河田ナホヤ／スマイリー（東京卍リベンジャーズ）とは【徹底解説・考察まとめ】

河田ナホヤ／スマイリーの概要

河田ナホヤとは、2017年より和久井健が『週刊少年マガジン』（講談社）で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。同漫画の3巻で初登場。主人公が所属する暴走族「東京卍會」の肆番隊（よんばんたい）隊長。常に笑顔なオレンジ色のアフロヘアが特徴的な人物だが、見た目に反して口が悪い。仲間を大切にし、自分より弱いやつとは戦わないという信念を持つ漢気に溢れた性格の持ち主。弟の河田ソウヤ（かわたそうや）も肆番隊で副隊長を務めている。天竺編では武道と行動を共にするなど、重要なポジションのキャラクターの一人。

『東京卍リベンジャーズ』とは、元・不良、現・ダメフリーターの花垣武道（はながきたけみち）が、突如手にしたタイムリープ能力で、かつての恋人を死から救おうと奮闘する物語である。元恋人を死を報じるニュースを見た後、武道は何者かによって殺害されそうになるが、突如中学時代へタイムリープする。過去へタイムリープした武道は、かつての恋人が殺害されてしまう未来を変えようと、元凶となる暴走族「東京卍會」に入り、成り上がってゆく。ヤンキー漫画の要素だけではなく、SF漫画やアクション漫画の要素が合わさったのが特徴的な作品である。物語は、83（ハチサン）抗争編、血のハロウィン編、聖夜（クリスマス）決戦編、天竺編、三天抗争編と続く。

河田ナホヤ／スマイリーのプロフィール・人物像

本名：河田ナホヤ（かわたなおや）
所属チーム：東京卍會（とうきょうまんじかい）
役職：肆番隊隊長（よんばんたいたいちょう）
愛車：RZ250
生年月日：1989年5月25日
身長：170cm（髪含め）
体重：56kg
血液型：B型

通称「スマイリー」と呼ばれ、常に表情は笑顔だが性格は非常に冷徹で、笑顔のまま毒づく様子は「笑顔の下の心は鬼」と言われる。

河田ナホヤ／スマイリーの強さ

河田ナホヤはケンカの描写は少ないが、自分よりも体格のいい相手を簡単に吹き飛ばすなど、戦闘能力の高さを見せる。抗争相手の「天竺」の実力者である「四天王」鶴蝶（かくちょう）とのタイマンでは、最強の男に引けを取らない戦いっぷりを見せた。過去には天竺四天王で年上の望月莞爾（もちづきかんじ）を相手にして負けている。負けてはいるが、自分より弱い相手に喧嘩をしないということで強い信念がありその強さが格好良い。

河田兄弟

河田兄弟は、「東京卍會」に所属する双子である。東京卍會のメンバーでは数少ない実の兄弟で肆番隊に所属している。肆番隊隊長の兄ナホヤと、肆番隊副隊長を務める弟ソウヤは表情は違えど、うり二つの外見をしている。ナホヤとソウヤは二人で「目黒のツインデビル」と呼ばれていて、過去には暴走族「双悪（すごあく）」の総長と副総長をしていた。「東京卍會」の創設メンバーが各隊長を務める中、肆番隊の隊長は創設メンバーではないナホヤが務めている。詳しい出会いなどはまだ描かれていないが信頼をされる理由が知りたい。

河田ナホヤ／スマイリーの来歴・活躍

暴走族「双悪」時代（東京卍會加入前）

ナホヤは、東京卍會に加入する前は双悪という暴走族の総長をしていた。副総長で実の弟のソウヤと共に目黒を仕切っており、当時川崎の暴走族「呪華武（じゅげむ）」の総長望月莞爾と抗争を繰り広げていた。なかなか決着がつかないため、最後には総長同士のタイマンを挑み、完敗した。ナホヤが年齢も喧嘩の強さも上と言われた望月に挑んだのは、自分より強い相手としか喧嘩をしないという信念があったからである。数年後、ナホヤが東京卍會の肆番隊として、望月が天竺四天王として再び争うことになる。

東京卍會加入後

83抗争編

新宿を取り仕切っていた「愛美愛主（めびうす）」との抗争では、武道やマイキーのピンチに仲間と共に駆けつけ、隊長として隊員たちの士気を鼓舞した。

天竺編

天竺編では、武道が天竺のメンバーに襲われているところに登場した。その後、武道と千冬を連れて横浜にある天竺のアジトに4人で乗り込むことになる。そこには、天竺の四天王筆頭である鶴蝶が控えていた。4対1で戦うつもりでいた鶴蝶に対してナホヤはそっちが一人ならとタイマンを挑む。激闘の末に勝利したナホヤだが、関東事変では襲撃に合って怪我を負い、戦いには参加できなかった。

三天抗争編

三天戦争の後、武道が結成した二代目東京卍會に加入し、再び肆番隊隊長として関東卍會との決戦に挑んだナホヤ。抗争では河田兄弟と灰谷兄弟が相対して戦うことになり、兄弟対決という構図になる。

河田ナホヤ／スマイリーの関連人物・キャラクター