オーシャンズ13(Ocean's Thirteen)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーシャンズ13』とは2007年に公開されたアメリカのケイパー映画である。監督はスティーヴン・ソダーバーグ。「オーシャンズシリーズ」の3作目にあたる。共同でカジノホテルの経営を計画していたウィリー・バンクとルーベン・ティシュコフ。しかしルーベンはバンクに裏切られ、ショックから心筋梗塞に陥る。バンクへの報復のためチームは再び集結。カジノホテルを利用しバンクに莫大な損害を負わせるため、プレオープンに向けた大きな計画が動き出していく。シリーズの中でもチームの絆が光る一作である。

目次 - Contents

『オーシャンズ13』の概要

『オーシャンズ13』とは2007年に公開されたアメリカのケイパー映画である。原題は『Ocean's Thirteen』。アメリカでの公開は2007年6月8日。日本では同年8月10日に公開されている。監督はスティーヴン・ソダーバーグ。「オーシャンズシリーズ」の3作目にあたる。主演を務めるのは前作に続きダニエル(ダニー)・オーシャン役のジョージ・クルーニー。そして彼の右腕であるラスティー・ライアンの役をブラッド・ピット、ライナス・コールドウェルの役をマット・デイモンが演じている。新たな出演者にはウィリー・バンク役のアル・パチーノやアビゲイル・スポンダー役のエレン・バーキンが名を連ねた。本作のオーシャンズチームは13人のメンバーで構成されている。前作の『オーシャンズ12』では11人のチームにジュリア・ロバーツの演じるテス・オーシャンが加わったことで12人のチームとなっていた。それが本作ではテスは作戦に参加することなく、エディー・イザードの演じるローマン・ネーゲルと『オーシャンズ11』、『オーシャンズ12』で敵として登場したアンディ・ガルシアの演じるテリー・ベネディクトがチームに加わる。『オーシャンズ13』は製作費1億ドルに対し、3億1,131万ドルの興行収入を記録した。

ラスベガスのホテル王バンクは、旧知の仲であるルーベン・ティシュコフと共同のカジノホテル経営を計画していた。しかしバンクはルーベンが用済みになると彼を裏切り、ホテルの経営権を剥奪。ルーベンはショックのあまり心筋梗塞を起こし、寝たきりとなった。知らせを受けたダニーらオーシャンズチームのメンバーは、ラスベガスに入院したルーベンの元に駆けつける。チームはバンクへの復讐を誓い作戦を企てた。彼らはカジノホテルを利用し、バンクに莫大な損害を負わせるため動き出す。カジノに設置される機械の細工、地震を起こすための地下工事、格付け審査員を貶めホテルの評価を落とす計画などが同時進行で進められていく。ホテルのプレオープンまでに、チームのメンバーは準備を完了させることができるのか。ダニーらの動きに気付いたバンクの抵抗による攻防が繰り広げられていく。

『オーシャンズ13』のあらすじ・ストーリー

ウィリー・バンクの裏切りにより寝たきりとなったルーベン・ティシュコフ

ホテル王のウィリー・バンクと手を組んだ実業家であり資産家のルーベン・ティシュコフ。2人は共同でラスベガスに新たな高級カジノホテルを建設するプロジェクトに投資していた。しかしルーベンはバンクに裏切られ、権利を剥奪される。彼は心筋梗塞を起こし寝たきりとなった。主治医のDr.スタンから知らせを受けたダニエル(ダニー)・オーシャンはチームを再び集結。チームを率いるダニーや、彼の右腕のラスティー・ライアンを含む10人がラスベガスに集まった。目を覚まさないルーベンを目の当たりにし、彼らはバンクへの復讐を誓う。

