河田ソウヤ/アングリー(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

河田ソウヤ(かわたそうや)/アングリーとは、和久井健による漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場する、東京卍會/東卍の肆番隊の副総長。隊長の河田ナホヤ(かわたなほや)/スマイリーとは双子で、肆番隊を盛り立てる。泣くとリミッターが外れ、鬼となる一面を持っている。
『東京卍リベンジャーズ』とは、主人公の花垣武道がタイムリープの能力に目覚め、かつての彼女が殺される未来を変えるために、元凶である不良グループ”東京卍會/東卍”で成り上がる物語を描いた漫画。2021年にアニメ化、実写映画化されている。

本作品の主人公で、タイムリープする前はレンタルビデオ店で働くフリーターで、古いアパートに住んでいる。ある日、中学時代の彼女である、橘ひなが東京卍會という、犯罪組織に殺されたとニュースで知る。自身も駅のホームで何者かに突き落とされるが、それをきっかけにタイムリープしてしまう。何度かタイムリープし、当時の東卍が現代ではどういうわけか、巨悪な犯罪組織となっていることに違和感を持つ。現代のひなを救うため、奮闘する。
関東事変が始まる前、武道はどうしたら、東卍のトップになれるのかを考えていた。そして、横浜の不良を倒したら不良界のトップになれると考え付き、電車で横浜に向かおうとする。しかし、横浜を拠点とする、天竺の抗争員に袋叩きに遭う。武道の中学時代の不良仲間である、溝中5人組と逃げようとするが、千冬を助けに戻ろうとしたところを、先程よりも、大人数で押し寄せてくる。しかし、河田兄弟が駆けつけ、武道達を助ける。そして、バイクに乗って、武道達と反撃に出る。

柴八戒(しばはっかい)

東卍の弐番隊の副隊長であり、坊主頭で唐草模様の剃りこみを入れている。兄は10代目黒龍/ブラックドラゴンの総長の柴大寿である。家庭では幼い頃に、大寿から暴力を受けており、姉の柚葉を守っていたと語る。しかし、実際は大寿に逆らえなかった八戒を守っていたのは柚葉であり、このことが柴大寿率いる十代目ブラックドラゴンと武道、八戒らが衝突した抗争「聖夜決戦」の火種となった。聖夜決戦で、八戒は大寿をナイフで指すつもりでいたが、武道に諭され、柚葉を守るために戦うことを決意する。今まで、嘘を重ねて、現実から逃げていた八戒であったが、武道達のおかげで、大寿に真正面から立ち向かうことができた。

関東事変ではアングリーと共にタッグを組み、灰谷兄弟に対抗する。しかし、末っ子2人の連携では、灰谷兄弟のチームワークに叶わなかった。お互いに末っ子特有の他力本願な部分が出てしまい、呆れあっていたが、”末っ子同盟”を名乗り、反撃にでる。最終的には、八戒がボコボコにされたのを見た、アングリーが泣き出し、覚醒する。そして、アングリーが灰谷兄弟を倒すことができた。

望月莞爾(もちづきかんじ)

望月莞爾(もちづきかんじ)は天竺四天王の1人で、恵まれた体格から繰り出されるパンチで数々の相手を倒してきた。望月は”S62世代”で、極悪の世代と呼ばれている。”S62世代”とは少年院で出会った6人を指す言葉で、全員が昭和62年生まれであり、それぞれがチームを率いることができる、猛者の集まりであった。望月が少年院に収容されている理由は、喧嘩を止めようとした警察官を病院送りしたことによる、公務執行妨害である。
関東事変で、東卍と対立する天竺は、このS62世代を中心としたチームである。中でも黒川イザナはそんな猛者が集まった少年院でも、圧倒的な強さを誇り、天竺の総長となった。
望月が天竺に加入する前は川崎のチームの呪華武(じゅげむ)の総長で、河田兄弟率いる双悪(すごあく)とは対立関係にあった。呪華武時代には、チーム同士の抗争では決着がつかなかった為、河川敷で総長同士のタイマンで決着を透けることになった。その勝負でも、望月はスマイリーに完全勝利すると、続けざまにアングリーをも圧倒する。武道もこの出来事は河田兄弟から聞かされる。

