堂島大吾(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長。東城会直系堂島組の組長・堂島宗兵とその妻の堂島弥生の一人息子である。武闘派だった父親譲りの腕っぷしを持ち、射撃の腕にも優れる。
初登場時は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生一馬と再会したことをきっかけにして立派に成長していく。会長となった後も桐生のことを尊敬し続け、彼が快い生活を送れるよう心を配っている。

堂島大吾の概要

堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長である。東城会系堂島組組長の堂島宗兵(どうじまそうへい)とその妻の堂島弥生(どうじまやよい)を両親に持つ。若衆時代では「堂島の龍」と称される桐生一馬(きりゅうかずま)の舎弟だった。
『龍が如く2』では憧れていた桐生に父が殺されたと思い込み、自棄を起こして銃刀法違反で逮捕され5年間服役していた。出所後は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生と再会して拳を交える。そのことがきっかけで東城会を立て直すために尽力し、やがて桐生からも六代目会長の座を任せられる器として認められるように。六代目会長となった後は東城会のために行動していく。
射撃の名手であり、その腕前で窮地を脱することもしばしばある。

堂島大吾のプロフィール・人物像

生年月日:1976年
CV:徳重聡

大吾は剛直な気性から人望が厚く、桐生からも信頼されている。特に昔から後輩に慕われることが多かった様子。髪型は『2』ではウルフカット、『3』以降はオールバックになっている。また服装は『2』では白のダウンジャケットにシルバーアクセサリーとジーンズといった軽薄な装いであったものの、会長となった『3』以降はダークスーツを着用して貫禄が出ている。12歳の少年だった『0』では蝶ネクタイにサスペンダーというお坊ちゃんスタイルだった。
背中には不動明王の刺青があり、ここぞという場面では服を脱いで披露している。
極道の会長としては若く、その落ち着いた雰囲気から他の組織に見下されることもある。しかしやるときはやるというスタンスであり、ケジメをつける際は容赦なく相手を射殺している。

堂島大吾の能力

カリスマ性

大吾は小さいころから若い人たちからの人望があった様子。一時は「ヤクザの親に取り入るために自分に媚びを売っているのだ」と思って荒れてしまうが、桐生の言葉で態度を改めることができた。その後は剛直な気性で信頼を獲得していき、近江連合が神室町に侵攻してきた際には部下を1つにまとめ上げてみせた。この姿を見て、桐生も大吾のことを跡目だと認めている。

優れた射撃

大吾の父、宗兵は東城会随一の武闘派だった。その血筋ゆえか、腕っ節が強い。特に銃の腕前は他の追随を許さないほど優れている。作中では相手の銃を的確に撃ち敵を無力化する場面や、複数人を一斉に撃ちぬいて桐生のピンチを救う場面がある。

堂島大吾の来歴・活躍

幼少期の大吾

『0』では12歳の大吾が登場。桐生をバッティングセンターに呼び出し、遊びに付き合ってほしいとわがままを言う。ゲームセンターに行ってクレーンゲームで遊んだり、無理を言ってスナックに入ったりと桐生を振り回すが、目を離した隙にマスクを被った怪しい男たちに連れ去られてしまった。後を追った桐生が彼らを撃退すると、マスクの男たちが大吾の取り巻きの若者たちだと判明する。大吾は彼らを一生立てなくなるまで痛めつけるつもりであったが、桐生に「ボンボンなのもいい。親の看板を使って調子乗るのも許してやる。だがな、何の抵抗もできねえ人間を安全な場所からいたぶるのは外道だ」と叱責を受けた。大吾はあまりの剣幕に泣きだしてしまうが、落ち着いた後は「自分を心配してちゃんと叱ってくれる人がいて嬉しかった」と桐生に感謝した。大吾はヤクザの親父に気に入られたいという連中ばかりが自分のもとに群がり、誰も自分を見てくれていないことが不満だったのだ。桐生はそんな大吾に友人の作り方を教える。大吾は今の自分の性格を反省し、自分自身を変えることを誓って桐生と別れた。

