ブレンパワード(Brain Powerd)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレンパワード』とは、矢立肇・富野由悠季原作、富野由悠季総監督のSFロボットアニメ作品。1998年に全26話がWOWOWにて放映された。富野にとって『機動戦士Vガンダム』以来5年ぶりとなるテレビアニメ監督作である。また、富野自ら「第2のデビュー作」と称する作品として有名で、後の『∀ガンダム』や『OVERMANキングゲイナー』に通じる牧歌的で明朗な作風を確立した。主人公の伊佐未勇とヒロインの宇都宮比瑪を中心に、謎の巨大遺跡オルファンを巡る世界の争いと人間ドラマを描いたSFロボットアニメである。
『ブレンパワード』の概要
『ブレンパワード』とは、矢立肇・富野由悠季原作、富野由悠季総監督によるSFロボットアニメ作品。制作にサンライズとWOWOW、バンダイビジュアルがクレジットされている。WOWOWにて1998年4月8日から11月11日まで、全26話が放映された。同作品はWOWOW初のオリジナルアニメ作品である。DVD化・ブルーレイ化されているほか、バンダイチャンネルやdアニメストアなどで配信されている。また、面出明美と斧谷稔(富野の別名)によるノベライズ版全3巻と杉崎ゆきるによるコミカライズ版全4巻も刊行された。『ブレンパワード』のキャッチコピーは、「頼まれなくたって生きてやる」で、WOWOWの加入契約促進ポスターはには「普通のテレビじゃ、ここまでやれない」というキャプションが書かれた。
富野にとって『ブレンパワード』は、『重戦機エルガイム』以来実に14年ぶりとなる完全オリジナル新作であると同時に、『機動戦士Vガンダム』から5年ぶりとなるテレビアニメ作品となった。元々は長編アニメ映画の企画だったものがテレビアニメ企画へと転じたことが明らかにされており、企画段階から『ファイブスター物語』で知られる永野護が関わっている。永野は『ブレンパワード』においてメカニックデザインを担当した。また、キャラクターデザインは、『宇宙皇子シリーズ』のイラストで知られ富野作品初となるいのまたむつみが務めている。両者は永野の意向により「メインデザイン」というクレジットがなされた。音楽を担当したのは菅野よう子で、彼女のクラシックと民族音楽が融合したかのような劇伴を高評価した富野は、次作『∀ガンダム』の音楽も彼女を起用している。
『ブレンパワード』の最も大きな特徴は、「登場人物がほとんど死なない」点である。富野由悠季作品には暗くヘビーなストーリーが多く、『無敵超人ザンボット3』や『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』などでは多くのメインキャラクターが終盤で死亡するショッキングな展開が繰り広げられた。これらの作品群は「黒富野」と呼ばれることが多く、富野自身にも「皆殺しの富野」というニックネームが付けられたほどのインパクトをファンに与えた。しかしながら、『ブレンパワード』においては登場人物の悲劇的な死という要素は影を潜め、逆に自然との調和を基調とした牧歌的な作風が貫かれている。こうした作風は、後の『∀ガンダム』、『OVERMANキングゲイナー』そして『Gのレコンギスタ』へと受け継がれた。とはいえ、富野作品の特徴とされる家族間の断絶や異なる思想を持つ者たちの対立というヘビーな側面や独特のセリフ回し「富野節」は健在であり、そうしたバランスの良さによって富野作品ファンはもとより新たなファン層の開拓にも成功している。また、富野は先んじて発表された庵野秀明監督作品『新世紀エヴァンゲリオン』と宮崎駿監督作品の『もののけ姫』を意識したという発言をしていて、『ブレンパワード』を両作品に向けた富野のアンサーだと考察する人も多い。
『ブレンパワード』は、日本のとある海底に沈む謎の巨大遺跡オルファンの浮上に伴う地球滅亡の危機を軸に、地球滅亡を阻止せんとする主人公の少年・伊佐未勇(いさみゆう)とヒロインの少女・宇都宮比瑪(うつみやひめ)を中心としたメンバーが、オルファンの信奉者リクレイマーたちと戦うもようを描いたSFロボットアニメ作品である。
『ブレンパワード』のあらすじ・ストーリー
プロローグ
