フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket

フルーツバスケットとは高屋奈月による少女漫画。1998年から2006年まで白泉社の「花とゆめ」にて連載。2001年にはテレビ東京でアニメ化され、更に2019年にもキャストを変えて再びアニメ化された。原作コミックは全23巻で完結済み。主人公は父親が病死、母親が事故死してしまい孤独となってしまった少女「本田透」。透はひょんなことから高校の同級生の「草摩由希」「草摩夾」と同居することになる。由希と夾は呪いによって女の子に抱き着かれると動物になっていしまうという特殊な体質だった。そんな透と由希、夾を中心としたギャグあり、恋愛あり、シリアスありの青春ストーリー。透は呪いに戸惑いつつも、次第に呪いを解く決意をする。物語前半はギャグ要素多め、後半に行くにつれてだんだん物語はシリアスになっていく。設定は現代の学園ものだが、登場人物が動物になってしまうなどファンタジー要素も含まれている。2009年と2022年の二度にわたり舞台化された。

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フルーツバスケット(フルバ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フルーツバスケット(フルバ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フルーツバスケット』とは高屋奈月による漫画作品。白泉社の『花とゆめ』で、1998年16号から2006年24号まで連載。2001年にアニメ化され、2019年には全編が再アニメ化された。同級生の草摩由希が住む草摩家の分家宅へ居候することになった、主人公の本田透。そこから物の怪憑きの体質を持つ草摩家の人々と関わっていくことになる。略称は『フルバ』・『フルバス』。2009年には劇団スタジオライフにより舞台化された。

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フルーツバスケット(フルバ)の草摩家・草摩一族まとめ

フルーツバスケット(フルバ)の草摩家・草摩一族まとめ

『フルーツバスケット』とは、高屋奈月による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。母と家を失いテント暮らしをしていた女子高生の本田透は、十二支の呪いに取り憑かれた一族・草摩家と関わりを持つようになる。学校で王子と慕われる由希、幼い頃から由希をライバル視する夾を始め、十二支と猫の物の怪に取り憑かれた者たちやその関係者、彼らが関わる人々の心の傷や救済を描く。本項では、草摩家とその一族についてまとめる。

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フルーツバスケットの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

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『フルーツバスケット』とは、恋愛要素が強いロー・ファンタジー漫画。作者は高屋奈月である。公式略称は「フルバ」、「フルバス」など。1998年に白泉社の『花とゆめ』にて連載がスタート。2006年に完結した。2001年にTVアニメ化され、2019年にキャストなどを一新して再びTVアニメ化された。主人公に女子高生・本田透(ほんだ とおる)を始めとする魅力溢れるキャラクターが多数登場。キャラクター同士の時に甘く、時に苦い恋愛模様が描かれている。

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フルーツバスケット(フルバ)のネタバレあらすじ・ストーリーまとめ

フルーツバスケット(フルバ)のネタバレあらすじ・ストーリーまとめ

『フルーツバスケット』は日本の漫画家・高屋奈月による少女漫画。通称は「フルバ」。1998年に白泉社の『花とゆめ』で連載を開始し、2006年に完結した。単行本は全23巻。 主人公の本田透は高校に入学して間もなく母親を交通事故で亡くしてしまった。ひょんなことから透は同じ高校に通う草摩由希が暮らしている家に厄介になる。草摩家は代々続く名家。そんな名家には十二支にまつわる重大な秘密があった。透は草摩家の人間と関わるようになっていき、その母性あふれる優しさで心の傷を癒やしていくのだった。

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草摩夾(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩夾(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩夾(そうま きょう)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、十二支の仲間になれなかった猫の物の怪憑きの少年である。仲間外れの存在として、幼い頃より一族中から疎外されてきた。神と同じく尊ばれる子憑きの草摩由希に勝つことを望み、彼との仲は良くないが本心では互いを羨んでいる。ぶっきらぼうで喧嘩っ早いが、根は優しく由希以外の人物に意味なく喧嘩を売ることはしない。ヒロイン本田透を気遣い、彼女と惹かれ合うようになる。

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本田透(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田透(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

本田透(ほんだ とおる)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』の主人公である。両親を失いながらも、前向きに生きる少女。他人を思いやり、相手をあるがままに受け入れる慈悲深さを持つ。天然ボケの気があり、ずれた言動も多いが本人が言う所の頑固さも持ち合わせている。十二支の呪いに苛まれる草摩(そうま)家と関わりを持つ中、十二支と猫の物の怪に取り憑かれた「物の怪憑き」を救いたいと願うようになる。

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本田今日子(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

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本田今日子(ほんだ きょうこ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、主人公・本田透の母である。旧姓は勝沼。「赤い蝶」の異名を持つ伝説的なヤンキーだったが、結婚してからは落ち着き、子煩悩な母親になった。今日子自身は物語開始時点で故人だが、それでも度々透やその友人・魚谷ありさの話題に上るほどに慕われている。透が幼い頃、十二支の始まりの昔話をし、彼女に「十二支になれなかった猫」への愛着を持たせるきっかけになった。

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草摩潑春(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

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草摩潑春(そうま はつはる)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の丑(牛)の物の怪に取り憑かれた人物である。普段はつかみどころのない印象ながら優しく、他者を気遣うことが多い。しかし、キレると好戦的な「ブラック春」と呼ばれる状態になる。特徴的な白髪は地毛。幼い頃、自分のコンプレックスを拭ってくれた子(鼠)憑きの草摩由希を特別視し、彼を心配している。午(馬)の物の怪憑きである草摩依鈴とは相思相愛だが、互いを想い合うが故の障壁もある。

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草摩はとり(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩はとり(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩はとり(そうま はとり)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する十二支の辰(龍)の物の怪に取り憑かれた人物で、草摩家の主治医である。当主の草摩慊人や父の命令に従い、十二支の呪いを知った人物に「記憶の隠蔽」と呼ばれる催眠術を施してきた。クールな見た目と物言いが特徴的だが性格は優しい。主人公の本田透が草摩家に深入りすることで元恋人の草摩佳菜のように傷つかぬよう、これ以上関わるなと忠告した。数百年続く神と十二支の絆を「呪い」と表現した、作中最初の人物。

