007/カジノ・ロワイヤル(2006年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/カジノ・ロワイヤル』(原題: Casino Royale)とは、2006年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた最初の作品である。
マダガスカルで爆弾密造犯の監視をしていたボンドは、犯人の携帯電話に残されたメッセージから、黒幕の存在を知る。バハマに向かったボンドは、黒幕の武器商人・ディミトリオスらが企てる大型旅客機爆破テロを阻止すべく、奔走するのだった。

『007/カジノ・ロワイヤル』の概要

『007/カジノ・ロワイヤル』(原題: Casino Royale)とは、2006年公開のスパイアクション映画。
イーオン・プロダクションズの「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目にあたり、原作者イアン・フレミングが1953年に発表した同名小説の3度目の映画化作品である。
同小説は1954年に単発テレビドラマ化、1967年にパロディ映画化されたが、2006年公開の本作品は原作に最も忠実だと評されている。
若き日のジェームズ・ボンドが007(ダブルオーセブン)に昇格する経緯から、恋人ヴェスパー・リンドの裏切りと死、そして謎の国際テロ組織との因縁の始まりまでを描いた。
監督はマーティン・キャンベル、脚本はニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス。イギリスの俳優ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じた第1作目であり、イーオン・プロダクションズがメトロ・ゴールドウィン・メイヤー、コロンビア ピクチャーズと共同製作した。

前作『007/ダイ・アナザー・デイ』で5代目のジェームズ・ボンド、ピアーズ・ブロスナンが降板し、およそ200人の候補者の中から6代目として選ばれたのが、ダニエル・クレイグであった。金髪で碧眼のクレイグに対し、世間の反応は「従来のボンドのイメージと違う」と、冷ややかなものだった。しかし、実際に映画が公開されると、筋骨隆々で精悍な新ボンドは、世界中のファンから大絶賛された。
またボンドの上司M役は、ピアーズ・ブロスナン時代と同じくジュディ・デンチが務めるが、性格や本名などは前作と異なる設定で、別人格という位置づけである。その他「007」シリーズでおなじみの、ボンドの同僚であるマネーペニーやQは、本作品には登場しない。

興行収入は全世界で5億9420万ドルに達し、2002年の『007/ダイ・アナザー・デイ』の記録を破り、2006年時点でのシリーズ最高記録となった。主題歌はアメリカのボーカリスト、クリス・コーネルによる「You Know My Name」で、イギリスのチャートでは最高7位、アメリカのビルボード誌では最高81位を獲得した。
主題歌「You Know My Name」は、本作のサウンドトラック盤には収められておらず、これはシリーズ開始以来、初めてのことである。

物語は、ボンドがMI6諜報部員として殺しのライセンスを取得する前夜から始まる。チェコのプラハでMI6の裏切り者を暗殺し、二人目の殺しを完遂したボンドは、007に昇格した。初任務として、マダガスカルで爆弾密造犯を監視していたボンドは、監視任務が敵に見つかり、射撃戦となった末に爆弾密造犯を殺してしまう。
爆弾密造犯が残した携帯電話のメッセージから、「エリプシス」という名の黒幕の手がかりを得て、単身バハマへと向かうボンド。
そこで爆弾密造犯グループの首領は、ディオトリオスという武器商人である事を突き止めた。さらにボンドは、彼らがマイアミ国際空港でお披露目される超大型旅客機の爆発を計画している事を知る。ボンドは死闘の末、爆発計画を阻止する事に成功したが、それは国際テロ組織との闘いの始まりでもあった。

『007/カジノ・ロワイヤル 』のあらすじ・ストーリー

殺しのライセンスを手に入れたジェームズ・ボンド

ジェームズ・ボンドは、チェコのプラハである男を暗殺した。その男は、英国の諜報機関MI6のプラハ局長のドライデンだった。MI6は、敵に内部情報を売っていた裏切者のドライデンを調査する為、ボンドをドライデンの元へ派遣していたのだ。ドライデンとその相棒の暗殺を完遂したボンドは、MI6より007、殺しのライセンスを与えられる。

同じ頃ウガンダのムバレでは、テロリストを相手に取引をするプライベートバンカー、ル・シッフルがテロ組織「ロード・レジスタンス・アーミー」の長であるスティーブン・オバンノに投資の話を持ち掛けていた。オバンノは、シッフルに資金を預けるかどうか躊躇し、この二者の間を取り持つミスター・ホワイトも、自らはただの仲介人であると主張し、傍観していた。
シッフルは株式操作による資金還元を約束し、オバンノもようやく資金を預ける事に同意する。シッフルは自身の株式仲買人に電話をかけ、スカイフリート社の株を大量に空売りするよう依頼する。スカイフリート社は、間もなくアメリカのマイアミ国際空港で、超大型旅客機をマスコミに披露する予定であった。

