Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』とは、月刊コンプエースで連載されていた漫画、及びそれを原作として2013年に全10話が放送されたテレビアニメ作品である。普通の小学五年生のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(愛称はイリヤ)が「魔術礼装:カレイドステッキ」であるマジカルルビーの力により魔法少女にし転身し、同じ魔法少女である、美遊・エーデルフェルト(愛称は美遊)と協力し、町に散らばるクラスカードを回収する任務をこなしていく。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の概要

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(Fate/kaleid liner Prisma Illya)』とは、月刊コンプエースで2007年11月号から2009年1月号まで連載された『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の第一期作品であり、その後、2013年7月6日から9月7日にかけて全10話が放送されたテレビアニメである。2019年7月現在でも第三期が連載され続けている人気作品である。略称は「プリマ」「プリヤ」など。PCゲーム『Fate/stay night』が原作となっているスピンアウト作品であり、登場人物の設定は原作とは異なるが、原作の並行世界の物語という設定。本作は『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤシリーズ』の第一作と位置づけられており、これまでに『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』などのテレビアニメが放送されている。また、2017年8月26日に『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』で語られなかった部分を『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』として劇場公開された。
冬木市の穂群原学園小等部に通う女の子イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、ある夜飛来してきたカレイドステッキのマジカルルビーによって強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。そして本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木に眠る強力な力を持つクラスカードの回収の手伝いをすることになる。
可愛らしい少女たちが活躍する魔法少女アニメだが、原作同様のシリアスな内容や伏線の多さに原作ファンからの人気も厚く、シリーズ後半になるとバトルシーンが多くなっていく。

イリヤ、美遊とお互い異なる理由で魔法少女になった二人。当初は意見の食い違いなどでぎくしゃくしていた二人だが、次第に友情が芽生えていき、強敵に立ち向かう二人の姿は必見である。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』のあらすじ・ストーリー

冬木市の穂群原学園小等部に通う女の子イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、魔法少女に憧れていた。しかし、小学五年生にもなって魔法少女に憧れているのは恥ずかしいという自覚があった。それでも内心は「"恋の魔法"そんなものがあったらいいな」と考えていたある日の夜、その魔法を使いたいという気持ちを察知し、突如として飛来してきた魔術礼装「カレイドステッキ:マジカルルビー」によって"見た目の可愛さ"から強制的に契約を結ばれ、魔法少女 カレイドルビー・プリズマ☆イリヤになる。ルビーが無理矢理に契約を結んだのには理由があり、本来のルビーの持ち主である魔術師・遠坂凛の魔法少女としての自覚のなさに幻滅し、ルビー側が一方的に別れた時にイリヤの「"恋の魔法"そんなものがあったらいいな」という気持ちと見た目の可愛さに興味を持ったルビーが凛よりイリヤのほうがいいと考えたからだった。イリヤとルビーが契約を結んだ時に放たれたステッキの光を確認した凛は魔法少女に転身したイリヤの元に向かい「ステッキを返して」とお願いすると、イリヤは返そうとする意志を見せるがルビーが自分の主人はイリヤだと主張し、イリヤから離れようとしない。無理矢理イリヤからルビーを引き剥がそうと試みる凛だったが、ルビーが離れようとしないため、凛はルビーを引き剥がすのを諦める。代わりに遠坂凛が冬木市に来た理由である、冬木に眠る神話や歴史上の英雄の力を宿した5枚のクラスカードの回収を手伝うようにイリヤに命令する。

