ビッグ・マム／シャーロット・リンリン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）の概要

ビッグ・マム（本名：シャーロット・リンリン）は、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。
偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界に皇帝のように君臨する4人の大海賊・四皇の内の1人で、懸賞金は懸賞金43億8800万ベリー。43人の夫を持ち、その夫との間に生まれた85人の子供達と共にビッグ・マム海賊団を結成。船長を担っている。また偉大なる航路にある万国（トットランド）の女王も兼任。3つの種族を除いたありとあらゆる種族が住む国であり、自身を育ててくれたマザー・カルメルとの思い出から「世界中のありとあらゆる人種が家族となり同じ目線で食卓を囲む」ことを夢に見ている。しかしその実とても凶暴で凶悪な性格をしており、大好きなお菓子のためなら一国を滅ぼしてしまうほど。また自分の子供であっても失態には容赦はしない。

超人系悪魔の実「ソルソルの実」の能力者で、他人の魂を自由自在に操ることができる。自身や他人の魂を無機物や動植物に分け与えることができ、魂を与えられた存在は「ホーミーズ」と呼ばれて擬人化し、自分の意思で動くことができる。特にビッグ・マム自身の魂を直接与えられた雷雲ゼウス・太陽プロメテウス・雷雲ヘラは超強力であり、これらを使って天候をも操るため、「天候を従える女」として恐れられている。

自分の縄張りである万国で暴れまわり、楽しみにしていた娘シャーロット・プリンと、麦わらの一味の料理人ヴィンスモーク・サンジの結婚式をめちゃくちゃにした主人公モンキー・D・ルフィに強い恨みを抱いている。ルフィを追って、四皇カイドウ率いる百獣海賊団の拠点・ワノ国に進軍した。初めはカイドウと険悪な雰囲気であったが、後に同盟を組むことを決める。火祭りの夜に討ち入りしてきたルフィや侍軍団と各所で戦い、最後にはトラファルガー・ローとユースタス・”キャプテン”・キッドに敗れ、四皇の座を退いた。

ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）のプロフィール・人物像

本名：シャーロット・リンリン
異名：ビッグ・マム、天候を従える女
肩書き：四皇、万国女王
年齢：68歳
身長：880cm
懸賞金：5000万ベリー → 5億ベリー → 43億8800万ベリー
所属：羊の家 → ロックス海賊団船員 → ビッグ・マム海賊団船長
所属船：クイーン・ママ・シャンテ号
悪魔の実：ソルソルの実（超人系）
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：偉大なる航路
誕生日：2月15日
血液型：X型
好物：甘いお菓子
一人称：おれ
笑い方：ハ～ハハママママ

CV：藤田淑子（571話）→小山茉美（786話 ～ ）

新世界に皇帝のように君臨する4人の大海賊・四皇の1人。
息子を46人、娘を39人出産しており、その子供達を中心にビッグ・マム海賊団を結成している。また万国（トットランド）という国を作り、その女王として君臨している。お菓子を何よりも好み、お菓子の為に大きな戦いを巻き起こすもある。

容姿

880cmという常人よりも遥かに大きく、277cmあるブルックが掴まれた時には人形のようだった。海賊帽を被り、髪は長く伸びている。この海賊帽は戦闘時には剣に変形する。肥満体型だが、「食いわずらい」を発症し、長く目的の物を食べれない場合はどんどん痩せ細っていく。
幼少の頃から太っていたが、20代の頃にはスリムで美人だった。

性格

四皇の中で唯一の女性だが、非常に残酷な性格をしている。
お菓子が大好きであり、お菓子をきっかけに大きな戦いを起こす事がある。献上されるはずの魚人島のお菓子が期限通りに届かない事を知った時には激怒した。部下のタマゴ男爵はビッグ・マムを落ち着かせようとしたが、「欲しい物を妥協する海賊が何処にいる！」と叫んだ。
プライドが高く、自身の顔に泥を塗られる事を非常に嫌い、自身の要求を拒否した者には凄惨な罰を与える。例え親の葬式を理由であったもビッグ・マムの要求を拒否すれば肉親の首を送りつけられることになる。サンジがビッグ・マムとの娘の結婚を拒否しようとした時には、サンジの恩人であるゼフを殺害しようとしていた。
また、「来る者は拒まず、去る者は殺す」という主義をもっている。自身の元を去る者を止める事はないが、ルーレットを回させ、それに応じた罰を与える。そのルーレットを目の当たりにしたジンベエは「あのルーレットからは悪意と死の匂いしかせん！」と話している。