一方、ボンドが007に昇格した後の初任務は、マダガスカルで暗躍する爆弾密造犯の調査と追跡だった。
MI6の諜報員カーターと共にマダガスカルに派遣されたボンドだが、カーターの不手際で潜入捜査が爆弾密造犯のモロカに見つかってしまい、逃走を許してしまう。モロカはナムブツ大使館に逃げ込むが、ボンドは銃撃戦の末に男を射殺し、大使館を爆破してしまう。
モロカが残した携帯電話のメッセージから、ELLIPSIS(エリプシス)という着信履歴を見つけたボンドは、それが爆弾密造犯の一味に繋がる手がかりと判断した。
ロンドンに戻ったボンドは、上司でMI6部長のMの自宅に忍び込み、彼女のパソコンを使ってELLIPSISの発信元を照会した。そこへMが帰宅し、ボンドが自宅に上がり込んでいた事に加え、ナムブツ大使館での爆発騒動を招いた事を、厳しく叱責した。しかしELLIPSISの発信元がバハマのオーシャンクラブである事を突き止めていたボンドは、爆弾密造犯の一味の捜査の為、一人でバハマへ向かうのだった。

バハマのオーシャンクラブに到着したボンドは、そこでELLIPSISの発信者が武器商人のアレックス・ディミトリオスである事を突き止め、彼に接触する。ポーカーゲームでディミトリオスに勝ったボンドは、彼が所有する車を奪い、さらにその妻ソランジュを誘惑した。ソランジュとの会話から、ディオトリオスがマイアミへ行く事を知ったボンドは彼を追跡し、出国直前に殺害した。
しかしディミトリオスが搭乗手続きの際にカウンターに預けていた筈の荷物は、別の男が持ち去り、しかも既に出国した後だった。ボンドは、男が持ち去った荷物が爆薬を含んだ危険物である事を察知し、急いでマイアミへ向かった。マイアミに到着後、ロンドンにいるMと連絡を取り、男がシッフルという男から依頼を受けているテロリストである事を知る。
男の名はカルロスといい、マイアミ国際空港内でその日にお披露目される予定の、スカイフリート社の大型旅客機の爆破計画の実行犯であった。
カルロスは空港内の関係者区域へ既に侵入した後だった。ボンドはELLIPSISが空港内の関係者区域ゲートのセキュリティコードである事に気付き、急いで後を追う。カルロスを発見したボンドは、滑走路内での激しい攻防の末、爆破計画の阻止に成功し、男を爆死させたのだった。

カジノロワイヤルでの緊張感漂うポーカーゲーム

バハマのオーシャンズ・クラブに戻ったボンドを待っていたのは、Mだった。
ホテルのプライベートビーチでは、ディミトリオスの妻ソランジュが遺体で発見されていた。ディミトリオスのマイアミ行きを口外した事を知ったシッフルが激怒し、見せしめの為に彼女を暗殺したのだ。Mは、そのようにボンドに説明する。Mは、シッフルの目的がスカイフリート社の株価を暴落させて巨額の利益を得る事で、その為に同社の大型旅客機爆破計画を仕組んでいた事を、ボンドに改めて伝える。
資金調達に失敗したシッフルは、テロ組織「ロード・レジスタンス・アーミー」から資金返還を求められ、モンテネグロのカジノ・ロワイヤルで開催されるポーカーゲームに参加し、大金を得ようとしていた。Mはその情報を掴み、テロ組織に大金が渡るのを阻止する為、ポーカーゲームでシッフルから勝利を奪うよう、ボンドに指示するのだった。

指示に従い、列車でモンテネグロに向かったボンドは、車中で財務省から派遣された資金係のヴェスパー・リンドと合流する。ヴェスパーは、1500万ドルの掛け金を管理する為、Mが手配した女だった。美しいヴェスパーにボンドは興味を示すが、感情が薄く冷酷なボンドに、彼女は微笑みつつも警戒の態度を崩さないのだった。モンテネグロに到着したボンドとヴェスパーは夫婦を装い、現地でシッフルを監視していたというMI6職員のマティスと合流する。
ボンドはその夜、参加者10名のポーカーゲームに参加し、シッフルへの接触を図る。ゲームの参加費は全額スイスの銀行に預託されていた。引き出し方法は、参加者全員が事前にパスワードと振込先の口座番号を設定し、勝者のみがそれらをゲーム終了後に入力するというもの。口座番号はヴェスパー、パスワードはボンドのみが知るなかで、ゲームがスタートした。
始めの一手でボンドはシッフルの手癖を見抜き、揺さぶりをかける。シッフルが席を外した隙に、その持ち物に盗聴器を仕掛けた。
その日のゲームは終了し、ボンドとヴェスパーは部屋に戻るが、同じ頃シッフルはテロ組織のリーダー、オバンノから脅迫されていた。盗聴器を通じてシッフルの異変を知ったボンドは、銃を片手にシッフルの部屋へ向かう。しかしオバンノらとホテルの階段で遭遇し、激しい攻防の末にオバンヌらを殺害し、死体の後始末をマティスに任せるのだった。
部屋に戻ると、事件の一部始終に立ち会ったヴェスパーが、シャワールームで震えていた。銃撃戦と殺人に衝撃を受け、幼子の様にうずくまる彼女に、ボンドは優しく寄り添うのだった。