凛にカード回収の任務を命令された翌日に、冬木に眠る神話や歴史上の英雄の力を宿した7枚のクラスカードのうちの一枚であるクラスカード・ライダーが穂群原学園の校庭に現れる。当初の凛の説明では、「冬木市に散らばっているカードを適当に回収するわ」と聞かされ、落ちているカードを拾う程度の認識でいたイリヤであったが、実はクラスカードの正体は具現化した"英雄の霊体"="英霊"であった。英霊の核として存在するクラスカードの回収のためにライダーを倒すように凛に命令されるが、初のカード回収任務にイリヤは怯えていた。クラスカード・ライダーは騎兵の英霊であり、素早い動きと攻撃を得意とする。魔法の使い方すら知らないイリヤは為す術もなく逃げ回っていた。そんな時、イリヤの目の前にもう一人の魔法少女である美遊・エーデルフェルトと魔術師・ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトが現れる。イリヤが為す術もなく逃げ回っていたにも関わらず、美遊は慣れた動きでクラスカード・ライダーを瞬殺する。美遊はルビーとは姉妹の魔術礼装「カレイドステッキ:マジカルサファイア」を使い、魔法少女としてクラスカード回収の任務を手伝っていた。凛が美遊とのいきさつをルヴィアに尋ねると、凛と同じような事情でサファイアが自分の主人は美遊であると主張し始めたため、結果としてルヴィアも自分の代わりにクラスカードの回収の手伝うように美遊に頼んだとのことだった。美遊は瞬殺したクラスカード・ライダーを回収し、冷めた表情でルヴィアと共にその場から立ち去る。嘲笑って帰ろうとするルヴィアに憤怒した凛はルヴィアに殴りかかろうとし、それに対抗してルヴィアも殴りかかろうとするが、二本のステッキに二人とも頭を叩かれ喧嘩をする前に止められる。呆れた声でルビーが凛とルヴィアは犬猿の仲であり、あまりにも喧嘩が絶えないため、ルビーとサファイアは契約者を変えたという経緯をイリヤに説明する。その話を聞いたイリヤは喧嘩ばかりで、カード回収をしていなかったのかとルビーに聞くと、凛とルヴィアは怒りながら、魔術協会が回収したクラスカード・アーチャーとクラスカード・ランサーをイリヤに見せつけた。喧嘩して疲れたルヴィアは美遊を連れてその場から立ち去る。失敗に終わったものの「今日はお疲れ様」と凛は優しくイリヤに声をかけ、初の任務は終わったのだった。

同じクラスに転校生として入ってきた美遊と同じ魔法少女であるという境遇のため、仲良くしようとするイリヤであったが、カード回収を全部一人でこなそうとする美遊はイリヤを冷たくあしらっていた。そんな中、クラスカード・ライダーの討伐から数日後にクラスカード・キャスターが現れる。キャスターを討伐しようとするイリヤと美遊であったが、キャスターは魔術師の英霊であり、魔術師としては上手のキャスターは高高度からフィールドを蹂躙する圧倒的な魔術攻撃を行い、魔法少女として未熟なイリヤと美遊の回収任務は失敗に終わった。翌日、ルヴィアと凛を交えた作戦会議の際に高高度にいるキャスターと戦うには魔法少女らしく、空を飛べるようにしなければならないと凛やルヴィアから提案を受けるイリヤと美遊。空を飛ぶ練習を始めようとするイリヤであったが、魔法少女に憧れていたイリヤは空を飛ぶイメージが完成されており、自由自在に飛べてしまった。しかし、美遊は人間が飛べるわけがないという考えを持っており、空を飛ぶことに苦戦する。そこでイリヤが空の飛び方を指南するが、一向に飛べないままにキャスターに挑むことになってしまう。自由自在に空を飛べるが戦闘に不慣れなイリヤ、空は飛べないが戦闘が得意な美遊。このままではキャスターを倒せないと思った凛だったが、作戦決行の日になってしまう。しかし、美遊は羽を使って飛ぶのではなく、空中に魔力の足場を作って階段を上るかのように空中を移動するという、美遊なりの空の飛び方を戦闘中に考え出し、キャスターと戦う。それでも倒せるかどうかは五分五分であったが、イリヤは美遊に攻撃を任せ、自分はひたすらキャスターの攻撃から美遊を守る作戦を考えた。イリヤの行動が功を奏し、美遊は無事にキャスター討伐を成功させる。

キャスターを討伐し終わり、鏡面界から元の世界に立ち去ろうするイリヤ達であったが、鏡面界が崩れない。鏡面界はクラスカードの英霊が存在することで自立できる世界であり、キャスターがいなくなった際に崩れるはずだったがクラスカード・セイバーが現れ、鏡面界を維持していたのだった。キャスター戦を終えたばかりのイリヤと美遊では最高クラスのセイバーに太刀打ちできるはずもなく、やられてしまう。クラスカード・セイバーは英雄のクラスの中で最も優れたクラスであり、単純な戦闘力ではバーサーカーに匹敵する。このままでは全滅してしまうと考えたルビーとサファイアは、美遊とイリヤにステッキを凛とルヴィアの方に投げるように命じる。美遊とイリヤが、凛とルヴィアに向かってステッキを投げると、凛がルビーをルヴィアがサファイアをキャッチして転身する。魔力や戦闘経験の多さが美遊とイリヤとは、段違いの凛とルヴィアならセイバーにも勝てると判断したステッキ達の作戦だった。犬猿の仲の二人だが連携攻撃は完璧であったため、セイバーを倒すことに成功するのであった。

