三途春千夜(東京卍リベンジャーズ)とは【徹底解説・考察まとめ】

三途春千夜(さんず はるちよ)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。東京卍會に所属し、総長のマイキーこと佐野万次郎を唯一絶対の"王"として心酔している。マイキーが東京卍會を解散させ、新しく関東卍會を創設した時には副総長として付き従い、マイキーが犯罪組織梵天の首領となっている未来でも組織のNo.2として支え続ける。マイキーの未来を左右する重要な人物の一人であり、彼のためならば躊躇せずに他人を痛めつけ、命を奪う狂気じみた一面を持つ。

春千夜の心からの本心であり、信念。マイキーに託され伍番隊に入ったばかりの春千夜とムーチョが将棋をしている時のセリフ。春千夜の将棋の指し方に対し「意外と手堅いな」とムーチョが感想こぼすと、すかさず春千夜は「"王"が何よりも大切ですから」と返答した。この"王"という単語は将棋の王将のことだけでなく、東京卍會の総長であるマイキーのことも言っていることに気づいたムーチョは、単独で他所のチームへ殴り込みへ行ったりする春千夜のむちゃな行動理由を初めて理解した。どこの隊でも匙を投げられた春千夜と、そんな彼の想いを唯一聞き出したムーチョ。春千夜への信頼関係が深まるきっかけとなった一言である。

「オレ一人っ子だったから隊長みたいな兄貴欲しかったんです」

伍番隊として行動を共にするようになり半年が過ぎて、ムーチョがすっかり春千夜を信用するようになったある日に「オレ一人っ子だったから隊長みたいな兄貴欲しかったんです」と春千夜がムーチョへ向かって笑顔で言ったセリフ。それに対してムーチョは「本当の兄貴のように思ってくれ」と微笑み返すが、これの春千夜の言葉は真っ赤な噓だった。この時点のストーリーではまだ春千夜の情報がほとんど明かされていなかったが、これ以降のストーリーで春千夜には兄と妹が一人ずついることが発覚する。このセリフはムーチョ視点の番外編で春千夜との出会いから信頼関係を築いていく過程を描いている最中でのセリフであったこともあり、その後のストーリーで春千夜の兄妹が出てきたときには読者を大いに驚かせた。理不尽に自分に厳しかった実兄と、自由奔放な妹の板挟みとなり、兄弟関係に苦労してきた春千夜が発したこの言葉の真意は、未だ明らかにされていない。謎多きキャラクターである春千夜らしさを表す、印象的なセリフの一つである。

「……自分で選べと言うなら当然 ついていきますよ隊長 ここがオレの”居場所”です」

東京卍會を裏切り敵対関係にある天竺の元へと行こうとするムーチョが、常に自分のそばで付き従っていた春千夜に「オマエは好きな道をいけ」と別れを切り出したところ、「自分で選べと言うなら当然 ついていきますよ隊長 ここがオレの”居場所”です」と春千夜は答えた。一見、このセリフは春千夜がムーチョを心から慕っているために言ったセリフのように思えるが、春千夜の内心は東京卍會を裏切ったムーチョへの怒りと憎しみで膨らんでおり、ムーチョを確実に自分自身の手で殺す機会を逃さないためにこのように言っている。この半年後、春千夜がムーチョを斬殺するシーンを見てから改めてこのシーンを見ると、春千夜の執念と演技力の高さが分かるシーンである。

「この裏切り者が!!!!」

東京鑑別所から出所したムーチョを「この裏切り者が!!!!」と言いながら春千夜が自前の日本刀でムーチョを斬殺したシーン。一ページ丸々使用して描かれたこのシーンからは、春千夜のムーチョへの強い殺意が伝わってくる。また、この直後にムーチョから口元の傷を隠すために渡されてからずっと着用していた黒マスクを外している。これはムーチョと彼に付き従っていた頃の自分との明確な決別が表現されている。

「いくら喧嘩が強くたってよぉ 武器使っちまえば楽勝なんだよ!!」

マイキーに実力を認められているムーチョも納得するほどの喧嘩の腕っぷしを持ちながらも、ムーチョとの決別以降、春千夜は敵対勢力との抗争の際に自分の拳ではなく武器を使って戦うようになる。三天戦争の時には、喧嘩の腕っぷしが飛びぬけている鶴蝶へ向かって鉄パイプでフルスイングをかまし、「いくら喧嘩が強くたってよぉ 武器使っちまえば楽勝なんだよ!!」と笑いながら言った。その武器のチョイスは段々と過激なものへとなっていき、関東卍會と二代目東京卍會との抗争の際には、鉄パイプに加えて日本刀も持ち込むようになる。もはや喧嘩ではなく、自分の邪魔をする者を各実に殺して排除することが目的となっていた。

