佐野エマ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野エマ(さのえま)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、暴走族「東京卍會」総長・マイキーこと佐野万次郎の妹である。副総長の龍宮寺堅に想いを寄せている。主人公の花垣武道と橘日向の恋愛を応援しているが、自分の恋愛には臆病で不器用な女の子。幼少期に親に捨てられたが、兄たちのおかげで明るく元気な性格へと育った。友達や仲間想いで、物語でも重要な役割をしている。
佐野エマの概要
佐野エマとは、2017年より和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。
同漫画の2巻で初登場。主人公が所属する暴走族「東京卍會」総長の佐野万次郎、通称マイキーの妹である。副総長の龍宮寺堅、通称ドラケンに想いを寄せる女子高生で、主人公の花垣武道(はながきたけみち)とヒロインの橘日向(たちばなひなた)の恋愛が上手くいくよう、応援している。他人の恋愛には積極的にアドバイスをするのに対して、自分の恋愛には消極的で不器用な女の子。女性の魅力を上げるために武道と体の関係を持とうとしたが、武道が直前でビビッて逃げてしまう。ドラケンとは両想いであるものの、二人ともはっきりと思いが伝えられず、まだ恋人にはなっていない。エマは、幼少期に母親に捨てられて、佐野家に引き取られたことをきっかけに、東京卍會のメンバーとも顔見知りになっていった。明るい性格で、仲間や兄のマイキーを想っている様子が描かれていることが多い。マイキー以外に二人の兄がいる。長男の佐野真一郎(さのしんいちろう)は、初代「黒龍(ブラックドラゴン)」の総長であったが、事故により死亡する。マイキーと真一郎は腹違いの兄である。幼少期に兄妹として育った黒川イザナ(くろかわいざな)は、天竺の総長である。この兄弟の因縁が、後に大きな抗争の火種となり、エマ自身も抗争に巻き込まれていくのであった。
『東京卍リベンジャーズ』とは、元・不良、現・ダメフリーターの武道が、突如手にしたタイムリープ能力で、かつて恋人であった日向を死から救おうと奮闘する物語である。日向の死を報じるニュースを見た後、武道は何者かによって殺害されそうになるが、突如中学時代へタイムリープする。過去へタイムリープした武道は、日向が殺害されてしまう未来を変えようと、元凶となる暴走族「東京卍會」に入り、成り上がってゆく。ヤンキー漫画の要素だけではなく、SF漫画やアクション漫画の要素が合わさったのが特徴的な作品である。物語は、83(ハチサン)抗争編、血のハロウィン編、聖夜(クリスマス)決戦編、天竺編、三天抗争編と続く。
佐野エマのプロフィール・人物像
CV: 内山夕実
本名:佐野エマ(さのえま)
所属:佐野家
役職:長女
生年月日:1991年11月25日
身長:150cm
体重:リンゴ3個分
血液型:B型
一人称は「ウチ」で、しっかりとした性格の女子高生。ロングの金髪やスタイルの良さで大人っぽい雰囲気を漂わせている。兄のマイキーを慕っていて、その仲間のことも大切にしている。ロングの金髪やスタイルの良さで大人っぽい雰囲気を漂わせている。不良集団の中にいても平然とする気の強さがありながら、家事が得意という家庭的な一面も併せ持つ。龍宮寺堅(りゅうぐうじ けん)ドラケンに想いを寄せているが、気持ちを伝えられずにいる。エマ曰く、恋敵はドラケンのバイク・ゼファーとマイキー。
佐野エマの来歴・活躍
佐野エマと武道の出会い
初登場シーンのエマは、下着姿であった。カラオケで武道の上に覆いかぶさり一線を越えようとする。結局は、武道が逃げて事なきを終えるが、そうなった理由は早く大人になって好きな相手に振り向いてほしいという思いからであった。そこからは、お互いに恋愛がうまくいかないことで気が合ったのか、武道と日向と仲良くなり、二人の恋にも協力的になっていく。日向が武道をお祭りに誘えたのも、エマのフォローのおかげだった。日向の横で気持ちを代弁し、間を取り持ったのだ。聖夜決戦前では、別れ話をした武道と日向。悲しむ日向に対して「この件はウチに任せな」とエマが言う。エマは、マイキーとドラケンを使って二人が再び話せる機会を作った。そのことで二人が本音をぶつけ合い、別れずに済むことができたのである。エマは、二人にとって恋のキューピットであり、かけがえのない仲間になっていくのであった。
佐野エマと三人の兄
佐野家の一員として登場するエマだが、出生が複雑で幼少期に母親に捨てられた。実父の佐野家に引き取られて、現在を過ごしている。佐野家には、2人の兄がいて長男の真一郎は、暴走族「黒龍」の初代総長で誰からも好かれる男。引き取られてきたエマに対しても、最初から優しく接している。次男のマイキーとは、生活していく中で少しずつ心を開いていき仲良しになるのであった。マイキーと呼ばれるあだ名は、エマが引き取られてすぐ、自分の出生や名前が外国人のような名前であることを気にしていることを知ったマイキーが「今日から俺マイキーになる兄貴の俺がマイキーだったら 一緒だから変じゃねぇだろ。これからはずっとマイキーだ エマ」と励ます。それを聞いたエマは、涙をこぼし笑うのであった。3人目の兄・イザナは天竺の総長で、過去には黒龍の8代目総長を務めていた。エマとは母親に捨てられる前まで一緒に生活していたが、血の繫がりがないことが判明し、エマは佐野家に、イザナは施設に預けられた。エマは、この3人の兄の複雑な関係の中心であり、それをきっかけにした抗争に巻き込まれていくのであった。
