ウォーキング・デッド（海外ドラマ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウォーキング・デッド』の概要

『ウォーキング・デッド』とは2010年に放送された、ある日を境にアメリカ中がゾンビで溢れかえってしまった世界で生きる人間たちのサバイバルドラマである。原作はロバート・カークマンやトニー・ムーア、チャーリー・アドラードによるベストセラー小説の『The Walking Dead』。
製作総指揮は映画『ターミネーター』や『エイリアン』で知られるゲイル・アン・ハード。企画には、『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』の監督であるフランク・ダラボン、脚本や制作にコミック原作者の人気作家ロバート・カークマンが担当する。

ジョージア州の保安官リック・グリムスを演じるのは、2010年公開でプロの別れさせ屋がターゲットの結婚を阻止する依頼を受ける『ハートブレイカー』や、2003年公開のクリスマスを題材としたロマンティック・コメディの『ラブ・アクチュアリー』に出演しているアンドリュー・リンカーンである。さらにのちにリックの良き相棒となるダリル・ディクソンを演じるのは、2013年に公開されたマーベル作品の1つである『アイアンマンライズ・オブ・テクノヴォア』や、2016年公開のアメリカ・アトランタを舞台にしたクライムスリラー映画の『トリプル9 裏切りのコード』に登場するノーマン・リーダスである。

リックが保安官として勤務中に病院に運ばれ目を覚まして外に出ると、ゾンビになった街の人々が襲ってくる。リックは家族と連絡が取れないため、家まで様子を見に行くが家の中には妻と息子の姿はなかった。リックが家族を探しに旅に出るところからストーリーが始まる。

『ウォーキング・デッド』のあらすじ・ストーリー

人間がマイノリティな世界へ

ジョージア州の保安官であるリックは勤務中に犯人に銃撃され、瀕死状態で病院に運ばれる。意識を取り戻したリックが外にでると、そこはゾンビが徘徊している世界に変わっていた。
リックの他に生きている人が見当たらず、家族の安否を確認するべく家に向かったが家の中には誰もいなかった。リックは妻と息子を探す途中で出会ったモーガンという男から、アトランタに避難キャンプやCDCと呼ばれる疾病対策センターがあるという情報をもらい、アトランタに向かった。
アトランタの市街はすでにウォーカー（リックによるゾンビの呼称）の群れで溢れかえっており、なんとか市内を脱走することに成功したリックは、避難キャンプで妻のローリと息子のカールと再会する。避難キャンプものちにウォーカーに支配されると考えたリックたちは、避難キャンプで出会った仲間たちと共に次なる目的地・CDCへと向かう。

ウォーカーとの闘い

アトランタを出発したリックたち一行だったが、移動中に森の中で一緒に行動していたソフィア（避難所で出会った少女）の行方が分からなくなる。ソフィアを探すリックたちだったが、ショーン（リックの親友で同じく保安官）は危険だからソフィアはあきらめるべきだと言いだしたことで、孤立してしまう。一方で、ソフィアを探していたグレン（アジア系の青年）は探索中に見つけた農場の納屋の秘密を知ってしまうが、マギー（グリーン農家の次女）に秘密を口止めされる。さらに、ローリの妊娠の事実も知ることになってしまう。

グレンは結局、納屋の秘密を仲間に話した。農場の主であるハーシェルは姿を消し、仕舞いにはリックたちはウォーカーだけでなく、人間と生き残りをかけて戦うことになってしまう。カールはこっそり手に入れていた拳銃で森のウォーカーたちを撃ち殺そうとする。リックとカールは大群のウォーカーに追われて納屋まで追い詰められてしまう。

