ガサラキ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガサラキ』とは、サンライズが1998年に製作したSFアニメである。『装甲騎兵ボトムズ』を手掛けた高橋良輔が監督を務めた。戦場にて戦車や兵士と共にリアルロボットが活躍するミリタリーSFとしながらも、その物語の根幹には、平安時代以前から脈々と伝わる「ガサラキ」の伝承とその謎を据える。主人公「ユウシロウ」が、秘技「ガサラの舞」の演者として周囲の野望や思惑に利用されながらも、ヒロイン「ミハル」と出会うことで次第に自我を取り戻し、みずからの出自や前世からの因果を追い求めていく物語が展開される。

『ガサラキ』の概要

『ガサラキ』とは、1998年にサンライズが製作したSFロボットアニメである。1998年10月から翌年の3月までテレビ東京系列で全25話が放送された。『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』などを手掛けた高橋良輔が監督を務め、シリーズ構成に『耳をすませば』や『勇者王ガオガイガー』の野崎徹。キャラクターデザインに『新機動戦記ガンダムW』の村瀬修功。メカニックデザインを『聖戦士ダンバイン』や『機動警察パトレイバー』の出渕裕をそれぞれ起用している。4m程度の小型ロボット、タクティカルアーマー(以後TA)が、戦車や装甲車などの現行兵器と入り乱れて戦場で運用されるという、リアルロボットの極北としての側面を持つ一方、平安時代やそれ以前の時代から続く「ガサラキ(餓沙羅鬼)」にまつわる謎と宿命を物語の中心に据え、主人公ユウシロウが舞う「能」や次回予告に挿入される「和歌」などの和風の演出が、伝奇物語としての本作を盛り上げる。終盤は世界規模の食糧問題や日米関係、さらには国内に蓄積した難民問題の噴出など、現実の現代日本にも通じる政治的なテーマも展開する。

『ガサラキ』のあらすじ・ストーリー

ベギルスタン編

日本の豪商一族である「豪和家」の4男「豪和ユウシロウ(ごうわゆうしろう)」は、若干17歳でありながら、特務自衛隊の第3実験中隊に所属し、2足歩行型兵器「タクティカルアーマー(以下TA)」のテストパイロットとしての日々を過ごしていた。TAのテストが一段落し、ユウシロウが帰省すると、彼を心配していた同僚達は安堵する。しかし豪和家の当主「豪和代三郎(ごうわだいざぶろう)」は彼を、「ガサラキ」降臨のため実験素材として扱う。ユウシロウは「ガサラの舞」を踊り、降臨を半ば成功させるが、同じ実験に供されていた「ミハル(みはる)」の精神体に制止される。ユウシロウが舞を中断したことで、豪和の実験は失敗に終わるも、ベギルスタンにガサラキの気配を察した豪和家長男「豪和一清(ごうわかずきよ)」は、特務自衛隊に働きかけ、第3実験中隊を送り込む。同行した豪和家次男「豪和清継(ごうわきよつぐ)」と三男「豪和清春(ごうわきよはる)」は、ベギルスタンの遺跡で舞い始めたユウシロウを見て、思惑が当たったと密かに喜ぶ。その時TAと同様の兵器「フェイク」の強襲を受ける。何度かの交戦をしのいだ第3実験中隊は輸送機で帰国しようとするが、フェイクのサンプルを持ち出されまいと、シンボルの妨害を受ける。度重なる危機を乗り越え、第3実験中隊は無事に帰国する。

鬼哭石の里編

ユウシロウはベギルスタンで出会ったミハルのことが頭から離れない。シンボルがフェイクのサンプルを奪回するため豪和の研究所を襲撃する中、ユウシロウはミハルと再会し、豪和の4男「豪和憂四郎(ごうわゆうしろう)」は8年前に死亡していると告げられる。ユウシロウは自分の出自に疑問を持ち、真偽を確かめるべく鬼哭石の里を訪れた。舞の師匠「空知(そらち)」に案内された蔵の中には、夭折した本物の憂四郎が眠っていた。そこにミハルの乗るフェイクが乱入してくる。負傷で朦朧としたユウシロウは舞い始め、蔵の最奥に安置されていた「骨嵬」を蘇らせると、フェイクを完膚なきまでに粉砕する。空知はユウシロウに、ミハルを連れ京都を目指すように諭す。山中をひた走るふたりだったが、捜索していた特自に見つかり連れ戻される。北海道での極秘実験で事故が起こり、事態収拾に駆り出されるユウシロウは、被験者を命がけで救う。帰宅した彼を待っていたのは、豪和家当主の代替わり、その是非を問う席だった。清継と清春の賛成で、当主の座は一清の手に渡る。骨嵬を操り、死人であるはずの自分は何者かという問いに、一清はただ一言、「嵬だ」と応える。隠居の身になった代三郎は、ユウシロウとミハルの逃避行に加担する。