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草摩紅葉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅葉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅葉(そうま もみじ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、十二支の卯(兎)の物の怪に取り憑かれた人物である。ドイツ人とのハーフで、金髪と愛らしい外見が特徴。明るい性格も相まって人に好かれやすい。「神と十二支の絆」という呪いが元で母から拒絶され、その記憶からも消えてしまう。それでも、両親の心中を思いやる優しい心を持つ。主人公の本田透に想いを寄せるが、猫憑きの草摩夾と両想いなので告白はしなかった。作中において呪いが解け、改めて自分の人生を進む。

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草摩紫呉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紫呉(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紫呉(そうま しぐれ)とは、高屋奈月による漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、戌(犬)の物の怪に取り憑かれた人物である。一見すると爽やかな美形で性格も飄々としている。その一方で自身を「最低」と評するように、十二支の神である草摩慊人を自分のものにするという己の野望の為に他者を利用する。といっても完全な悪人ではなく、物の怪憑きを受け入れる本田透を巻き込むことへの罪悪感も口にした。職業は小説家で、時たま迷い、悩む若者たちに道を示すこともある。

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草摩依鈴(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩依鈴(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩依鈴(そうま いすず)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』に登場する、午(馬)の物の怪に取り憑かれた人物である。他者に手厳しい態度を取るが、その実は恋人の草摩潑春を呪いから解放し、主人公本田透を傷つけまいとする優しい性格。1人ですべてをしょい込む傾向にある。その一方、軽率で詰めの甘い一面もある。当初はロングヘアだったが、十二支の神に当たる草摩慊人に髪を切られてからはショートヘアになった。

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草摩由希(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩由希(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩由希(そうま ゆき)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の子(鼠)の物の怪に取り憑かれた人物である。容姿端麗で文武に優れ、学校では「王子様」と称されファンクラブまで存在する。しかし、神である草摩慊人の虐待や、兄を始めとする他の物の怪憑きの拒絶もあって本人の自己肯定感は低い。それでも、ヒロイン本田透との生活の中で徐々に変わろうと努力する。猫憑きの草摩夾との仲は険悪だが、一方で誰とでも仲良くなれる夾に憧れを抱いていた。

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花島咲(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

花島咲(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

花島咲(はなじま さき)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』の登場人物。主人公・本田透の友人である。表情に乏しく無口だが、友達想いで透を大事に思っている。「電波」と呼ばれる特殊な波長を読み取り、操る能力を持つ。透やもう1人の友人の魚谷ありさには寛容だが、その他の人物に対しては容赦ない毒舌を浴びせる他、お仕置きと称する「毒電波」を浴びせることもある。電波の力を操り切れなかった小学生時代、クラスメイトを殺しかけたと思い込み、贖罪として黒い服を着るようになった。

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草摩綾女(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩綾女(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩綾女(そうま あやめ)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する巳(蛇)の物の怪憑きで、主要人物の1人の草摩由希の兄である。女性と見まがうロングヘアと美貌、詩的かつ大仰な口調と振る舞いが特徴。学生時代、己の自由と引き換えに由希を無視していたことを後悔しており、関係改善に努める。同級生の草摩紫呉と草摩はとりとは「真のマブダチトリオ」を自称する。洋裁店を営んでおり、店員の倉前美音とは恋仲でもある。

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草摩藉真(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩藉真(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩藉真(そうま かずま)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』の主要人物の1人・草摩夾の養父であり、武術の師匠である。幼い頃、十二支に入れなかった猫の物の怪に取り憑かれた祖父を残酷な言葉で拒絶。祖父の死後、新たに生まれた猫憑きの草摩夾を見て、その環境の理不尽さを思い知る。母を失い、父からも拒絶された夾を引き取ったのは贖罪の為だったが、次第に父性が芽生えていった。祖父のように幽閉される未来から夾を救おうとした。

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草摩杞紗(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩杞紗(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩杞紗(そうま きさ)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の寅(虎)の物の怪に取り憑かれた人物である。登場時は特徴的な髪や目の色が原因で中学でいじめに遭い、失語症を患い不登校状態にあった。主人公の本田透によって心を救われ、再び学校に通い出す。その後は透を「お姉ちゃん」と呼び慕う。未(羊)憑きの草摩燈路と仲が良かったために当主の草摩慊人に暴行を受け、燈路との仲が気まずくなっていたが、後に和解し、恋仲となった。

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草摩紅野(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅野(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

草摩紅野(そうま くれの)とは、高屋奈月の漫画作品『フルーツバスケット』に登場する、十二支の酉(鳥)の物の怪に取り憑かれた人物である。実はとうの昔に「十二支と神の絆」という呪いから解放されているが、当主にして神の草摩慊人を見捨てられず取り憑かれたフリをしている。慊人が望まなくなるまで傍にいると決めていたが、コンビニ店員の魚谷ありさに心惹かれる。他の物の怪憑きに訪れる変化を後押しし、慊人にも変わる現実を受け入れさせようとした。

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魚谷ありさ(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚谷ありさ(フルーツバスケット)とは【徹底解説・考察まとめ】

魚谷ありさ(うおたに ありさ)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』の主人公・本田透(ほんだ とおる)の友人である。透からは「魚ちゃん」と呼ばれる。昔ながらのヤンキーといった風体だが、不良行為はとうに卒業した。友達想いの情に厚い性格で、もう1人の友人・花島咲(はなじま さき)と共に透を見守る。透の母・本田今日子(ほんだ きょうこ)に憧れと恩義を感じ、彼女の死後も慕っている。バイト先で草摩紅野(そうま くれの)という人物に出会い互いに惹かれるが、事情があって会えずにいた。

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愛おしくて涙溢れる物語『フルーツバスケット』十二支、神まとめ

愛おしくて涙溢れる物語『フルーツバスケット』十二支、神まとめ

『フルーツバスケット』とは高屋奈月による漫画及びそれを原作とするアニメ作品です。母を失くして一人テント暮らしをする女子高生、本田透。透はひょんなことから十二支の物の怪に取り憑かれた一族、草摩家と関わることになります。可愛い絵柄とタイトルに惹かれて買ってみたら結構ドロドロ?しかし救済もあれば爽やかな部分もある。色々と人生について考えさせてくれる名作です。この作品のキモである「神」と「十二支」についてまとめました。

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【フルーツバスケット】まだ終わってなかった!続編がある面白い少女漫画まとめ【ママレード・ボーイ】

