仮面ライダー電王(Den-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダー電王(Den-O)』とは、石ノ森章太郎原作の東映製作特撮テレビドラマシリーズの一つで「電車」がモチーフである仮面ライダーである。2007年1月28日~2008年1月20日までテレビ朝日系列で放送された。平成仮面ライダーの8作品目で、未来の人間の精神体である「イマジン」と呼ばれる怪人が過去の世界を支配して自分たちの良いように歴史を変えようとするが、仮面ライダー電王が「時の列車デンライナー」で現在と過去を行き来して悪のイマジンから現在の世界を守るために戦う時間SFストーリーである。

『仮面ライダー電王(Den-O)』の概要

『仮面ライダー電王(Den-O)』とは、石ノ森章太郎原作の東映製作特撮テレビドラマシリーズの一つで「電車」がモチーフである仮面ライダーである。2007年1月28日~2008年1月20日までテレビ朝日系列で放送された。テレビドラマシリーズ終了後も、劇場版が複数製作され、放映中の作品である仮面ライダーとの共演作品も多数存在する。さらにアニメ『クレヨンしんちゃん』とのコラボ作品も実現するなど、長年に渡り愛され続けている作品である。
キャッチコピーは「時を超えて 俺、参上!」、「時の列車デンライナー、次の駅は過去か?未来か?」。未来の人間の精神体である「イマジン」と呼ばれる怪人が過去の世界を支配して自分たちの良いように歴史を変えようとするが、仮面ライダー電王が「時の列車デンライナー」で現在と過去を行き来して正義のイマジンが乗り移ることで色々な姿に変わって悪のイマジンから現在の世界を守るために戦う時間SFストーリーである。

『仮面ライダー電王(Den-O)』のあらすじ・ストーリー

仮面ライダー電王誕生

仮面ライダー電王 ソードフォーム

とにかく運がない主人公である野上良太郎(のがみりょうたろう)。ある日見慣れない落とし物を拾い、時空を超える列車「デンライナー」に乗る少女に出会う。更に、未来の精神体である「イマジン」に憑依され、同じく憑依された人間が怪人に変身しやられそうになる。そこへ先ほどデンライナーで出会った女性「ハナ」が現れ、良太郎が拾った落とし物を使って仮面ライダー電王に変身させた。その落とし物は「ライダーパス」と呼ばれ、良太郎が時の支配を受けない特別な体質の持ち主「特異点(とくいてん)」であることにより、仮面ライダー電王に変身できる。
しかし、ひ弱な良太郎が変身しても弱いまま。そこへ、先程良太郎に憑依した「イマジン」が加勢に加わり「仮面ライダー電王 ソードフォーム」となることで力を発揮した。
良太郎はハナと共に未来から来た侵略者「イマジン」と時の運行を守るために戦うことを決めた。

イマジンの目的

「イマジン」とは未来の精神体であり、実体を持たない。未来ではイマジンは消滅してしまっている。そこで、イマジンは良太郎たちのいる現代へやってきて人間の望みを聞き出すことで「契約」を結ぶ。その望みを叶えて「契約完了」すると契約者の記憶を辿って過去へ飛ぶことができる。その過去を破壊することで歴史が変わりイマジンが存在する未来を作ることを目的としている。
イマジンの存在は「記憶」に依存しており、契約者が倒れたり記憶が曖昧だと存在を維持することができない。更に過去へ飛ぶ際には契約者の最も強く印象に残っている過去へと飛ぶ。
このことを詳しく知るハナにモモタロスが望みを言えと良太郎に迫っているところを止められた。望みを言わなければ契約を結ぶことができず、身動きが取れなくなってしまうため良太郎に協力せざるを得なくなる。モモタロスも良太郎と共にイマジンたちと戦うことになった。

