仮面ライダークウガ(空我)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダークウガ』とは2000年1月よりテレビ朝日系で放送された特撮テレビドラマ作品で、平成『仮面ライダー』シリーズ第1作である。超古代の戦闘種族グロンギは長き封印から蘇り、人間に対して“殺人ゲーム”を繰り返す。若き冒険家・五代雄介は、超古代の遺跡から発掘されたベルトの意思に導かれて戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守るために熾烈な戦いにその身を投じてゆく。仮面ライダーと警察の連携や、怪人による生々しい殺人描写など従来のヒーロー番組にはなかったリアリティを追求した内容が特徴。

『仮面ライダークウガ』の概要

『仮面ライダークウガ』とは2000年1月よりテレビ朝日系で放送された特撮テレビドラマ作品で、平成『仮面ライダー』シリーズ第1作である。
2001年1月21日までテレビ朝日系列で毎週日曜日の8:00~8:30に放送され、全49話が制作された。

本作よりテレビシリーズの制作局が、毎日放送(MBSテレビ)からテレビ朝日へと移行している。放送枠は『宇宙刑事ギャバン』や『特警ウインスペクター』に代表されるいわゆるメタルヒーローシリーズの時間帯へと組み込まれた。
新たな仮面ライダーを作るにあたり当初、東映、テレビ朝日の製作上層部は共に“すでに使い古されたブランド”として危惧し、難色を示していたという。
しかし当時、家庭用ゲーム機セガサターンのCMキャラクター『せがた三四郎』や、バラエティー番組で『仮面ライダー』撮影当時の話をよくするようになったこと。仮面ライダー1号である本郷猛役の藤岡弘の影響。長く休眠状態にあった、『仮面ライダー』の復活を望むファンの声に答える形で、企画が進められることとなった。

東映のプロデューサー高寺成紀は新たな『仮面ライダー』の企画にあたり、これまでのシリーズにあった「主人公は改造人間である」「世界征服を企む悪の組織が存在する」「集団で襲い掛かる戦闘員」といった既成概念をすべて払拭することとした。
さらに徹底的なリアリティーの追及が求められ、過去の作品に見られがちだった警察やマスコミ等が怪人の存在を認知、把握していない事。ヒーローの登場がたちまち称賛され受け入れられるといった、いわゆる「ご都合主義」を廃した。
これらのことから本作では、「超古代文明の神秘的な力」「悪側は組織ではなく、人間をゲームのコマのごとく殺す種族の群れ」「殺人ゲームのルールにのっとり、怪人は基本単体のみの行動」「ヒーローの当初の社会的認知は怪人と同等」「仮面ライダーと警察や警察関係組織との連携」といった設定が生まれた。また、「『仮面ライダー』の呼称を劇中では使用しない」「必殺技の際も『ライダーキック』等、技名を言わない」という演出もあって、これまでのシリーズ作品とは明かに一線を画した。キャッチコピーである「A New Hero. A New Legend.」の言葉の通り、新たな仮面ライダー像を確立することに成功している。
その一方で、「『城南大学』の名称」「第1話の怪人は蜘蛛がモチーフ」「新たな必殺技を編み出す特訓」「番組中盤でのパワーアップ、ニューマシンの誕生」など、オールドファンをニヤリとさせるオマージュもあった。

かつて『仮面ライダー』シリーズを観ていた子供たちがすでに成人し、子を持つ親となっている世代であることから、「父子二代で視聴できる作品」ということも視野に入れて製作された。それ故ドラマシーンを多く取り入れ、ファンのみならず、これまで特撮作品とは縁遠かった大人が視聴しても十分に楽しめるものに仕上がっている。しかしその反面特撮作品でありながらアクションシーンが少なく、実際のターゲットである子供達にはやきもきする形となった点は否めない。30代前後の男女や男子高校生から多大な支持を得た。
東映株式会社 専務取締役 テレビ事業部門担当・鈴木武幸は「本作放映時に招かれた結婚式の席で、かつて『仮面ライダー』シリーズの制作に携わった先輩から「あんなのはライダーじゃない!」ときつく叱られたが、その時に本作の成功を確信した」と回顧している。
仮面ライダーが状況に合わせて形態を変化させるフォームチェンジや、1つのエピソードを2話完結にする点などは以降の作品にも継承されている。
番組のヒットを受けて『クウガ』以降も『仮面ライダー』シリーズは制作されることになり、平成仮面ライダーの礎を築いた功績から、後続作品の客演でもとりわけレジェンドとして扱われることが多い。

