして発売された3Dアクションアドベンチャーゲーム。『龍が如く』シリーズの第1作である。主人公の桐生一馬を操作して物語の舞台となる神室町でストーリーを進めたり、ヤクザやチンピラなどの敵と戦ったりする。企画当初は成人男性をターゲットにしていたが、リアルに再現された繁華街を自由に探索できるのと、日本の裏社会を題材とした濃厚なストーリーが繰り広げられることから話題となった。
Read Article
龍が如く2(極2)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く』シリーズの2作目となる『龍が如く2(Yakuza 2)』のポイント解説。キャッチコピーは「そして本物の龍は、唯一孤高の伝説となる」。続編の見本とも言うべき完成度で高評価を得た本作では、大阪・蒼天堀と関西の龍”郷田龍司”が登場。関東と関西を舞台に2匹の龍が死闘を繰り広げます。
Read Article
龍が如く8(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『龍が如く8』とは、株式会社セガが販売するドラマティックRPGで『龍が如く』シリーズのナンバリング8作目。2020年に発売された『龍が如く7 光と闇の行方』以来、4年ぶりのタイトルである。キャッチコピーは「世界一、運が悪くて世界一ハッピーなヤツらの物語」。 どん底から再び這い上がる男「春日一番」と人生最後の戦いに挑む伝説の極道「桐生一馬」の2人の主人公を軸にシリーズ最高のドラマが繰り広げられる。2人の主人公が織りなすストーリーの濃密さと、サブストーリーの豊富さが魅力の作品。
Read Article
龍が如く2(極2)の必殺技・ヒートアクションまとめ
『龍が如く2』とはSEGAから発売された裏社会を舞台とするアドベンチャーゲームである。主人公の桐生一馬は、堂島の龍と呼ばれた伝説の極道であり、極道組織東城会に所属している。『龍が如く2』のヒートアクションとは、ゲーム内で敵と戦う時に使用可能な攻撃の種類のことである。ヒートゲージが溜まった状態で、コマンド△を押すと発動可能。通常攻撃では見ることのできないムービーが流れるのが特徴で、中にはムービー中にコマンドを選択するアクションもある。
Read Article
龍が如く1(初代・極)の必殺技・ヒートアクションまとめ
『龍が如く』とはSEGAから発売された裏社会を舞台とするアドベンチャーゲームである。主人公の桐生一馬は、堂島の龍と呼ばれた伝説の極道であり、極道組織東城会に所属している。100億円をめぐる事件を彼なりの方法で解決していく。 『龍が如く』のヒートアクションとは、『龍が如く』で敵と戦う時に使用可能な攻撃の種類のことである。ヒートゲージが溜まった状態で、コマンド△を押すと発動可能。通常攻撃では見ることのできないムービーが流れるのが特徴で、中にはムービー中にコマンドを選択するアクションもある。
Read Article
真島吾朗(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
真島吾朗(まじまごろう)とはアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』に登場するメインキャラクターの1人。巨大極道組織、東城会の大幹部で別名「嶋野の狂犬」、「隻眼の魔王」と呼ばれるほどの危険性と強さを秘めた人物。また、キャバレーの敏腕支配人として「夜の帝王」とも呼ばれる。主人公である「桐生一馬」と敵対する形で登場したが、作品を重ねるにつれ人気が高まり、『0』や『OF THE END』では主人公の1人になっている。
Read Article
堂島大吾(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長。東城会直系堂島組の組長・堂島宗兵とその妻の堂島弥生の一人息子である。武闘派だった父親譲りの腕っぷしを持ち、射撃の腕にも優れる。 初登場時は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生一馬と再会したことをきっかけにして立派に成長していく。会長となった後も桐生のことを尊敬し続け、彼が快い生活を送れるよう心を配っている。
Read Article
桐生一馬(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
桐生一馬(きりゅうかずま)とは、アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズに登場する主人公キャラクターの1人。関東最大極道組織、東城会の元組員にして東城会元四代目会長。別名「堂島の龍」と呼ばれ、その名は裏社会ではかなり知れ渡っており、生ける伝説として後世に語り継がれているほど。義理と人情に厚く、喧嘩の実力も作中最強格とされる。
Read Article
『龍が如く』シリーズにおいて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬の人生
