カウボーイビバップ(COWBOY BEBOP)のネタバレ解説・考察まとめ
『カウボーイビバップ』とは矢立肇の原作、渡辺信一郎の監督で制作された、2071年の火星を中心とした太陽系を舞台にビバップ号で旅する賞金稼ぎ達の活躍を描くスペース・ウェスタンアニメである。賞金稼ぎのスパイクとジェットは、運命的な出会いを果たした仲間たちと、宇宙船ビバップ号で奇妙な共同生活を始める。スタイリッシュな映像と粋な台詞回し、アクションやメカバトル、ハードボイルドからコメディまで話数によって異なる幅広いストーリーテイストが魅力。
『カウボーイビバップ』の概要
『カウボーイビバップ』とは矢立肇の原作、渡辺信一郎の監督で制作された、2071年の火星を中心とした太陽系が舞台にビバップ号に乗って旅する賞金稼ぎの乗組員の活躍を描くスペース・ウェスタンアニメである。1998年4月から6月にテレビ東京系で一部放送され、同年10月から1999年4月にかけてWOWOWで全26話が放送された。
未来の宇宙を舞台にしながらも登場人物達の人間ドラマや感情に焦点を当てることで、視聴者に深い感銘を与えてきた作品。主人公のスパイク・スピーゲルや彼の仲間たちは、過去のトラウマや失敗、そして痛みを抱えていながらもストーリーは進んでいく。一方で音楽の使用方法もこの作品の魅力である。ジャズやブルース、ロック、各話それぞれにメロディーが場面ごとに織り交ぜられ、物語のテンポや雰囲気を盛り上げていく。その独自のスタイルと感動的なストーリーは、多くの人々に鮮烈な印象を与えた。
あらすじ 賞金稼ぎのスパイクとジェット、謎の女性フェイ、天才ハッカーの少女エド、人間並みの知能を持つデータ犬アインの4人と1匹が2071年の太陽系で運命的な出会いを経験し、運命のいたずらで奇妙な共同生活を始める物語だ。賞金稼ぎたちは宇宙を駆け巡り、様々な事件に巻き込まれながら、それぞれの過去や人間関係を描いている。
評判 『カウボーイビバップ』のNetflix実写版は評価が低く、Cinemag-eiga.comの初期アンケートで「ひどい・つまらない」と回答した視聴者が最多となった。Wired.jpは作品全体がパフォーマンスに見えると批評し、「過剰なサイバーパンクの看板や安っぽいセットが目立つ」と述べた。一方、元のアニメ版は海外でも評価が高く、大人向けの世界設定とバラエティ豊かな各話完結型ストーリーが魅力とされている。
劇場版 『カウボーイビバップ』の劇場版『COWBOY BEBOP 天国の扉』は2001年に公開され、宇宙を駆け巡る賞金稼ぎたちの活躍を描く。映画.comによると、この映画はハロウィン前夜の火星都市アルバシティで起こる事件に焦点を当てている。
受賞歴 『カウボーイビバップ』は1998年の第3回アニメーション神戸で作品賞・テレビ部門を受賞し、2000年の日本SF大会では星雲賞メディア部門に輝いた。
『カウボーイビバップ』のあらすじ・ストーリー
『カウボーイビバップ』とは宇宙開拓時代の太陽系を舞台に、治安維持の一環として賞金稼ぎ、通称「カウボーイ」たちが指名手配犯を追い詰める物語。スパイク・スピーゲルとジェット・ブラック、二人の賞金稼ぎが旧式漁船を改造したビバップ号で宇宙を駆け巡り、賞金首を追う日々を送っている。賞金首を捕まえるたびに見せる彼らの荒っぽいやり方は一般市民を巻き込むことも多く、その結果として損害賠償請求が絶えず、金銭的には常に困窮している。
そのビバップ号には奔放な美女フェイ・ヴァレンタイン、天才ハッカーのエド、さらに人間並の知能を持つデータ犬のアインが次々と転がり込む。彼ら一人一人が抱える個々の事情とそれを乗り越えていく過程が、ビバップ号内での絆を深め、行く先々で起きる騒動を彩っていく。
物語序盤は、スパイクとジェットが新しい仕事に挑戦し、その過程で賞金首を追うエピソードが展開される。たとえば第1話では、彼らが賞金首アシモフ・ソーレンサンを追跡する様子が描かれている。
中盤では、スパイクやジェットが過去に関わった事件や人物と再会するエピソードが続く。かつてスパイクが所属していた犯罪組織「レッドドラゴン」の元相棒、ヴィシャスの登場や、スパイクの元恋人ジュリアとの関係などが描かれている。
物語の終盤では、スパイクはヴィシャスとの間の因縁が再燃し、最終的な決着へと向かっていく。この決着後、スパイクは力尽きるが、彼が生きているのかははっきりと描かれていない。ジェットは元恋人との再会、フェイは自身の過去との対峙、エドは父親を探す旅に出る。アインはエドがビバップ号を降りる際に自らの意思でエドについていく。終盤では、ビバップ号のクルーたちはそれぞれ自分たちの道を選ぶ。
『カウボーイビバップ』とはこのように、独特の音楽とビジュアルで視覚を刺激しながら、深遠な人間ドラマを描く。太陽系の冒険とキャラクターたちの心情や成長を通じて人間の本質を探求していく。
ビバップ号のクルーたちとの出会い
宇宙船「ビバップ号」で旅をする賞金稼ぎのジェットとスパイクは、非合法目薬「レッドアイ」を盗み出した賞金首のアシモフ・ソーレンサンの行方を追いかけて小惑星ティワナを訪れる。アシモフはかつての組織の仲間からも追われていた。スパイクは占い師であるラフィング・ブルから「獲物は北にいる」という情報を教えられると、アシモフと彼の恋人で身重なカテリーナと遭遇する。カテリーナは見かけ上は妊婦であり、お腹に隠した「レッドアイ」を売って火星へ逃亡しようと計画していたが、逃走の過程でアシモフは追手から逃れるためにレッドアイを使用しその副作用で肉体に負荷が掛かってしまう。警官に追われて飛空艇で逃亡を図る2人だが、逃げ切れないことを悟り、カテリーナはアシモフとともに心中するのだった。
