インソムニア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インソムニア』とは2002年に公開されたアメリカの映画である。監督を務めるのはクリストファー・ノーラン。本作はエーリク・ショルビャルグが手がけた同タイトル映画のリメイク作品。ロス市警のドーマー刑事と相棒のハップは少女の撲殺遺体が発見された白夜の田舎町に派遣される。しかし犯人の捜索中にドーマーは誤ってハップを射殺してしまう。更にその現場を犯人に目撃されたことで弱みを握られ不眠症に陥ったドーマーが、毅然とした刑事の姿を失いながらも殺人犯に立ち向かっていくサスペンス・スリラー。

『インソムニア』の概要

『インソムニア』とは2002年5月24日に公開されたアメリカの映画である。日本での公開は同年9月7日。監督はクリストファー・ノーラン。ノーランにとって『フォロウィング』(1998年)『メメント』(2000年)に続く3作目の長編映画だ。ノーランは普段脚本も手がけているのだが、本作ではヒラリー・セイツが脚本の担当に当たっている。また本作はリメイク映画であり、基となっているのは1997年公開のノルウェーのサスペンス映画。監督を務めるのはエーリク・ショルビャルグ。ノーランはオリジナル作品に独自の解釈を加え、映画のより深く暗い部分を掘り下げて描いた。リメイク版を制作したことで同じ軸を持ちながらオリジナルを新しく生まれ変わらせた映画となっている。主人公のウィル・ドーマー役には、20世紀の最も影響力の強い俳優の1人といわれているアル・パチーノ。そして犯人のウォルター・フィンチの役を俳優だけでなくコメディアンとしても活躍をしたロビン・ウィリアムズが演じている。また女性刑事のエリ・バー役にはヒラリー・スワンクが抜擢。スワンクもまた2度のアカデミー賞を受賞している実力者だ。

ストーリーは夜になっても周囲が明るいままの白夜の地、アラスカの田舎町ナイトミュートを舞台に進められていく。その地で起きた少女ケイ・コネルの撲殺事件の捜査応援にロス市警からベテラン刑事のドーマーと相棒のハップが派遣された。2人は捜査を進め犯人を誘き出すことに成功するも、現場の霧が濃かったためにドーマーは犯人と間違えてハップを射殺してしまう。しかしその真相を告白できなかったドーマーは、その罪の重さから不眠症に陥っていく。ハップの事件の調査担当に当たったのはエリ。いつ暴かれるか気が気でない状況に、ドーマーの精神は疲弊していく。その後、窮地に立たされたドーマーの心境などお見通しかのように犯人から電話が入った。犯人はドーマーがハップを射殺したことを知っており、それを脅しの材料にしてドーマーに取引を持ちかけてくる。やがてドーマーは脅しをかけられ、フィンチと手を組みケイのボーイフレンドであるランディ・ステッツを犯人に仕立て上げていくのであった。

『インソムニア』のあらすじ・ストーリー

相棒のハップを射殺したドーマー

アラスカの田舎町にロサンゼルス市警察のベテラン刑事ウィル・ドーマーと彼の相棒ハップ・エクハートが捜査応援のためやってきた。白夜を迎えたナイトミュートの地は、夏は24時間明るいままの時もある。夜のこないこの町で17歳の少女ケイ・コネルが変死体で発見された。ドーマーは彼女のボーイフレンドであるランディ・ステッツを疑うも、彼は容疑を認めない。だが死体に残っていた古いアザはランディがつけたものであったことが判明した。捜査を進めるにつれ、ケイがランディの知らないところで会っていた人物のいることが発覚する。高価なドレスにアクセサリー。それらは17歳のランディにはプレゼントできるような物ではなかった。
しかし証拠は少なく、小さな田舎町とはいえ犯人の特定に苦戦していたドーマー。犯人は非常に用心深い人物であった。そこでドーマーは犯人を誘き出すための策を講じる。その作戦に犯人はかかり見事姿を見せるものの、そのまま逃走。必死に後を追うが深い霧と慣れない足場にドーマーは焦った。そしてドーマーは重大な過ちを犯してしまう。彼は少し離れた位置で犯人を追いかけていたハップを誤って射殺してしまったのだ。その後警察の取り調べでドーマーは、銃声を聞きハップのもとへ駆けつけた時には既にハップは撃たれ倒れていたと嘘の証言をした。それから彼のそばでは地元刑事のエリー・バーがハップ殺人事件の捜査を担当することになる。彼女はドーマーの教えを吸収していきながら、事件の捜査を進めていった。犯人を追う刑事でありながら、自身の罪を周囲で暴こうとする者がそばにいる状況に、ドーマーの精神は摩耗していく。証言を撤回することも叶わないままドーマーはナイトミュート市警の刑事に囲まれていた。やがてドーマーは不眠症に陥る。彼は徐々に思考力や判断力を鈍らせ、精神も本来のものから遠ざかっていった。

