ゴールデンスランバー / GOLDEN SLUMBER

ゴールデンスランバー / GOLDEN SLUMBER

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

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斉藤和義(さいとうかずよし)とは、1966年6月22日生まれの日本を代表するシンガーソングライター。181cmの高身長や飄々とした佇まいから滲み出る色気が、彼の生き方やロックンロールなサウンドをさらに惹き立てている。2017年でデビュー24周年。原発ソングを歌った事でさらにスポットを浴びた時期もあった。

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『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

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『アヒルと鴨のコインロッカー』とは、吉川英治文学新人賞に輝いた伊坂幸太郎の同名小説を基にした2007年公開の日本のミステリー映画。主人公の椎名は引っ越し先で隣人の河崎という男から、隣の隣に住むブータン人のために「本屋を襲撃して広辞苑を奪いたい」と誘われる。奇妙な誘いに戸惑う椎名だったが、本屋襲撃の手伝いをすることになる。やがて明らかになる2年前の出来事。過去の物語と現在の物語が交錯する中で椎名が見た真実とは。映像化が困難とされている作品を原作の複雑な伏線やトリックを巧みな描写でまとめた。

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半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

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『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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VIVANT(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。

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鍵泥棒のメソッド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年に公開された日本映画で、監督と脚本は内田けんじ。仕事も無くうだつの上がらない生活をしていた桜井武史は、たまたま入った銭湯で身なりの良い山崎信一郎と入れ替わることに成功する。しかし山崎は裏の仕事を請け負う便利屋であることがわかる。桜井は記憶をなくした山崎や結婚相手を探す真面目な雑誌編集者の水嶋香苗を巻き込み、危険な仕事へと足を踏み入れていってしまう。この物語は人生の進路を見失った大人たちが、次第に生きる希望を見つけていくヒューマンコメディとなっている。

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どうする家康(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アイネクライネナハトムジーク』とは、2014年に発刊された伊坂幸太郎の連作短編集を原作とした、2019年に公開された日本映画である。監督は今泉力哉。会社員の佐藤(さとう)は、恋愛したいと思いつつも「出会いがないから」と理由をつけて恋愛に積極的になれずにいた。それを友人の織田一真(おだかずま)や妻の由美(ゆみ)らが見守る中、佐藤と本間紗季(ほんまさき)は劇的な出会いを果たす。この作品は、佐藤と紗季やその周りを取り巻く人々が10年にわたって織りなす物語を穏やかに描き出す作品である。

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リバーサルオーケストラ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『リバーサルオーケストラ』とは、2023年1月期の日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマである。主演は門脇麦、他主要人物として田中圭、生瀬勝久らが出演。元天才バイオリニストの谷岡初音は表舞台から去り、今は市の職員としてひっそりと暮らしていた。ある日、マエストロとして活躍中の市長の息子・常葉朝陽によって、地元のポンコツ楽団・児玉交響楽団のメンバーにさせられる。楽団を立て直すため奔走する初音と朝陽、また2人を取り巻く個性豊かな楽団メンバーが織りなす音楽エンターテインメントである。

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『宇宙兄弟』とは2007年に講談社『モーニング』にて連載がスタートした、小山宙哉による漫画及び、原作を基にしたアニメ作品。大人気を博し、のちにアニメ及び実写で映画化されている。「兄弟二人で宇宙飛行士になる」という幼いころの約束。弟は夢をかなえて宇宙飛行士になっていた。いつしか夢をあきらめて別の道に進んだ兄六太(ムッタ)のもとへ、もう一度宇宙へのチャンスがやってくる。宇宙飛行士になるまでの過程や施設、訓練、ミッションの様子など、宇宙の魅力がふんだんに詰め込まれた作品である。

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『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。

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ゴールデンスランバー / GOLDEN SLUMBERのレビュー・評価・感想

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ゴールデンスランバー / GOLDEN SLUMBER
8

【冤罪映画の傑作】とにかく逃げて、生きろ

この作品は主人公青柳が首相殺しの犯人に仕立て上げられるストーリーになっている。一見内容が重たいものの、昭和を感じさせる音楽や映像、登場人物の明るさによって見ていて苦にならないようにうまく作られているなと思う。まさに冤罪という深刻な題材をポップに描いた傑作。
場面にそぐっていないのではないかと思わせるいい意味でダサい音楽が見ていて最高に気持ちがよい。また、登場人物は警察を除くと基本的には、明るく陽気な人が多いため見ているこちらは青柳とその周りの人間を応援せずにはいられない。
青柳役を演じる堺雅人のTheいい人な見た目に加え、青柳自身も本当に陽気で純粋な性格である。そのため見ているこちらは「こんなにいい人が犯人なはずがない。」と思う一方、青柳を追い続ける警察の存在に終始もどかしさを感じる。
この作品では犯人が誰だったのかは描かれない。もしかすると、青柳は本当に犯人で、自分の周りの人間のみならず観客である私たちをもだましに来ているのかもしれない。青柳が犯人なのか、仕立て上げられただけなのか、自分の目で実際に確認していただきたい。
しかし、ラストに私たちを待ち受けている圧巻の伏線回収のせいできっと見終わった後には誰が犯人だったのかなどどうでもよくなっているだろう。

ゴールデンスランバー / GOLDEN SLUMBER
8

映画 ゴールデンスランバー 見てもいいかも

原作は伊坂幸太郎。舞台は杜の都「仙台」、季節は初夏。
首相暗殺事件の犯人にされた主人公(堺雅人)がなんだかんだと必死に逃げまわる、コメディ時々サスペンスの映画です。主人公の大学時代の友人に吉岡秀隆と劇団ひとり、かつての恋人に竹内結子、父親に伊東四朗、謎の殺人鬼に濱田岳、追う側の警察メインに香川照之と豪華キャストを布陣。みなさんお上手で迫力があり引き込まれます。
また頻繁におりこまれている主人公達の大学時代の回想描写が多くの細かい伏線となっており、後半少しずつ回収されていくのが心地よかったです。他にも「なるほどね!」と楽しめる仕掛けにあふれています。父親が登場するシーンでの伏線と終盤での回収などは、ありきたりではあるのですが、見事で私は気に入りました…「痴漢は死ね」…意味不明でしょうがご覧になれば分かります。
残念ながら偶然に偶然を重ねるご都合主義的展開やリアリティの無さも随所にみられますが、そこは気にしないでメインテーマである「人間の最大の武器は習慣と信頼」がどう描かれているかを楽しむのが正解なのかもしれません。最後まで見るともう1度、最初の部分を見直さずにはいられません。
なおタイトルはビートルズの「Abbey Road」に収録された楽曲で、映画の中で何度も口ずさまれます。

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