マネーボール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。
『マネーボール』の概要
『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション書籍『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。
かつて野球選手であったビリー・ビーンは目立った功績を残すことができないまま引退し、メジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに若くして転身した。自分のチームの試合は観戦することがなく、腹が立てば人や物に当たり散らすという短気で風変わりな男だ。
ビリーはある日、イェール大学経済学部を卒業したピーター・ブランドと出会う。ビリーは連敗続きの弱小球団アスレチックスを常勝チームに変えていくために秘策を見出した。ピーターが主張するその秘策とは、野球に統計学を用いて年俸の高い有名選手ではなく、無名の選手を雇うというのである。
初めはその理論をうまく活かすことができずにビリーとピーターは周囲から小馬鹿にされるが、それでも2人は諦めずに主力選手と交換に寄せ集め風の3人の選手を雇い入れ、キャッチャー経験だけの選手に一塁を守らせるという無茶な指示を出していく。
やがて、その無茶に思えた理論が活き始め、あり得ない奇跡を起こすのであった。
風変わりな実在のゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンを演じるのは2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞を受賞した名優ブラッド・ピット。
また、アスレチックスの監督アート・ハウを2005年の映画『カポーティ』でアカデミー主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが演じている。
2014年の映画『フォックスキャッチャー』を手掛けたベネット・ミラーが監督を務めた。
第84回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞、音響編集賞の6部門にノミネートされた。
『マネーボール』のあらすじ・ストーリー
連敗続きの球団オークランド・アスレチックス
2001年、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーを務めるビリー・ビーンは落胆していた。自身がゼネラルマネージャーを務めるアスレチックスがニューヨーク・ヤンキースに勝利できなかったからだ。
このことで所属するスター選手3人の移籍が決定的となり、ワールド・シリーズ優勝は夢のまた夢という状況であった。2002年のシーズンに向けて戦力を整えるべく補強資金をオーナー陣に求めるビリーだったが、資金に余裕がないため彼らの返事はつれないものだった。ビリーに与えられた課題は限られた予算の中でチームを再編することだった。
勝利のための秘策
ある日ビリーは、クリーブランド・インディアンスとのトレード交渉の場に赴いた。その時、1人の白人青年ピーター・ブランドに出会う。イエール大学経済学部を卒業したというピーターは、各種統計学から野球選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という理論を用いてトレード交渉をするかしないか判断していた。交渉の場で、インディアンスのゼネラルマネージャーであるマーク・シャパイロにビリーは希望の選手を伝える。しかし、同席していたピーターの意見を聞いたマークはビリーの希望を拒否した。
結局、収穫を得ることができないまま交渉は終わってしまった。交渉が終わった後、ビリーはピーターを訪ねる。ピーターは野球選手の分析官であり、どの選手を選ぶかどうかをマークに助言する立場だった。
ピーターの理論に興味を持ったビリーはある日の深夜、彼に電話を掛ける。ビリーはピーターが、自分についてを調べていたことを知っていた。「君なら俺を高校時代にドラフト1位に指名していたか?」と聞いた。それに対してピーターは「指名しなかっただろうな」と答えた。
実はビリーは高校時代、将来を嘱望されていた野球選手であった。メジャーリーグのスカウトマンがビリーの自宅を訪ねてきて、両親の目の前で多額の契約金を提示した。スタンフォード大学の奨学生という選択肢もある中、彼はメジャーリーグ入りを決意したのだ。だがデビューしたものの、若さと自身の性格が災いしたために鳴かず飛ばずの選手生活を送り、現役を引退。スカウトマンに転身した後、今はオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーとなっていた。
自身の理論をあまり公にできずに肩身の狭い思いをしていたピーターはビリーの補佐役になることを決め、ビリーは彼が提唱するセイバーメトリクスという理論に興味があることから彼を雇用した。
勝利をつかむ無茶苦茶な理論