平安編

京都の渡辺の地を目指したユウシロウ達は、荒寺に隠された骨嵬と、それを守る老人と出会う。骨嵬に触れたふたりの中で、前世の記憶が蘇る。ユウシロウの前世「憂四郎(ゆうしろう)」は、平安時代に栄えた豪和の祖先、渡辺党の「渡辺競(わたなべのきおう)」に仕える「嵬」という存在だった。渡辺党はかつてガサラキの神事に通じていたが、朝廷の策略でそのほとんどを失っていた。朝廷からの命令で、骨嵬を差し出そうとする競に、武闘派である「渡辺綱(わたなべのつな)」が反発する。綱の妹でミハルの前世「美晴(みはる)」と憂四郎は、骨嵬での一騎打ちをすることになり勝利するが、その素顔に見惚れて戦いを止めてしまう。神事をおとしめたと咎めて競を射殺した綱は、渡辺党を糾合し、朝廷への反逆を宣言する。戦いの前夜、憂四郎は美晴にスズランを贈る。連れ添える喜びを分かち合うふたり。しかし戦いが始まると、戦場の地獄絵図に戦慄して立ち尽くす。やがて降臨し始めたガサラキを、憂四郎は骨嵬を放棄して食い止める。その姿を見た綱は激昂し矢を射かけるが、見かねた美晴に刺し殺される。戦は終わり、渡辺党はいずこかへと落ち延びていった。記憶の旅から覚めたふたりだったが、ミハルは慕っていた兄を殺した記憶に耐えきれず、心を閉ざした。

アジアン静脈瘤編

ユウシロウは人形のように意思を示さなくなったミハルを抱え、不法移民の溜まり場である「アジアン静脈瘤」に流れ着く。商店主の李を暴漢から救ったことで、一帯に縄張りを持つ「共和会」の「王」に匿われ、廃ホテルの1室で働きながらミハルと暮らすユウシロウ。その頃、一清は国士「西田拓(にしだひらく)」と密会を重ねる。西田はアメリカが画策する経済戦争「穀物モラトリアム」に対抗すべく、クーデター計画を進めていた。やがてアメリカの情報操作によって日本の治安は一気に悪化していく。暴動に対抗するため、西田は第3実験中隊長の「速川保(はやかわたもつ)」に協力を要請する。飲まず食わずの説得に応じた速川に賛同する形で、第3実験中隊はクーデター派に参加する。その頃、シンボルが王に接触し、ミハルを差し出す取引を持ちかける。義憤に駆られてユウシロウとミハルを海路で逃がそうとした王だったが、その動きはシンボルに読まれ、強襲部隊を差し向けられる。必死の抵抗も虚しく王は命を落とす。ユウシロウは東京に向かう第3実験中隊の同僚に助力を乞い、ミハルを取り戻すべく、TAで横田基地へ殴り込みをかける。しかしミハルは連れ去られ、ユウシロウ達は無念の撤退を余儀なくされる。

