灰谷竜胆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
灰谷竜胆(はいたにりんどう)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。兄・灰谷蘭とは対照的な、つり上がった眉としっかりした体型が特徴。蘭と一緒に不良の道を歩み、六本木のカリスマとして名を馳せていた。また、灰谷兄弟と六本木狂極というチームとの抗争灰狂戦争後は、少年院に入所した。そこで出会った黒川イザナが総長を務めるチーム・天竺に兄とともに所属。作中では、兄と抜群のコンビネーションを見せ、対戦相手を倒す姿が描かれている。
灰谷竜胆の概要
灰谷竜胆(はいたにりんどう)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、S62世代の1人。ただし、竜胆は1988年(S63年)生れのため、S62世代では最年少である。S62世代、別名・極悪の世代とは、黒川イザナ(くろかわいざな)を筆頭に、灰谷兄弟や武藤泰弘(むとうやすひろ)たち、天竺幹部または四天王の昭和62年生まれのメンバーを指す言葉として用いられている。彼らは少年院時代に、黒川の悪のカリスマ性を目の当たりにし、彼の「いつか、みんなで集まろう」という言葉で出所後、天竺で再会した。
兄である、灰谷蘭(はいたにらん)とともに、六本木のカリスマと呼ばれていたこともある不良。
柔術や関節技を得意とする。そのため、蘭が武器を使うのに対し、関節技を決め喧嘩をするスタイルをとっている。
つり上がった眉や、しっかりとした体など、兄とは対照的な外見をしている。しかし、右半身に入っている刺青は兄と分け合ったデザインであり、ピアスの位置も左耳で統一している。ただし、ピアスのデザインは兄弟で異なる。
また、梵天幹部時は、首にイザナをリスペクトした刺青が増えている。
兄とともに狂極の総長・副総長を倒した、灰狂戦争の際はチーム所属はしていなかった。しかし、天竺に所属後は兄と一緒に六破羅単代、関東卍會の順でチームに所属をしている。また、天竺と東京卍會との抗争である、関東事変の後の未来では、巨悪組織である梵天にも所属していた。しかし、本作主人公であり、恋人・橘日向(たちばなひなた)の死を回避するべく奔走する、花垣武道(はながきたけみち)の未来改変により、最後の世界線では兄と一緒にクラブ経営をしている。
また、特攻服についても兄同様に所属チームのものではなく、基本的に黒い長ランを着ている。
灰谷竜胆のプロフィール・人物像
生年月日:1988年10月20日
星座:てんびん座
性別:男性
血液型:B型
身長:172cm
体重:65kg
イメージカラー:アメジスト
好きなもの:DJ・筋トレ
嫌いなもの:脂質が多いメシ
特技:柔術
所属:横浜天竺(よこはまてんじく)→六波羅単代(ろくはらたんだい)→関東卍會(かんとうまんじかい)→梵天(ぼんてん)
尊敬する人:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
苦手な人:兄貴
夢:日本一流行っているクラブのオーナー
お気に入りの場所:六本木
CV:下野紘
実写版演者:豊田裕大
兄である灰谷蘭(はいたにらん)と顔が似ているが、竜胆はつり眉で描かれている。蘭は線が細く長身だが、竜胆は日本人の平均身長であり、しっかりとした体形である。
眼鏡をかけている姿も描かれているが、視力矯正かファッションなのかは不明。
ピアスは左耳(梵天幹部時は両耳)につけており、刺青は右半身に蜘蛛のデザインのものが彫られている。また、単行本19巻表紙では、背中にも刺青があり、竜胆の花のデザインも確認できる。刺青を入れた年齢は不明だが、狂極(きょうごく)との抗争である、灰狂戦争(はいきょうせんそう)の際には確認できないため、その後かと思われる。
初登場は、東京卍會(とうきょうまんじかい)と芭流覇羅(ばるはら)の抗争が描かれた、血のハロウィン編。しかし、この時は松野千冬(まつのちふゆ)による名前の紹介と、容姿が映されただけだった。そのためCVは判明せず、本格的な登場は天竺編からとなっている。
キャラクターブックでは、苦手・怖い人を兄である蘭としており、時折不満を漏らしている。ただ、刺青のデザインを分け合ったり、「兄ちゃん」と呼んだりすることもある事から、尊敬や信頼をしていることがうかがえる。
普段は兄とは正反対で、目立つのを苦手とした印象を受けるが、ひとたび戦闘モードになると好戦的で相手を挑発するような言動が見て取れる。
灰谷竜胆の能力・必殺技
戦闘スタイル
兄・蘭とのコンビネーション技が得意で、どちらかが相手をひきつけ、その隙に攻撃というパターンでの描かれ方が多い。武器を使う蘭とは対照的に、竜胆は関節技を決めるスタイルで戦う。
関節技など、柔術系の技を得意としているものの、基本的には蘭とのコンビネーションありきの戦い方。そのため、関東卍會と2代目東京卍會との最終決戦では、1度対峙していた八戒にすんなりと倒されてしまっていた。
灰谷竜胆の来歴・活躍
天竺(関東事変)編
東京卍會主要メンバーが、佐野万次郎(さのまんじろう)によって殺された未来へと戻った花垣武道(はながきたけみち)。その未来を変えるべく、再び過去へとタイムリープした花垣は、東京卍會のトップになり、佐野を救う事を決意する。
そんな決意から1週間後、壱番隊隊員の山岸一司(やまぎしかずし)や鈴木マコト(すずきまこと)が、赤い詰襟の集団にいきなり襲われた。赤い詰襟の集団は横浜のチーム・天竺(てんじく)であり、山岸らを皮切りに、次々と東京卍會のメンバーらを襲撃していく。
新宿では、弐番隊隊長の三ツ谷隆(みつやたかし)が、天竺四天王であり、元・呪華武(じゅげむ)総長・望月莞爾(もちづきかんじ)とタイマンをはっていた。そこへ灰谷竜胆(はいたにりんどう)が現れ、気をそらされた三ツ谷は竜胆の兄・灰谷蘭(はいたにらん)に後ろからコンクリートブロックで殴られ、倒れてしまう。望月は灰谷兄弟に獲物を取られたことに腹を立てるも、蘭は「東卍はそんな甘い考えで倒せるチームじゃねぇよ」と東京卍會の強さに対し、警戒を示す。そして「今日中に終わらせるぞ」と望月の部下たちに声をかけ、その場を後にした。
