マネーボール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。

『マネーボール』の概要

『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション書籍『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。

かつて野球選手であったビリー・ビーンは目立った功績を残すことができないまま引退し、メジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーに若くして転身した。自分のチームの試合は観戦することがなく、腹が立てば人や物に当たり散らすという短気で風変わりな男だ。

ビリーはある日、イェール大学経済学部を卒業したピーター・ブランドと出会う。ビリーは連敗続きの弱小球団アスレチックスを常勝チームに変えていくために秘策を見出した。ピーターが主張するその秘策とは、野球に統計学を用いて年俸の高い有名選手ではなく、無名の選手を雇うというのである。

初めはその理論をうまく活かすことができずにビリーとピーターは周囲から小馬鹿にされるが、それでも2人は諦めずに主力選手と交換に寄せ集め風の3人の選手を雇い入れ、キャッチャー経験だけの選手に一塁を守らせるという無茶な指示を出していく。

やがて、その無茶に思えた理論が活き始め、あり得ない奇跡を起こすのであった。

風変わりな実在のゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンを演じるのは2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞を受賞した名優ブラッド・ピット。
また、アスレチックスの監督アート・ハウを2005年の映画『カポーティ』でアカデミー主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが演じている。

2014年の映画『フォックスキャッチャー』を手掛けたベネット・ミラーが監督を務めた。
第84回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞、音響編集賞の6部門にノミネートされた。

『マネーボール』のあらすじ・ストーリー

連敗続きの球団オークランド・アスレチックス

2001年、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーを務めるビリー・ビーンは落胆していた。自身がゼネラルマネージャーを務めるアスレチックスがニューヨーク・ヤンキースに勝利できなかったからだ。
このことで所属するスター選手3人の移籍が決定的となり、ワールド・シリーズ優勝は夢のまた夢という状況であった。2002年のシーズンに向けて戦力を整えるべく補強資金をオーナー陣に求めるビリーだったが、資金に余裕がないため彼らの返事はつれないものだった。ビリーに与えられた課題は限られた予算の中でチームを再編することだった。

勝利のための秘策

ある日ビリーは、クリーブランド・インディアンスとのトレード交渉の場に赴いた。その時、1人の白人青年ピーター・ブランドに出会う。イエール大学経済学部を卒業したというピーターは、各種統計学から野球選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という理論を用いてトレード交渉をするかしないか判断していた。交渉の場で、インディアンスのゼネラルマネージャーであるマーク・シャパイロにビリーは希望の選手を伝える。しかし、同席していたピーターの意見を聞いたマークはビリーの希望を拒否した。

結局、収穫を得ることができないまま交渉は終わってしまった。交渉が終わった後、ビリーはピーターを訪ねる。ピーターは野球選手の分析官であり、どの選手を選ぶかどうかをマークに助言する立場だった。

ピーターの理論に興味を持ったビリーはある日の深夜、彼に電話を掛ける。ビリーはピーターが、自分についてを調べていたことを知っていた。「君なら俺を高校時代にドラフト1位に指名していたか?」と聞いた。それに対してピーターは「指名しなかっただろうな」と答えた。

実はビリーは高校時代、将来を嘱望されていた野球選手であった。メジャーリーグのスカウトマンがビリーの自宅を訪ねてきて、両親の目の前で多額の契約金を提示した。スタンフォード大学の奨学生という選択肢もある中、彼はメジャーリーグ入りを決意したのだ。だがデビューしたものの、若さと自身の性格が災いしたために鳴かず飛ばずの選手生活を送り、現役を引退。スカウトマンに転身した後、今はオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーとなっていた。

自身の理論をあまり公にできずに肩身の狭い思いをしていたピーターはビリーの補佐役になることを決め、ビリーは彼が提唱するセイバーメトリクスという理論に興味があることから彼を雇用した。

勝利をつかむ無茶苦茶な理論

ピーターが提唱し、ビリーが興味を持ったのは「セイバーメトリクス」という統計学に基づいた理論だ。これは出塁率などの各種統計を用いて客観的に選手を評価していくという方法。この方法によると、一般的に球界で評価されていない選手でも、その能力に応じた配置に就ければ活躍が見込めるというのだ。そして、評価が低い選手であれば年俸が安く、低い予算で選手獲得の交渉が可能という利点がある。