ガサラキとの邂逅

一清の野望が、綱のそれにそっくりであることに気が付いたユウシロウは、彼を拒絶して決別する。シンボルの支配者ファントム・F・フィーゼラー(ふぁんとむ・えふ・ふぃーぜらー)は日本の情報中枢を探るために強襲を仕掛ける。ミハルをフェイクに搭乗させ市ヶ谷駐屯地に突入させたのだ。それは閾で嵬を対峙させるファントムの策謀でもあった。ユウシロウの必死の呼びかけで自我の戻ったミハルが拒絶したことで、ガサラキ召喚は阻止されたが、そこには「骨嵬のコア」が残された。ミハルはシンボルと決着をつけるべく旅立つ。やがて米軍のフェイク4機が、情報中枢であった豪和ビルを襲撃する。ユウシロウが戻った第3実験中隊は、火力と単体性能で勝るフェイクに苦戦するが、チームワークで見事勝利する。一清は「骨嵬のコア」を使ってのガサラキ召喚をもくろみ、ユウシロウの妹「豪和美鈴(ごうわみすず)」を連れ出す。父・代三郎を射殺され、深い絶望に瀕した美鈴は、嵬として目覚める。その場にいた嵬の素養を持つものは異空間に飛ばされる。ユウシロウは、そこで語られたガサラキの真実に怒りをぶつけ、力の限り拒絶する。一清はガサラキに召されて現世を去り、ユウシロウには微笑むミハルと腕の中で眠る美鈴、そして駆け寄る仲間達が残された。

『ガサラキ』の登場人物・キャラクター

主人公

豪和ユウシロウ/憂四郎(ごうわ ゆうしろう)

豪和ユウシロウ

CV:檜山修之

本作の主人公の1人。豪和家四男。17歳。教導団第3実験中隊に、タクティカルアーマー(以後TA)の操縦士として、民間委託の形で出向している。階級は大尉待遇。A小隊で安宅とコンビを組む。コールサインは「フォーカス1」。類い希な資質を備え、搭乗中「メンタルバースト」を起こすことによりTAのポテンシャルを最大限に発揮することができる。その一方で、豪和家秘伝、「ガサラの舞」の能楽演者「嵬」としての顔も持つ。心理操作を施され、道具もしくは実験動物のように扱う父兄に従っている。10歳から前の記憶を思い出せないためか、自身のアイデンティティーに対する不信を抱えている。実は本当の豪和家四男「憂四郎」は、物語開始の8年前に実験中の事故によって他界しており、その遺体は、鬼哭石の里(旧豪和邸跡地)にある蔵の中で冷凍装置に安置されている。現在の豪和「ユウシロウ」は、嵬の資質を備えていた空知の孫が記憶を消去され、「憂四郎」の遺体から抽出した記憶情報を、脳に転写されたものである。ユウシロウが10歳から前の記憶を持たないのはそのため。豪和家ではその事実を知らないのは妹の美鈴だけである。シンボルのインヴィテーター(嵬と同等の存在)であるミハルとの精神接触を経て、徐々に自我を取り戻していく。本当の自分が誰なのか、時々垣間見える記憶の断片がどこから来るのかを追い求め、豪和の家を飛び出して探求の旅に出る。

ミハル

ミハル

CV:金月真美

本作のもうひとりの主人公。15歳。その名前から日本人と推測できるが、作中ではその出自が詳細に語られることはなかった。シンボルの擁するインヴィテーターであり、ナダの神事と呼ばれる実験の中心に据えられる。メタルフェイク(以後フェイクと略)の非常に優秀なパイロットでもあり、メンタルバーストを発揮したユウシロウと同等のポテンシャルを、平時でも引き出せるようである。ベギスルタンではユウシロウを含めた第3実験中隊のTA4機を相手にほぼ単騎で翻弄した。前世の記憶がそうさせるのか、スズランのマーキングを自機に施している。シンボル内ではユウシロウと同じく希少な実験動物のように扱われており、幼児のような意志薄弱を装いながら、餓沙羅の舞でガサラキと接触しかけたユウシロウに、精神接触によって警告を送っていた。その後ベギルスタンでユウシロウと現実世界での接触を果たす。日本に戻って鬼哭石の里で骨嵬・朱天に敗北した後、みずからの出自をあきらかにするためにユウシロウと行動を共にする。その結果、シンボルから脱走する形になり追跡を受ける。

豪和一族

豪和一清(ごうわ かずきよ)

豪和一清

n.okoba
n.okoba
@n_okoba

Related Articles関連記事

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ

宇宙世紀とは『機動戦士ガンダム』から『G-SAVIOUR』までの作品間に存在する、架空の歴史である。 いわゆる戦記の体裁を採用しており、主に上記作品群の劇中で描かれた戦争をはじめとした、国家および組織間の闘争に年月を当てはめ、あたかも本当にガンダムワールドの歴史が続いているかのように楽しむ事を可能とした設定となっている。 反面、宇宙世紀のガンダムシリーズは年表に基づいた作劇を行うため、この設定を知らないと作品を理解する事が難しくなるという難点も抱えている。