その後、賞金首である大男のアブドゥル・ハキムが「実験動物」であるアインを盗み出したという情報を入手して、火星へと向かう。スパイクはアブドゥルを追い詰めるなかでアインと出会い、徐々に彼らの間に絆が生まれていくのだった。アブドゥルのスリリングな逃走劇は市場や狭い通りを縫うカーチェイスから始まり、最終的にはクレーンや重機を使った追い詰める戦いとなるが、最終的に捕まってしまう。一方のアインはスパイクとジェットによって救われ、ビバップ号の新たな一員となり、その後クルーとのコミカルなやり取りが描かれるのだった。
ジェットの夢のお告げに従って火星軌道上のカジノ衛星を訪れたスパイクとジェット、美しいディーラーであるフェイ・ヴァレンタインと出会った。フェイはスパイクの事を裏取引の相手だと誤解してブラックジャックの勝負を進めるが、その後フェイの正体が賞金首だと発覚して大きな騒動に発展するのだった。この騒動はカジノ全体に波及し、途中でフェイが巧妙なトリックで逃走を図る場面もみられた。逃走を図ったフェイはスパイクとジェットに捕らえられるが、フェイは巨額の借金があることや、過去の記憶を失っていることなど事情を明かす。最終的にフェイはビバップ号のクルーとして受け入れられるのだった。
クルーたちの活躍
フェイとアインが新たなメンバーに加わり次に向かうのはガニメデ、賞金首モーガンを追う。彼は環境テロ集団スペースウォーリアーズのリーダー、トゥインクルに殺される。この集団がウィルス爆弾でガニメデ政府を脅し、賞金を取り消させる事態となる。報酬なしの仕事となりつつ、二人はトゥインクルを新たな目標にし、彼女を追い詰める。トゥインクルは人類への報復として、ウィルスを使って人々をサルに変えようと計画するが、スパイクとジェットの巧妙な策略によって阻止される。最終的にトゥインクルは自らの手でウィルスを解放しようとするが、誤って自分に感染してしまい、自らをサルに変えてしまう。
スパイクは恩人マオ・イェンライの賞金に目をつけ火星へと向かうが、この動きはスパイクの元相棒だったビシャスによって仕組まれた罠だった。過去のフラッシュバックや対話を通じて、二人の間の緊張感や対立の原因、そしてスパイクの組織からの脱出という過去が徐々に浮かび上がってくる。ビシャスはフェイを使いスパイクを誘き寄せる。罠と知りつつ、スパイクはジェットの制止も振り切り、復讐のためビシャスの元へ向かった。銃撃戦後、ビシャスによって突き落とされるスパイクだが、手榴弾を使ってビシャスを攻撃。スパイクは、重傷を負いつつも生き延びることができた。
スパイクとジェットは賞金首ジラフを追う中、ブルース・ハープの演奏に合わせてジラフが何者かに殺害される事件に遭遇する。主要キャラクターとして登場するのはウェンという名のブルース・ハーピストの少年だ。彼は2022年の位相差空間ゲート爆発事故により不老不死の状態となっている。見た目は子供だが、実際には成人男性。この外見のため、自分をコントロールできる大人を常に隣に置く。結末では、スパイクとウェンが銃撃戦を繰り広げる。その戦闘中、スパイクが使用する特殊な銃弾によってウェンは急速に老化する効果を受ける。この効果により、ウェンはその長らく停止していた時間を一気に取り戻す形となり、急激に老化してしまう。ウェンはその場で命を失い、不老不死の呪縛から解放される。
スパイクとフェイは賞金首デッカーを追う。スパイクは飲み屋でヘビーメタル好きの女性トラッカーVTと出会う。VTは宇宙トラッカーとして知られ、彼女の通り名は「ヘビィ・メタル・クィーン」。彼女の仲間たちとの間では、彼女の本名を当てると賞金がもらえる賭けが行われている。一方、フェイは別の場所でデッカーに遭遇するも、彼にレッドテイルを破壊されてしまい、追跡が難しくなる。
デッカーは爆発物の専門家として知られる賞金首で、強力な爆薬「ソリッドニトロ」を満載した宇宙トラックを駆って逃走する。彼はフェイからの追跡を逃れたものの、VTに見つかり、彼女とスパイクの協力で追い詰められる。
デッカーのトラックの中のソリッドニトロが爆発する危機が迫る。フェイは、自らの壊れたレッドテイルを使って彼の逃走を阻止しようと試みる。しかし、成功は叶わず、最終的にはVTとスパイクの連携プレイでデッカーを捕らえることに成功する。だが、その直後デッカーの運んでいたソリッドニトロが爆発し、デッカーは死亡。賞金は手に入らず、スパイク、フェイ、VTの三人は何も得ることなくエピソードを終える。
スパイクとジェットは金星定期便でハイジャックされた賞金首の捜索に乗り出す。途中、スパイクは賞金首とは知らずにロコという若者と出会う。ロコはスパイクの格闘技に感銘を受け、弟子としての技を学びたいと持ちかける。しかし、やがてロコが賞金首であることが明らかになる。彼の窃盗活動の背後には、盲目の妹ステラの治療資金を集めるための動機があった。彼は窃盗団から金星病の特効薬グレイアッシュを盗み出し組織を裏切った。スパイクと短い期間の師弟関係を築いたロコだったが窃盗団が彼の居場所を突き止め、グレイアッシュを取り戻すために彼を誘き出す。それを知ったスパイクはロコを助けるべく銃撃戦に突入。その最中にフェイとジェットも戦闘に参加するが、その戦いでロコは命を落とす。スパイクはその後、ロコの妹ステラを訪れ、ロコの人としての温かさを伝える。
新しい仲間「ジャミング・ワズ・エドワード」
南米の荒野に突如として巨大な地上絵が出現する。誰かが人工衛星をハッキングし、レーザーを使って地上に絵を描いたものらしい。この事件を調査するため地球に降りたジェットとフェイ。謎のハッカー、ラディカル・エドワードの関与を示す情報を手に入れるが、実際の犯人は人工衛星であり、エドワードは廃墟と化した地上の一角にいる一人の子供だった。衛星同士をつなぐネットワークにアクセスし、独自の行動をしていた。