このセイバーメトリクスという理論に基づいて、ビリーは移籍した3人の主力選手を補うために投球が風変わりなピッチャーのチャド・ブラッドフォード、高齢の外野手デビッド・ジャスティス、そして肘の故障で投球ができない捕手スコット・ハッテバーグの3選手をスカウトした。3選手の中でもスコットは捕手の経験があるだけだが、ビリーは彼の出塁率に注目し、捕手としてではなく一塁手としてスカウトしていた。戸惑いながらもスコットはビリーのスカウトを受けるのだった。

ビリーは斬新過ぎる方針で球団再編を進めていくが、古参のスカウトマンたちからは反対の声が上がった。しかし、その声に対してビリーは全く聞く耳を持たない。古参のスカウトの1人であるグレイディ・フソンは「チームを潰す気か!」と激しく責めた。そんな彼をビリーはすぐさま解雇し、ビリーは己が信じる方法で球団再編を進めていく。
アスレチックスの監督アート・ハウもビリーの再編方法に納得しない1人だった。ハウはビリーの指示通りに選手を配置することなく、自分の考えに基づいて選手を配置していった。その結果、アスレチックスは敗戦を続けていき、シーズン初頭で既に10試合のビハインドとなってしまう。このことにより、セイバーメトリクスという理論は失敗であるとの見方が強くなっていく。

奇跡の20連勝

ビリーには離婚した妻シャロン・ビーンとの間に娘ケイシー・ビーンがいる。娘との面会の日に突然、「パパは仕事を失うの?」と心配される。ビリーへの批判はインターネットを通して娘のケイシーにまで伝わっていたのだ。「心配しなくていい」とビリーはケイシーに言うものの、ビリーの心は完全に疲弊していた。
ピーターはセイバーメトリクスが間違っているという結論を出すにはまだ早過ぎると言い、ビリーはアスレチックスのオーナーであるスティーブン・ビショップに今までの方針を変えないことを伝えた。相変わらず自分の意見を反映しない監督ハウに業を煮やしたビリーは、スコットを一塁手に配置する。そのためにハウ監督お気に入りの選手カルロス・ペーニャをトレードする。さらに他の選手もトレードされたことで、ハウ監督はビリーの意向に従わざるを得ない状況に置かれるのだった。
3週間後、アスレチックスは4試合ビハインドと戦績を向上させていった。

その後もアスレチックスは連勝を続けていき、ついに破竹の19連勝を成し遂げる。そして20連勝が懸かった試合の日、ビリーは娘から電話で説得され、初めてアスレチックスの試合を観戦する。ビリーが球場を訪れた時、アスレチックスは相手チームのカンザスシティ・ロイヤルズに対して11対0という試合を展開していた。ビリーが実際に試合を観戦し始めると、ロイヤルズに対して得点を許し、ついに同点に追いつかれてしまう。いたたまれなくなったビリーはその場を離れ、選手のトレーニングルームに移動する。
もはや勝ち目はないと思われていた時、ハウ監督は打席にスコットを立たせる。戸惑いながらもスコットはバットを振った。

その打席でまさかのホームランを放ち、サヨナラ勝ちを成し遂げた。さらにアスレチックスはアメリカの野球史上103年ぶりに20連勝という前人未踏の偉業を成し遂げたのであった。それをトレーニングルームのテレビで見ていたビリーは静かにガッツポーズを決めるのだった。

ワールド・シリーズ優勝を目指すビリーの選択

前人未踏の20連勝を成し遂げた余韻に浸ることもなく、ビリーは次の目標を見据えていた。セイバーメトリクスを用いてワールド・シリーズを優勝するという目標だった。しかし、結果はトーナメント戦での敗退という残念なものだった。評論家たちはアスレチックスの連勝に沸いていたものの、再びセイバーメトリクスに対する批判の強めていく。
ワールド・シリーズ優勝を逃し、落胆していたビリーはシーズンオフのある日、ジョン・W・ヘンリーから声を掛けられる。ボストン・レッドソックスのオーナーであるヘンリーはビリーとピーターが用いていたセイバーメトリクスという理論を高く評価し、それが野球の未来を変えると考えていた。
そしてビリーに対して、レッドソックスのゼネラルマネージャーとして採用したいと申し出て、1250万ドルというスポーツの世界では破格の年俸を提示した。

オークランドへ戻ったビリーはピーターに、レッドソックスのゼネラルマネージャーに採用したいという件を話した。しかし、ビリーは高校時代に高額の年俸を提示されて大学進学を蹴り、間違った道を進んでしまったことをピーターに話す。
そしてビリーはアスレチックスのホームグランドに行き、1人でそこに横たわった。

