ナミヤ雑貨店の奇蹟(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは東野圭吾の長編小説および、それを基に2017年に制作された日本映画。監督は廣木隆一、脚本を斉藤ひろしが手がけ、主演は山田涼介と名優・西田敏行が務めた。なんとなく悩み相談窓口を始めたナミヤ雑貨店の主・浪矢雄治は手紙のやり取りを通じ、様々な悩みを持つ人たちの人生を変えていく。雑貨店は過去と現在が繋がる不思議な場所となり、現実から逃げ続けてきた青年・矢口敦也を感化させていく。雄治と敦也の奇蹟の一夜の交流を描いた、心温まるファンタジー・ドラマである。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の概要
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは東野圭吾の長編小説および、それを基に2017年に制作された日本映画。監督は廣木隆一、脚本は斉藤ひろしが手がけた。全国343スクリーンで公開され、映画観客動員ランキングで初登場第1位となった。この作品は映画界でも高い評価を受けており、第41回日本アカデミー賞優秀作品賞受賞や優秀監督賞、田村晴美役の尾野真千子が優秀助演女優賞を、浪矢雄治役の西田敏行が優秀助演男優賞を受賞している。主演の山田涼介は、第91回キネマ旬報ベストテンで新人男優賞を受賞した。日本以外にも、中国・香港・台湾・韓国・シンガポール・マレーシアで公開された。
ストーリーがカットされた部分はあるが、2013年、2016年、2017年に舞台化もされている。
この作品は、ナミヤ雑貨店店主との手紙がつなぐ奇跡を綴った物語である。1980年代頃、ナミヤ雑貨店を営む店主・浪矢雄治(なみやゆうじ)は、妻を亡くし生きる意味を見失っていた。そんな時になんとなく始めたのが、手紙での悩み相談であった。人生に迷う様々な悩みをもった人たちが、ナミヤ雑貨店の郵便口に手紙を投函していく。その手紙の返事を1通1通雄治が書いて、店横の牛乳瓶を入れる箱に返事を入れておくという仕組みであった。手紙で相談するうちに相談者たちには変化が見られるようになり、道を踏み外してもまた前を向いて人生を再生させていく。時が経ち、廃屋となった雑貨店に身を隠すため、矢口敦也(やぐちあつや)・小林翔太(こばやししょうた)・麻生幸平(あそうこうへい)の3人が転がり込む。一通の手紙が来たことから、この場所が過去と繋がっていることに気が付いた3人は、過去の人物との手紙のやり取りを通じて、自身の過去を見つめ直すようになる。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあらすじ・ストーリー
ナミヤ雑貨店の店主
ナミヤ雑貨店の店主、浪矢雄治(なみやゆうじ)。妻・浪矢(なみや)を亡くし、生きがいを失っていたが、なんとなく始めた「悩み相談」が口コミで広がり、様々な人の「よき相談相手」として有名になる。「将来宇宙飛行士になるのが夢だが、乗り物酔いをしてしまうので諦めたほうがよいでしょうか」という相談に対して、「宇宙飛行士も船乗りも、初めは誰もが乗り物酔いをしてしまうと聞いた。まだ諦めるのは早い。あなたの夢が叶うのを願っている」といった返事を店の掲示板に貼り出していた。また、深刻な悩みについては、店横の牛乳瓶を入れる箱に返事が入っている仕組みを作った。こうして雄治は、町の新聞にも取り上げられるほど有名になり、相談に乗ることに生きがいを感じ始めるのだった。
時が経ち、ある夜、廃屋となった浪屋雑貨店に矢口敦也(やぐちあつや)・小林翔太(こばやししょうた)・麻生幸平(あそうこうへい)の3人が忍び込む。誰もいないはずの店内に、郵便口から一通の手紙が落ちてきたのだ。その手紙は32年前に書かれた悩み相談で、3人はその手紙に返事を書くことにしたのだった。
クリスマスに起こった丸光園の火事
父・松岡健夫(まつおかたけお)が病気で倒れ、家業の魚屋を継ぐか、ミュージシャンになるという自分の夢を追い続けるか悩んでいた松岡克郎(まつおかかつろう)。ナミヤ雑貨店への悩み相談の手紙のやり取りを通して意思を固め、父からの後押しも得て夢を追う決意する。克郎は丸光園という児童養護施設へ慰問に訪れた。クリスマスパーティーで楽器を演奏したり歌を歌ったりして、子供たちを喜ばせていた。克郎は何曲かクリスマス曲を歌った後に、自ら作曲したオリジナル曲を披露する。その曲に興味を示したのが水原セリ(みずはらせり)だった。克郎に自ら歩み寄り、曲について質問する。「さっきの2番目に演奏した曲ってなんていう曲ですか?」「あれは僕のオリジナル曲」「タイトルは?」「REBORNっていう。再生って意味」この克郎のオリジナル曲にセリは惚れ込んだのだった。
