泣きたい私は猫をかぶる(泣き猫)のネタバレ解説・考察まとめ

『泣きたい私は猫をかぶる』とは、2020年6月18日16時からNetflixにて全世界に独占配信されている日本の長編アニメーション映画である。スタジオコロリドが制作を手掛けており、監督に佐藤順一と柴山智隆を迎え、岡田麿里が脚本を担当している。
猫に変身できるお面を所有する少女「ムゲ」と、彼女の思い人であり、素直になれない少年「日之出」との恋愛関係と其々の心情を描いている。少し切なくも暖かいストーリーと、ヨルシカの手掛けた主題歌が相まって、多くの人気を博している。

『泣きたい私は猫をかぶる』の概要

『泣きたい私は猫をかぶる』とは、2020年6月18日からNetflixの限定コンテンツとして配信されている長編アニメーション映画作品。
元々は劇場公開の予定だったのだが、新型コロナウイルスの影響と「ウイルスが蔓延る状況下でも多くの人に見て貰いたい」という監督の思想によって、配信限定のコンテンツとなった。
この作品は、『ペンギンハイウェイ』を手掛けたスタジオコロリドが作成し、『あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない』を制作した岡田麿里が脚本を手掛ける。
また注目すべき点はそれだけではなく、『僕のヒーローアカデミア』にて「メリッサ」の声優を務めた志田未来が主人公「ムゲ」の声優、『鬼滅の刃』の主人公「竈門炭治郎」を演じた花江夏樹が主人公の思い人である「日之出」の声優を務めている。その他にも、『アンパンマン』や『銀魂』等の多くの作品で様々なキャラクターを演じている有名声優、山寺宏一がキーキャラクターを務め、スポーツアニメなどの声優を務めた小野賢章や浪川大輔、『Hugっと!プリキュア』でプリキュア役を務めた引坂理恵や田村奈央等も、この作品に参加している。

主人公の笹木美代(ささき みよ)は、陽気でいつも明るく振る舞う、少し空気の読めない中学二年生の女の子。
色んな言動で周囲を驚かせる彼女は、クラスメイトからは無限大謎人間、通称「ムゲ」というあだ名で呼ばれているが、本当は、家族内での小さな綻びや、自分の中の感情を抑え、周りに気を使う、まさに「無限大謎人間」とは裏腹の日々を過ごしていた。
そんなムゲが、熱烈な想いを寄せているのが、クラスメイトの日之出賢人(ひので けんと)。
ムゲが編み出した技「日之出サンライズアタック(ヒップアタック)」をしたりして、毎日陽気で懸命なアタックを続けているのだが、あまり素直になれない日之出からは、残念ながら全く相手にされない。
めげずにアピールするムゲだが、彼女が日之出を諦めないのは、実は誰にも言えないとっておきの秘密があった。
この作品は、そんな女の子の抱える小さな闇や、男の子の思春期的な悩みを描く青春群像劇となっており、皆を思い、感情を抑える女の子と、思い入れのある猫の前でしか素直になれない男の子の関係を描く、恋愛ストーリーでもある。

『泣きたい私は猫をかぶる』のあらすじ・ストーリー

舞台は愛知県常滑市のとある町。
無限大謎人間(通称:ムゲ)と呼ばれている陽気で空気の読めない女の子、笹木美代。
彼女は、クラスメイトの日之出賢人に好意を抱いており、いつも登校時に彼に「日之出サンライズアタック」と名付けたヒップアタックを繰り出しては、呆れられている。日之出に呆れられようが、めげることはなく、それどころか「好き」と言う感情を爆発させるほどに日之出のことが好きだった。
そんな彼女がめげることのない理由は、猫のお面。
とあるお祭りの日、彼女はひょんなことからお面屋の猫店主に出会い、猫になれるお面をプレゼントされる。
それを手にしたムゲは、学校から帰ると猫に変身し、「太郎」として日之出に会いに行く。