キャスター戦を境に美遊とイリヤは徐々に仲良くなっていき、カード回収も順調に進んでいたように思えていたが、クラスカード・アサシン戦で事件が起こってしまった。クラスカード・アサシンは暗殺者の英雄であり、死の恐怖を改めて感じたイリヤは恐怖のあまり、魔法を制御できなくなって暴走を起こし、アサシンの討伐には成功するが凛やルヴィア、そして美遊にまで怪我をさせてしまった。仲間を怪我させてしまった魔法というものに恐怖を持ってしまったイリヤは、魔法少女になることを放棄する。しかし、美遊はイリヤができないのであれば自分一人でカードをすべて回収するしかないと思い、凛やルヴィアと共に最後のクラスカード・バーサーカー回収任務に向かう。クラスカード・バーサーカーは狂戦士の英雄であり、理性を引き換えに圧倒的な力を持つ。最強にして最後のクラスカード・バーサーカー相手に苦戦を強いられ、凛やルヴィアは一時撤退を提案するが、美遊は凛やルヴィアだけを逃がし、一人で無謀にもバーサーカーを倒そうと試みる。美遊が一人で戦っていることを凛から聞いたイリヤは、自分の魔法の暴走より美遊を失うほうがつらいと考え、再び魔法少女となり、バーサーカーと戦っている美遊の元に向かう。バーサーカーの強靭さと圧倒的な力の前に美遊は戦闘不能寸前になっていたが、イリヤの援護が間に合い間一髪で助かる。イリヤと美遊は自分たちが友達であり、魔法少女として仲間であることを再確認し、二人で最大出力の同時攻撃である「パラレルインクルード」をバーサーカーに放ち、バーサーカーを撃破する。

すべてのクラスカードを回収し終わり、イリヤと美遊の友情はさらに深まっていった。クラスカードの任務を終えた、凛とルヴィアは魔術協会に報告をするが、凛とルヴィアの仲の悪さを治すために魔術協会は1年間冬木市に留まるように凛とルヴィアに命令を下す。魔法少女の任務が終わったイリヤと美遊はごく普通の小学五年生に戻っていくのであった。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』の登場人物・キャラクター

主要人物

イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

CV - 門脇舞以

愛称はイリヤ。冬木に住む普通の小学五年生。
マジカルルビーに魔法少女としての才能を見定められ、魔法少女となる。
魔法少女に強い憧れを持っており、魔法少女になったのもまんざらでもなかった。基本的に義理の兄の衛宮 士郎、イリヤから見るとアインツベルン家のメイドにあたる、リーゼリットとセラの4人で暮らしている。好きな人は義理の兄の衛宮 士郎。
運動神経では美遊に劣るが平均より上。

美遊・エーデルフェルト(みゆ・エーデルフェルト)

CV - 名塚佳織

愛称は美遊。身寄りのないところをルヴィアに拾われた経緯があると同時にサファイアに魔法少女としての才能を見定められ、魔法少女となる。魔法少女というものに興味や関心がなかったため、イリヤに魔法少女とはどういうものなのかを教わる。拾われた身であるため、普段はイリヤ邸の向かいの豪邸である、ルヴィア邸でルヴィアの専属メイドとして生活している。そのため、家にいるあいだは基本的にメイド服をきている。実生活ではルヴィアの妹ということになっている。才色兼備であり、運動神経抜群なことからクラスで注目されるがイリヤ以外には基本的に興味がない。

遠坂 凛(とおさか りん)

CV - 植田佳奈

愛称は凛。魔術師にして、マジカルルビーの元マスター。ルヴィアとは犬猿の仲であり腐れ縁。
ルヴィアとの喧嘩を日々繰り返しており、その姿を見て嫌気がさしたマジカルルビーに契約を切られてしまう。
才色兼備であり身体能力抜群。好きな人は士郎。
得意な魔術は宝石魔術とガンド。

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

CV - 伊藤静

愛称はルヴィア。マジカルサファイアの元マスター。凛とは犬猿の仲であり腐れ縁。
凛との喧嘩を日々繰り返しており、凛と同じく、その姿を見て嫌気がさしたマジカルサファイアに契約を切られてしまう。
高飛車な性格。好きな人は士郎。
得意な凛と同じで宝石魔術であるが、財力で凛を大きく上回る。

マジカルルビー

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