笑ゥせぇるすまん(アニメ・漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄Aが手掛けたブラックコメディー漫画作品で、謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろふくぞう)が悩みを抱える現代人の欲を叶える際に、約束や忠告を破ったりした場合、その代償を払わせる毎回一話完結の形式となっている。1989年にTBS、2017年にTOKYO MX等でテレビアニメ、1999年にはテレビ朝日にてテレビドラマとして放送。これらの影響もあり、社会風刺が込められつつネガティブな物語展開ながらも、成人のみならず、小中学生といった幅広い年齢層から指示を受ける。
『笑ゥせぇるすまん』の概要
『笑ゥせぇるすまん』とは、藤子不二雄Aが手掛けたブラックコメディー漫画作品。謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろふくぞう)が、悩みを抱える現代人が謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろふくぞう)のもと、彼の「お客様」としてそれぞれの願いや欲を叶える。その際に、「お客様」となった人物は喪黒との約束や忠告を破ったりした場合、その代償を払わせる毎回一話完結の形式となっている。1989~1992年にTBS、2017年にTOKYO MX等でテレビアニメ、1999年にはテレビ朝日にてテレビドラマとして放送。
元々は、1968年に小学館から発行のコミック誌「ビッグコミック」にて読み切り作品として登場した『黒イせぇるすまん』が元祖である(その後実業之日本社の「漫画サンデー」で1969年から連載)。また、原作者の藤子不二雄Aもゲスト出演したTBS系列のトーク番組番組『ギミア・ぶれいく』内で1989年からのアニメ化放送に伴い、タイトルが『笑ゥせぇるすまん』へと改題された。またそれまで『忍者ハットリくん』や『プロゴルファー猿』に代表される少年漫画作品を手掛けてきた藤子不二雄Aが、珍しく青年漫画作品として発表したのが本作である。また1989年にテレビアニメ化、遅い時間帯での放送かつ内容的にも暗くマイナーな展開であったにも関わらず、多くの視聴者から支持を得る。グッズ等が販売された事もあり、小中学生からの人気も高かった。
各話ストーリーが、自分達の日常生活で見かける様な人物、場面を捉えている点にあり、観る者の共感を得ている。そして各話で展開されるエピソードを通じて、人間の愚かさや弱さといった醜態がさらされる内容(喪黒福造が、自分との約束を破った「お客様」となっている人物を「契約違反」として破滅へと導く展開)となっている。そしてこの喪黒福造の様に、謎めいたキャラクターが周囲を惑わすスタイルは、以降のメディア作品に影響を与える事となる。
アニメ放送以降も、1990年代から「ビッグコミック」や「漫画サンデー」等のコミック誌で読み切り、連載作品として登場し人気を博す。1999年には、伊東四朗が喪黒福造を演じたテレビドラマ作品がテレビ朝日系列で、2017年に約25年振りのアニメ作品『笑ゥせぇるすまん NEW』が放送された。
『笑ゥせぇるすまん』のあらすじ・ストーリー
現代社会において、老若男女心の寂しい人物に寄り添い、彼等の願望を叶えるボランティアを行うセールスマンがいた。その名は喪黒福造、全身黒ずくめで不敵な笑みを浮かべ、対象となる人物へ「ココロのスキマ」を埋めるサービスを提供する。但し、その際に喪黒が「お客様」となる人物へ「約束事」を提案し、必ず守る様に促す。もしその「約束」を破ったり、欲望を満たそうと更にサービスを要求した場合、喪黒が「お客様」へ「契約違反」だと迫り、人差し指で「ドーン!」と叫ぶ。そして喪黒に迫られた「お客様」は、破滅の道へ向かうのだった。
