心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heart

心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heart

『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年公開のアニメ映画。社会的ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフにより作成され、様々なメディアに展開していった青春群青劇。幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生・順。地域交流会でミュージカルを披露することとなり、「歌なら言いたいことが言えるかも」とやる気になった彼女は、仲間たちとの様々な交流の中で成長していく。青春の爽快感と切なさが詰まった物語と、ミュージカルとして生まれ変わる懐かしいメロディーの数々を楽しめる映画作品である。

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「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。

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『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。

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HERO(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

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『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

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『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。 第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。 希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。

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『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。

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『ラスト・シンデレラ』とは2013年4月に22時からフジテレビで放送されたドラマ。脚本を中谷まゆみ、主演を篠原涼子が務めている。彼氏いない歴10年の39歳独身・遠山桜は自分のことに無頓着なおやじ女子だった。そんな彼女の人生は、佐伯広斗との出会いをきっかけに変化し、恋に落ちていく。不器用な桜と肉食系男子の広斗の恋愛や、彼女を取り巻く人々の人間関係を明るく描いており、気軽にみられる大人なラブコメディーである。

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『四月は君の嘘』とは、新川直司のピアノを題材にした漫画作品。2011年から2015年まで『月間少年マガジン』にて連載された後、アニメ化、実写映画化、舞台化、ミュージカル化もされている人気作品だ。母の死をきっかけに、ピアノの音が聴こえなくなった元天才ピアニストの有馬公生。暗い日々を過ごす中、圧倒的な個性を持つヴァイオリニストの宮園かをりと出会い、再び音楽を通じて成長する物語である。音楽に情熱を注ぐ演奏家たちや彼らを支える周りの人の言葉は、心を動かされるものが多い。

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『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

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『100万回言えばよかった』とは、で2023年1月からTBS系で放送されたテレビドラマ。平均視聴率は7.7%だった。運命の相手・鳥野直木を突然失ったことを受け入れられない主人公の相馬悠依と、現世に思い残しがあり幽霊となった直木が最後のお別れを言うために奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。伝えたい想いは今伝えるべきで、失ってからでは伝える事が出来ないというメッセージにもなっている。主人公を演じるのは女優の井上真央、相手役は俳優の佐藤健である。

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『オールドルーキー』とは、2022年6月から9月まで放送されたスポーツマネジメントをテーマにしたテレビドラマ。主演はサッカー選手の新町亮太郎を演じた綾野剛。サッカーしか取り柄のない元サッカー日本代表選手の新町亮太郎が引退後にスポーツマネジメントの世界に飛び込み、様々なアスリートの代理人としてマネジメントに奮闘していくストーリー。スポーツ選手のセカンドキャリアへの挑戦がテーマとなっている。Jリーグと公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、随所に実在のスポーツ選手が出演している。

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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは東野圭吾の長編小説および、それを基に2017年に制作された日本映画。監督は廣木隆一、脚本を斉藤ひろしが手がけ、主演は山田涼介と名優・西田敏行が務めた。なんとなく悩み相談窓口を始めたナミヤ雑貨店の主・浪矢雄治は手紙のやり取りを通じ、様々な悩みを持つ人たちの人生を変えていく。雑貨店は過去と現在が繋がる不思議な場所となり、現実から逃げ続けてきた青年・矢口敦也を感化させていく。雄治と敦也の奇蹟の一夜の交流を描いた、心温まるファンタジー・ドラマである。

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心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heartのレビュー・評価・感想

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心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heart
7

「あの花」と比較すると感動系の作品ではありませんが、高校生特有の「悩み」「恋」「挫折」といったものに共感できる要素は多くあり「これ、自分も感じたな…」と思える要素があるのなら青春ものとしては見る価値あり。

「心が叫びたがってるんだ」は高校の文化祭で演劇をやる事になり、無理矢理実行委員として集まる事になった男女四人が各々悩みを抱えながら前へ進んでいく青春ものです。

※少しだけネタバレがあります。

「あの花」の印象が強く映画を見た時は「イメージと違った」と感じました。
しかし、ヒロインである成瀬順の「人と話せない」「気持ちを伝える事が怖い」といった心境には個人的に近いものを感じました。

そこから作品に惹きつけられていき、他にも「何となく空気を読んで目立たようにしている坂上」「坂上との恋愛が空中分解したが、まだ恋心を抱いている仁藤」「骨折で活躍できなくなった野球部の田崎」と高校生特有の青春っぽい悩みを抱えています。

特に田崎は前半はやさぐれていて感じが悪く「なんだこいつは?」と反感を抱きましたが、衝突する中で強く人に当たられると普通にショックを受けたり、反省した所は素直に受け入れていく様子が描かれていく中で「なんだこいつ、実はいい奴じゃないか」と徐々に愛されるキャラクターになっていきます。

個人的には昔はおしゃべりだったけどある事件をきっかけに人前で話したり本音を言うと腹痛を起こす成瀬が好きで、一度恋という「救ってくれた誰か」に寄りかかるのですが最終的には自分の中で心の整理をつけて演劇を成功させる描写は共感できる人間にとって「良かったね…」と感じました。