ビリーはレッドソックスのゼネラルマネージャー採用の件は断り、オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーとして残ることを決めた。ボストン・レッドソックスがセイバーメトリクスという理論を用いて勝ち進み、ワールド・シリーズ優勝を果たしたのはその2年後のことであった。

『マネーボール』の登場人物・キャラクター

主要人物

ビリー・ビーン(演:ブラッド・ピット、若年期のビリー:リード・トンプソン)

若き日のビリー・ビーン

日本語吹き替え:東地宏樹(ソフト版)、岡本未来(若年期のビリー、ソフト版)
オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャー。高校時代にニューヨーク・メッツから1位指名を受ける。名門スタンフォード大学の奨学生になる道を蹴ってニューヨーク・メッツにプロ野球選手として入団を決めるが、若くしてスターとなったことと高慢で短気な性格が災いしたことで鳴かず飛ばずの日々を過ごしていった。いくつかの球団を渡り歩いた末に弱小球団オークランド・アスレチックスで約10年間プレーをした後、現役から引退した。その後は自らスカウトマンに転身し、数年後に若きゼネラルマネージャーとなった。ある日、イエール大学経済学部を卒業した青年ピーター・ブランドと出会う。ピーターが提唱する選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という独自の理論に興味を持ったビリーは彼の理論を用いて、弱小球団アスレチックスを常勝球団に変えていくことに成功する。

ピーター・ブランド(演:ジョナ・ヒル)

日本語吹き替え:桜井敏治(ソフト版)
イエール大学経済学部の卒業生。クリーブランド・インディアンズのスタッフとして働いていた時、トレード交渉に来たビリー・ビーンと出会う。各種統計学から選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という独自の理論に興味を持っている。その理論を公にできずに肩身の狭い思いをしていたところをビリーに引き抜かれ、他球団から評価されていない選手の発掘に乗り出していく。

オークランド・アスレチックス

スコット・ハッテバーグ(演:クリス・プラット)

mosamosa05
mosamosa05
@mosamosa05

Related Articles関連記事

ファイト・クラブ(Fight Club)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイト・クラブ(Fight Club)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、二人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。

Read Article

ジョー・ブラックをよろしく(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョー・ブラックをよろしく(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。

Read Article

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。

Read Article

それでも夜は明ける(12 Years a Slave)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

それでも夜は明ける(12 Years a Slave)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

19世紀のアメリカで、自由黒人であるにも関わらず奴隷として売られ、12年間の奴隷生活を送ることとなったソロモン・ノーサップの実話を、彼が書いた体験記をもとにスティーヴ・マックイーン監督が映画化、2013年に公開された。主人公のソロモン・ノーサップをキウェテル・イジョフォーが熱演。監督の志に賛同したブラッド・ピットが制作段階から参加し、出演も果たしている。

Read Article

レッド・ドラゴン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッド・ドラゴン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。 監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。

Read Article

セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

セブン・イヤーズ・イン・チベット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『セブン・イヤーズ・イン・チベット』とは1997年のアメリカの伝記映画。スイスの山アイガー初登頂で名高いオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝を映画化。彼がチベットで過ごした7年間、若きダライ・ラマ14世との交流によってもたらされる心の変遷をチベットのオリエンタルで美しい映像が映し出す。ジャン=ジャック・アノー監督作品。主演のハインリヒ.・ハラーに当時絶大な人気を得ていたブラッド・ピットを迎えた。複雑な中国とチベットの関係を描いている映画であることから、中国は中国での本作の上映を禁止した。

Read Article

テルマ&ルイーズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テルマ&ルイーズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。

Read Article

セブン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

セブン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。 舞台は犯罪がはびこるアメリカの大都会。キリスト教の「七つの大罪」に沿って人を殺していく猟奇殺人犯を、退職間近の老刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が追っていく。 独創的な映像センスと、人間の暗部を描いた脚本が魅力のサイコサスペンス。