第一作アニメ版・第11話「押入れ男」
漫画家の日陰久利(ひかげくり)は、あるアパートの狭い部屋に住み、漫画のアイデア作りにふけっていた。その合間に、頭から落ちてくる大量のふけを押入れの襖にのりでつけて、富士山の絵まで作っていた。そんななか、アパートの管理人が扉を叩く音が聞こえて、日陰は思わず押入れに隠れる。日陰が半年間、家賃を滞納している事に対し、管理人が次の住人を連れて来たとの事。その「次の住人」というのが、喪黒福造である。管理人に案内された喪黒が部屋へ入ると、押し入れの中で日陰が寝ていた。
後日、日陰がアパートでラーメンを食べているところへ喪黒が入って来て、ここへ引っ越して来たと告げる。日陰は慌てて、出て行くと言い片付けを始める。それに対し喪黒は、行くあてはあるのかと尋ねる。返答に困っていた日陰に対し、喪黒はこれまで通り、このアパートで暮らす事を提案し自身の名刺を渡す。そして喪黒は、自分は一日中外出しているからこの部屋にいて構わないが、なるべく押入れに入っている様にと日陰に約束させる。翌朝、押入れの襖を開けた喪黒が日陰に住み心地を聞くと、「押入れは快適です、落ち着いた気分になれます」と答える。その後、日陰は完成させた原稿を持ち出し外へ出るも、日の光を浴びるやいなやめまいを起こし、その場で倒れる。気が付くと日陰の傍には、喪黒と管理人が見守っていた。更に日陰は、ずっと1週間押入れに籠っていたと話し、「太陽が怖い」と布団に籠る。
すると喪黒が良い手があると言い出し、日陰が眠っている間に、日当たりが良い田舎へ引っ越しを始め無事に終わる。日陰が目を覚ました時に、小窓から喪黒が顔を出す。そして喪黒は、日陰がいる部屋を「特別に作った押入れ部屋」と話し、外へ一歩も出ずに生活できると話し、ここで好きなだけ漫画を描く様に告げる。その場所が気に入った日陰は漫画を順調に描き、完成した原稿を編集長のもとへもって行くと、「傑作」だと喜ぶ編集長だった。以降も喪黒は、時々小窓から顔を出しては、日陰の様子を伺ったり、出版社に届いた日陰へのファンレターを届けに来る。これに喜んだ日陰は、自分も「人気漫画家の仲間入り」と思い、キャバレー等へ遊びに行こうとする。しかし押入れの鍵は外側から掛かっており、中からは出られなかった。
日陰は、自分が押入れから一切出ては行けない事を思い出し、喪黒が自分に仕事をさせときながら給料を独り占めする気ではないかと思い込み、戸を叩きながら「開けろ!」と叫びぶ。日陰が戸を叩き続けた結果、壁や屋根が落ちてきて、そこ一変してガラス張りの屋根裏部屋と変わる。そして喪黒は、「人間は所詮、押入れの中だけでは暮らせないのですよ」と言い、日陰に「ドーン!」と指を指す。太陽の光を一気に浴びた日陰は、思わず机の下へ隠れ動けなくなる。そして喪黒は「オーッホッホッホッホ」と笑いながら、日陰のもとを立ち去っていく。
第一作アニメ版・第53話「老顔若体」
73歳の会社社長の出雲若志(いづもわかし)は、いつも同年代の者とゴルフを楽しんでいる。周囲は、とても同世代とは思えない出雲のパワフルかつ若々しさに圧倒されていた。ゴルフも一息つき、ロッカールームへ入った出雲へ、喪黒が声を掛け名刺を渡す。「あなたのココロの中はスキマだらけだ」と言う喪黒に、出雲が歯向かおうとした時に一瞬足がよろける。そこへ喪黒が、出雲の膝に「喪黒シップ」を貼る。そして喪黒は一旦、その場を去って行く。その晩、出雲は風呂場で日増しに衰えていく自分の体を見て、愕然とする。周囲から馬鹿にされまいと、筋力トレーニングを倍にしようと一人、意気込んでいた。