いつも来る白猫がムゲということを知らない日之出は、いつも太郎と触れ合いつつ、自分の思いを太郎に吐き出している。
そんな日之出は成績優秀なために、母親から高偏差値の高校を勧められているが、祖父の営む陶芸蔵を継ぎたいという思いもあり、それを誰にも打ち明けられずにいた。
猫として、その事を知ったムゲは、日之出に元気であってほしいという思いを込めて、いつも陽気に振る舞っていた。
しかし、その理由はそれだけではない。
ムゲの家庭は、彼女と父、そして再婚相手の水谷薫とその飼い猫のきなこの3人と1匹で暮らしている。
前の母親のことをまだ思っているムゲであったが、家庭の中では平穏を保っていたいため、父と薫の関係を壊さぬために自分の感情を圧し殺しながら、薫とは一線を引いていた。
この箇所から、ムゲが抱えているものと、日之出が抱えているもの、違うけれど、なにか似ているものを感じられる。
そして、それと同時にムゲが「猫でありたい」と言う思いも考えられる。
自分の家への帰り道の途中、彼女の前に現れた猫店主からは「本当は猫でありたいんじゃない?」と、悪魔の囁きを受ける。

とある日、ムゲと親友の頼子が昼食を食べようとしていた時、たまたま日之出の悪口を言うクラスメイトを見つける。
それに怒るムゲは、猫になった時のように三階から飛び降り、クラスメイトを懲らしめようとする。
その光景をみていた日之出は呆れながらも、弁当を台無しにしてしまったムゲに自分が作った弁当を分けることになる。
学校の屋上で、ムゲ、頼子、日之出、伊佐美と昼食を共に過ごす。
好きな人の作った弁当に感動するムゲの行動に笑う日之出をみて、彼女は猫の時とは違う「人間としての幸福感」を抱いていた。
猫か人間か悩んでいる立場の中で、この嬉しさの描写は、人間として生きる上であまり気づくことのできない特別な物への尊さを感じられるものである。
猫としても、人間としても、日之出との幸せを感じていたそんな時、日之出の祖父が経営の限界で陶芸の蔵を閉めることを決断していた。
祖父の陶芸が好きな日之出にとって、それは大きなショックであり、自分の気持ちを伝えることのできない日之出は、自分の思いをなにも言い出すことはできなかった。
白猫になって、日之出家の一大事を知ったムゲは、日之出に元気になって貰いたいと言う一心と、自分の本当の思いを伝えたい、という気持ちから、彼女は日之出の目の前で、日之出への思いを正直に書いた手紙を渡す。
しかし、先日、日之出の悪口を言っていたクラスメイトが、その現場を見て、手紙を取り上げて読み上げてしまう。

祖父が陶芸を閉めるということに未だショックを抱えている上、目立つことが嫌いな日之出は、ムゲに「こういうことは嫌だ」と言ってしまい、彼女はショックで駆け出してしまう。
親友の頼子は友人としてムゲに寄り添うが、日之出の笑顔が好きな彼女の思いは晴れない。

さらに、事件はムゲが帰宅した後のことだった。
ムゲと仲良くありたいけれど、ムゲの母親から嫌がらせを受けていた薫は、思わず「ムゲが自分の思いを吐かないこと」や「どんなに寄り添ってもムゲが一線を引いてしまうこと」への不満をムゲに話してしまう。
その言葉から、ムゲが圧し殺し続けていた物が爆発してしまい、彼女はお面を持って、逃げ出してしまった。
猫になってフラフラとしていたところで、ムゲは猫店主と出会う。
日之出の笑顔を自分が奪ってしまったこと、自分が殺してきた言葉をぶちまけてしまったこと。
それによって、彼女はついに「猫のままでありたい」という思いを言葉にしてしまった。
すると、猫の顔から人間のお面が出現する。
猫店主はそれを待っていたかのように、お面を回収。
そして、ムゲは猫(太郎)の姿から、抜け出せなくなってしまった。