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『フルーツバスケット』や『ママレード・ボーイ』など、世の中の女性たちがみんな夢中になった少女漫画の数々。連載が終わってしまった時には、なんだか自分の半身が失われてしまったほどの寂しさを感じた方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに朗報!なんと、かつての人気少女漫画に続編が登場しているのです。あの頃子どもだった主人公たちも立派に成長して、なんだか感慨深いですね。

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フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basketのレビュー・評価・感想

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フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

宝物

少し前の作品になるが、『フルーツバスケット』は忘れられない漫画だ。
これは、異性に触れると干支の動物になってしまうという呪いをかけられた一族と、ある少女との物語である。
一見するとファンタジー要素盛りだくさんのなのかと思うかもしれない。しかし、登場人物達の絶望や心の闇の描き方がリアルで、読んでいるこちらがまで心が痛くなってしまう。主人公の少女ですら例外ではない。
その逆に暗い闇から前へ進もうともがく姿はとても眩しい。
物語終盤に登場人物達が呪いや心の闇から解き放たれてそれぞれの人生を歩みだす瞬間は爽快であるが、同時にいってらっしゃいと送り出す側の気持ちになりとても寂しくなってしまう。
また、この作品のすごいところは、読み終わった後でも彼らはどうしているかなと考えさせられるところだ。
それは、登場人物達の一人ひとりに物語があり、『フルーツバスケット』の世界の中で一生懸命生きている証拠でもある。最終話の先にもきっと幸せな人生が続いているのだろうと思わせてくれるのだ。
続編も出版されており、彼らのその後を垣間見ることができる。
完結して久しい作品だが、初めて読んだ時に憶えた感動は色褪せない。何度も読み返したくなる素晴らしい作品である。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

心が弱った時の栄養剤的作品

最初は、よくありがちな天然キャラの女の子のキャピキャピした日常を描いた話なのかと思っていました。
さらに「異性に触れられると動物に変身してしまう」という設定も何となくありがちな感じがしていたのですが、いつの間にか草摩家の人々のイケメンぶりと、かわいく面白い愛すべきキャラ設定にハマっていました。
そして主人公の透ちゃんを始め、実は登場人物みんなが心に深い傷を抱えていたという背景。何度も壁にぶつかりながらも乗り越えていこうとする姿に引き込まれていき、見るたびに心を打たれました。

髪の色など周囲と少し違う部分があることが原因で受ける、学校でのイジメ問題。そしてもののけに取り憑かれた特異な生き物として生まれてきた我が子をどうしても愛すことができず、ついには精神が崩壊して命を絶ってしまう母親を描いたエピソードには親側の立場として考えさせられるものがあり、胸がギュッと締め付けられる思いがしました。

草摩家の人々にとって透ちゃんは癒しであり心の支えで、「みんなの透ちゃん」というべき存在。自分のことよりも人のために生きてきたような透ちゃんが、最後は夾ちゃんと恋人同士になり、自分の幸せを手に入れることができたのは本当に嬉しかった。これは、ただの少女漫画じゃなく、大人にとっても人生の教科書のような作品です。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
9

ギネスにも認定されたことのあるおススメ少女漫画

ギネスに認定されたこともある少女漫画の紹介です。『フルーツバスケット』という作品です。私が実際学生の頃とってもハマった少女マンガです。
2007年に「世界でもっとも売れている少女マンガ」としてギネスブックに認定されました。『フルーツバスケット』愛読者の私からしたら納得です。

1998年から2006年まで連載されていました。テレビアニメとしても放送されています。『フルーツバスケット』というのは遊びの「フルーツバスケット」からきています。
主人公の「本田透」は小学生のころ、男の子たちからいじめを受けていました。そしてクラス行事で皆とフルーツバスケットをすることになり、そのフルーツ決めの時に「本田はおにぎり!」と意地悪を言われてしまうといったストーリーがあります。そこが作品名との大きな繋がりなのではないかなと思っております。
大人になって読み直してみましたが、このシーンは子を持つ親からしたらかなり切ないですよね。

あらすじを少し説明しますと、草摩家の分家宅に居候することになった本田透と、動物憑きの奇妙な体質を持つ草摩家の面々との交流を中心に描く「ホームコメディ」です。コメディ要素多数なのですが前述のようにいじめやネグレクトといった虐待の話が多く大人になって読み直すとかなり切ない気持ちになりました。
ですが、透の芯の強さと優しさと母性にとても心が洗われます。切ないあとは必ず心温まるので是非読んでみてください。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

フルーツバスケット

干支をモチーフにした物語で、草摩の家に産まれた子どもたちそれぞれに干支の物の怪がついており、異性に抱きつかれたり、身体が弱ったりすると、その物の怪に変身してしまいます。そんな特性を周りにバレないように生きていたが、主人公の透にバレてしまい、本家によって記憶を消すことも出来たがそれをしません。
透と草摩家の人々が出会い、互いの想い、悩みを分かち合って助け・助けられ成長していく物語です。本作は十二支だけでなく、十二支になりきれなかったとして、猫の存在も物語に大きく関わってきます。猫派の人にもおすすめです。
描かれる干支もかわいく、十二支、全キャラクターが登場し、それぞれの個性が豊かで読んでいて飽きず、読み応えがあります。
それぞれの抱える悩みが大きく重いため、読んでいて辛く、気持ちが削られることもあり、少女漫画の割に残酷な描写も見られます。ただ反対に同じような悩みを抱えていれば、救われる言葉もたくさん出てきて、生きることや人を思いやること、存在価値について考えさせられます。
泣ける作品ですが、時にユーモアに溢れていて面白味もあります。最終的にいくつかの組み合わせでのカップルが成立しますが、由紀カップルは無理にくっつけなくても良かったと思います。個人的には透と夾推しです。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