出雲はジムへ行った際、無理なトレーニングを行った為に左腕の筋を痛める。痛めた左腕をおさえながらジムを出た時に、再び喪黒に遭遇し彼に声を掛けられる。そして、誘われるがまま、バー「魔の巣」へ向かう。出雲は、外見は五十代と変わらないものの、日に日に進む老化は止められないと話す。続けて出雲は自分の七十代の体を指摘しつつ、若い頃の肉体を取り戻したいと、喪黒に打ち明ける。すると喪黒は、自分の顔が描かれた鉄アレイを、出雲に渡す。そして喪黒は、「マッスル、マッスル、私の体、ムキムキになぁれ!」と、朝・夕13回ずつ念じながら、この鉄アレイを振る様に促す。半信半疑な感じの出雲だったが、喪黒は「ムキムキになぁれ!」と念じる事を強く促し、「ドーン!」と出雲に指を突き出す。
それ以降、出雲は喪黒の言われた通りに「マッスルマッスル、私の体、ムキムキになぁれ!」と言いながら、鉄アレイで体を鍛えた。すると出雲の体はみるみる若々しくなり、ゴルフを共にする老人達を驚かせた。そんななか出雲はゴルフコースで再び喪黒と遭遇し、鉄アレイのお陰で若さを取り戻したと話す。そんな出雲に対し喪黒は、「マッスルムキムキ運動は自然に逆らっている故に、(特に女性や恋愛面にて)無理な事は行なわない」様に忠告する。その後も出雲はトレーニングに励んでいたある日、立ち寄ったキャバクラで一人のホステスに出会う。彼女は出雲の筋肉に見とれ、彼の魅力に取り付かれ、二人でホテルへ行くまでの関係となってしまう。出雲がホテルの浴室で鏡を見ていた時、現れたのは喪黒で忠告を破った事を指摘する。
焦った出雲は、喪黒を部屋から追い出し、シャワーを浴び始める。そして、自分は若さにあふれていると呟きながら体を流すも、排水溝へ出雲の髪の毛が次々と流れていく。そこへホステスが入っていいかと声を掛け、いいという出雲がありドアを開けると、ホステスは悲鳴を上げたのだった。出雲は、髪の毛や歯が抜け落ち、老人どころかミイラの様な姿と化していたのだった。その様子を遠くから伺っていた喪黒は、「若い肉体への憧れは分からなくはないが、肉体が若返った分だけ、顔がしわしわになると怖い」という言葉や不敵な笑みを浮かべ、夜の街へ消えて行った。
第一作アニメ版・第87話「妖しいアンティーク2 DOLL」
サラリーマンの姫野宅二(ひめのたくじ)は人形オタクで自分の部屋に沢山の少女人形がある一方、現実の女性には関心が無い。クリスマスを目前に控えたある日、姫野はクリスマスに人形達とパーティーをして楽しむ事を考え買い物へ向かう。その買い出しの途中で喪黒に遭遇する。その後、喪黒は姫野の自宅へ向かい、彼の落とし物のペーパーナイフを届ける。大の人形好きである事を知った喪黒は、「素敵な彼女を紹介する」と施す。それに対し姫野は「身勝手な女性より、自分を裏切らない人形が良い」と、喪黒の話に乗らなかった。
後日姫野は、とある骨董品店に置かれてあった人形・ミシュリーヌに目を付けるが、あまりに高価で購入が不可能だった。そこへ手を差し伸べたのが喪黒で、姫野へ欲しがってた人形を「裏切らない様に」という条件のもとでミシュリーヌを渡す。暫くの間、姫野はミシュリーヌの虜になっていた。
その矢先、勤務する会社にて姫野に好意を抱く女性・ひとみが入社する。そしてクリスマスの晩に、ひとみの誘いを断れずに共にバーへ向かう。結局姫野はひとみの誘惑に負け、一夜を共にする。夜中に慌てて飛び起き、タクシーでマンションに帰るが、そこには喪黒が待ち構えていた。「約束を破った(ミシュリーヌを裏切った)」事を指摘し、「ドーン!」と指を突き刺す。