その裏で、ムゲの父と薫はムゲを探すために学校へ。
薫の証言で、ムゲが行方不明になってしまったことと、ムゲが家族にすらも自分の感情を話したことが無いと言うことを知った日之出や頼子は、ムゲを探しだす。
どしゃ降りの雨の中、日之出に近づいた太郎(ムゲ)と共に、日之出は彼女の姿を探す。

ムゲが駆け出した後、ムゲから貰った手紙を読んでいた日之出は「ムゲのことが好きだった」という気持ちに気づき、雨の中、木の下で、腰かけて項垂れながら太郎に向けてその感情を話した。
人の思いは、たったひとつの出来事で変わり、本当の感情に気づく。
事態が変わったのは、ムゲが行方不明になってから3日後のこと。
ムゲは何事もなく、日之出達と一緒に登下校をしていた。
しかし、日之出達の見ているムゲは本当は薫の飼い猫である「きなこ」だった。
きなこは、自分の寿命があとわずかであることを察知して、薫ともっと一緒に暮らしたいと思っていた。そこに猫店主と出会い、太郎から剥がれたお面を受けとり、きなこは人間であるムゲとして暮らすことになった。
しかし、日之出の本当の気持ちに気づき「人間に戻りたい」という思いが再燃したムゲは、きなこに近づいてお面を返すことを要求する。
せっかく手に入れた薫との時間を譲ることができないきなこは、こうなってしまった元凶である猫店主を追うため、ムゲに多くの猫が住んでいる街「猫の島」に行くことを提案する。
人間に戻るため、ムゲが猫の島へ行く。

一方、ムゲの姿になっているきなこが帰宅すると、愛猫がいないことでショックを受けている薫を見る。
薫がムゲの事ときなこの事、両方とも大切に思っていることを知ったきなこは、猫に戻りたいと思うようになる。
しかし、きなこが猫に戻っても、ムゲがいないと意味がない。
そのため、きなこは日之出の元へ行き、ムゲを探すため、猫店主にお面を返すため、二人で猫の島へ。
きなこと共に猫の島に到着した日之出。
きなこは猫店主の隠れ家を見つけ、人間のお面を返すと伝えるが、猫店主は自分の野望を邪魔されたくないがために、彼らを隠れ家のなかに閉じ込めてしまう。

一方、先に猫の島へ行っていたムゲは、猫店主を探す最中で、元々人間だった猫達に出会う。
彼らは、人間であったことの息苦しさや、本当に人間に絶望したことをムゲに話し、日之出に思いを伝えろと言う。
そんな時、彼らの前に猫店主が現れ、自分の計画のためにムゲを拐おうとする。
しかし、人間に戻りたいと願うムゲを捨て置けない猫達は、店主を止めるために戦い、ムゲを逃がす。
猫達は猫店主の隠れ家にムゲを案内し、日之出とムゲが再会する。
きなこはムゲにお面を返し、これでもう終わりかと思われたが、ムゲがいくらお面を被っても、人間には戻れない。
逃げ出していた猫店主は、その隙にムゲを拐い「約束の地」を目指す。
追いかける日之出達は、なぜムゲが人間に戻れなかったのかを考え、その理由が「ムゲが本当に人間に戻りたい」と願えていないからと言うことに気づく。
約束の地へと到着した猫店主は、人間が猫へと変身したことによって浮いた寿命を手に入れるという野望の達成のためムゲから人間としての姿を取り上げてしまう。
しかし、それを防がんと日之出が猫店主に掴みかかる。
猫店主との戦いのなか、自分の感情を隠し続けていた日之出とムゲは、互いに自らの思いを話す。
「日之出の気持ちに答えたい」
「ムゲの思いに気づけなかった」
ムゲと日之出の思いが交差したとき、人間だった猫達が現れ、猫店主の野望を止める。
そして、日之出はムゲに対する好意や当たり前へのありがたみ等の様々な気持ちを知り、自分の思いを話すことのできたムゲは、日之出や友達、家族と向き合う事、それを含めて自分にとっての幸せな未来を求めるため、猫から人間の姿に戻ることができた。