プレオープンに向けて進められた計画

バンクの経営するホテルは全て格付けで5ダイヤモンドがつけられていた。そこで彼らは極秘で訪れる格付け審査員に悪評をつけさせ、評価を落とそうとする。ホテルにはオーシャンズチームの詐欺師であるソール・ブルームを審査員と思わせ、本物を悲惨な目に遭わせることにする。作戦実行のためカジノのコンシェルジュであるデビーを味方につけ、本物の誘導を依頼。他にもバンクの上客を味方につけるため、保険会社の重役デニー・シールズを介して18名の客と5億ドルで取引をした。2つ目の策はホテルのプレオープン初日にギャンブルマシーンを全て不正操作し、客に大勝ちさせようというもの。カジノ側に莫大な損失を与えるためブラックジャック、ルーレット、スロットなどあらゆるマシーンに高度な仕掛けを施す必要があった。そこでダイスの製造工場には双子のモロイ兄弟の兄であるバージル・モロイが潜入。ブラックジャックのカードシャッフル機の細工を担う電気・通信・メカニック専門家のリヴィングストン・デルはシャッフル社に潜入した。スロットに関しては、プログラムに携わる男にダニーが取引を持ちかける。彼の借金を肩代わりすることで、プログラムの仕掛けに関する情報を得た。そしてプレオープン前のゲーム品評会にはイカサマディーラーのフランク・キャットンが潜入。スリ師のライナス・コールドウェルはカジノの警備システムが人工知能のグレコによるものであるという情報を得る。それは作戦に協力している旧知の技術屋、ローマン・ネーゲルも破るのは不可能と断言するものであった。発明者は彼の同級生のグレコ・モンゴメリー。そこでローマンは超高度セキュリティ・システム対策の主要メンバーとして作戦に加わる。彼はグレコを一時的ではあるが止める手段の候補に、超短波磁電管のマグネトロンと天災を挙げた。地震を起こすことは可能であると判断したチームは地下にトンネルを掘る計画を立てる。掘った場所に機械を設置し、人工的な揺れを起こそうとした。地下での役割は爆発物の専門家であるバシャー・ターが担うこととなる。しかしトラブルが相次ぎ計画は難航。資金も枯渇し、以前は資金の工面をしていたルーベンが寝たきりのため、チームは宿敵のテリー・ベネディクトに協力を仰いだ。ベネディクトはチームを嫌悪しながらも援助を承諾。代わりに倍での返済と、バンクがホテルの格付けで獲得した2億5,000万ドル相当のダイヤモンド・コレクションを盗むことが要求される。他に頼る宛ての無いチームは渋々彼の要求を飲んだ。

チームの作戦に加わった伝説の泥棒ボビー・コールドウェル

プレオープンを迎え、作戦がいよいよ動き出す。中国の不動産王に扮してホテルの最上階に宿泊した軽業師のイエンを訝しむバンクの右腕アビゲイル・スポンダーはFBI捜査官のロバートをホテルに呼んでいた。そのイエンはバンクの欲しがる携帯メーカー、サムスンのオーナーが友人であったため、携帯を贈る際にマグネトロンを仕掛けることに成功する。だがFBIによりシャッフル機に細工をしていたことが発覚し、リヴィングストンは逮捕。その際にシャッフル機は全て交換された。その後、操作されたスロットマシンや細工されたサイコロにより、カジノ内で大当たりが出る。フロアが盛り上がり始めた頃、バンクが携帯を使用し仕掛けられたマグネトロンによりグレコは麻痺。グレコが再起動するまでの3分20秒の間にギャンブルでイカサマが多発した。大勢の客が次々とゲームに勝っていく。チームは客に換金させるため、地下に設置された大型の機械を用いて人為的な揺れを起こす。客は地震と勘違いし、勝ち分をすぐに換金してホテルから脱出した。静まり返ったホテルに残っていたのはスポンダーと、彼女をたらし込み内部情報を聞き出そうとしていたライナス。彼も駆けつけたロバートにより逮捕されてしまう。しかしFBIは全員が偽者で、チームの仲間であった。FBIに交換されたシャッフル機も、細工したものにすり替えられていたのである。さらにロバートの正体はライナスの父である伝説の泥棒、ボビー・コールドウェル本人なのであった。その後、盗んだダイヤモンド・コレクションを所持していたライナスの元に、フランスの怪盗フランソワ・トゥルアーが現れ奪われる。彼が現れることを予想していたダニーは偽物をライナスに身につけさせ、同じ頃本物はバシャーの操縦するヘリコプターで持ち去られていた。作戦が完遂する頃、ダニーは怒りを露にするバンクに対し、全て自身が蒔いた種であると指摘。警察に訴えようにもバンクの裏切りは警察に明かせるものではない。彼は一晩で5億ドルを失い、完全な敗北を迎える。一方快復したルーベンにチームは5,600坪の一等地の権利書を用意。そしてベネディクトに支払うはずの資金を全てダニーは彼の名義で慈善団体に寄付していた。約束と異なると話すベネディクトにみんなメデタシと言い、ダニーはその場を後にする。その後ベネディクトは寄付を取りやめるのではなく、記者会見を開くまでになった。ベネディクトがテレビ出演している様子を空港のモニターで呆然と観ていたダニー、ラスティー、ライナス。3人が別れた後、スロットをしていたラスティの元に、散々な目に遭った格付けの審査員が現れる。ラスティーはスロットの途中で彼に席を譲り、ゲームを始めた彼は1,100万ドルを当て大喜びで物語は幕を閉じた。