近江連合との抗争と東城会六代目会長就任

桐生と共に関西へ行くことを決める大吾

自分に対して真摯に接してくれる桐生にあこがれを抱いていた大吾。しかし大吾が19歳の時、その桐生が堂島宗兵殺しの罪で捕まってしまう。実際には桐生は、幼馴染の錦山彰(にしきやまあきら)の身代わりとなっただけなのだが、大吾は桐生に父が殺されたと思い込んだ。そして自棄になっていたところで東城会と反目する関西の極道組織、近江連合の郷田龍司(ごうだりゅうじ)の策略に嵌り、銃刀法違反で逮捕されて5年間服役することとなった。出所してからは弱小となった東城会に絶望し、神室町で飲んだくれる日々を送っていた。

29歳の時、大吾は桐生と再会する。「東城会に戻ってほしい」と頼む桐生を袖にする大吾。そして「組を滅茶苦茶にしたのはあんただろうが!」と桐生を責めた。桐生はそれを肯定したうえで、「その責任をとりにきた」と言って大吾を殴りつけた。桐生との殴り合いで彼の思いを感じ取り、東城会に戻ることを考え始めた大吾。だが龍司に借りを返すまでは東城会を背負って立つことはできないと考え、桐生について関西へ行くことを決めた。

桐生は近江連合と杯を交わすため、大吾は龍司に借りを返すために近江連合の本部へと向かう。本部で2人は五代目近江連合会長の郷田仁(ごうだじん)と会った。郷田会長は東城会と杯を交わして手を取り合いたいと思っていたが、龍司や五代目近江連合直参千石組組長の千石虎之介(せんごくとらのすけ)など、それに反発する声も多かった。その結果、杯交渉の場で龍司がクーデターを起こす。現れた龍司の前に大吾が立ちはだかるが、簡単にやられてしまった。しかし大吾は再び立ち上がり、龍司とのタイマンに挑んだ。

桐生は郷田会長を連れて本部の入口まで逃げてきた。そこにぼろぼろの大吾がやってくる。大吾は桐生に説得されて、郷田会長を連れて東城会へ行くことに。しかしその道中で襲われて大吾は捕まり、郷田会長は連れ去られてしまった。桐生に助けられた大吾は落ち着ける場所で桐生と話し合う。大吾を襲った連中は、自分たちのことを真拳(ジングォン)派と呼んでいた。真拳派はかつて東城会によって壊滅させられた韓国マフィアだ。

真拳派と龍司が手を組んだとすると厄介なことになる。だが郷田会長を探し出して杯を交わせば、近江連合の動きは封じられる。東城会五代目会長の寺田行雄(てらだゆきお)の葬式で大吾と桐生、そして弥生はこれからの動きについて話し合っていたが、そこに近江連合の千石が現れた。彼らを撃退すると今度は龍司がやってきた。大吾は龍司に殴りかかるものの、先ほどの千石たちとの戦いで疲弊していたこともあり簡単にのされてしまった。龍司は桐生や大吾に宣戦布告すると去っていった。

東城会が一丸とならない状況であるにもかかわらず、千石に買収された二代目錦山組組長である新藤浩二(しんどうこうじ)がクーデターを起こす。千石が送り込んだヒットマンにより幹部が次々と殺されてしまうが、桐生により新藤は敗北。絶縁された新藤が懲りずに銃を撃とうとしたところで、素早く反応した大吾が彼にとどめを刺した。
その後、真拳派により神室町にたくさんの爆弾が仕掛けられていることが判明。それを同時に近江連合の手の者が神室町へ押し寄せてきた。大吾は部下の前で演説をして、見事に彼らをまとめ上げて近江連合の迎撃にあたった。大吾の演説を見ていた桐生は、彼が東城会の跡目に相応しい器だと認めるに至った。
こうして近江連合の侵攻を阻止した大吾だったが、龍司との決着をつけることはできなかった。

重傷を負う大吾

東城会六代目会長に就任した大吾は、沖縄のリゾート開発計画に傘下の組織が関わっていることもあって沖縄へ赴き事態の収拾を図る。しかしCIAの構成員を名乗るアンドレ・リチャードソンに撃たれて重傷を負ってしまう。
大吾が意識不明になったことで東城会は揺れ動く。そして東城会若頭補佐、直系白峯会会長の峯義孝(みねよしたか)が大吾を慕うあまり、チューブに繋がる大吾を「こんな大吾さんの姿を見たくない」と言って殺そうとした。それは桐生によって阻止されるものの、その直後にリチャードソンたちが現れて2人は殺されそうになる。その瞬間、ちょうど大吾が意識を取り戻した。大吾は落ちていた銃を拾い上げて的確にリチャードソンたちを撃ち、桐生たちの命を救ったのだった。

