僕の歩く道（僕アル・僕歩）のネタバレ解説・考察まとめ
『僕の歩く道』とは、2006年10月からフジテレビで放送されていたドラマである。脚本は橋部敦子。主演は草彅剛で、香里奈や佐々木蔵之介などが出演する。先天的な障害により、10歳程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の青年、大竹輝明は幼馴染の勧めで動物園で働くことになる。輝明と周囲の人々の交流や、輝明の真っすぐに生きる姿が描かれており、淡々と心に響く作品となっている。本作は「僕シリーズ3部作」の完結作で、平均視聴率18.3%を記録し、最終回は20.5％の最高視聴率を獲得した。
動物園の職員である。輝明がテンジクネズミを逃がした際、他の職員と一緒にテンジクネズミを探していた。初めは輝明の行動に戸惑っていたが、徐々に彼に理解を示し、一緒に昼食を取ったり雑談をしたりするようになった。
水野楓（みずのかえで／演：星野奈津子）
画像右側が水野楓
動物園の職員で、青木と一緒にいることが多い。輝明がテンジクネズミを逃がした際、他の職員と一緒にテンジクネズミを探していた。初めは輝明の行動に戸惑っていたが、徐々に彼に理解を示し、青木と同様に一緒に昼食を取ったり雑談をしたりするようになった。
高野（たかの／演：山田明郷）
動物園本社の常務である。園長の久保に来場者数が下がっていることを指摘し、プレッシャーをかけていたが、来場者数がアップした際に本社に戻ってこないかと打診していた。動物園の視察に来た際、輝明が自閉症だと知らずに挨拶をしない彼の対応にイラ立ち、リンゴの餌を切るときに使用していた定規を取り上げた。
その他
大石千晶（おおいしちあき／演：MEGUMI）
都古の親友のOLである。未婚で恋人はおらず、合コンに行ったり、河原の大学の友達を都古に紹介してもらおうとしたりと行動的な面がある。都古にとっては最も信頼している友人のため、結婚式の司会を任されていた。また都古が家を飛び出した際は家に来るよう誘い、親身になって相談に乗っていた。
河原雅也（かわはらまさや／演：葛山信吾）
動物病院を経営している獣医である。妻がいるにもかかわらず、都古と不倫していたが、離婚して都古と再婚した。必要以上に体裁を気にする性格で、前妻から別れを切り出された際は、バツイチになるのが嫌で土下座して必死に離婚を回避しようとした。また都古との結婚生活でも彼女の気持ちを考えずに体裁を気にしてばかりいたため、愛想をつかされて2度目の離婚に至った。
堀田丈二（ほったじょうじ／演：加藤浩次）
輝明の主治医のカウンセラーである。冷静沈着で真摯に輝明に対応している。りなや里江の相談相手にもなっていた。輝明を自立させるために、グループホームで生活させてはどうかと里江に提案した。
亀田達彦（かめだたつひこ／演：浅野和之）
コーヒーショップのマスターである。ロードレーサーとしても活動しており、ロードバイクで走っている時に輝明と遭遇した。ロードバイクに興味を示した輝明から挨拶をされ、初めは不審な目で彼を見ていたが、次第に打ち解けていく。後にコーヒーショップに輝明を招いた。輝明は決まった道しか通らないため、初めはコーヒーショップに行くことができなかったが、幸太郎から新しい道を教えてもらったことでコーヒーショップに行けるようになった。またロードバイクで走る素晴らしさを輝明に教え、輝明がロードレースに出場するきっかけを作った。
山本武（やまもとたけし／演：滝直希）
画像右側が山本武
りなの恋人である。バイト先で知り合い、度々デートをしている。
『僕の歩く道』の用語
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目次 - Contents
- 『僕の歩く道』の概要
- 『僕の歩く道』のあらすじ・ストーリー
- 輝明が動物園に就職
- 動物園で変化を見せる輝明
- 家を飛び出す都古
- ロードレースに出場する輝明
- 『僕の歩く道』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 大竹輝明（おおたけてるあき／演：草彅剛）
- 松田都古（まつだみやこ／演：香里奈）
- 大竹家
- 大竹秀治（おおたけひではる／演：佐々木蔵之介）
- 大竹りな（おおたけりな／演：本仮屋ユイカ）
- 大竹真樹（おおたけまき／演：森口瑤子）
- 大竹幸太郎（おおたけこうたろう／演：須賀健太）
- 大竹里江（おおたけさとえ／演：長山藍子）
- 動物園
- 三浦広之（みうらひろゆき／演：田中圭）
- 古賀年雄（こがとしお／演：小日向文世）
- 久保良介（くぼりょうすけ／演：大杉漣）
- 青木大輔（あおきだいすけ／演：澤田俊輔）
- 水野楓（みずのかえで／演：星野奈津子）
- 高野（たかの／演：山田明郷）
- その他
- 大石千晶（おおいしちあき／演：MEGUMI）
- 河原雅也（かわはらまさや／演：葛山信吾）
- 堀田丈二（ほったじょうじ／演：加藤浩次）
- 亀田達彦（かめだたつひこ／演：浅野和之）
- 山本武（やまもとたけし／演：滝直希）
- 『僕の歩く道』の用語
- 自閉症
- 動物園
- テンジクネズミ
- 葉書
- ロードバイク
- 『僕の歩く道』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 大竹輝明「僕が代わりに笑ってあげる」
- 都古が輝明からの手紙に涙する場面
- ロードレースを終えた輝明が自立を決意する場面
- 『僕の歩く道』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 草彅剛や小日向文世など僕シリーズ3作で共通した出演者
- 自閉症の理解を深め多くの反響を集めた作品
- 随所に散りばめられたありがとうの隠しネタ
- 『僕の歩く道』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：SMAP「ありがとう」