『オーシャンズ13』の登場人物・キャラクター

オーシャンズチームのメンバー

ダニエル(ダニー)・オーシャン(演:ジョージ・クルーニー)

出典: x.com

吹替:小山力也(ソフト版)/磯部勉(フジテレビ版)
主人公。オーシャンズチームを率いるリーダー。妻のテスが強盗稼業に否定的であり、足を洗っていた。しかしバンクへの報復のため、再びチームで作戦を練る。ダニーが22歳の駆け出しであった頃、バカな賭けをする自身をルーベンが直したとラスティに話す。ルーベンはダニーが騙されないよう見ていたり、ダニーに朝食を奢ったこともあるという。ダニーはルーベンとの過去をよく覚えており、彼に助けられた恩を忘れていなかった。歴史に名を残したければ大通りにあんたの名をつけると、ルーベンが倒れる前に話していたダニー。彼は自身の言ったことを果たし、終盤ではルーベンに大通り北端に5,600坪の一等地を用意している。

ラスティー・ライアン(演:ブラッド・ピット)

吹替:細井治(ソフト版)/堀内賢雄(フジテレビ版)
ダニーの右腕。作戦実行の前線に立つことが多い。ルーベンが危篤状態であることをテスと、自身の恋人であるイザベル・ラヒリに伝えるかを尋ねるライナスに、ラスティーは俺たちの戦いだと言い釘を刺す。またイザベルとの暮らしの愚痴をダニーに漏らすなど、ダニーの右腕として優秀でありながら男女関係は苦手な面を見せている。ダニーと観ていたテレビ番組で一家が豪華景品を当てる様子に2人で感動し、鼻を啜っていた。

ライナス・コールドウェル(演:マット・デイモン)

吹替:竹若拓磨(ソフト版)/桐本琢也(フジテレビ版)
「黄金の指を持つスリ」の異名を持つスリ師。伝説の泥棒ボビー・コールドウェルの息子。チームの最年少であり、自身の思うような重要な位置に立つことができないでいたライナス。本作では主要な仕事を任されており作戦の実行役としても、裏で動く人物としても彼なりに責務を全うしている。それでもボビーから見ればまだまだ子供であり、再会してはからかわれるライナスであった。不動産王に扮したイエンの秘書であるペパリッジとして、ホテルに潜入する。

フランク・キャットン(演:バーニー・マック)

吹替:茶風林(ソフト版)/銀河万丈(フジテレビ版)
イカサマディーラー。カジノゲームの品評会で次世代のドミノゲーム「ナフセッド」の売り込みのために潜入する。フランクのプレゼン後にバンクは、ゲーム機の設置を持ち帰って検討する方針で進めていた。するとサクラであるベネディクトが現れ彼が独占契約を結ぼうとしたことで、バンクはメインルームの中央に置くことをその場で宣言する。

バシャー・ター(演:ドン・チードル)

fuchan_y15
fuchan_y15
@fuchan_y15

Related Articles関連記事

オーシャンズ12(Ocean's Twelve)のネタバレ解説・考察まとめ

オーシャンズ12(Ocean's Twelve)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーシャンズ12』とは2004年のアメリカの映画である。監督はスティーヴン・ソダーバーグ。本作は「オーシャンズシリーズ」の2作目にあたる。前作でラスベガスの三大カジノのオーナーであるテリー・ベネディクトから1億6,000万ドルを盗んだダニエル(ダニー)・オーシャンと仲間たち。その後ベネディクトに居場所がバレた一行は、利子をつけた全額を返済するよう要求される。そこでチームは返済の不足分を補うため新たな仕事を請け負うが、その最中にファベルジェの卵をめぐり怪盗ナイト・フォックスとの対決が勃発する。