交わることのない恋愛は実ることができるのか

主人公の本田透は高校生にして最愛の母を亡くし、お金もなく山の中でテント暮らしをしていました。
ひょんなことから同級生にして学校一人気の草摩由希の家に住むこととなります。
ですがこの「草摩家」の人々は異性に抱き着かれると十二支に変身してしまうという秘密があるのです。
十二支なので変身するのは12人居るわけですが、どのキャラも可愛いしカッコいいし、個性豊かで読んでいて面白かったです。
この12人の他にもう一人変身する人物が、猫の物の怪の付いた「草摩夾」でした。
この夾も由希の家に住み、透と接する日々が始まりました。
男3人の家に紅一点、透の優しさや天然さや温かみに草摩家の人々の固まってた感情とか表情が柔らかくなってきます。
私はこの漫画を小学校高学年で初めて読みました。
それまでも色んな漫画を読んでいましたが、人生初めて笑って泣いた漫画でした。
タイトルの「恋愛」要素は中盤から終わりにかけて色濃く出ており、透は物の怪付きの夾を、夾は透を好きになっていきます。
普通の人とは違う夾は好きになってはいけない、でもだんだんと気持ちは膨らんでいく、そんな葛藤がありました。
それは透も同じでこの変身を「十二支の呪い」だとするならば、それを解きたい一心で草摩家の核に迫ります。
最初は十二支のために、それがだんだんと想いを寄せる夾のために行動していくのです。
本来なら絡むことのなかった一般人と草摩家。
この恋はどうなっていくのか、読み進めることで嵌ること間違いなしです。
涙なしでは読めない漫画です。ぜひ読んでみてください。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

ほっこりする可愛いお話

フルーツバスケットというアニメは、とてもほっこりするお話になっている。草摩一族は、異性に抱きつかれるとそれぞれの決まった十二支の動物に変身してしまうという秘密を隠しながら生活していた。そこに、普通の女子高生である本田透が現れる。透は、両親を失い親族の家で暮らしていたが、その家がリフォームすることになり、山でテント暮らしをする事になった。その山が草摩家の山だったのだ。そのまま草摩家の家に住むことになった。透は草摩家の秘密を知ってしまうがその秘密を受け入れて、一緒に生活するようになった。由希や夾は十二支に変身してしまう透と同い年の高校生である。透はいつもぼんやりして、天然な部分があるが、芯はしっかりしているため草摩家のよき理解者である。そのため由希や夾の心境にも変化が現れる。透がとても優しくて友達のことを悪く言わず、いつも色々な事に感謝して生活していく姿がとても可愛らしいと思った。このアニメに出てくる登場人物も可愛らしくかっこよく、とてもほっこりするアニメになっているのではないかと思う。見る人を優しい気持ちにしてくれるアニメ。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

フルバは心のサプリメント

世界で最も売れている少女漫画としてギネスにも認定された『フルーツバスケット』が満を持して再アニメ化!!!
フルバがここまで愛される所以は、ただの恋愛漫画に留まらないところであろう。
主人公の本田透は、ひょんなことからクラスメイトである草摩由希の家に居候することに...といった具合に、ベタベタな展開でこの物語は幕を開けるのだが、侮ることなかれ。
蓋を開けるとそこには心に孤独を抱える少年少女達と、それを解きほぐす透ちゃんの姿があるではありませんか!!
透ちゃんはまるで聖母のように、出会う人々の心を解きほぐしていくのです。一体どんな風に生きればそんな人格になれるのかはさておき、これがすごいのです。
透ちゃんの言葉は登場人物達だけでなく、我々視聴者の心まで解きほぐしてくれるではありませんか!!現代社会に疲れた我々は、悩める少年少女達に自己を重ね合わせ、透ちゃんの言葉で滝のように涙を流すのです。ええ、それはもう驚くくらいに。
どこかで生きづらさを抱えてきた人々にとって、本田透は全てを受け入れてくれる、ありのままでいいと言ってくれる、そんな存在なのです。最初こそラブコメか!?という感じですが、良い意味で騙されます。最後まで見終わったとき、あなたの心は癒しでいっぱいになっていることでしょう。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

平成少女マンガの金字塔!涙なしでは読めない感動作品

まず、読んでみてびっくりする作品です。タイトルと作画からは想像できないほどダークな要素を兼ね備えた作品がフルーツバスケット以外にあるのでしょうか。
2001年にアニメ化され、2020年にキャストを総入れ替えして再アニメ化したことでも大いに話題になりました。
中学生の頃に初めて原作でこの作品を知ってからずっとファンで、愛蔵版まで持っているほど大好きな作品です。
主人公の透は母親を事故で亡くし、親戚の家でも邪険にされながらもいつも明るく笑顔でいるけなげさがとても心に沁みます。
草摩家の十二支の呪いを知っても、由希たちを嫌うことなく変わらず接するなんてそりゃみんな透を守ってあげたくなりますよね!笑
十二支の呪いにかかっている草摩家の人たちは、悲しい過去を持っている人たちばかりなので読んでいてとても切なくなります。
私が特に切ないと感じたのは、はとりとカナのエピソードです。恋人の記憶から自分だけを消すなんてとても辛くて私には無理!と思ってしまいます。数年後カナが別の人と結婚してしまうのがより悲しい!
そして、この作品にはしっかり少女マンガらしく、恋愛要素も入っています。
草摩家の中でも特におぞましいとされている猫憑きの夾は透のことがだんだんすごく大切な存在になっていき、透のおかげでどんどん優しく変わっていく姿に感動です。
最終的に呪いは解け、普通の生活ができるようになった十二支のメンバーを見られて心の底から良かったと思えた女子も多いのではないでしょうか?
何回も読み返したくなる作品です。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
10

十二支の物の怪がついた美形な一族と一人の少女の出会いが運命を変える!キャラクターの人間性・成長に涙が止まらなくなる。心があったかくなる名作です!

漫画フルーツバスケットは、「花とゆめ」にて連載された少女漫画です。
1巻など最初の方は絵柄や設定が少し古く、調べてみると1998年から連載がスタートし、2006年まで連載された作品で全23巻です。
設定などは本当に少しだけ古く感じる部分もあるかもしれませんが、そのストーリーや内容は時代を超えて愛される名作です。
ストーリーとしては、ひょんなことから普通の、よく言えば良い人すぎる、悪く言えばお人好しの女子高生「本田透」が「草摩」家で居候を始めるところから始まります。
そしてその草摩家には秘密があり、一族で代々受け継がれる十二支の呪いがあり、その物の怪に憑かれている草摩家の人々は異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうのです。
透が同居することになったのは同じクラスの王子様「由希」と同じクラスの「夾」。
そこから透は草摩家の人々と一緒に様々なことを経験していきます。
その中で登場人物一人一人が持つ弱さや孤独、恐怖やトラウマ、愛などに向き合い成長していきます。
透の持つ優しさや愛が傷をおった草摩家の人々を癒していき、透も愛する人のため一生懸命に行動します。
人のさまざまな弱さや脆さが出てくるので自分にもどこか重なる部分がでてきて共感してしまうと思います。
また伏線の回収や設定の細かさなども楽しめます。
そして途上人物がみんな美形揃いなので視覚的にも楽しめる作品だと思います。
涙なしには読めない作品なので、泣きたい、感動したい時にもおすすめかも。
きっと読み終わった時には心が綺麗になったような、あったかくなったような感じがすると思います。
アニメ化もされているのでぜひアニメもチェックしてみてくださいね。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