その夜、丸光園で火事が発生する。突然の火事に慌てて逃げる職員と園児たち。だが、セリが弟の姿がないことに気づく。すぐさま助けに行こうとするセリだが、職員に止められてしまう。その状況を見た克郎は、とっさにセリの弟を助けに行くことにした。テラスに取り残された小さな弟を見つけ、抱えて走る。出口から逃げるように出て行こうとしたその時、焼け崩れた大きな柱が克郎の行く手を阻む。足を取られて身動きが取れなくなってしまった克郎は、セリの弟を出口へ向かわせ、自分はここで命を絶つことを覚悟したのである。こうして克郎は「これで自分の足跡は残せたかな。負け戦だったけど」と父との約束を胸に、亡くなったのだった。
「迷える子犬」との出会い
身を隠している敦也たち3人に、過去からまた新たな相談者の手紙が届く。差出人は「迷える子犬」と書かれていた。彼女の名前は田村晴美(たむらはるみ)。晴美は、高校まで出してもらった大叔母夫婦が経済的困難に陥っているため、まとまったお金を必要としている。そんなときに、ホステスとして働いている店の常連から「店を持たせてやるから愛人にならないか」と誘われ、気持ちが揺れていることを相談したのだった。その相談の手紙を読んだ敦也は、自分も経験したような暗い過去が晴美にも待ち受けていることを悟り、返事を書くまでもないとあきれてしまう。だが、翔太と幸平はそうならないためにも返事を書き、具体的なアドバイスをしてやらないといけないのだと言った。自分の暗い過去から目を背けられず、人を信じられないでいる敦也は「人の運命ってもんは、そう簡単に変えれるもんじゃねえだろ!」と強く反論した。反抗的な敦也はこの手紙のアドバイスだけで、晴美がどこまで夢を叶えられるのかを試すかのように、「ならこの返事、俺に書かせろよ」と筆を取った。高度経済成長期にあわせて経済の勉強をしておくことを伝え、物件を購入したり、株式を買ったりするとよいと、具体的なアドバイスを返事に書いたのだった。
はじめは手厳しい内容に失望する晴美だったが、その後は、敦也からの具体的なアドバイスを忠実に守っていった。そして、立派なオフィスを構え会社を経営し、社長として見事成功をおさめたのだった。手紙のアドバイスを信じた晴美は、見事運命を変えることができたのである。
悩み相談の限定復活
敦也たち3人が身を隠すためにナミヤ雑貨店に入ってから数人の悩み相談を受けたが、32年前から手紙が送られてくる理由はいまだ分からずにいた。特にそれについて話し合うわけでもなく、3人それぞれで朝までの時間を潰して過ごしている。
しばらくして、携帯を見ていた翔太が、あるウェブサイトを見つけた。敦也と幸平に慌てて見せたそのサイトは「ナミヤ雑貨店相談窓口の復活について」である。この復活は、ナミヤ雑貨店店主・浪矢雄治の命日である12月20日にあわせて「相談者のその後の様子を聞かせてもらうために悩み相談を復活させてほしい」と、雄治が息子の浪矢貴之(なみやたかゆき)に生前伝えていた要望だった。これを見た翔太は、雄治の亡くなった日が32年前の今頃であることに気づいた。3人が身を隠しているその日は「12月19日」である。そして今、自分たちが体験している「過去との不思議な手紙のやり取り」は、きっとこの日付に関係しているのだと言った。それを聞いた敦也は「確かめてみる」と2人にシャッターの郵便口を見張らせ、何も書いていない白紙の便箋を1枚手に取り、郵便口に入れた。だが、その白紙の便箋は、郵便口を見張っていた2人のもとには届かなかった。
こうして、敦也が郵便口に入れた白紙の便箋は、32年前の皆月曉子(みなづきあきこ)と雄治のもとへ届いた。雄治は、敦也が入れた手紙の中身をさっそく見てみるが、差出人も書いてない白紙の便箋1枚だったため、曉子と2人で微笑んだのだった。
丸光園とナミヤ雑貨店が結んだ不思議な縁
会社経営で社長として成功をおさめた晴美は、大叔母夫婦への資金援助も達成し、敦也の手紙のアドバイスを忠実に実行したおかげで充実した生活を送っていた。だが、ある日秘書から丸光園の経営状況が怪しくなっていることを聞かされる。晴美は以前、元園長の皆月良和(みなづきよしかず)に世話になっており、丸光園の火事の後に資金援助をしたことでもつながりがあった。そんな思い入れのある丸光園を経営破綻からなんとか救いたいと、独自で調査を進めていたのである。経営破綻の危機を招いた原因は、プライベートで補助金を不正に利用していた現園長の刈谷守(かりやまもる)だった。そのため晴美は、原因追及のために何度か丸光園に足を運んでいたのである。
だが、丸光園の経営の話は「謎の女社長が丸光園を潰す計画を立てている」と、出身者の敦也たちの耳に悪い噂として届いてしまっていた。その噂を耳にした敦也たち3人は、その女社長が晴美であるとも知らず「丸光園を潰されるわけにはいかない」「懲らしめてやる」と強盗に入る計画をひそかに立てる。その夜、強盗に押し入った3人は、晴美をガムテープで縛り、金品を盗んで逃走した。