Read Article

オーシャンズ11(Ocean's Eleven)のネタバレ解説・考察まとめ

オーシャンズ11(Ocean's Eleven)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーシャンズ11』とは2001年に公開されたアメリカの映画である。監督はスティーブン・ソダーバーグ。本作は「オーシャンズシリーズ」の第1作目にあたる。天才詐欺師のダニー・オーシャンによる11人の犯罪スペシャリストのドリーム・チームが結成された。彼らが狙うのはラスベガス三大カジノの巨大金庫にある1億6,000万ドル。それらを手に入れるためチームは巨大カジノのオーナーであるテリー・ベネディクトに挑む。ダニーが練り上げたとてつもない計画を、犯罪のプロ11人が遂行していくケイパー・ムービーである。

Read Article

コンテイジョン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

コンテイジョン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『コンテイジョン』とは、2011年にアメリカで公開されたスリラー映画。危険な未知のウイルスが、次々と人間の命を奪い、恐怖というパニックにも感染していく世界を描いている。世界各地で同時多発的に謎の病が発生する。それは咳・発熱を発症後、急激に症状が悪化し、亡くなってしまうという新種のウイルスだ。世界中で感染が広がるこの病に医師たちは敢然と立ち向かう。しかし人々は翻弄され、国家は瞬く間に崩壊していくのだった。ウイルス感染の恐怖を様々な視点から捉えた、リアル感溢れるパニック・スリラー・ムービーだ。

Read Article

オーシャンズ8(Ocean's 8)のネタバレ解説・考察まとめ

オーシャンズ8(Ocean's 8)のネタバレ解説・考察まとめ

『オーシャンズ8』とは2018年に公開されたアメリカのクライムエンタテインメント映画である。監督・脚本を手がけているのはゲイリー・ロス。本作はオーシャンズシリーズのスピンオフ作品となっている。シリーズの主人公、ダニー・オーシャンの妹であるデビー・オーシャン。デビーは5年の服役中に1億5000万ドルのジュエリー「トゥーサン」を盗むための大掛かりな計画を練り上げていた。仮出所したデビーは仲間を集めメトロポリタン美術館で開催される一大イベント「メットガラ」に潜入し、計画を実行に移していく。

Read Article

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』とは2019年公開のアメリカ・イギリス合作のドラマ映画である。監督はクエンティン・タランティーノ。1969年のハリウッドを舞台にかつてテレビスターであった俳優リック・ダルトンは、時代の変化に取り残されながらも再起を図ろうとしていた。一方親友であり専属スタントマンのクリフ・ブースは、ヒッピーのコミューンで盲目になり記憶に障害の出ているかつての旧友と再会をする。華やかな映画業界での葛藤や、ヒッピーの襲撃による事件に巻き込まれた2人の友情が描かれている。

Read Article

ゴッドファーザー PART III(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴッドファーザー PART III(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴッドファーザー PART III』とは、イタリア系移民のNYマフィアを描いた三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第3弾。脚本マリオ・プーゾ、監督フランシス・フォード・コッポラ、主演アル・パチーノで贈る、1990年公開の作品だ。2020年には公開30周年を記念し、『ゴッドファーザー〈最終章〉:マイケル・コルレオーネの最期』と改題し、再編集版が公開された。コルネオーレファミリーの2代目ボスとなったマイケル・コルネオーレの最後を描いている。

Read Article

ファイト・クラブ(Fight Club)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイト・クラブ(Fight Club)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、2人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。

Read Article

ブラック・レイン(Black Rain)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラック・レイン(Black Rain)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラック・レイン』とは、1989年公開のアメリカ映画。リドリー・スコット監督によるポリス・アクション・ムービー。マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、高倉健、松田優作といった豪華な日米キャストの共演や、大阪での長期にわたるロケーション撮影が話題となった。ニューヨークで逮捕した男を日本に護送した2人の米国の刑事が、日本の警察と文化やスタイルの違いから対立しながらもお互い協力してヤクザと戦う物語を、大阪の街を舞台に描く。

Read Article

ジョー・ブラックをよろしく(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョー・ブラックをよろしく(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。

