仮面ライダー剣(ブレイド)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、「平成仮面ライダーシリーズ」の第5作目に当たる東映制作の特撮テレビドラマ作品。本作の仮面ライダーのモチーフはトランプであり、スペード、ダイヤ、ハート、クラブの4人のライダーが活躍する。トランプのスートでカテゴリーと呼ぶ2~10・A・J・Q・Kの役割を持つ52枚組のカードと、3枚の特殊なカードでを用いて戦う。キャッチコピーは「今、その力が全開する。」「運命の切札をつかみ取れ!」。

『仮面ライダー剣(ブレイド)』の概要

『仮面ライダー剣(ブレイド)』とは、2004年1月25日から2005年1月23日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分に全49話が放映された、東映制作の特撮テレビドラマ作品。現代の世に蘇った不死生物・アンデッドとの戦いを描いた物語である。『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダー555』から初心に戻り、「人を襲う悪の怪人を正義の仮面ライダーが倒す」という古典的な構成となっている。一方、「怪人が不死身なので倒すことができず、カードに封印するのがライダーの目的」「カードに封印された怪人はライダーの力になる」という独自設定も盛り込まれている。前作『555』同様、人間ドラマの要素を取り入れており、怪人アンデッドの視点も描かれている。前作は「人間の心を持ちながら異形の存在になってしまった者たちの苦悩」をメインにしたストーリーであり、本作は「異形の存在でありながら人間の心を持ってしまった者たちの苦悩」をメインにしたストーリーである。

『仮面ライダー剣(ブレイド)』のあらすじ・ストーリー

人間を襲い始めたアンデッド

アンデッド(左)と戦う仮面ライダー剣(右)。

人類基盤史研究所(BOARD)とは、「ヒトが地球を制した背景には、進化論で説明できない理由が存在する」という仮定を立て、その理由を究明するために作られた機関である。彼らは研究対象の、不死の生命体・アンデッドを様々な生物の祖であるとした。しかし3年前、アンデッドの大半の封印が解かれ、人間を襲い始めたのだ。BOARDは所長・烏丸啓(からすまけい)の指揮の下、アンデッドを封印するためのカードで、不死生物であるアンデッドの活動を停止させる唯一の方法である「ラウズカード」へと封印すべく、アンデッドの能力を応用した特殊装備「ライダーシステム」を開発する。BOARDの新人職員・仮面ライダーブレイドこと剣崎一真 (けんざきかずま)は、先輩の 仮面ライダーギャレンこと橘朔也(たちばなさくや)と協力してアンデッドの封印に当たっていた。しかしある日、BOARDはアンデッドの攻撃で壊滅してしまい、橘は不可解な失踪を遂げる。剣崎は生き残った研究員・広瀬栞(ひろせしおり)とともに、仮面ライダーの取材を試みていたライター・白井虎太郎(しらいこたろう)の家に居候し、個人的にアンデッド討伐を続ける。戦いの中、剣崎は仮面ライダーカリスこと相川始 (あいかわはじめ)と遭遇する。研究施設内での戦いで、カリスはBOARDが開発したシステムではないこと、始の正体がアンデッドであることが判明した。始は人間の存在を軽んじる一方で、彼が身を寄せる親子、栗原天音(くりはらあまね)と栗原遥香(くりはらはるか)のことは気遣う様子を見せる。剣崎は当惑しつつ、始を静観することに決める。

