バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード RE:2』とは、2019年1月にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク版である。話の大筋に大きな変更はないが、主人公関係者の物語は大幅に変更された箇所もあった。ゾンビが溢れかえる街から脱出することを目的に、新米警察官のレオン・S・ケネディ目線と、失踪した兄を探しにやってきた女子大生のクレア・レッドフィールド目線、2人の主人公の物語が描かれる。よりリアルなゾンビやサバイバルホラーを体験出来るようになった。
『バイオハザード RE:2』の概要
『バイオハザード RE:2』(英語版タイトル『RESIDENT EVIL2』)は、2019年1月25日にカプコン(CAPCOM)から発売されたサバイバルホラーゲームであり、1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク作品になる。
対応ハード機種はPlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windowsになっており、国内での製品はCEROのレイティング区分がCERO:D(17才以上対象)に準拠した通常版『バイオハザード RE:2』と、CERO:Z(18才以上のみ対象)に準拠した『バイオハザード RE:2 Z Version』の2種類が発売。
『バイオハザード2』では英語版だけでの音声であったが、今回は日本語版音声も収録されている。
『バイオハザード2』のリメイク作品は、2002年の時点ではゲームキューブ版『バイオハザード2』がリメイクという位置づけになる予定だったが、当時開発中だった『バイオハザード4』の作業に支障が出るおそれがあるとして、シリーズ総括の三上真司から却下された。
2008年、シリーズ内の武器デザインなどを担当していた当時『バイオハザード5』のプロデューサーを務めていた竹内潤は、「『バイオハザード1』のように、いつか本作のリメイクをしたい」と話していた。その希望の通り、開発側も「リブートに近い」「『バイオハザード2』をリメイクするというより、第1作めの『バイオハザード』の続編を作る気持ちでやっている部分がある」と述べている。
『バイオハザード2』のリメイクの要望はかねてよりカプコンに多く寄せられており、2014年1月にはイタリアにてUnityを用いた非公式リメイク作品『Resident Evil 2 Reborn』の開発が開始されたが、カプコンとの話し合いを経て2015年8月には開発が中止。それと同時期に2015年8月から開発が開始され、完成まで3年が費やされた。その結果、発売前から言われていた通り"懐かしくも新しい"作品となっている。
ストーリーは大筋では大きな変更はなく、それぞれの目的でラクーンシティへやって来た主人公達が、既にバイオハザードが起きている街から脱出を果たす内容だ。
だが『バイオハザード7』で採用されたエンジンであるREエンジンを使用し、よりリアルな人物や物を描いている。一番多く出会うクリーチャーであるゾンビに対しても、オリジナル版と比べて強化された。それによりリアルなホラー体験を経験出来るようになり、更に一定の場所以外は常にプレイヤーを追いかけてくるクリーチャーであるタイラントの存在もプレイヤーに緊張感を与えることになる。
『バイオハザード RE:2』のあらすじ・ストーリー
レオン編
警察署からの脱出
警察学校を卒業したレオン・S・ケネディは、ラクーンシティ近郊で起きている猟奇殺人事件に興味を持ちラクーンシティ警察署に赴任希望を出していた。その希望は通りラクーンシティ警察署に勤務することになるが、赴任日に待機命令が出されて以降何の連絡がない。その事を疑問に思ったレオンは、自らラクーンシティに赴くことにする。