世界中の種族が差別されずに暮らせる国を作る事を夢にしている。ビッグ・マムの国である「万国（トットランド）」には3種の種族が足りていない（1種は巨人族）。その事を指摘されると怒りを抱く。
珍しい動物や種族をコレクターしておく趣味があり、息子のモンドールのブクブクの実（人や動物を生きたまま本の中に閉じ込めることができる）の能力を使って人や動物を標本にしている。ブルックもその対象になった。

ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）の能力

基礎戦闘力

子供の時点で既に化物であり、幼少期に巨人の村を壊滅させている。
「鉄の風船」と例えられるほどに強靭な肉体を持ち、銃や大砲でも傷つくことがない。ただし、恩人であるマザー・カルメルの写真を破壊された時には、覇王色の覇気を撒き散らしながら咆哮をあげ、その後防御力が著しく下がり肉体が柔らかくなる。

悪魔の実：ソルソルの実

超人系の悪魔の実。
他者から寿命を吸い取ったり、無機物に魂を与えて自我を持たせる事ができる。また、ビッグ・マムと対峙して恐怖を抱いた者は勝手に寿命が抜き出て死亡してしまう。ビッグ・マムの国・万国に住む人間は、1年間につき2ヶ月分の寿命を支払わなければならない。ビッグ・マムはこの寿命を利用して、国中の物に自我を持たせている。
太陽や雷雲などの実体がない物にもこの力を使うことができる。ビッグ・マムはプロメテウスという太陽、ゼウスという雷雲、もう一人の雷雲ヘラに自身の魂を与えて使役している。この事からビッグ・マムは「天候を従える女」と呼ばれている。また、ビッグ・マムが被っている海賊帽もビッグ・マムの魂を与えられており、ナポレオンという名前がある。ナポレオンは戦闘時には剣の姿に変わる。

覇気

武装色、見聞色はもちろん、覇王色の覇気も使用できる。
武装色の覇気は強力で、ルフィのギア4の攻撃を片手で防いでいる。また、武装色を纏った攻撃はルフィのギア4を一撃で解除するほどに強力。

食いわずらい

ビッグ・マムが望む食べ物を食べれなかった場合、「食いわずらい」を発症する。
この状態になると、望む食べ物を口にするまで我を失って破壊を行う。この状態は誰にも手を付ける事ができず、実の息子でさえ殺害した。食いわずらいを発動している時間が長引くと、どんどん痩せ細っていく。痩せると動きが俊敏になる。

ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）の必殺技

ビッグ・マム（本名：シャーロット・リンリン）は、悪魔の実「ソルソルの実」の能力者。魂を操り、他者の魂を奪うことができる。また奪った魂や自身の魂を他のものに分け与えることで、「ホーミーズ」という兵士を無限に生み出すことが可能。特に自身の魂を分け与えているナポレオン、ゼウス、プロメテウス、ヘラは他の「ホーミーズ」よりもかなり強力な存在で、常に側に置いている（ゼウスは裏切ったが）。ビッグ・マムの技は大抵この側近の「ホーミーズ」を用いた技が多い。

ビッグ・マム／シャーロット・リンリン（ONE PIECE）の必殺技まとめ - RENOTE [リノート]

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ビッグ・マム（本名：シャーロット・リンリン）とは、『週刊少年ジャンプ』の『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物である。偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界に君臨する皇帝のような強さを持つという4人の大海賊・四皇の内の一人。自分の子達と共に結成しているビッグ・マム海賊団の船長。巨人族のような巨大で屈強な肉体を持っている。一流の覇気使いであり、強靭な肉体と覇気を合わせて絶対的な防御を誇る。悪魔の実「ソルソルの実」の能力で、自身の魂を分け与えたホーミーズと呼ばれる分身達と共に戦う。

ビッグ・マム（シャーロット・リンリン）の来歴・活躍

過去