ライダーたちの奮闘

そのころ橘は、ライダーシステムに肉体を蝕まれ、烏丸らへの恨みを抱えながらさまよ居続けていた。実はシステムに欠陥はなかった。苦痛の原因は橘自身の精神的弱さによるものだったのだが、彼はそれを認められず、かりそめの力を与えてくれたピーコックアンデッドである伊坂の言いなりとなって、闘いに耽溺していく。伊坂は自分の走狗となる新たなライダーシステムを開発しようともくろんでおり、そのために必要なラウズカードを橘に集めさせていた。橘を愛する深沢小夜子(ふかざわさよこ)は彼に戦いから身を引くよう訴えるが、伊坂に邪魔者と見なされて殺害されてしまった。最愛の恋人を失い、怒りに燃えた橘は内なる恐怖を克服し、伊坂に反旗を翻してカードへと封印する。伊坂の遺したライダーシステムは、基幹をなすスパイダーアンデッドの邪悪な意思を色濃く反映するものであった。幼いころに誘拐されたトラウマに苛まれる高校生・上城睦月(かみじょうむつき)は、スパイダーアンデッドに魅入られて仮面ライダーレンゲルとなり、力を誇示するかのように見境なく戦闘に介入する。橘は先輩として睦月を指導し鍛えようとするが、それでもアンデッドの呪縛は強く、睦月の精神を侵食していく。

剣崎の決意

橘は栞の父・広瀬義人(ひろせよしと)と接触し、剣崎が封印したアンデッドと融合しつつあること、始の正体が特殊なアンデッド・ジョーカーであることを知らされる。アンデッドはそれぞれの種を代表してバトルファイトに参戦し、最後まで勝ち残った種が地上の支配権を得る。人類の祖・ヒューマンアンデッドが1万年前の戦いを制したため、今日の人間の繁栄がある。しかしどの生物の祖でもないジョーカーが勝者となれば、すべての種が滅んでしまうという。剣崎の身を案じた橘はジョーカーの危険性を訴えるが、始を信じる剣崎は力ずくでも考えを曲げなかった。広瀬は「剣崎を安全に確保する必要がある」と橘を言いくるめ、改造実験体トライアルを差し向ける。剣崎は戦いの中でアンデッド13体と融合したキングフォームへと進化してトライアルを倒すが、その力に呼応した始はジョーカーとしての自分を抑えきれなくなってしまった。ただ強さだけを渇望する睦月はジョーカーに興味を抱き、やみくもに戦いを挑んで敗走する。始を救いたいと願う剣崎は、睦月や橘と取引してラウズカードを集める。彼からカードを受け取ったジョーカーはワイルドカリスの姿を得て、自我を安定させる。橘によって広瀬のもとに連れてこられた剣崎は、病身の妻を癒すために不死の秘密を求めた広瀬がアンデッドを解放したと聞かされ、さらに剣崎の肉体がアンデッドとの融合を繰り返したせいでジョーカーに近づきつつあることを教えられる。その後、広瀬は睦月をそそのかして剣崎を襲撃させた。剣崎はキングフォームとなって応戦するうちに理性を失って暴れだし、橘の制止も受けつけなくなってしまったのだ。駆けつけた始の説得でようやく正気に返った剣崎は、キングフォームの力を使いこなしてみせると決意する。