長野県の古代遺跡より復活した戦闘民族グロンギを相手に、主人公である五代雄介が「みんなの笑顔を守る」という決意を胸に戦士クウガとして戦いを挑む。

『仮面ライダークウガ』のあらすじ・ストーリー

物語開始~ズ集団との戦い

怪人グロンギと戦う仮面ライダークウガ。

はるか古代の種族リントは、霊石アマダムの超人的な力を秘めたベルト「アークル」を身に付けた戦士クウガの働きによって、殺戮を繰り返す凶悪な種族「グロンギ」の魔手を抑えそれらを封印した。封印の要として戦士クウガもまた、人柱として自ら石棺に入り、永い眠りについた。

時は流れ2000年。城南大学考古学研究室の夏目幸吉教授は調査チームを組み、長野県九郎ヶ岳の遺跡で古代の石棺を発見する。しかし、その石棺のふたを開けた途端、調査チームは謎の怪人物に皆殺しにされる。
若き冒険家、五代雄介は友人である沢渡桜子から調査チームとの連絡がとれないと聞き、九郎ヶ岳遺跡へと急行する。
警察官が取り巻く遺跡周辺。雄介は遺跡の中へ向かおうとするが、長野県警警備課の刑事、一条薫に咎められる。立ち去ろうとした雄介であったが、鑑識官が回収していこうとする古代のベルトのような装飾品と、そこに記された文字に気を引かれる。するとその瞬間、古代の何者かがそのベルトを装着し、異形の姿へと変身するイメージが雄介の脳裏をよぎる。雄介「何だ…今の?」と不思議がった。後に長野県警からの要請で出向いた桜子から、そのベルトに記された文字は「力(ちから)」を意味する古代文字だと雄介は知らされる。

その頃、長野市南長野で、ビルとビルの間に巨大な蜘蛛の巣を張ったグロンギ「ズ・グムン・バ」が、人々や警察官を次々と襲っていた。その魔手はついに長野県警内にもおよび、雄介と桜子も危機にさらされる。
その時再び、雄介の脳裏にベルトを着けた異形の戦士が怪人と戦うイメージが浮かぶ。咄嗟に手にしたベルトを腰に装着する雄介。すると、激しい光とともにベルトは雄介の体内に吸い込まれた。
それを見て執拗に雄介に襲い掛かるズ・グムン・バ。絶体絶命の中、雄介は渾身の拳を怪人に打ち込む。すると、突き出した左腕は鎧のようなものに覆われていた。ズ・グムン・バに攻撃を加えるたび、雄介の体はみるみる姿を変え、白い戦士の姿になった。仮面ライダークウガ グローイングフォームである。

戦士クウガの怪力で、停車していた護送車をズ・グムン・バに圧し付け、壁に挟み込むがビクともしない。クウガは逆に追い詰められ、ビルの屋上から叩き落とされそうになる。辛くもヘリコプターからの一条刑事の発砲によりクウガは難を逃れたが、ズ・グムン・バはヘリコプターに跳び乗り、今度は一条刑事に脅威が迫る。危機一髪のところ、クウガもヘリコプターに跳び移り、ズ・グムン・バと対峙する。幾度となく危機に追い込まれるが、クウガはズ・グムン・バをヘリコプターから突き落とし、勝利を得た。

得体の知れない2体の生物を目の当たりにし、動揺を隠せない一条。クウガはサムズアップのポーズを取った。見覚えのあるポーズに一条は「おまえは誰だ?」と問うが、クウガはヘリから颯爽と飛び降りて去っていった。一条は「まさか…。」と呟いた。
五代は「みんなの笑顔を守るため」、グロンギ怪人たちとの死闘に身を投じる覚悟を決める。クウガの戦いは、ここに幕を開けた。

