池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ

『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。

フランス帰りのバレエダンサーで、一時G-BOYSのメンバーとして行動していた。しかし、タカシのやり方に異を唱え離脱した。その後池袋東口の公園を根拠地に、黒をパーソナルカラーとしたカラーギャング「ブラックエンジェルズ」を結成する。バレエで培った身体能力の高さから喧嘩もタカシと互角に渡り合えるほどに強い。体の柔軟さを生かした蹴り技が得意。タカシ同様その圧倒的なカリスマ性と見たものを魅了するダンスでメンバーを増やしている。スペシャル回では、タカシ同様にチームを解散し、池袋東口にラーメン屋を開店させる。

マコトの関係者

森永和範(もりながかずのり/ 演:高橋一生)

マコトの中学時代の同級生で、学年一番の秀才だったが、現在は完全に引きこもりとなっている。伸び放題の髪が特徴。マコトが粘り強く説得したことで、引きこもっていた部屋から出ることに成功した。その後は情報屋となってマコトの事件解決に協力するようになる。コンピューター技術に詳しい。スペシャル回では情報屋をやりつつ、インターネットカフェをオープンさせたようである。

電波くん(演:須藤公一)

コンビニ店員でマコトの友達。巨漢である。名前の通り電波オタクで、その特技を使ってマコトを手助けしている。シュンが殺された際は、G-BOYSのメンバーとなって、ブラックエンジェルズとの戦いに手を貸した。

貝山 祥子(かいやましょうこ/演:青木堅治)

マコトの小学生時代の同級生。元々は女だったが、性転換して男性になった。覗き部屋サイトのスカウトマンで、サイトのナンバー1である明日美がサイトを利用していた「ゴム男」と呼ばれるエリート会社員のストーキング被害に遭い、解決をマコトに頼む。自分を男性らしく見せようとするが、根は気弱な女性のままである。マコトの手助けを受けて、自分の彼女である明日美を守ることが出来た。

中村 理香(なかむらりか/演:酒井若菜)

ヒカルの親友で、マコトのことを気に入っていた。プライベートでは売春に手を染めていた。ある日ラブホテルで何者かに惨殺され、ストラングラー事件の被害者となった。その後、同様の手段で女を暴行していた歯科医の早乙女をマコト達が突き止めるが、彼はリカの殺害に関わっていなかった。真犯人はヒカルに依頼された山井であった。

羽沢組系氷高組

斉藤富二夫(さいとうふじお/演:妻夫木聡)

池袋の暴力団「羽沢組系氷高組」の構成員でマコトの中学の時の同級生。当時はサルと言うあだ名で呼ばれていた。羽沢組組長の娘の付き人で、彼女のことを想っていた。高校時代まではいじめられっ子だったが、その反動でヤクザになる。行方不明の娘の捜索をマコトに依頼し、サポートを受けてからは、逆にマコトに情報の提供などで便宜を図っている。小柄な身体だが非常に闘争心が強く、また冷静な判断力も持ち合わせている。

氷高(ひだか/演:遠藤憲一)

サルが所属する羽沢組系氷高組の組長で、羽沢組の若頭でもある。オールバックに強面でメガネが特徴のインテリヤクザ。普段は柔らかい物腰だが、一度怒ると言葉遣いが荒くなり、迫力が増す。

警察関係者

横山礼一郎(よこやまれいいちろう/演:渡辺謙)

東京大学卒の池袋西署の署長。マコトとはボウリングで愛車のBMW3シリーズを賭けた勝負に負けて取られてしまう。自分の妻が犯罪者に傷つけられ歩けなくなって以来犯罪者を心底憎んでいる。犯罪を潰すために、故意にカラーギャングたちに抗争をけしかけて、ヤクザと共に一網打尽を狙っていた。しかしマコトの身体を張った阻止によって実現しなかった。どこにも属さないマコトを危険視している部分があるが、一方でマコトの才覚にも気付いており、評価している。ギャング抗争の後、全責任をとって警察を辞め、探偵事務所を立ち上げる。その際、マコトをスカウトした。

吉岡保(よしおかたもつ/演:きたろう)

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