次々と主要メンバーが襲われ、壱番隊隊員であった九井一(ここのいはじめ)も天竺へ移籍してしまう。総長・佐野は九井の事をよく知る乾青宗(いぬいせいしゅう)へ、天竺が仕掛ける日について、問いかける。乾は、天竺・総長の黒川イザナ(くろかわいざな)が、佐野の兄・佐野真一郎(さのしんいちろう)に心酔していることを踏まえ、2月22日の黒龍(ブラックドラゴン)の創設日だと告げる。
そして2月22日当日、真一郎の墓前に花垣が11代目黒龍総長になることを報告に来た。そこへ黒川がやってきて、20時に横浜第7埠頭で東京卍會と天竺の総決戦を開始すると告げる。
だが、20時になっても決戦の場に、総長である佐野と副総長である龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)は姿を現さなかった。彼らは先ほどの墓参りの際、天竺参謀・稀咲鉄太(きさきてった)により、花垣と墓地を離れていたエマを殺されたため、茫然自失となり抗争どころではなかったからだ。
東京卍會はトップ2人不在の理由を知り、今回の抗争に関して勝ち目がないと戦意を喪失しかけていた。だが、花垣の「今日引いたら、稀咲の思うつぼ」という言葉に動かされ、抗争の場である横浜第7埠頭へと向かった。
トップ2人不在の中、東京卍會は善戦する。しかし、S62世代と呼ばれる、黒川をはじめ武藤泰弘(むとうやすひろ)や蘭、竜胆、斑目獅音(まだらめしおん)ら天竺内の昭和62年生まれのメンツの登場により、戦況は不利に傾き始める。
望月は松野、鶴蝶(かくちょう)は花垣と、九井は乾とそれぞれタイマンを始める。鶴蝶と花垣は、抗争前に1度戦っており、その際は力加減をしたため花垣に軍配が上がっていた。だが今回は鶴蝶も本気で彼にぶつかっており、両者一歩も引かない攻防戦を繰り広げていた。
元・黒龍として同じチームに所属していた九井と乾だが、今回は敵同士での対面となった。金を生む力を持っている九井は、その力を買われ天竺入りしただけだったため、乾は何が何でも九井を取り戻そうと必死だった。
灰谷兄弟の相手は、東京卍會・弐番隊副隊長である柴八戒(しばはっかい)と、同じく肆番隊副隊長の河田ソウヤ(かわたそうや)。蘭と竜胆どちらかに気を取られた隙に、もう1人が攻める、というコンビネーション技を繰り出す灰谷兄弟に翻弄される八戒とソウヤ。八戒もソウヤも姉や兄のいる弟ポジションのため、お互いに主張が強くコンビネーションも悪い挙句に姉(兄)ならわかってくれたのにな、と愚痴をこぼす始末。しかし、灰谷兄弟との差を見せつけられていた2人だったが、八戒が蘭に一方的に攻撃されているのを見たソウヤは、周りを気にせず大声で泣き出してしまう。そして竜胆によって折られているはずの足をものともせず、立ち上がった。この状態のソウヤは泣いた青鬼と呼ばれ、兄である河田ナホヤ(かわたなほや)曰く、自分よりも100倍強いという。事実、彼らが小学4年生の頃、ナホヤが中学生数人にリンチされているのを目撃したソウヤが大泣き。泣いた彼は中学生に重症を負わせ病院送りにした過去を持っていた。その際、ソウヤが泣くとリミッターが外れてしまうことに気付き、ナホヤは泣くことを禁じた。
だがしかし、そのことを知らない竜胆は警戒せず、ソウヤにタックルするも顔面を殴られ瞬殺。あっけにとられた蘭も続いて殴られ瞬殺されてしまった。
灰谷兄弟に次いで、元・東京卍會伍番隊隊長であり、天竺幹部の武藤泰宏(むとうやすひろ)や望月もソウヤにより倒されていくも、鶴蝶によりソウヤは止められてしまう。天竺幹部らを瞬殺していたソウヤを止められたことにより、勢いが消えてしまう東京卍會。しかし、花垣がボロボロになりながらも佐野と龍宮寺到着まで善戦し、とうとう黒川と一騎打ちかと思われた。だがその時、佐野と龍宮寺、そしてなぜか花垣の彼女である橘日向(たちばなひなた)もそこへ到着した。
日向はエマの死で茫然自失となった2人に、自分が12年後に死んでしまう事、それを阻止するべく花垣がタイムリープをして奔走していることを話たため、佐野と龍宮寺は立ち直り、抗争の場へと来ることができたのだった。
佐野と黒川、トップ同士の一騎打ちとなる。お互いに一進一退の攻防戦を繰り広げるも、精神面では佐野の方が強く、だんだんと黒川は佐野に圧されていってしまう。そこで切羽詰まった黒川が拳銃を取り出すも、鶴蝶に天竺が負けだ、と制される。誰よりも忠誠心の強い鶴蝶が、王である黒川に意見をしたと周囲はざわつき、黒川自身も鶴蝶を殺せと反論。だが、それをよく思わない稀咲は鶴蝶を邪魔だと引き金を引いた。一発は命中するも、その後の弾は鶴蝶をかばった黒川の体へとあたり、2人はその場へ倒れる。
銃撃による2人の負傷により、その場は騒然となったが、佐野は抗争の終了を宣言した。
関東事変と呼ばれるこの抗争では、エマ、黒川に続き、逃亡した稀咲が交通事故により死亡。全体で計3名の死者をだし、蘭や竜胆をはじめとした天竺幹部5名は逮捕され幕を閉じた。
三天戦争編
関東事変の際、不慮の事故とはいえ、稀咲が死亡。それにより、花垣は当初の目的である恋人の日向が生存した未来を手に入れる事が出来た。現代に戻った花垣は、参番隊隊長・林田春樹(はやしだはるき)の結婚式に参加していた。参列者には、関東事変前の未来では死亡していた東京卍會の主要メンバーらもおり、花垣は本当に目的達成だと実感する。しかし、そこに佐野の姿はなく、龍宮寺らに尋ねると「海外で飲食店を経営している」「急に仕事が入ったため来れなくなった」と告げられた。
それを聞き、花垣はみんなが東京卍會を経て、自らのやりたいことをしている未来だと勘違いする。だが、数日後彼はテレビに映った白髪で黒川のピアスと同じ模様の刺青を入れた男を目にする。その男こそ、この未来の佐野の姿だった。彼は賭博、詐欺、売春など様々な犯罪の裏には必ず存在すると言われている、日本最大の犯罪組織・梵天(ぼんてん)のトップに君臨していた。12年という歳月を経て、悪に染まってしまった佐野を救うべく、花垣は日向の弟で警察官の橘直人(たちばななおと)と握手をする。しかし、直人と握手をしても花垣は過去へ戻れなかった。直人曰く「過去を変えたいと強く思っていないと、トリガーとして機能しない」ため、佐野の救済を願っていない彼はトリガー役にはならなかった。そこで花垣は、佐野を探し彼をトリガーとして、再び過去へとタイムリープした。