隠れ家にしているナミヤ雑貨店に戻ると、奪った晴美の所持品や金品を3人で確認した。所持品を確認する敦也は「田村晴美」と書かれた名刺と、それと一緒に入っていた「ナミヤ雑貨店様へ」と書かれた手紙を見つける。その手紙を開封してみると、なんと差出人は「迷える子犬」となっていた。敦也は慌てて2人にこれを共有する。3人とも動揺を隠せないでいた。
人を信じることで変えられる運命
女社長が持っていた手紙の差出人が「迷える子犬」と書かれていることに理解が追いつかず、慌てて状況を整理する3人。その手紙は、晴美が12月20日の相談窓口の復活にあわせて書いたものだったのだ。手紙には、敦也がアドバイスした通りに人生を選択し歩み、見事成功を収めることができたことの報告と、夢を叶える手助けをしてくれたことへの感謝が綴られていた。この手紙を読んだ敦也は、さらに混乱する。どうぜ読んでももらえていないと思っていた手紙をしっかり受け取り、さらに、手紙の中だけのアドバイスを信じて忠実に守った晴美の行動と気持ちが理解できなかったのである。「この子には幸せになってほしい」と願い、最初に返事を書いた翔太と幸平は、罪悪感から晴美のもとへ戻ると宣言した。それでも強盗に入ったことで警察に捕まりたくない敦也は、どうしていいか分からない様子で「勝手にしろ!」と言い放った。
2人が隠れ家から走り出し、1人になった敦也。朝を迎え、12月20日になっていることに気がつく。これからどうしていくべきか検討もつかないまま、ふと、昨夜出した白紙の便箋の返事はどうなったのかが気になった。店横にある牛乳瓶を入れる箱をのぞくと、そこには1通の手紙が入っていた。そこには「名無しの権兵衛様へ」と書かれている。33年前に亡くなった雄治からの返事が書かれていた。雄治なりに、白紙で出された手紙の意味を考えてみたという内容は「白紙であることはあなたの心を表していて、自分の道が見えていないのではないか」という解釈だった。雄治は「あなたの未来はまだ白紙です。白紙だからどんな未来も描けます。すべてがあなた次第なのです」と可能性は無限に広がっていることを最後に綴った。
この手紙を読んだ敦也は、過去に引きずられるのではなく、自由な未来に向かって進むことを決めた。こうして、先に走り出した2人を追いかけていったのだった。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の登場人物・キャラクター
主要人物
矢口敦也(やぐちあつや/演:山田涼介)
児童養護施設「丸光園」出身。母親は今までいろんな男性に騙されて、父親がいないまま敦也を生んだ。生まれてからは丸光園で育ったものの、敦也も母親と同じくろくな生活を送らずに、同じく丸光園出身の翔太や幸平たちと強盗をやっている。3人の中ではリーダー的存在である。
自分のもつ暗い過去から「運命とはそう簡単に変わらないものだ」と思い込み、人を信じることができないでいる。
小林翔太(こばやししょうた/演:村上虹郎)
敦也・幸平たちと同じく、丸光園出身である。幼少期に親からひどい虐待を受けていたために、施設に入所した。敦也・幸平とは丸光園で出会い、今はろくな生活を送らずに、裕福な人の自宅を狙って強盗をやっている。ある時逃走用の車が動かなくなり、身を隠す場所として空き家になっていたナミヤ雑貨店を見つけた。過去との手紙のやり取りに不信感を抱く敦也をよそに、幸平と2人で返事を書くことにした。
麻生幸平(あそうこうへい/演:寛一郎)
Related Articles関連記事
山下達郎(Tatsuro Yamashita)の徹底解説まとめ
山下達郎(やましたたつろう)とは、1953年生まれの日本を代表するシンガーソングライター。代表曲は『クリスマス・イブ』、『RIDE ON TIME』など。1972年にシュガー・ベイブを結成し、1975年にメジャー・デビュー。翌年1976年にバンドを解散し、アルバム『CIRCUS TOWN』でソロデビューを果たす。1980年に発表したアルバム『RIDE ON TIME』が大ヒットを記録。その後も数々のヒット曲を発表している。美しいハイトーン・ボイス、流れるような歌声と絶妙なコーラスワークが特徴。
Read Article
鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
Read Article
プラチナデータ(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『プラチナデータ』とは、東野圭吾によるミステリー小説をもとに、2013年に日本で公開された映画作品である。最新のDNA捜査によって検挙率100%、冤罪率0%を目指す近未来の日本を舞台とした作品だ。当初犯人を追う立場だった警察庁特殊捜査機関の天才科学者が突如犯人として追われる立場となり、それをベテラン刑事が追うストーリーとなっている。派手な逃走アクションでは日本映画にはあまり見ない迫力あるシーンも満載だ。ミステリアスな人物達の本当の姿が暴かれていくところも魅力のひとつである。
