東京卍リベンジャーズ(東卍・東リベ)のネタバレ解説・考察まとめ

『東京卍リベンジャーズ』とは、和久井健によるSF・アクションを織り交ぜた異色のヤンキー漫画。主人公の花垣武道がかつての恋人を死から救うべく、暴走族「東京卍會」の総長を目指して2017年と2005年の二つの世界をタイムリープする。東京卍會の魅力的なキャラクターたちの熱い熱い友情や、敵対するチーム相手に繰り広げるバトルシーンが見どころである。連載から徐々に人気を集め、アニメ化・実写映画化もされた。「東卍」や「東リベ」の愛称で親しまれている。

愛美愛主(メビウス)

総長長内信高が務める暴走族。東京卍會に敗北して壊滅した。8・3抗争で稀咲は東京卍會に入るきっかけを作った。元愛美愛主のメンバーは半間修二が副総長を務める暴走族「芭流覇羅」に移籍した。

芭流覇羅(バルハラ)

副総長半間修二が率いる暴走族。元愛美愛主と反東京卍會のメンバーで作られた。規模は300人ほど。東京卍會との抗争で敗北後は東京卍會の傘下に下る。稀咲が除名されてからは稀咲と半間と元芭流覇羅のメンバーは天竺に移籍した。

黒龍(ブラックドラゴン)

万次郎の兄・真一郎が立ち上げた暴走族。総長の座は一代目佐野 真一郎・八代目黒川イザナ・九代目斑目獅音・十代目柴大寿・十一代目花垣武道と移り変わっている。柴大寿が敗れたことで、東京卍會の傘下となった。

天竺(てんじく)

総長を黒川イザナが務める横浜の暴走族。S62世代が中心となり、構成されている。メンバーの規模は400人。東京卍會とは東京事変で激しく激突する。結果は東京卍會が勝利を収めるも黒川イザナ・佐野エマが死亡、S62世代が逮捕されるという凄惨な終わりを迎えた。

S62世代

黒川イザナ・武藤泰宏・望月莞爾・灰谷蘭・斑目獅音の昭和62年世代の通称。少年院で出会い、志を共にした5人はその後天竺を立ち上げた。

83抗争

東京卍會の参番隊隊長林田の親友が、愛美愛主の総長である長内信高とモメたことにより起こった抗争。林田の親友と、その彼女は重傷を負い、藁にもすがる思いで林田に相談してきた。林田はその件をマイキーに相談すると、8月3日の武蔵祭りで、愛美愛主と決戦することを宣言する。
しかし、マイキー達が話している時に、愛美愛主のメンバーを引き連れて、総長の長内が現れる。林田が向かっていくが、長内はボクシング経験者で、何度も倒される。しかし、林田が何度倒れようとマイキーは二人の喧嘩を見届けているだけで、助けに入ろうとしない。武道は黙って見ているマイキーに不信感を抱いた。そして、ついに林田が倒れそうになると、そっと胸を貸し、崩れそうになる林田を支える。それから長内に歩み寄り、一撃で蹴り倒した。他の愛美愛主のメンバーに動揺が走る。総長が倒されたことで、愛美愛主のメンバーが戦意喪失し、退散しようとした矢先、友人を傷つけられ、復讐心が強かった林田は、長内をナイフで刺してしまう。
林田は自首したが、金を使って出所させようとしたマイキー派と、林田の自首を尊重しようとしたドラケン派に別れてしまう。しかし、武道が仲裁に入り、内部抗争は落ち着くが、林田を慕っていた林はマイキーとドラケンの和解には納得していなかった。そこで稀咲は、ドラケンは林田を裏切ったと林良平を唆し、ドラケンを襲うように仕向ける。林は”ドラケン狩り”と称し、愛美愛主の残党とグルになって、20人で襲いかかる。抗争の最中にナイフで刺されたドラケンは意識不明の重体で、病院に搬送されるものの、一命を取り留めた。