セガが送る人気作品「龍が如く」。この歴代主人公を務める極道・桐生一馬。不器用だが実直で、けっして曲がらない「信念」を持つ、作中屈指の「漢」。彼は圧倒的な強さとまっすぐな心で、極道や警察、犯罪組織を巻き込んだ数々の事件を解決に導いていく。「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道の人柄、人生について解説する。
Read Article
澤村遥(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
澤村遥(さわむらはるか)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、メインヒロインの1人である。1作目である『龍が如く1』から登場しており、シリーズを追うごとに年齢や身長も変わり、成長していく。作中では主人公の桐生一馬と共に行動する場面も多く、遥が関わるゲーム内イベントやストーリーも多い。
Read Article
冴島大河(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
冴島大河(さえじまたいが)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長である。かつて起こした事件から「極道18人殺し」の異名で恐れられる人物だが、本人の性格は温厚で面倒見が良い。東城会の大幹部で真島組組長の真島吾朗とは兄弟分の間柄である。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』でかつて起こした事件が冤罪だと判明し死刑を免れた後は、真島と共に東城会六代目会長の堂島大吾を支えている。
Read Article
秋山駿(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
秋山駿(あきやましゅん)とはアクションアドベンチャーシリーズ『龍が如く』登場する主人公キャラクターの一人。消費者金融スカイファイナンスの代表取締役にしてキャバクラエリーゼのオーナー。無利子、無担保で融資をするかわりに提示する条件を飲んでもらう一風変わったやり方を取るその様から「神室町の駆け込み寺」の異名を持つ。堅気だが、極道者に引けを取らないほどの喧嘩の腕前を誇る。
Read Article
狭山薫(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
狭山薫(さやまかおる)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、大阪府警第四課主任の警部補の女性。『龍が如く2』では、メインヒロインとして登場する。正義感が強く、暴力団に対する容赦のない取り締まり振りから「ヤクザ狩りの女」と呼ばれていた。腕っぷしも強く、ゲーム内では主人公の桐生一馬と共闘するシーンも見られる。
Read Article
ユキ(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
ユキとは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、キャバクラ「サンシャイン」に在籍するキャバ嬢。緊張しやすい性格で接客が苦手だったが、真島吾朗の指導によって成長していく。その後は「伝説のキャバ嬢」として名を馳せるようになった。
Read Article
風間新太郎(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
風間新太郎(かざましんたろう)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系・堂島組の若頭であり、堂島組内の風間組組長を務めた人物である。天才的な銃の腕を持つヒットマンだった過去を持っている。孤児の養護施設「ヒマワリ」を創設し、主人公の桐生一馬たちの父親的存在だった。
Read Article
郷田龍司(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
郷田龍司(ごうだりゅうじ)は『龍が如くシリーズ』の五代目近江連合直参郷龍会二代目会長である。関東で「堂島の龍」として名の通っていた桐生一馬に匹敵する存在感から「関西の龍」と呼ばれるが、本人は「龍の二つ名は唯一無二の存在であるべき」という考えから「関西」の部分を良く思っていない。 『龍が如く2』では近江連合が桐生の所属する東城会と五分の盃を交わすことを不満に思い、クーデターを起こして桐生率いる東城会と全面衝突を起こす。
Read Article
春日一番(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
春日一番(かすがいちばん)とは、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。『龍が如くシリーズ』の2代目主人公であり、気心の知れた相手からは「イチ」と呼ばれている。初代主人公の桐生一馬とは対照的に、フランクで明るい性格をしている。 もとは東城会系三次団体「荒川組」の構成員だった。しかし尊敬する荒川真澄の懇願で他人が犯した殺人の罪を被り、警察署に出頭。出所後に荒川と再会した際には銃を向けられ、実の父のように敬愛した彼に撃たれてしまう。