ピーターが提唱し、ビリーが興味を持ったのは「セイバーメトリクス」という統計学に基づいた理論だ。これは出塁率などの各種統計を用いて客観的に選手を評価していくという方法。この方法によると、一般的に球界で評価されていない選手でも、その能力に応じた配置に就ければ活躍が見込めるというのだ。そして、評価が低い選手であれば年俸が安く、低い予算で選手獲得の交渉が可能という利点がある。
このセイバーメトリクスという理論に基づいて、ビリーは移籍した3人の主力選手を補うために投球が風変わりなピッチャーのチャド・ブラッドフォード、高齢の外野手デビッド・ジャスティス、そして肘の故障で投球ができない捕手スコット・ハッテバーグの3選手をスカウトした。3選手の中でもスコットは捕手の経験があるだけだが、ビリーは彼の出塁率に注目し、捕手としてではなく一塁手としてスカウトしていた。戸惑いながらもスコットはビリーのスカウトを受けるのだった。
ビリーは斬新過ぎる方針で球団再編を進めていくが、古参のスカウトマンたちからは反対の声が上がった。しかし、その声に対してビリーは全く聞く耳を持たない。古参のスカウトの1人であるグレイディ・フソンは「チームを潰す気か!」と激しく責めた。そんな彼をビリーはすぐさま解雇し、ビリーは己が信じる方法で球団再編を進めていく。
アスレチックスの監督アート・ハウもビリーの再編方法に納得しない1人だった。ハウはビリーの指示通りに選手を配置することなく、自分の考えに基づいて選手を配置していった。その結果、アスレチックスは敗戦を続けていき、シーズン初頭で既に10試合のビハインドとなってしまう。このことにより、セイバーメトリクスという理論は失敗であるとの見方が強くなっていく。
奇跡の20連勝
ビリーには離婚した妻シャロン・ビーンとの間に娘ケイシー・ビーンがいる。娘との面会の日に突然、「パパは仕事を失うの?」と心配される。ビリーへの批判はインターネットを通して娘のケイシーにまで伝わっていたのだ。「心配しなくていい」とビリーはケイシーに言うものの、ビリーの心は完全に疲弊していた。
ピーターはセイバーメトリクスが間違っているという結論を出すにはまだ早過ぎると言い、ビリーはアスレチックスのオーナーであるスティーブン・ビショップに今までの方針を変えないことを伝えた。相変わらず自分の意見を反映しない監督ハウに業を煮やしたビリーは、スコットを一塁手に配置する。そのためにハウ監督お気に入りの選手カルロス・ペーニャをトレードする。さらに他の選手もトレードされたことで、ハウ監督はビリーの意向に従わざるを得ない状況に置かれるのだった。
3週間後、アスレチックスは4試合ビハインドと戦績を向上させていった。
その後もアスレチックスは連勝を続けていき、ついに破竹の19連勝を成し遂げる。そして20連勝が懸かった試合の日、ビリーは娘から電話で説得され、初めてアスレチックスの試合を観戦する。ビリーが球場を訪れた時、アスレチックスは相手チームのカンザスシティ・ロイヤルズに対して11対0という試合を展開していた。ビリーが実際に試合を観戦し始めると、ロイヤルズに対して得点を許し、ついに同点に追いつかれてしまう。いたたまれなくなったビリーはその場を離れ、選手のトレーニングルームに移動する。
もはや勝ち目はないと思われていた時、ハウ監督は打席にスコットを立たせる。戸惑いながらもスコットはバットを振った。
その打席でまさかのホームランを放ち、サヨナラ勝ちを成し遂げた。さらにアスレチックスはアメリカの野球史上103年ぶりに20連勝という前人未踏の偉業を成し遂げたのであった。それをトレーニングルームのテレビで見ていたビリーは静かにガッツポーズを決めるのだった。
ワールド・シリーズ優勝を目指すビリーの選択
前人未踏の20連勝を成し遂げた余韻に浸ることもなく、ビリーは次の目標を見据えていた。セイバーメトリクスを用いてワールド・シリーズを優勝するという目標だった。しかし、結果はトーナメント戦での敗退という残念なものだった。評論家たちはアスレチックスの連勝に沸いていたものの、再びセイバーメトリクスに対する批判の強めていく。
ワールド・シリーズ優勝を逃し、落胆していたビリーはシーズンオフのある日、ジョン・W・ヘンリーから声を掛けられる。ボストン・レッドソックスのオーナーであるヘンリーはビリーとピーターが用いていたセイバーメトリクスという理論を高く評価し、それが野球の未来を変えると考えていた。
そしてビリーに対して、レッドソックスのゼネラルマネージャーとして採用したいと申し出て、1250万ドルというスポーツの世界では破格の年俸を提示した。
オークランドへ戻ったビリーはピーターに、レッドソックスのゼネラルマネージャーに採用したいという件を話した。しかし、ビリーは高校時代に高額の年俸を提示されて大学進学を蹴り、間違った道を進んでしまったことをピーターに話す。
そしてビリーはアスレチックスのホームグランドに行き、1人でそこに横たわった。
ビリーはレッドソックスのゼネラルマネージャー採用の件は断り、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーとして残ることを決めた。ボストン・レッドソックスがセイバーメトリクスという理論を用いて勝ち進み、ワールド・シリーズ優勝を果たしたのはその2年後のことであった。
『マネーボール』の登場人物・キャラクター
主要人物