マンションの部屋は電気が付いておらず、姫野は思わずひとみから貰ったキーホルダーを落とす。その時、それを拾ったのは紛れもなくミシュリーヌであり、赤く目を光らせている。更に他の人形も整列する様に並び、目を光らせている。「許してくれ!」と叫ぶ姫野に容赦なくミシュリーヌは、キーホルダーの反対側の手にはペーパーナイフを持ち、彼に切りつけたのだった。
その頃、教会にて「欲張って人間と人形を両天秤にかけなければ良かった、人形にも心がある事に彼は気が付かなかったのだろうか?」というメッセージを言いつつ、サンタクロースに扮した喪黒が「全ての人々の心のスキマが埋まりますように」と告げ、笑みを浮かべる。
第一作アニメ版・第103話「長距離通勤」
サラリーマン・長井道範(ながいみちのり)は毎日早朝に出勤、電車を4回乗り換えして会社へ向かう。通勤途中、電車の中で突然足を踏まれた長井。その犯人は喪黒だった。喪黒は「電車が混み合ってるから」と言いつつ、度々車内で長井の足を踏みながら名刺を渡す。電車を降りた喪黒は、足を踏んだ事を長井に謝罪し、償いをさせて欲しいと話す。それに対し長井は、そこまでしなくていい、先を急ぐからと言い、その場を立ち去る。
長井はいつも仕事の合間に、彼が水槽に土を入れて作っていた蟻の巣を見ては「元気に働いてるな」と言っているのだった。
長井はどうにか会社に間に合う。仕事終わりに、上司に飲みに誘われるが帰りの終電に間に合わなくなるという理由で断る。帰宅すると既に夜中の11時で、妻は既に寝ており、メモとレンジに入った夕食のみが置かれていた。長井はため息をつきながら、食事や入浴を済ませ、寝床に就く。その数時間後、まだ夜が明けない午前3時半、突然インターホンが鳴る。不信に思いつつ玄関のドアを開けると、家の前に一台のリムジンが待っており、運転手が「お迎えに参りました」と声を掛ける。聞くところによると、長井を会社まで送る様に喪黒から頼まれて来ているとの事。また、この車には新聞、テレビ、朝食等、あらゆるものが取り揃っていると言われ、そんな居心地抜群な中で長井は暫く眠りに就く。ところが目を覚ますと、車が一向に動いていない事に気づく。運転手に聞くと、大渋滞に巻き込まれたと言われ、愕然とする。漸く会社に到着したのは退社時間帯で、偶然リムジンから降車するところを上司に見られてしまう。「リムジンでの重役出勤なんて、良いご身分だね」と冷やかされ、結局その日は残業する事となった。仕事が終わり、サウナで寝泊まりするしかないとぼやいていたところで再び喪黒と遭遇する。
二人はバー「魔の巣」を訪れ、長井は(喪黒のせいで)散々な目に遭ったと話すと、喪黒はまたちょっと付き合って欲しいと話す。そして連れて来られた場所は、見知らぬマンションだった。中へ入ると、若いメイドの女性が長井を迎え入れた。喪黒は、この会社からの徒歩5分程の部屋を自由に使って構わない、部屋代は無料で、食事や洗濯等の身の回りの事は全てメイドがしてくれると告げる。同時に喪黒は、週末には必ず帰宅する事、日曜日や休日にここに来る事は許されないと忠告する。
そして、長井がいつもより早く出勤した事に、上司は驚く。長井は会社の近くに部屋を借りたと話し、通勤疲れがなくなった彼は仕事に強い意気込みを持つ。
そこまでは良かったが、上司と共に夜の街を飲み歩く様になり、その日も上司が終電を気にしようがお構いなしにベロンベロンになるまではしごをした。
そんなある日、長井が飲み屋街からマンションの部屋に帰って来ると、中はもぬけの殻となっていた。状況が読み込めない長井のもとへ喪黒が現れ、「今日は祭日だ」と言い、長井が約束を破った事を指摘する。そして喪黒は、そんなに会社から近い方が良いのであれば叶えると言い、長井に「ドーン!」と人差し指を突き刺す。
後日、会社内では長井がいなくなった事で話がもちきりで、彼の妻に連絡しても、行方は分からないとの事。