エドワードはスパイクたちに協力を申し出、一緒に事件の解決にあたる。最終的には彼らは人工衛星が誤って地上絵を描いていたことを突き止め、事態を収束させる。エドワードのハッキング技術と個性が強調され、彼の参加によって新たな展開が期待される。エピソードの終わりに、エドワードがビバップ号の一員として加わることが描かれる。
仲間たちの過去の追憶と現在を探求したエピソード
ビバップ号のクルーとして新たに加わったエドと共にガニメデへ賞金首を引き渡しに行く途中、ジェットはかつての恋人アリサの存在を再認識する。久しぶりの再会となるアリサの店を訪れると、そこには新しい恋人リントがいた。しかし、リントが賞金首であることが判明する。ジェットは彼を逮捕すべく動き出すが、その過程でアリサとのかつての関係が浮かび上がる。アリサはかつてジェットとの関係を突然断ち切り、彼に深い傷を残していた。彼女はジェットに何の説明もなく去っていたのだ。その事実がジェットの心に再び痛みとして蘇る。だが、彼はプロとしての使命感を優先し、リントを逮捕する。その後、アリサとの関係に終止符を打つことを決意し、彼女に別れを告げるジェット。
ビバップ号が宇宙を彷徨いクルーたちが怠惰な日常を送る中、冷蔵庫内でロブスターが突然変異した。この生物が乗組員たちに次々と襲いかかり、事態は次第に悪化していく。ジェットが突如何者かに噛まれ、意識を失ってしまったのだ。傷からは正体不明のウィルスが侵入したことが確認され、やがてフェイとアインも噛まれてしまう。武装したスパイクがこの謎の生物を追跡することとなる。スパイクによって、謎の生物は焼かれ、冷蔵庫は宇宙へ放り出される。最後はエドが謎の生物をを食べてしまうのだった。
エドがデータベースで「ジュリア」のコードネームを見つけ、スパイクはそれを手掛かりにカリストへ向かう。そこでフェイは名もなき男、グレンと出会う。グレンはかつてビシャスと深い関係を持っており、裏切りを経験しながらも、完全には関係を断ち切っていなかった。フェイは、グレンが薬物の影響で部分的に女性の特性を持つことを知り、グレンはビシャスとの関係を彼女に話す。しかし、グレンはフェイを手錠で拘束するが、ジェットがフェイを助ける。一方、スパイクとビシャスが遭遇し、スパイクがビシャスに銃を向けるも、ビシャスを守るリンが介入。リンの行動によりスパイクは返り討ちに遭う。しかし、リンはスパイクに実弾ではなく麻酔銃を使用しており、そのためスパイクは後に意識を取り戻す。グレンは「ジュリア」のコードネームでビシャスと取引していたが、裏切りを感じ銃撃戦となり、その銃撃戦でリンが死んでしまう。その音を聞いたスパイクは現場に向かいビシャスと再び顔を合わせる。スパイクは必死にグレンからジュリアの情報を得ようとするも、彼の戦闘機は被弾して墜落の一途を辿り、スパイクは機内でグレンとの短い時間を過ごす。ジュリアの情報を完全には掴めないまま、グレンはその生を閉じる。スパイクは、彼の死を看取り次の行動を模索することとなる。
ビバップ号のクルーたちは、天才プログラマーでチェスマスターのヘックスが画策した「位相差空間ゲート」へのハッキング事件を追う。ヘックスはゲートの安全性に問題を指摘したために追放され、50年後に復讐のためにハッキング事件を計画。しかし、高齢による健忘症で計画自体を忘れる。ビバップのクルーと賞金稼ぎのジョナサンがヘックスを追い詰めるも、彼の健忘症に絶望し、報酬を得られずに終わる。ヘックスとエドのネットチェスの対戦が続き、ジョナサンはヘックスと共にコロニー残骸群に定住することになる。
54年の眠りから目覚めた際に記憶を失っていたフェイ。彼女は弁護士ウィットニーの世話になり、彼に対して淡い感情を抱いていた過去がある。しかし、ジェットが捕えた詐欺師がウィットニーと分かり、彼がフェイに莫大な借金を背負わせて消えたことが判明する。ウィットニーは肥満化手術で姿を変えていたが、顔の手術は受けていなかったため、すぐに特定される。彼とその共謀者ドクター・バッカスの策略が暴かれ、フェイの本姓が「ヴァレンタイン」ではなく、解凍時の医師の好きな歌から名付けられた事。彼女が目覚めた際に記憶を失っていた事と、治療費の借金を背負って未来の世界に一人で生きることを余儀なくされた事実が明かされる。
冥王星行きの囚人護送船での反乱が発生した。反乱の首謀者は、ウダイ・タクシムジェットの左腕を失った元凶とされる男である。護送船の故障を利用し、囚人たちは輸送船を乗っ取る。ISSPの元同僚・ファドから連絡を受けたジェットは、単身ビバップ号を降りる。そして護送船の行き先が組織の本拠地のエウロパであると看破すると、ファドと共に追跡を開始する。ウダイとの戦いが始まり、ジェットはウダイを倒すも、ファドがウダイを殺害。さらにジェットはファドが、自分の左腕を撃って奪った張本人であることを知る。最終的に、ジェットとウダイとの抗争に巻き込まれた囚人たちは全員死亡する。
ビバップ号が食料と燃料を使い果たし、エウロパ到着直前にぼろ船に当て逃げされることからストーリーが始まる。この事故のため、クルーは計画外のイオに不時着。エドとアインは食料を探しに行く途中、風変わりなキノコ売りのドミノ・ウォーカーと出会う。彼は地元の特産キノコを商っているが、それが違法であり、彼自身も賞金首として50万ウーロンの賞金がかかっていることをエドが見つける。そのため、エドとアインの二人は予期せぬ騒動の中心となる。
ドミノを追う賞金稼ぎのシャフトは、違法キノコを食して亡くなった兄の仇を探している。彼は棺桶を引きずって歩くが、ドミノの前でそれは車によって破壊される。もう一人の賞金稼ぎ、コフィはセクシーなアフロ頭の女性。彼女もドミノを追うが、エドが巧妙に仕掛けたトラップに何度も引っかかり、振り回される。最終的にドミノは捕らえられるが、彼の栽培していた違法キノコをビバップ号のクルーが食してしまい、全員が幻覚を見る羽目になったのだった。