直後、グロンギたちは現代の長野や東京で「ゲゲル(グロンギたちが行うゲーム。人間を様々なルールのもとに殺害していく。グロンギには階級があり、ゲゲルを達成することで上の階級に上がることができる)」と呼ばれる殺人ゲームを開始する。五代は豹の力を持つグロンギの怪人「ズ・メビオ・ダ」との戦闘で警視庁にも一目置かれる存在となった。
そしてバッタの力を持つグロンギの怪人「ズ・バヅー・バ」との戦いで、スピードとジャンプ力に優れた「ドラゴンフォーム」に覚醒する。警察からもクウガ専用のバイク「トライチェイサー2000」を提供され、クウガと警察の連携が完成した。
そしてグロンギのズ集団の中でも最強の怪人である「ズ・ザイン・ダ」も回転を加えた強化マイティキックで撃破した。しかし徐々に強さを増すグロンギの怪人たちを前に、五代は更なるパワーアップも余儀なくされる。

物語中盤・メ集団との戦い

五代は一条の同級生であり、医師である椿秀一と出会う。椿は五代の体内にクウガの力の源であり、強靭な体に作り変える力がある「霊石アマダム」が埋まっているという状態に驚き、肉体の変化に悲惨な未来を危惧する。
その心配もよそに五代はスズメバチのようなグロンギ「メ・バヂス・バ」を相手に、視力・聴力に優れボウガンで遠距離攻撃ができる「ペガサスフォーム」。イカのグロンギである「メ・ギイガ・ギ」を相手に、防御と攻撃に優れた「タイタンフォーム」へと覚醒する。
クウガは新たな力を駆使してメ集団の強敵を相手に勝利を重ねていく。

キノコの能力を持つ怪人「メ・ギノガ・デ」との戦闘では毒の胞子を体内に吹き込まれて生命の危機に陥るも、アマダムの力で復活する。そのことがきっかけで五代は「ビリビリ」という謎の感覚を得る。
メ集団のリーダー格である「メ・ガリマ・バ」がゲゲルを始めると、ガリマに勝利すべく五代はそのビリビリをクウガの新たなパワーアップへと応用する。
自ら電気ショックを浴びることで、攻撃力や防御力を一時的に上昇させる強化フォーム「ライジングフォーム」への覚醒に成功した五代は、ガリマをライジングフォームの一つである「ライジングタイタン」の攻撃で一閃、撃破する。
しかしそれはグロンギの上位集団、ゴ集団との死闘の幕開けを意味するのであった。

ゴ集団との戦い~物語完結

ついに始まったゴ集団との戦い。彼らは強者であるがゆえにゲゲルの成功条件も複雑だった。しかしそれによりクウガや警察陣営に居場所や殺人の法則を見破られることとなる。クウガは、フクロウのような容姿のグロンギ「ゴ・ブウロ・グ」との戦闘で、ペガサスフォームの強化形態「ライジングペガサス」。ウミヘビの力を持つグロンギ「ゴ・べミウ・ギ」との戦闘で、ドラゴンフォームの強化形態である「ライジングドラゴン」へと覚醒し、グロンギの上位集団を相手に勝利していく。
クウガはリクガメの力を持つ「ゴ・ガメゴ・レ」には1度敗北するものの、再戦でマイティフォームの強化形態である「ライジングマイティ」に覚醒し、ライジングマイティキックの攻撃で無事撃破することに成功する。この時のクウガによる攻撃によって起きた爆発の規模が凄まじく、ゴ集団との戦闘では「爆発の被害を抑えられる僻地での撃破」が課題となり、クウガと警察の連携は益々深まっていく。

そんな中、ヤマアラシの力を持つグロンギ「ゴ・ジャラジ・ダ」の卑劣極まりないゲゲルが開始される。それは「高校2年生男子を定めに従い12日間で90人殺す」というものだった。
高校の教室に現れたジャラジは、自身が持つ針のようなものを高校生たちに刺した。その針は4日後に身体の内部から能を傷つけ、死に至らしめるというものだった。ジャラジは死が確定する4日目に高校生の前に姿を現してさらなる恐怖を与えたり、死亡した高校生の葬式に姿を現すなどして、人間たちを絶望に与えた。高校生の精神を追い詰めるゲゲルを行ったジャラジを、憎しみに任せて切り刻むクウガ。その時アマダムは、憎しみがトリガーとなって自我を失う究極の形態・黒い目の「アルティメットフォーム」の幻影を見せて警告する。椿が危惧した五代の生物兵器化が、「一抹の不安」から「一歩間違えれば十分に起こりうる未来」となってしまった。

