TVドラマがヒットするための5つの法則！『あまちゃん』と『半沢直樹』の共通点とは？
2013年に社会現象を引き起こすほどの人気を博したNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』と、池井戸潤の小説「半沢直樹シリーズ」を原作としたTVドラマ『半沢直樹』。作品の雰囲気も方向性も全く違うこの2つの作品だが、その人気の秘密をじっくり考察すると共通点が見えてくる。この記事では『あまちゃん』と『半沢直樹』に共通するヒットの法則をまとめてみた。
「あまちゃん」は登場人物すべてのキャラが立ち、それを毎朝見る楽しみがある
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「半沢直樹」は、時代劇的要素があり悪代官みたいな上司と越後屋のように悪巧みをする人が手を組んでとキャラがわかりやすく置かれている
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4. 脇を固める舞台俳優
注目されるのが両ドラマの超個性的な脇役の存在
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「あまちゃん」に至っては、脚本の宮藤官九郎氏が根っからの演劇人
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「あまちゃん」を賑わせている松尾スズキ、荒川良々らクドカンファミリー、渡辺えり、古田新太もみんな「小劇場」の出身者
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『あまちゃん』がこれまでの朝ドラにない盛り上がりを見せているのは、大人計画の役者の存在が大きい
「半沢直樹」で切れるとオネエ言葉になる金融庁のエリートを演じている片岡愛之助は、歌舞伎という舞台が本業
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共演陣に歌舞伎界から片岡愛之助、歌舞伎俳優でもある香川照之。大阪編の敵役となった支店長は元劇団四季のスター石丸幹二
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舞台俳優は連日、至近距離で生の観客と向き合いながら演技をしている。その緊迫感が彼らの演技をおもしろいものにしている
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個性的なわき役陣もヒットの要素に
ヒット作の秘訣は脇役陣の固め方
5. タイアップではない歌詞のないテーマ曲
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サントラも大ヒットしている「あまちゃん」
これまでのドラマは、レコード会社とタイアップするなど、主演俳優の曲を主題歌にしたものが多かった
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「あまちゃん」のヒットの要因としてタイアップ・ソングではないインストのオープニング・テーマの素晴らしさも一因
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心弾む明るいマーチのようなオープニング曲が、このドラマのイメージを決定づけた
「最初にドラマの設定を聞いたとき、これは、最終的に東日本大震災を扱うことになると思ったんです」
「みんなの記憶に残っている、あの震災の場面になったときに歌詞があると、メッセージ性が強くなりすぎてしまうと思った」作曲者の大友良英さん
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「半沢直樹」の音楽は服部隆之さん
「半沢直樹」にはいわゆる「主題歌」がない
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主題歌がないことで、一見地味ながら実力派俳優たちの演技をしっかりと見られるし、引き込まれていく
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「重厚感のある音楽で皆さまにドラマの世界を感じていただきたいと思い、服部隆之さんに音楽をお願いいたしました」TBS
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その「あまちゃん」と「半沢直樹」、中には主演の2人が今後共演するのでは？といううわさも
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