
『Nのために』とは、湊かなえの推理小説、及びそれを原作とした純愛ミステリードラマである。ドラマの主演は榮倉奈々で、窪田正孝や賀来賢人などが出演する。高層マンションの野口宅で、野口貴弘と妻の野口奈央子が殺害された。現場に居合わせたのは大学生の杉下希美と成瀬慎司と安藤望と西崎真人だった。その中で西崎が殺害を自供し、殺人罪で懲役10年が言い渡される。それから10年後、元警察官の高野茂が事件に疑念を抱き、真相を追い始める。本作は大切な人を守ろうとする究極の愛が描かれており、多くの賞を受賞した。
西崎寛(にしざきひろし/演:神崎孝一郎)
西崎の父親である。
野原兼文(のばらかねふみ/演:織本順吉)

野原荘の管理人である。希美とたまに将棋をしており、住人たちを温かく見守っている。早苗が希美に会いに来た際は希美が出て来れないほど怯えており、機転を利かせて早苗を帰らせていた。
西崎美雪(にしざきみゆき/演:中越典子)

西崎の母親である。西崎を虐待して痛めつけていたが、痛めつけた後は泣きながら謝っていた。就寝中にタバコの不始末で火事を起こし、西崎に見捨てられて亡くなった。
津嘉山(つかやま/演:渡辺憲吉)
西崎の担当弁護士である。
柴田(しばた/演:桜井聖)
希美の担当医で、医療チームの一員である。
前田(まえだ/演:山田明郷)
夏恵の担当医である。高野に夏恵の声が出なくなった原因について説明し、彼女にプレッシャーをかけないよう忠告する。
多田(おおた/演:財前直見)

希美の主治医である。希美が誰も悲しませずに死ぬことはできるかと尋ねたとき、誰も悲しませずに生きるのが難しいのと同じで、悲しませずに死ぬことはできないと答えた。
鈴木健一(すずきけんいち)
原作のみ登場する人物である。幼少期の西崎の担任教師で、西崎の母の不倫相手だった。
『Nのために』の用語
青景島

香川県にある静かで小さな島で、希美や成瀬が育った場所である。2人とも高校卒業を機に上京したが、成瀬が店を出すために島に戻った。
野原荘
目次 - Contents
- 『Nのために』の概要
- 『Nのために』のあらすじ・ストーリー
- 野口夫妻殺人事件
- さざなみが火事で焼失
- 希美と西崎と安藤の出会い
- 殺人事件の真相
- 『Nのために』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 杉下希美(すぎしたのぞみ/演:榮倉奈々)
- 成瀬慎司(なるせしんじ/演:窪田正孝)
- 安藤望(あんどうのぞみ/演:賀来賢人)
- 西崎真人(にしざきまさと/演:小出恵介(少年期:若山耀人))
- 野口貴弘(のぐちたかひろ/演:徳井義実)
- 野口奈央子(のぐちなおこ/演:小西真奈美)
- 高野茂(たかのしげる/演:三浦友和)
- 青景島の人々
- 高野夏恵(たかのなつえ/演:原日出子)
- 宮本由妃(みやもとゆき/演:柴本幸)
- 成瀬周平(なるせしゅうへい/演:モロ師岡)
- 成瀬瑞穂(なるせみずほ/演:美保純)
- 池園和幸(いけぞのかずゆき/演:山中崇)
- 杉下洋介(すぎしたようすけ/演:葉山奨之)
- 磯野友子(いそのゆうこ/演:梨木まい)
- 杉下晋(すぎしたすすむ/演:光石研)
- 杉下早苗(すぎしたさなえ/演:山本未來)
- その他
- 桐野繭子(きりのまゆこ/演:伊藤裕子)
- 広田公之(ひろたひろゆき/演:福田転球)
- 溝口(みぞぐち/演:山田裕貴)
- 西崎寛(にしざきひろし/演:神崎孝一郎)
- 野原兼文(のばらかねふみ/演:織本順吉)
- 西崎美雪(にしざきみゆき/演:中越典子)
- 津嘉山(つかやま/演:渡辺憲吉)
- 柴田(しばた/演:桜井聖)
- 前田(まえだ/演:山田明郷)
- 多田(おおた/演:財前直見)
- 鈴木健一(すずきけんいち)
- 『Nのために』の用語
- 青景島
- 野原荘
- 料亭さざなみ
- 将棋
- 『Nのために』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 希美が成瀬を庇う場面
- 成瀬慎司「大丈夫。全部偶然だっていえばいい」
- 希美と早苗が和解する場面
- 『Nのために』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 10年の女優人生の中で1番プレッシャーを感じていた榮倉奈々
- ドラマの共演がきっかけで結婚した榮倉奈々と賀来賢人
- 青景島のロケ地は香川県の小豆島
- 『Nのために』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):家入レオ「Silly」