『X-MEN』シリーズの悪役ミュータントまとめ!【マーベル・コミックス】

ここでは映画シリーズが世界的人気作になっているマーベル・コミックス、『X-MEN』シリーズに登場する悪役ミュータントをまとめた。マグニートー、ミスティーク、セイバートゥース、トード、パイロなどを紹介している。

出典: suma-to.net

マグニートー

磁界王の異名を持つ最強のミュータントの一人。磁力を操り、あらゆる金属を意のままにする。核爆発に耐えうる電磁バリアを張ったり、地球の地磁気に影響を与えて地殻変動や地球の裏側の火山の噴火まで起こす。また、血中のヘモグロビンの鉄分を制御して他人の動きを操る。このように磁力の範囲は広範囲かつ尋常ではない強力さをもつ。
ユダヤ人であり、第二次世界大戦時のホロコーストの被害者。その時のトラウマによって、荒んだ人格を持つようになる。人類はより優秀な生物であるミュータントに支配されるべきであるとの思想を持つことから、かつての親友、プロフェッサーXと対立している。

ミスティーク

真紅の髪に青い肌を持つ女性テロリスト。全身の皮膚の形と色を自在に操り、服装こみでどんな人物にでも変装できる。一時期はX-メンに加入していた事もあった。ローグの養母にして、ナイトクローラーとグレイドン・クリード兄弟の実母である。

セイバートゥース

ウルヴァリンと同じ超人兵士開発プロジェクトから生まれたミュータント。
アダマンチウムで覆われた牙と怪力を武器とし、超回復能力ヒーリングファクターを持つ。
ウルヴァリンの宿敵。

出典: www.comicvine.com

トード

短躯と醜貌に強いコンプレックスを持つ。トード(ヒキガエル)という通り名の通り、伸縮自在の強靭な舌と驚異的なジャンプ力、口から吐き出す粘着性の液が武器。

出典: henchman4hire.com

パイロ

炎を自在に操る。但し発火能力は持っていないため、ライターや火炎放射器を持ち歩く。
攻撃的な性格。コミックではミュータントにのみ感染する致死性のウィルス、レガシー・ウィルスによって死亡した。

出典: techcrunch.com

ジャガーノート

プロフェッサーXの義兄で、彼の実父とプロフェッサーXの実母が再婚している。自分の実の父がチャールズばかりを可愛がる事を妬んで子供の頃から不仲だった。一度軍人になるも脱走し、その後、異教の魔神の力を秘めた赤い宝石「サイトラックの魔石」を偶然手に入れる。その魔力でハルクに比肩するほどの恐るべき突進力と破壊力、頑強な肉体を手に入れて現在の姿になった。あくまで石の魔力で超人になっているのであり、ミュータントではない。

レディ・デスストライク

日本人。本名:ユリコ・オーヤマ。
アダマンチウムの人体移植技術を開発したオーヤマ博士の娘。ウルヴァリンを自分の父の仇と信じ、スパイラルに自分もアダマンチウムの爪を持つサイボーグ手術を志願、ウルヴァリンの抹殺を狙う。ウルヴァリンとは異なり、腕の甲からではなく指の爪がアダマンチウムの爪に変化する。

アポカリプス

黙示録の名を持つ怪人物。
分子構造を自由に操ることができ、自分の体を自由に変えられる。
約800km/hのスピードで動く事ができ、テレポート能力を持つ。ハルク並の怪力を持ち、知能も大変高い。
不老に近い超長寿のミュータントである。
もともとは古代エジプト時代の孤児で、砂漠に捨てられていた所を遊牧民らに拾われた。その後、オジマンディウス王の奴隷となるが、ミュータント能力に目覚めると、王国にある古代テクノロジーを手に入れんが為にオジマンディウスから王座を奪い取り、自らの行動を記録させる奴隷とした。

出典: www.comicvine.com

ミスター・シニスター

能力は分子レベルでの他者の操作・テレキネシスエネルギー放出・肉体治癒・高レベル頭脳・超人的耐久力・怪力等。
才能をアポカリプスに見込まれ、彼の弟子として不死の肉体を与えられMr.シニスターとなる。その後自らが世界を征服したいという欲望に駆られ、アポカリプスと袂を分かち、アポカリプスを倒せる究極のミュータントを創造することを生涯の目標とする。

スパイラル

鉄兜に六本腕が特徴の、異次元モジョーバースの支配者であるモジョーのエージェント。モジョーに作られた人工生命体。

マスターモールド

ボリバー・トラスクが製造した最大級のセンチネル。
「量産用の成形型」を意味するその名の通り、センチネルにしてセンチネル製造機であり、統括的な制御装置でもある。
そのためそれ自体が戦う事はまずない。腰かけた格好で登場するのが常である。

出典: www.comicvine.com

バスチオン

米国政府に取り入り、極秘のミュータント根絶計画(オペレーション・ゼロ・トレランス)を指揮する謎の人物。ミュータントハンターロボット・センチネルの軍団を操り、X-メンを壊滅寸前に追い込んだ。その正体はセンチネルの王、マスターモールド