河田ソウヤ/アングリーの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「あーあ、スマイリーならわかってくれるのに」

関東事変で、灰谷兄弟との戦闘で、劣勢のアングリーと八戒。2人は末っ子同士で、お互いに人の性にして、チームワークはバラバラ。2人揃って「あーあ、スマイリーならわかってくれるのに」「あーあ、柚葉ならわかってくれるのに」と他力本願なセリフを吐く。この後、2人は灰谷兄弟に一矢報いようと”末っ子同盟”を組み、反撃に転じる。
アングリーは東卍に加入する以前から、兄のスマイリーと喧嘩三昧の日々を送っていた。普段であれば、スマイリーと息が合った、連携ができたが、この時は不在でタッグを汲んだの八戒。双子で息が合うスマイリーの存在を有り難く思った際のセリフ。

「オレら”末っ子同盟”じゃい!!」

関東事変で、天竺との抗争の時、六本木を仕切る程の実力者である、灰谷兄弟のコンビネーションに致命傷を負わされるアングリーと柴八戒。二人は末っ子でわがまま気質であり、チームワークは最悪。「あーあ、スマイリーならわかってくれるのに」、「あーあ、柚葉(八戒の姉)ならわかってくれるのに」とスマイリーと八戒が同時に、弟らしい他力本願なセリフを吐く。その後も、お互いの悪口を言い合う2人だが、最終的には似たもの同士のアングリーと八戒ペアで灰谷兄弟に立ち向かう。その際に、2人で肩を組みながら、「オレら”末っ子同盟”じゃい!!」と灰谷兄弟に突撃する。なんだかんだ言いながら意気投合している2人の仲の良さが分かるセリフである。

「この戦い、絶対勝つ!!」

天竺との抗争である、関東事変。序盤は天竺が優勢であったが、アングリーが泣き出し覚醒すると一気に戦況は逆転。そして、総長代理である武道に「この戦い、絶対勝つ!!」と声をかけた。マイキーやドラケンが不在で、勝ち目がないと思われた東卍に戦況を覆す目を作り出した、アングリーのセリフ。

河田ソウヤ/アングリーの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

アングリーの夢「スマイリーとまっとうな仕事をしていますように」

アングリーはスマイリーや東卍の主要メンバーと共に、東卍解散後のタイムカプセルを、埋めるのにもたちあった。この時にアングリーは「12年後には何をタイムカプセルに入れたか忘れてしまいそうだ」といっている。
そして、タイムカプセルを掘り出す日2018年6月19日にもマイキーは現れず、マイキー抜きでタイムカプセルを掘り出した。アングリーは12年後の自分へ宛てた手紙に「スマイリーとまっとうな仕事をしていますように」と書いており、現代ではラーメン屋になっており、夢を叶えたといえる。

現代の河田兄弟はラーメン屋

現代のアングリーとスマイリーは2人で、ラーメン店を経営しており、名前は双悪/スゴアク。看板メニューは2人の愛称をとって、見た目に反してスパイシーな白豚骨の”スマイリー”と、優しい味の黒豚骨の”アングリー”。ひなが生きている現代では武道と2人で、双悪のラーメンを食べており、ひなはアングリーがお気に入り。見た目は怒っているが、心は優しいアングリーらしさが、うまく表現されている。

瓜二つの双子

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柴柚葉(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

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柴柚葉(しばゆずは)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。センター分けの明るいロングヘアで、短めのスカートにルーズソックスというギャル風な外見をしている。男勝りで強気な性格をしており、作中で攻撃シーンのある女性キャラの1人である。兄は黒龍の総長・柴大寿、弟は東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒。また、八戒と同じ隊の隊長である三ツ谷隆は幼馴染で兄弟のような存在と語っている。若干ブラコン気味な性格であり、携帯の待ち受けは八戒である。

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林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹(はやしだはるき)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称はパーちんで、金髪のモヒカンとがっちりとした体形が特徴。東京卍會創設メンバーの1人で、参番隊長を務めている。8・3抗争のきっかけとなった長内を刺したことにより、少年院へとはいることになる。副隊長である林良平とは幼馴染であり親友で、2人とも佐野の事を尊敬している。

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