フェイ宛に届いた差出人不明の荷物からベータのビデオテープが出てくる。フェイが姿を消した後、スパイクとジェットは最後のビデオデッキを求めて地球へ向かった。20世紀映像オタクのビデオマニアの協力を得て、彼らはかつての地球の遺跡と化した都市を探索する。遺跡から発見されたビデオデッキでテープを再生すると、若き日のフェイが学校で友達と楽しそうに過ごしている様子が映し出される。フェイは自分の過去を思い出すことができず、この映像に動揺し涙するのだった。
スパイクが彼の愛機である高速戦闘機「ソードフィッシュII」のオーバーホールのために地球に降りた。この機体は元々レース用で、高出力ルビーレーザーキャノンや各種武装を搭載・改造されたものである。スパイクを迎えたのは、ソードフィッシュIIの元持ち主で職人肌のメカニック、ドゥーハンだった。彼はゲート事故以前のアメリカの遺物「スペースシャトル」の再生に心血を注いでいる。一方、ビバップ号は衛星軌道上で宇宙海賊を追っていたが、コンピューターウィルスを注入されてしまい、取り逃がす。スパイクが合流した後、宅配業者を装った窃盗団「スターシップ・パイレーツ」のジョージ、ハーマン、ルースとの再戦が始まる。「恵まれた人間が恵まれないオレたちにマシンを与えてこそ人類平等」と主張するこの団は、宇宙船窃盗を繰り返している。最終的に、スパイクとドゥーハンはドゥーハンが再生していた「スペースシャトル」を使い、ビバップ号を救出し、海賊たちを捕らえるのだった。
スパイクは超能力を持つ暗殺者東風と対決することになる。東風はInter-Solar Systems Police(太陽系刑事警察機構)の略であるI.S.S.P.の極秘プロジェクトで生み出された殺人マシンで、この力でスパイクを圧倒し、彼に深い傷を与える。挑戦状が届いたことから深夜のアミューズメントパークで二人の壮絶な戦いが展開される。東風はその驚異的な戦闘能力で作中でも最強クラスであったが、彼の弱点である猫への恐怖が判明する。この弱点が彼の敗北につながり、猫のぬいぐるみを見て取り乱した東風は、アミューズメントパークの動物型ロボットに踏まれて死亡する。
ジェットは旧知の宇宙風水師、パオからのメッセージを受け取る。この謎めいたメッセージに動かされ、ジェットはパオを訪ねるが、彼は既にこの世にいないことを知る。その場で、パオの娘であるメイファと遭遇する。メイファは父の死に疑問を抱いており、メッセージに示された太陽石の謎を追っていた。二人は太陽石の手がかりを追ううちに、位相差空間の中で存命していたパオとの再会を果たす。しかしその喜びも束の間、彼は死の間際にあり、太陽石の真実と彼の意図を明かす。メイファは父の死を受け入れ、風水占いの道を放棄する決意をする。一方、ジェットはこの旅を通じて、友情や自らの過去について深く思いを巡らせる。
スパイクは「テディ・ボマー」というテロリストを捕まえようとするが、「オニヤテ牧場」の御曹司、アンディという名のカウボーイに姿を変えた賞金稼ぎに邪魔をされる。アンディはキザな性格をしており、フェイを驚かせるほどスパイクとは性格が似ている。彼の目的は、クマのぬいぐるみに爆弾を仕掛けて高層ビルを狙う連続爆弾魔、テディ・ボマーを捕まえる事だった。テディ・ボマーは、現代社会への警鐘としての行動をとっており、特に高層ビルを象徴として破壊活動を行っている。しかしながら、彼の高尚な信条を伝えようとするたびに、邪魔されるか無視される運命にある。アンディとスパイクの争いと相性の悪さは街の混乱を招き、その中でアンディはスパイクとの戦いを経て、自らの生き方について考え直す。その結果、真のカウボーイとしての生き方を捨てて「スペース・カウボーイ」から「スペース・サムライ」として生きる事を決意し、名前もムサシに改名する。一方、テディ・ボマーの計画は阻止され、彼の現代社会に対する警鐘という目的は完全に無視される。
電子移民財団「スクラッチ」は人間の脳をデータ化し、ネット上で生きることを教える新興宗教である。しかし、その教義に従った入信者から行方不明者が増える事態が発生した。教団の教祖、ドクター・ロンデスにはその影響から多額の賞金がかけられることになる。フェイはこの賞金を知り、スクラッチに入信して教団を内部から調査を開始したが、ある危機を伝える通信を最後に行方不明になってしまうのだった。スパイクとジェットはフェイの捜索を始める中、ドクター・ロンデスの正体が天才ハッカーの少年、ロニー・スパンゲンであることを突き止める。ロニーは2年前、13歳のときに医療事故で植物状態となり、その苦しみを他人にも共感させたくてロンデスという虚像をネット上に作り上げた。ビバップクルーは最終的にフェイを救出し、ロニーの計画を阻止する。
過去の追求と新たな旅立ち
フェイとエドは、ビデオに映った少女時代のフェイの場所を追ってレッドテイルで地球に向かう。途中、エドのかつての居場所である修道院を訪れ、そこでクララというシスターと再会する。クララは過去にエドを預かっていて、彼女の孤独な背景が明らかとなる。またフェイは、ビデオに映った場所で、かつての同級生である老婆との再会を果たした。この出会いで彼女の失われた記憶と過去への繋がりを再認識させる。一方、スパイクとジェットは5千万ウーロンの賞金首のアップルデリーを追っていた。その賞金首はエドがいたずらで50ウーロンの賞金を自分の父親、アップルデリーにかけたものだった。アップルデリーはエドの実父であり、スパイクより高い格闘能力を持つ。仕事は小隕石の落下による地形の変化を追って地図を作成をすることだった。彼の助手マッケンタイアは常に名前を間違えている。最終的には、スパイクとジェットに山盛りのゆで卵を渡し、去っていった。その後フェイが記憶を取り戻し、自らの生まれ故郷へ帰ることを決意する。エドは、自らの父を追うことを決め、付いてきたアインと共にビバップ号を去っていった。食卓の上には、スパイクとジェットのために作られた大盛のゆで卵のボウルが4つ置かれ、彼らは黙々と食事をとる。そしてフェイは、廃墟となった生家で寝転がり、エドとアインが新たな旅路を歩む姿が見られる。