Read Article
ハン・ジュンギ/キム・ヨンス(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
ハン・ジュンギ(キム・ヨンス)とは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の参謀を務める男性。本名はキム・ヨンスだが、韓国マフィア「ジングォン派」のボスだったハン・ジュンギの影武者という役割を担っていた過去があり、本物が死んだ後もハン・ジュンギとして生き続けている。本物のハン・ジュンギに倣い、性格は公明正大で紳士的。しかし時折、本物よりも人間味のある一面も見せる。
Read Article
錦山彰(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
錦山彰(にしきやまあきら)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系「錦山組」の組長。メインの主人公である桐生一馬とは幼馴染で、同じ児童養護施設の出身である。シリーズ1作目の『龍が如く』から登場しており、過去編である『龍が如く0 誓いの場所』では堂島組若衆だった頃の姿が描かれていた。
Read Article
向田紗栄子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
向田紗栄子(むこうださえこ)とは『龍が如くシリーズ』に登場するキャバクラ店の雇われママである。店を経営する野々宮勲が何者かに殺されたことをきっかけに春日一番と知り合い、彼らと共に野々宮の死の真相を探っていく。 気が強い性格でカタギの女性でありながら腕っぷしもある。一番のパーティーに加わった後は、極道の人間を相手にしても物怖じすることなく戦っている。またかなりの酒豪であり、一番たちが酔いつぶれても顔が赤くならないほどである。
Read Article
趙天佑(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
趙天佑(ちょうてんゆう)とは『龍が如くシリーズ』の武闘派中国マフィア横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥である。常にへらへらした陽気で気さくな人物だが、伊勢佐木異人町を支配する「異人三」の一角・横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥に相応しい威圧感を持ち合わせる。一方で総帥就任には消極的だったようで、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公の春日一番からは「部下の手前ボスらしく振舞っていただけに見える」と評される。
Read Article
荒川真澄(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
荒川真澄(あらかわますみ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の組長。「殺しの荒川組」と称されるほど武闘派極道のトップでありながら仁義に厚い人物で、ただのチンピラだった春日一番を助け彼の人生に大きな影響を与えた。しかしその一番が服役している間に荒川組は関西一円のヤクザを束ねる近江連合の直参団体に。真澄も近江連合の若頭代行を任され、真意を問おうとやってきた一番に銃を向ける。
Read Article
ソンヒ(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
ソンヒとは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の女総帥である。コミジュルは伊勢佐木異人町に流れ着いたジングォン派の残党であり、ソンヒはその「はぐれジングォン派」の母親に連れられて異人町にやってきた。そのような経歴を持つため、自分たちのようなはぐれ者に異人町という居場所をくれた民自党の幹事長・荻久保豊には強い忠誠を尽くしている。一方で異人町を守るためなら殺人すら辞さない冷酷さも持ち合わせる。
Read Article
ナンバ/難波悠(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
ナンバ/難波悠(なんばゆう)とは『龍が如くシリーズ』に登場する元看護師のホームレスである。表向きはリアリストで、全てを諦めているかのようなセリフを吐くこともあるが、新人ホームレスの春日一番に路上生活のイロハを教えるなど、情に厚い人物。また頭が切れる人間でもあり、推理で一番をサポートすることもある。 実弟の秋葉正一が異人町の偽札作りを調査しているうちに音信不通になったことで、ナンバは異人町の公園に住み着いた。そして偽札を持っていた一番に同行して、弟の行方を探っていく。
Read Article
足立宏一(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