ローリの出産

農場の騒動からなんとか脱出したリックたちはローリの出産時期が迫っていることもあり、長期間滞在できる場所を見つけることにする。少しして森の中に佇む刑務所を発見した。リックは仲間たちにそれぞれ役目を与え、協力してウォーカーを刑務所の入り口から遠ざけることに成功する。しかし、その際にハーシェルがウォーカーに足をかまれてしまったため、切断することになった。また、刑務所内には生き残っていた囚人が住んでおり、リックたちを歓迎してはくれなかった。しょうがなく囚人のリーダーと戦い、リックが勝利したことで他の囚人たちと和解する。しかし、囚人の1人がウォーカーを刑務所内に入れてしまい、それぞれが迫りくるウォーカーから逃げ惑う。キャロル（ソフィアの母親）を逃がすためにTドッグ（アトランタの採掘場にいたアフリカ系アメリカ人）が盾となって守るが、ウォーカーの大群に噛まれてしまい転化してしまう。

そんなパニックが起こる中、ローリのお産が始まってしまう。マギーが帝王切開でお腹から子供を取り出すことに成功するが、ローリは大量出血により瀕死の状態になる。駆け付けたカールに見守られ、最期に自分が死んだ後ウォーカーに噛まれてゾンビ化することを防ぐために、カールに殺してほしいと頼む。カールは戸惑うが、母親の意思を受け取り、母を人間のまま死なせるために手に持っていた拳銃の引き金を引いた。

一方、農場でリックたちとはぐれてしまったアンドレア（法律事務所の事務員。射撃の才能がある）は、ミショーン（日本刀を扱う女剣士）に助けられる。しかし、メルル（ダリルの兄。リックには市内で怪我を負わされた）によって、総督と呼ばれる男が率いる組織の本拠地であるウッドベリーへ連行されてしまう。ミショーンは総督や組織に不信を抱き街を離れることにするが、アンドレアは総督に惹かれて街に残ることになる。このころ、物資を調達していたマギーとグレンは偶然遭遇したメルルに拉致される。その場に居合わせたミショーンが、刑務所までグレンとマギーの危険を知らせにやってくる。リックは刑務所にやってきたミショーンとウッドベリーへ向かうことにする。リック達はウッドベリーでマギーとグレンを救出するが、ここでダリル（リックの相棒的存在）とはぐれてしまう。ウッドベリーでの銃撃戦で総督の娘はミショーンに殺される。総督はミショーンに攻撃するが、この戦いで右目を失う。さらにメルルと戦闘していたダリルを発見し、リック達はウッドベリーを脱出する。

刑務所に戻ってきたリック達だったが、総督が復讐のために後を付けてやってきていた。刑務所を守る柵を破壊し、ウォーカーを刑務所内に入れる。総督とウォーカー両方からの攻撃を受けていたリックと仲間たちだったが、ダリルとメルルの助けにより、なんとか事態を乗り切ることに成功する。アンドレアの計らいで総督と話し合いをするリック。条件にミショーンの身柄をよこすよう総督は提案するが、リックはこれ以上仲間を犠牲にするのは耐えられないと考える。メルルによって総督の元へ連れていかれるミショーンだったが、メルルはその途中でミショーンを解放し1人で総督の元へ向かう。総督は条件が違うことに怒り、メルルを殺してしまう。

総督が仲間を連れて刑務所まで攻めてくるが、リック達はあらかじめ襲撃に備えていたため、撃退することに成功する。総督は姿を消し、リック達はウッドベリーでアンドレアを探したが、すでにウォーカーに噛まれたアンドレアを発見することになる。彼女は拳銃で自分の頭を打ち抜いた。リックはウッドベリーの住民達を刑務所に受け入れる。

共存と争い

ウッドベリーからの新たな仲間と暮らし始めるリック達。しかし、伝染病によって死んだ人がウォーカー化する事態が発生する。グレンが伝染病に感染してしまうが、薬の調達により一命をとりとめる。キャロルはこれ以上被害を増やさないように感染者を焼殺したが、やり方に納得できないリックはキャロルを仲間から追放する。