ウラタロスとの出会い

事故に遭った良太郎。気絶している良太郎に第2のイマジン・ウラタロスが憑依してしまっている。良太郎本人が気絶しており居場所は分からないがモモタロスが憑いているにも関わらず一人の体に2体のイマジンが憑りつく事態となってしまったことに憤るモモタロス。ウラタロスが良太郎の体を乗っ取ったまま病院から抜け出したところをモモタロスに見つかり良太郎の体を乗っ取り合う。どちらが良太郎の契約者となるかデンライナー内で勝負することになった2体だったが、デンライナーが壊れそうになりハナに止められて勝負はお預けとなった。ウラタロスはイマジンが「特異点」に憑くことで「自由に動けなくなる」というデメリットよりも「安全」というメリットを選び良太郎が「特異点」と知った上で憑りついたと言う。ハナにそもそものイマジンの目的である「過去を変えて未来を変えるという目的は!?」と詰め寄るが「そんなのはやりたいやつがやればいい」とあまりやる気がない様子のウラタロス。何度も揉めるモモタロスとウラタロスの様子にしびれを切らしたのはデンライナーのオーナーだった。オーナーは「良太郎くんがウラタロスを認めてデンライナーの乗客の証であるパスを共有するというなら認めるし、そうでないなら追い出す。デンライナーに乗れなくなればウラタロスは時間をさまようことになる。永遠に。」と良太郎に告げる。良太郎はオーナーにウラタロスをこのまま乗せ続けることを決め、ウラタロスもデンライナーの一員として認め、良太郎の仲間となった。

キンタロスとの出会いとハナの秘密

イマジン「キンタロス」(左)

空手の練習をしている男性にイマジンが憑りついているのを発見した良太郎とモモタロス。モモタロスは早速良太郎に憑依して戦闘を持ち掛けるが歯が立たなかった。しかし、時の運行を守るためにももう一度会ってイマジンを倒さなければならない。良太郎たちは周囲に聞き込みを開始し、姉愛理の経営する店「ミルクディッパー」の常連の一人に「空手家だが去年病気で引退した」ことを聞いた。良太郎、ハナ、モモタロスが探し出し再び出会う。イマジンは「契約者の望みはもう一度空手をすること。強さを極めるものとして俺はそれを叶えたいと思った。」と話す。そこへ契約者のかつてのライバルが現れ「もう一度空手をやりたいと思ったのもお前と決着がつけたかったから。いつか決着をつけよう」と誓い合うのを見届け、イマジンは「契約完了」と言い過去に飛ぶ。過去では別のイマジンが暴れていた。そこへ同時に向かう良太郎たち。イマジンはその別のイマジンから過去の契約者を守って消えそうになっていた。イマジンは「あいつの望みはライバルと決着を付けること。生きてさえいればいつか決着が付けられる。」とハナに話した。そんなイマジンを心配するが、一方でイマジンにより自分がいた時間が消滅してしまったという過去があることを告白するハナ。そのことによりイマジンを恨んでいるが一方で消えかけているイマジンを助けたいと思う気持ちの狭間で困惑して手を出してしまうハナ。消滅が進むイマジンにモモタロスが良太郎に憑りつくように言ったことで今度は良太郎に憑りつくことになった。電王に憑りついたイマジンは「アックスフォーム」に変身。無事敵イマジンに勝利しデンライナーに迎え入れられたイマジンは「キンタロス」と名付けられた。
戦いが終わり、ハナが戦いの最中言っていた「消滅した未来から来た」ということを考えていた良太郎。そこへオーナーが現れハナもまた「特異点」であることを知った。