Read Article

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。同シリーズでは7年ぶりのテレビ用作品で、放送前からファンの注目を集めていた。 人類が宇宙に進出し、太陽系に広く勢力を拡大したA.S.122年。アスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという少女が編入してくる。やがて彼女を含むパイロット候補生たちは、巨大企業の陰謀に飲み込まれるも、それに懸命に抗っていく。

Read Article

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム サンダーボルト(サンボル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』とは、原案を矢立肇と冨野由悠季、作画を太田垣康男によるガンダムシリーズの漫画作品またはそれを原作とするOVA(オリジナルビデオアニメーション)作品である。 本作は大元の原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』とほぼ同じ時代から数か月たった期間を描いた作品である。 地球連邦軍所属のイオ・フレミングとジオン公国軍所属のダリル・ローレンツのダブル主人公で構成され、二人の宿命的な出会いと運命的な殺しあう様を描いている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED(シード)のネタバレ解説・考察まとめ

「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月から2003年9月まで毎日放送・TBS系列で放送されたロボットアニメ。「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも新しい世代に向けて作られた、“平成のファーストガンダム”と呼ばれる作品。幼少期の親友でありながら敵対する立場にいる2人の少年と、戦争を終わらせるために戦場に身を投じる中での葛藤や苦悩を描いた壮大なストーリーが見どころ。

Read Article

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムUC』(きどうせんしガンダムユニコーン)とは、福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。2007年より小説版が連載され、2010年よりOVA劇場上映および発売された。2016年には『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のタイトルでTVアニメ版が放送された。 『機動戦士ガンダム』から続く「宇宙世紀」と呼ばれる世界を舞台に、地球連峰が最重要機密として秘匿する「ラプラスの箱」を巡る陰謀と戦い、その中で苦悩しながら成長していく少年の姿を描く。

Read Article

NEW
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、2015年10月から2016年3月に第1期(第1話~第25話)、2016年10月から2017年4月に第2期(第26話~第50話)が放送されたアニメ作品。「機動戦士ガンダム」シリーズの一作である。 火星の民間警備会社に所属する少年の三日月・オーガスは、ガンダム・バルバトスに乗って戦うことになる。生き抜くために戦いを繰り広げる少年少女たちの成長や挫折といった人間ドラマが濃密に描かれている。

Read Article

伝説巨神イデオン(THE IDEON)のネタバレ解説・考察まとめ

伝説巨神イデオン(THE IDEON)のネタバレ解説・考察まとめ

『伝説巨神イデオン』は日本サンライズ制作・富野喜幸監督(当時)による日本のアニメ。 地球植民星ソロで発掘された、第6文明人の遺跡かつ変形合体する巨大ロボット「イデオン」と、その力の源「無限力イデ」を巡り、地球人と異星人バッフ・クラン両文明の衝突が発生。 銀河全体を巻き込む果て無き抗争へ発展していき、それを見つめ続けたイデの裁きによる全文明の終焉と全人類の輪廻転生までを描いた「解り合えぬ人々」を主役とした群像劇。 『新世紀エヴァンゲリオン』に強い影響(元ネタ)を与えた作品としても有名である。

Read Article

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1979年から1980年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。ファンが多く知名度が高い作品だが、放送当時は視聴率が振るわず打ち切りとなった。 ガンダムシリーズの1作目で「初代(ガンダム)」や「ファースト(ガンダム)」とも呼ばれる。 ガンダムに乗ったアムロやその仲間が各地を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや別れ、戦いを経て成長していく物語である。

Read Article

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。 一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。

Read Article

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ

『新機動戦記ガンダムW』とは、サンライズ制作の『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。物語の主軸は戦争であるが、本作ではコロニーを支配するためにOZがめぐらす戦略やガンダムに乗るパイロットたちをめぐる人間性と様々な葛藤も描かれている。また日本、西洋、中東、アメリカ、中国をイメージした5機のガンダムが登場し、それぞれのガンダムパイロットの5人全員が主人公役扱いになっている。