会長としての苦悩

33歳になった大吾は抗争と跡目騒動で疲弊した東城会を立て直すべく、莫大な収益を期待できる神室町ヒルズの建設を推し進めていく。しかし柴田組系の三次団体金村興業若頭の新井弘明(あらいひろあき)が、「親戚」である上野誠和会若頭補佐の伊原勝(いはらまさる)を殺害したことで上野誠和会と揉めてしまう。大吾は大恩ある東城会直系嶋野組若頭、嶋野組内真島組組長の真島吾朗(まじまごろう)を警察に引き渡すという苦渋の決断を強いられる。また苦悩の末に警視庁副総監宗像征四郎(むなかたせいしろう)と手を組み、上野誠和会の問題に対処しようとした。
その後、金村興業若衆の城戸武(きどたけし)が見つけた大金で東城会を立て直そうとするものの、新井に気づかれて失敗に終わる。そして大金を巡ってミレニアムタワーで城戸と共に新井と対峙した。そこで大吾は大組織を統率する難しさと責任の重さを吐露した。東城会を立て直すということのために、真島や桐生といった恩のある人に背いてきたことは大吾自身がよく分かっていたのだ。それでも東城会を守るために、大吾は真島を引き渡し警察と協力するという決断したのである。
そこに桐生たちが駆けつけ、大吾は彼と意地をかけて死闘を繰り広げた。しかし桐生という壁は大きく、大吾は敗北。改めて桐生の強さを実感した大吾は彼と和解した。
事件後、真島は無事に釈放された。さらにかつて東城会系笹井組にいた冴島大河(さえじまたいが)を迎え入れて、東城会は新たな再生を目指して歩み出した。

黒澤一派との対決

36歳になり、東城会の若返りを図った大吾は、東城会内部の裏切り者の存在をいち早く察知する。それを真島に相談したところ、膿を一掃するいい機会と捉えて敢えて泳がすということになった。その間に大吾は近江連合との抗争に備えて福岡の永洲街を治める山笠組と五分の盃を交わすべく、福岡に向かった。そして組長の斑目忠(まだらめただし)と会った後に行方をくらませた。大吾がいなくなったことで、東城会では本部長の青山稔(あおやまみのる)が代行となり、暗躍し始める。

行方をくらませた大吾は名古屋へと向かった。そこで元プロ野球選手の品田辰雄(しなだたつお)に、野球賭博の調査を依頼する。野球賭博には東城会と近江連合が関わっている。大吾はこの野球賭博で青山と近江連合の間に繋がりがあることを確かめたかったのだ。
品田の調査で確かとなった情報から、大吾は七代目近江連合会長の黒澤翼(くろさわつばさ)が背後にいることを確信した。
その黒澤は、青山などを使って近江連合と東城会を手中に収め息子の相沢に全てを継がせようと画策していた。桐生や冴島、七代目近江連合若頭の渡瀬勝(わたせまさる)、七代目近江連合本部長の勝矢直樹(かつやなおき)といった邪魔者を集めて皆殺しにしようとした時、大吾が現れる。大吾は黒澤の銃を撃ち、「極道らしく自分でケジメをつけるか自分が撃ってケジメをつけさせるか」を選ばせた。しかし大吾は背後から黒澤の子分に撃たれてしまう。
重傷を負った大吾だが、その後は品田の活躍もあり黒澤の企みは失敗。そして大吾も勝矢に支えられながらも黒澤の前に再び立ちはだかり、今度こそ黒澤を屈服させた。

桐生の死

大吾が40歳になった時、中国系マフィア「祭汪会」などと密かに手を組んでいた相談役の菅井克己(すがいかつみ)の策略によって真島と共に逮捕されてしまう。桐生の計らいによって釈放されるが、その桐生は死亡したと聞かされた。大吾は彼の遺言に従い、陽銘連合会という広島の名門極道組織とは戦争をしないで五分の杯を交わすことを決める。

東城会の解散

roadback
roadback
@roadback

Related Articles関連記事

龍が如く0 誓いの場所(ZERO)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く0 誓いの場所(ZERO)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く0 誓いの場所』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第6作目に相当する作品である。キャッチコピーは「日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説はここから始まった」。本作は初代『龍が如く』より過去の時系列の物語となっており、主人公の桐生一馬と、シリーズの顔役のひとりである真島吾朗がそれぞれ「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」の異名で知られる極道になるまでの姿を描いている。