ふと事務員の女性が、長井の机の上にある(彼が水槽に土を入れて作っていた)蟻の巣から蟻が出て、行列を作っている様子を見掛ける。その蟻の行列は、長井のロッカーへと続いており、中からは異臭が漂っていた。恐る恐るロッカーを開けた社員達は悲鳴を上げる。
中には腐敗しきった長井の死体と、それに群がる蟻の群衆がいた。外で会社の様子を伺っていた喪黒が「住まいが遠すぎるのも、近すぎるのも問題」という言葉を告げ、不敵な笑みを浮かべた。
第一作アニメ版・第114話「カラオケパレス」
サラリーマンの端目和久(はためかずひさ)は無類のカラオケ好きであり、いつも仕事終わりに同僚を誘いカラオケボックスへ通っている。しかしあまりに夢中になり、マイクを独占したり、同僚が予約した分まで歌ってしまう事もあり、周りから敬遠されていた。この日も、自分の行動に嫌気が差した同僚達は先に帰ってしまっていた。カラオケボックスの一室で一人ポツンといた端目のもとへ、突然喪黒が拍手をしながら現れる。端目はため息をつきながら、自分のカラオケでのあるまじき行為により、周囲から嫌われている事を喪黒に話す。すると喪黒は、良い所を紹介すると言いだし、端目をある一台のバスへ乗せる。バスの中は豪華なカラオケセットとなっており、端目は喜ぶ。
ここは富裕層の人間がカラオケを楽しめる様に作られた会員制の宮殿だと、喪黒は説明する。喪黒と端目が中に入ると、案内係が音符の形の鍵を出し、部屋に案内した。入った部屋は「控室」で、沢山のステージ衣装と共に専用のメイクルームがあった。喪黒に言われるがままに、端目は選んだ衣装に着替え、プロのメイクさんに化粧をしてもらい、舞台袖に向かう。大勢の観客が客席にいる光景に端目は驚き、これでは歌えないと喪黒に言う。
それに対し喪黒は、「観客」は立体映像だと言い、舞台を歩き回る。安心した端目は舞台上でカラオケを堪能した後、帰りのバスの中で熟睡。喪黒に起こされた端目は、もう会社に着くと言われる。舞台での出来事は「夢」かと疑う端目に対し、喪黒は全て「真実」だと答える。更に会社到着前に喪黒は、「カラオケパレス」のメンバーズカードを渡し、そのうえで決して他の人を連れて来ない事を端目に約束させる。
以降、端目は仕事が終わると、真っ先に会社を出て行った。そしてバスに乗り、「カラオケパレス」へ向かう日々が続いていた。勤務終了後に全くカラオケに誘わなくなった端目に疑問を抱いた同僚達は、彼にその事を尋ねる。すると端目は「最高の舞台」で歌っていると言ったうえで、同僚を「カラオケパレス」へ連れて来てしまう。同僚達と共に衣装に着替えた端目は、舞台で歌い出す。しかし初めは拍手喝采だった観客が、端目の歌声に対し耳を塞いだり、「下手クソ!」「帰れ!」といった野次を飛ばす。終いには端目に向かって、観客が物を投げ始め、それを裏で見ていた同僚達は唖然としていた。
やがて舞台にいた端目は、観客から投げられたトマトや生卵により、見るも無残な状態となっていた。それを遠くから見ていた喪黒は、「溜まったストレスをカラオケで発散させるのも良いが、そのストレスは無理矢理聞かされる側に来てしまうから、その事も考える様に」というメッセージを言い残し、笑みを浮かべる。
『笑ゥせぇるすまん』の登場人物・キャラクター
喪黒福造(もぐろふくぞう)
CV:大平透(第一作アニメ版)、玄田哲章(アニメ『NEW』)演:伊東四朗(テレビドラマ版)