Read Article

聖戦士ダンバイン(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

聖戦士ダンバイン(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『聖戦士ダンバイン』は、1983年から富野由悠季が名古屋テレビと日本サンライズで放送・制作したロボットアニメである。 異世界と地上で起こる戦争に巻き込まれた人々がおのれの愛と憎しみ、エゴに翻弄され自滅していくさまを残酷なまで丁寧に描き切っている。 美しいファンタジー風の世界観と救いようのない人の業のコントラストが特色である。

Read Article

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)とは、サンライズが製作した日本のオリジナルロボットアニメである。2度のテレビ放映の後に劇場版も公開されている。 宇宙へ進出し、地域格差が現代よりも厳しくなっている地球を舞台に武装組織「ソレスタルビーイング」が戦争根絶を目的として、世界へ宣戦布告する。世界は混乱しながらも一致団結してソレスタルビーイングと戦いを繰り広げていく。

Read Article

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンダム Gのレコンギスタ』とは富野由悠季氏による日本のアニメーション作品。 技術の頂点を極めた人々が戦争の末に人類を滅亡しかけた宇宙世紀の1000年以上後を舞台にしている。命からがら生き延びた人々は新しい時代を「リギルド・センチュリー(R・C)」と名付け、さらには同じ轍を踏まぬよう技術に制限をかけ再び繁栄を初めていた。 明るく純粋無垢な主人公ベルリ・ゼナム、少し世話の焼けるお嬢様アイーダ・スルガンの二人の成り行きで始まった世界の仕組みを知る旅の物語である。

Read Article

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』とは、1年戦争当時、東南アジアのジャングル地帯でジオン軍の開発する新兵器を巡る攻防と、それに関わる若き連邦士官とジオン軍女兵士との関係を描いた外伝作品。 ビデオ11作と完結編で構成されており、1996年から1999年にかけて発売された。陸戦が主体で、リアルな戦場を描いた作品であるとともに、戦時下の兵士の苦悩を描いている。ガンダムシリーズには珍しく、特別なガンダムが活躍する話ではない。

Read Article

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

Read Article

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

Read Article

NEW
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

Read Article

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

Read Article

装甲騎兵ボトムズ(VOTOMS)のネタバレ解説・考察まとめ

装甲騎兵ボトムズ(VOTOMS)のネタバレ解説・考察まとめ

装甲騎兵ボトムズ(Armored Trooper VOTOMS)とは、日本サンライズ(現・サンライズ)制作のロボットアニメである。テレビシリーズが1983年4月1日から、1984年3月23日までテレビ東京系で放送された。テレビシリーズは全52話である。 テレビシリーズの後日談や、サブエピソードを描いた小説、漫画、OVA作品が制作、発表され続けている。 アーマードトルーパー(通称AT)と呼ばれる、大量生産の安価なロボット兵器が、主役機、敵機、関係なく次々と撃破されていく姿は、圧巻である。

Read Article

機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

Read Article

蒼き流星SPTレイズナー(Blue Comet SPT Layzner)のネタバレ解説・考察まとめ

蒼き流星SPTレイズナー(Blue Comet SPT Layzner)のネタバレ解説・考察まとめ

『蒼き流星SPTレイズナー』とは、地球人とグラドス星人の混血児エイジが、地球侵略を目論むグラドス星の野望を阻むために戦う姿を描いた、1985年に制作された日本サンライズ(当時)制作の日本のロボットアニメである。スタイリッシュなキャラクターやSPTのデザインと、ハードな動きを追求した作画やリアルな設定で高い評価を得ながら、スポンサーが商品で事故を起こしてしまったために降板するという不運にあい、無念の打ち切りとなった。現代においても評価の高い『蒼き流星SPTレイズナー』についてまとめた。

Read Article

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

Read Article

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

Read Article

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

Read Article

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

Read Article

カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)のネタバレ解説・考察まとめ

カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)のネタバレ解説・考察まとめ

『カウボーイビバップ』とは矢立肇の原作、渡辺信一郎の監督で制作された、2071年の火星を中心とした太陽系を舞台にビバップ号で旅する賞金稼ぎ達の活躍を描くスペース・ウェスタンアニメである。賞金稼ぎのスパイクとジェットは、運命的な出会いを果たした仲間たちと、宇宙船ビバップ号で奇妙な共同生活を始める。スタイリッシュな映像と粋な台詞回し、アクションやメカバトル、ハードボイルドからコメディまで話数によって異なる幅広いストーリーテイストが魅力。