83抗争でエマが見せた活躍
新宿を取り仕切っていた愛美愛主(めびうす)は、恐喝や強姦など卑劣な行為を繰り返していた。その被害者の中に東京卍會参番隊隊長の林田春樹(はやしだはるき)ことぱーちんの友達がいたため、東京卍會との抗争に発展していく。幹部の話し合いの場に乗り込んできた愛美愛主の総長・長内信高(おさないのぶたか)をマイキーが瞬殺するも、ぱーちんの気は収まらず、長内をドスで刺して捕まってしまう。ぱーちんの処遇を巡り、マイキーとドラケンがもめてしまう。その時エマが武道に助けを求めたことで、マイキーとドラケンは喧嘩をやめ、和解した。エマのおかげで一件落着したかと思われたが、裏ではさらなる抗争が続いていた。エマが武道と日向を祭りに行くように取り計らった8月3日の祭りの日、さらなる抗争の火ぶたが切って落とされるのであった。参番隊の副総長の林良平(はやしりょうへい)ことぺーやんは、ドラケンがぱーちんを見捨てたと思い込んでいた。愛美愛主と手を組んでドラケンを倒そうとしたぺーやんであったが、武道の活躍で東京卍會のメンバーもそれに気付き、抗争となった。その最中にドラケンが刺されてしまい、武道と日向とエマの3人で病院へ連れて行こうとする。そこへドラケンを刺した実行犯であるキヨマサとその取り巻きが立ちふさがるが、エマや日向の協力もあり、なんとか倒すことに成功した。病院に辿り着いたドラケンは治療を受けることができた。
聖夜決戦編でエマが見せた活躍
弐番隊副隊長の柴八戒(しばはっかい)と、その兄で黒龍(ブラックドラゴン)総長柴太寿(しばたいじゅ)がきっかけとなった抗争が、聖夜決戦である。その前日、武道は日向が危険に巻き込まれないように別れを告げた。決戦当日には、エマを前に別れを告げられて泣きじゃくっている日向。納得していない様子見たエマは二人の仲を取り持つことを約束し、マイキーとドラケンに武道を探すようお願いした。武道と日向の仲を取り持とうとしたエマの行動が、結果的にマイキーとドラケンを聖夜決戦の場に導き、太寿を倒すことができた。エマの行動は抗争を勝利に導いただけでなく、武道と日向が本音で話す機会を与えた。その結果、二人の絆は深くなり、よりを戻すことになったのである。エマは恋のキューピットだけでなく、勝利の女神としても活躍したのだった。
天竺編でエマに起きた悲劇
天竺編では、エマを取り巻く佐野家の兄二人と黒川家の兄一人が中心となって大きな抗争へ発展していく。天竺総長のイザナは佐野家の長男真一郎への絆を強く感じており、それを奪ったマイキーを潰そうとするのである。イザナの背後には、すべての元凶とされる稀咲鉄太(きさきてった)がいて抗争直前には、マイキーを精神的に追い込むためにエマを殺害する。エマの死を目の当たりにして、東京卍會のメンバーは悲しみに暮れる。マイキーの精神状態から抗争どころではなくなってしまったが、抗争で稀咲との決着をつける必要があった武道は一人で乗り込もうとする。決戦直前の集会では、抗争どころではないと訴える仲間に対して、戦うことを宣言する武道。エマの死を悼みながらも、最悪の未来を変えようと仲間を鼓舞し、稀咲と決着に挑む。エマの死を受け入れられず、ふさぎ込むマイキーとドラケン。しかし日向から武道のタイムリープについての秘密を聞かされ、悲しみの中、抗争を終わらせるために戦いに向かい、見事に勝利するのであった。
佐野エマの関連人物・キャラクター
佐野家
Related Articles関連記事
東京卍リベンジャーズ(東卍・東リベ)のネタバレ解説・考察まとめ
『東京卍リベンジャーズ』とは、和久井健によるSF・アクションを織り交ぜた異色のヤンキー漫画。主人公の花垣武道がかつての恋人を死から救うべく、暴走族「東京卍會」の総長を目指して2017年と2005年の二つの世界をタイムリープする。東京卍會の魅力的なキャラクターたちの熱い熱い友情や、敵対するチーム相手に繰り広げるバトルシーンが見どころである。連載から徐々に人気を集め、アニメ化・実写映画化もされた。「東卍」や「東リベ」の愛称で親しまれている。
Read Article
東京卍リベンジャーズの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『東京卍リベンジャーズ』とは、和久井健によるSF・アクションを織り交ぜた異色のヤンキー漫画。主人公の花垣武道がかつての恋人・橘日向を死から救うべく、暴走族「東京卍會」の総長を目指して2017年と2005年の2つの世界をタイムリープする。東京卍會の魅力的なキャラクターたちの熱い熱い友情や、敵対するチーム相手に繰り広げるバトルシーンが見どころ。ここでは武道や日向をはじめ、作中に登場するキャラクターたちの恋愛模様についてまとめた。