リュウタロスとの出会い

イマジン3体に体を憑依されている良太郎は倒れてしまう程疲弊していた。そんな良太郎を心配してミルクディッパーの常連の一人が「催眠治療」をしてくれた。催眠治療の最中、デンライナーではイマジンたちが良太郎に憑りつけなくなったと騒いでいた。ミルクディッパーに向かったハナは倒れている常連を発見。良太郎は消えていて「催眠治療中に『悪霊』が良太郎に憑りついて出て行った」と言う。良太郎を探しに行ったハナの前に敵イマジンが現れた。そこに、何者かに憑依された良太郎が現れる。ハナやモモタロスの目の前で敵イマジンに対し「仮面ライダー電王 ガンフォーム」に変身して圧勝してしまう。良太郎にいつの間にか憑りついた謎のイマジンは「良太郎をやっつけなきゃいけない。だから憑りついたんだ。」と言う。モモタロス、ウラタロス、キンタロスが良太郎の中に入って引きずり出そうとするが3体は中に入ることもできない。ハナの呼びかけでなんとか良太郎が表に出てくることができた。デンライナーに戻った皆のところに実体化して現れた謎のイマジン。皆に問い詰められ「ウラタロスが憑りついた時から良太郎に憑りついている。一緒に憑けば分かんないでしょ。」とかなり前から良太郎に憑りついていることが分かった。目的は分からず「頭の中に勝手にやることが入って来る」と話す。誰がその指令を出しているのかは分からない。「良太郎をやっつければ時の列車の車掌にしてくれるから」とのこと。そのイマジンは「リュウタロス」と名乗った。良太郎に憑くといいことがあると言うと良太郎の中に逃げ込んだリュウタロス。するとポケットの中からリュウタロスのデンライナー乗車「無期限」チケットを発見しオーナーから乗客として認められてしまった。良太郎の中に逃げ込んだリュウタロスは「誰かにもらった」と言っているがその「誰か」が誰なのか謎に包まれている。

愛理の過去

敵イマジンを追いかけて3年前の過去に飛んだ良太郎。その過去でかつて姉愛理の婚約者だった「桜井侑斗」を目撃した。桜井侑斗は突然二人の前から姿を消し行方不明になってしまっている。そのことがあってから愛理は記憶を失って婚約者の存在を忘れてしまっている。敵イマジンを倒してもう一度桜井侑斗を探しに行こうとしていた良太郎とハナの前に「桜井侑斗」と名乗る少年が現れた。愛理の婚約者と同姓同名だが、良太郎の知る人物ではない。年齢も合わず性格も違う。別人のようだが良太郎が探している愛理の婚約者のことを知っているようだった。侑斗は「ミルクディッパー」にも顔を出し愛理にも会いに行ったが「良太郎のお友達?」と愛理も誰かは分からなかった。
謎に包まれている少年だったが、侑斗は「デネブ」というイマジンと契約を結んでおり、完全体であるデネブは侑斗と共に行動している。良太郎が何者か問い詰める。桜井侑斗は「時の運行を守るのは人助けではない。時の運行を守りたければ過去の桜井侑斗には関わるな」と言う。どうやら時の運行を守るという目的は良太郎やハナたちと同じ様子である。更に侑斗は時の列車「ゼロライナー」に乗って時間を行き来していることが分かった。ゼロライナーは消えた時間と共に消滅したはずの時の列車だったはずだが桜井侑斗曰く「あることのために列車を預かった」と言う。更に侑斗はゼロノスカードという仮面ライダーに変身できるカードを使い「仮面ライダーゼロノス」に変身する仮面ライダーだった。ゼロノスと電王二人で時の運行を守るという目的は同じであるものの相性の悪い二人はぶつかりあいながらイマジンと戦うが、ゼロノスカードには限りがあるため侑斗の変身回数も限られている。頼りない良太郎と共にイマジンと戦うにはゼロノスも変身せざるを得ない場面が次々出てきてしまう。やがて、ゼロノスカードも最後の一枚を使い切ってしまった。
もう変身できない侑斗の前に愛理の婚約者である桜井侑斗が現れた。新しいゼロノスカードを持っている。仮面ライダーゼロノスに変身する度に代償として変身する侑斗が周囲から忘れられてしまう。そのため、もう変身してほしくないデネブは一度はゼロノスカードを持って現れた桜井侑斗を追い返した。
しかし、敵イマジンを追って電王と共に過去に来た侑斗の前にもう一度ゼロノスカードを持って現れた桜井侑斗。敵イマジンに苦戦している電王を後目にデネブは「もう変身するな」と侑斗を説得する。しかし、侑斗はもう一度ゼロノスに変身することを選んだ。
ゼロノスの加勢もあり敵イマジンを倒した二人。良太郎は事情を侑斗とデネブに聞いた。ゼロノスカードを使って変身することにより存在が消えていくということを知っていて桜井侑斗が過去の自分である侑斗にゼロノスカードを使わせていたことが分かった。突然婚約者である愛理や良太郎の前から消えたことも自分の記憶が消えていくことも全て桜井侑斗が選んだことだった。