『ブレンパワード』の舞台は、オルファンという海底に眠る超巨大な遺跡が存在する日本である。ある日、伊佐未勇(いさみゆう)とカナン・ギモスは、グランチャーという大きな人型の生命マシンであるアンチボディに乗ってオーガニック・プレートの調査と回収を行っていた。2人はオルファンを支持するリクレイマーのメンバーで、オーガニック・プレートはグランチャーを産み出す謎の物体としてリクレイマーの研究対象となっている。一方、その夜街中では別のオーガニック・プレートが暴走・墜落しており、その現場に孤児院出身の少女・宇都宮比瑪(うつみやひめ)と彼女の義弟妹たちが居合わせていた。オーガニック・プレートは、比瑪たちの眼前でリバイバルを起こして、ブレンパワードというアンチボディが誕生する。比瑪は彼女を呼ぶかの如くコクピットを開けたブレンに同調して、機体へと乗り込んだ。すると、そこへグランチャーに乗った勇とカナンが現れ、ブレンパワードを明け渡すように言ってきた。彼らの主張によると、ブレンパワードはグランチャーとは違う出来損ないのアンチボディであり危険だとのことだった。しかし、比瑪はグランチャーの存在こそがブレンを怖がらせていると言い、さらにプレートに義弟妹たちがいるので渡せないと勇たちの命令を拒否した。比瑪たちを乗せたブレンは、そのまま勇たちを振り切ってとある民家へと辿り着く。そこには、トマト畑があり、アンチボディの存在を知っている1人の老婆が比瑪たちを迎え入れた。老婆の正体は、勇の祖母伊佐未直子(いさみなおこ)だった。
それから1年後、勇はオルファンの在り方に疑問を持つようになる。オルファンが海底から浮上すると人類が滅亡の危機に瀕するという説がまことしやかに伝わり、勇はその手助けをすることを拒むのだった。彼はオルファンの研究者の両親研作(けんさく)と翠(みどり)に銃を突きつけ、実姉のクインシィ・イッサーこと依衣子(いいこ)の追撃を振り切って、予め隠していたブレンパワードに乗ってオルファンを出奔した。そして、カナンやグランチャーパイロットのジョナサン・グレーンといった追手を振り切った勇は、ブレンパワードのパイロットとなった比瑪と再会する。比瑪はオルファンの浮上を止める目的でブレンパワード部隊を要する空母ノヴィス・ノアのメンバーになっており、行き場を失った勇とブレンパワードもノヴィス・ノアへ加わるのだった。
戦火の中ですれ違う人々
勇はノヴィス・ノアにて祖母の直子と再会を果たした。勇は祖母の側に彼女のかつての恋人ウィンストン・ゲイブリッジがいることを快く思っていなかった。さらに長期間海底に眠るオルファンの中で暮らしていた勇には、頑ななところがあった。そのため、ノヴィス・ノアのメンバーとなかなか打ち解けることができずにいる。それでも、比瑪の天真爛漫な純粋さやオルファンのメンバーとは違った接し方をするノヴィス・ノアのメンバーたちと触れ合うことで徐々に勇本来の優しさを表に出すようになる。勇の思いはかつてのパートナーだったカナンにも届くようになり、彼女もオルファンを裏切ってノヴィス・ノア入りした。こうして勇は仲間を得ていくが、その一方で家族との断絶は深まるばかりだった。特に姉のクインシィに対しては、彼女のオルファンへの妄信を払拭させて和解しようと試みるのだが、なかなか上手くいかなかった。また、かつて勇の兄貴分だったジョナサンは、勇を倒すことと肉体関係にある翠を中心に伊佐未ファミリーを操ってオルファンの実権を握る野望に囚われており、何度も勇に戦いを挑むも敗れ去る。ジョナサンはノヴィス・ノア艦長のアノーア・マコーミックの息子であり、生き別れた親子はノヴィス・ノアで再会を果たすも断絶していた親子関係は修復できなかった。アノーア艦長は毅然とした人物だったが、ジョナサンとの再会以降メンタルに異常をきたしてノヴィス・ノアから離脱して生死不明となってしまう。このように、複雑な人間関係が絡み合う中で、オルファンの浮上が刻一刻と迫りつつあるのだった。
再リバイバル
オルファンの浮上に伴う人類滅亡の危機に立ち向かうノヴィス・ノアに、強力な助っ人や新メンバーが加わる。アラブの大富豪ミスター・モハマドは、その財力でノヴィス・ノアの権利を丸ごと買い占めようとする。いかにも胡散臭い人物であったが、彼なりの信念で動いていることが明らかになり、最後まで協力関係を結ぶこととなる。また、オルファンの浮上イコール人類滅亡では決してないという持論を持つ天才少年カント・ケストナーや、3体のブレンパワードをアメリカ合衆国から奪ったお尋ね者のナッキィ・ガイズが新メンバーに加わった。さらにアノーア艦長の不在を受けて艦長代理に就任したアイリーン・キャリアーも、仲間たちのサポートを受けて期待以上の手腕を発揮する。ノヴィス・ノア陣営を撃破せんとするオルファン側にも新戦力が加わった。