Fate/stay night(フェイト ステイナイト)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『Fate/stay night』は2004年に有限会社ノーツから発売された伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム、およびそれを原作とするアニメ・漫画作品。持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」を巡って7人の魔術師とサーヴァント(使い魔)が戦う聖杯戦争を描いている。
聖杯戦争を戦うマスターやサーヴァントはそれぞれに強い信念や誇りを持っている。彼らの信念や誇りが垣間見える名言や名シーンは、多くのファンの胸を熱くさせる。

『Fate/stay night』の概要

『Fate/stay night』は2004年1月30日に有限会社ノーツから発売された伝奇活劇ビジュアルノベルゲーム、およびそれを原作とするアニメ・漫画作品。2007年4月19日にはレイティング12歳以上推奨としたうえで、新たな要素を加えた『Fate/stay night [Réalta Nua]』が発売された。
本作は持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」を巡り7人の魔術師とサーヴァント(使い魔)が戦う聖杯戦争を描いている。物語の途中の選択肢によって生まれる状況の差異により、ストーリーは3つに分岐。"Fate"では主人公の衛宮士郎とそのサーヴァントのセイバーの関係性が深掘りされる。"Unlimited Blade Works"はマスターの1人である遠坂凛のルートであると同時に、士郎のルートでもある。"Heaven's Feel"では士郎がこれまで掲げてきた「正義の味方になる」という信条を反故にして、ヒロインの1人・間桐桜だけの正義の味方を目指す。
本作は熱い展開が多いことでも知られており、作中のキャラクターが発するセリフは多くのプレイヤーを惹きつけている。

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『Fate/stay night』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

衛宮切嗣「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事。正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ」

切嗣は晩年、士郎に自分の夢について語っていた。正義の味方を目指していた切嗣だったが、その正義のために「親しい少数より多くの他人」を秤にかけ、親しい少数を切り捨ててきた。そんな切嗣だからこそ、「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事。正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ」と士郎に同じ道を歩ませないように語りかけた。

セイバー「問おう。貴方が私のマスターか」

ランサーに追い詰められた士郎は土壇場で「死にたくない、こんなところで死ねない」という思いからセイバーの召喚に成功する。襲い来るランサーを迎え撃ったセイバーは、士郎に振り返って「問おう。貴方が私のマスターか」と尋ねた。このセリフは本作を象徴するセリフとして多くの作品に登場している。

セイバー「これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。――ここに、契約は完了した」

セイバーから「貴方が私のマスターか」と問われた士郎だったが、聖杯戦争のことをろくに知らず言葉を返せなかった。しかしセイバーはそんな士郎に構うことなく、「これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。――ここに、契約は完了した」と宣言する。この時、傍にはランサーのサーヴァントがいたこともあり、士郎に対して詳しい説明をしている時間がなかった。一方的に告げたのは、セイバーの戦う者としての意識の高さからといえる。

セイバー「戦闘は私の領分なのですから、シロウは自分の役割に徹してください」

”Fate”ルートでは、士郎がセイバーのことをサーヴァントというよりは女の子として認識しており、彼女を前線で戦わせようとはしなかった。しかしそれがセイバーには不満で、「戦闘は私の領分なのですから、シロウは自分の役割に徹してください」とセイバーの前に出たがる士郎のことをたしなめている。サーヴァントという存在に対する認識にずれが見て取れる。

セイバー「私はただ、やり直しがしたいだけなのかもしれません」

士郎はかつて冬木の大火災に見舞われ、多くの助けを求める声を見捨てて歩き続けて「10年前の大災害で唯一生き残ってしまった」という過去を持つ。それゆえに彼は自分は人の為に生きねばならないという強迫観念に似た義務感を抱えていた。
そんな士郎にセイバーは、自分がブリテンの王になったことを語る。自身の選択に未練や後悔はないものの、「別の者が王となれば国は救えたのではないか」という思いを抱いていた。「私はただ、やり直しがしたいだけなのかもしれません」というセリフは、王の選定のやり直しを望むセイバーの心の内を表したものだ。

アーチャー「ああ。時間を稼ぐのはいいが─別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」

アインツベルン城にて、アーチャーはしんがりを命じられて強敵のバーサーカーと対峙する。時間稼ぎを頼む凛に対してアーチャーは「ああ。時間を稼ぐのはいいが─別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?」と不敵に言って見せた。

セイバー「それでは、展開によっては体がぶつかってしまうというか――」

聖杯戦争が始まった頃は足並みが揃わなかった士郎とセイバーも、相互理解が進むにつれて仲を深めていった。しかしそれと同時に、セイバーは士郎のことを異性として意識し始める。剣術の稽古の際、セイバーは士郎と体がぶつからないよう不自然になってしまい、それを見学していたイリヤに指摘されると「それでは、展開によっては体がぶつかってしまうというか――」とおどおどとした様子を見せた。凛とした姿を見せることが多かったセイバーの照れる様子に、士郎だけでなく多くのファンが魅了された。

セイバーの入浴中に風呂場に入ってしまう士郎

”Fate”の中で士郎は2度ほど、セイバーの入浴中に誤って風呂場に入っている。1回目の時は、士郎は慌てたものの、セイバーの方は平常運転だった。しかし2回目の時は、セイバーが士郎のことを意識していたことで「申し訳ありません、シロウ。 ――今は席を外してもらえない、でしょうか。私の体は凛のように、少女のものではありません。ですから――……シロウには、あまり見てほしくない」と恥じらった姿を見せる。普段のセイバーとのギャップがファンに突き刺さった。

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