Read Article
青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
Read Article
キセキ -あの日のソビト-(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キセキーあの日のソビトー』とは、大ヒット曲を数々生み出したGReeeeNの結成と「キセキ」という楽曲の誕生秘話を描いた映画である。 音楽に挫折した兄のジンは、歯科医師を目指す弟のヒデの音楽の才能に気づき、ヒデの音楽活動を支えることにした。 父親である誠一のような医者を目指していたヒデは、歯科大学の仲間と共に顔を出さない音楽グループGReeeeNを結成する。 そんな2人の主人公と音楽を認めない誠一との葛藤を実話を元にしたストーリー。
Read Article
麒麟がくる(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。
Read Article
BOSS(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『BOSS』とは2009年と2011年にフジテレビ系の「木曜劇場」で放送された天海祐希主演の刑事ドラマ。 犯罪が多様化する現代で警察が世間のアピールのため、設立した「特別犯罪室」を舞台にアメリカ帰りの訳アリ刑事「大澤絵里子」が各部署で足手まといと言われた刑事たちと難事件を解決していく。 基本的には一話完結型のエピソードとなっており、各結末は意表を突くようなどんでん返しで、ラストまで目が離せない作品となっている。
Read Article
Mother(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Mother』とは、2010年4月から水曜22時に日本テレビ系で放送されていたドラマで、坂元裕二が脚本を手掛ける。主演は松雪泰子。その他、山本耕史や芦田愛菜などが出演している。母性をテーマに、様々な視点から母親について描かれている作品である。小学校教諭の鈴原奈緒は、ある日教え子の道木怜南が極寒の中でゴミ袋に入れられ、捨てられているのを発見する。それをきっかけに、奈緒は怜南の母親になることを決意し、彼女を誘拐した。そして奈緒は怜南の母親になることで、女性として人間として成長していくのだった。
Read Article
花束みたいな恋をした(はな恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。
Read Article
愛の渦(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『愛の渦』(映画)とは劇団「ポツドール」の主宰者であり劇作家として活躍中の三浦大輔が監督を務めた、セックスが題材の成人向け映画作品である。戯曲『愛の渦』は岸田國士戯曲賞受賞。待望の映画化に注目が集まった。舞台はとあるアパートの一室。そこはセックスを目的に集まった男女が乱交パーティーを行う裏風俗だ。集まったのはニートや女子大生、保育士にサラリーマンと見ず知らずの男女10名。肉欲に溺れる男女と交錯する人間模様を浮き上がらせた、セックスがテーマの映画となっている。
Read Article
名前をなくした女神(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『名前をなくした女神』とは、2011年4月から6月までフジテレビ系列で放送された、杏主演のママ友たちのドロドロした関係をテーマにしたテレビドラマ。キャッチコピーは「ようこそ、ママ友地獄へ。」。新たに引っ越して来た秋山一家の主婦侑子と息子の健太は、幼稚園のママ友との確執や事件に巻き込まれていく。お受験を控えたママ友たちの間で繰り広げられる嫉妬、見栄、嘘、裏切りなど、複雑な人間関係を描いている社会派ドラマである。本作は杏の連続ドラマ初主演であり、EXILEのKEIJIのドラマ初出演作でもある。
Read Article
君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。
Read Article
流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。
Read Article