最後の戦い

広瀬の前に現れた元BOARD理事長・天王路博史(てんのうじ ひろし)は、「本物の広瀬義人はすでに死んでいる。君はトライアルBだ」と衝撃的な事実を告げた。トライアルBは広瀬の遺志を継いでアンデッド研究を続けようとするが、父の偽者の存在に怒った栞に呼び出される。待ち構えていた剣崎らとトライアルBは戦闘に入り、そこへ天王路が差し向けたトライアルGも加わった。乱戦の中、トライアルGが栞に危害を加えようとするのを見たトライアルBは、天王路に改竄される前の記憶を取り戻し、広瀬から託されていた栞をかばって力尽きたのだった。天王路は人造アンデッド・ケルベロスを誕生させる。彼の目的は、自ら創造した種をバトルファイトの勝者に据えて地球の全生命の支配者となることであり、BOARDも仮面ライダーもそのための道具でしかなかった。悪しき野望を阻止するため団結した4人ライダーはケルベロスを倒し、天王路はギラファアンデッドである金居(かねい)にとどめを刺される。残るアンデッドは、始と金居だけになった。人類存続のためには、現在封印中のヒューマンアンデッドを勝者にしなくてはならないと考えた橘は、睦月の持つ封印解放のカードを要求する。ジョーカーとしての運命に抗おうとする始を信じた睦月は拒否するが、橘には勝てず倒れる。しかし土壇場で橘も仲間を信じることを決め、捨て身の勝負に持ち込んで金居を封印したのだ。ジョーカーが唯一のアンデッドとなった瞬間、始の意思とは関係なく、世界を滅ぼす怪物ダークローチが無限に湧き出てくる。だが、ジョーカーを封印する以外に人類を救う手段はないとわかっていても、剣崎は始に対して非情になることができない。睦月はジョーカーに挑んで敗れ、烏丸に救われていた橘も戦闘能力は残っていない。戦えるのは自分しかいない。絶体絶命の状況でついに決意を固めた剣崎は、始との決戦に赴く。始は親友の手で封印されることを心から望んでいたが、剣崎は始に全力を出して戦うよう求めた。戦闘の激しさが最高潮に達したとき、不意に剣崎は変身を解く。緑の血を流す剣崎を見た始は、彼が戦いを通じてアンデッドと限界以上に融合し、もうひとりのジョーカーへと変貌したことを悟る。アンデッドが2体になったため勝敗は未決着の状態に戻り、ダークローチは消滅した。しかし剣崎と始が近くにいると、いやおうなくバトルファイトが再開してしまう。アンデッドの運命と戦い、勝ってみせると宣言した剣崎は、始に別れを告げてひとり姿を消す。こうしてアンデッドの脅威は去り、橘や睦月、栞や虎太郎は平穏な生活へと戻った。始もまた、友の犠牲で得た人間の中での生をかみ締めながら、栗原親子の待つ家へと帰るのだった。

『仮面ライダー剣(ブレイド)』の登場人物・キャラクター

本作品に登場する4人の仮面ライダーの変身者の名前には、トランプの「A」に繋がる「1」にまつわる漢字が1文字使われている。本作品における仮面ライダーは「ライダーシステム」と総称されるシステムを用い、トランプをモチーフとする「ラウズカード」に封印されたアンデッドの能力を引き出すことによって、仮面ライダーへの変身と特殊技の発動を行う存在として位置付けられている。ポーカーのように一度に特定の複数枚のカードを使い、組み合わせによって強化技が異なるという要素を盛り込むことで、戦闘スタイルにバリエーションを持たせている。

ライダーシステム適合者

剣崎 一真(けんざき かずま)/ 仮面ライダーブレイド(演:椿隆之)

本作品の主人公。22歳。ブレイドアーマーに適応する人間としてBOARDにスカウトされ、2か月の特訓を経て仮面ライダーブレイドとなった。BOARD壊滅後も元BOARD職員には、天王路のポケットマネーから給与が振込まれていたが、かなりの安月給で貯金はほとんどない。
明朗快活で裏表のない性格だが、不器用で頭に血が上りやすいことで友人は少なく、虎太郎や栞が初めての友となる。その強い信念は戦いを通して知り合った始にも向けられ、彼の正体を知りながらも人類と共に守り抜く決心を固める。
物語当初はブレイドアーマーの適合者としての戦闘経験が浅かったためか、アンデッドに苦戦を強いられがちであり、橘がBOARDを裏切った際はショックのあまり戦意喪失してしまうこともあったが、戦いを重ねるにつれて心身ともに一人前の仮面ライダーに成長していく。
11歳のころに火事によって目の前で両親を亡くしており、2人を救えなかったトラウマから「人を助けたい」という想いが強く、アンデッドへの怒りとその人間への愛情が、彼の戦う原動力となっている。
世界を滅ぼす存在である始(ジョーカー)の処遇で、橘や睦月と衝突しど苦悩するが、最後は始を封印する以外の方法で戦いを終わらせるため、キングフォームを酷使した際の欠点を利用して自らの肉体をアンデッド化させ、第2のジョーカーとなることでバトルファイトの参加権を得る。バトルファイトを継続状態とすることで、ジョーカーが勝ち残ることで起こる世界の終わりを防いだ。そして、ジョーカーの本能によって再び自分と始が戦ってしまうことがないよう、「俺は運命と戦う。そして勝ってみせる」と言い残してどこかへと去って行く。