猫の島から自分の世界へと帰ることができた二人は、猫のお面を捨て、互いに手を繋ぐ。
日が落ちていき、猫の島が自分達の視界から消えていく中、二人が交わすその思いと共に、主題歌である『花に亡霊(ヨルシカ)』が流れ、物語は終わる。
自分の意見を殆ど言わない猫と、言葉があるから思いを伝えることができる人間。
その絶妙なバランスと、スタジオコロリドの美しく可愛らしい作画、そして主題歌のハーモニーが合わさって、とても美しく暖かな青春劇となっている。

『泣きたい私は猫をかぶる』の登場人物・キャラクター

笹木 美代(ささき みよ)

CV:志田未来

愛知県常滑市に住む中学2年生の女の子。
とても陽気だけれど、空気の読めない性格で、周りの同級生からは無限大謎人間、通称「ムゲ」と呼ばれている。
彼女は、同級生の日之出賢人に好意を抱いていて、登校中の彼にいつもヒップアタックを繰り出してちょっかいを出しては、事後の彼の表情を思い出して「好き」という感情を影で爆発させて、家の中や親友の頼子の横で悶えていたりするほど。
どこにでもいそうな女子だが、実は自分の本当の感情を圧し殺し、再婚した両親のことや、クラスメイト、親友等、周りに気を使って人と触れ合っている。
そんな彼女は、お祭りの日に出会った「お面屋」から貰った、猫のお面を所有しており、それをかぶることで、白い猫に変身する。
彼女は白猫になることで、誰にも吐き出すことのない感情を発散させたり、「太郎」という名前で、大好きな日之出と触れ合ったりしており、猫になることで、普段圧し殺している感情を発散できる。
上記の思いから彼女は、人間であるべきか猫であるべきかを悩むようになる。

太郎(たろう)

CV:志田未来

白い雌猫。
お面屋から貰ったお面で、ムゲが変身する姿。
この姿で日之出の家に行き、彼と触れあう。
ちなみに、命名は日之出で、昔飼っていた愛犬に似ているからという理由。
ムゲは物語の途中「猫でありたい」と願ってしまったことで、この姿から戻れなくなってしまった。

日之出 賢人(ひので けんと)

CV:花江夏樹

ムゲと同じ学校に通う二年生の男の子。
成績優秀だが、姉の影響から目立つことが苦手で、自分が思っていることをなかなか素直に出せない性格。
その為、親からは高い偏差値の高校を受験するよう勧められているのだが、陶芸家の祖父の影響で、工房を継ぎたいと言う思いもあるということを、誰にも言えない。
しかし、ムゲの変身した猫と出会い、以前飼っていた愛犬の面影を重ねてしまい、ムゲを「太郎」と呼んで可愛がり、太郎にだけは自分の思いを話す。
勿論、彼は自分の前に現れた白猫が、ムゲであることには気づいていない。

猫店主(ねこてんしゅ)

CV:山寺宏一

体格が大きく、着物を着ている雄猫。
縁日でお面屋を営んでおり、ムゲに猫のお面を渡した張本人。
太郎の姿になったムゲの前に執拗に現れ、ムゲに人間ではなく猫になることを勧めている。
その意図の中には、猫店主が抱いている、謎の野望(明確には明かされていない)も絡んでいる。

深瀬 頼子(ふかせ よりこ)

CV:寿美菜子

ムゲと同じ学校に通う二年生の女の子。
ムゲの親友かつ、小学生からの幼馴染みで、ムゲが見せるハチャメチャな行動に呆れた表情を見せる。
小学生時代「頼子ちゃんは無限大謎人間とはもう遊びたくないって」と見世物のようにムゲへのからかいに利用されてしまい、一度友情が引き裂かれそうになってしまっており、そのためか、今ではムゲの側に付くことが多く、とても友達思いな性格をしている。