タイガー&ドラゴン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『タイガー&ドラゴン』とは、2005年にスペシャルドラマとして放送され、その後、連続ドラマ化された「落語とヤクザ」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎話お題目となる落語噺に沿うように作成されており、1話完結の構成となっている。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎のコンビによるドラマ。
Read Article
あのこは貴族(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『あのこは貴族』とは、山内マリコの小説『あのこは貴族』を原作としたヒューマンドラマ映画である。2021年2月に公開され、「富裕層」と「庶民」の鮮やかな対比が観客からの高い支持を得る。お嬢さん育ちの華子は婚活の末に理想の男性と結婚するが、嫁ぎ先からの重圧に悩む。大学進学を機に上京したが学費が続かず中退後、就職した美紀。「他力」を享受する特権階級と「自力」が前提の一般人を隔てる見えない壁。交わらないはずの「階層」を飛び超えた2人に見えてきた新しい自分。監督は、「グッド・ストライプス」の岨手由貴子。
Read Article
心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)のネタバレ解説・考察まとめ
『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年公開のアニメ映画。社会的ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフにより作成され、様々なメディアに展開していった青春群青劇。幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生・順。地域交流会でミュージカルを披露することとなり、「歌なら言いたいことが言えるかも」とやる気になった彼女は、仲間たちとの様々な交流の中で成長していく。青春の爽快感と切なさが詰まった物語と、ミュージカルとして生まれ変わる懐かしいメロディーの数々を楽しめる映画作品である。
Read Article
雲のむこう、約束の場所(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『雲のむこう、約束の場所』とは、「ほしのこえ」につづく、新海誠による長編アニメーション映画である。公開は2004年で、制作会社はコミックス・ウエーブ・フィルムだ。この作品は、戦争により北海道と本州以下が南北に分断された日本を描くSF作品で、舞台は青森県である。中学生である主人公の「ヒロキ」は、親友の「タクヤ」と共に、今は異国の地である「エゾ」にそびえる塔に行くための飛行機を制作していた。それは彼らだけの「秘密の計画」であった。
Read Article
そして父になる(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『そして父になる』とは、”赤ちゃん取り違え事件”を扱った、2013年制作の日本映画。TVドキュメンタリー出身の是枝裕和が監督・脚本・編集を担当し、主演の福山雅治が初の父親役を演じた。第66回カンヌ国際映画祭では見事に審査委員賞を受賞し大きな話題となった。ある日、突然6年間育てた息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったと知らされた対照的な2組の夫婦が、過酷な決断を迫られ、それぞれに葛藤を繰り返す中で本当に大切なものを学んでいく姿を描く。
Read Article
民王(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『民王』とは、2015年7月から9月まで、テレビ朝日で放送された政治を題材としたコメディドラマ。主演は遠藤憲一と菅田将暉。原作は池井戸潤の小説である。内閣総理大臣の武藤泰山と、息子で大学生の翔の人格がある日突然入れ替わってしまい、互いの仕事や生活を入れ替わった状態で悪戦苦闘するストーリー。2016年4月にスペシャルドラマ『民王スペシャル〜新たなる陰謀〜』と、貝原茂平が主役の『民王スピンオフ〜恋する総裁選〜』が放送されている。
Read Article
グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。
Read Article
ザ・マジックアワー(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・マジックアワー』とは三谷幸喜が脚本・監督したエンターテインメント映画である。佐藤浩市の主演映画で妻夫木聡や深津絵里など豪華キャストが多数出演している。三谷幸喜が監督する4作品目の映画で、第32回日本アカデミー賞で4部門にノミネートされた。マフィアの天塩商会が牛耳る港町の守加護。彼らの怒りを買ってしまった備後は、助かるために三流俳優の村田を騙し、映画撮影と称して殺し屋のデラ富樫を演じさせる。天塩の者たちに村田が偽のデラ富樫だとバレないよう備後が四苦八苦する、大ヒットコメディ映画。