Read Article
東京卍リベンジャーズの回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『東京卍リベンジャーズ』とは、和久井健によるSF・アクションを織り交ぜた異色のヤンキー漫画。アニメ化・実写映画化もされ、連載は人気絶頂の内に終了した。魅力的なキャラクターたちの熱い友情や、敵対するチーム相手に繰り広げるバトルシーンが見どころ。サスペンス要素も含まれており、ファンの間では伏線考察も大いに盛り上がった。しかし、中には回収されていない伏線もいくつかあり、謎が残ったままになっている。ここでは回収済みの伏線と、未だに謎のままの未回収になっている伏線について解説する。
Read Article
東京卍リベンジャーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『東京卍リベンジャーズ』とは、和久井健によるSF・アクションを織り交ぜた異色のヤンキー漫画。主人公の花垣武道がかつての恋人を死から救うべく、暴走族「東京卍會」の総長を目指して2017年と2005年の2つの世界をタイムリープする。東京卍會の魅力的なキャラクターたちの熱い熱い友情や、敵対するチーム相手に繰り広げるバトルシーンが見どころ。また、心を揺さぶる熱い名言も多いと話題になった。ここでは作中に登場した印象的なセリフやシーンを紹介していく。
Read Article
東京卍リベンジャーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『東京卍リベンジャーズ』とは和久井健による不良サスペンス漫画及びアニメ・実写映画・舞台などのメディアミックス作品。この記事では『東京卍リベンジャーズ』のアニメにおける歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画や舞台の主題歌を紹介していく。
Read Article
九井一(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
九井一(ここのいはじめ)/ココとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する人物。元々は黒龍の十代目親衛隊長だったが、その後東京卍會に加入し、更に天竺へ移り幹部として、力を誇示している。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
Read Article
鶴蝶(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
鶴蝶(かくちょう)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「天竺(てんじく)」の四天王筆頭であり、「喧嘩屋(けんかや)」の通り名を持っている。 鶴蝶は、主人公「花垣武道(はながきたけみち)」と幼馴染である。武道が所属する暴走族「東京卍會(とうきょうまんじかい)」と鶴蝶が所属する暴走族「天竺(てんじく)」が抗争することとなり二人は再会する。
Read Article
花垣武道(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
花垣武道(はながきたけみち)とは、和久井健によるタイムリープ×ヤンキー漫画『東京卍リベンジャーズ』の主人公である。大人になってどん底の人生を歩んでいたある日、中学生時代の彼女である橘ヒナタが東京卍會に殺されたことをテレビのニュースで知る。そんな彼女を救うため、またダメダメな自分の人生を変えるため、12年前の中学生時代に何度もタイムリープし、未来を変えようと奮起する。武道は、喧嘩は強くないがピンチの時ほど自分や仲間を奮起させ何度もピンチを乗り越えたくさんの勇気を読者に与えてくれる主人公だ。
Read Article
龍宮寺堅/ドラケン(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)/ドラケンとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の創設時メンバーの一人で、副総長。金の辮髪と左のこめかみに彫られた、龍の入れ墨が特徴。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
Read Article
柴八戒(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴八戒(しばはっかい)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「東京卍會」の弐番隊副隊長である。弐番隊隊長の三ツ谷は幼馴染であり、兄のように慕っている。背が高く整った容姿をしているが、女の子に話しかけられただけで思考が止まる程の奥手な男である。実兄の柴大寿が暴走族「黒龍」の総長を務めており、この兄弟の関係が大きな抗争の火種となる。