途中ガソリンを給油するため寄ったガソリンスタンドには、パトカーが一台停まっていた。ショップは暗く不審に思ったレオンは中に入ると、負傷した人物が首を押さえながら事務所の方向を指さす。不穏な物音をした方向へ行くと、一人の警察官が暴れている人間を押さえつけていた。声をかけるレオンに警察官が気を取られた時、彼が取り押さえていた人間が警察官を押し倒して彼の首筋に噛み付くと肉を引きちぎる。人間とは思えない姿、行動に驚くレオン。その姿はまるでゾンビと言われるクリーチャーのようだった。
自分の身も危ないことに気づいたレオンは、すぐに銃を取り出して威嚇を行うが相手は怯むことなく襲いかかってくる。仕方なく事務所からショップへと逃げると、いつの間にか店の中はゾンビの集団に溢れていた。
慌てて自分の車に戻ろうとするレオンだったが、そこに連絡が取れなくなった兄を探してラクーンシティにやってきた女子大生のクレア・レッドフィールドが入ってくる。
「撃たないで」と手を上げながら言うクレアに、「しゃがめ」とレオンが答えるとクレアを襲おうとしてきたゾンビを撃つ。そしてショップの外に出るが、ガソリンスタンドはゾンビが集まって来ている。二人はゾンビの群れを掻い潜りながら、警察官の乗ってきていたパトカーに乗り込みガソリンスタンドから脱出をしたのだった。
車内で二人は互いに自己紹介をする。クレアの兄も警察官であることがわかり、警察署に着けば何が起きているのかわかると希望を持った。しかし辿り着いたラクーンシティはゾンビや無人の車が大量に乗り捨てられている状態で、思わず自分達以外生存者はいないのではないかと不安が襲う。
これ以上車で移動が出来ない場所まで来るとレオンはクレアに「ここからは歩きだな」と告げた。クレアはゾンビ達の姿を「走りじゃなくて?」と言い返すが、すぐに二人が乗っていたパトカーはゾンビの群れに包囲されてしまう。車内からも出られなくなってしまった二人は焦るが、そこへトラックが突っ込んできた。その衝撃でゾンビ達を巻き込みながらも、パトカーから飛び出すことが出来たレオン。パトカーが爆発してしまい、クレアの無事を確かめるために名前を叫ぶとクレアから返事がある。しかしレオンの元へは爆発の影響で行けないことを言うと、二人は警察署で再会する事を誓うのだった。
ゾンビに囲まれた状態から、警察署に辿り着くレオン。街の中はゾンビに溢れており、本当に生存者がいるのか、ますます不安になってしまう。警察署の中も叫んで誰かいないのかを確認するが、誰からも反応はなかった。
レオンは警察署のロビーにあったパソコンを使い、他にも生存者がいないかを探すため防犯カメラの映像を確認する。するとゾンビに追われている警察官の姿が映り、彼は防犯カメラに向かって自分の手帳を見せながら「脱出の方法を見つけた」と仲間に呼びかけていた。警察官のいる場所へ向かうことを決めたレオンだったが、そこへ行くには下りているシャッターを開ける必要がある。電源を押してみるが少ししか開かなかったため、レオンは這ってシャッターを潜った。暗い廊下を進み警察官のいる場所まで向かうとそこもシャッターで区切られており、警察官が必死に「開けてくれ!」と下りているシャッターを叩いて叫んでいる。彼を救うために急いでシャッターを開けるが半分ほどしか開かず、レオンは彼の体を強引に引っ張り部屋の中に入れようとした。しかし間に合わず、警察官はレオンの目の前でゾンビ達に襲われて絶命してしまうのだった。
警察官がカメラに向けていた手帳を取ると、レオンが入ってきた部屋のドアが叩かれる音がする。するとゾンビが部屋に入ってきて、レオンに襲いかかってきた。ゾンビを撃退しロビーに戻ろうとするレオンだったが、警察署の窓は破かれ外からゾンビが入り、更に倒れていた遺体が起き上がるとゾンビになって襲いかかってくる。レオンは急ぎロビーへと繋がるシャッターの前まで戻ってきた。焦りながら這ってロビーに戻ろうとするが、ゾンビに足を掴まれ動けなくなる。そこへ腹部を負傷した警察官がやってきてレオンを引っ張り救ってくれると、シャッターを下ろしてゾンビを撃退したのだった。