花垣がタイムリープした先は、関東事変後に東京卍會が解散し、2年の歳月がたった10年前の過去。東京卍會という勢力が消えたことにより、都内には、寺野南(てらのさうす)を総代とする六破羅単代(ろくはらたんだい)、瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)を首領とする梵(ブラフマン)、佐野を総長とする関東卍會の3つのチームが台頭し、三天時代と呼ばれていた。
花垣は、佐野を救うため、再び東京卍會のメンバーを集めようとする。しかし、林田と元東京卍會・参番隊副隊長であり、林田の幼馴染である林良平(はやしりょうへい)をはじめ、三ツ谷や同い年である松野も夢に向かって歩み始めていた。それを見た花垣は、皆を巻き込めないと一歩引いてしまう。そんな花垣の元に、龍宮寺から電話がかかってくる。花垣は彼の元を訪ね、タイムリープした事やその目的を話すも「マイキーは、悪の道を選んで俺らと決別した」「平気でオマエを殺すぞ」と、東京卍會の頃の佐野とは違うと諭された。
するとそこへ、龍宮寺を六破羅単代へと引き込もうと寺野が現れる。だが龍宮寺はそれを受け入れなかったため、寺野に一方的な攻撃を仕掛けられ膝をついてしまう。龍宮寺が崩れたことにより、次に花垣が標的となるが、そこへ梵が花垣をチームへ入れるため登場し、その場は一触即発の張りつめた空間となった。梵の目的を知った六破羅単代からも「花垣が不良の世界へ戻ってくるなら自分たちのチームだ」と声が上がる。声の主は六鶴蝶であり、六破羅単代には彼だけでなく、元・9代目黒龍と天竺四天王であった斑目獅音(まだらめしおん)、そして蘭や竜胆も在籍していた。
ピリついた空気の中、梵と六破羅単代がその場で交戦するかと思われたが、パトカーのサイレンが聞こえたため、その場は収まった。
六破羅単代が去った後、龍宮寺は自分が梵に所属していることや、佐野を取り戻そうとしていることを告げられる花垣。そして梵は佐野が総長を務める関東卍會を潰すのが目的という事を知らされる。花垣は自分と梵の目指すところが同じと知り、梵への所属を決意する。
しかし、梵に所属した花垣は、首領である瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)のショッピングに付き合わされていた。だが、ショッピングを終えた花垣が瓦城と別れる際に、新たな能力・未来視(ビジョン)が目覚める。
ある日、花垣と瓦城は夜の遊園地に遊びに出かける。瓦城が花垣を友達だ、と言い握手をした時、花垣は彼女が殺される未来を見る。新たな能力である未来視は、少し先の未来が見える能力と理解した花垣。トイレだと席を外した瓦城を探し守ろうとするも、本当の狙いは彼だった。六破羅単代の下っ端に銃を向けられた花垣、そしてそれを守ろうと瓦城が走り出す。未来視で見た瓦城の死を回避すべく彼女を守る花垣。そしてその2人を守るかのように前に立ち、盾となったのは龍宮寺だった。彼は討たれた傷が致命傷となり「マイキーを頼む」「今行くぜ、エマ」と言い残し、絶命した。
龍宮寺が死亡したのを聞いた梵の明司武臣(あかしたけおみ)らは、仇討ちをすると意気込む。だが、その場に六破羅単代と関東卍會が登場し、花垣は予想だにしなかった三天戦争の開幕にあっけにとられる。六破羅単代内の元・天竺組のメンバーは、寺野に関東卍會を抑えるように指示を受ける。
元・天竺メンバーであり、関東卍會・副総長の三途春千夜(さんずはるちよ)は鶴蝶をパイプで殴りつけ「いくら喧嘩が強くたってよぉ、武器を使っちまえば楽勝なんだよ!」と発言するも、蘭に隙を突かれてしまい、特殊警棒で殴打される。一方、梵は寺野1人に荒師慶三(あらしけいぞう)や今牛若狭(いまうしわかさ)らメンバーが次々と倒されていき、とうとう首領である瓦城との一騎打ちになった。
瓦城は最初こそ善戦したが、男女の差は埋まることなく、瓦木が吹っ飛ばされてしまう。行く手を阻む花垣の肩に寺野が手を置いた瞬間、花垣の未来視が発動する。この時見た未来は、寺野が死ぬというものだった。
寺野が瓦城の元へと歩み寄るのを阻止するかのように、顔面から血を流した鶴蝶が飛んできた。その先にいたのは佐野。ついに動いた関東卍會の総長・佐野に心を躍らせる寺野は、彼とタイマンを始める。だが、寺野の死という結末を知っている花垣は、昂る寺野を止めるように佐野と寺野の間に割って入る。このまま戦い続ければ、寺野は死ぬと2人を止めるも佐野により、花垣は腕を折られ、静止は意味をなさなかった。花垣が佐野を止めようと叫ぶがそれは彼に届かず、寺野は佐野により殴り殺されてしまう。
九井は寺野の死亡を知り、関東卍會の勝利としてその場を収め、立てないやつには肩を貸しその場を離れるように指示を出した。だが、その後も佐野は止まる事なく、再度自分の前に立ちはだかった花垣の顔面を殴り続けた。
花垣が目を覚ますと、そこは病院だった。そばには九井が居り、自分が3日間も昏睡状態だったことや、花垣を殴り続けていた佐野を止めたのは瓦城だったことを話した。瓦城は、花垣を助けるべく佐野に頭を下げ、梵の解散宣言をしたとの事だった。
梵、六破羅単代、関東卍會の3チームの抗争である三天戦争は、龍宮寺と寺野、2名の死者と梵の解散、六破羅単代が関東卍會へと吸収されることになり、終結した。
最終決戦編
2名の死者と、チームの解散・合併を経て終結した三天戦争が終わり、入院中の花垣は自分だけで佐野を助けようと悩んでいた。だが、彼女である日向に励まされ、仲間を頼り佐野を助けようと決意する。
そして1か月後、松野や八戒、乾に声をかけ、TW(サウザントウィンターズ)というチームを立ち上げる。その後三ツ谷、林田、林、河田兄弟も加わり、チーム名も新たに2代目・東京卍會が誕生した。
一方、関東卍會には三天戦争で六破羅単代を吸収合併したことにより、蘭や竜胆ら元・六破羅単代のメンバーに加え、元・梵メンバーだった今牛、荒師らも所属していた。
関東卍會と2代目東京卍會との決戦は、9月9日・旧湾岸貨物操車場にて行われた。関東卍會500人に対し、2代目東京卍會が50人という圧倒的な差だったが、花垣らは怯むことなく向かっていった。