Read Article
黒川イザナ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
黒川イザナ(くろかわイザナ)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、元「黒龍(ブラックドラゴン)」八代目総長である。 主人公「花垣武道(はながきたけみち)」が所属する暴走族「東京卍會(とうきょうまんじかい)」の総長「佐野万次郎(さのまんじろう)」の兄弟として登場する。「東京卍會(とうきょうまんじかい)」を潰そうと敵対する「天竺(てんじく)」の総長でもある。
Read Article
佐野万次郎/マイキー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野万次郎(さの まんじろう)/マイキーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、東京卍會/東卍の創設メンバーの一人にして総長。愛称はマイキーで、喧嘩の腕前は、強者揃いの東卍の中でもトップ。高いカリスマ性を放ち”無敵のマイキー”の異名を持つ。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
Read Article
三途春千夜(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
三途春千夜(さんず はるちよ)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。東京卍會に所属し、総長のマイキーこと佐野万次郎を唯一絶対の“王”として心酔している。マイキーが東京卍會を解散させ、新しく関東卍會を創設した時には副総長として付き従い、マイキーが犯罪組織梵天の首領となっている未来でも組織のNo.2として支え続ける。マイキーの未来を左右する重要な人物の一人であり、彼のためならば躊躇せずに他人を痛めつけ、命を奪う狂気じみた一面を持つ。
Read Article
半間修二(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
半間修二(はんま しゅうじ)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物。左の手の甲に『罪』、右には『罰』という刺青を彫っている。腕っぷしが強く、かつては『歌舞伎町の死神』と呼ばれた。物語の序盤から登場し、常に稀咲鉄太と共に行動をしている。稀咲の野望を達成させるため、彼の指示に忠実に従い、様々な抗争で重要な役割を担っている。主人公である花垣武道が率いる二代目東京卍會と佐野万次郎が率いる関東卍會と最終決戦でも遊撃隊として参加している。
Read Article
河田ソウヤ/アングリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
河田ソウヤ(かわたそうや)/アングリーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の肆番隊の副総長。隊長の河田ナホヤ(かわたなほや)/スマイリーとは双子で、肆番隊を盛り立てる。泣くとリミッターが外れ、鬼となる一面を持っている。 『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。
Read Article
東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜のネタバレ解説・考察まとめ
『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜』とは2022年より『マガジンポケット』で連載が開始された『東京卍リベンジャーズ』の公式スピンオフ作品である。原作『東京卍リベンジャーズ』の作者・和久井健全面監修のもと、夏川口幸範が漫画を担当。中学へ進学した松野千冬は不良たちに襲撃されるが、その際、場地圭介に助けられた。その日から、場地についていくと決める。しかし、場地は佐野万次郎をトップとした東京卍會と芭流覇羅の抗争で命を落としてしまう。場地と松野の出会いから別れまでを描いた作品である。
Read Article
乾青宗(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
乾青宗(いぬい せいしゅう)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物。黒龍に強く執着しており、初登場時は十代目黒龍に所属して主人公たちとは敵対関係にあった。総長を倒されチームが瓦解してからは東京卍會に所属して、黒龍の時にも行動を共にしていた九井一と共に十一代目黒龍を継承し、花垣武道の部下となった。関東事変後には九井と別々の道を歩み、東京卍會が解散した後はカタギになっていたが、関東卍會と戦うことを意気込む武道に新チームに誘われて最終決戦に参加した。