Read Article

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

Read Article

機甲猟兵メロウリンク(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

機甲猟兵メロウリンク(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『機甲猟兵メロウリンク』とは1989年にサンライズで制作されたOVA作品。全12話。 同社の人気作『装甲騎兵ボトムズ』シリーズ初となる、別主人公の外伝作品として制作された。 二つの陣営に分かれた百年戦争が続くアストラギウス銀河を舞台に軍の謀略に伴う作戦で仲間を謀殺された機甲猟兵メロウリンクによる復讐劇。シリーズ構成に高橋良輔、キャラクターデザイン・作画監督に谷口守泰、音楽に乾祐樹と、同シリーズでおなじみのスタッフに加え、監督に『機甲戦記ドラグナー』等を手掛けた神田武幸を迎えている。

Read Article

ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

Read Article

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。

Read Article

ガンダムビルドメタバース(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガンダムビルドメタバース(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。

Read Article

黄金勇者ゴルドラン(Goldran)のネタバレ解説・考察まとめ

黄金勇者ゴルドラン(Goldran)のネタバレ解説・考察まとめ

『黄金勇者ゴルドラン』とは、1995年に放送されたサンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが悪に立ち向かう」様を描いた勇者シリーズの6作目の作品である。同シリーズの作品の中でも特にコメディに徹した内容で知られており、さらに「冒険」や「宝探し」といった子供の興味を引く要素を組み合わせることで低年齢層の視聴者の獲得を図った。 伝説のパワーストーンと黄金勇者たちを手に入れたタクヤ、カズキ、ダイの3人は、ワルザック共和帝国の王族たちと戦いつつ、黄金郷「レジェンドラ」を目指していく。

Read Article

熱血最強ゴウザウラー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ

熱血最強ゴウザウラー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ

『熱血最強ゴウザウラー』(ねっけつさいきょうゴウザウラー)とは、サンライズ製作のロボットアニメ。『エルドランシリーズ』の第3作にしてTV版最終作である。月面から恐竜時代までを駆け抜けるシリーズ最大のスケールと、物語が進むに連れてシリアスさを増していくストーリーが特徴。「心」が生み出す力をテーマとしており、これを巡る敵との交流も見所の1つである。 外宇宙からの侵略者たる機械化帝国により、人類は危機に陥る。地球の守護神エルドランから巨大ロボットを授かった小学生たちが、力を合わせてこれに立ち向かう。

Read Article

勇者王ガオガイガーFINAL(ガガガ続編)のネタバレ解説・考察まとめ

勇者王ガオガイガーFINAL(ガガガ続編)のネタバレ解説・考察まとめ

『勇者王ガオガイガーFINAL』とは、日本のオリジナルロボットアニメ。TVアニメ『勇者王ガオガイガー』の続編であり、全8巻のOVAとして発売された。後に映像が追加された上で、『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』の名でTVでも放送された。 ガオガイガー擁するGGGが、侵略者の脅威を打ち破ってから1年。彼らのかつての仲間の天海護が、地球各地を襲撃する事件が発生する。両者が激突する中、宇宙の命運をも懸けた大異変が彼方の星系で起き始めていた。

Read Article

伝説の勇者ダ・ガーン(Da-Garn)のネタバレ解説・考察まとめ

伝説の勇者ダ・ガーン(Da-Garn)のネタバレ解説・考察まとめ

『伝説の勇者ダ・ガーン』とは、サンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが侵略者に立ち向かう」様を描いた『勇者シリーズ』の第3作目の作品である。前2作から継続しての視聴者を意識して、「エコロジー」をテーマとして取り入れるなど、初期の『勇者シリーズ』の作品の中でも特に高めの年齢層を狙った作劇が繰り広げられたことで知られる。 星々に眠る「伝説の力」を求めるオーボスの先兵が地球に襲来。地球の分身である宝珠「オーリン」を手にした小学生の高杉星史は、伝説の勇者ロボと共に侵略者を迎え撃つ。

Read Article

目次 - Contents