伝説のコント番組「笑う犬」シリーズに思いを馳せる。
あなたは覚えているだろうか。あの伝説のコント番組を。今や専らバラエティ番組の司会者となったウッチャンナンチャンやネプチューンなどのお笑い芸人たちが、コントで輝いていたあの時代を。お笑い氷河期の今、「笑う犬」シリーズを紐解く。
伝説のコント番組「笑う犬」シリーズ
「笑う犬」シリーズは、1998年にスタートし、2003年まで続いた伝説のコント番組である。
放送されたタイトルは
笑う犬の生活-YARANEVA!!-
笑う犬の冒険-SILLY GO LUCKY!-
笑う犬の発見 Go with flow!
笑う犬の情熱 Gonna go crazy! Funky Dogs
笑う犬の太陽 THE SUNNY SIDE of Life の5つ。
各タイトルごとに様々なコーナーでコントが繰り広げられ、お茶の間に良質な笑いを届け続けた。
笑う犬またしてくれ
— ちひろ (@xchikoxx) September 15, 2015
復活を望む声も多い。
そこで今回は、シリーズを通して高い人気を誇る名コーナーをふりかえってみたいと思う。
「引っ越し(小須田部長)」
内村演じる「小須田部長」がさまざまな場所へ引っ越すさまをおもしろおかしく描いたコント。引越しの際には「いるもの」「いらないもの」と書かれた箱にそれぞれの地の思い出の品などを詰めて行くが、大半が元部下の原田(原田泰造)によって「いらないもの」に分類される(第三部からは「どうでもいいもの」という箱も登場する)。
出典: ja.wikipedia.org
とんでもない場所へ引越しさせられる小須田は、毎回その場所に驚異的なまでに順応するのだが、一つ余計なことをして、それが原因で更にとんでもない場所へと引越しを余儀なくされる。
出典: ja.wikipedia.org
がんばれー!負けんなー!力の限り生きてやれー!(小須田部長)
— 松永やすしは黒山羊。 (@Yacchy_M) September 8, 2015
何度でもどこへでも左遷されていく小須田部長。
とどまることを知らずに昇進していく部下(やがて小須田を追い越し元・部下となる)。
哀愁漂う雰囲気の中行われる、ハチャメチャすぎる会話が何とも言えない魅力である。
多摩川あくま団
大人の嘘や建前が嫌いなあくま団が大人たちを拉致し、拷問にかける。
出典: ja.wikipedia.org
メンバーの質問に答えられなかったり、メンバーの機嫌を損ねたりすると服の中に仕掛けられた風船が膨らんでいく。
出典: ja.wikipedia.org
多摩川あくま団見たいのぉー
— Maya (@Maya78un) January 4, 2015
リアルすぎる質問をあくまでコントの一環としてぶつけるいろいろとギリギリなコーナー。
裏話を暴露するといった趣旨の企画は今のバラエティでは割と一般的だが、放送当時においてはかなり斬新だったと思われる。
子供の格好が無駄に似合っているメンバーたちも見どころだ。
旅路
銀河鉄道999のパロディで自分の嫁を探す星野哲郎(土田)とビールに合うおつまみを探すメーテル(内村)が各地を新幹線で旅する。
出典: ja.wikipedia.org
#こんなメーテルはイヤだ タグが流行っていますが、笑う犬のコント「旅路」を知らない世代が増えてきてるんでしょうか。笑う犬の中でもトップを争うくらい好きなコントです。
— あらや(荒屋兵衛) (@araya51) June 11, 2012