十二支の物の怪がついた美形な一族と一人の少女の出会いが運命を変える!キャラクターの人間性・成長に涙が止まらなくなる。心があったかくなる名作です!
漫画フルーツバスケットは、「花とゆめ」にて連載された少女漫画です。
1巻など最初の方は絵柄や設定が少し古く、調べてみると1998年から連載がスタートし、2006年まで連載された作品で全23巻です。
設定などは本当に少しだけ古く感じる部分もあるかもしれませんが、そのストーリーや内容は時代を超えて愛される名作です。
ストーリーとしては、ひょんなことから普通の、よく言えば良い人すぎる、悪く言えばお人好しの女子高生「本田透」が「草摩」家で居候を始めるところから始まります。
そしてその草摩家には秘密があり、一族で代々受け継がれる十二支の呪いがあり、その物の怪に憑かれている草摩家の人々は異性に抱きつかれると十二支の動物に変身してしまうのです。
透が同居することになったのは同じクラスの王子様「由希」と同じクラスの「夾」。
そこから透は草摩家の人々と一緒に様々なことを経験していきます。
その中で登場人物一人一人が持つ弱さや孤独、恐怖やトラウマ、愛などに向き合い成長していきます。
透の持つ優しさや愛が傷をおった草摩家の人々を癒していき、透も愛する人のため一生懸命に行動します。
人のさまざまな弱さや脆さが出てくるので自分にもどこか重なる部分がでてきて共感してしまうと思います。
また伏線の回収や設定の細かさなども楽しめます。
そして途上人物がみんな美形揃いなので視覚的にも楽しめる作品だと思います。
涙なしには読めない作品なので、泣きたい、感動したい時にもおすすめかも。
きっと読み終わった時には心が綺麗になったような、あったかくなったような感じがすると思います。
アニメ化もされているのでぜひアニメもチェックしてみてくださいね。