CIAとの取引、そしてシッフルに命を狙われたボンド

翌日、2度目のポーカーゲームに参加したボンドだが、今度はシッフルのブラフを見誤り、資金を全て失ってしまう。ヴェスパーに資金援助を要請するが、ボンドの傲慢な態度をヴェスパーは厳しく非難し、援助を拒否した。
窮地に陥ったボンドを救ったのは、CIAのフィリックス・ライターだった。ライターはボンドと同様に、シッフルの資金源を断つ為にポーカーゲームに参加していたのだが、負け続けて資金が底をつく寸前だと言い、「君なら勝てる」とボンドに掛け金の残りを託した。資金援助と引き換えに、シッフルの身柄をCIAに引き渡す事が交換条件だった。そして勝利金はMI6に譲るという。ボンドはその条件に同意した。
ゲームが再開し、ボンドはテーブルに戻るが、提供されたドライマティーニに口を付けた途端、呼吸困難に陥る。シッフルの画策で、毒を盛られたのだ。ボンドは急いで外に出てアストンマーティンDBSに乗り込んだ。車中でMI6と通話しながら車の中に用意されていた解毒剤を飲み、ヴェスパーの助けも得て命拾いした。

何食わぬ顔でポーカーゲームに戻ったボンドは、今度こそシッフルを打ち負かし、1億2000万ドルを手にした。ボンドはライターに、約束通りシッフルの身柄をCIAに渡すと告げた。その後、ヴェスパーとディナーを共にして勝利を祝うのだった。2人は互いに初めて笑顔で食事を共にする。
途中、ヴェスパーの携帯電話にマティスからの連絡が入り、彼女は「シッフルの身柄がCIAに確保された」とボンドに伝え、レストランを出て行った。
なぜMI6のマティスが、ボンドではなくヴェスパーに連絡をするのか、それにCIAとの取引の件は未だ自分以外は知らないはずだ。不審に思ったボンドは、慌ててヴェスパーの後を追ってホテルの外に出た。するとボンドの目の前で、ヴェスパーが何者かに車に押し込められ、連れ去られてしまったのだった。

ボンドは、ヴェスパーが乗せられた車をアストンマーティンDBSで追跡した。だが夜道にヴェスパーが両手両足を緊縛された状態で横たわっていたため、避けようとハンドルを切った所、勢い余って車が横転してしまう。誘拐犯らに捕らえられ、車外に引きずり出されたボンドの目の前に、CIAに拘束されたはずのシッフルが現れる。
「あいにくマティスは私の友人でね」その一言で、マティスが裏切り者だという事実を知らされたボンド。
ボンドはシッフルに拉致され、密室で激しい拷問にかけられた。ポーカーゲームで勝ち取った1億2000万ドルの送金先を吐かせる為だった。ボンドが捕えられた監禁部屋の隣室からは、ヴェスパーの苦し気な叫び声が聞こえてきて、彼女も尋問されている事に気付く。だが、その部屋からシッフルの協力者だったホワイトが銃を持って現れた。
ホワイトはシッフルを射殺すると、ボンドとヴェスパーを解放したのだった。

ボンドの決意と、ヴェスパーの秘密

療養所で静養中のボンドの元に、素知らぬ顔でマティスが見舞いに訪れた。彼がシッフルに内通していた事は既にMI6に伝わっていた為、その場でMI6の職員らにスタンガンで気絶させられ、連行された。回復したボンドの傍には、ヴェスパーが寄り添っていた。ボンドは、激しい拷問の後遺症に苦しんでいたが、ヴェスパーの笑顔を見て彼も微笑むのだった。

ボンドとヴェスパーは、スイスの銀行員メンデルを呼び、オンライン決済によって勝利金1億2000万ドルの送金手続きを行う。口座番号はヴェスパーが入力するのだが、パスワードはボンドしか知らない。
ボンドに聞きながら機械に入力するヴェスパーだが、「VESPER」というパスワードを知った彼女は、ボンドが心から自分を愛している事を知り、深く衝撃を受ける。
そして、何かを決意するかのようにボンドの愛を受け入れた。ボンドはヴェスパーと共に生きる為に007の称号を捨て、MI6も辞職するとMにメールで伝えた。そして2人は、イタリアのヴェネツィアに向かうのだった。