元・壱番隊隊員で花垣の友人・千堂敦(せんどうあつし)は班目と、松野は望月とそれぞれ対戦する中、三ツ谷は佐野の元へと向かう。だが、それを蘭・竜胆が阻止し、三ツ谷の後ろを取り、交互に攻撃を仕掛ける。そこへ八戒が蘭を後ろから攻撃し、形勢逆転かと思われたが、蘭と竜胆は八戒の到着を合図に走り出す。八戒は何も疑わずそれを追いかけ、三ツ谷も後を追った。だが、それが灰谷兄弟の作戦だった。後を追う三ツ谷が倒れていた八戒を見つけて駆け寄ると、それを合図に関東卍會メンバーに取り囲まれてしまう。そして、灰谷兄弟は貨物コンテナの上から、高みの見物をしていた。だが、灰谷兄弟の作戦通りに事が運ぶことはなく、倒れていた八戒は立ち上がり、三ツ谷とともに関東卍會メンバーを一蹴。過去に1度対戦したことのある八戒は、コンビネーション技を使えないようにと蘭と竜胆を引き離した。竜胆は八戒と、蘭は三ツ谷とそれぞれ戦う事になったが、灰谷兄弟の強みのコンビネーションが繰り出せないため、お互いに瞬殺された。またそのほかに、松野が望月、千堂が班目を倒し、2代目東京卍會の士気はぐっと上がることになった。
だが、関東卍會メンバー・三途は、自分の妹である瓦城を、佐野は林田をはじめとしたメンバーを倒し形勢は逆転し始める。
2代目・東京卍會のメンバーがどんどんと倒れてゆくのを見て、心身ともに疲弊していく花垣は鶴蝶に殴られ、飛ばされてしまう。自分の無謀な計画のせいで倒れ行く仲間を見て、焦りと罪悪感に苛まれる花垣が近くにあった線路に触れたとたん、未来視が発動する。見えたのは、操車場にあった電車を三途が動かし、敵・味方関係なく皆殺しにする未来だった。花垣は、三途の計画を阻止するべく、敵側である鶴蝶とともに三途の元へとたどり着く。三途は計画を邪魔されるわけにはいかないと、鶴蝶の腕、上半身を日本刀で斬りつけ、電車は指導する。花垣は必死にブレーキを探すもそこで三途に刺される未来を見る。三途の攻撃をよけた花垣に対し、彼は「お前もタイムリーパーなのか」と驚きを隠せない様子を見せた。三途が驚いたため、スキができた彼を鶴蝶は外へ投げ出す。一方の花垣は、ブレーキを見つけるもそれを動かすことができずにいた。花垣に助けを求められた鶴蝶だったが、三途のしでかしたことの尻拭いだと言い、花垣を外へと投げ出す。
無事、鶴蝶がブレーキを作動させたことにより、三途の計画は阻止された。しかし、三途により肩からわき腹にかけ斬られてしまった鶴蝶は、その傷からの出血により、命を落とした。
鶴蝶の働きにより、貨物列車は止まったが、計画を台無しにされた三途は花垣へと日本刀を向ける。丸腰かつ、満身創痍に近い状態の花垣は絶体絶命のピンチになるも、突然バイクが三途へと突っ込んできた。バイクを走らせた主は、元・黒龍10代目総長であり、八戒の兄・柴大寿(しばたいじゅ)だった。大寿は、三ツ谷より決戦のことを知らされ、花垣が佐野に勝利するところを見るべく、2代目東京卍會のメンバーとしてやってきた。
2代目東京卍會のメンバーらの協力もあり、何とか佐野のところまでたどり着く花垣だったが、彼は佐野に殴られてしまう。続いて2代目東京卍會メンバーや、半間、三途たち味方も区別なく黒い衝動に身を任せ、瞬殺していゆく。1度は攻撃されたものの、花垣は立ち上がり、未来視の力を駆使し、佐野の攻撃を見切り、一撃を打ち込む。佐野は花垣のあきらめない姿勢に「1つ目の世界線のままなら、こんなに苦労しなかった」という言葉を紡ぎ、自分の兄・真一郎もタイムリーパーだったこと、黒い衝動が生まれた理由を話す。
佐野の黒い衝動は、真一郎がタイムリープの力を奪うため、彼の前にタイムリーパーだった人物を殺したことによって生まれた呪いだった。だが、花垣はそれを知ってもなお、佐野の黒い衝動を背負うと宣言。佐野は黒い衝動を解き放ち、三途の日本刀を使い花垣を殺害してしまう。
最後の世界線
佐野を救うべく行われた、関東卍會と2代目東京卍會の最終決戦だったが、黒い衝動を解放した佐野により花垣は命を落としてしまう。だが、花垣が死ぬ直前、佐野が正気に戻った際に流した涙により、タイムリープが起きた。
花垣が次に目を覚ましたのは1998年、彼が小学1年生の時代だった。自分が見ているのが現実なのか走馬灯なのか、一瞬戸惑う花垣だったが、すぐに佐野家へと向かった。そこには、タイムリープ前には死亡していた佐野の兄・真一郎や、妹のエマ、そして元・壱番隊長であり東京卍會と芭流覇羅(ばるはら)の抗争の際に命を落としてしまっていた場地圭介(ばじけいすけ)の姿もあった。だが、当然皆は花垣の事を知らないため、その状況に困惑していた。だが、そこへ佐野が現れ、自分の事を「タケミっち?」と呼んだため、花垣は佐野も一緒にタイムリープしたことを確信。協力して1からやり直しの日々が始まった。
東京卍會の創設の際、花垣のほかに稀咲や三途も加わったほか、タイムリープ前に命を落とした人や敵対していたメンバーらを次々と東京卍會へと引き込んでいく。そして、大規模なチームに成長した東京卍會の中には、捌番隊・隊長として黒川、そして隊員として天竺メンバーが在籍していた。そして、すべてが花垣、佐野の計画通りに進んだ後、東京卍會は解散し、彼らがみんなを救うリベンジは終わった。
そして11年後の2017年7月、花垣は日向と無事結婚。結婚式には誰一人欠けることなく参列、みんなそれぞれ自分の道を歩んでおり、灰谷兄弟はクラブ経営をしている。
灰谷竜胆の関連人物・キャラクター
家族
灰谷蘭(はいたにらん)
灰谷竜胆の兄。
1987年5月26日生まれで、天竺の主要メンバーS62世代の1人。竜胆とは違い、喧嘩の際はコンクリートブロックや特殊警棒など武器を用いる。
顔立ちは似ているが、平行な眉毛と線の細い体格など、対照的である。また、身長は日本人男性の平均値程度である竜胆に比べると、すこし高い。
ピアスの位置は左耳だけだったが、梵天幹部時は両耳になっている。細部は違うが、フープ型ピアスを着用。
また、刺青に関しては竜胆とは逆の左半身に入っており、背中には蘭の花がデザインされたものも確認できる。
髪形も同様に変化しており、灰狂戦争の際はワンカラーのみつあみ、その後ツートンカラーのセミロング、みつあみと変化。梵天の幹部時と、最後の世界線では短髪で七三分けとなっている。
所属チームは、竜胆と一緒である。変遷は天竺から六破羅単代、関東卍會、梵天となっている。
灰谷蘭(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