Read Article
悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
Read Article
彼らが本気で編むときは、(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『彼らが本気で編むときは、』とは、家族の在り方やLGBT差別の問題について扱った、萩上直子監督のオリジナル脚本によるハートフル映画である。物語は、小学生のトモの母親が家出をしてしまうところから始まる。トモは母が帰ってくるまで面倒を見てもらおうと、叔父であるマキオの元へ向かうが、マキオは恋人であるトランスジェンダーのリンコと一緒に住んでいた。トランスジェンダーであるリンコにとまどうトモだったが、リンコの優しさやリンコを取り巻く人々との触れ合いを通して、心を開いていくストーリーとなっている。
Read Article
容疑者Xの献身(ようぎしゃエックスのけんしん、The Devotion of Suspect X)のネタバレ解説・考察まとめ
ある日川で発見された、顔をつぶされた死体。刑事たちに協力を求められた大学准教授の湯川学は、その犯人を追い求める中で、ある人物にたどり着く。それは、湯川が天才だと認めていた大学時代の同級生、石神哲哉だった。 東野圭吾のガリレオシリーズをテレビドラマ化したキャストとスタッフが再集結し、劇場版として公開されたミステリー映画。
Read Article
真夏の方程式(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。
Read Article
のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
Read Article
おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。
Read Article
ステキな金縛り(三谷幸喜)のネタバレ解説・考察まとめ
『ステキな金縛り』とは三谷幸喜が監督したコメディ映画。三谷幸喜が生誕50周年に作られたエンターテイメント作品である。ストーリーはドジっ子弁護士の宝生エミが殺人事件を担当。被告人のアリバイを証明できるのは落ち武者の幽霊だけ。弁護士と落ち武者の幽霊が協力して、被告人の無罪を証明するために奮闘する映画になっている。主人公の宝生エミ役を演じた深津絵里は、第35回日本アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、その他の豪華キャストに落ち武者の幽霊・更科六兵衛役を西田敏行、速水弁護士役を阿部寛が演じている。
Read Article
天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。
Read Article
小さいおうち(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『小さいおうち』とは、中島京子の同名小説を元に2014年に映画化された日本の恋愛映画である。山形から東京に女中奉公に上がった布宮タキ(ぬのみや)は、赤い屋根のちいさなおうちに住む平井時子(ひらいときこ)の元で働いていた。時子はその外見と内面から、誰でも虜にしてしまう女性だった。そして時子は夫の部下である板垣正治(いたがきしょうじ)と道ならぬ恋をしてしまい、日本も戦争への道を着実に進み始めていた。この作品は昭和という激動の時代を生きていた人々の、血の通った温かい生活と小さな秘密を描いた物語である。
Read Article
牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者(牙狼ハガネ)のネタバレ解説・考察まとめ
『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』(ガロ はがねをつぐもの)とは、雨宮慶太が監督を務める特撮作品。『牙狼〈GARO〉』シリーズの作品の1つで、キャッチコピーは「未来に、継げ」。 魔界の住人ホラーから人々を守って戦い続ける魔戒騎士の道外流牙は、ある時魔戒法師のコヨリから「クレアシティに来てほしい」との依頼を受ける。クレアシティでは最近ホラーの出現が多発し、大きな事件が起きることが予想されていた。しかしクレアシティを担当する魔戒騎士白羽創磨は流牙の介入を快く思わず、彼に敵愾心を剥き出しにする。