ヴェネツィアでの幸福な旅を楽しむボンドの元に、Mより電話が入る。MI6への入金が確認出来ない、というのだ。ボンドは、口座番号はヴェスパーだけが知っていた事を思い出し、彼女が裏切っていた事に初めて気づいた。
金を引き出す為に銀行に向かったヴェスパーを追うボンドだが、ようやく彼女に追いついた所、ホワイトの部下達の襲撃に遭い、銃撃戦の末に侵入した建物が崩壊する。崩れた建物の中に消えたヴェスパーを助け出そうと、ボンドは彼女に追いつくが、すでに建物はヴェネツィアの運河の中に水没しようとしていた。
ヴェスパーは倒壊したエレベーターの鉄筋の中にいたが、ボンドの姿を目撃すると「許して、ジェームズ」と呟いて、エレベーターごと水中に落ちていった。それでも助けようとするボンドの手を放し、ヴェスパーは自ら水の底に沈み、絶命したのだった。
その姿を遠目で確認していた男は、ホワイトだった。彼は、ヴェスパーが引き出した大金が入ったアタッシュケースを手に、ヴェネツィアを後にする。

数日後、ヴェネツィアを去るために船に乗ったボンドは、Mからヴェスパーの裏切りの経緯を聞く。
ヴェスパーには長年交際していたフランス人の恋人がいた。シッフルは彼女の恋人を誘拐し、協力しなければ殺すと脅迫していた。恋人を救う為に、やむを得ずスパイとしてボンドに近付いたのだ。
黙ってそれを聞くボンドに、Mは「なぜあの夜、拷問で殺されなかったのか分かるか」と問う。ヴェスパーは、自身もホワイトによる拷問を受けながらも、シッフルの拷問からボンドの命を救う為に、ポーカーゲームの勝利金を渡すとホワイトに約束したのだ。
いずれ遠くない未来に死ぬ事を覚悟した上で、ボンドと最後のひとときを過ごしたヴェスパー。Mは「彼女を許してあげて」とボンドを諭す。だがボンドの答えは「裏切り女は死んだ。任務に戻る」、それだけだった。

ボンドの次の任務は、ホワイトが所属する国際テロ組織を調査する事だ。規模も所在地も、名前すらも判明していないテロ組織だが、手がかりはあった。
ヴェスパーが残した携帯電話に、ボンドへのメッセージが残っていた。それはヴェスパーが彼に、ホワイトの電話番号を伝えるものだった。ボンドは、テロ組織の根源を断つ為にホワイトの居場所を突き止める。そして、イタリアの自宅に戻ったホワイトを待ち伏せし、その足を撃ち抜いた。
痛みに悶え、這いつくばったホワイトを容赦の無い目で見下ろし、ボンドは薄く笑った。ホワイトの裏に存在する国際テロ組織との闘いが今、始まったのだ。

『007/カジノ・ロワイヤル』の登場人物・キャラクター

主要人物

ジェームズ・ボンド/演:ダニエル・クレイグ

日本語吹替:(ソフト版)小杉 十郎太、(テレビ朝日版)藤 真秀
「007」シリーズの主人公。1968年4月13日生まれ。MI6エージェント007に昇格したばかりである。幼少期に両親を亡くし、養父に育てられた。強引で独断専行型の性格で、しばしば上司のMに叱責される。女性のタイプは主に人妻を好み、時計はロレックスよりオメガ、車はアストンマーティンがお気に入りだ。
マイアミ国際空港で大型旅客機爆破テロを防いだ後、テロ組織の資金源を断つ為に、本作品の最大の敵であるシッフルにポーカーゲームで挑んだ。

ヴェスパー・リンド/演:エヴァ・グリーン

日本語吹替:(ソフト版)岡 寛恵、(テレビ朝日版)冬馬 由美
財務省の資金係。本作品におけるボンドガールである。ポーカーゲームの掛け金1500万ドルの管理の為、ボンドに同行する。その正体は、シッフル側のスパイだった。フランス人の恋人を人質に取られ、その命を守る為にやむを得ずシッフルに協力していた。

ル・シッフル/演:マッツ・ミケルセン

日本語吹替:(ソフト版)中多 和宏、(テレビ朝日版)藤原 啓治
テロ組織のマネーロンダリングを生業とするプライベートバンカー。幼少期に左目を負傷した為、眼球が白濁している。
ウガンダのテロ組織「ロードレジスタンス・アーミー」の資金を預かるが、失策により資金を失った。その損失をギャンブルで取り返すため、カジノロワイヤルでのポーカーゲームに参戦するが、ボンドに惨敗する。再び失った掛け金をボンドから奪おうとするが、協力者であったはずのシッフルに裏切られ、射殺された。

MI6関係者

M/演:ジュディ・デンチ

ponmaguro039
ponmaguro039
@ponmaguro039

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