ビリー・ビーン(演:ブラッド・ピット、若年期のビリー:リード・トンプソン)
日本語吹き替え:東地宏樹(ソフト版)、岡本未来(若年期のビリー、ソフト版)
オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー。高校時代にニューヨーク・メッツから1位指名を受ける。名門スタンフォード大学の奨学生になる道を蹴ってニューヨーク・メッツにプロ野球選手として入団を決めるが、若くしてスターとなったことと高慢で短気な性格が災いしたことで鳴かず飛ばずの日々を過ごしていった。いくつかの球団を渡り歩いた末に弱小球団オークランド・アスレチックスで約10年間プレーをした後、現役から引退した。その後は自らスカウトマンに転身し、数年後に若きゼネラルマネージャーとなった。ある日、イエール大学経済学部を卒業した青年ピーター・ブランドと出会う。ピーターが提唱する選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という独自の理論に興味を持ったビリーは彼の理論を用いて、弱小球団アスレチックスを常勝球団に変えていくことに成功する。
ピーター・ブランド(演:ジョナ・ヒル)
日本語吹き替え:桜井敏治(ソフト版)
イエール大学経済学部の卒業生。クリーブランド・インディアンズのスタッフとして働いていた時、トレード交渉に来たビリー・ビーンと出会う。各種統計学から選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という独自の理論に興味を持っている。その理論を公にできずに肩身の狭い思いをしていたところをビリーに引き抜かれ、他球団から評価されていない選手の発掘に乗り出していく。
オークランド・アスレチックス
スコット・ハッテバーグ(演:クリス・プラット)
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目次 - Contents
- 『マネーボール』の概要
- 『マネーボール』のあらすじ・ストーリー
- 連敗続きの球団オークランド・アスレチックス
- 勝利のための秘策
- 勝利をつかむ無茶苦茶な理論
- 奇跡の20連勝
- ワールド・シリーズ優勝を目指すビリーの選択
- 『マネーボール』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ビリー・ビーン(演:ブラッド・ピット、若年期のビリー:リード・トンプソン)
- ピーター・ブランド(演:ジョナ・ヒル)
- オークランド・アスレチックス
- スコット・ハッテバーグ(演:クリス・プラット)
- チャド・ブラッドフォード(演:ケイシー・ボンド)
- デビッド・ジャスティス(演:スティーブン・ビショップ)
- ジェレミー・ジアンビ(演:ニック・ポラッツォ)
- マイク・マグナンテ(演:デリン・エバート)
- リカルド・リンコン(演:ミゲル・メンドーザ)
- カルロス・ペーニャ(演:ジェラルド・セラスコ)
- ミゲル・テハダ(演:ロイス・クレイトン)
- アート・ハウ(演:フィリップ・シーモア・ホフマン)
- ロン・ワシントン(演:ブレント・ジェニングス)
- グレイディ・フソン(演:ケン・メドロック)
- ジョン・ポロニ/ロッコ(演:ジャック・マクギー)
- マット・キーオ(演:ニック・サーシー)
- クリス・ピッタロ(演:ヴィト・ルギニス)
- ロン・ホプキンス(演:グレン・モーシャワー)
- スザンヌ(演:タカヨ・フィッシャー)
- ビリー・ビーンの家族
- シャロン・ビーン(演:ロビン・ライト)
- ケイシー・ビーン(演:ケリス・ドーシー)
- ビリーの父親(演:ジェームズ・シャンクリン)
- ビリーの母親(演:ダイアン・ベーレンズ)
- スコット・ハッテバーグの家族
- エリザベス・ハッテバーグ(演:タミー・ブランチャード)
- トロント・ブルージェイズの球団社長兼最高経営責任者
- マーク・シャパイロ(演:リード・ダイアモンド)
- その他
- ジョン・W・ヘンリー(演:アーリス・ハワード)
- アラン(演:スパイク・ジョーンズ)
- 『マネーボール』の用語
- ゼネラルマネージャー
- オークランド・アスレチックス
- セイバーメトリクス
- 『マネーボール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ビリー・ビーン 「イヤなら辞めろ」
- ビリー・ビーン 「勝ちたいよりも負けたくない気持ちが強い」
- ビリー・ビーン 「なかなか立ち直れない」
- 『マネーボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ビリー・ビーンの補佐役のモデルが実名の使用を拒否した理由
- 脚本家はアカデミー賞受賞者
- ベネット・ミラー監督と2度目のタッグを組んだフィリップ・シーモア・ホフマン
- 『マネーボール』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ケリス・ドーシー 「The Show」
- 挿入曲:マイケル・ダナ 「The Beauty of Moneyball」