ゴ集団最強のグロンギ「ゴ・カドル・バ」との戦闘ではライジングマイティの力も通じず、五代はアルティメットフォームに限りなく近い「アメイジングマイティ」へと変身する。五代は拒んでいたアルティメットへの変身は避けつつ、ゴ集団最後の難敵を倒した。しかし、ゲゲルへの参加資格を持つグロンギがすべて倒されたことで最強のグロンギ「ン・ダグバ・ゼバ」が五代の前に立ちはだかる。
アメイジングマイティすらも一撃で粉砕するダグバの強さを前にして、五代はついにアルティメットフォームへの変身を決意する。
ダグバが行うザキバスゲゲル(最後のゲーム)の舞台は始まりの場所、九郎ヶ岳遺跡だった。吹雪の中、お互いの変身が解けてもなお素手で激闘を繰り広げ、クウガは勝利する。

グロンギとの戦いに終止符を打った五代はひとりの冒険家に戻り、遠い異国の地で笑顔の子供たちと触れ合うのだった。

『仮面ライダークウガ』の登場人物・キャラクター

主人公

五代雄介(ごだい ゆうすけ/演:オダギリジョー)

本作の主人公。仮面ライダークウガに変身する。
1975年3月18日生まれの24歳。Episode.9で25歳の誕生日を迎える。
北海道生まれ。O型。
自由気ままに世界を旅する冒険家。
小学校6年生の時に、戦場カメラマンの父がアフガニスタンで死亡。その時ひどく落ち込んでいたが、恩師・神崎昭二の言葉に救われ感銘を受ける。
18歳の時に母も他界。父の友人であり先輩にあたる飾玉三郎のもとに妹のみのり共々身を寄せた。
現在は玉三郎がオーナーの「オリエンタルな味と香りの店」喫茶 ポレポレに下宿している。

彼が初対面の相手に渡す「2000の技を持つ男。夢を追う男」と書かれた名刺が示すように、西暦2000年までに2000の特技を身に付けることを恩師と約束し、それを果たしている。
1番目の技が「笑顔」。2000番目が「クウガへの変身能力」である。
「大丈夫!」が口癖。恩師からの受け売りである、親指を立てた「サムズアップ」のポーズが彼のトレードマーク。クウガへの変身後も時折この仕草を見せている。
一見飄々としてつかみどころがなく、城南大学考古学研究室にも壁をよじ登り窓から入るといった行動をする変わり者ではあるが、「いつでもみんなを笑顔にしたい」という強い信念と深いやさしさを持っている。

平和主義者のため暴力を根本的に嫌い、クウガとして未確認生命体に拳を振るうことに対しても「あの感触は好きになれない」と話している。
しかし話し合いも通じず、一方的に人間を殺戮してゆく未確認生命体に対抗できる一番の術は自分の力である為、一条薫刑事らと共に卑劣な殺人ゲーム「ゲゲル」を繰り返す未確認生命体と戦っていくことを決意する。
物語の最後にはクウガとしての役目を終え、ひとりの冒険家へ戻った。

友人・協力者

沢渡桜子(さわたり さくらこ/演:村田和美)

1976年10月30日生まれの23歳。群馬県出身。B型。
五代雄介の大学時代からの友人で、城南大学考古学研究室に在籍する修士課程の大学院生。本作におけるヒロインでもあり、五代とは友人関係にある。
古代文字の研究をしており、未確認生命体第0号に殺害された夏目教授の合同研究メンバーであったことから、古代民族リントの文字の解明で雄介たちをサポートする。
雄介が超古代の戦士のベルト・アークルを身に付け、体内に吸収されるのを目の当たりにし、彼が戦士として戦う決意を受け止めてはいる。反面、アークルの力の源である霊石アマダムの作用によって彼が彼自身でなくなることを気にかけ、心配している。ゲゲルの標的にされ、未確認生命体第36号(メ・ガリマ・バ)に命を狙われる寸手のところを雄介に助けられたこともある。