イマジンが存在する未来の特異点「カイ」の登場

そんな中、リュウタロスの頭に直接指令が入る。「良太郎をやっつける」という指令だったがリュウタロスは指令に背く。その指令を出している人物は「カイ」。カイはイマジンたちのいる未来の世界で唯一の実体であり特異点である。3000体以上のイマジンと契約を結び従えている。リュウタロスもカイが従えていたイマジンの一人だった。しかし、リュウタロスは良太郎を選びカイを裏切る結果となった。カイは消滅した自分の未来を手に入れることを目的としており、良太郎のいる現代に狙いを定め良太郎たちに付きまとう。
まずカイは「桜井侑斗」に狙いを定め、デネブと契約する前の侑斗の過去にイマジンを送り込んだ。学生だった戦う術のない侑斗を攻撃し、過去の侑斗を殺すことでゼロノスとして現在で戦う侑斗を消すことに成功した。
その後、敵イマジンを倒しデンライナーに戻った良太郎。デンライナーにはデネブも乗車しており、時間が書き換えられたことにより侑斗のことをデネブは覚えていなかった。過去の自分を消されたことで消滅してしまった侑斗は「特異点」ではないことが明らかになった。「特異点」であれば過去に何が起きても今の自分には影響がないはず。そのため特異点であるハナや良太郎は侑斗のことも忘れていなかった。更にカイも特異点であることから侑斗のことを覚えていた。
良太郎たちがカイに目的を問い詰める。カイは侑斗をイマジンが存在する未来と現在を繋げる分岐点の鍵であると思ったことでイマジンたちに侑斗を狙わせていたことが明らかになった。しかし、侑斗がいなくなってもイマジンの存在する未来とは繋がらなかった。カイの目論見は失敗した。
更にゼロノスは過去の影響をセーブすることができるというメリットがあることが判明。しばらく経った時、時間はかかってしまったが侑斗も復活することができ良太郎の前に姿を現した。
カイは今度はモモタロスに狙いを定めた。イマジンの存在する未来が今に繋がらなければモモタロスたちも消滅してしまうことを聞かされた良太郎。敵のイマジンを倒すことはモモタロスたちの消滅の手伝いをするようなものだということが分かった。時の運行を守るために敵イマジンを倒さなければならないが、モモタロスたちにも消えてほしくない。その葛藤により良太郎は敵イマジンに深い傷を負わされてしまった。しかし、「今を守りたい」と言うモモタロスの言葉に良太郎も納得し戦いを続けることを決意した。
再び戦うことを決意した良太郎は敵イマジンとの戦いの中で敵イマジンが飛んだ過去の時間が愛理が婚約者桜井侑斗の記憶を失った時間だった。何か知る侑斗は良太郎を止めたが良太郎はその過去に飛んだ。そこで見た物は愛理の婚約者桜井がゼロノスとして戦いイマジンによって崩壊する世界に飲み込まれる姉・愛理の姿だった。
しかし、そんな過去はなかった。現に姉は現在で生きている。何か良太郎の記憶の中で重大なことが抜け落ちているのに気が付いた。

カイとの最終決戦

最終決戦に臨む仮面ライダーゼロノス(左)と電王 クライマックスフォーム(右)