人に優しくなれるそんなアニメ

1998年に連載が始まった漫画ですが、2001年にアニメ化、2019年にはリメイクされて新たにテレビアニメ化するという古さを全く感じさせない漫画です。
登場人物はみんな容姿端麗なのでそれだけでもとても見やすい漫画ですが、アニメ化により声優さんの良き声も聞くことが出来るので、自分が好きなキャラクターにより一層愛着が湧きます。
お話は一人の女の子がある一族との出会いから始まります。
人の心の辛い部分や醜い部分などをひとつひとつ解していくような漫画であり、自分自身を見つめ直すきっかけをもらえるようなそんな漫画です。
また、恋愛模様がなかなか面白い展開の漫画です。
よくある序盤でこっちとくっつくだろうなどと展開が分かる漫画は多いですが、最終的な結果を見て子供の頃に衝撃をもらいました。
恋に、家族に、学園ドラマそして、ファンタジー要素も含まれる漫画になっています。
一見女性向けのアニメのように思えますが、男性の方が見てもとても面白いと思います。
登場人物の男性キャラクターの個性豊かな性格にきっと自分の中にかぶるものを少しでも感じることがあるかもしれません。
また、主要キャラクターではないキャラクターもとても細かく描かれていて、そういった部分にも共感を持つことができるかもしれません。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
9

温かな優しさに包まれる

何で彼らはこんなにも、誰かのためを思えるんだろうというくらい、主人公の透を中心に登場人物達の優しさについて考えさせられる作品です。
出てくるキャラクター達はみんなそれぞれに苦しさや葛藤を抱えています。
その中でも透が居候することになる草摩家の人々は、普通ではありえない呪いとも呼べる体質を持っており、そのせいで彼らは周囲の人々から疎まれたり、存在すら否定されるほどの酷い言葉を浴びせられたりなど、辛い体験をしてきました。
けれどこの作品はそんな悲しい過去を背負った彼らが、透という存在を通して自己を見つめ、暗く重い呪いを負った自身をありのまま認めながら、それぞれが生きていく意味を模索して見つけ出していきます。
呪いという非日常なニュアンスが出てきますが、その呪いと向き合う過程に対しては特別な力が働く訳ではなく、ただ人と人との関わりによって暗闇だった道筋が明るく照らされていくのです。
その光を作るものはふとした思いやりだったり、勇気を出した行動だったりと、キャラクター達の優しさの積み重ねです。
その積み重ねがどれも心に温かさを運んでくれます。
作品に触れていくうちにその優しさの繋がりがこちらにも染み入ってくるようで、誰かを思う大切さを思い出させてくれる素敵な物語です。

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10

程よいラブコメマンガ!

両親を亡くした主人公・透は、訳あってテント暮らしをしていました。しかしそこは、ある日登校中に見つけた家の家系・草摩家の土地だったのです。そこで、その家の家主・紫呉の提案により、透はしばらくその家に居候することになります。しかし、草摩家には秘密があって…。その秘密とは「異性に抱きついたり抱きつかれたりすると干支の動物に変身してしまう」というものでした。「子」の草摩由希、「丑」の草摩潑春、「寅」の草摩杞紗、「卯」の草摩紅葉、「辰」の草摩はとり、「巳」の草摩綾女、「午」の草摩依鈴、「未」の草摩燈路、「申」の草摩利津、「酉」の草摩紅野、「戌」の草摩紫呉、「亥」の草摩楽羅、そして「猫」の草摩夾もいれた、13人がその秘密を持っています。そして、草摩家をまとめる当主でありながら、周囲の人々を傷つけて縛り付ける人物・草摩慊人。彼ら草摩家全員の苦しみが、透と関わり始めたことによって変わっていきます。
さて、他にも、透の親友・うおちゃんはなちゃんや、生徒会のメンバー達など、魅力的な人物が多く登場します。そして、登場人物達の秘密や問題、それぞれの関係性や過去、全員の恋模様の行方など、見逃せない展開がたくさんあります。また、絶妙な掛け合いがとても面白く、時にはシリアスな場面もあり、その世界観に引き込まれます。読み応えがあり、結末も注目のおすすめの作品です。ぜひみなさんに読んで頂きたいです!

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

名作だと思います。

少女漫画でありながら、少年漫画のような格闘シーンもあり、コメディ要素もあります。
十二支の動物になってしまう呪いにかかった一族と、平凡な一人の少女が関わっていく物語です。
少女漫画なので、もちろん恋愛要素も豊富にあります。イケメン十二支たちとの高校生活や同居にドキドキハラハラの展開です。要所要所で笑える所も多く、ギャグパート多めです。
それでいて主人公の少女の生い立ちや十二支たちのバックボーンに涙する事も多々あります。みんなそれぞれ闇を抱えていたり、人生に迷ったりしていて、人間味溢れるキャラクター達です。その悩みは若さゆえのものであったり、己の環境であったり、共感できるものが多いと思います。
ストーリーが進むにつれて登場人物も増えていきます。十二支も勢ぞろいしてきますし、それを束ねるご当主様や一族の人間たちのお話もあります。
主人公の純粋さや十二支の少年たちの優しさに心打たれる作品です。
一見悪そうに見える人や、見た目からは想像がつかないくらい酷いことをする人も出てきますが、誰も恨めないのがこの作品のいいところだと思います。
敵対していても諦めず対話していく事で、徐々に打ち解けていく主人公を応援したくなる人も多いでしょう。