Read Article
河田ナホヤ/スマイリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
「河田ナホヤ(かわたなおや)」とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、暴走族「東京卍會」の肆番隊隊長である。 河田ナホヤは、常に笑顔でいるので「スマイリー」と呼ばれているが、実は冷徹な性格でその本性を知るメンバーからは「鬼」と称されている。 東京卍會で創設メンバーではないが、数少ない隊長を任せられた実力者。
Read Article
橘日向(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
橘日向(たちばな ひなた)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物である。本作のヒロインで、主人公である花垣武道の中学生時代の恋人。東京卍會に命を奪われた日向を救うため、武道はタイムリープを続ける。正義感が強く、常に武道の味方に立ち、数々の困難を前に挫けそうになるのを何度も立て直して救ってきた。武道が関東卍會との最終決戦に挑む際にも、戦いへの意気込みを語る武道の強がりを見抜き、あえて弱音を吐き出させてその心を整えた。
Read Article
三ツ谷隆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
三ツ谷隆(みつやたかし)とは、主人公の花垣武道(はながきたけみち)が東京卍會(とうきょうまんんじかい)の抗争に巻き込まれ亡くなる元彼女の橘日向(たちばなひなた)を救うためにタイムリープする物語、『週刊少年マガジン』の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』(作・和久井健)の登場人物で、弐番隊隊長を務める東京卍會創設メンバー。2人の妹の面倒を幼い時から見ているため、メンバーに対しても面倒見がよく、チームのまとめ役のような存在。また、手先が器用な一面もあり、ファッションデザイナーになっている未来もある。
Read Article
羽宮一虎(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
羽宮一虎は、和久井健による漫画、『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。「無敵のマイキー」と呼ばれるカリスマ総長・佐野万次郎と副総長・龍宮寺堅の下5つの部隊からなる東京卍會の創設メンバーの一人であったが、のちに敵対する暴走族・芭流覇羅の幹部となる。 容姿は整っており、黒に金色のメッシュが入った髪形が特徴である。人の爪を剥ぐことが好きという一面を持つなど、登場人物内でも群を抜く残虐性の持ち主。
Read Article
松野千冬(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
松野千冬(まつの ちふゆ)とは、『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、不良チーム「東京卍會」壱番隊副隊長。仲間想いで真っ直ぐな性格をしており、忠誠心も強い。壱番隊隊長・場地圭介を尊敬しており、後輩として付いて行くと心に決めていた。主人公・花垣武道とは相棒になり、それぞれの目的のために協力し合う。場地の死後は彼の遺志を継ぎ、武道を壱番隊隊長に指名した。武道からタイムリーパーであると打ち明けられた後も、武道を信じて共闘する。
Read Article
佐野真一郎(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
佐野真一郎(さのしんいちろう)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載していた漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で、暴走族「東京卍會」総長・マイキーこと佐野万次郎の兄である。伝説の暴走族「黒龍(ブラックドラゴン)」の初代総長。喧嘩が弱くて女にもモテないが、男からは好かれる人物。仲間思いであり、兄弟も大切にしている。マイキーを取り巻く事件に関係していることが多く、闇落ちの原因ともいえる。バイクが好きでバイク屋を営んでいる。
Read Article
場地圭介(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
場地圭介(ばじけいすけ)とは、和久井健によるタイムリープ×ヤンキー漫画『東京リベンジャーズ』の登場人物である。 不良集団である東京卍會の創設メンバーの一人で、壱番隊隊長を務める。総長であるマイキーからは幼馴染ということもあり、絶大な信頼を置かれている。 集会で主人公であるタケミチと初対面した際に、いきなり殴りかかるほどの喧嘩っ早い性格の反面、仲間思いという心優しい一面をもつ。 好きな食べ物はペヤング。