全身をマスクと鎧で覆った謎の人物バロン・マクシミリアンがオルファンに協力を申し出て、ジョナサンに超強力なアンチボディのバロンズゥを与える。ジョナサンの乗るバロンズゥによって、北欧における戦闘でユウブレンは深刻なダメージを受けたが、ネリーキムという少女と彼女のネリーブレンに命を救われた。余命幾許もなく、北欧の僻地でネリーブレンと暮らしているネリーの存在は、勇に多大な影響を与える。そして、ユウブレンとジョナサンの再度の戦闘が始まると、勇とブレンを救おうとしたネリーがユウブレンとネリーブレンの再リバイバルに巻き込まれてしまった。ネリーはブレンと1つになり、新たなネリーブレンが誕生した。バロンズゥを退けた勇は、比瑪と再会しブレンの可能性を信じるというネリーの意思を受け継ぐ決意をするのだった。
オルファンの浮上
オルファンを巡る事態は、風雲急を告げようとしていた。オルファンがアメリカ合衆国の管理下に置かれることとなったからである。オルファンには、ガバナーという謎の指導者がいるのだが、遂にガバナーがその正体を明らかにした。ガバナーとは、ゲイブリッジだったのだ。彼の傍らにはノヴィス・ノアを裏切った形の直子もいた。オルファンが本格的に浮上しようとしている時期に正体を現したゲイブリッジは、もはや用済みとなったノヴィス・ノアを一気に潰そうと試みる。ゲイブリッジはアメリカ軍を動かして、核ミサイルをノヴィス・ノアへ向けて発射した。勇と比瑪たちはこれを阻止せんと立ち向かい、核ミサイルの影響でオルファンが傷つくことを良しとしないクインシィ、ジョナサン、シラー・グラスたちまでも勇たちに呼応した。オルファンへの接触を試みて、オルファンの化身と思しき少女と対話した比瑪の乗るヒメブレンによるチャクラシールドで核ミサイル爆発は回避された。この時の影響でクインシィがノヴィス・ノアに救出される。クインシィは改心したかのような演技をしながらノヴィス・ノアを探るが、最終的には脱出してオルファンへ戻る。また、オルファンに取り込まれた比瑪も、オルファンが決して悪い存在ではないことを知り無事に帰還を果たす。オルファンの中における人間関係は混迷を極め、ジョナサンを中心に据えたいバロンの暗躍でゲイブリッジと伊佐未ファミリーが追いやられるクーデターが勃発した。そして、いよいよオルファンの本格的な浮上が現実のものとなる。
エピローグ
オルファンの正体とは、異星文明によって造られた超巨大宇宙船であった。もう1つのオルファンと激しい戦闘を繰り広げてダメージを受けた末に地球に辿り着き、海底深く沈んだ経緯がある。つまり、オルファンの浮上は必然的な出来事だったのである。しかし、オルファンは単独で宇宙へ浮上できるにも拘わらず、人間のオーガニック・エナジーを必要とした。そして、その対象に選ばれたのがクインシィ・イッサーだ。グランチャーをバロンズゥへと再リバイバルさせた彼女は、オルファンに取り込まれてしまった。その最中、勇と比瑪は、バロンの狂気で巨大化したバロンズゥを何とか倒すことに成功する。ジョナサンはバロンを救い出すが、その正体が実母アノーアだと知って複雑な表情を浮かべた。衰弱したアノーアを連れてジョナサンはバロンズゥとともに何処へと去るのだった。その後、勇はオルファンと話し合えば姉の依衣子を解放してくれると確信し、自分の身体と引き換えにオルファンへの潜入を試みる。比瑪も勇の想いを受け、熱いキスと抱擁を交わすとネリーブレンに乗って旅立つ彼を見送った。ノヴィス・ノアを中心とした人々とアンチボディ全機は、手を繋いで人類とブレンの意思を伝えることで勇をサポートする。オルファンの抗体となりエンジン部にいた依衣子は、勇が来たことに驚きを隠せない。ここで初めて姉弟は真の意味で理解し合い和解を果たす。すると、オルファンは依衣子を解放した。勇の地球をこのままにしてほしいという願いを受け入れたのだ。オルファンから伊佐未ファミリーをはじめとするオルファンに乗り込んでいた人々が解放されていく。ジョナサンとアノーアは、2人きりでオルファンの浮上による温かさを感じ取っていた。そして、ノヴィス・ノアの甲板に立った比瑪は、ネリー・キムと言葉を交わした。すると、依衣子を乗せたネリーブレンが姿を現した。手を取り合う勇と比瑪。最後に直子の家に実った赤々としたトマト畑と単独で宇宙へと飛翔したオルファンが映し出されて、『ブレンパワード』の物語は完結したのだった。
『ブレンパワード』の登場人物・キャラクター
ノヴィス・ノア
伊佐未勇(いさみ ゆう)
CV:白鳥哲