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10

アニメ「フルーツバスケット」

2019年7月に1stシーズン全25話がアニメ化した高屋奈月原作の「フルーツバスケット」
主人公(本田透)は唯一の家族である母親を亡くしたことがきっかけでテント生活をしていたのだが、同級生の草摩由希とその叔父の草摩紫呉に見つかってしまう。本田透の住むテントの土地は草摩家の物で、本田透はテントでの生活を続けさせてほしいと頼むが土砂崩れによりテントが崩壊。草摩由希、紫呉の住む家にしばらく居候することになるが草摩夾の出現により草摩家の血の呪い、知られてはいけない最大の秘密を知ってしまう。十二支の物の怪に憑かれた人間は異性に抱きつかれるとその動物へ変身してしまうのだった。明るくポジティブな性格な主人公が、呪いによる過去のトラウマや傷をかかえる由希、夾をはじめとする草摩家の人達の心を少しずつ溶かしていくストーリーとなっている。
原作も読んだのだが、多少リメイクしている部分等もあり、漫画にはないアニメならではの表現も良いと思った。
物の怪に憑かれた十二支の人間や本田透の周りの一人一人の苦悩や心情がとてもリアルに表現されていて何度も泣いてしまうのだが、思わず笑ってしまう面白いシーンも沢山あり、テンポがいいので飽きずに見られるのも魅力。
2020年には2ndシーズンが放送されるので、1stシーズンをまだ見てない方には是非おすすめしたいアニメである。

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10

見ている人に生きる希望を持たせてくれるアニメ。

十二支の呪いを持って生まれた草摩家の人々。主人公の本田透は幼い頃に父を亡くし、母と二人きりの生活を送っていたが、その母も事故で亡くしてしまう。お金も家もなく困った透は誰も周りにいないところでテントを張って寝泊りを始める。誰の土地でもないと思っていたが、そこは草摩家の土地であることが分かる。そこには学校で有名な王子的存在の草摩ゆき、草摩しぐれが住んでいた。透はただちに立ち去ろうとすると、家事をすることを条件に草摩家に居候することになる。草摩家の人々はそれぞれが皆、十二支の呪いにかかっており、異性に抱きつかれると十二支の姿に変身してしまうという呪いがかけられていた。そんなこととは知らずに透はゆきとしぐれに抱きついてしまい、2人は変身してしまう。本来ならば、その姿を見られた人は草摩はとりによって記憶を消されてしまうのだが、透は特別に記憶を消されることなく、生活を共にすることを許される。そこで様々な十二支の呪いがかかった草摩家の人々に出会い、それぞれが抱える心の闇を透が少しずつ溶かしていく。透の言葉や生き方ひとつひとつに草摩家の人々は癒され、勇気づけられていく。透の草摩家の人々に向けた温かい言葉にはアニメを見ている人にも突き刺さる言葉ばかりだ、

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10

心が救われる

十二支の呪いがかかっているという設定です。
異性に抱き着かれると十二支それぞれの姿になってしまいます。
様々なテーマが隠れている作品で、家族問題、いじめや劣等感、そうしたものを主人公である本田透が包み込んでくれます。
人に対して優しく、温かく、そして壁にぶつかった時どう乗り越えていけばいいのかを分かりやすく心に響く形で教えてくれます。
親との関係で悩んでいる人、友人関係で悩んでいる人、恋に悩んでいる人、進路も人生も全てこれを読めば前向きに考えることができる作品だと思います。
綺麗事ではなく、人の心の汚れた部分もきちんと描かれています。
誰でも醜い感情も優しい感情もありますよね。
ありのままの自分でいい、バカと言われたってそのままでいいんだとわかります。
少しでも「自分はこのままでいいのかな?これはどう気持ちの整理をつけたらいいんだろう」と悩んでいるなら是非お勧めします。
この作品ではそうした壁を呪いという形で表現されています。
その呪いは時が経つにつれて薄れていき、最後には解ける。
呪いを乗り越えるキーパーソンとして「本田透」がいて、主人公も完璧なのではなく試行錯誤しながら前を向いてひた向きに頑張ります。
心が疲れてしまった時、特にお勧めです。

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10

心のバイブル!優しい気持ちでいっぱいになりたい!!

優しい気持ちになりたい時や、思いっきり笑ったり泣いたりしたい時、おススメの漫画を紹介します。

日本一売れている少女漫画、平成10年から「花とゆめ」で連載されていた高屋奈月さん作「フルーツバスケット」です。

主人公は高校生の女の子。
幼い頃に父を亡くし、高校生になってから最愛の母も亡くしてしまった透は、アルバイトで生計を立て、テントで生活しているかなりの苦労人。
そんな透がクラスの王子様的存在の由希と出会い、由希の家で一緒に生活することになります。
魅力的な登場人物達を中心に、様々なトラブルを乗り越えながら、恋愛・家族愛・友情と、様々な思いを描いたドタバタハートフルコメディとなっています。

不思議な設定として、由希など草摩の人間は、異性に抱きつかれると自身が取り憑かれた十二支の姿になってしまいます。
その動物の姿がまたかわいく、ギャグもあり、コメディ要素がふんだんに盛り込まれています。

この漫画の魅力は、ただ楽しいだけではありません。
その魅力的なキャラクター達各々が抱える心の問題にあります。
産まれた時から母親に拒絶され記憶まで消されてしまった少年。
ずっと自分を卑下し続けている青年。
自分の愛する人を守る為に記憶を消した青年…などなど。
本当に心の中に大きな葛藤を抱いたキャラクターが、主人公との関わりによって、前を向く力や自己承認が満たされていき、ある時は母親のように、ある時は親友のように、そしてある時は恋人のように、登場人物の心に寄り添ってくれます。

読んでいると、多くのキャラクターの中には自分の共感するキャラクターがおり、読者の抱えている心のひっかかりすらも、主人公が癒してくれます。

優しい気持ちで心を満たしたい時、是非読んでみて下さい。

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9

心に響く「絆」の物語

『フルーツバスケット』は、母親を事故で亡くした女子高校生・本田透が、十二支の物の怪憑きに縛られた草摩一族と交流していく中で本当の「絆」を問う物語です。何度読んでも発見があり、感動する作品です。

■この作品の3つの魅力
①人物描写が濃密であること
登場人物が多いにもかかわらず、それぞれの生い立ちや性格など設定が緻密に作り込まれています。そのため、誰の立場に立っても感情移入できます。

物の怪憑きの呪いがあるために、さまざまな過去と運命を抱えて生きる草摩家の人たち、家族を亡くすが明るさを失わない透と透を見守る友人たち―。
一人ひとりの言動や想いに理由があり、読めば必ず好きになるキャラクターに出会えます。
また、読む時の自分の気持ちや状況によって、共感できる人物が変わることもこの作品の魅力です。

