ごめんね青春!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ごめんね青春!』とは2014年10月から放送されたTBS系列のドラマであり、宮藤官九郎が脚本し主演は錦戸亮が務めた。
静岡県三島市の高校が舞台で、仏教系男子校とキリスト系女子校の合併に伴う恋愛模様などを描いたドラマ。
主演の錦戸亮は仏教系男子校の先生役であり合併には賛成派。しかし周囲は反対派が多く、合併に向けて奮闘していくストーリー。合併に向けて奮闘していく中、生徒や先生間の恋愛・家族との問題について「ごめんね」と謝り向き合っていく。
刑事(演:岩寺真志)
礼拝堂の火事事件の際に担当だった刑事。
名前は松下。
『ごめんね青春!』の用語
みしまコロッケ
ドラマの舞台である静岡県三島市のご当地グルメ。
学校帰りに三女の生徒が川辺に座って食べていたり、勉強合宿の時にりさが差し入れとして持っていったりドラマ内では何回か出てくる。
実はみしまコロッケは、祐子が高校を中退後に父が発案したもの。
礼拝堂の火事の事件後に高校を中退し、消息不明となった蔦谷はデリバリーで出来立てのみしまコロッケを届ける仕事をしていた。
いずっぱこ
本作品に登場する静岡県三島市を走っている伊豆箱根鉄道駿豆線、通称・いずっぱこ。
いずっぱこの中には一日一回しか見れないハートのつり革伝説がある。
そのハートのつり革を男女で握ると永遠に結ばれるという噂が学生の間で広がっている。
実際に主人公の原とりさはハートのつり革を二人で握り、結ばれている。
『カバヤキ三太郎のごめんね青春!』
毎週日曜、三島市のFM局にて放送されているラジオ。
メインパーソナリティーを東高の校長である三宮が20年行っている。
ラジオ内でリスナーから一方的に話されるのを嫌い、そのような状況になると「一方的に話さないでください」と話を断ち切ることがある。
学校の生徒や先生のリスナーが多く、相談コーナーに知り合いが何人もやってくることが何度もある。
『ごめんね青春!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
中井「先生、”男子”と書いて何と読むか分かりますか?私たちは”男子”と書いて”アリ”と読むことにしました。好きではないけど、クラスにいてもまぁアリかなって思って」
第2話での出来事。
原は授業中に、「”女子”と書いて”スキ”と読む。では、”男子”と書いて何と読みますか?」という宿題を出した。
その後共学クラスのメンバーは勉強合宿にて少しずつ仲を深め、学力テストの結果により共学クラスは解消となったものの、三女の生徒はそれを無視していつも通り登校した。
それに驚いた三女の校長・吉井に向かって、三女の委員長・中井は「先生、”男子”と書いて何と読むか分かりますか?私たちは”男子”と書いて”アリ”と読むことにしました。好きではないけど、クラスにいてもまぁアリかなって思って」と話した。
今まで東高の男子たちを毛嫌いしていた三女の生徒が心を開き、共学クラスを受け入れた瞬間だった。
原「お前しか見えないは肝心のお前も見えていないという事だ」
第2話にて、東高のゆずるが皆の前で三女のあまりとの交際宣言をし、その後二人で親の目を盗み夜逃げをした時の事。
結局、原の父・平太に見つかり無事に家へと連れ戻された。
その後の授業で原はゆずるの行動に関しての話をした。
「お前しか見えない」という事は、周囲が見えなくなるだけではなく、思いが強くなりすぎて近くにいる当の本人まで見えなくなってしまう。
「お前しか見えないは肝心のお前も見えていないという事だ」と話した。
ゆずるはあまりへの思いが募り、クラスの皆の前で交際宣言し夜逃げをするも、結局それは肝心のあまりの気持ちまで見えておらず自分の気持ちだけで動いていた。
りさ「腑に落ちないぐらい我慢しなさい、青春なんだから」
第5話にてクラスメイトの古井が他校の男子に集団で暴行を受けた後、見返すために学校対抗の駅伝へ出場することに決まった。
古井も含め、練習に明け暮れる日々。
しかし駅伝当日、ゲストとして三島市のマスコットキャラクター「みしまるくん」が出演することに。
みしまるくんの着ぐるみの中身は古井なので、古井の駅伝出場は厳しい事態に。
クラスでも、古井がとある事情で駅伝に出場できないとりさによって話される。
クラスのみんなはみしまるくんの中身が古井とは知らないため、出場できないのは何故なのか、今までの練習はなんだったのかと一気に不満が溢れ、古井が出ないなら出場する意味はないと話になった。
そこでりさは「腑に落ちないぐらい我慢しなさい、青春なんだから」とみんなに話した。