灰谷蘭(はいたにらん)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。長身で線の細い体格と平行眉毛が特徴。六本木のカリスマと呼ばれており、チームには所属しない不良だった。灰狂戦争と呼ばれる抗争で傷害致死罪になり、少年院に。その後、そこで出会った黒川イザナが総長を務める天竺に所属した。また、少年院では昭和62年生まれかつ、凶悪なメンバーが居た。蘭含め彼らはS62世代・極悪の世代と呼ばれている。
対戦相手
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鶴蝶(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
鶴蝶(かくちょう)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「天竺(てんじく)」の四天王筆頭であり、「喧嘩屋(けんかや)」の通り名を持っている。 鶴蝶は、主人公「花垣武道(はながきたけみち)」と幼馴染である。武道が所属する暴走族「東京卍會(とうきょうまんじかい)」と鶴蝶が所属する暴走族「天竺(てんじく)」が抗争することとなり二人は再会する。
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花垣武道(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
花垣武道(はながきたけみち)とは、和久井健によるタイムリープ×ヤンキー漫画『東京卍リベンジャーズ』の主人公である。大人になってどん底の人生を歩んでいたある日、中学生時代の彼女である橘ヒナタが東京卍會に殺されたことをテレビのニュースで知る。そんな彼女を救うため、またダメダメな自分の人生を変えるため、12年前の中学生時代に何度もタイムリープし、未来を変えようと奮起する。武道は、喧嘩は強くないがピンチの時ほど自分や仲間を奮起させ何度もピンチを乗り越えたくさんの勇気を読者に与えてくれる主人公だ。
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龍宮寺堅/ドラケン(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)/ドラケンとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の創設時メンバーの一人で、副総長。金の辮髪と左のこめかみに彫られた、龍の入れ墨が特徴。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
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柴八戒(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴八戒(しばはっかい)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「東京卍會」の弐番隊副隊長である。弐番隊隊長の三ツ谷は幼馴染であり、兄のように慕っている。背が高く整った容姿をしているが、女の子に話しかけられただけで思考が止まる程の奥手な男である。実兄の柴大寿が暴走族「黒龍」の総長を務めており、この兄弟の関係が大きな抗争の火種となる。
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黒川イザナ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
黒川イザナ(くろかわイザナ)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、元「黒龍(ブラックドラゴン)」八代目総長である。 主人公「花垣武道(はながきたけみち)」が所属する暴走族「東京卍會(とうきょうまんじかい)」の総長「佐野万次郎(さのまんじろう)」の兄弟として登場する。「東京卍會(とうきょうまんじかい)」を潰そうと敵対する「天竺(てんじく)」の総長でもある。
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佐野万次郎/マイキー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野万次郎(さの まんじろう)/マイキーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、東京卍會/東卍の創設メンバーの一人にして総長。愛称はマイキーで、喧嘩の腕前は、強者揃いの東卍の中でもトップ。高いカリスマ性を放ち”無敵のマイキー”の異名を持つ。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
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三途春千夜(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
三途春千夜(さんず はるちよ)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。東京卍會に所属し、総長のマイキーこと佐野万次郎を唯一絶対の“王”として心酔している。マイキーが東京卍會を解散させ、新しく関東卍會を創設した時には副総長として付き従い、マイキーが犯罪組織梵天の首領となっている未来でも組織のNo.2として支え続ける。マイキーの未来を左右する重要な人物の一人であり、彼のためならば躊躇せずに他人を痛めつけ、命を奪う狂気じみた一面を持つ。
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半間修二(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
半間修二(はんま しゅうじ)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物。左の手の甲に『罪』、右には『罰』という刺青を彫っている。腕っぷしが強く、かつては『歌舞伎町の死神』と呼ばれた。物語の序盤から登場し、常に稀咲鉄太と共に行動をしている。稀咲の野望を達成させるため、彼の指示に忠実に従い、様々な抗争で重要な役割を担っている。主人公である花垣武道が率いる二代目東京卍會と佐野万次郎が率いる関東卍會と最終決戦でも遊撃隊として参加している。