相川 始(あいかわ はじめ)/仮面ライダーカリス/ジョーカー(演:森本亮治)

自称23歳男性。どのカテゴリーにも属さずいかなる生物の始祖でもない、特殊なアンデッド。腰にはアンデッドバックルの代わりにジョーカーラウザーというラウズユニットがあり、ラウズカードをラウズすると、カードに封印されたアンデッドの姿へ化身する。また、アンデッドでありながらアンデッドを封印する能力も持つ。ジョーカーがバトルファイトに勝利すると、その肉体やモノリスからダークローチが大量発生し、世界を滅ぼしバトルファイトをリセットさせる。
ヒューマンアンデッドが封印されたハートの2のラウズカードとジョーカーラウザーを使い、青年の姿へ化身する。
物語開始数か月前に雪山で金居と戦い、その際に写真撮影をしていた栗原晋を巻き込んで死なせてしまう。晋の死を看取った時に彼から家族の写真を手渡され、事切れる寸前でも自分の命ではなく家族を想うその気持ちが理解できず、疑問を持つ。その後、晋の妻子の住む喫茶店「ハカランダ」へと現れ、居候するようになった。同居後、晋の遺品であるカメラを使い、カメラマンとしての勉強を始める。
口数が少なくクールな性格で他者との関わりをあまり好まない孤高の一匹狼的存在。そのため栗原親子以外に興味がなく、周囲を顧みない面があったが、剣崎や相川始として接した人々との交流を通して、次第に人の心を理解し、天音たちだけでなく人類そのものを愛するようになっていく。そして、本来の使命とは別に天音や遙香、そして他の人間を守るためにアンデッドに戦いを挑むようになる。正体を知られた剣崎とは最初は対立するも、共にアンデッドと戦ううちに深い友情で結ばれることとなる。
「相川始」の人格は、封印されたヒューマンアンデッドが、ジョーカーの意識に同化し始めたことで、残忍なジョーカーの人格に理性と優しさが芽生えたものである。「始」となって以来、彼はジョーカーに戻ることを忌まわしく感じるようになり、アンデッドを封印したベスタの力でその本性を抑え込み、そして人間としての生活を通して次第にジョーカーとしての本能を人間の心が上回るようになっていく。
最後はバトルファイトに勝ち残ってしまったことで、ダークローチを生み出し本当に全てを滅ぼす存在となるが、剣崎が新たなジョーカーとなったために救われる。その後は剣崎の願いを受け、人間として生きていくことになる。

橘 朔也(たちばな さくや)/仮面ライダーギャレン(演:天野浩成)

25歳男性。BOARDに所属しており、剣崎の先輩格に当たる。真面目で正義感が強く、純粋な心を持つが、他人の言動に左右されやすい。そのため、ピーコックアンデッドである伊坂やウルフアンデッドである新名、さらに広瀬義人(トライアルB)にまで利用される。言い換えれば他者の意見を尊重する男であり、良くも悪くも自分を貫き通すのみの仮面ライダーの中で、周囲への気配りができる存在である。睦月をスパイダーアンデッドの呪縛から解放するために奔走するなど、先輩らしい一面も見せている。
物語初期で身体の不調を訴えており、本人はそれを急遽完成させたライダーシステムの弊害と思い込んでいるが、実際には心の根底にあった恐怖心が増幅して融合率が低下し、破滅のイメージを自身に植え付けていたことにより、心臓や他の臓器にも影響が及んでいたためであった。一時期は、伊坂に与えられた副作用のあるシュルトケスナー藻で克服するが、心の支えだった小夜子を殺害されると、怒りによってそれを完全に克服し、伊坂を倒す。
その後は小夜子を失った責任を感じてギャレンの資格を放棄するが、レンゲルの登場と桐生の暴走を目の当たりにし、眼をそらしきれない正義感と桐生の遺言で戦線に復帰する。剣崎とは別行動をしつつも時に共闘し、また時には始の封印を巡って対立するなど状況に振り回されながらも、最終的には始を信じ続ける剣崎を信じることを選ぶ。始を守るために金居と戦い行方不明になるが、烏丸に助けられていた。