伊佐美 正道 (いさみ まさみち)

lenore6
lenore6
@lenore6

Related Articles関連記事

ヨルシカ(n-buna・suis)の徹底解説まとめ

ヨルシカ(n-buna・suis)の徹底解説まとめ

ヨルシカとはコンポーザーのn-buna、ボーカルのsuisによる日本の男女二人組のロックバンド。2017年に結成。ヨルシカというバンド名は1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲「雲と幽霊」という曲の歌詞の「夜しかもう眠れずに」からとられた。2020年には「第34回日本ゴールドディスク大賞」にて「ベスト5ニューアーティスト(邦楽)」を受賞するなど特に若い世代から人気を集めている。また、メンバーは顔出しをしていないにも関わらず、様ざまな人から歌声を評価され、支持を受けている。

Read Article

女王の教室(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

女王の教室(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『女王の教室』とは2005年7月から9月まで、日本テレビ系列の土曜ドラマ枠で放送されていた日本のテレビドラマ。悪魔のような教師・阿久津真矢と、神田和美を中心とした6年3組の子供たちの戦いが描かれている。子供たちが真矢の横暴なやり方に苦しみ、翻弄されながらも、たくましく成長していく姿が見どころ。脚本は数々のヒット作を生み出した遊川和彦が担当しており、主演は天海祐希が務めた。

Read Article

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。

Read Article

14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。

Read Article

SUPER RICH(スーパーリッチ)のネタバレ解説・考察まとめ

SUPER RICH(スーパーリッチ)のネタバレ解説・考察まとめ

『SUPER RICH』とは2021年秋にフジテレビ系の木曜ドラマ枠で放送されていたテレビドラマ。主演は江口のりこである。主人公はベンチャー企業の破天荒な女性社長である氷河衛(ひょうがまもる)。お金には困ったことがないが家族の愛情をうけてこなかった衛。反対に愛情であふれた家庭で育ったがお金がない春野優(はるのゆう)とともに会社を経営していくなかで、山あり谷ありの経験をしていく。孤独だったキャリアウーマンが信頼している社員たちと共に、いばらの道を次々に乗り越えていく人生を描いた作品である。

Read Article

どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

Read Article

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッシュアップライフ』とは、2023年1月に日本テレビで放送されたタイムリープ系ヒューマンコメディドラマである。脚本はバカリズム。主演は安藤サクラで、夏帆や木南晴夏などが出演する。市役所に勤務する近藤麻美は、ある時交通事故に遭って、33歳で亡くなってしまう。しかし死後の世界の受付で、来世でオオアリクイへの転生を告げられた麻美は徳を積んで再び人間に生まれ変わるために、赤ん坊から人生をやり直すこととなる。本作はザテレビジョンドラマアカデミー賞などで、多数の賞を受賞し高く評価された。

Read Article

伊藤くん A to E(小説・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

伊藤くん A to E(小説・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『伊藤くん A to E』とは、柚木麻子が2013年に幻冬舎より出版した恋愛ミステリー小説を原作とするテレビドラマおよび映画である。 ドラマ版は木村文乃を主演とし、TBSほか一部同系列局で放送されている「ドラマイズム」枠で2017年8〜10月に全8話が放送された。2018年には、同キャストによる映画版が制作された。 落ち目の女性脚本家(女性E)が開いたトークショーに訪れた女性A〜Dが、「伊藤くん」のことを相談していくという物語。クズ男に振り回される女性たちのリアルな心理描写が見どころである。

Read Article

ディズニー好きの女性芸能人まとめ ランド&シーで会えるかも?【志田未来、佐々木希など】

ディズニー好きの女性芸能人まとめ ランド&シーで会えるかも?【志田未来、佐々木希など】

ディズニー好きとして知られている女性芸能人をまとめてみた。志田未来や佐々木希、きゃりーぱみゅぱみゅ、前田敦子など。ディズニーリゾートに頻繁に遊びに行くことを公言している人もいるため、もしかしたら現地で会えるかも知れない。 本人たちのエピソードや写真を交えて紹介する。

Read Article

志田未来が大人の女性へと成長!その可愛さが爆発してると話題!