自分が赴任されるレオン・S・ケネディであることと、これまでの経緯を助けてくれた警察官に話すレオン。負傷している警察官の名前はマービン・ブラナーであり、レオンの先輩であった。彼は脱出方法を探っていた警察官の手帳を見ると、このゾンビだらけの警察署から脱出する方法がここに書かれていると推理する。その手帳に書かれているイラストを頼りに、レオンは一人ゾンビだらけになった警察署を探索することにした。
以前は美術館として使用されていた警察署の建物は、その当時の名残で地下通路が残っている。しかし地下通路を探すためには警察署内にあるメダルを三つ探し、その三つのメダルをロビーに設置されている女神像に嵌る必要があると警察官の手帳に書かれていた。探索を続けていると、マービンからレオンに「すぐに戻ってこい」という通信が入る。マービンの元へ戻ると、彼は防犯カメラに映った映像を見せた。その映像にはクレアが映っており、レオンは喜ぶ。マービンからクレアが今いる場所の行き方を聞くと、レオンはクレアの元へ向かう。
その途中、救助にきていたヘリコプターが警察署にぶつかってきた。その衝撃に驚きヘリコプターが壁に突っ込んでいる姿を確認するレオンだったが、すぐに下からクレアに声をかけられてクレアの元へ急ぐ。二人は無事に再会出来たことを喜ぶ。しかし二人の間を隔てる扉は開かず、クレアは警察署内に入れない。レオンはクレアに行方不明の兄のことを尋ねるが、そちらも手かがりはないと言われる。「希望を捨てるな」と励まそうとしたレオンだったが、警察署にぶつかったヘリコプターが爆発を起こしその音で一気にゾンビ達が集まってきてしまった。また再会の約束を交わして、二人は別れることになる。
マービンに報告をしようと通信機を取り出し話しかけるレオンだったが、マービンからの応答はない。嫌な予感がして慌ててロビーに戻るが、マービンはまだ生きていた。その事に安堵し、レオンは再度警察署内の探索に出る。そしてメダルを三つ集めて、地下通路への道を開くとすぐにマービンを連れ出そうとするが、マービンは頑なに拒否をした。そして「お前だけでも生き残れ」とレオンに託し、レオンは一人地下通路へと入っていく。
エイダとの出会い
レオンは外に通じていると思われる地下通路を進んでいくと、上からうめき声が聞こえてきた。「何の音だ?」と疑問に思いながらも進むレオンの前に、異形のクリーチャーが突如現れ今自分がいる階層より下へと落とされる。
そのクリーチャーは右肩が異常に盛り上がっており人間でないことは一目でわかるが、先程まで戦っていたゾンビとも明らかに見た目が違う。「痛い」などの言葉を繰り返し呟きながらレオンに襲いかかってくるクリーチャーに、レオンは立ち向かう。なんとかクリーチャーを退けることに成功したレオンの目の前に、上の階層から誰かが階段を下ろしてくれる。自分以外にも生存者がいることを感じながら、レオンは先を進む事にした。
そうしてレオンは地下通路を抜けると、警察署の駐車場に辿り着く。すぐに外に出るためのシャッターに近づくが、側にある機械にカードキーを通さないと開かない仕組みになっている事に気付いた。そんなレオンの背後に、人間と同じようにゾンビと化した犬が迫っておりレオンは襲われる。思わず銃を落としてしまったレオンは、片手で犬が自身に噛み付かないように押さえながらもう片方の手で拳銃を拾おうとした。しかしそれより早く犬がレオンの首筋に顔を近づけるが、そこへ拳銃の発砲音が響き犬は撃たれてレオンの体の上に倒れる。