Read Article

ボーン・アイデンティティー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ボーン・アイデンティティー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ボーン・アイデンティティー』とは、『ボーンシリーズ』の1作目で、2002年に公開されたサスペンス・アクション映画。原作はロバート・ラドラムの『暗殺者』。記憶を失くした男が、皮下に埋め込まれたマイクロカプセルを手掛かりにわかった名前はジェイソン・ボーン。自分が何者かを辿るなか、行く先々で警察やCIAに追われるが、知力と体に染みついた高い戦闘スキルで追跡をかわし、襲ってくる暗殺者を倒し、窮地を脱する。偶然知り合ったマリーと逃げる間に見せる人間らしさや生身の体で対決する迫力の格闘シーンも必見。

Read Article

ジェイソン・ボーン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ジェイソン・ボーン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジェイソン・ボーン』とは『ボーンシリーズ』の5作目で、2016年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンが、CIAの極秘計画を暴いてから9年後。地下格闘技で生計を立てていたボーンの元に、彼の過去に関する新たな事実や極秘作戦を探り当てたかつての協力者ニッキーが現れる。情報の暴露を恐れたCIAに襲われる2人。一方CIAの女性捜査官ヘザーは愛国心のあるボーンを復帰させようとする。スリリングな展開、ラスベガスでのシリーズ屈指の激しいカーチェイスは必見。

Read Article

それでも夜は明ける(12 Years a Slave)のネタバレ解説・考察まとめ

それでも夜は明ける(12 Years a Slave)のネタバレ解説・考察まとめ

19世紀のアメリカで、自由黒人であるにも関わらず奴隷として売られ、12年間の奴隷生活を送ることとなったソロモン・ノーサップの実話を、彼が書いた体験記をもとにスティーヴ・マックイーン監督が映画化、2013年に公開された。主人公のソロモン・ノーサップをキウェテル・イジョフォーが熱演。監督の志に賛同したブラッド・ピットが制作段階から参加し、出演も果たしている。

Read Article

ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。

Read Article

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

アベンジャーズ/エンドゲーム(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『アベンジャーズ/エンドゲーム』とは、2019年に公開されたディズニー配給・マーベル製作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編である。本作は、宇宙最大のパワーを持つ6つの石”インフィニティ・ストーン”を集めたサノスがアベンジャーズのメンバーを含む、全宇宙の生命の半分を消滅させたところから始まる。人類を守るため、”キャプテン・アメリカ”や”アイアンマン”を筆頭に最強ヒーローたちが再び立ち上がり、史上最凶最悪の敵・サノスに逆襲(アベンジ)する。

Read Article

インターステラー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

インターステラー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インターステラー』とは鬼才クリストファー・ノーラン監督が世に放った壮大なSF映画である。最新技術と物理学者の協力によって映像化された、物理法則に忠実で当時最も本当の姿に近いといわれたブラックホール、ワームホールが話題となった。何年も雨が降らず、深刻な食糧問題を抱えた、人類滅亡の危機に瀕する近未来。元宇宙飛行士のジョセフ・クーパーは、居住可能な星を探す計画、「ラザロ計画」にスカウトされることになる。クーパーは娘に必ず戻ると約束し、広大な宇宙へと旅立った。果たして彼は人類を救うことができるのか。

Read Article

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』とは、アメリカ合衆国で制作されたヒューマンドラマ映画である。天才的頭脳を持ちながら過去の虐待による心の傷が原因で、仲間とともに非行を繰り返す主人公の少年ウィル・ハンティングと、ウィルに向き合う、愛する妻を失った心理学者ショーン・マグワイアの心と心の交流を描いた作品。アカデミー賞脚本賞、ゴールデングローブ賞脚本賞受賞作であり、マッド・デイモンの出世作。ショーン・マグワイア役のロビン・ウィリアムズもこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞している。

Read Article

ボーン・スプレマシー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ボーン・スプレマシー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ボーン・スプレマシー』とは『ボーンシリーズ』の2作目で、2004年に公開されたサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンの2年後を描く。インドでマリーと暮らしていたボーンの元に暗殺者が現れ代わりにマリーが殺されてしまう。自分を追う理由を知るため動き出したボーンだが、ある事件の容疑者に仕立てられる。CIAの追跡をかわしながら自分を巡る陰謀の真相を探るボーン。トンネルの中のカーチェイスなど前作以上にスピード感あるスリリングなシーンの連続で観る者を魅了する。