Read Article

龍が如く5 夢、叶えし者(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く5 夢、叶えし者(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く5 夢、叶えし者』とは、セガゲームスが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第5作目に相当する作品である。キャッチコピーは「その生き様に 男たちの血が騒ぐ」。本作は前作『龍が如く4』で桐生一馬と仲間たちが東城会と上野誠和会の抗争事件を解決した後、日本各地を舞台に起きる極道たちの動乱の物語を描いており、新たな主人公に品田辰雄と澤村遥、さらに物語の舞台に大阪、福岡、名古屋、北海道が追加されているのが特徴となっている。

Read Article

龍が如く4 伝説を継ぐもの(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く4 伝説を継ぐもの(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く4 伝説を継ぐもの』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」のシリーズの第4作目に相当する作品である。キャッチコピーは「それは熱き男達の、奇跡の記録」。主人公の桐生一馬が東城会で起きた内乱を収めた後からの物語を描いており、従来の主人公である桐生一馬に加え、秋山駿、冴島大河、谷村正義と3人の主人公とその物語が追加されているのが特徴となっている。

Read Article

龍が如く3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く3』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第3作目に相当する作品である。キャッチコピーは「伝説の龍が帰ってきた」。本作は前作『龍が如く2』にて近江連合との戦いを終えた桐生一馬が、生まれ育った沖縄へと帰ってからの物語を描いており、その物語の舞台として東京と沖縄のふたつが選ばれているのが特徴となっている。

Read Article

龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く7 光と闇の行方』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如くシリーズ』の第7作目に当たる作品である。キャッチコピーは「ゲームに飽いた人たちへ」。本作は、『龍が如く』の主人公であった桐生一馬に代わり春日一番が主人公となり、彼が刑務所というどん底に突き落とされてから本物の龍になるまでの姿を描いている。重くハードなストーリー展開はそのままに、これまでの喧嘩アクションに新しくライブコマンドRPGバトルが加わり、これまでのシリーズとは全く異なったRPG作品となっている。

Read Article

龍が如く 維新!(ISHIN)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く 維新!(ISHIN)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く 維新!』とは、PS3・PS4対応のアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズのスピンオフ作品。『龍が如く 見参!』に続く時代物の外伝作であり、キャッチコピーは「かつて日本には、英雄がいた。」である。日本の幕末が舞台となっており、忠実をベースに物語が作られている。主人公の坂本龍馬は育ての親である吉田東洋の殺害犯を捜すため、名前を変え新選組に入隊。吉田を殺した特異な剣術をヒントに、組織内部から新たな犯人を捜していく。

Read Article

龍が如く OF THE END(オブ ジ エンド)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く OF THE END(オブ ジ エンド)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く OF THE END』とはアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く」シリーズのスピンオフ作品で、2011年6月9日に発売されたPlayStation3用ゲームソフト。キャッチコピーは「伝説の男達、最後のケジメ」。本作は「龍が如く4 伝説を継ぐもの」後の神室町を舞台にしており、バイオハザードが発生した神室町を舞台に桐生一馬ら主人公たちが銃を手に戦いながら、事件の真相を追う姿を描いている。

Read Article

龍が如く8(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く8(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く8』とは、株式会社セガが販売するドラマティックRPGで『龍が如く』シリーズのナンバリング8作目。2020年に発売された『龍が如く7 光と闇の行方』以来、4年ぶりのタイトルである。キャッチコピーは「世界一、運が悪くて世界一ハッピーなヤツらの物語」。 どん底から再び這い上がる男「春日一番」と人生最後の戦いに挑む伝説の極道「桐生一馬」の2人の主人公を軸にシリーズ最高のドラマが繰り広げられる。2人の主人公が織りなすストーリーの濃密さと、サブストーリーの豊富さが魅力の作品。

Read Article

龍が如く7外伝 名を消した男(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

龍が如く7外伝 名を消した男(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『龍が如く7外伝 名を消した男』とは、セガより2023年11月に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。 2020年に発売された『龍が如く7 光と闇の行方』の外伝作品である。 愛する人を守るため、自らの死を偽装した、主人公・桐生一馬。しかし、謎の覆面集団に襲われたことがきっかけで、再び極道の抗争に巻き込まれることになる。 本作は、『龍が如く7』での桐生一馬の「空白の時間」を埋める作品であり、「桐生一馬」という人間の魅力を前面に押し出している作品となっている。