一方生きていた総督はかつての手下（今はリックの仲間）のキャンプを発見し、恨みを晴らすためにミショーンとハーシェルを人質にとり、かつての手下達に刑務所を襲撃するように脅した。

総督はリック達を悪者に仕立て上げて戦車で刑務所まで向かう。リックは共生を提案をするが、総督は受け入れずにハーシェルを彼の娘達の目の前で斬首してしまう。ハーシェルの死を合図に全面交戦へと進んでいく。リックは総督と激しい戦いを繰り広げていたが、加勢したミショーンが総督を斬首する。

交戦によって刑務所の周りを囲っていた柵は破壊され、ウォーカーが刑務所になだれ込んでしまう。刑務所はすでに暮らせる状態ではなくなってしまったため、仲間達はまたしてもバラバラに逃げることになる。リックはカールと共に民家へ逃げ込むが、総督との闘いで負傷していた。リックが回復したころにミショーンと合流する。3人は終着駅と呼ばれる場所を目指すことにした。

マギーはグレンを必死になって探していたが、グレンは刑務所に残っていた。グレンはウォーカーに襲われていたところを武装した3人組のロジータ、エイブラハム、ユージーンに助けられ、共に行動することになる。同じく終着駅の看板を見つけたマギー達も看板を頼りに向かうことに決めた。さらにグレンも終着駅の看板を発見する。マギーの残したグレン宛のメッセージを発見し、終着駅を目指す。

それぞれが終着駅へ向かう中、リジー（刑務所でメンバーに加わった。父親の死後はキャロルに面倒を見てもらっている）は生きている人もウォーカーもさほど変わりないと考え、妹のミカを殺してウォーカーにしようとする。それを見たキャロルはこれまで娘のようにかわいがっていたリジーを撃ち殺す。グレンとマギーはお互いに終着駅に向かっている途中で合流し、終着駅までたどり着く。そこにいた住人たちはグレン達を迎え入れてくれた。リック達一行はダリルと合流を果たし終着駅に到着する。迎え入れてくれる住民達だったが、彼らがグレンやマギー、その他の仲間達の私物を身にまとっていたことに対してリックは不信を抱く。先についていたグレン達は住民に捕まっていると知り、銃撃戦を始める。人数不利で押し負けたリック達は住民達によって捕まってしまった。

終着駅からの脱走

処刑寸前をなんとか脱し、森をさまようリック達は神父のゲイブリエルを助ける。そのお礼に教会に招かれ、次なる計画を立てるリック。ウォーカーで充満した世界を救うためにはワシントンD.C.へ向かう必要があると知り、準備を始める。教会で一度休んでから出発しようと考えていたが、終着駅の住人達が教会まで後をつけてきており、ボブ（元アメリカ合衆国陸軍所属の衛生兵または軍医）が襲われる。教会の前に倒れていたボブを見つけたリック達は襲撃にきた住人達を待ち伏せし、争いの末に殺すことになる。さらにボブがウォーカーに噛まれていたことを知ったリック達は、彼が人間として最期の時を迎えるまで見守った。

ワシントンD.C.に希望があると話したユージーンはこれまでの話が全て嘘だったと告白し、リック達は絶望する。一方別行動していたダリルとキャロルはベス（マギーの腹違いの妹）のいる病院から逃げてきたノアを保護するが、キャロルが車に跳ねられてしまい、病院に連れていかれる。ダリルはリック達の元に戻ってきて、ベスとキャロルを助けるためにリック達を連れて病院に戻ることにする。なんとかしてベスを救出したのだが、ノアを人質にとられ咄嗟にノアを助けようとしたベスは射殺されてしまう。マギーも病院に到着するが、すでにベスは息絶えた後だった。