Read Article

Mr.&Mrs. スミス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Mr.&Mrs. スミス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Mr.&Mrs. スミス』とは、ダグ・リーマン監督による2005年公開のアクションムービーである。脚本を手掛けたのはサイモン・キンバーグ。主役となる夫婦の夫「ジョン・スミス」をブラッド・ピットが演じ、妻「ジェーン・スミス」をアンジェリーナ・ジョリーが演じている。本作はお互いに暗殺者という身分を隠して結婚したスミス夫妻の壮大な夫婦喧嘩の物語であり、2人の関係性の変化が見どころとなっている。 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは本作での共演がきっかけで親しくなり、2014年に結婚した。

Read Article

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

『ファイト・クラブ』とは1999年公開のアメリカ映画。鬼才と呼ばれるデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた。不眠症の”僕”は自分とは正反対の自信家でマッチョな男タイラーと出会い、男同士が素手で殴りあう「ファイト・クラブ」と言う組織を結成していく。殴り殴られることで自分の存在意義を確認するが、やがて組織はテロリズムに傾いてき、”僕”は衝撃の事実を知ることとなる。 巧妙に張り巡らされた伏線とサブリミナル効果、ラストシーンの解釈、製作時のトリビアなどをネタバレ解説していく。

Read Article

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

【トム・クルーズ】この渋さがたまらない!海外のカッコイイおじさま俳優まとめ【ブラッド・ピット】

海外の俳優たちを見てみると、けっこう歳がいっているはずなのにめちゃくちゃカッコイイ人っていますよね。ヒゲや長髪など、日本人男性がやるとあまりウケが良くないビジュアルも、海外だとなぜか魅力的に映るのが不思議です。この記事では、アラフォー以上の海外の俳優についてまとめました。いやぁみんなカッコイイですね!このシブさ、そして全身から溢れ出る大人の余裕と色気がたまらん。

Read Article

【マドンナ】海外スターの幼少期の写真まとめ【レオナルド・ディカプリオ】

【マドンナ】海外スターの幼少期の写真まとめ【レオナルド・ディカプリオ】

ここでは海外のミュージシャン、ハリウッド俳優、その他有名人の子供のころの写真をまとめました。ビヨンセ、ジョン・レノン、カート・コバーン、マライア・キャリー、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブラッド・ピット、はたまたプーチン大統領まで。中にはガラリと雰囲気が変わってしまった人も。是非お楽しみください。

Read Article

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーの双子画像まとめ!まるで天使のようなかわいさ!【ブラピ&アンジー】

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーの双子画像まとめ!まるで天使のようなかわいさ!【ブラピ&アンジー】

人気俳優ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの間に産まれた双子、ノックス・レオンとヴィヴィアン・マーシェリンの画像を集めました。生まれたばかりの赤ちゃん2人とブラピ&アンジーのショットや、家族の仲の良さが伝わる画像が満載です。

Read Article

神がかっているほどカッコイイ理想の男性が登場する映画まとめ!『ロミオ+ジュリエット』など

神がかっているほどカッコイイ理想の男性が登場する映画まとめ!『ロミオ+ジュリエット』など

カッコいい男性が登場する映画をまとめました。レオナルド・ディカプリオのイケメンっぷりに見惚れる『ロミオ+ジュリエット』や、ブラッド・ピットの美しさに息を呑む『ジョー・ブラックをよろしく』などを掲載。各作品のあらすじ・ストーリーや、登場人物・キャラクターのカッコよさに対するみんなのつぶやきを紹介していきます。

Read Article

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーと実娘シャイロの画像まとめ!かわいすぎるショットが満載【ブラピ&アンジー】

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーと実娘シャイロの画像まとめ!かわいすぎるショットが満載【ブラピ&アンジー】

ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーと実娘シャイロ・ヌーベルの画像を集めました。かわいいシャイロの画像はもちろん、親としての表情を見せるブラピやアンジーの姿を掲載。ファン必見の貴重な画像を、たっぷり紹介していきます。

Read Article

【ブラピ&アンジー】映画『Mr.&Mrs. スミス』撮影裏画像まとめ!ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリー共演作!

【ブラピ&アンジー】映画『Mr.&Mrs. スミス』撮影裏画像まとめ!ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリー共演作!

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが共演した映画『Mr.&Mrs. スミス』の撮影裏画像を集めました。アンジーの妖艶な姿にドキッとするショットや、プラピとアンジーのアクションシーンのメイキング、現場の和やかな雰囲気が伝わる画像などを掲載しています。

Read Article

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのツーショット画像まとめ!

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのツーショット画像まとめ!

