陽だまりの樹(手塚治虫)のネタバレ解説・考察まとめ

『陽だまりの樹』とは、手塚治虫原作の長編歴史漫画、及びそれを基にしたテレビアニメ・テレビドラマ。原作漫画は、1981年から1986年まで『ビッグコミック』誌上にて連載された。テレビアニメ版は2000年、テレビドラマ版は2012年に放映された。同作品は手塚治虫の曽祖父手塚良仙と彼と同世代の架空の武士伊武谷万二郎を狂言回しにして、開国と倒幕という激動の時代となった江戸末期を描いた壮大な歴史大河ドラマ作品である。
豆鶴(まめづる)
曾根崎新地の妓女で架空の人物。星鶴とともに良庵を騙す。彼女の役割は星鶴の通訳役だった。
お紺(おこん)

CV:松本梨香
架空の人物。大坂で夜鷹をしており、そこで良庵と知り合った。良庵を自分のラッキーパーソンと確信し、彼が適塾を卒塾して江戸に帰る際に追従する。品川にて料亭を開くと、商才が開花して瞬く間に巨大な富を成した。良庵にはコレラを治療してもらったり、若い時に臀部に入れた刺青を植皮手術で取り除いてもらうなど強い信頼関係で結ばれている。明治時代に入っても彼女の商売は繁栄を続けており、3代目良仙が西南戦争へ赴く際に、帰京後に診療所の開設を提案して彼を見送った。
多紀誠斉(たきせいさい)
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演:目黒祐樹(テレビドラマ版)、岡森諦(2012年舞台版)、近江谷太朗(2021年舞台版)
CV:郷里大輔
架空の人物で漢方医。医学館の副督事を務める大物だが、蘭学医を敵視して徹底的に排斥した狭量な人物である。江戸でコレラが大流行した際に罹患し、西洋医学を受けることを拒否してそのまま死亡した。
多紀元迫(たきげんぱく)
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演:本城丸裕(テレビドラマ版)
CV:小形満
漢方医で架空の人物。多紀誠斉(たきせいさい)とともに蘭方医を排斥するも、自身の本心では西洋医学を必要であると考えている。その後、穏健派となるも誠斉からは裏切りと取られてしまい、地下の倉に監禁された。
実在の人物
千葉周作(ちばしゅうさく)
実在の人物。剣豪として知られ、自身の道場玄武館にて北辰一刀流を教え多くの弟子を育てた。『陽だまりの樹』の物語内では序盤に亡くなっており、姿は見せていない。
清河八郎(きよかわはちろう)
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演:土屋裕一(テレビドラマ版)
CV:家中宏
実在の人物で、幕末に活躍した剣豪。北辰一刀流剣術の達人だが、万二郎とはそりが合わず2度斬り合いをしている。策士としても有名で、お玉が池に清河塾を開き、その後浪士組を結成した。
小野鉄太郎(おのてつたろう)/山岡鉄太郎(やまおかてつたろう)
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演:尾関伸嗣(テレビドラマ版)
CV:関智一
実在の人物で、後の山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)である。千葉周作門下の剣の達人。万二郎とは友人の間柄で、2人揃って尊敬する藤田東湖(ふじたとうこ)宅を訪問したこともある。その後も万二郎のことを気遣うが、幕府再建に拘る彼とは意見を異にするようになり、浪士組に参加した。江戸城明け渡しの際に勝海舟(かつかいしゅう)の命令で使者となり、そこで万二郎と再会して西郷隆盛(さいごうたかもり)が彼のことを高く評価していることを伝える。
原田磊蔵(はらだらいぞう)
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演:大地泰仁(テレビドラマ版)
実在の人物。適塾の塾生であり、良庵とともに蘭学を学んだ。良庵が十三奴(じゅうさんやっこ)を腑分けしようとした際、奉行所からの計らいで彼をサポートした。
緒方洪庵(おがたこうあん)
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『上を下へのジレッタ』とは、手塚治虫がバーチャルリアリティーのような妄想世界「ジレッタ」を巡る騒動を描いたブラックユーモア漫画。才能と野心あふれるプロデューサー門前市郎(もんぜん いちろう)が「空腹の間だけ絶世の美女になる」という特異体質を持つ越後君子(えちご きみこ)と、その恋人の山辺音彦(やまべ おとひこ)を利用して名誉欲を満たそうと七転八倒する物語。 手塚作品の中では知名度は高くないが、2017年には妄想歌謡劇『上を下へのジレッタ』のタイトルで舞台化され、横山裕が主演を務めた。
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目次 - Contents