志田未来が大人の女性へと成長!その可愛さが爆発してると話題!

子役として幼い頃から芸能活動をしていた志田未来。数々のドラマや映画に出演し、その名演技で人びとを魅了してきました。そんな彼女も今やすっかり大人の女性へと成長し、可愛さにますます磨きがかかったと話題になっています。一体どんなふうに成長したのかこの記事でまとめたので、ファンの方は必見!

Read Article

【ヨルシカ】ピアノが美しすぎて鳥肌が止まらない楽曲まとめ【だから僕は音楽を辞めた】

【ヨルシカ】ピアノが美しすぎて鳥肌が止まらない楽曲まとめ【だから僕は音楽を辞めた】

ピアノと聞くとクラシックやジャズなどで奏でられるイメージのある楽器ですが、実はJ-POPやアニメソングなど私たちの身近な音楽にも一般的に使われています。ピアノの奏でるメロディって、聴いているとなんだか心が落ち着きますよね。この記事では、そんなピアノが素晴らしい楽曲についてまとめました。心地良すぎて眠たくなっちゃうかもしれません。

Read Article

【女王の教室】志田未来・福田麻由子・伊藤沙莉・夏帆等…話題になった子役たちが成長している件!

【女王の教室】志田未来・福田麻由子・伊藤沙莉・夏帆等…話題になった子役たちが成長している件!

記録的な高視聴率を記録し、当時大きな話題となったテレビドラマ『女王の教室』。その伝説のドラマから時が流れ、出演していた子役たちが成長して様々な場所で活躍している。志田未来、福田麻由子、松川尚瑠輝、伊藤沙莉、梶原ひかり、森田直幸、夏帆等、『女王の教室』で生徒を演じた子役たちのその後を紹介する。

Read Article

ジブリ映画のタイトルを組み合わせる大喜利が面白い!ネットで話題になった秀逸なネタを紹介!

ジブリ映画のタイトルを組み合わせる大喜利が面白い!ネットで話題になった秀逸なネタを紹介!

本記事ではネットを中心に大人気となった大喜利企画「ジブリ映画のタイトルを組み合わせて面白い文章を作る」というネタについて、秀逸な作品の数々をまとめて紹介している。記事中では殿堂入りした歴代の優秀作品のほか、思わず笑ってしまう面白い文章を多数掲載した。

Read Article

子役・森田直幸のその後を徹底まとめ!「血と骨」や「女王の教室」に出演

子役・森田直幸のその後を徹底まとめ!「血と骨」や「女王の教室」に出演

子役として人気ドラマや映画に出演した俳優・森田直幸のその後をまとめました。人気ドラマ「女王の教室SP」でのいじめっ子役が話題となったり、NHK朝の連続テレビ小説に7本出演するなど、様々活躍を見せた彼。ここでは森田直幸の出演作品や、芸能活動引退後の様子を紹介していきます。

Read Article

【借りぐらしのアリエッティ】アリエッティと翔のその後にまつわる都市伝説・噂を徹底検証

【借りぐらしのアリエッティ】アリエッティと翔のその後にまつわる都市伝説・噂を徹底検証

『借りぐらしのアリエッティ』の登場人物・キャラクターのその後にまつわる都市伝説・噂をまとめました。ここで紹介するのは、アリエッティと翔の二人について。物語の結末を振り返りつつ、アリエッティは新しい家を無事見つけることができたのか、翔の手術の結果はどうなったのかを検証していきます。