Read Article
柴大寿(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴大寿(しばたいじゅ)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。佐野万次郎の兄・佐野真一郎が創設した黒龍の10代目の総長であり、絶対君主としての振る舞いは歴代最狂最悪とうたわれている。青と薄い水色のツートンカラーの髪と筋骨隆々とした体形が特徴。柴家の長女である柴柚葉と東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒の兄であるが、父子家庭だったため彼女たちの父親代わりとして躾をしていた。
Read Article
橘直人(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
橘直人(たちばななおと)とは、和久井健が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載している漫画『東京卍リベンジャーズ(とうきょうリベンジャーズ)』の登場人物で、ヒロインの「橘日向(たちばなひなた)」の弟である。 直人は、警察として登場し、主人公「花垣武道(はながきたけみち)」が過去へタイムリープするトリガーとしての役割を担っている。過去では、武道にタイムリープしていることを打ち明けられ、それを信じたことから物語がはじまる。
Read Article
灰谷蘭(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
灰谷蘭(はいたにらん)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。長身で線の細い体格と平行眉毛が特徴。六本木のカリスマと呼ばれており、チームには所属しない不良だった。灰狂戦争と呼ばれる抗争で傷害致死罪になり、少年院に。その後、そこで出会った黒川イザナが総長を務める天竺に所属した。また、少年院では昭和62年生まれかつ、凶悪なメンバーが居た。蘭含め彼らはS62世代・極悪の世代と呼ばれている。
Read Article
今牛若狭/ワカ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
今牛若狭(いまうしわかさ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称・ワカ。白豹の異名を持つ元・煌道連合総大将で、初代黒龍の創設メンバー。元々敵対していた荒師慶三と共に黒龍に入った後、ワカとベンケイという生ける伝説コンビとして名を馳せている。初代・黒龍総長の佐野真一郎がタイムリーパーと知っており、弟・佐野万次郎にそのことを教えた。
Read Article
瓦城千咒/明司千壽(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。本名は明司千壽(あかしせんじゅ)である。梵の首領で、小柄ながらも初代東京卍會・総長の佐野万次郎と並ぶほどの実力を持つ少女。戦闘中は強く、中性的な容姿も相まって近寄りがたい雰囲気だが、プライベートで本作主人公である花垣武道とともに出かけた際は、年相応の天真爛漫さを見せている。梵No.2である明司武臣、関東卍會副総長・三途春千夜は兄であり、3兄弟の末っ子。
Read Article
稀咲鉄太(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
稀咲鉄太(きさきてった)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。金縁の眼鏡をかけ、頭脳派ヤンキーとして描かれている。主人公・花垣武道の恋人である橘日向を手に入れるため、彼女を殺し続けていた黒幕。現代では、東卍総長代理として暗躍するが、タイムリープ能力を持つ花垣により、過去で何度も自身の計画が阻止される。最終的に天竺と東卍の抗争で命を落としてしまう。よく一緒にいる半間修二は、駒としてスカウトしたが対等な関係を保っていた。
Read Article
武藤泰宏/ムーチョ(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
武藤泰宏(むとうやすひろ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。大柄だが性格は温厚で、ムーチョの愛称で呼ばれることが多い。佐野万次郎が総長である、東京卍會の中では最年長の18歳で、伍番隊隊長を務めている。過去に喧嘩相手に下半身不随の重傷を負わせたため、少年院に入所、そこで黒川イザナをはじめとした極悪の世代と出会う。一線に戻った黒川の元へ行くため東卍を裏切ったことにより、関東事変後に三途春千夜に殺害された。
Read Article
清水将貴(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
