見ている人に生きる希望を持たせてくれるアニメ。
十二支の呪いを持って生まれた草摩家の人々。主人公の本田透は幼い頃に父を亡くし、母と二人きりの生活を送っていたが、その母も事故で亡くしてしまう。お金も家もなく困った透は誰も周りにいないところでテントを張って寝泊りを始める。誰の土地でもないと思っていたが、そこは草摩家の土地であることが分かる。そこには学校で有名な王子的存在の草摩ゆき、草摩しぐれが住んでいた。透はただちに立ち去ろうとすると、家事をすることを条件に草摩家に居候することになる。草摩家の人々はそれぞれが皆、十二支の呪いにかかっており、異性に抱きつかれると十二支の姿に変身してしまうという呪いがかけられていた。そんなこととは知らずに透はゆきとしぐれに抱きついてしまい、2人は変身してしまう。本来ならば、その姿を見られた人は草摩はとりによって記憶を消されてしまうのだが、透は特別に記憶を消されることなく、生活を共にすることを許される。そこで様々な十二支の呪いがかかった草摩家の人々に出会い、それぞれが抱える心の闇を透が少しずつ溶かしていく。透の言葉や生き方ひとつひとつに草摩家の人々は癒され、勇気づけられていく。透の草摩家の人々に向けた温かい言葉にはアニメを見ている人にも突き刺さる言葉ばかりだ、