良太郎と共に愛理が消滅した世界に飲まれる過去を見た侑斗。侑斗はそんな過去をゼロノスになる際に未来の桜井から聞かされていなかったため、桜井に対して疑心暗鬼になっていた。しかし、デネブは「桜井は愛理のことも良太郎のこともこの世界のことも大切に思っていた。」と話す。その証拠にたった一人で消滅してしまった過去でゼロノスとして戦ってきたことをデネブは傍で見てきた。その様子に心打たれ、デネブはカイを裏切って今侑斗と契約している。
同じ頃、良太郎は一人自分の抜け落ちた記憶について考え込んでいた。そんな時、良太郎の目の前に現れたカイ。カイは過去の出来事や侑斗の様子を見て、侑斗を分岐点の鍵だと思っていたことが囮だったことを知る。イマジンが存在する未来と現在を繋げないようにするために本当の分岐点の鍵はどうしても隠す必要があった。そのため、桜井侑斗を分岐点の鍵だと思わせるような行動を取っていた。そしてカイは本当の分岐点の鍵が愛理であると気付く。愛理を狙い、イマジンたちを暴れさせて良太郎たちを攪乱させている間に愛理に接触したカイ。しかし、愛理を攻撃しても未来が繋がることはなくカイの怒りは爆発してしまった。
同じ時、良太郎はカイが過去に放ったイマジンと戦うために過去に残っていた。良太郎を愛理の元へ向かわせるためにキンタロスは一人、過去に残ってイマジンと戦うことを決意した。そのために無理矢理良太郎に望みを言わせて契約完了し実体化して過去に残った。その意を汲んでキンタロスを一人過去へ置いてデンライナーに乗り込む良太郎たち。
デンライナーで到着した先は1年前、愛理が婚約者桜井の記憶をなくす前の過去だった。良太郎はミルクディッパーに向かって自分の中で抜け落ちた過去を探りに行く。
ミルクディッパーでは良太郎と愛理が言い合いをしている真っ最中だった。過去の良太郎が愛理に「新しい家族ができるってあんなに喜んでたのに!」と言って店を出てきた。鉢合わせた現在の良太郎がそのことを聞くと「愛理と桜井二人の赤ちゃんができた」ということだった。しかし、現在の良太郎にその赤ちゃんの記憶はない。それが良太郎の抜け落ちた記憶だった。過去の良太郎のふりをして過去の愛理の元に姿を現した良太郎。愛理から「イマジンから特異点である赤ちゃんを守るために桜井がゼロノスカードを使い赤ちゃんの記憶ごと消す」ことを聞いた。この決断は赤ちゃんのことも桜井のことも未来のことも守るための苦渋の決断だった。この記憶から消された赤ちゃんこそが本当の未来の分岐点であり、愛理と桜井の子供はハナであることが分かった。そして、この過去でも良太郎を守るためにウラタロスが皆のことを裏切ったふりをして実体化した後、過去に残ることになった。

現在では未来の分岐点の鍵にたどり着けず怒りを露わにしたカイが従えているイマジンを使って現在の世界に総攻撃を仕掛けていた。この戦いに勝利しなければ現在の世界が消滅する。しかし、この戦いに勝つことでイマジンたちは消滅する。つまり、モモタロスたちの消滅を意味する。気持ちが揺れ動く良太郎だったが、モモタロスに「最後まで一緒に戦ってくれる?」という望みを言って契約を結んだ。モモタロスは望みを受け入れ実体化し、良太郎に憑依せずとも戦えるようになった。カイの元にたどり着いた良太郎。カイはこの現在の世界をつぶそうとしている真っ最中だった。そのカイを止め、未来の分岐点がハナだったことをカイに話した。ハナが今まで時間を繋ぎ止めていたことでカイの望む未来は現在に繋がらず、今ハナがいた未来と繋がったことで永遠にカイの望む未来は現在に繋がらなくなってしまった。

時を同じくしてデネブは未来の桜井侑斗から預かった最後の1枚となったゼロノスカードを侑斗に渡す。そのカードを使って侑斗はゼロノスに変身し、電王に加勢。更にナオミがデンライナーで過去に残ったキンタロスとウラタロスも連れてきて、怖くて隠れていたリュウタロスも加わって皆が参戦した。ついに仮面ライダーはカイや実体化したイマジンに勝利した。
イマジンたちは消滅し、一緒に消えてしまったモモタロスたち。しかし、良太郎や侑斗がこれまで共に過ごしてきた時間や記憶により実はモモタロスたちは消滅せず良太郎や侑斗の前に姿を現した。
カイに襲われた愛理も目を覚まし、良太郎は日常を取り戻すことができた。

『仮面ライダー電王(Den-O)』の登場人物・キャラクター

仮面ライダー電王

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仮面ライダーフォーゼ(Fourze)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。