巨大な防壁に守られた街・アレクサンドリアに着いたリック達一行は、街のリーダーであるディアナに迎え入れられる。街の中の住人達はウォーカーの恐ろしさを知らないようだった。街で暮らすためにリックとミショーンは警察官の仕事を任される。物資の調達に出たグレンやノア達だったが、街の住人の1人であるニコラスの身勝手な行動によってノアがウォーカーに噛まれて死亡してしまう。グレンは勝手な行動を取って仲間を死に追いやったニコラスに怒りを感じ、2人は争う。さらに、街の警備を怠った住人が原因で街の中へウォーカーの侵入を許してしまう。住人は迫りくるウォーカーから逃げることしかできない。

安全移住区域アレクサンドリア

リックがウォーカーを対処するが、街の周りにウォーカーの大群がいるのを発見する。ウォーカー達がこれ以上街に近づかないようにリック達は作戦を決行する。誘導作戦が行われる中、街の方からクラクションの音が鳴り響く。ダリル達は一度街まで戻ることにしたが、その途中で何者かに襲われてしまいダリルだけはぐれてしまう。

グレンの生存が確認されたが、アレクサンドリアに大群のウォーカーが押し寄せており、街の中がパニックになる。ディアナや街の住人たちはウォーカーに噛まれてしまう。逃げ場がなくなったリック達は身体にウォーカーの血を塗り、人間のにおいを隠してウォーカーに紛れ込みながら街の外を目指す。ウォーカーの大群の流れにのりながら出口に向かうリック達だったが、その途中でカールの右目が撃たれてしまう。リックはカールを助けるためにウォーカーに立ち向かう。そんなリックを見て、残った住人達も一緒になってウォーカーに立ち向かった。犠牲はもちろんあったが、皆がウォーカーを倒したことにより、危機を脱した。カールの怪我の回復を優先し、回復後は街の住人たちと協力して生きていくことに決める。しかし、アレクサンドリアはすでに食料や資源がなく、今のままでは生きていけないことを悟る。リックはダリルと物資調達に街の外に出かける。その際に、ジーザスという他の街からやってきた人物に遭遇する。彼の話を聞いて、リック達のコミュニティの他にも生存者の集まりがあることを知る。彼のいた街はニーガンという男が率いる“救世主”と呼ばれる集団に支配されているようだった。リックは“救世主”と戦う代わりに街の食料を分けてもらう取引をする。

出会った“救世主”を次々と倒していくリック達だったが、同時に“救世主”に目を付けられることになる。“救世主”のアジトに向かったリック達だったが、逃げ場がなくなってしまう。捕らえられたリック達の前に現れたのはリーダーのニーガンだった。ニーガンは自分の仲間が殺された報いをリック達に与えると言い、手に持ったバットで殺すと告げる。

最強の独裁者ニーガン

ニーガンの最初のターゲットとなったのはエイブラハムだった。さらに、グレンまでもがバットで叩きつけられてしまう。仲間を失い、これ以上誰も失わないためにニーガンに従うことになったリック。一方でキャロルはモーガン（リックが初めにであったアフリカ系アメリカ人）とエゼキエル王が統治する王国に案内されていた。この王国も救世主の支配下にあることが分かった。

スペンサー（共同体のリーダー・ダグラスの息子）がニーガンによって殺され、リックは我慢の限界でニーガンと決闘することを決める。リックはニーガンに勝つために他のコミュニティと同盟を組むことにし、話をつけに行く。ヒルトップの住人は同盟に賛同したが、エゼキエルは同盟を否定した。

争いの最中、弟子のベンジャミンの死によってモーガンはリチャード（エゼキエルの警護班長）を殺し、救世主に忠誠を示す振りをした。その後、キャロルにこれまでの仲間の死を告げる。そしてそれぞれが戦いの準備を始める。

サシャ（元NFL選手・タイリースの妹で刑務所にいた頃から仲間として行動している）は自分の命を犠牲にしてウォーカー化し、ニーガンに攻撃を行う。リックとニーガンのコミュニティの戦いがクライマックスに差し掛かったところで王国とヒルトップの仲間達が加勢にやってきた。そのおかげでニーガン達の撃退に成功する。