登場人物は四人いるので誰もが一度は抱いたことのある共感できる悩みはあるかと思います。

同じ悩みを抱える高校生や青春に飢えている社会人も、心にどこか悩みがありそれに共感できるキャラクターがいるのなら一度見る価値は十分にあると思います。

心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heart
6

もう一度あの頃に戻れたら

主人公の少女の様に場面緘黙症の様な症状を持っていてもいなくても、人に自分の本当の想いを伝えるのは難しいのだと改めて気付かされる作品です。
担任に強制され音楽祭実行委員が4人クラスから選ばれます。元はお喋りでしたが過去のトラウマから話す事が出来なくなったヒロイン、音楽一家に生まれるも両親が離婚し孤独な少年、その少年の元恋人で人気者のチアリーダーの少女、ケガをし投げられなくなった野球部の野性味あふれる元エースの少年、といった面々です。
彼らはクラス内での立ち位置は違えど、それぞれが青春期特有の恋や部活内での悩みを抱えています。委員の仕事を通じて彼らはお互い本当の自分を出し合い、それがクラス全体に影響を及ぼしていきます。
本番の音楽祭のミュージカルで、ヒロインは仲間達の支えで声を取り戻す事が出来ました。しかし、それは初恋を失う、という代償がありました。
全体的にヒロインがなかなか話せない事にもどかしさを感じる事が多かったのです。しかし、誰もが失った青春の輝きや大きさにハッとさせられる作品です。委員会や部活や学業や恋に、またもう一度学生時代の仲間達と本気でぶつかり合って成長出来たらな、とほろ苦く感じる佳品です。

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9

『心が叫びたがってるんだ』の魅力

僕たちが何かをしようとする時、心がイメージを作ります。
何かを話そうとする時、心が意識を紡ぎます。

普段、何となく会話をしたり、行動したりしていますが、全て先天的に心が動くことで現象化しています。

『心が叫びたがってるんだ。』。
僕はタイトルを見た時に、情報も物も溢れた現代だからこそ必要な物語なんじゃないか…と感じました。

実際にこの作品を見た時、とてもわがままな女の子と、気まぐれの優しさで周囲の人を振り回す男の子の甘酸っぱい青春物語だと思う人が多いかもしれません。

でも、きっとこの作品が伝えたいのは、情報も物も溢れた現代に見失った「自分自身の心」にもっと目を向けるべきなのではないか…という問題提起のような気がします。

僕たちは無意識に社会性を優先し、わがままであることを避けます。
何も考えなくとも、自分がどう見られているかを社会のルールと照らし合わせて、常に気にしています。

でも、だからこそ、重要なのは自分が自分を大切にすることを思い出さなくてはいけません。そうじゃないと心が壊れていく。『心が叫びたがってるんだ。』と言う作品は、今の時代にこそ必要な事を「青春」という誰もが見やすい形で教えてくれる作品だと僕は思います。

心理学が大流行しつつあります。少しずつ「自分の心」に目を向け始めている人が増えています。ふと立ち止まり、わがままな少年少女の恋愛物語を見てみませんか?

『心が叫びたがってるんだ』の映画予告編はこちら
→https://www.youtube.com/watch?v=xjsJPAExuLg

心が叫びたがってるんだ。 / ここさけ / The Anthem of the Heart
9

特に若い世代にオススメ!1度見て何年か後にまた見直してほしい!

とある一人の女の子が主人公のお話です。普通の家庭に生まれた女の子です。ある時、実の父親が知らない女の人とホテルから出てくるところを目撃してしまいます。それを母親に言ってしまいました。母親からは喋らないで、誰にも言わないでと言われ、追い出される父親には全部お前のせいじゃないかと責められてしまいます。それから女の子は自分を強く責めてしまい、話すとお腹が痛くなるようになってしまいました。よく喋って明るい女の子だったのに、暗くて何も話さない、話したいけど話せない子になってしまいました。
その状態のまま高校生になり、担任の先生に委員会を勝手に決められてしまいます。そこから、その子の人生が変わっていきます。話したらお腹が痛くなってしまうので、携帯を使って話しながら、同じ委員会の子たちと地域の交流会のようなもので発表するミュージカルを作っていきます。その時に喋るのはだめだけど歌いながら言葉を話すときにはお腹が痛くないことに気づくのです。
この子の声が可愛くていいなと見ていたのですが、歌を歌った時の感じもすごく素敵でした!携帯を使いながら話すという所なんかも現実っぽくていいなと感じるところです。何より、話のしょっぱなでホテルから出てくる父親を見つけてしまうという衝撃的なものってないですよね(笑)現代の問題を含めながらそれをどう受け止めていくか、どう変わっていくかを上手く表している映画だなと思います。ぜひ一度見てから何年か後に見返してどう感じるかも含めて楽しんでいただきたいです!

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