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河田ソウヤ/アングリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
河田ソウヤ(かわたそうや)/アングリーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の肆番隊の副総長。隊長の河田ナホヤ(かわたなほや)/スマイリーとは双子で、肆番隊を盛り立てる。泣くとリミッターが外れ、鬼となる一面を持っている。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
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佐野エマ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野エマ(さのえま)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、暴走族「東京卍會」総長・マイキーこと佐野万次郎の妹である。副総長の龍宮寺堅に想いを寄せている。主人公の花垣武道と橘日向の恋愛を応援しているが、自分の恋愛には臆病で不器用な女の子。幼少期に親に捨てられたが、兄たちのおかげで明るく元気な性格へと育った。友達や仲間想いで、物語でも重要な役割をしている。
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東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜のネタバレ解説・考察まとめ
『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜』とは2022年より『マガジンポケット』で連載が開始された『東京卍リベンジャーズ』の公式スピンオフ作品である。原作『東京卍リベンジャーズ』の作者・和久井健全面監修のもと、夏川口幸範が漫画を担当。中学へ進学した松野千冬は不良たちに襲撃されるが、その際、場地圭介に助けられた。その日から、場地についていくと決める。しかし、場地は佐野万次郎をトップとした東京卍會と芭流覇羅の抗争で命を落としてしまう。場地と松野の出会いから別れまでを描いた作品である。
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乾青宗(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
乾青宗(いぬい せいしゅう)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物。黒龍に強く執着しており、初登場時は十代目黒龍に所属して主人公たちとは敵対関係にあった。総長を倒されチームが瓦解してからは東京卍會に所属して、黒龍の時にも行動を共にしていた九井一と共に十一代目黒龍を継承し、花垣武道の部下となった。関東事変後には九井と別々の道を歩み、東京卍會が解散した後はカタギになっていたが、関東卍會と戦うことを意気込む武道に新チームに誘われて最終決戦に参加した。
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河田ナホヤ/スマイリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
「河田ナホヤ(かわたなおや)」とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「東京卍會」の肆番隊隊長である。 河田ナホヤは、常に笑顔でいるので「スマイリー」と呼ばれているが、実は冷徹な性格でその本性を知るメンバーからは「鬼」と称されている。 東京卍會で創設メンバーではないが、数少ない隊長を任せられた実力者。
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三ツ谷隆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
三ツ谷隆(みつやたかし)とは、主人公の花垣武道(はながきたけみち)が東京卍會(とうきょうまんんじかい)の抗争に巻き込まれ亡くなる元彼女の橘日向(たちばなひなた)を救うためにタイムリープする物語、『週刊少年マガジン』の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(作・和久井健)の登場人物で、弐番隊隊長を務める東京卍會創設メンバー。2人の妹の面倒を幼い時から見ているため、メンバーに対しても面倒見がよく、チームのまとめ役のような存在。また、手先が器用な一面もあり、ファッションデザイナーになっている未来もある。
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橘日向(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
橘日向(たちばな ひなた)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。本作のヒロインで、主人公である花垣武道の中学生時代の恋人。東京卍會に命を奪われた日向を救うため、武道はタイムリープを続ける。正義感が強く、常に武道の味方に立ち、数々の困難を前に挫けそうになるのを何度も立て直して救ってきた。武道が関東卍會との最終決戦に挑む際にも、戦いへの意気込みを語る武道の強がりを見抜き、あえて弱音を吐き出させてその心を整えた。
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羽宮一虎(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