そのうえ、春千夜は関東卍會の副総長という立場でありながら、自分とマイキー以外の人間のことは全てどうでもよいと考えており、この抗争をさっさと終わらせるためだけに、自分のチームのメンバーさえも巻き込むことを顧みずに二代目東京卍會のメンバーを含んだその場にいる全員を電車を使ってまとめて轢き殺すという大量殺人を画策する。この思惑が成功すれば警察が動かないわけがなく、チームの総長であるマイキーも逮捕されかねない。マイキーという一番守りたいものを危険に晒す行為に出てしまった時点で、春千夜自身もまた理性というブレーキが壊れた暴走列車と化していくのであった。

三途春千夜の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

明石三兄弟の関係性

父子家庭のため、多忙な父親が子供たちの面倒を見られないということから祖母の家に預けられ、そこで三人は育った。長男の武臣とは10歳差なため、春千夜が小学校4年生の頃には既に家を出ており、春千夜は千咒の躾や面倒は春千夜が見るようにと武臣から厳しく言われていた。自由奔放な千咒はかなり活発で、いつも春千夜とマイキーと場地の三人の後をついて回った。あまりの奔放さに春千夜は頻繁に武臣から千咒のことで怒られていたが、それでも子どもの頃の春千夜は優しく、春千夜が千咒が梵の首領をするまでは"瓦城千咒"という源氏名を共に考えてあげるほどには関係は良好だった。
また、子どもの頃は兄のことをそれぞれ、武臣のことは春千夜も千咒も「タケ兄(たけにい)」と呼び、春千夜のことを千咒は「チヨ兄(ちよにい)」と呼んでいた。

梵を創設してからまもなく、武臣は千咒の強さは金になるということに気が付く。次第に武臣は梵を大きくしていくために千咒の力を金持ち相手に売り込んで金を生み出すことにとり憑かれてしまう。そんな武臣を千咒は見放すことはなかったが、自分の力が武臣を悪くしていっていると考えた千咒は力をセーブすることを覚える。しかし、三天戦争の際、その事実に気づいた武臣は自身のこれまでの行動を心から反省する。そんな武臣に千咒は自分が不甲斐なかったせいだと言い、二人の仲は修復された。

一方で、春千夜とは仲が戻っておらず、関東卍會と二代目東京卍會との戦いの際に、ついに春千夜と千咒は直接対決をすることになってしまう。兄妹で戦いたくないと言って春千夜へ攻撃を繰り出せない千咒に対し、春千夜は容赦なく鉄パイプで千咒の頭部を殴り倒した。

三途の口元にある傷

春千夜の口元にある傷跡は、小学四年生の時にマイキーによって付けられたもの。当時、マイキーが誰にも触らせない程大事にしていたコンコルドのプラモデルを千咒が人目を盗んで触って勝手に遊んだ挙句に転んで壊してしまったことがきっかけ。壊れたプラモデルを見たマイキーに、千咒は咄嗟に春千夜がやったと嘘をついてしまう。それを聞いたマイキーは、場地の必死の制止も聞かずに春千夜の口を裂いた。口から大量の血を流し呻く春千夜に対し、マイキーは笑うことを強要する。極限の恐怖に達した春千夜は血と涙を流しながらも必死に笑顔を作った。そんな異常な光景を見た衝撃から、千咒は自分のしてしまったことの大きさを痛感する。当時まだ子どもであったこともあり、その事件の記憶の詳細は朧気ではあるものの、千咒曰く、この日から春千夜とマイキーと場地の三人は変わっていってしまったとのこと。

この三途の口元の傷は東京卍會伍番隊に所属している間は、ムーチョから貰った黒いマスクを常に身につけて隠している。しかし、ムーチョを自分の手で殺した直後に春千夜はそのマスクを外し、それ以降マスクで口元の傷を隠すことはなくなった。

時代ごとのビジュアルの変化

2000年

2001年~2004年の間のどこか

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