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仮面ライダーアマゾン(Amazon)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーアマゾン(Amazon)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーアマゾン』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズ第4弾のタイトルであり、同時に主役が変身するヒーローの名前である。通称、アマゾンライダーともよばれている。物語は、世界征服をたくらむ悪の組織ゲドンやガランダー帝国の放つ獣人(じゅうじん)と戦うアマゾンライダーの活躍を描いている。1974年10月から1975年3月までの間で、全24話が放映された。仮面ライダーシリーズの原点回帰を目指した作品と言われている。

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仮面ライダーBLACK(ブラック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーBLACK(ブラック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。

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仮面ライダーディケイド(Decade)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーディケイド(Decade)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。

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ブラッディ・マンデイ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブラッディ・マンデイ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。

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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。

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バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

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コウノドリ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コウノドリ(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コウノドリ』とは、2012年より鈴ノ木ユウが「モーニング」(講談社)で連載を開始した産科医療漫画である。産婦人科医でありながら、正体を明かしていないピアニストでもある、主人公鴻鳥サクラ。サクラが勤務する聖ペルソナ総合医療センターで、妊婦とその家族を中心に物語が繰り広げられる。7年間の掲載を経て、2020年10月23日最終巻が発売され完結している。コミックの累計発行部は800万部を超えている大人気コミックである。

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仮面ライダーW(ダブル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーW(ダブル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。

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009ノ1(石ノ森章太郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

009ノ1(石ノ森章太郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。

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仮面ライダーV3(ブイスリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーV3(ブイスリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

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仮面ライダーZX(ゼクロス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーZX(ゼクロス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーZX』は、10番目の仮面ライダーの名称と、それに関連する企画を総称したもの。「バダン」の野望を止めるべく、仮面ライダーZXは戦う。1982年~1984年にかけて、雑誌でのグラビア連載や、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で登場した。仮面ライダーの中ではやや影が薄かったものの、漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公として選ばれたことで知名度や人気が向上することとなった。

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人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『人造人間キカイダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。キカイダー/ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、生みの親である光明寺博士を探しだし、ミツコとマサルの兄弟を守るために、ダーク破壊部隊のロボットと戦う。生前、石ノ森章太郎はこの作品に対して『仮面ライダー』よりも思い入れがあると話していた。

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ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

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映像研には手を出すな!(大童澄瞳)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映像研には手を出すな!(大童澄瞳)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『映像研には手を出すな!』とは、大童澄瞳による日本の漫画及び、それを原作としたアニメ、ドラマ、映画作品。アニメ好きの女子高生3人が、部活動で様々なアニメ制作を手掛けていくというストーリー。アニメ制作を通じての3人の成長が見られ、映像制作の場面はアニメファンの心をくすぐるような話になっている。また、映像も空想と現実が入り混じり、独特の世界観を醸し出している。本編では、女子高生と戦車の戦い、ロボットと怪獣の戦い、異星人と地球人との交流がアニメ作品として描かれており、独特なタッチの映像となっている。

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世界から猫が消えたなら(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

世界から猫が消えたなら(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『世界から猫が消えたなら』とは日本で作成されたドキュメンタリー要素のあるファンタジー作品である。2012年に発行された原作の『世界から猫が消えたなら』は、翌年の2013年に本屋大賞にノミネートされた。そして2016年3月に単行本と文庫本を含めた累計発行部数が101万5000部になり、同年の5月に映画が公開された。自分の身の周りから物が消え、それに関連した人間関係も同時に消えていく体験をするストーリーでは、主人公とともに人生において大切なものに気付くことができる映画となっている。

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仮面ライダーリバイス(Revice)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーリバイス(Revice)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーリバイス』とは、テレビ朝日系列で放映されていた、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称である。全50話が放映された。仮面ライダー生誕50周年記念作品であり、令和の仮面ライダーシリーズ第3弾となる。悪魔と契約して変身する一人二役での仮面ライダーが主役である。敵味方共に多くの悪魔が現れて、激しい戦いが繰り広げられていく一方で、家族のつながりも強調されている。過去の因縁など物語は複雑だが、最初から最後まで見ることで理解が深まる作品である。

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