羽宮一虎は、和久井健による漫画、『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。「無敵のマイキー」と呼ばれるカリスマ総長・佐野万次郎と副総長・龍宮寺堅の下5つの部隊からなる東京卍會の創設メンバーの一人であったが、のちに敵対する暴走族・芭流覇羅の幹部となる。 容姿は整っており、黒に金色のメッシュが入った髪形が特徴である。人の爪を剥ぐことが好きという一面を持つなど、登場人物内でも群を抜く残虐性の持ち主。
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松野千冬(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
松野千冬(まつの ちふゆ)とは、『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、不良チーム「東京卍會」壱番隊副隊長。仲間想いで真っ直ぐな性格をしており、忠誠心も強い。壱番隊隊長・場地圭介を尊敬しており、後輩として付いて行くと心に決めていた。主人公・花垣武道とは相棒になり、それぞれの目的のために協力し合う。場地の死後は彼の遺志を継ぎ、武道を壱番隊隊長に指名した。武道からタイムリーパーであると打ち明けられた後も、武道を信じて共闘する。
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佐野真一郎(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野真一郎(さのしんいちろう)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載していた漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、暴走族「東京卍會」総長・マイキーこと佐野万次郎の兄である。伝説の暴走族「黒龍(ブラックドラゴン)」の初代総長。喧嘩が弱くて女にもモテないが、男からは好かれる人物。仲間思いであり、兄弟も大切にしている。マイキーを取り巻く事件に関係していることが多く、闇落ちの原因ともいえる。バイクが好きでバイク屋を営んでいる。
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場地圭介(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
場地圭介(ばじけいすけ)とは、和久井健によるタイムリープ×ヤンキー漫画『東京リベンジャーズ』の登場人物である。 不良集団である東京卍會の創設メンバーの一人で、壱番隊隊長を務める。総長であるマイキーからは幼馴染ということもあり、絶大な信頼を置かれている。 集会で主人公であるタケミチと初対面した際に、いきなり殴りかかるほどの喧嘩っ早い性格の反面、仲間思いという心優しい一面をもつ。 好きな食べ物はペヤング。
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柴大寿(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴大寿(しばたいじゅ)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。佐野万次郎の兄・佐野真一郎が創設した黒龍の10代目の総長であり、絶対君主としての振る舞いは歴代最狂最悪とうたわれている。青と薄い水色のツートンカラーの髪と筋骨隆々とした体形が特徴。柴家の長女である柴柚葉と東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒の兄であるが、父子家庭だったため彼女たちの父親代わりとして躾をしていた。
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橘直人(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
橘直人(たちばななおと)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、ヒロインの「橘日向(たちばなひなた)」の弟である。 直人は、警察として登場し、主人公「花垣武道(はながきたけみち)」が過去へタイムリープするトリガーとしての役割を担っている。過去では、武道にタイムリープしていることを打ち明けられ、それを信じたことから物語がはじまる。
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灰谷蘭(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
灰谷蘭(はいたにらん)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。長身で線の細い体格と平行眉毛が特徴。六本木のカリスマと呼ばれており、チームには所属しない不良だった。灰狂戦争と呼ばれる抗争で傷害致死罪になり、少年院に。その後、そこで出会った黒川イザナが総長を務める天竺に所属した。また、少年院では昭和62年生まれかつ、凶悪なメンバーが居た。蘭含め彼らはS62世代・極悪の世代と呼ばれている。
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今牛若狭/ワカ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
今牛若狭(いまうしわかさ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称・ワカ。白豹の異名を持つ元・煌道連合総大将で、初代黒龍の創設メンバー。元々敵対していた荒師慶三と共に黒龍に入った後、ワカとベンケイという生ける伝説コンビとして名を馳せている。初代・黒龍総長の佐野真一郎がタイムリーパーと知っており、弟・佐野万次郎にそのことを教えた。
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瓦城千咒/明司千壽(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。本名は明司千壽(あかしせんじゅ)である。梵の首領で、小柄ながらも初代東京卍會・総長の佐野万次郎と並ぶほどの実力を持つ少女。戦闘中は強く、中性的な容姿も相まって近寄りがたい雰囲気だが、プライベートで本作主人公である花垣武道とともに出かけた際は、年相応の天真爛漫さを見せている。梵No.2である明司武臣、関東卍會副総長・三途春千夜は兄であり、3兄弟の末っ子。