Read Article

セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『セブン・イヤーズ・イン・チベット』とは1997年のアメリカの伝記映画。スイスの山アイガー初登頂で名高いオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝を映画化。彼がチベットで過ごした7年間、若きダライ・ラマ14世との交流によってもたらされる心の変遷をチベットのオリエンタルで美しい映像が映し出す。ジャン=ジャック・アノー監督作品。主演のハインリヒ.・ハラーに当時絶大な人気を得ていたブラッド・ピットを迎えた。複雑な中国とチベットの関係を描いている映画であることから、中国は中国での本作の上映を禁止した。

Read Article

マネーボール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マネーボール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。

Read Article

ゼロ・グラビティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゼロ・グラビティ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゼロ・グラビティ』とは、鬼才アルフォンソ・キュアロン監督によって2013年に公開されたアメリカ映画。主演はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが務めた。宇宙で極限状況下に置かれた者たちのドラマを、VFXを駆使した3D映像でリアルな宇宙空間の臨場感を再現したSF・ヒューマン・サスペンス。スペースシャトルで船外活動中に予期せぬ事故によって宇宙空間へ放り出され、無重力の世界の中、救助も期待できない絶望的状況で漂い続ける2人の宇宙飛行士の運命を描く。

Read Article

セブン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

セブン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。 舞台は犯罪がはびこるアメリカの大都会。キリスト教の「七つの大罪」に沿って人を殺していく猟奇殺人犯を、退職間近の老刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が追っていく。 独創的な映像センスと、人間の暗部を描いた脚本が魅力のサイコサスペンス。

Read Article

テルマ&ルイーズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

テルマ&ルイーズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。

Read Article

Mr.&Mrs. スミス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

Mr.&Mrs. スミス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『Mr.&Mrs. スミス』とは、ダグ・リーマン監督による2005年公開のアクションムービーである。脚本を手掛けたのはサイモン・キンバーグ。主役となる夫婦の夫「ジョン・スミス」をブラッド・ピットが演じ、妻「ジェーン・スミス」をアンジェリーナ・ジョリーが演じている。本作はお互いに暗殺者という身分を隠して結婚したスミス夫妻の壮大な夫婦喧嘩の物語であり、2人の関係性の変化が見どころとなっている。 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは本作での共演がきっかけで親しくなり、2014年に結婚した。

Read Article

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

1992年制作。アメリカ映画。監督はマーティン・ブレスト。主演のアル・パチーノは本作でアカデミー主演男優賞を受賞。名門高校に通う苦学生のチャーリーは休暇中のアルバイトで全盲の退役軍人フランクの世話をすることになる。気難しく毒舌なフランクとニューヨークを旅することになったチャーリーは、フランクに振り回されながらも、彼と年齢を超えた友情を育んでいく。

Read Article

アンタッチャブル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アンタッチャブル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アンタッチャブル』とは、1987年にアメリカで制作されたアクション映画。禁酒法が敷かれた大都市シカゴを舞台に、酒の密造と密売で莫大な利益を得るギャング、アル・カポネに敢然と戦いを挑む4人の男たちの姿をロマンあふれる演出で描き出していく。『ボディガード』で知られるケビン・コスナー、『007 ドクター・ノオ』で知られるショーン・コネリーが出演した。 監督は『殺しのドレス』や『カジュアリティーズ』などで知られるブライアン・デ・パルマが務めた。

Read Article

フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari)のネタバレ解説・考察まとめ

フォードvsフェラーリ(Ford v Ferrari)のネタバレ解説・考察まとめ

『フォードvsフェラーリ』とは、アメリカ合衆国で2019年に公開された、”ル・マン24”でフォードとフェラーリがしのぎを削る実話を基にした作品である。キャロル・シェルビー、ケン・マイルズ、ヘンリー・フォード2世などの実在の人物が登場する。1965年の”ル・マン24”でマイルズがドライバーから外される描写があるが、実際はドライバーとして参戦(リタイア)しているなど、脚色されている部分もある。伝説といわれる、1966年の”ル・マン24”を描く。第92回アカデミー賞「音響編集賞」「編集賞」受賞作品。