フィンチとドーマーが手を組んだことで逮捕された無実の少年

眠れない夜を過ごすドーマーのもとに犯人から電話が入った。犯人はドーマーがハップを殺した瞬間を目撃していた。ドーマーの弱みを脅しの材料にし、犯人はケイの殺人事件との取引をドーマーに要求した。その後、指定されたフェリーでドーマーは犯人のウォルター・フィンチと対面する。ドーマーが故意にハップを殺したのではないのと同じく、フィンチもまた殺す気はなかったと話す。そこでフィンチとドーマーのどちらも捕まらずに済む手段として、フィンチはランディに罪をなすりつけようとした。ドーマーは逆らわず、フィンチの策に乗る。ドーマーは決して服従してはいなかったが、彼の正義や倫理観は砕けていっていた。
フィンチとやり取りを重ねるうち、ドーマーは彼がケイの好きな本の作家であることを知る。フィンチはケイからランディの浮気の相談に乗っていたと言う。またフィンチはケイに好意を抱いていたが、キスをした時にケイに笑われたことがフィンチの逆鱗に触れた。フィンチは殺そうとは思っていなかったと話す。しかし彼は感情のままにケイの顔面を殴りつけ、その行為は10分に及んでいる。フィンチはケイを痛ぶることを目的に彼女に近づいていたことが窺える。それでもドーマーとフィンチの講じたランディを犯人に仕立て上げる策は成功。フィンチは証人としてナイトミュート市警に行き、エリーたちの前でドーマーと尋問劇を繰り広げてみせた。名演技にすっかり信じ切った刑事たちは、すぐさまランディの自宅の捜査と押収の令状を出す。こうして居合わせた無実のランディが逮捕された。

2つの事件の間で錯乱していったドーマーの精神

ケイを殺していないランディが逮捕されたことで、ドーマーの精神は更に追い込まれていった。彼が過去に証拠を捏造し今もなお内部調査の話が進められている事件が、頻繁にフラッシュバックするようになる。凶悪犯による少年の殺人事件。だがその時は証拠不十分であったものの、犯人は実際に有罪であった。今回のランディの件と共通していることといえば、ケイに暴力を振るってはいたものの殺人を犯してはいない少年を犯人に仕立て上げている証拠捏造の点にある。ランディが逮捕されたことで解放されたはずが、その後も2つの事件の間でドーマーは苦しむ。
しかしある時事態が急変する。エリーがフィンチから連絡を受け、彼の元に向かったのだ。眠れない日が続き車の運転もままならない状態に陥っていたドーマーだが、嫌な予感がしすぐさま車でその場所に向かった。ドーマーが到着した頃にはフィンチがエリーを気絶させた後であった。その後の最悪の事態寸前のところでドーマーは2人のいる小屋に乗り込んだ。ドーマーに気付いたフィンチとの決戦が始まる。エリーは目を覚まし、ドーマーの罪に気付きながらも彼の加勢に加わった。ドーマーは目の下にクマをつくり立っているのもやっとの状態。人気のない場所で銃声が何発も鳴り響く。やがてフィンチとドーマーはもみくちゃになりながら互いに銃を発砲。2人の弾丸はそれぞれの体を撃ち抜いた。フィンチは湖に沈み、後を追うようにしてドーマーも崩れ落ちる。彼は眠りたがっていた。必死に繋ぎ止めようとするエリーに彼は自白し、正義を貫くよう説得する。そうしてこれまでドーマーを苦しめていた全てのものから解放されるようにして、彼は長い眠りについた。

『インソムニア』の登場人物・キャラクター

主要人物

ウィル・ドーマー(演:アル・パチーノ)

出典: chicosia.com

吹替:樋浦勉(ソフト版)/菅生隆之(テレビ朝日版)/野沢那智(テレビ東京版)

ロサンゼルス市警察殺人課。エリーが大学でドーマーについて学んでいたほどの有名な熟練刑事。しかし過去に証拠不十分なため捕まらずにいた殺人犯の証拠を捏造しており、その事件について現在内部調査の話が進められている。それが原因で彼は落ち着かない日々を過ごしていた。

ウォルター・フィンチ(演:ロビン・ウィリアムズ)

出典: ameblo.jp

左の男性。

吹替:寺杣昌紀(ソフト版)/岩崎ひろし(テレビ朝日版)/江原正士(テレビ東京版)

ブロディ・ミステリーの作家名で活動している。ケイが所持していた本の作者であり、彼女はブロディのファンであった。証拠を徹底的に隠すフィンチにドーマーたちは苦戦する。ケイへの暴行は故意ではないと言うが、エリーのことも自宅に呼び殴って気絶させている。またケイへの暴行を10分続けていたことから、ドーマーはフィンチの発言を信用していなかった。

ロサンゼルス市警察

ハップ・エクハート(演:マーティン・ドノヴァン)

中央の男性。

吹替:相沢正輝(ソフト版)/寺杣昌紀(テレビ朝日版)/小杉十郎太(テレビ東京版)

ロサンゼルス市警察殺人課のドーマーの相棒。ドーマーが過去に証拠を捏造した事実を知っている。ドーマーとハップが派遣されてきたことに驚くチャーリーに対し、内部監査の標的になったことが原因で派遣されているとハップは話す。ハップにも賄賂を受け取っていた過去があり、彼は家族のため内務調査を受けることを決心する。ドーマーが止めても彼は耳を貸さなかった。

ワーフィールド(演:イアン・トレイシー)

吹替:上田陽司(ソフト版)/なし(テレビ朝日版)/なし(テレビ東京版)

ドーマーの宿泊施設に電話を掛けてきた男性。ドーマーの上司であり、ナイトミュートでのドーマーの捜査報告書を楽しみにしていた。現場に立つことのないワーフィールドをドーマーは軽蔑している。

ナイトミュート市警察

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