警察からの古代文字の解明依頼や自身のレポート提出などに追われ、ブラックコーヒーや栄養ドリンクを片手に徹夜をすることが多いが、彼女曰く趣味の範囲らしい。
雄介の代わりや研究の息抜きにポレポレで手伝うこともある。
劇中では古代文字を解読することでドラゴンフォームやペガサスフォームへの変身のヒントを見つけるという面目躍如の活躍を見せた。
研究室に窓から侵入し、怪物のお面をつけて驚かそうとする五代に呆れつつも本気で怒りはしない、寛容な人物。ダグバとの最終決戦に向かう五代には「窓の鍵あけとくから」と言い、帰還を信じて送り出した。

一条薫(いちじょう かおる/演:葛山信吾)

画像右が一条

長野県警警備課の刑事で、階級は警部補。
物語序盤は半端な覚悟の五代を叱責し冷たくあしらうなどしていたが、五代がクウガとして戦う覚悟を決めてからは徐々に彼に信頼を寄せるようになる。
卓越した射撃能力の持ち主でもあり、愛用のコルトパイソンや超高圧ライフルの狙撃でクウガの戦闘をサポートした。
性格は正義感が強く硬派で、模範的な刑事といった人物。
しかし反面、グロンギ同士の密談を盗み聞く際携帯電話の電源を切り忘れて電話が鳴ってしまい窮地に陥るドジな面や、母親と電話で話す際には名古屋弁が全開になるなどといった可愛げのあるギャップも持ち合わせている。

五代みのり(ごだい みのり/演:葵若菜 <現:千崎若菜>)

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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ

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『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。

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仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。

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仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーBLACK(ブラック)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。

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仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーディケイド(Decade)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。

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花束みたいな恋をした(はな恋)のネタバレ解説・考察まとめ

花束みたいな恋をした(はな恋)のネタバレ解説・考察まとめ

『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。

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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。

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仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーW(ダブル)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。

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パッチギ!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

パッチギ!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『パッチギ!』とは、2005年に井筒和幸監督にて描かれた映画。1960年代の京都を舞台に、日本人の少年と在日朝鮮人の少女との間で巻き起こる青春ラブストーリーである。府立東高校2年生の松山康介は担任教師に命じられ、生徒同士の争いが絶えない朝鮮高校へサッカーの試合を申し込みに行く。音楽室でフルートを吹いていた朝鮮高校の番長の妹キョンジャに一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、朝鮮語を覚え、彼女が演奏していた曲『イムジン河』を練習する康介。だが二人を待ち受ける壁は高かった。

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大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)のネタバレ解説・考察まとめ

大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)のネタバレ解説・考察まとめ

『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。

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009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

009ノ1(石ノ森章太郎)のネタバレ解説・考察まとめ

『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。

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仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーV3(ブイスリー)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

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仮面ライダーZX(ゼクロス)のネタバレ解説・考察まとめ

仮面ライダーZX(ゼクロス)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーZX』は、10番目の仮面ライダーの名称と、それに関連する企画を総称したもの。「バダン」の野望を止めるべく、仮面ライダーZXは戦う。1982年~1984年にかけて、雑誌でのグラビア連載や、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で登場した。仮面ライダーの中ではやや影が薄かったものの、漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公として選ばれたことで知名度や人気が向上することとなった。

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湯を沸かすほどの熱い愛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

湯を沸かすほどの熱い愛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『湯を沸かすほどの熱い愛』とは、2016年に公開された日本映画。「幸の湯」という銭湯を営む幸野家。しかし1年前に父が家を出て行ってしまい銭湯は休業状態。母の双葉はパートをしながら懸命に娘を育てていたが、ある日余命宣告を受ける。双葉はその日から、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行して行くが、それは家族の秘密を取り払うことでもあった。関わるすべての人の心を突き動かす強さと優しさを持つ主人公・双葉を宮沢りえが演じ、失踪した夫・一浩をオダギリジョーが演じる。第40回日本アカデミー賞受賞作品である。

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人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)のネタバレ解説・考察まとめ

人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)のネタバレ解説・考察まとめ

『人造人間キカイダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。キカイダー/ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、生みの親である光明寺博士を探しだし、ミツコとマサルの兄弟を守るために、ダーク破壊部隊のロボットと戦う。生前、石ノ森章太郎はこの作品に対して『仮面ライダー』よりも思い入れがあると話していた。

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