GODZILLA ゴジラ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

『GODZILLA ゴジラ』とは、2014年に公開されたアメリカの怪獣映画。日本を代表する特撮である『ゴジラシリーズ』に、ハリウッドが本気で取り組んだ意欲作である。監督はギャレス・エドワーズで、キャッチコピーは「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」。興行収入5億ドルを超える大ヒットを記録し、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の最初の作品ともなった。略称は「ギャレゴジ」。
日本で巨大生物ムートーが復活。これを追うように怪獣たちの王ゴジラも活動を開始し、両者の戦いに人類は翻弄される。

『GODZILLA ゴジラ』(モンスターバース)の概要

『GODZILLA ゴジラ』とは、2014年に公開されたアメリカ合衆国の怪獣映画。日本を代表する特撮である『ゴジラシリーズ』に、ハリウッドが本気で取り組んだ意欲作である。キャッチコピーは「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」。
監督は大の『ゴジラシリーズ』ファンとして知られるギャレス・エドワーズで、ここから「ギャレゴジ」の略称で呼ばれることも多い。

ハリウッド制作の『ゴジラシリーズ』作品としては、1998年の『GODZILLA』が存在するが、「モンスターパニック映画としてはともかく、怪獣映画としては物足らない」として評価は低かった。これに対し、本作は「怪獣の理不尽なまでの強さと恐ろしさ」を前面に出した作風を取り込み、日米を中心とした怪獣映画マニアたちを唸らせる傑作となった。
興行収入5億ドルを超える世界的な大ヒットを記録し、「怪獣映画の魅力」を世に改めて知らしめる。本作の成功は、アメリカ版怪獣映画『モンスターバース』のシリーズ化にもつながっていった。

renote.net

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アメリカ海軍のフォード・ブロディ大尉は、幼い頃両親の仕事の都合で日本で暮らしていた。そこで起きた不可解な原発事故によってフォードは母を失い、「この1件の裏には隠された真実がある」とする父のジョー・ブロディとも疎遠になっていた。
そのジョーが廃棄された原発の立ち入り禁止区域で逮捕されたと聞いたフォードは、父の保釈のために久々に日本を訪れる。そこでフォードはかつて原発事故の原因ともなった巨大生物ムートーの復活に立ち合い、同時にその時の騒ぎで父を失う。フォードがムートーを「両親の仇」と憎む一方、怪獣たちの王であるゴジラもまたムートーを倒すべく活動を開始し、アメリカ本土を舞台に壮絶な死闘を繰り広げる。

『GODZILLA ゴジラ』(モンスターバース)のあらすじ・ストーリー

母の死と父との別れ

砲撃を物ともせずに闊歩するゴジラ。

アメリカ海軍のフォード・ブロディ大尉は、幼い頃両親の仕事の都合で日本で暮らしていた。そこで起きた不可解な原発事故によってフォードは母を失い、「この1件の裏には隠された真実がある」とする父のジョー・ブロディとも疎遠になっていた。
そのジョーが廃棄された原発の立ち入り禁止区域で逮捕されたと聞いたフォードは、父の保釈のために久々に日本を訪れる。ジョーは相変わらず「妻の死の裏にはなんらかの陰謀が隠されている」との想いに取り憑かれており、フォードは最後の親孝行のつもりで再び立ち入り禁止区域に向かう父に同行する。

ジョーによれば、立ち入り禁止区域の一角からはなんらかの生体電波が一定間隔で放射されており、これが「イルカのような生き物が仲間を呼ぶときに用いるエコロケーションの一種なのではないか」というのが彼の見立てだった。この意見には半信半疑だったフォードだが、立ち入り禁止区域に侵入して早々に警備員に確保された彼らは「エコロケーションのデータをどこから手に入れた」との尋問を受ける。
父の言っていたことはただの与太話ではなかったのかとフォードが驚く中、廃棄された原発をカモフラージュにして建設された謎の施設から、クモのような巨大生物が現れる。巨大生物は施設とそこで働く人々を蹂躙すると、海の中へと去っていく。この時、フォードは父を助けようと奔走するも、ジョーは彼の目の前で命を落とす。