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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。

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仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。

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009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。

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仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

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仮面ライダーZX(ゼクロス)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーZX(ゼクロス)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーZX』は、10番目の仮面ライダーの名称と、それに関連する企画を総称したもの。「バダン」の野望を止めるべく、仮面ライダーZXは戦う。1982年~1984年にかけて、雑誌でのグラビア連載や、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で登場した。仮面ライダーの中ではやや影が薄かったものの、漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公として選ばれたことで知名度や人気が向上することとなった。

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人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)のネタバレ解説・考察まとめ

人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)のネタバレ解説・考察まとめ

『人造人間キカイダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。キカイダー/ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、生みの親である光明寺博士を探しだし、ミツコとマサルの兄弟を守るために、ダーク破壊部隊のロボットと戦う。生前、石ノ森章太郎はこの作品に対して『仮面ライダー』よりも思い入れがあると話していた。

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仮面ライダーリバイス(Revice)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーリバイス(Revice)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーリバイス』とは、テレビ朝日系列で放映されていた、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称である。全50話が放映された。仮面ライダー生誕50周年記念作品であり、令和の仮面ライダーシリーズ第3弾となる。悪魔と契約して変身する一人二役での仮面ライダーが主役である。敵味方共に多くの悪魔が現れて、激しい戦いが繰り広げられていく一方で、家族のつながりも強調されている。過去の因縁など物語は複雑だが、最初から最後まで見ることで理解が深まる作品である。

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映画刀剣乱舞(黎明)のネタバレ解説・考察まとめ

映画刀剣乱舞(黎明)のネタバレ解説・考察まとめ

『映画刀剣乱舞 -黎明-』(えいがとうけんらんぶ れいめい)とは、EXNOA(旧DMMゲームズ)とニトロプラスが共同開発したPCブラウザ、及びスマートフォン向けゲーム『刀剣乱舞』を原作とした実写映画の第二弾。歴史に名を残す名刀を擬人化させた刀剣男士(とうけんだんし)と、歴史の改変を目論む時間装甲軍(じかんそこうぐん)の戦いを描いた物語である。物語の舞台は2012年。この時代に未来の繋がる重大な分岐点が隠されていた。刀剣男士・三日月宗近は仮の主である鈴木琴音と共に、事態解決のために奮闘していく。

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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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東京男子図鑑(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

東京男子図鑑(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『東京男子図鑑』とは、月刊情報誌の東京カレンダーのサイト内で11回に渡り連載された小説。竹財輝之助を主演に日中共同制作のテレビドラマ化され、2019年には中国をはじめとするアジアで先行配信が行われた。日本では2020年に関西テレビ放送で放送された。慶應義塾大学へ入学することをきっかけに千葉から上京した佐東翔太(さとうしょうた)が、東京で生活しながら仕事、金、女性関係に奮闘しながら年齢を重ねていく半生を描いた物語。

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仮面ライダーG(稲垣吾郎)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーG(稲垣吾郎)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーGはテレビ『SmaSTATION!!Presents SMAP☆がんばりますっ!!』の企画「SMAPチャレンジ」の1つ。SMAPの稲垣吾郎の「幼少時の憧れであった仮面ライダーになってみたい」という要望を石森プロと平成仮面ライダーの製作スタッフの全面協力のもと実現したヒーローの名称である。 武装組織「シェード」に誘拐され、改造人間となった五郎が仮面ライダーGとなってシェードと戦う物語。

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