- 『陽だまりの樹』の概要
- 『陽だまりの樹』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 伊武谷万二郎と手塚良庵の青春
- 激動の渦に飲み込まれる万二郎と良庵
- エピローグ
- 『陽だまりの樹』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 伊武谷万二郎(いぶやまんじろう)
- 手塚良庵(てづかりょうあん)/手塚良仙(3代目)(てづかりょうせん)
- 伊武谷万二郎の関係者
- 伊武谷千三郎(いぶやせんざぶろう)
- とね
- おせき
- 平助(へいすけ)
- 庄助(しょうすけ)
- 丑久保陶兵衛(うしくぼとうべい)
- さと
- 佐伯甚七郎(さえきじんしちろう)
- お品(おしな)
- 多磨屋成吉(たまやせいきち)
- お綾(おあや)
- 伝吉(でんきち)
- 保谷兵吾(ほうやひょうご)
- 辰蔵(たつぞう)
- 権十(ごんじゅう)
- 清吉(せいきち)
- 磯貝長八郎(いそがいちょうはちろう)
- 手塚良庵の関係者
- 手塚良仙(2代目)(てづかりょうせん)
- お中(おなか)
- おつね
- 海香(うみか)
- 玉江(たまえ)
- 大槻俊斎(おおつきしゅんさい)
- 手塚良斎(てづかりょうさい)
- 十三奴(じゅうさんやっこ)
- 星鶴(ほしづる)
- 豆鶴(まめづる)
- お紺(おこん)
- 多紀誠斉(たきせいさい)
- 多紀元迫(たきげんぱく)
- 実在の人物
- 千葉周作(ちばしゅうさく)
- 清河八郎(きよかわはちろう)
- 小野鉄太郎(おのてつたろう)/山岡鉄太郎(やまおかてつたろう)
- 原田磊蔵(はらだらいぞう)
- 緒方洪庵(おがたこうあん)
- 八重(やえ)
- 大鳥圭介(おおとりけいすけ)
- 福沢諭吉(ふくざわゆきち)
- 伊東玄朴(いとうげんぼく)
- 多紀元堅(たきげんけん)
- 多紀元琰(たきげんえん)
- 楠音次郎(くすのきおとじろう)
- 藤田東湖(ふじたとうこ)
- 阿部正弘(あべまさひろ)
- 徳川斉昭(とくがわなりあき)
- 堀田正睦(ほったまさよし)
- タウンゼント・ハリス
- ヘンリー・ヒュースケン
- 井上信濃守(いのうえしなのかみ)
- 森山多吉郎(もりやまたきちろう)
- お吉(おきち)/唐人お吉(とうじんおきち)
- 橋本左内(はしもとさない)
- 勝麟太郎(かつりんたろう)/勝海舟(かつかいしゅう)
- 川路聖謨(かわじとしあきら)
- 徳川家定(とくがわいえさだ)
- 西郷吉之助(さいごうきちのすけ)/西郷隆盛(さいごうたかもり)
- 井伊直弼(いいなおすけ)
- 長野主膳(ながのしゅぜん)
- 安藤広重(あんどうひろしげ)
- 梅田雲浜(うめだうんぴん)
- 高橋多一郎(たかはしたいちろう)
- 安島帯刀(あじまたてわき)
- 有村次左衛門(ありむらじざえもん)
- 安藤対馬守(あんどうつしまのかみ)
- 芹沢鴨(せりざわかも)
- 土方歳三(ひじかたとしぞう)
- 村田蔵六(むらたぞうろく)/大村益次郎(おおむらますじろう)
- チャールズ・ワーグマン
- 坂本龍馬(さかもとりょうま)
- 清水港の長五郎(しみずこうのちょうごろう)
- 徳川慶喜(とくがわよしのぶ)
- 『陽だまりの樹』の用語
- 回天詩史(かいてんしし)
- 攘夷(じょうい)
- 適塾(てきじゅく)
- 種痘所(しゅとうじょ)
- 『陽だまりの樹』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 伊武谷万二郎「アメリカ人を守る?」
- 福沢諭吉「新しい時代がもうそこまで来てるんだぞ。太平洋の波に乗ってなッ!」
- お綾「ま…んじ…ろさま…あ…や…は…あや…は…い…つ…ま…で…もおまち…し…ま…す!」
- 手塚良仙(3代目)「その通りさ!歴史にも書かれねぇで死んでったりっぱな人間がゴマンと居るんだ…そんな人間を土台にした歴史に残る奴など許せねぇ。二度とここへ来るなーッ」
- 『陽だまりの樹』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 手塚治虫が自身のルーツを描いた作品
- 劇画を完全に吸収して自己のものとした手塚治虫の作画
- 対照的な2人の主人公
- 多彩なメディアミックスが展開された『陽だまりの樹』
- 『陽だまりの樹』の主題歌・挿入歌
- テレビアニメ版OP(オープニング):「Hidamari no ki〜まなざし〜」
- テレビアニメ版ED(エンディング):Charcoal「光の向うへ」(第1話 - 第13話)
- テレビアニメ版ED(エンディング):Charcoal「High Dive」(第14話 - 第25話)
- テレビドラマ版主題歌:指田郁也「花になれ」