②物語の展開の面白さ
1巻から伏線が張られていて、読み進めていくうちにちょっとした台詞や場面にも大きな意味があることに気付きます。
十二支や呪いという一見ファンタジックな設定から生じる境遇や苦悩のつなげ方がリアルで、物語構成の秀逸さを感じます。
また、ところどころギャグが盛り込まれてあり、シリアスな話に彩りを添えています。

③心に残る言葉が多くあること
「どんな思い出もちゃんとこの胸に抱いて信じていきたい いつかそれすらも超えて尊い記憶となるように」など印象的な言葉が多く出てきます。

うまくいかないことを親や家のせいにしていたこと、拒絶を恐れていたこと、悲しい気持ちと向き合うことなど、つらい記憶を持つ登場人物たちだからこそ、紡ぐ言葉が心に刺さるのでしょう。
悲しい時やつらい時、強くなりたい時に寄り添ってくれる言葉がきっと見つかります。

■まとめ
奇抜な設定とそれに翻弄される多くの登場人物を描いた『フルーツバスケット』。
時を経て自分も変わっていくことで、前に読んだ時には登場人物の気持ちや行動に理解できない部分があったとしても、再読して分かることもあります。その時、この作品の奥深さ複雑さ、人の心の難しさとおもしろさを感じます。何度読んでも色あせない作品です。

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フルーツバスケットから学ぶ「信じる」ということ

フルーツバスケットは「花とゆめ」(白泉社)で連載されていた少女漫画です。その後2度のアニメ化をされた不朽の名作と言っていいほどの素晴らしい作品です。
主人公の透(本田透)は両親を失い一人テント暮らしをしていました。そんな透がひょんなことからクラスメイトの草摩雪の家で居候することになります。雪の親戚である草摩紫呉と草摩夾を加えた4人で暮らしていこうとなった矢先、透は草摩家の秘密を知ることになるのです。それは、異性に抱きつかれると十二支に変身してしまう呪いにかかっていること。雪は子(鼠)、紫呉は戌(犬)そして夾は十二支には含まれていない猫に変身します。そんな不思議な草摩家とそれに巻き込まれた透のお話です。

ここまでなら、どたばた恋愛コメディのように聞こえるかもしれませんが、そんなどたばた感とコメディ感はかなり序盤でなくなります。仄暗く、そして人の感情をむき出しにした作品になっています。草摩家には絶対的な権力を持つ当主である慊人という人物がいます。十二支にとって慊人は「神」であり、「決して離れることのできない存在」でもあります。自分の意思ではどうすることもできない『血』で繋がった存在なのです。そのため慊人は十二支たちに日頃からひどい言葉を浴びせ、自分の思い通りにならないと暴力で従わせる、かなり狂人的な人物です。しかしそんな慊人にも実は秘密があり、彼もその秘密に苦しんでいます。そのことがこの物語の大きなターニングポイントになっています。
フルーツバスケットがなぜ、仄暗く人の感情をむき出しにした物語なのかというと、主人公たち全員の悲しみ、怒り、憎しみ、恨みをとてもしっかりと描いているからです。例えば、夾は十二支には含まれていない猫に憑かれています。猫憑きは猫の姿とは別の「本当の姿」をもっています。それは大変おぞましく、この世のものとは思えないほど醜くい姿です。そのため他の十二支たちからは煙たがられ、将来的には死ぬまで幽閉される運命が待っています。そんなふうにひどい扱いをされ、自分ではどうすることもできない運命が待っていれば誰にも何も期待しなくなりますよね。夾も草摩の人を恨み、自分を生んだことを後悔して自殺した母親、自分を殺人者扱いする父親、当主の慊人に強い恨み、怒り、悲しみを持っています。そんな登場人物の心情がかなり細かく描かれています。

自分たちの運命に絶望する十二支たち、そして慊人自身も自分自身の秘密に苦しむ姿に正直読んでいて苦しくなります。しかしそんな十二支たちの希望の光となるのが主人公の透です。一見のほほんとしてどこか抜けてる彼女ですが、自分自身の呪いに苦しむ十二支たちを優しく包んでいきます。十二支に生まれたことで人を傷つけ、他の人とは違う家庭環境で育ち、草摩という呪いから逃れられず未来に希望の持てない彼らに「雪が溶けたら水になるのではなく、春になる」といって未来を信じることの大切さを教えていきます。彼女のセリフには、私達読者も勇気をもらい、ときに心揺さぶられます。透は十二支たちと関わる中で呪いを解こうと奮闘します。その中で彼女自身の、自分の中にある負の感情と戦いながら未来に希望を持とうとします。草摩家の呪いは解かれることになり、物語はクライマックスを迎えます。

フルーツバスケットのセリフの中でも印象的なのが、透が死んでしまった母親から言われた「透は信じてあげな」という言葉です。母親のお墓参りに行ったときに、透が雪に話した母親の思い出の一部分です。『欲望は誰でももっているけど、良心というのは一人ひとりの手作りのようなもの。だから、偽善と思われたり、誤解されたりする。でも透は信じてあげな、疑うことは誰にでもできる簡単なことだから。透は信じてあげられる子になりな、それがきっと誰かの力になる』。この言葉の通り、透はどんなにひどいことを言われようが十二支たちを信じていき、それが彼らにとって大きな力になります。
人を信じるということは簡単ではありません。普段からひどいことを言う人、約束を守れない人、いろんな人がいます。時にはそれに傷つき、もう信じたくないと思ってしまいます。それでも人を信じることは相手の力になり、自分自身を信じることに繋がります。信じていれば、必ず春はくる。フルーツバスケットは悲しみ、苦しみ、憎しみ、怒りを乗り越えて信じることの大切さを教えてくれる作品です。