『ブレンパワード』の主人公。本編内にて年齢が17歳であることを明かしている。白のハイネックシャツと青いジャケット姿が普段着。オルファンを研究している伊佐未研作(いさみけんさく)・翠(みどり)夫妻の長男で、姉に依衣子(いいこ)がいる。家族の中で唯一オルファン至上主義に疑問を持っており、ユウブレンを持ち出して出奔した。そして、ノヴィス・ノアのメンバーたちと接触したことで、彼らと行動を共にするようになる。オルファン研究で家庭を顧みない両親に代わって祖母の直子(なおこ)に育てられた過去があり、物語の序盤はノヴィス・ノアの面々と打ち解けられない部分が描かれた。しかし、宇都宮比瑪(うつみやひめ)と心を通わせるようになると、オルファンの浮上に伴う人類滅亡の危機に真正面から向き合い、滅亡回避のために戦うようになった。愛機はユウブレンだったが、中盤以降は再リバイバルしたネリーブレンに搭乗している。
宇都宮比瑪(うつみや ひめ)
CV:村田秋乃
『ブレンパワード』のヒロイン。年齢は18歳で、栗色のロングヘアとスレンダー体型が印象的な美少女。幼い頃に両親を亡くしており、「陽だまりの館」という孤児院で育った。そこで知り合ったユキオとアカリ、そしてクマゾーたちの姉のような存在である。彼らと買い出しに出かけた際にヒメブレンのリバイバルに立ち会ったことがきっかけでノヴィス・ノアの一員となった。天真爛漫な性格をしており、神経質な伊佐未勇(いさみゆう)のことを優しく包み込むように接している。また、比瑪の優しさはノヴィス・ノアの他のメンバーにも影響を与えており、オルファンとの最終決戦に至るまである種の精神的支柱として存在した。
カナン・ギモス
CV:朴璐美
パープルのロングヘアが特徴的な美女で、年齢は22歳。元々はオルファンを熱烈に支持する人々であるリクレイマーの1人で、グランチャーに乗って勇とコンビを組んでいた。オルファンを裏切った勇を連れ戻そうとした時、その行為をシラー・グラスに咎められて結果的にノヴィス・ノアに投降した。その後、双子のブレンチャイルドのリバイバルに立ち会い、その中の1機をカナンブレンとして専用機にしてノヴィス・ノアのメンバーとなる。オルファン時代は勇と心を通わせていたことが示唆されたが、ノヴィス・ノアではラッセ・ルンベルクと恋仲になった。自分が両親から望まれて生まれてこなかったことをコンプレックスに感じていたものの、ノヴィス・ノアの一員となったことで自分の内面と向き合うようになる。
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『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。
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機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。 地球の不法居住者で暮らす少年ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦争に巻き込まれ、その中でパイロットとしての類稀な素質を開花させていく。
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機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
機動戦士ガンダムUC(機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096)は福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。 機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台に、重要機密であるラプラスの箱を巡る戦いに巻き込まれた少年の葛藤と成長を描く。 緻密に練り込まれた物語もさることながら、戦闘シーンも見所の一つであり、それを彩る兵器であるモビルスーツ、モビルアーマーも幅広い層から人気を集めている。
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機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