最終章 ザ・リアル・フォーク・ブルース
スパイクのかつての所属していた組織、レッドドラゴンは内部でのクーデターが進行中であり、ビシャスがその中心人物となっている。このクーデターの背後には、組織の長老達とビシャスの間の権力闘争が隠れている。ビシャスの野望を知った長老達。一方で、ビシャスもまた、スパイクを排除するよう手下に命じる。これによりスパイクは再び組織の争いの渦中に巻き込まれていく。一方、フェイは彷徨の旅の中で、ギャング達から銃撃を受けている一人の女性を救出する。この女性こそ、スパイクがかつて愛し、今も探し続けているジュリアであった。フェイはスパイクにジュリアの存在を伝え再会を果たす。それを楽しむ暇もなく、二人は、組織からの追撃を受ける。ジュリアはスパイクに「一緒に行くわ、最後まで」と告げ、二人は逃避行を開始する。しかし、その逃避行中にジュリアは組織の手下によって撃たれ、スパイクの腕の中で命を落とす。この悲劇を受けて、スパイクは、ビシャスとの最終対決に臨む決意を固める。スパイクはジェットとフェイと別れ、組織の本部へ単身で乗り込むと、本部で激しい銃撃戦が繰り広げられる。その最中、シンがスパイクの前に現れて最上階まで援護するが、流れ弾を受けてシンは死亡する。ついにスパイクはビシャスの元へとたどり着き、壮絶な一騎打ちとなる。互いに深い傷を負いながらも、スパイクが最後にビシャスを倒す。しかしスパイクも重傷を負い、組織の本部から出てきた彼は、残った組織の人間たちに向けて指を銃の形にして「バン」と言って倒れる。
映画版 『天国の扉』
2001年9月1日公開の『カウボーイビバップ 天国の扉』は、火星のアルバシティーを舞台に物語が進行。ハロウィーンが迫る中での高速道路の爆発事故が引き金となり、その後の原因不明の死者が続出。警察はバイオテロの可能性を示唆し、火星政府は犯人に対して巨額の懸賞金を公開。
これに目をつけたビバップ号のクルーたちは、犯人捜しを開始。この過程で彼らは危険な状況に立たされていく。スパイクは事件の疑惑が深い製薬会社に潜入。そこで女性、エレクトラと出会い、彼女の腕には、犯人ヴィンセントと同じ刺青を見つける。
一方、フェイ・ヴァレンタインは別件で追っていたハッカーとヴィンセントとの関連性を見つける。そして、スパイクがヴィンセントの居場所を特定し、彼との一騎打ちを展開するものの、ヴィンセントの強さに苦戦。
事件の解決なく、火星はハロウィーンを迎え、その中で犯人からの犯行声明が公になる。渡辺信一郎監督、信本敬子脚本、川元利浩キャラデザイン、山根公利メカデザイン、菅野よう子音楽という豪華なメインスタッフにより制作された本作は、ビジュアルとストーリーテリングの両面で鮮烈な印象を残す。さらにこの作品は、その優れた品質が評価され、第26回日本アカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞を受賞。その後も多くの視聴者に愛され続けている。
「よせあつめブルース」
「よせあつめブルース」はアニメ『カウボーイビバップ』のテレビ放送時の総集編最終回のタイトル。各エピソードの映像を寄せ集めた形で展開し、ストーリー進行はない。登場人物が教訓的なセリフを口にする一方、そのセリフにはメディアの過剰な規制に対する皮肉や社会風刺が含まれている。DVD等の後の媒体には収録されておらず、ファンの間では特別な存在となっている。この回には、スパイク・スピーゲル(声 - 山寺宏一)、ジェット・ブラック(声 - 石塚運昇)、フェイ・バレンタイン(声 - 林原めぐみ)、エド(声 - 多田葵)、そしてイヌのアイン(効果音と山寺宏一)などのレギュラーキャラクター全員が登場する。
『カウボーイビバップ』の登場人物・キャラクター
ビバップ号メンバー
スパイク・スピーゲル
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機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ
1979年から1980年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。ファンが多く知名度が高い作品だが、放送当時は視聴率が振るわず打ち切りとなった。 ガンダムシリーズの1作目で「初代(ガンダム)」や「ファースト(ガンダム)」とも呼ばれる。 ガンダムに乗ったアムロやその仲間が各地を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや別れ、戦いを経て成長していく物語である。
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機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。 一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。
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新機動戦記ガンダムW(ウイング)のネタバレ解説・考察まとめ