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8

原作に忠実

1998年から2006年まで連載されていた漫画、「フルーツバスケット」が2019年にTVアニメ化しました。原作のファンだったので、アニメ化されると聞いてあまりうれしくなかったのですが、原作に忠実で、それぞれのキャラクターに合った声優陣に、一気に虜になりました。主人公の透が草摩家に居候するところから始まるこの作品。草摩家の人たちは物の怪に取りつかれていて、その呪いが解けず、それぞれ悩みや影を背負い、生きています。草摩家の人々が透と接するうちに、自分の内面と向き合い、癒されていく姿が細かく描かれています。個性あふれる草摩家の人たちと透のやりとりが、面白いです。草摩家の人たちの抱えている家族との悩みやエピソードは悲しいものがあったりしますが、透の温かさで少しずつ心を開いていくところは感動して泣いてしまいました。草摩家の人たちはかっこいい人が多くて、そこも楽しめます。草摩家の人たちは、呪いによって異性に抱き付かれると十二支に変身してしまうのですが、変身したときの動物の姿もかわいくて見どころです。私は特に、紅葉というキャラクターが大好きです。明るくてテンション高めの可愛い男の子ですが、周りのことを常に冷静に見渡していて、気の利く紅葉が愛おしいです。変身したうさぎの姿も可愛らしくて大好きです。

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【青春アニメ好き必見】フルーツバスケット

「フルーツバスケット」は1998年から2006年まで連載した大人気少女漫画が原作のアニメ。
実は2001年にテレビ東京系でTVアニメ化されていた。しかし放送当時は連載中で、アニメ続編も作られていなかったが、18年の時を経て、2001年版のキャスト・スタッフを一新して、全編テレビアニメ化。2019年4月よりseason1が放送され、2020年4月よりseason2が放送開始した。
あらすじは本田透は都立海原高校に通う女子高生で唯一の家族だった母親を事故で亡くした。
小山で一人テント暮らしをしていた。しかしそのテントを張った場所は、同級生の草摩由希の一族が所有する土地だった。
何とか敷地内でのテント暮らしを許可してもらおうと交渉していた時、土砂崩れでテントも失ってしまったが、それがきっかけで由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することになった。
居候初日、透は草摩一族の秘密を知ってしまう。彼らは代々十二支の物の怪憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまうという体質だった。
草摩一族の体質の謎、透と由希やほかの十二支の物の怪憑きのふれあいなどに注目。
青春アニメ好きな方やファンタジーが好きな方にお勧めのアニメ。

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本当の優しさとは

花とゆめ(白泉社)で連載された「フルーツバスケット」、作者は高屋奈月です。2001年にアニメ化され、2019年にリメイクされました。主人公の本田透は平凡な普通の女子高生ですが、不慮の事故で母親を突然に亡くしてしまい、訳あって一時テントで一人暮らしをすることに。しかし、そのテントを張った所が草摩家が所有する土地だと透は知る由もありませんでした。ストーリーは透が草摩紫呉と、同級生の草摩由希の家を近所に見つけるところから始まります。土砂崩れでテントを失ってしまい、しかも風邪で倒れてしまった透は、それがきっかけで草摩家に居候することになります。そこで透は、草摩一族の最大の秘密を知ってしまいます。その秘密とは草摩家は代々十二支の物の怪が生まれながらに憑いており、その12人(猫を合わせると13人)は異性に抱きつかれたり、体が弱ると憑かれた獣に変身してしまうという体質でした。普通にはないストーリー構成は読者や視聴者の関心を引きます。草摩家はその秘密について呪われている、決められた宿命と言いますが、ストーリー自体はそこまで暗い印象はなく、まるでラブコメディーのようにストーリー展開をしていきます。キャラクター(登場人物)、一人一人の個性や性格がはっきりしていて、次に透が出会うのは誰かと思わず期待してしまいます。また透のやさしさや温かさが、出会う草摩家の人々をさりげない言葉や行動で救っていくところも魅力的です。本当のやさしさは人を信じられる勇気や信念や情熱なのではないだろうか、また人のために涙し、行動できる強さこそ本当のやさしさなのではないだろうかと考えさせられる作品です。

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学園漫画だけで終わりません!

一見、普通の学園まんがと思いますがファンタジーも入った読み応えのある漫画です!人間が動物に変身するというところはマンガだなぁと思いますが、日々の生活での暮らしに共感できるところが多々あります。読み進めていく内に深みも増して、励まされることが多いです。繰り返し読んだ分だけより楽しめる作品になっていると思います。私は日々の生活に追われているときや落ち込んでいたり悩んでいたりしたときに読んでいます。読み終わった後は必ず元気になれるし、またがんばろうと前向きになれるからです。いま悩みごとがあったり、辛い出来事があったりした人にはぜひ読んでほしいと思います。明日を生きていく糧になると思います。私もこの作品を読んで何度も救われました。ただの学園まんがだけで終わらずに悩みをすくい上げてくれるようなほっこりとしたマンガになっています。そこまで現実から離れすぎた内容になっていないのでとても自分に寄り添ってくれるような、自分に言って貰えているような感覚になります。個性的なキャラクターも沢山出ていて笑いあり、涙ありのマンガです。一生に一度は読んでほしいマンガなのでおススメです。1つ1つのエピソードがとても濃く深く、淡白になっていないのでアニメを見る前にマンガを読んでおくと二倍楽しいと思います。

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つらい過去をのりこえいく登場人物達に元気をもらえます

このマンガが大好きです。逆境にめげない前向きな高校生の女の子・本田透が、草摩由希・草摩夾をはじめとする「草摩家」の人々と出会うところから始まる物語です。
このマンガは「草摩家」の人々がただの人間ではなく、異性に抱きつかれると十二支に関係した動物に変身してしまう体質だということが他のマンガとは異なる唯一の点です。少しファンタジーなほのぼのスクールラブコメという感じでしょうか。
大好きだと思う一番のポイントがキャラクター達の成長を明確に描いているところです。ヒロインの透はもちろん、由希、夾、他ほとんど全ての登場人物達の心理的成長が描かれており、どのキャラクターにも心に引っかかる思い出を持っていて、それを乗り越えていきます。きっと誰もが一人は感情移入してしまうキャラクターを見つけることができるのではないでしょうか。
この点ではとても真面目な空気だけしか感じられないかもしれませんが、スクールラブコメという面白さがきちんとあり、両立できている点がフルーツバスケットの一番の良いところだと思っています。
1998年から2006年まで連載された全23巻の少女マンガで、2019年に2度目のアニメ化をされています。連載終了から13年後にアニメになっている点はフルーツバスケットの面白さを物語る一つの出来事ですね。23巻というのは長く感じる方もいるかもしれませんが、私はこのマンガを読んでみてすぐにはまってしまい、あっという間に読み終えました。はまれるマンガです。

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