この物語の主人公の男で、黒スーツに黒帽子の全身黒ずくめに身を包み、「ホーッホッホッホ」とその特徴的な垂れ目で不気味な笑みを浮かべる。その正体や経歴は不明で職業は「セールスマン」という事になっているが、「人のココロ」を売りとし、現在社会における「お客様」の「ココロのスキマ」を埋めるボランティアを行っている。また、自身が常連であるBAR「魔の巣」へ「お客様」となった人物を誘い、セールスの話を持ち掛けたりもしている。「お客様」には、それぞれ抱えている悩みや問題の解決となる様なサービス内容・商品を無料で提供すると同時に、その際の注意事項や忠告を言い渡す。「お客様の満足」を自身の報酬としているが、約束を破ったり、欲張ってサービス以上のものを要求した場合、「契約違反」と見なす。そして「お客様」を破滅へ導いたり、元の日常生活へ戻したりする。また、物語には登場しないものの、弟・喪黒福次郎がいる。第一作アニメ版で喪黒福造役を務めた大平透は、他にもテレビアニメ『ハクション大魔王』や『科学忍者隊ガッチャマン』等のヒット作品へ声優として出演。また『NEW』アニメ版で喪黒福造役を務めた玄田哲章は、映画『トランスフォーマー』シリーズのコンボイ役、『バットマン』のブルース・ウェイン役、またアーノルド・シュワルツェネッガーの声の吹き替え等、数多くの洋画に携わり高い評価を得ている。テレビドラマ版で喪黒福造役を務めた伊東四朗は長きにわたり俳優・タレント活動を続け、2020年に日本テレビ系列で放送の『ハケンの品格・第2シリーズ』にも出演。
バーのマスター
演:藤村俊二(テレビドラマ版)
喪黒福造が常連として通うバー「魔の巣」のマスターで、普段は喪黒や他の客に対して一切喋らない。テレビアニメ版(第一作目)ではバー以外でカメオ出演をする事も度々あった。テレビドラマ版でバーのマスター役を務めた藤村俊二は、振付師としてTBS系列の人気番組『8時だョ! 全員集合』のオープニングの振り付け等を手掛ける。タレントや俳優としても、バラエティー番組『ゲバゲバ90分』やテレビドラマ『西遊記II』等、多くの作品へ出演、旅番組『ぶらり途中下車の旅』のナレーションを行った事も記憶に新しく、「おヒョイさん」の愛称で親しまれた。
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【梨花】有名人のハワイでのリゾートファッションコレクション!真似したくなる!【長谷川潤】
ハワイといえば、有名人がよくバカンスに行くところとして有名ですよね。常夏の島、美しいビーチ、真っ青な空と白い雲…。そんなリゾート地ハワイで、有名人たちは一体どんなファッションをしているのでしょうか。この記事では各界で活躍する女性たちを中心に、現地での実際の着こなしについてまとめました。リゾートファッションコレクション in ハワイの開幕です!
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モデル・梨花の息子が可愛いすぎる!画像まとめ
ここではファッションモデルとして活躍する梨花の息子の可愛すぎる画像をまとめた。梨花はブログやSNSで息子の日々を投稿しており、「可愛すぎる」と評判になっている。ベビーファッションにも注目だ。
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思い切った幕末ドラマ『竜馬におまかせ』
坂本竜馬が主人公のドラマ数あれど、ここまでぶっ飛んだ設定、展開の作品はあまりないんじゃないでしょうか。従来の竜馬像、幕末当時の偉人に対するイメージに捕らわれない、実験的な内容。しかし単なるドタバタコメディではない作品でした。「思い切った」感はあるけれど、それが実に痛快。この記事内では作品のタイトルに合わせて「竜馬」と表記します。
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藤子不二雄の自伝的名作漫画「まんが道」がドラマ化!