Read Article

龍が如く2(極2)の必殺技・ヒートアクションまとめ

龍が如く2(極2)の必殺技・ヒートアクションまとめ

『龍が如く2』とはSEGAから発売された裏社会を舞台とするアドベンチャーゲームである。主人公の桐生一馬は、堂島の龍と呼ばれた伝説の極道であり、極道組織東城会に所属している。『龍が如く2』のヒートアクションとは、ゲーム内で敵と戦う時に使用可能な攻撃の種類のことである。ヒートゲージが溜まった状態で、コマンド△を押すと発動可能。通常攻撃では見ることのできないムービーが流れるのが特徴で、中にはムービー中にコマンドを選択するアクションもある。

Read Article

真島吾朗(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

真島吾朗(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

真島吾朗(まじまごろう)とはアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』に登場するメインキャラクターの1人。巨大極道組織、東城会の大幹部で別名「嶋野の狂犬」、「隻眼の魔王」と呼ばれるほどの危険性と強さを秘めた人物。また、キャバレーの敏腕支配人として「夜の帝王」とも呼ばれる。主人公である「桐生一馬」と敵対する形で登場したが、作品を重ねるにつれ人気が高まり、『0』や『OF THE END』では主人公の1人になっている。

Read Article

桐生一馬(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

桐生一馬(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

桐生一馬(きりゅうかずま)とは、アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズに登場する主人公キャラクターの1人。関東最大極道組織、東城会の元組員にして東城会元四代目会長。別名「堂島の龍」と呼ばれ、その名は裏社会ではかなり知れ渡っており、生ける伝説として後世に語り継がれているほど。義理と人情に厚く、喧嘩の実力も作中最強格とされる。

Read Article

『龍が如く』シリーズにおいて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬の人生

『龍が如く』シリーズにおいて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬の人生

セガが送る人気作品「龍が如く」。この歴代主人公を務める極道・桐生一馬。不器用だが実直で、けっして曲がらない「信念」を持つ、作中屈指の「漢」。彼は圧倒的な強さとまっすぐな心で、極道や警察、犯罪組織を巻き込んだ数々の事件を解決に導いていく。「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道の人柄、人生について解説する。

Read Article

冴島大河(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

冴島大河(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

冴島大河(さえじまたいが)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長である。かつて起こした事件から「極道18人殺し」の異名で恐れられる人物だが、本人の性格は温厚で面倒見が良い。東城会の大幹部で真島組組長の真島吾朗とは兄弟分の間柄である。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』でかつて起こした事件が冤罪だと判明し死刑を免れた後は、真島と共に東城会六代目会長の堂島大吾を支えている。

Read Article

伊達真(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

伊達真(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

伊達真(だてまこと)は『龍が如くシリーズ』に登場する警視庁組織犯罪対策第四課の刑事である。警察官としての誇りを持った人物で、その誇りのためならば上層部の人間に逆らうことも厭わない。後輩の刑事からは「伝説の名刑事」として慕われている。 初代では100億を巡る事件を追う過程で、「堂島の龍」と呼ばれる桐生一馬と協力関係を築く。一人娘の沙耶との和解を経て桐生のかけがえのない友人となり、以降のシリーズでも相棒として桐生を支え続ける。

Read Article

澤村遥(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

澤村遥(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

澤村遥(さわむらはるか)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、メインヒロインの1人である。1作目である『龍が如く1』から登場しており、シリーズを追うごとに年齢や身長も変わり、成長していく。作中では主人公の桐生一馬と共に行動する場面も多く、遥が関わるゲーム内イベントやストーリーも多い。

Read Article

秋山駿(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

秋山駿(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

秋山駿(あきやましゅん)とはアクションアドベンチャーシリーズ『龍が如く』登場する主人公キャラクターの一人。消費者金融スカイファイナンスの代表取締役にしてキャバクラエリーゼのオーナー。無利子、無担保で融資をするかわりに提示する条件を飲んでもらう一風変わったやり方を取るその様から「神室町の駆け込み寺」の異名を持つ。堅気だが、極道者に引けを取らないほどの喧嘩の腕前を誇る。