『新機動戦記ガンダムW』とは、サンライズ制作の『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。物語の主軸は戦争であるが、本作ではコロニーを支配するためにOZがめぐらす戦略やガンダムに乗るパイロットたちをめぐる人間性と様々な葛藤も描かれている。また日本、西洋、中東、アメリカ、中国をイメージした5機のガンダムが登場し、それぞれのガンダムパイロットの5人全員が主人公役扱いになっている。
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聖戦士ダンバイン(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『聖戦士ダンバイン』は、1983年から富野由悠季が名古屋テレビと日本サンライズで放送・制作したロボットアニメである。 異世界と地上で起こる戦争に巻き込まれた人々がおのれの愛と憎しみ、エゴに翻弄され自滅していくさまを残酷なまで丁寧に描き切っている。 美しいファンタジー風の世界観と救いようのない人の業のコントラストが特色である。
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機動戦士ガンダム00(ダブルオー)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム00』(きどうせんしガンダムダブルオー)とは、サンライズが製作した日本のオリジナルロボットアニメである。2度のテレビ放映の後に劇場版も公開されている。 宇宙へ進出し、地域格差が現代よりも厳しくなっている地球を舞台に武装組織「ソレスタルビーイング」が戦争根絶を目的として、世界へ宣戦布告する。世界は混乱しながらも一致団結してソレスタルビーイングと戦いを繰り広げていく。
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ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガンダム Gのレコンギスタ』とは富野由悠季氏による日本のアニメーション作品。 技術の頂点を極めた人々が戦争の末に人類を滅亡しかけた宇宙世紀の1000年以上後を舞台にしている。命からがら生き延びた人々は新しい時代を「リギルド・センチュリー(R・C)」と名付け、さらには同じ轍を踏まぬよう技術に制限をかけ再び繁栄を初めていた。 明るく純粋無垢な主人公ベルリ・ゼナム、少し世話の焼けるお嬢様アイーダ・スルガンの二人の成り行きで始まった世界の仕組みを知る旅の物語である。
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機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』とは、1年戦争当時、東南アジアのジャングル地帯でジオン軍の開発する新兵器を巡る攻防と、それに関わる若き連邦士官とジオン軍女兵士との関係を描いた外伝作品。 ビデオ11作と完結編で構成されており、1996年から1999年にかけて発売された。陸戦が主体で、リアルな戦場を描いた作品であるとともに、戦時下の兵士の苦悩を描いている。ガンダムシリーズには珍しく、特別なガンダムが活躍する話ではない。
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。
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機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。
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機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。
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機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。
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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。
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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。
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機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ
「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。
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ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。
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MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。
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ガンダムビルドメタバース(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。