機動戦士ガンダム0083(Mobile Suit Gundam 0083)は、OVAとして発売されたアニメ作品である。1991年より全13話が発売、1992年にはOVAを編集した総集編が劇場公開された。地球連邦軍と、ジオン軍残党デラーズフリートとの戦いを描く。シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間をつなぐ物語として制作され、両者の空白の期間を埋めるものとなっている。
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ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ
『機動戦士ガンダム』を第一作とするガンダムシリーズには、素顔を仮面やマスク、サングラスなどで隠した仮面キャラが登場する。ここでは、ガンダムシリーズにたびたび登場する仮面キャラ・仮面の人を一覧でまとめた。ガンダムの代名詞とも言える有名キャラクター「シャア・アズナブル」や、「歴代仮面キャラの中で最も腹黒い」とまで言われた「マクギリス・ファリド」などを紹介している。
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鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は『ガンダムシリーズ』のロボットアニメの1つで、第1期が2015年に、第2期が2017年に放送された。『機動戦士ガンダム』などの宇宙世紀作品とは別の世界観を舞台としており、少年兵の三日月・オーガスの活躍を描いている。 本作にも『ガンダムシリーズ』おなじみの兵器モビルスーツやモビルアーマー、大規模な戦いには欠かせない艦船や兵器が登場する。
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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。
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ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!
「ラクス構文」とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でヒロインのラクス・クラインが発したセリフを元にしたネットスラング。 敵であるアコードから主人公キラ・ヤマトへの愛情が必要から生じたものだと揶揄されたラクスは、「必要だから愛しているのではありません、愛しているから必要なのです」と反論。理路整然としながらも彼女の心情を適切に表した言葉として、作品を代表する名言・名セリフの1つとなった。ラクス構文とはこれを現実に持ち出して、「より正確な因果関係の順序」を訴えるものである。
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ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ガンダム Gのレコンギスタ』とは、「機動戦士ガンダム」シリーズの続編で、全26話のアニメシリーズ。 ∀(ターンエー)ガンダム以来、ガンダムのTVアニメシリーズとしては15年ぶりの富野由悠季監督作品である。また後年にはテレビシリーズを基に再編された劇場版も制作されている。 独特な演出とセリフ回しはファンから富野節とも呼ばれ、小気味良いテンポで展開されていくストーリーの中で、物語中の状況の変化と共に数々の名台詞が存在している。
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目次 - Contents
- 『ブレンパワード』の概要
- 『ブレンパワード』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 戦火の中ですれ違う人々
- 再リバイバル
- オルファンの浮上
- エピローグ
- 『ブレンパワード』の登場人物・キャラクター
- ノヴィス・ノア
- 伊佐未勇(いさみ ゆう)
- 宇都宮比瑪(うつみや ひめ)
- カナン・ギモス
- ラッセ・ルンベルク
- ナンガ・シルバレー
- ヒギンズ・サス
- コモド・マハマ
- ナッキィ・ガイズ
- カント・ケストナー
- アノーア・マコーミック
- ウィンストン・ゲイブリッジ