Read Article

郷田龍司(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

郷田龍司(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

郷田龍司(ごうだりゅうじ)は『龍が如くシリーズ』の五代目近江連合直参郷龍会二代目会長である。関東で「堂島の龍」として名の通っていた桐生一馬に匹敵する存在感から「関西の龍」と呼ばれるが、本人は「龍の二つ名は唯一無二の存在であるべき」という考えから「関西」の部分を良く思っていない。 『龍が如く2』では近江連合が桐生の所属する東城会と五分の盃を交わすことを不満に思い、クーデターを起こして桐生率いる東城会と全面衝突を起こす。

Read Article

狭山薫(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

狭山薫(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

狭山薫(さやまかおる)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、大阪府警第四課主任の警部補の女性。『龍が如く2』では、メインヒロインとして登場する。正義感が強く、暴力団に対する容赦のない取り締まり振りから「ヤクザ狩りの女」と呼ばれていた。腕っぷしも強く、ゲーム内では主人公の桐生一馬と共闘するシーンも見られる。

Read Article

春日一番(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

春日一番(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

春日一番(かすがいちばん)とは、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。『龍が如くシリーズ』の2代目主人公であり、気心の知れた相手からは「イチ」と呼ばれている。初代主人公の桐生一馬とは対照的に、フランクで明るい性格をしている。 もとは東城会系三次団体「荒川組」の構成員だった。しかし尊敬する荒川真澄の懇願で他人が犯した殺人の罪を被り、警察署に出頭。出所後に荒川と再会した際には銃を向けられ、実の父のように敬愛した彼に撃たれてしまう。

Read Article

錦山彰(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

錦山彰(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

錦山彰(にしきやまあきら)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系「錦山組」の組長。メインの主人公である桐生一馬とは幼馴染で、同じ児童養護施設の出身である。シリーズ1作目の『龍が如く』から登場しており、過去編である『龍が如く0 誓いの場所』では堂島組若衆だった頃の姿が描かれていた。

Read Article

荒川真澄(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

荒川真澄(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

荒川真澄(あらかわますみ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の組長。「殺しの荒川組」と称されるほど武闘派極道のトップでありながら仁義に厚い人物で、ただのチンピラだった春日一番を助け彼の人生に大きな影響を与えた。しかしその一番が服役している間に荒川組は関西一円のヤクザを束ねる近江連合の直参団体に。真澄も近江連合の若頭代行を任され、真意を問おうとやってきた一番に銃を向ける。

Read Article

風間新太郎(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

風間新太郎(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

風間新太郎(かざましんたろう)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系・堂島組の若頭であり、堂島組内の風間組組長を務めた人物である。天才的な銃の腕を持つヒットマンだった過去を持っている。孤児の養護施設「ヒマワリ」を創設し、主人公の桐生一馬たちの父親的存在だった。

Read Article

沢城丈(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

沢城丈(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

沢城丈(さわしろじょう)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の若頭で、組長・荒川真澄の右腕として働く人物。『龍が如く ONLINE』と『龍が如く7 光と闇の行方』では詳細な人物像が異なっており、『7』だと真澄の息子、荒川真斗の望みを叶えることに執着している。一方でシノギに厳しい冷酷な性格であるため、甘い考えで仕事をする春日一番とはそりが合わなかった。作中では真斗の配下として、何度も一番の前に立ちはだかる。

Read Article

ハン・ジュンギ/キム・ヨンス(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ハン・ジュンギ/キム・ヨンス(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ハン・ジュンギ(キム・ヨンス)とは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の参謀を務める男性。本名はキム・ヨンスだが、韓国マフィア「ジングォン派」のボスだったハン・ジュンギの影武者という役割を担っていた過去があり、本物が死んだ後もハン・ジュンギとして生き続けている。本物のハン・ジュンギに倣い、性格は公明正大で紳士的。しかし時折、本物よりも人間味のある一面も見せる。

Read Article

向田紗栄子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

向田紗栄子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

向田紗栄子(むこうださえこ)とは『龍が如くシリーズ』に登場するキャバクラ店の雇われママである。店を経営する野々宮勲が何者かに殺されたことをきっかけに春日一番と知り合い、彼らと共に野々宮の死の真相を探っていく。 気が強い性格でカタギの女性でありながら腕っぷしもある。一番のパーティーに加わった後は、極道の人間を相手にしても物怖じすることなく戦っている。またかなりの酒豪であり、一番たちが酔いつぶれても顔が赤くならないほどである。

