ライダー／メドゥーサ（Fateシリーズ）の徹底解説・考察まとめ

Fateシリーズ（Fate/stay night）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

"Unlimited Blade Works"（遠坂凛ルート）

"Unlimited Blade Works"（遠坂凛ルート）でも慎二のサーヴァントとして士郎と敵対する。士郎が聖杯戦争に参加している魔術師、遠坂凛と学校で戦っている最中に一般人を襲い、2人がその一般人の救護にかけつけたところで武器を投げつけて凛の殺害しようとした。しかしそれは士郎に防がれて、彼と一騎打ちになる。ライダーはサーヴァントを呼ばない士郎を「自分のマスターと違って勇敢だ」と褒めたたえ優しく殺そうとするも、駆けつけた凛によって逃亡を余儀なくされた。
その後、ライダーは慎二の命令で学校に他者封印・鮮血神殿を仕掛けて生徒や教師から生命力を吸収する。だがそこに現れたキャスターのマスターである葛木宗一郎（くずきそういちろう）によって首を折られるという壮絶な死を迎えた。

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]（UBW）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』とは、ビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」のアニメ作品で、「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り7人の魔術師（マスター）と7騎の英霊（サーヴァント）が戦う物語を描いている。本作はその原作のストーリーのひとつである遠坂凛がヒロインにしたルートを脚本としている。
2014年10月から12月にかけて第1期、2015年4月から6月にかけて第2期がそれぞれ13話ずつで放映された。

"Heaven's Feel"（間桐桜ルート）

"Heaven's Feel"（間桐桜ルート）では桜が慎二からマスターの権利を取り戻す。桜は祖父である間桐臓硯（まとうぞうげん）によってもう1つの聖杯にされてしまっており、聖杯が「この世全ての悪（アンリマユ）」というサーヴァントの影響で歪んでいたことで黒化反転し、根底から人格が一変した禍々しい姿に変貌していき、遂には冬木市で大虐殺を行うようになる。
ライダーは桜のサーヴァントでありながらも、桜を助けたいと願う士郎や凛に協力し、この世全ての悪から解放するために奔走する。桜が柳洞寺の地下に向かうと3人でそれを追う。3人の前には、士郎のサーヴァントだったセイバーが立ちはだかった。セイバーは聖杯の泥に飲まれ、魂が汚染されて桜のように黒化反転していたのである。
ライダーは魔眼を駆使してセイバーと互角に渡り合う。しかし余力を残すセイバーに対し、ライダーはいつ限界が来てもおかしくないほどであった。ライダーは隙を見て宝具の打ち合いに持ち込む。士郎のアシストもあり、ライダーは自らも重傷を負いながらもセイバーを一時的に倒すことに成功する。そして最後は士郎がとどめを刺した。

怪我を負ったライダーは先に士郎を進ませ、動けるまで回復してから後を追った。そして倒れた凛と、士郎たちによってこの世全ての悪から解放された桜を回収。この世全ての悪が生まれかけている聖杯を破壊しようとする士郎に対し、必ず生きて帰るよう告げて脱出した。

ライダー（メドゥーサ）の関連人物・キャラクター

間桐桜（まとうさくら）

ライダーの召喚者であり真のマスター。"Heaven's Feel"では彼女を救済しようと奮闘する。本質的に似ているのもあり姉妹のように仲が良い。

間桐慎二（まとうしんじ）

ライダーの仮のマスター。ライダーは基本的には彼の命令に忠実だが、内心では快く思っておらず、桜にマスター権が戻った際はあっさりと切り捨てている。またスピンオフ作品などではとてもぞんざいな扱いをしている。

衛宮士郎（えみやしろう）

桜の思い人。ライダーとはルート次第で敵対、もしくは共闘する。ライダーは士郎に好意を寄せているようで、『Fate/hollow ataraxia』では時々つまみ食いをしているとのこと。

ライダー（メドゥーサ）の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「…貴方はサクラの味方ですか、士郎。この先に、たとえ何があったとしても」

汚染された聖杯によって怪物になりつつあった桜の未来を予見したライダー。彼女は桜を助けようとする士郎に「…貴方はサクラの味方ですか、士郎。この先に、たとえ何があったとしても」と彼の覚悟を問うた。士郎は簡単には答えられなかったが、ライダーは失望しなかった。そして物語終盤で士郎が答えを返すと、「貴方を信頼し、一時の主と認めましょう」と彼への協力を約束した。ライダーが桜のことを大切に想っていることが分かるセリフである。

セイバーとの宝具の撃ち合い

ライダーはセイバーとの宝具の撃ち合いを"Fate"と"Heaven's Feel"でそれぞれ1度ずつ行っている。特にライダーが本来の力を発揮できた"Heaven's Feel"では、士郎のサポートがあったとはいえ、強大な力を持つセイバーと拮抗するほどの力を見せており、作中でも屈指の名シーンとして知られる。

「必ず。ですが士郎、それは貴方も同じです。サクラには貴方とリンが必要です。それを肝に銘じておきなさい。……私も、サクラを支えるのは貴方でなければ納得できませんから」

"Heaven's Feel"の終盤で、士郎は聖杯を破壊するために柳洞寺の地下に残る選択をした。士郎はアーチャーのサーヴァントの腕を移植したことで壊れつつあり、この時はライダーの名前さえも思い出せない状態だった。「凛と桜を連れて脱出しろ」という士郎に対し、ライダーは「必ず。ですが士郎、それは貴方も同じです。サクラには貴方とリンが必要です。それを肝に銘じておきなさい。……私も、サクラを支えるのは貴方でなければ納得できませんから」と返す。マスターである桜をよく理解していることが分かるセリフであると同時に、ライダーの士郎に対する好感度の高さが分かるセリフとなっている。