血のハロウィン

血のハロウィンとは、2005年10月31日に起こった一虎の所属する芭流覇羅とマイキー率いる東京卍會の抗争のことを指す。東京卍會を乗っ取ろうと考えた稀咲が、一虎のマイキーに対する私怨を利用して引き起こした。武道のタイムリープ前では、血のハロウィンで一虎は元東京卍會壱番隊隊長・場地圭介を殺し、それに激高したマイキーに一虎は殺害された。そして稀咲がマイキーの身代わりを用意したことで逮捕されることなく済んでしまい、マイキーが闇落ちする流れへと至った。武道は、この流れを変えるためにタイムリープしたが、一虎の死は回避できたものの場地は死亡してしまう。また、抗争の決算として芭流覇羅は東京卍會の傘下に下ることとなる。その仲介役を担ったのは稀咲であり、手柄を渡してしまうこととなってしまうため武道のミッションは失敗となる。

聖夜決戦

2005年12月25日に起きた抗争。八戒が太寿に撲殺されそうになる武道を助けるのを引き換えに東京卍會を脱退し、黒龍に所属。三ツ谷と太寿は八戒が黒龍入りする代わりに柚葉を暴力から解放するという和平協定が成立。その後八戒は武道、千冬に太寿の殺害の決意を明かし、それを止めるために万次郎、三ツ谷以外の幹部たちを説得するも拒絶され、武道、千冬、稀咲、半間の4人で行動する。本来の作戦は教会の中で武道が八戒を説得し、外で稀咲、半間、千冬で太寿を止めるというものだったが、稀咲と半間の裏切りに合い、教会にて八戒の説得中だったが太寿が乱入。八戒が刺殺を目論むも太寿に首を絞められる。そこへ稀咲の言葉に乗せられた柚葉が太寿を刺殺しようとするが、武道の掛け声で太寿は急所を外し、裏切られることがわかっていた千冬が三ツ谷を呼び出し、そのまま抗争に参戦。東卍側が不利な状況になるも武道の発破で八戒が初めて大寿に逆らい、マイキー、ドラケンの参戦もあって何とか抗争に勝利した。

関東事変

稀咲が天竺の四天王を使い、東卍を奇襲。長引いたこの抗争は合併という形で終息を迎えると、総長にマイキー、総長代理に稀咲、No.3にイザナが座る史上最悪の愚連隊が誕生する。タイムリープ後は伍番隊隊長の武藤が裏切り、伍番隊と九井を天竺に引き抜く。東京卍會は人員を半数の50人規模へと縮小を余儀なくされ、その数日後、"S62世代"の斑目灰谷に三ツ谷が、肆番隊隊長の河田ナホヤが襲撃を受け、更には稀咲自らエマに手を下し死亡させ、マイキー、ドラケン両者の戦意を喪失させた。その中で武道が総長代理として仲間を鼓舞し、天竺との抗争を決行。強者揃いの天竺を相手に苦戦しながらも、佐野と龍宮寺も戦線に加わったことで戦局が一変。マイキーとイザナの総長同士の戦闘が始まり、序盤はイザナが圧倒するも終盤になるにつれてマイキーが圧倒。イザナは敗北し、拳銃を使用してマイキーを射殺しようとするが鶴蝶に制止される。これが自身の野望の邪魔になるとした稀咲によって鶴蝶は右胸を撃たれた。イザナは稀咲が放った3発の銃弾から鶴蝶をかばって撃たれたことで死亡。鶴蝶も意識不明の重体となり、マイキーによって抗争の終了が宣言された。しかし、エマ、イザナを死に追いやり、鶴蝶を重体に追いやった稀咲は半間とともに逃走。武道VS稀咲とドラケンVS半間の2つの場外決戦に発展するふが、稀咲は車にひかれて死亡、半間とドラケンは引き分けの形で終わり、エマ、イザナ、稀咲の3名の死者と、武藤、灰谷兄弟、望月、斑目の5人の逮捕者を出して抗争は完結した。