青春を過ごす彼らにとって不測の事態も青春だからと受け止める必要があった。
みゆき「あー、面白かった」
第9話で、原の母・みゆきの病室での出来事だった。
病に倒れ緊急搬送された原の母・みゆき。
家族が駆けつける頃には既に危篤状態だった。
意識が朦朧とする中、みゆきは最後に「あー、面白かった」と微笑み亡くなった。
原の父・平太は、「最後に何を言うかと思ったらこの言葉だった。楽しかったなんていう最後の言葉、こんなに最高なことはないよ」と後に語っていた。
みゆきは、家の中で笑いが絶えず明るい母だった。
みゆきが亡くなる最後に、楽しそうな笑顔だったこのシーンは名場面の一つだ。
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目次 - Contents
- 『ごめんね青春!』の概要
- 『ごめんね青春!』のあらすじ・ストーリー
- 仏教系男子校VSカトリック系女子校
- 東高と三女が合併
- 運命の学力テスト
- 恋の嵐が始まる
- 合同文化祭と彼女の贈り物
- 祐子との再会と真実の告白
- 文化祭開始と祐子への真実の告白
- みんなへの告白とその後の結末
- 『ごめんね青春!』の登場人物・キャラクター
- 東高の先生
- 原 平助(はら へいすけ/演:錦戸亮)
- 三宮 大三郎(さんのみや だいざぶろう/演:生瀬勝久)
- 淡島 舞(あわしま まい/演:坂井真紀)
- 豪徳寺(ごうとくじ/演:緋田康人)
- 村井 晋太郎(むらい しんたろう/演:津田寛治)
- 東高の生徒
- 海老沢 ゆずる(えびさわ ゆずる/演:重岡大毅)
- 昭島 司(あきしま つかさ/演:白洲迅)
- 古井 豊(ふるい ゆたか/演:矢本悠馬)
- 村井 守(むらい まもる/演:小関裕太)
- 大木 隆(おおき たかし/演:竜星涼)
- 半田 豪(はんだ ごう/演:鈴木貴之)
- 成田 淳(なりた じゅん/演:船崎良)
- 三女の先生
- 蜂矢 りさ(はちや りさ/演:満島ひかり)
- 吉井 良江(よしい よしえ/演:斉藤由貴)
- 浜口(はまぐち/演:宍戸美和公)
- 富永(とみなが/演:富澤たけし)
- 三女の生徒
- 中井 貴子(なかい たかこ/演:黒島結菜)
- 山田・ビルケンシュトック・京子(やまだ・ビルケンシュトック・きょうこ/演:トリンドル玲奈)
- 神保 愛(じんぼ あい/演:川栄李奈)
- 遠藤 いずみ(えんどう いずみ/演:富山えり子)
- 阿部 あまり(あべ あまり/演:森川葵)
- 佐久間 りえ(さくま りえ/演:久松郁実)
- 原 平助の家族
- 原 みゆき(はら みゆき/演:森下愛子)
- 原 平太(はら へいた/演:風間杜夫)
- 原 一平(はら いっぺい/演:えなりかずき)
- 原 エレナ(はら えれな/演:中村静香)
- 蜂矢 りさの家族
- 蜂矢 祐子(はちや ゆうこ/演:波瑠)
- 蜂矢 善人(はちや ぜんと/演:平田満)
- 原 平助の友人
- 蔦谷 サトシ(つたや サトシ/演:永山絢斗)
- その他
- ガールズバー・ママ(演:植木夏十)
- ゲスト出演
- おっぱい(演:小平大智)
- 阿部・母(演:角南範子)
- ザビエル(演:今野浩喜)
- 中野(なかの/演:中川家 剛)
- 常盤 伸吾(ときわ しんご/演:平埜生成)
- 中井・父(演:佐藤貴史)
- アナウンサー(演:末吉くん)
- 水木アナウンサー(演:水木ゆうな)
- 若井 せつ子(わかい せつこ/演:麻生祐未)
- 刑事(演:岩寺真志)
- 『ごめんね青春!』の用語
- みしまコロッケ
- いずっぱこ
- 『カバヤキ三太郎のごめんね青春!』
- 『ごめんね青春!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 中井「先生、”男子”と書いて何と読むか分かりますか?私たちは”男子”と書いて”アリ”と読むことにしました。好きではないけど、クラスにいてもまぁアリかなって思って」
- 原「お前しか見えないは肝心のお前も見えていないという事だ」
- りさ「腑に落ちないぐらい我慢しなさい、青春なんだから」
- みゆき「あー、面白かった」
- 『ごめんね青春!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- あだ名の名付け親は宮藤官九郎
- 原の事を意識していく度に変化するりさの衣装
- 宮藤官九郎とプロデューサーが何年も温めていた作品
- 『ごめんね青春!』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):関ジャニ∞『言ったじゃないか』