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稀咲鉄太(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
稀咲鉄太(きさきてった)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。金縁の眼鏡をかけ、頭脳派ヤンキーとして描かれている。主人公・花垣武道の恋人である橘日向を手に入れるため、彼女を殺し続けていた黒幕。現代では、東卍総長代理として暗躍するが、タイムリープ能力を持つ花垣により、過去で何度も自身の計画が阻止される。最終的に天竺と東卍の抗争で命を落としてしまう。よく一緒にいる半間修二は、駒としてスカウトしたが対等な関係を保っていた。
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武藤泰宏/ムーチョ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
武藤泰宏(むとうやすひろ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。大柄だが性格は温厚で、ムーチョの愛称で呼ばれることが多い。佐野万次郎が総長である、東京卍會の中では最年長の18歳で、伍番隊隊長を務めている。過去に喧嘩相手に下半身不随の重傷を負わせたため、少年院に入所、そこで黒川イザナをはじめとした極悪の世代と出会う。一線に戻った黒川の元へ行くため東卍を裏切ったことにより、関東事変後に三途春千夜に殺害された。
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清水将貴(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
清水将貴(きよみずまさたか)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で通称・キヨマサ。佐野万次郎が総長を務める不良グループ、東卍こと東京卍會の参番隊に所属しているが、自分より強い人と喧嘩はしない弱い者いじめのような戦い方をする。そのため、東卍の総長・佐野とは、そりが合わない。東卍幹部らに隠れ喧嘩賭博をしており、副総長・龍宮寺堅の指摘がきっかけで逆恨みし、彼を殺そうとしたため、チームを追放された。実写版映画では、現代で見習いバーテンダーとして働く描写がある。
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明司武臣(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
明司武臣(あかしたけおみ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。妹である明司千壽がトップを務める梵のNo.2の座に就いている。ただし、戦闘時は前線ではなく、指示役的な存在として支援に回っている。東京卍會総長である佐野万次郎の兄・佐野真一郎が創設した初代黒龍の副総長でもあった。黒龍時代は明司の采配で戦況が決まると言われており、軍神の異名がつけられていた。
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柴柚葉(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴柚葉(しばゆずは)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。センター分けの明るいロングヘアで、短めのスカートにルーズソックスというギャル風な外見をしている。男勝りで強気な性格をしており、作中で攻撃シーンのある女性キャラの1人である。兄は黒龍の総長・柴大寿、弟は東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒。また、八戒と同じ隊の隊長である三ツ谷隆は幼馴染で兄弟のような存在と語っている。若干ブラコン気味な性格であり、携帯の待ち受けは八戒である。
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林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
林田春樹(はやしだはるき)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称はパーちんで、金髪のモヒカンとがっちりとした体形が特徴。東京卍會創設メンバーの1人で、参番隊長を務めている。8・3抗争のきっかけとなった長内を刺したことにより、少年院へとはいることになる。副隊長である林良平とは幼馴染であり親友で、2人とも佐野の事を尊敬している。
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目次 - Contents
- 灰谷竜胆の概要
- 灰谷竜胆のプロフィール・人物像
- 灰谷竜胆の能力・必殺技
- 戦闘スタイル
- 灰谷竜胆の来歴・活躍
- 天竺(関東事変)編
- 三天戦争編
- 最終決戦編
- 最後の世界線
- 灰谷竜胆の関連人物・キャラクター
- 家族
- 灰谷蘭(はいたにらん)
- 対戦相手
- 河田ソウヤ(かわたそうや)
- 柴八戒(しばはっかい)
- 狂極の副総長
- 仲間
- 黒川イザナ(くろかわいざな)
- 灰谷竜胆の名言・名ゼリフ/名シーン・名場面
- 「まーた余りモノかよ 兄貴が有名だとお互い大変だな」
- 「関節をどう曲げりゃ 人が悲鳴上げるか熟知してんだよこっちは」
- 灰谷竜胆の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実写映画の演者は豊田裕大
- 最初で最後の人気投票は10位
- 恋人にしたいランキング堂々の2位