三天戦争

元々は梵が、六破羅単代と関東卍會に抗争を仕掛ける予定だったが、千咒と武道が六破羅単代の総代・寺野を崇拝する過激派によって襲撃を受ける。駆けつけてきたドラケンによって2人は助かるが、過激派が放った3発の銃弾によりドラケンが死亡。それにより1週間予定を早めて六波羅単代に抗争を仕掛け、関東卍會も後から遅れる形で乱入した。

『東京卍リベンジャーズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

花垣武道「オレが東卍のトップになる」

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場地圭介(ばじけいすけ)とは、和久井健によるタイムリープ×ヤンキー漫画『東京リベンジャーズ』の登場人物である。 不良集団である東京卍會の創設メンバーの一人で、壱番隊隊長を務める。総長であるマイキーからは幼馴染ということもあり、絶大な信頼を置かれている。 集会で主人公であるタケミチと初対面した際に、いきなり殴りかかるほどの喧嘩っ早い性格の反面、仲間思いという心優しい一面をもつ。 好きな食べ物はペヤング。

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瓦城千咒(かわらぎせんじゅ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。本名は明司千壽(あかしせんじゅ)である。梵の首領で、小柄ながらも初代東京卍會・総長の佐野万次郎と並ぶほどの実力を持つ少女。戦闘中は強く、中性的な容姿も相まって近寄りがたい雰囲気だが、プライベートで本作主人公である花垣武道とともに出かけた際は、年相応の天真爛漫さを見せている。梵No.2である明司武臣、関東卍會副総長・三途春千夜は兄であり、3兄弟の末っ子。

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武藤泰宏(むとうやすひろ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。大柄だが性格は温厚で、ムーチョの愛称で呼ばれることが多い。佐野万次郎が総長である、東京卍會の中では最年長の18歳で、伍番隊隊長を務めている。過去に喧嘩相手に下半身不随の重傷を負わせたため、少年院に入所、そこで黒川イザナをはじめとした極悪の世代と出会う。一線に戻った黒川の元へ行くため東卍を裏切ったことにより、関東事変後に三途春千夜に殺害された。

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明司武臣(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

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明司武臣(あかしたけおみ)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。妹である明司千壽がトップを務める梵のNo.2の座に就いている。ただし、戦闘時は前線ではなく、指示役的な存在として支援に回っている。東京卍會総長である佐野万次郎の兄・佐野真一郎が創設した初代黒龍の副総長でもあった。黒龍時代は明司の采配で戦況が決まると言われており、軍神の異名がつけられていた。

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灰谷竜胆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

灰谷竜胆(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

灰谷竜胆(はいたにりんどう)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。兄・灰谷蘭とは対照的な、つり上がった眉としっかりした体型が特徴。蘭と一緒に不良の道を歩み、六本木のカリスマとして名を馳せていた。また、灰谷兄弟と六本木狂極というチームとの抗争灰狂戦争後は、少年院に入所した。そこで出会った黒川イザナが総長を務めるチーム・天竺に兄とともに所属。作中では、兄と抜群のコンビネーションを見せ、対戦相手を倒す姿が描かれている。

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柴柚葉(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

柴柚葉(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

柴柚葉(しばゆずは)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。センター分けの明るいロングヘアで、短めのスカートにルーズソックスというギャル風な外見をしている。男勝りで強気な性格をしており、作中で攻撃シーンのある女性キャラの1人である。兄は黒龍の総長・柴大寿、弟は東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒。また、八戒と同じ隊の隊長である三ツ谷隆は幼馴染で兄弟のような存在と語っている。若干ブラコン気味な性格であり、携帯の待ち受けは八戒である。

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林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹(はやしだはるき)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称はパーちんで、金髪のモヒカンとがっちりとした体形が特徴。東京卍會創設メンバーの1人で、参番隊長を務めている。8・3抗争のきっかけとなった長内を刺したことにより、少年院へとはいることになる。副隊長である林良平とは幼馴染であり親友で、2人とも佐野の事を尊敬している。

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