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのツーショット画像を集めました。日本でも名が知れ渡っている超人気俳優と女優の、仲睦まじい様子をおさめた写真ばかりです。2人の表情はもちろん、セレブならではの豪華な衣装の数々も見どころなので、ぜひチェックしてみてください。

Read Article

「鬼才」デヴィッド・フィンチャー監督の作品まとめ!ダークな世界観が魅力的

「鬼才」デヴィッド・フィンチャー監督の作品まとめ!ダークな世界観が魅力的

ダークな世界観が特徴的な映画監督のデヴィッド・フィンチャー。記事中では『ゴーン・ガール』『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『セブン』など、彼が監督を務めた名作の数々を紹介している。「鬼才」と評されるフィンチャー独特の世界観を味わってみてはいかがだろうか。

Read Article

覚悟して見て!トラウマレベルの名作・問題作洋画まとめ【セブン、ムカデ人間など】

覚悟して見て!トラウマレベルの名作・問題作洋画まとめ【セブン、ムカデ人間など】

衝撃の結末やグロテスクな描写が大きな話題となった洋画の中で、特に注目の名作・問題作をまとめました。ストーリーが秀逸なサスペンス「セブン」や、発想も描写も衝撃的すぎるホラー「ムカデ人間」、歌手ビョーク主演の感動作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など、様々なジャンルからおすすめ作品を選定。見どころなどを交え、作品の魅力を徹底的に紹介していきます。

Read Article

映画の悪役まとめ!『セブン』のジョン・ドゥなど殴りたいほど腹が立つキャラクターを紹介!

映画の悪役まとめ!『セブン』のジョン・ドゥなど殴りたいほど腹が立つキャラクターを紹介!

殴りたいほど腹が立つ映画の悪役キャラクターをまとめました。『セブン』でケヴィン・スペイシーが演じたジョン・ドゥや、ケヴィン・ベーコンが演じた『インビジブル』のセバスチャンなど、感情移入が全くできない嫌な登場人物・キャラクターたちの腹が立つポイントや映画を見た人の感想を紹介していきます。

Read Article

いい意味で裏切られた名作映画まとめ!イメージと違う衝撃的な展開が魅力的!

いい意味で裏切られた名作映画まとめ!イメージと違う衝撃的な展開が魅力的!

ここではCMや告知から想像するイメージと実際の内容にギャップがある、いい意味で裏切られる名作映画をまとめた。男同士の友情と成長を描いた作品と思いきや衝撃的なラストが待ち受ける『ファイト・クラブ』、カルト教団の裏の顔を描くと見せかけておいて重厚な人間ドラマを展開する『ザ・マスター』などを紹介している。

Read Article

異世界の住人との恋愛映画まとめ!『ジョー・ブラックをよろしく』『ニューヨークの恋人』など

異世界の住人との恋愛映画まとめ!『ジョー・ブラックをよろしく』『ニューヨークの恋人』など

異世界の住人との恋愛を描いた映画をまとめました。ここに掲載しているのは、ブラッド・ピット主演作『ジョー・ブラックをよろしく』や、ヒュー・ジャックマンとメグ・ライアンが共演した『ニューヨークの恋人』など5作品。各作品のあらすじ・ストーリーや、映画を見た人の感想を紹介していきます。

Read Article

どたばたアクション映画まとめ!昼と夜で別の顔を持つキャラクターが魅力的!【Mr.&Mrs. スミス】

どたばたアクション映画まとめ!昼と夜で別の顔を持つキャラクターが魅力的!【Mr.&Mrs. スミス】

どたばたアクション映画をまとめました。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『トゥルーライズ』や、ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリーが共演した『Mr.&Mrs. スミス』など、昼と夜で別の顔を持つ登場人物・キャラクターにグッとくる5作品を掲載。各作品のあらすじ・ストーリーや、映画を見た人の感想を紹介していきます。

Read Article

【それでも夜は明ける】絶対観るべき!アカデミー作品賞受賞映画まとめ【シカゴ】

【それでも夜は明ける】絶対観るべき!アカデミー作品賞受賞映画まとめ【シカゴ】

アカデミー賞といえば、日本も含め世界が注目する一大映画イベントですよね。この記事では、その中で作品賞を受賞したものについてまとめました。ジャンルは様々ですが、アカデミー作品賞を受賞しているだけあってどれも一見の価値がある素晴らしいものばかりです。観る映画に迷った際は、ぜひ当記事で紹介しているものを観てみてくださいね!

Read Article

目次 - Contents