Read Article

【もののけ姫】ジブリ映画から学ぶ心に響く名言・名セリフ集!恋や人生に迷ったときにどうぞ【となりのトトロ】

【もののけ姫】ジブリ映画から学ぶ心に響く名言・名セリフ集!恋や人生に迷ったときにどうぞ【となりのトトロ】

本記事ではスタジオジブリ制作映画に登場する、「心に響く」名言・名セリフをまとめて紹介している。記事中では「人生についての名言」「夢・目標を追う人への名言」「落ち込んでいる人を励ます名言」「恋愛・失恋に関する名言」「学習・仕事に関する名言」のカテゴリーに分けて、映画のセリフを画像とともに掲載した。

Read Article

ジブリの名言・名セリフで作られたカルタを紹介!感動が蘇る!

ジブリの名言・名セリフで作られたカルタを紹介!感動が蘇る!

本記事ではスタジオジブリ制作映画に登場した各作品の名言・名セリフを集めて作られたカルタの内容を、まとめて紹介している。記事中では「あいうえお」順に並べて、様々な作品の名言・名セリフを掲載した。一部のセリフには該当のシーンの画像も併せて紹介しているので、ぜひ作品を振り返りつつカルタを楽しんでみてはいかがだろうか。

Read Article

【思い出のマーニー】米林宏昌の退社でますます深刻化するジブリの後継者問題を解説【メアリと魔女の花】

【思い出のマーニー】米林宏昌の退社でますます深刻化するジブリの後継者問題を解説【メアリと魔女の花】

本記事ではスタジオジブリ制作映画『思い出のマーニー』や『借りぐらしのアリエッティ』の監督として活躍してきた米林宏昌が、ジブリを退社したことでますます深刻化した、「ジブリの後継者問題」についてまとめて紹介している。ジブリの中では若手だった米林は「宮崎駿」や「高畑勲」の後継としてジブリを支えていく存在になると期待されていたが、彼の退社発表によって「スタジオジブリ」の行く先にはさらなる暗雲が立ち込めることとなった。

Read Article

【借りぐらしのアリエッティ】ジブリ映画のタイトルロゴを組み合わせた画像が面白いと話題!【ハウルの動く城】

【借りぐらしのアリエッティ】ジブリ映画のタイトルロゴを組み合わせた画像が面白いと話題!【ハウルの動く城】

本記事ではネット上で話題になっていた、スタジオジブリ制作映画のタイトルロゴを組み合わせた面白い画像をまとめて紹介している。『紅の豚』や『ハウルの動く城』、『借りぐらしのアリエッティ』などから文字を抜き出したもので、思わず吹き出してしまうような秀逸な文章ばかりをチョイスした。

Read Article

スタジオジブリ制作映画の英語版タイトルとキャラクター名を紹介!カオナシの英語名は「No-face」

スタジオジブリ制作映画の英語版タイトルとキャラクター名を紹介!カオナシの英語名は「No-face」

本記事ではスタジオジブリ制作映画の英語版タイトルと、登場するキャラクターの名前をまとめて紹介している。記事中では各作品の英語版のタイトルのほか、「カオナシ」「まっくろくろすけ」「ネコバス」「かかしのカブ」などのキャラクターたちの英語名を多数掲載した。ぜひ豆知識として覚えてみてはいかがだろうか。

Read Article

ジブリ映画に登場したイケメンキャラクターまとめ!それぞれ抱えている事情が魅力的!?

ジブリ映画に登場したイケメンキャラクターまとめ!それぞれ抱えている事情が魅力的!?

本記事ではスタジオジブリ制作の映画に登場したイケメンキャラクターたちを、まとめて紹介している。ジブリ映画には『千と千尋の神隠し』のハクや『天空の城ラピュタ』のパズー、『借りぐらしのアリエッティ』の翔などたくさんの魅力的なキャラクターが登場している。彼らはそれぞれ何かしら事情を抱えており、それが彼らの魅力を引き立てている要因でもあるのだ。ぜひお気に入りの登場人物・キャラクターを見つけてみてほしい。

Read Article

目次 - Contents