ニーガンとの全面対決

次にニーガンと戦うための準備に取り掛かるリック達。ニーガン率いる救世主との全面戦争が始まる。この戦いで多くの犠牲が出ることになった。救世主との戦いが続く中、カールがウォーカーに噛まれてしまう。ウォーカーになるまでにリックや妹のジュディスに手紙を書き、自分の死を悟ったカールは自らの手で人間のまま死ぬことを選んだ。リックに残したカールの夢は皆が共存することだった。

リックに追われていたニーガンは行方が分からなくなった。その後の救世主の実権はサイモン（救世主の幹部）が握ることになった。救世主はその後ヒルトップを襲うが、撃退に成功する。

キャロルはかつて自分の娘を失い、自分自身も見失っていたが今仲間のおかげで自分を取り戻すことができたと話す。リックやモーガンも同じく大切な存在を失っており、心にぽっかり穴が開いてしまっている。そのころ、行方不明だったニーガンが戻り、リックとの最後の戦いを行うべく決戦の地へと向かう一同。リック一行と救世主の戦いはリックがニーガンにとどめを刺したことで終戦する。ニーガンは首を負傷したが、セディク（カールとお互いを信頼していた研修医）に治療を頼んだ。ニーガンにとどめはささず、カールの思い描く未来を尊重したリック。

新たな幕開け

それぞれのコミュニティや王国が復興へと進み始める。しかし、すべてがうまくいくわけではなく、協力して作業する中でいざこざが絶えなかった。共存を目指して行動するリックだったが、皆がその考えに賛同しているわけではなかった。そこから徐々に溝ができ始める。ニーガンは治療のおかげで一命をとりとめていた。マギーは復讐の相手であるニーガンに死ぬことではなく、生きることを科す。

リックはキャンプに向かってくるウォーカー達に気づき、馬で誘導するが途中で負傷してしまう。リックは仲間達を守るために未完成の橋を爆破し、自らを犠牲にしてウォーカーと共に爆発に巻き込まれる。

リックの爆破から6年がたっていた。ミショーンはジュディスを大事に育てており、ジュディスは銃を扱える少女に成長していた。そんなとき、ウォーカーの皮をかぶった人間が人間を襲う事態が起こっていた。ダリル達はその集団「囁く者」の一員であるリディアを捕まえる。新たな脅威が現れたことに衝撃が走るダリルたち。

「囁く者」との戦い

ミショーンたちは仲間を殺された後、王国から出て暮らしていた。そんな中、皮のマスクを発見し、一気に不穏な空気が広がる。ある時、人工衛星が落下し、森が炎上してしまう。食料の危機を心配して消火活動を行うダリル達。その際に囁く者との境界線を越えてしまい、土地を奪われてしまう。

一方、アレクサンドリアでは囁く者のリーダーであるアルファの指示で、組織の1人であるダンテが街に侵入して問題を起こしていた。それに気づいたゲイブリエルはダンテをナイフで刺し殺す。

ダリル達は囁く者が送り込んできたウォーカーと戦闘していた。必死に戦うが、ウォーカーの数が多く、火の矢によってヒルトップの街が炎に包まれてしまう。ニーガンは囁く者のメンバーに加わっていたが、アルファの隙をついてナイフで切り殺す。アルファがいなくなった後を継いだベータはウォーカーを引き連れて争いを仕掛けにくる。

バージル（ブルーズワース島に住む男性）に連れられ島にやってきたミショーンはリックが生きている手がかりを見つける。リックの行方を追うことを決めるミショーン。

ウォーカーの大群を連れてべータがダリル達の元にやってくる。ニーガンがべータを引き付け、ダリルが仕留めるといった連携を見せつける。さらに崖にウォーカー達をおびき寄せ、落とすことでウォーカー達の脅威から脱することに成功する。

やっとのことで囁く者からの危機を脱したダリル達だったが、新たな敵「収穫者」が現れる。