Read Article

趙天佑(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

趙天佑(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

趙天佑(ちょうてんゆう)とは『龍が如くシリーズ』の武闘派中国マフィア横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥である。常にへらへらした陽気で気さくな人物だが、伊勢佐木異人町を支配する「異人三」の一角・横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥に相応しい威圧感を持ち合わせる。一方で総帥就任には消極的だったようで、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公の春日一番からは「部下の手前ボスらしく振舞っていただけに見える」と評される。

Read Article

ナンバ/難波悠(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ナンバ/難波悠(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ナンバ/難波悠(なんばゆう)とは『龍が如くシリーズ』に登場する元看護師のホームレスである。表向きはリアリストで、全てを諦めているかのようなセリフを吐くこともあるが、新人ホームレスの春日一番に路上生活のイロハを教えるなど、情に厚い人物。また頭が切れる人間でもあり、推理で一番をサポートすることもある。 実弟の秋葉正一が異人町の偽札作りを調査しているうちに音信不通になったことで、ナンバは異人町の公園に住み着いた。そして偽札を持っていた一番に同行して、弟の行方を探っていく。

Read Article

ソンヒ(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ソンヒ(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ソンヒとは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の女総帥である。コミジュルは伊勢佐木異人町に流れ着いたジングォン派の残党であり、ソンヒはその「はぐれジングォン派」の母親に連れられて異人町にやってきた。そのような経歴を持つため、自分たちのようなはぐれ者に異人町という居場所をくれた民自党の幹事長・荻久保豊には強い忠誠を尽くしている。一方で異人町を守るためなら殺人すら辞さない冷酷さも持ち合わせる。

Read Article

足立宏一(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

足立宏一(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

足立宏一(あだちこういち)は『龍が如くシリーズ』に登場する元神奈川県警刑事。上司にたてついたことで免許センター職員に左遷された過去を持ち、その復讐のため春日一番に協力を持ち掛ける。 警察官だけあって不正や罪を許さない正義感に溢れた人物であるが、酒や女に弱く、収入のほとんどを遊びに費やすなど、だらしない一面も存在する。初代主人公の桐生一馬の友人、伊達真は刑事時代の後輩で「まこっちゃん」と愛称で呼ぶ仲である。

Read Article

ハルト/澤村遥勇(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ハルト/澤村遥勇(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

ハルト/澤村遥勇(さわむらはると)は『龍が如くシリーズ』に登場する澤村遥と宇佐美勇太の息子。遥が広島で出会った勇太と一夜を共にした際に身ごもった子どもであり、陽銘連合会直系舛添組系広瀬一家総長の広瀬徹に匿われる中で産まれた。ハルトは香港マフィア「祭汪会」のボスのビッグ・ロウの血を引いており、『龍が如く6 命の詩。』ではこの血筋が原因で命を狙われる。『6』の時点では赤ん坊だったが、以降のシリーズ作品では成長した姿を見せている。

Read Article

マキムラマコト/筱喬/館山マコト(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

マキムラマコト/筱喬/館山マコト(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

マキムラマコト/筱喬(シャオチャオ)/館山マコト(たてやまマコト)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、『龍が如く0 誓いの場所』ではメインヒロインを務めている。中国生まれの残留孤児2世で、本名は筱喬(シャオチャオ)。心因性の視力障害でほぼ失明状態であるため、普段は白杖を使って生活している。 整体師として技術を磨きながら生計を立てていたが、自身も知らぬ間に相続していた「カラの一坪」により、極道の抗争に巻き込まれることとなった。

Read Article

リリ/冴島靖子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

リリ/冴島靖子(龍が如く)の徹底解説・考察まとめ

リリ/冴島靖子(さえじまやすこ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長、冴島大河の義妹。幼い頃に病を患った自分を治そうとする兄のことを心の底から尊敬しており、その気持ちを上野誠和会若頭の葛城勲に利用されて殺し屋となる。ミステリアスな雰囲気の女性で、初登場時はリリという偽名を名乗っていた。 靖子を演じているのは女優の小沢真珠。「スカイファイナンス」の代表取締役である秋山駿の恋人だった絵里に容姿が酷似している。

Read Article

目次 - Contents