『まんが道』は、漫画家を目指す2人の少年の成長を描いた藤子不二雄の自伝的青春漫画です。非常に長編な作品であり、続編まで含めると、なんと43年間にもわたって連載されていました。年代も「あすなろ編」、「立志編」、「青雲編」、「春雷編」、「愛…しりそめし頃に…」と分かれています。「藤子不二雄」というペンネームを共通で持った2人の漫画家の波乱の人生を、ぜひドラマでもお楽しみください。
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【プロゴルファー猿】もはや人間業じゃない!?必殺技傑作選【藤子不二雄Ⓐ】
藤子不二雄Ⓐの名作『プロゴルファー猿』。少年漫画初のゴルフものとして知られ、個性豊かなキャラクターやゴルフコースで人気を博しました。そんな『プロゴルファー猿』では、繰り出される必殺技も実に多彩。どれも人間離れしたものばかりなので、良い子はマネしないように。
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【プロゴルファー猿】危険!?すごすぎる必殺技【藤子不二雄A】
藤子不二雄Aの有名作品『プロゴルファー猿』。この作品には、数々の必殺ショットが登場します。当記事では、主人公・猿の使用する必殺技「旗つつみ」と「モズ落とし」についてまとめました。大人になってからゴルフをやるようになった方は、そのすごさがわかる!?
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【まんが道】ストーリーや登場人物を紹介。名作は永遠に! 【藤子不二雄A】
43年間にわたって連載された藤子不二雄Aの名作『まんが道』。2人の偉大な漫画家が駆け抜けてきた波乱の人生を描いた本作は、その長期間の連載が示すように、ファンの間でも未だに高い人気を誇っています。この記事では、そんな本作のストーリーや登場人物についてまとめました。
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【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】
堺雅人(さかいまさと)といえば、穏やかな表情が印象的な俳優ですよね。彼は劇団出身ということもあり、そのバツグンの演技力には定評があります。この記事では、そんな彼が出演している映画をランキングにしてまとめました。どの作品も全部違う「堺雅人」で、本当に演じ分けがすごい人だなと感じます。さすが劇団出身ですね!
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目次 - Contents
- 『笑ゥせぇるすまん』の概要
- 『笑ゥせぇるすまん』のあらすじ・ストーリー
- 第一作アニメ版・第11話「押入れ男」
- 第一作アニメ版・第53話「老顔若体」
- 第一作アニメ版・第87話「妖しいアンティーク2 DOLL」
- 第一作アニメ版・第103話「長距離通勤」
- 第一作アニメ版・第114話「カラオケパレス」
- 『笑ゥせぇるすまん』の登場人物・キャラクター
- 喪黒福造(もぐろふくぞう)
- バーのマスター
- 鳴金(なりきん)
- 頼母雄介(たのもゆうすけ)
- 小宮友雄(こみやともお)
- かなこ
- 浦成平一(うらなりへいいち)
- 茂手内蛾次郎(もてうちがじろう)
- 珍奇堂店主(ちんきどうてんしゅ)
- 柿田アゲル(かきたあげる)
- 今仁見手郎(いまにみてろう)
- 日陰久利(ひかげくり)
- 出雲若志(いずもわかし)
- 姫野宅二(ひめのたくじ)
- 長井道範(ながいみちのり)
- 端目和久(はためかずひさ)
- 『笑ゥせぇるすまん』の用語
- 「ココロのスキマ、お埋めします」
- 「お客さま」
- 『笑ゥせぇるすまん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ドーン!」
- 「何でも、最初から上手い人はおりませんよ...?」
- 「電車でも、汽車でも、人間でも、レールから外れると、何が起こるか分かりませんからね」
- 『笑ゥせぇるすまん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 喪黒福造のモデルは大橋巨泉
- テレビドラマ版について
- 『笑ゥせぇるすまん』の主題歌・挿入歌
- 第一作アニメOP(オープニング):梅沢富美男『孤独の唄』
- 第一作アニメED(エンディング):梅沢富美男『ココロの唄』
- テレビドラマ版OP(オープニング):D-SHADE『Dear...My love』
- テレビドラマ版ED(エンディング):喪黒福造 with ダイナマイトSHU『モグロのサンバ』
- アニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』OP(オープニング):NakamuraEmi『Don't』