ハワイの惨劇

「父の言っていたことは本当だった。母が命を落とした原発事故もあの巨大生物の仕業だったのだ」と悟ったフォードは、両親の仇である巨大生物に強い憎しみを抱く。施設が壊滅した後に駆け付けた芹沢猪四郎(せりざわ いしろう)という男は、自らを特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する人間だと名乗り、ジョーの残した研究成果について知っていることを教えてほしいとフォードに頼み込む。
芹沢によれば、あの巨大生物は古代ペルム紀に繁栄していたムートーという生物の生き残りで、電磁パルスによって電子機器を無力化する力を持つという。ムートーの出現は、MONARCHが追い続けていた巨大生物たちの王ゴジラの活動再開を意味するものでもあり、大都市で両者が戦えばどれほどの被害が出るかも分からない。芹沢に協力を求められるフォードだったが、父の研究内容についてはほとんど何も知らず、力にはなれそうになかった。

MONARCHはムートーを追って太平洋を東に進み、芹沢の好意でフォードもハワイまで送り届けてもらうこととなる。しかしそのハワイで、フォードたちは再びムートーと遭遇。都市圏で電磁パルスを放ち、その巨体で街を蹂躙するムートーだったが、ここにムートーよりさらに巨大な恐竜のような怪物が出現。フォードは「これが芹沢の言っていたゴジラか」と気づくも、巨大生物同士の戦いに武器も持たない人間が介入できるわけでもなく、そのまま意識を失う。
ゴジラと正面から戦っても勝てないと知るムートーは早々にハワイから飛び去り、そのままアメリカ本土へと向かう。フォードは父の言葉を思い出し、「ムートーは誰かに呼ばれている、つまりアメリカに"ムートーの仲間"がいる可能性がある」と思い至るが、この時にはすでにもう1体のムートーがラスベガスで活動を開始していた。

怪獣たちの進撃

ラスベガスを蹂躙した新たなムートーは、日本に現れた個体と合流。彼らは雌雄のペアであるらしく、このままどこかで繁殖するものと思われた。ムートーの動きとゴジラの進路からして、3体がサンフランシスコで激突する可能性が高いと見た米軍は、彼らをサンフランシスコ沖に誘い出した上で核爆弾で殲滅する計画を立てる。
これを聞いた芹沢は、「ムートーはともかく、ゴジラは核爆発さえも耐え得る。決定打にならない上に副次的な被害も大き過ぎる」と反対するが、他に有効な策も無く計画は進行していく。

しかし、核爆弾は時限装置を作動させた状態で、たまたま遭遇したムートーに持ち去られてしまう。ムートーはサンフランシスコの市街地に営巣地を作り、このままでは街と避難の間に合わない10万の市民が核の炎に飲み込まれる。これを知ったフォードは、爆弾解体のスペシャリストという自身の経歴もあり、米軍人として核爆弾の回収任務に参加する。そこには、「両親の仇であるムートーに一矢報いたい」との想いも多分に含まれていた。
ムートーを追って現れたゴジラが、軍の攻撃を物ともせずにサンフランシスコに上陸する中、フォードは核爆弾の回収のために同市街に降下。巨大生物同士の、そして国民を核の爆発から救うための最後の戦いが幕を開ける。

王の帰還

ムートーは巧みな連携でゴジラを攻め立て、少しずつ手傷を負わせていく。彼らの電磁パルスは、原子炉に似た器官を体内に持つゴジラを弱らせるためのものでもあり、本調子の出せないゴジラは追い詰められていく。一方、2体のムートーがゴジラに注意を払っていたことで、フォードたちは容易に目的地に接近。ムートーの巣の中で、奪われた核爆弾を発見する。
この時、核爆弾は制御装置が完全に破損し、もはや時限装置を止められない状態にあった。やむなく米軍は時限装置の停止を諦め、核爆弾をサンフランシスコ沖に運び、そこで爆発させる計画を立てる。この時、フォードは巣の中にムートーの卵が大量に産みつけられていることに気づき、仲間たちと協力してその全てを焼却処分する。

これに気づいた雌のムートーが、血相を変えて巣に戻り、我が子を全滅させた米軍たちに襲い掛かる。次々と仲間たちが倒れる中、フォードはなんとか核爆弾を積んだ小型船を沖に向けて発進させ、そこで力尽きる。怒りに燃える雌のムートーがフォードに迫る中、尻尾の一撃で雄のムートーを絶命させたゴジラが出現。雌のムートーにつかみかかり、その口の中に熱線を放って相手の頭部を焼き切る。
2体のムートーを倒したゴジラは、雄々しく吼えた後にその場に崩れ落ちる。核爆弾がサンフランシスコ沖で爆発したのを見届けたフォードは、治療を受けた後に避難民が集まる市街のコロシアムに向かう。フォードが無事だった妻子との再会を喜ぶ中、力無く横たわっていたゴジラが唐突に起き上がる。もはや戦う余裕もその準備も無く、呆然とその巨体を見上げるフォードや芹沢を尻目に、ゴジラは「人間になど興味はない」とばかり悠然と海中に姿を消すのだった。