Read Article
ガリレオ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。
Read Article
DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
Read Article
カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
Read Article
ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ
『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)』とは、内藤了が執筆したミステリー小説『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作に制作したフジテレビ系列のドラマで、2016年に火曜夜10時ドラマ枠で放送された。新米刑事の藤堂比奈子は異常犯罪者にとても興味をもっていた。どんな気持ちで殺人をしどこでそのスイッチが入るのか興味深いと捜査するが、そこには自分の生い立ちなど関わっており、物語が進むにつれて比奈子の過去や現在の謎にも迫っていくストーリーになっている。
Read Article
フジコ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『フジコ』とは、真梨幸子のベストセラー小説『殺人鬼フジコの衝動』を原作としたHuluオリジナルのサスペンスドラマである。2015年11月よりHuluとJ:COMで全6話が一挙配信された。過激な表現が話題を集め、主演の尾野真千子が演じるフジコの人物像と、彼女の過去や心理に迫るストーリーが魅力である。その他、谷村美月、リリーフランキーが出演している。一家惨殺事件の生き残りとしてトラウマを負った10歳の少女フジコ。だが彼女の人生は大きく狂い始めた。
Read Article
目次 - Contents
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の概要
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のあらすじ・ストーリー
- ナミヤ雑貨店の店主
- クリスマスに起こった丸光園の火事
- 「迷える子犬」との出会い
- 悩み相談の限定復活
- 丸光園とナミヤ雑貨店が結んだ不思議な縁
- 人を信じることで変えられる運命
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 矢口敦也(やぐちあつや/演:山田涼介)
- 小林翔太(こばやししょうた/演:村上虹郎)
- 麻生幸平(あそうこうへい/演:寛一郎)
- ナミヤ雑貨店関係者
- 浪矢雄治(なみやゆうじ/演:西田敏行)
- 皆月暁子(みなづきあきこ/演:成海璃子)
- 浪矢貴之(なみやたかゆき/演:萩原聖人)
- 浪矢芙美子(なみやふみこ/演:山田キヌヲ)
- 丸光園関係者
- 田村晴美(たむらはるみ/演:尾野真千子)
- 水原セリ(みずはらせり/演:門脇麦、鈴木梨央(幼少期))
- 皆月良和(みなづきよしかず/演:PANTA)
- 刈谷守(かりやまもる/演:手塚とおる)
- 川辺映子(かわべえいこ/演:山下リオ)
- ナミヤ雑貨店相談者・相談者家族
- 松岡克郎(まつおかかつろう/演:林遣都)
- 松岡健夫(まつおかたけお/演:小林薫)
- 松岡加奈子(まつおかかなこ/演:根岸季衣)
- 松岡栄美子(まつおかえみこ/演:浅見姫香)
- 田村秀代(たむらひでよ/演:吉行和子)
- 川辺みどり(かわべみどり/演:菜葉菜)
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の用語
- ナミヤ雑貨店
- 丸光園
- REBORN
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 浪矢雄治「あなたの未来はまだ白紙です。白紙だからどんな未来も描けます。すべてがあなた次第なのです」
- 矢口敦也「人を信じることを教えてくれてありがとうございます」
- 松岡克郎が水原セリの弟を火事から救うシーン
- ナミヤ雑貨店にたくさんの手紙が届くシーン
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 映画ロケ地の大分県豊後高田市
- 林遣都の楽器演奏
- 門脇麦が歌う「REBORN」
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:山下達郎「REBORN」
- 挿入歌:水原セリ(門脇麦)「REBORN」