- アイリーン・キャリアー
- レイト
- ノヴィス・ノア副官(ノヴィス・ノアふくかん)
- ユキオ
- アカリ
- クマゾー
- オルファン
- クインシィ・イッサー/伊佐未依衣子(いさみ いいこ)
- ジョナサン・グレーン
- シラー・グラス
- ケイディ・ディン
- エッガ・ブランカン
- 伊佐未研作(いさみ けんさく)
- 伊佐未翠(いさみ みどり)
- バロン・マクシミリアン
- ガバナー
- フィジシスト
- ヌートリア艦長(ヌートリアかんちょう)
- その他
- 伊佐未直子(いさみ なおこ)
- ネリー・キム
- ミスター・モハマド
- 源野三尾(みなもとの みつお)
- 桑原(くわばら)
- キメリエス副官(キメリエスふくかん)
- かえで先生(かえでせんせい)
- 伊佐未勇(いさみ いさむ)
- オルファンの少女(オルファンのしょうじょ)
- 『ブレンパワード』の登場メカ・ロボット
- ブレンパワード
- ユウブレン
- ヒメブレン
- ラッセブレン
- ナンガブレン
- カナンブレン(ブレンチャイルド)
- ヒギンズブレン(ブレンチャイルド)
- ネリーブレン
- ナッキィブレン
- ラッセブレン(2代目)
- カントブレン
- ブレンパワード用武器・装備
- ブレンバー
- ブレンブレード
- ショーター
- ミサイルランチャー
- マイクロウェーブ発振器(マイクロウェーブはっしんき)
- チャクラシールド
- チャクラベルト
- グランチャー
- グランチャー(ジョナサン・グレーン)
- グランチャー(クインシィ・イッサー)
- グランチャー(シラー・グラス)
- グランチャー(カナン・ギモス)
- グランチャー(エッガ・ブランカン)
- グランチャー(ケイディ・ディン)
- グランチャー(伊佐未勇)
- グランチャー(ナッキィ・ガイズ)
- アーミィグランチャー(米軍パイロット)
- バロンズゥ(ジョナサン・グレーン、バロン・マクシミリアン)
- クインシィ・バロンズゥ
- グランチャー用武器・装備
- ソードエクステンション
- ブレードヒルト
- ミサイルランチャー
- プレート運搬用ワイヤー(プレートうんぱんようワイヤー)
- 義手(ぎしゅ)
- スタンバー
- バロンズゥ用変形翼(バロンズゥようへんけいよく)
- メカニック
- ノヴィス・ノア
- イランド戦闘機(イランドせんとうき)
- V5ウェッジ
- 双胴潜水艦キメリエス(そうどうせんすいかんキメリエス)
- 機動艦載艇コンガイール(きどうかんさいていコンガイール)
- オルファン
- 『ブレンパワード』の用語
- オルファンに関する用語
- アンチボディ
- オーガニック・プレート
- オーガニック・エナジー
- ビー・プレート
- アンチボディに関する用語
- ビット
- スリットウエハー
- チャクラ光(チャクラフラッシュ)
- リバイバル
- バイタル・グロウブ
- 登場人物・キャラクターに関する用語
- 抗体(こうたい)
- フリュイドスーツ
- リクレイマー
- 『ブレンパワード』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 伊佐未勇「お前のブレンパワードの扱い方、イエスだね!」
- ジョナサン・グレーン「クリスマスプレゼントだろ!」
- シラー・グラス「何の力もなかったから、弟たちを飢え死にさせちまったんだ。 グランチャーの力があれば、こんな時代にした連中に仕返しができる。 オルファンが銀河旅行をすれば、星になった弟たちにだって会うことができる!」
- 宇都宮比瑪「こんなものなくったって人は生きていけます! めーでしょー!」
- 『ブレンパワード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 富野由悠季・永野護・いのまたむつみ・菅野よう子など強力なスタッフが集結した作品
- 視聴者の度肝を抜いたオープニングとエンディング
- 代表的な「白富野」作品『ブレンパワード』
- 『ブレンパワード』で本格デビューを果たした人気声優たち
- 『ブレンパワード』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):真行寺恵里「IN MY DREAM」
- ED(エンディング):KOKIA「愛の輪郭(フィールド)」
- 挿入歌:勝沼恭子「天神さんの子守唄」
- CMソング:坂本真綾「Light of love」