『GODZILLA ゴジラ』(モンスターバース)の登場人物・キャラクター

フォード・ブロディ(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)

日本語吹き替え:小松史法

アメリカ海軍の大尉。爆発物の処理を専門的に行う部隊に所属している。
幼い頃は両親の仕事の都合で日本で暮らしており、そこで原因不明の原発事故で母を失う。その後はあくまで日本に残って事件の真相を追及しようとする父と疎遠になり、1人アメリカ本土に戻って妻子を得た。

軍人としての務めを冷静に果たしつつ、両親の死因を作ったムートーに強い憎しみを抱き、その打倒に向けて己にできることを模索していく。

芹沢猪四郎(せりざわ いしろう/演:渡辺謙)

日本語吹き替え:渡辺謙

特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する生物科学者。古代ペルム紀に生きた巨大生物の研究においては第一人者で、特にゴジラの生態や能力について詳しい。父が広島で被爆したことがあり、核兵器の扱いには非常に慎重。一方でゴジラに対しては「人類を超越した生物」という思い入れがあり、半ば崇拝の対象ともなっている。
初代『ゴジラ』に登場した重要キャラクターである芹沢大助と、『ゴジラ』の生みの親の1人でもある本多猪四郎が名前の由来。

ジョー・ブロディ(演:ブライアン・クランストン)

BOTAnNABE
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ゴジラ×メカゴジラ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゴジラ×メカゴジラ』とは、2002年に公開された日本の怪獣パニック映画である。ゴジラシリーズ第26作品目になる。監督は手塚昌明、主演を釈由美子が務めた。 館山に45年ぶりにゴジラが出現、対特殊生物自衛隊がゴジラを迎え撃つも歯が立たない。日本政府は科学者たちを集結させ、機龍(メカゴジラ)を完成させる。システムに問題を抱えながらも改良を重ね、再び現れたゴジラと戦うのであった。 女性主人公や女性総理が登場し、当時の時代性を反映した映画になっている。

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ゴジラの逆襲(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴジラの逆襲(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴジラの逆襲』とは1955年に公開された、日本の怪獣映画である。 魚群探査機パイロットの月岡と小林は、ゴジラとアンギラスの戦いを目撃する。大阪警視庁では、緊急会議が行われるものの、解決策は見つからぬままであった。そんな中、ゴジラとアンギラスは街を破壊しながら激しく戦う。 月岡はゴジラの出現により小林を亡くしながらも、ゴジラを生き埋めにする作戦に参加し、ゴジラを仕留めたのであった。 見所は月岡と小林の友情と、CGでは表現できないゴジラとアンギラスの独特の動きである。

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ゴジラ(1954年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴジラ(1954年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴジラ』とは、1954年に公開された日本の特撮怪獣映画である。ゴジラシリーズの一作目にあたる。 ある日、大戸島に巨大生物ゴジラが現れ、破壊の限りを尽くした。そんな中、芹沢大助がゴジラを倒せる酸素破壊剤オキシジェン・デストロイヤーを発見した。芹沢博士は、オキシジェン・デストロイヤーが悪用されないよう、それに関する全ての資料を破棄し、ゴジラと共に泡となり消えるのだった。 見所は、ゴジラを研究対象として守りたい山根恭平の心の葛藤や、悪魔の兵器を完成させたことで苦悩する芹沢博士の最期である。

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硫黄島からの手紙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

硫黄島からの手紙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『硫黄島からの手紙』とは、アメリカ合衆国で製作された戦争映画。太平洋戦争末期の日本軍司令官、栗林忠道が家族に送った『「玉砕総指揮官」の絵手紙』に基づいており、クリント・イーストウッドが監督を、アイリス・ヤマシタが脚本を務めた。前作のアメリカ側からみた硫黄島での戦闘を描く、『父親たちの星条旗』と対をなす『硫黄島2部作』の日本側作品。2006年に発見された兵士たちの手紙から始まり、1944年当時の硫黄島守備隊の玉砕までの日々を陸軍一等兵西郷や守備隊指揮官栗林中将の目線から描いている。

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キングスマン:ファースト・エージェント(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キングスマン:ファースト・エージェント(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。 平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。

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