足立宏一(あだちこういち)は『龍が如くシリーズ』に登場する元神奈川県警刑事。上司にたてついたことで免許センター職員に左遷された過去を持ち、その復讐のため春日一番に協力を持ち掛ける。 警察官だけあって不正や罪を許さない正義感に溢れた人物であるが、酒や女に弱く、収入のほとんどを遊びに費やすなど、だらしない一面も存在する。初代主人公の桐生一馬の友人、伊達真は刑事時代の後輩で「まこっちゃん」と愛称で呼ぶ仲である。
Read Article
沢城丈(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
沢城丈(さわしろじょう)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の若頭で、組長・荒川真澄の右腕として働く人物。『龍が如く ONLINE』と『龍が如く7 光と闇の行方』では詳細な人物像が異なっており、『7』だと真澄の息子、荒川真斗の望みを叶えることに執着している。一方でシノギに厳しい冷酷な性格であるため、甘い考えで仕事をする春日一番とはそりが合わなかった。作中では真斗の配下として、何度も一番の前に立ちはだかる。
Read Article
リリ/冴島靖子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
リリ/冴島靖子(さえじまやすこ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長、冴島大河の義妹。幼い頃に病を患った自分を治そうとする兄のことを心の底から尊敬しており、その気持ちを上野誠和会若頭の葛城勲に利用されて殺し屋となる。ミステリアスな雰囲気の女性で、初登場時はリリという偽名を名乗っていた。 靖子を演じているのは女優の小沢真珠。「スカイファイナンス」の代表取締役である秋山駿の恋人だった絵里に容姿が酷似している。
Read Article
澤村由美(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
澤村由美(さわむらゆみ)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、主人公である桐生一馬や、錦山彰の幼馴染み。児童養護施設「ヒマワリ」で幼少期を過ごし、2人の妹的存在だった。神室町のバーで働いていた時に東城会の大幹部に拉致され、何とか救出されるもショックで記憶喪失となる。その後は自身の身を守るために整形し、「美月(みづき)」という名の戸籍を与えられた。 作中のメインヒロインの1人である澤村遥の実母でもある。
Read Article
荒川真斗/青木遼(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
荒川真斗(あらかわまさと)/青木遼(あおきりょう)とは『龍が如く7 光と闇の行方』に登場する東城会系組織「荒川組」組長の荒川真澄の息子である。多臓器不全による車いす生活やヤクザの息子という肩書にコンプレックスを抱いており、「青木遼」の戸籍を入手して手術により人並みに歩き回れる体になると、これまで味わってきた数々の挫折から「表の力」である「人気」を渇望するようになる。 主人公の春日一番とは同年同日に生まれた同い年で、一番が服役する前は彼に介護されていた。
Read Article
芹沢和彦/黒澤翼(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ
芹沢和彦(せりざわかずひこ)/黒澤翼(くろさわつばさ)は『龍が如く5 夢、叶えし者』に登場する七代目近江連合会長。弱小の組から関西一円を束ねる近江連合の会長までのし上がった人物で、目的のためなら卑怯な手を使うことも辞さない。一方で会長となって手に入れたものが「権力」だけだったことに空しさを感じており、人を惹き付ける強いカリスマ性を持った男たちに羨望と嫉妬を抱いている。 作中では重い病を患ったことで息子に跡目を継がせようと決意。そのために「芹沢和彦」という偽名を使い様々な謀略を企てる。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 伊達真の概要
- 伊達真のプロフィール・人物像
- 伊達真の来歴・活躍
- 捜査一課の伊達と瓦
- 堂島宗兵殺害事件と左遷
- 桐生との再会
- 娘と和解
- 上層部との対立
- 真拳派の復讐
- 記者として桐生をサポート
- 復職
- 遥のひき逃げ事件
- 足立や一番にアジトを提供
- 桐生との今生の別れ
- 伊達真の関連人物・キャラクター
- 桐生一馬(きりゅうまずま)
- 澤村遥(さわむらはるか)
- 須藤純一(すどうじゅんいち)
- 足立宏一(あだちこういち)
- 伊達真の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「すまねぇ桐生」
- 娘との和解
- 「かけがえのねえものを守り続けろ!!」
- 伊達真の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『龍が如く 極』で操作可能
- 伝説の刑事とした語られる伊達
- 『龍が如く OF THE END』でも相棒ポジション