Read Article

オデッセイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

オデッセイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『オデッセイ』とは、リドリー・スコットが監督を務めた2015年のアメリカ映画。原作は2011年に出版されたアンデイ・ウィアーのヒット小説『火星の人』。 過酷な状況に置かれながらも人間性を失わず、生存の危機に立ち向かう宇宙飛行士。そして、彼を助けようと奮闘する人々を描いた。NASAが全面的に協力し、惑星科学部門の責任者、ジェームズ・グリーンが科学技術面のアドバイザーとして雇用されている。

Read Article

ゴッドファーザー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴッドファーザー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴッドファーザー』とは、イタリア系移民のNYマフィアを描いた三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第1弾。マリオ・プーゾ脚本、フランシス・フォード・コッポラ監督で送る、マーロン・ブランドやアル・パチーノ出演のアカデミー賞3部門獲得の作品だ。ヴィトー・コルネオーレを中心とした、コルネオーレファミリーを巡る、1940年代のマフィアの「愛」「権力」「金」などを描いている。

Read Article

ゴッドファーザー PART II(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴッドファーザー PART II(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴッドファーザー PARTⅡ』とは、イタリア系移民のNYマフィアを描いた三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第2弾。マリオ・プーゾ脚本、フランシス・フォード・コッポラ監督で贈る、アル・パチーノ出演のアカデミー賞6部門獲得の作品だ。コルネオーレファミリーの2代目ボスとなったマイケル・コルネオーレを中心とした、1940年代のマフィアの「愛」「権力」「金」について描いている。

Read Article

運び屋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

運び屋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『運び屋』とは、クリント・イーストウッドによる2018年のアメリカ合衆国のクライム映画。 家族を蔑ろにして園芸家としての仕事を続けてきたアール・ストーンは、やがて孤独な90歳の老人になっていた。そんなある時、アールは荷物を乗せて車を走らせるだけで高額報酬が手に入る怪しげな仕事を引き受ける。しかし、その仕事の正体は麻薬の運び屋だった。 家庭を顧みない生き方をしてきた老人の人生を描いており、家族との関係を再構築しようとするアールが見所の作品。

Read Article

インソムニア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

インソムニア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インソムニア』とは2002年に公開されたアメリカの映画である。監督を務めるのはクリストファー・ノーラン。本作はエーリク・ショルビャルグが手がけた同タイトル映画のリメイク作品。ロス市警のドーマー刑事と相棒のハップは少女の撲殺遺体が発見された白夜の田舎町に派遣される。しかし犯人の捜索中にドーマーは誤ってハップを射殺してしまう。更にその現場を犯人に目撃されたことで弱みを握られ不眠症に陥ったドーマーが、毅然とした刑事の姿を失いながらも殺人犯に立ち向かっていくサスペンス・スリラー。

Read Article

マネー・ショート 華麗なる大逆転(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マネー・ショート 華麗なる大逆転(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』とは2015年に公開されたアメリカの社会派ドラマ映画である。監督はアダム・マッケイ。空前の住宅ブームが起きていた2005年のアメリカ。しかし金融トレーダーのマイケル・バーリは住宅市場が近い将来に崩壊することを予見し「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」という金融取引に目をつけた。マイケルから始まり、社会の枠から外れた者たちが巨額の利益を手にするまでを描いた実話ベースのストーリー。銀行や政府の不正、成功に伴う痛みなどにも切り込んでいく。

Read Article

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

『ファイト・クラブ』とは1999年公開のアメリカ映画。鬼才と呼ばれるデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた。不眠症の”僕”は自分とは正反対の自信家でマッチョな男タイラーと出会い、男同士が素手で殴りあう「ファイト・クラブ」と言う組織を結成していく。殴り殴られることで自分の存在意義を確認するが、やがて組織はテロリズムに傾いてき、”僕”は衝撃の事実を知ることとなる。 巧妙に張り巡らされた伏線とサブリミナル効果、ラストシーンの解釈、製作時のトリビアなどをネタバレ解説していく。

Read Article

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

海外の俳優たちを見てみると、けっこう歳がいっているはずなのにめちゃくちゃカッコイイ人っていますよね。ヒゲや長髪など、日本人男性がやるとあまりウケが良くないビジュアルも、海外だとなぜか魅力的に映るのが不思議です。この記事では、アラフォー以上の海外の俳優についてまとめました。いやぁみんなカッコイイですね!このシブさ、そして全身から溢れ出る大人の余裕と色気がたまらん。

Read Article

目次 - Contents