出典: www.comicvine.com

オンスロート

プロフェッサーXがマグニートーの精神を破壊した事がきっかけで生まれた魔人。プロフェッサーXとマグニートーの負の精神を引き継ぎ、それぞれのミュータント能力=精神操作能力と磁力操作能力を持つ。
最強のミュータントになると言われているフランクリン・リチャーズの能力を取り込こんだことで現実改変能力も手に入れた。そのため地球で生まれた最初のコズミックビーイングと呼ばれた。
サイオニック・アーマーと呼ばれる鎧を身に纏っており、ほぼ全ての物理攻撃を無効化する。
地球中のマーベル世界の全ヒーローと対決し、激闘の末にミュータント以外の全ヒーローを犠牲にした攻撃を受け消滅した。

出典: marvel.com

ストライフ

未来世界から来た強力なミュータント。2000年先の未来でケーブルの臓器移植のためにつくられたクローンだったが、アポカリプスに奪われて育てられる。
自分の遺伝子上の親であるサイクロップスとジーンを、自分を捨てたと認識しており、二人を激しく憎んでいる。また、自分がケーブルのためにつくられた補欠であることをプライドが許さないのか、ケーブルのことも非常に憎んでいる。ケーブルとは異なり、テクノウィルスに余分な能力を割くことも必要ないため「ケーブルの完全体」とも言える非常に強力なミュータント能力を持ち、ジーン・グレイの能力をいとも簡単に押さえつつアポカリプスを半殺しにする。

出典: marvel.wikia.com

オメガレッド

「紅の超人兵士」の異名を持つ。
元々は連続殺人鬼だったが、冷戦時代にKGBに捕らわれソ連の超人兵士「オメガレッド」として生まれ変わった。首に埋め込まれた超金属の鞭「カーボナディウム・コイル」を武器とする。
ウルヴァリンにムラマサブレードで心臓を貫かれ、死亡。

出典: marvel.wikia.com

カサンドラ・ノバ

ママドライと呼ばれる精神寄生体。プロフェッサー・Xの母親の胎内に潜み、彼のDNAをコピーした双子として生まれた。全ミュータントの抹消を目論み、ジェノーシャを壊滅に追いやったり、プロフェッサーの体を乗っ取り彼がミュータントであることを世間にばらした。

出典: en.wikipedia.org

ジェネシス

アポカリプスが支配する39世紀の未来で生まれた、アポカリプスの実の息子でケーブルの養子。他人の思考を映像に投影させることができる。ストライフに洗脳されて思想が歪み、アポカリプスの配下となった。タイムマシンで現代に現れ、ウルヴァリンを洗脳しようとしたり、アポカリプスを復活させようとしたが、ウルヴァリンに殺され死亡した。

出典: x-men.wikia.com

ロミュラス

長年に渡ってウルヴァリンの人生を操作して、ウルヴァリンに苦悩を与え続けてきた人物。ウルヴァリンにプロフェッサーX暗殺を命じる強い暗示を与えたことにより、ウルヴァリンの記憶の著しい欠損を招く原因を作った。
猿から進化したホモサピエンスとは異なる、狼から進化したホモルパス=ルピン一族の王。
ウルヴァリンに酷似した風貌をしているが、より大柄で年老いており爪の生えた義手を用いている。
最後はウルヴァリンに殺された。

出典: x-men.wikia.com

ダケン

1940年代の日本で、当時の妻イツとの間に生まれたウルヴァリンの息子。ヒーロー・ヴィランのどちらにも所属しない独自性を持ち、両性愛者で薬物中毒という側面もある。
ウルヴァリンと同じく、3本の爪(手の甲から2本、内側の手首から1本)とヒーリングファクターを持つミュータント。爪にはティンカラーによってヒーリングファクターを無効化するムラマサの破片が埋め込まれていたが、後にウルヴァリンによって剥奪された。
ロミュラスに洗脳され父が母イツを殺したと信じ込み、父を殺そうとしていたが、プロフェッサーXにより黒幕がロミュラスであることを知る。
ウルヴァリンとは真相を知ってからもその仲は円満とは言いがたい。

出典: www.comicvine.com

ブロブ

超人的腕力と攻撃を吸収する肉体を持つ。
サーカスで銃弾を生身で受け止める芸で働いていたところ、プロフェッサーXに見出されてスカウトされるも、粗野な性格が災いして交渉決裂。逆恨みするようになる。
M-Dayで能力を失い、脂肪がなくなり皮だけの惨めな体になってしまう。
その後能力が戻ったようで、再びミスティークやセイバートゥースたちとつるんでいる。

出典: www.fanpop.com

アヴァランチ

振動波を放射するミュータント。
アニメ版だとパイロ、ブロブと共に三馬鹿トリオ扱いだった。

出典: en.wikipedia.org

アーケイド

変質狂的なゲームマニアで、1件100万ドルとも言われる凄腕の殺し屋。

出典: marvel.wikia.com

ブラック トム・キャシディ

バンシーの従兄弟。生まれたばかりのバンシーの娘(サイリーン)の世話をしていた事もある。

ミュータント能力は爆発エネルギーの放射。エネルギーを媒介する道具として伝統的な木製の杖を用いるのが特徴的。
後にセカンドミューテーションによって新たなミュータントパワーに目覚め、植物操作能力を得る。
主にバンシーの宿敵として有名。X-MENとの対戦回数が多い。

ダークビースト

人の命を何とも思わないマッドサイエンティスト。人体実験大好き。
本物のビーストを拉致監禁して入れ替わっていたが、本物のやっている高度な研究や調査を他のチームメンバーから依頼されて目を回していた。後に本物は救出された。
ダークX-MENの一員として活動していたが、サイクロップスの策略により本物のX-MENに壊滅された。

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