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勇者王ガオガイガーFINAL(ガガガ続編)のネタバレ解説・考察まとめ
『勇者王ガオガイガーFINAL』とは、日本のオリジナルロボットアニメ。TVアニメ『勇者王ガオガイガー』の続編であり、全8巻のOVAとして発売された。後に映像が追加された上で、『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』の名でTVでも放送された。 ガオガイガー擁するGGGが、侵略者の脅威を打ち破ってから1年。彼らのかつての仲間の天海護が、地球各地を襲撃する事件が発生する。両者が激突する中、宇宙の命運をも懸けた大異変が彼方の星系で起き始めていた。
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黄金勇者ゴルドラン(Goldran)のネタバレ解説・考察まとめ
『黄金勇者ゴルドラン』とは、1995年に放送されたサンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが悪に立ち向かう」様を描いた勇者シリーズの6作目の作品である。同シリーズの作品の中でも特にコメディに徹した内容で知られており、さらに「冒険」や「宝探し」といった子供の興味を引く要素を組み合わせることで低年齢層の視聴者の獲得を図った。 伝説のパワーストーンと黄金勇者たちを手に入れたタクヤ、カズキ、ダイの3人は、ワルザック共和帝国の王族たちと戦いつつ、黄金郷「レジェンドラ」を目指していく。
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熱血最強ゴウザウラー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ
『熱血最強ゴウザウラー』(ねっけつさいきょうゴウザウラー)とは、サンライズ製作のロボットアニメ。『エルドランシリーズ』の第3作にしてTV版最終作である。月面から恐竜時代までを駆け抜けるシリーズ最大のスケールと、物語が進むに連れてシリアスさを増していくストーリーが特徴。「心」が生み出す力をテーマとしており、これを巡る敵との交流も見所の1つである。 外宇宙からの侵略者たる機械化帝国により、人類は危機に陥る。地球の守護神エルドランから巨大ロボットを授かった小学生たちが、力を合わせてこれに立ち向かう。
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機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。 地球の不法居住者で暮らす少年ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦争に巻き込まれ、その中でパイロットとしての類稀な素質を開花させていく。
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伝説の勇者ダ・ガーン(Da-Garn)のネタバレ解説・考察まとめ
『伝説の勇者ダ・ガーン』とは、サンライズによるロボットアニメ。「少年と意思を持つロボットが侵略者に立ち向かう」様を描いた『勇者シリーズ』の第3作目の作品である。前2作から継続しての視聴者を意識して、「エコロジー」をテーマとして取り入れるなど、初期の『勇者シリーズ』の作品の中でも特に高めの年齢層を狙った作劇が繰り広げられたことで知られる。 星々に眠る「伝説の力」を求めるオーボスの先兵が地球に襲来。地球の分身である宝珠「オーリン」を手にした小学生の高杉星史は、伝説の勇者ロボと共に侵略者を迎え撃つ。
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ガサラキ(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガサラキ』とは、サンライズが1998年に製作したSFアニメである。『装甲騎兵ボトムズ』を手掛けた高橋良輔が監督を務めた。戦場にて戦車や兵士と共にリアルロボットが活躍するミリタリーSFとしながらも、その物語の根幹には、平安時代以前から脈々と伝わる「ガサラキ」の伝承とその謎を据える。主人公「ユウシロウ」が、秘技「ガサラの舞」の演者として周囲の野望や思惑に利用されながらも、ヒロイン「ミハル」と出会うことで次第に自我を取り戻し、みずからの出自や前世からの因果を追い求めていく物語が展開される。
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勇者王ガオガイガー(GaoGaiGar)のネタバレ解説・考察まとめ
『勇者王ガオガイガー』(ゆうしゃおうガオガイガー)とは、日本のオリジナルロボットアニメ。『勇者シリーズ』の8作目の作品にして最終作であり、リアルロボット系作品の魅力とスーパーロボット系作品の魅力を共に盛り込むことを目指した意欲作。綿密なSF設定と王道のストーリーで好評を博し、OVAや小説で続編が作られた。略称は「ガガガ」、「GGG」など。 機界生命体ゾンダーにより人類が危機に陥る中、これに対抗する力Gストーンを得た人類は、サイボーグ戦士・獅子王凱と秘密防衛組織GGGを中心に反撃を開始する。
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絶対無敵ライジンオー(エルドラン)のネタバレ解説・考察まとめ