清水将貴(きよみずまさたか)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物で通称・キヨマサ。佐野万次郎が総長を務める不良グループ、東卍こと東京卍會の参番隊に所属しているが、自分より強い人と喧嘩はしない弱い者いじめのような戦い方をする。そのため、東卍の総長・佐野とは、そりが合わない。東卍幹部らに隠れ喧嘩賭博をしており、副総長・龍宮寺堅の指摘がきっかけで逆恨みし、彼を殺そうとしたため、チームを追放された。実写版映画では、現代で見習いバーテンダーとして働く描写がある。
Read Article
明司武臣(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
明司武臣(あかしたけおみ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。妹である明司千壽がトップを務める梵のNo.2の座に就いている。ただし、戦闘時は前線ではなく、指示役的な存在として支援に回っている。東京卍會総長である佐野万次郎の兄・佐野真一郎が創設した初代黒龍の副総長でもあった。黒龍時代は明司の采配で戦況が決まると言われており、軍神の異名がつけられていた。
Read Article
灰谷竜胆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
灰谷竜胆(はいたにりんどう)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。兄・灰谷蘭とは対照的な、つり上がった眉としっかりした体型が特徴。蘭と一緒に不良の道を歩み、六本木のカリスマとして名を馳せていた。また、灰谷兄弟と六本木狂極というチームとの抗争灰狂戦争後は、少年院に入所した。そこで出会った黒川イザナが総長を務めるチーム・天竺に兄とともに所属。作中では、兄と抜群のコンビネーションを見せ、対戦相手を倒す姿が描かれている。
Read Article
柴柚葉(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
柴柚葉(しばゆずは)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。センター分けの明るいロングヘアで、短めのスカートにルーズソックスというギャル風な外見をしている。男勝りで強気な性格をしており、作中で攻撃シーンのある女性キャラの1人である。兄は黒龍の総長・柴大寿、弟は東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒。また、八戒と同じ隊の隊長である三ツ谷隆は幼馴染で兄弟のような存在と語っている。若干ブラコン気味な性格であり、携帯の待ち受けは八戒である。
Read Article
林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ
林田春樹(はやしだはるき)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称はパーちんで、金髪のモヒカンとがっちりとした体形が特徴。東京卍會創設メンバーの1人で、参番隊長を務めている。8・3抗争のきっかけとなった長内を刺したことにより、少年院へとはいることになる。副隊長である林良平とは幼馴染であり親友で、2人とも佐野の事を尊敬している。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 佐野エマの概要
- 佐野エマのプロフィール・人物像
- 佐野エマの来歴・活躍
- 佐野エマと武道の出会い
- 佐野エマと三人の兄
- 83抗争でエマが見せた活躍
- 聖夜決戦編でエマが見せた活躍
- 天竺編でエマに起きた悲劇
- 佐野エマの関連人物・キャラクター
- 佐野家
- 佐野万次郎(さのまんじろう)
- 佐野真一郎(さのしんいちろう)
- 佐野万作(さのまんさく)
- 佐野真(さのまこと)
- 佐野桜子(さのさくらこ)
- 黒川家
- 黒川イザナ(くろかわイザナ)
- 黒川カレン(くろかわかれん)
- 黒川父
- 東京卍會
- 花垣武道(はながきたけみち)
- 龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)
- 場地圭介(ばじけいすけ)
- 稀咲鉄太(きさきてった)
- その他
- 橘日向(たちばなひなた)
- 佐野エマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エマの初登場シーン
- 「大好き マイキー」
- 「だからウチのお兄ちゃんだよ黒川イザナ」
- 幼少期のエマ
- 兄を想うエマ
- 「ウチにもしもの事があったらドラケンに伝えて ケンちゃん愛してるって」
- 佐野エマの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 両想いだったが恋人ではなかった二人
- 25巻の表紙の秘密
- 現代には登場していなかったエマ