『絶対無敵ライジンオー』(ぜったいむてきライジンオー)とは、サンライズによるロボットアニメ。『エルドランシリーズ』と呼ばれる作品群の最初の作品で、「小学生がクラス全員で協力しながらロボットを運用して侵略者と戦う」、「校舎が変形してロボットの発進基地になる」という斬新な設定で好評を博した。 五次元人の侵略から地球を守るために戦い負傷した光の戦士エルドランは、陽昇学園の5年3組の生徒たちに後を託す。彼からスーパーロボット・ライジンオーを預かった子供たちは、自分たちの意志で五次元人に立ち向かう。
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目次 - Contents
- 『カウボーイビバップ』の概要
- 『カウボーイビバップ』のあらすじ・ストーリー
- ビバップ号のクルーたちとの出会い
- クルーたちの活躍
- 新しい仲間「ジャミング・ワズ・エドワード」
- 仲間たちの過去の追憶と現在を探求したエピソード
- 過去の追求と新たな旅立ち
- 最終章 ザ・リアル・フォーク・ブルース
- 映画版 『天国の扉』
- 「よせあつめブルース」
- 『カウボーイビバップ』の登場人物・キャラクター
- ビバップ号メンバー
- スパイク・スピーゲル
- ジェット・ブラック
- フェイ・ヴァレンタイン
- エド(エドワード・ウォン・ハウ・ベベル・チブルスキー4世)
- アイン
- レッドドラゴン関係者
- ビシャス
- ジュリア
- リン
- シン
- メディア関係者
- パンチ、ジュディ
- その他の関係者
- アントニオ、カルロス、ジョビン
- ラフィング・ブル
- ボブ
- 各話の登場人物
- アシモフ・ソーレンサン
- カテリーナ
- アブドゥル・ハキム
- ゴードン
- トゥインクル・マリア・マードック
- マオ・イェンライ
- アニー
- ウェン
- ゼブラ
- ジラフ
- ファッティー・リバー
- V.T.(ブイティー)
- デッカー
- ロコ・ボナーロ
- ステラ・ボナーロ
- ピカロ・カルヴィーノ
- んぴゅー
- ユーリ・ケラーマン
- アリサ
- リント・セロニアス
- グレンシア・マルス・エリヤ・郭・エッケナー
- ジュリアス
- チェスマスター・ヘックス
- ジョナサン
- ウィットニー・ハガス・マツモト
- ドクター・バッカス
- ウダイ・タクシム
- ファド
- タルカン、ディグ、ネロ、エルロイ
- ドミノ・ウォーカー
- シャフト
- コフィ
- ビデオマニア
- ドゥーハン
- マイルズ
- ジョージ、ハーマン、ルース
- 東風(トンプー)
- 包朴子(パオ)
- メイファ
- アンディ・フォン・デ・オニヤテ
- テディ・ボマー
- ドクター・ロンデス
- ロニー・スパンゲン
- クララ
- アップルデリー・シニズ・ヘサップ・リュトフェン
- マッケンタイア
- マン龍(マンロン)、ピン龍(ピンロン)、ソウ龍(ソウロン)
- 『天国の扉』の主な登場人物
- ヴィンセント・ボラージュ
- エレクトラ・オヴィロゥ
- リー・サムソン
- ラシード
- レンジィ
- 『カウボーイビバップ』の用語
- カウボーイ
- 賞金首
- ウーロン
- I.S.S.P.
- モノ・システム
- モノ・ポッド
- モノ・マシン
- インターネット
- 位相差空間ゲート
- ゲート公団
- レッドドラゴン
- レッド・アイ
- 『カウボーイビバップ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- スパイク「カメレオンじゃねぇんだ、そうあちこち見えないのさ」
- スパイク「俺が欲しいのはお前のクビにかかってる800万ウーロンさ」
- ジェット「チャーリーは言った。手は手でなければ洗えない。得ようと思ったらまず与えよってな。てことはどーゆーことだ、チャーリーはやれって言ってるんじゃねぇのか?」
- スパイク「プレイリーオイスターをおごるよ」
- エド「きょーくんきょーくん、知らない人にあったらついていきましょう!」
- スパイク「過去はどうあれ、未来はあるだろ」
- マイルズ「ブルーソックスファンはお祭り好きでね」
- ジェット「メイファがここにいるのは、彼女自身がここに来たかったからさ」
- アンディ「キミの瞳に……映った僕に乾杯」
- ドクター・ロンデス「人間の最大の発明はテレビ」
- ビバップ号を離れるエドとアイン
- ジュリアとの再会
- スパイクとジェットの最後の食事
- スパイクの決意
- 『カウボーイビバップ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ネットフリックス実写化
- 制作の経緯と音楽のこだわり
- 『カウボーイビバップ』に影響を与えた映画作品
- 初の放送はテレビ東京で
- 『カウボーイビバップ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング): 「Tank!」
- ED(エンディング):山根麻衣「The Real Folk Blues」
- ED(エンディング):「Space Lion」(13話)
- ED(エンディング):山根麻衣「Blue」(最終話)
- 挿入歌: 「RUSH」
- 挿入歌:「Too Good Too Bad」
- 挿入歌: 「Rain」
- 挿入歌:「Call Me Call Me」
- 挿入歌:「Cats on Mars」
- 挿入歌:「もう一つの THE REAL FOLK BLUES」
- 『カウボーイビバップ』の予告動画
- 『カウボーイビバップ』のサウンドトラック
- Cowboy Bebop Remixes: Music for Freelance