犬を押しどけて発砲音のした方向へ目を向けると、そこには一人の女性が立っていた。すぐに拳銃をとり構えるレオンだったが、女は自分はFBIだから銃を向けるのをやめるように命令をし、更にまだ生き残っていた犬にトドメをさす。面を食らっているレオンは皮肉っぽく「どうも」と礼を告げるが、女は「よくそんなんで今まで生きて来られたわね」と嫌味を返す。
状況が理解出来ないレオンは女に対して質問を繰り返すが、女は何も答えずにそのまま去って行ってしまった。女が消えた留置所へレオンも追いかけるが、女の姿はどこにもいない。しかし留置所にまだゾンビにされていない生存者を発見することになる。
ベン・ベルトリッチと名乗った男は、レオンに「自分を留置所から出してくれたら、自分の持っている駐車場のカードキーを渡す」と取引を持ちかけてきた。しかし新米警察官であるレオンにその権限はない上、ベンが何らかの罪を犯し留置所に入っていると考えたレオンはそのことを指摘する。するとベンから返ってきた答えは驚くものだった。ベンはラクーンシティの警察署署長が不正を働いているその証拠を握ったがために、何の罪もないのに留置所に入れられたと言うのだ。だがベンの言っていることには何の確証もないため、レオンはまず署長に確認をすると答えるが遠くから何かの音がする。その音に怯え出したベンは恐慌状態になり、必死にレオンにここからだすように訴えるが、留置所の壁から現れた謎の腕により捕まれベンは頭を粉砕され殺されてしまう。
あまりの出来事に対応が出来なかったレオンは呆然とベンの死体を見ているが、そこへ再度駐車場で会った女が現れる。質問をするレオンに彼女は「ベンは自分の情報提供者だった」と言い、またもや何も言わずに去ろうとする。何も言わない女に苛立ちが募ったレオンは思わず彼女の腕を掴み「名前すら知らない」と、自分の名前を告げた。女はレオンの手を振り払いそのまま去って行くかのように思われたが、最後に「エイダ。エイダ・ウォンよ」と自身の名を告げてレオンの前から去っていく。
レオンは警察署から脱出するために、必要な駐車場のカードキーを手に入れようとする。だが駐車場のカードキーは、留置所の中にあるベンの遺体が持っている。留置所の鍵を開けるための電源を入れることにするが、留置所の電源は故障しており、修理するためには特注部品が二つ必要であった。
特注部品が置いてある場所は変電室と時計台だ。まずは変電室へ行き特注部品を一つ手に入れると同時に、時計台へ向かうため警察署へ戻れるように電気を入れる。すると電気がついたことにより、今まで大人しかったゾンビや犬達が動きだしレオンは襲撃を受けた。襲撃をかわしながら警察署に戻ったレオンは、時計台へと向かうため再度警察署内を探索する。そこでゾンビに変貌してしまったマービンを倒し、このラクーンシティに起きていることを明らかにする決意を固めた。
時計台へ向かうため燃えているヘリコプターを消火させレオンは道を作るが、その壊れたヘリコプターを持ち上げて新たなクリチャーが現れてしまう。それはベンの頭を片手で破裂させた人物で、見た目は屈強な男にしか見えないが、ありとあらゆる武器が効かず人間とはとても思えない。それからその不死身のクリーチャー、通称タイラントにずっと追われ続けることになるレオン。その状態で時計台に辿り着き、残り一つの特注部品を手に入れて留置所へ戻った。無事に留置所の電源を入れ牢の扉を開けると、ベンが持っていた駐車場のカードキーと彼が調べていた事件に関するテープを手に入れる。テープの内容はラクーンシティに大規模な援助を行なっている企業であるアンブレラ社が、警察を使って何か危険なことをしているという内容だった。
驚くレオンだったが、留置所の電源が入ったことにより勾留されていたゾンビ達も牢から解き放たれてしまう。急いで留置所から逃げ出したレオンだったが、ずっと自分を追いかけていたタイラントに捕まってしまった。そこへ車に乗ったエイダがタイラントに突っ込み、レオンを助け出す。何度も助けているせいか、エイダはレオンに対して厳しい態度を取る。車に轢かれている状態でも動き出そうとするタイラントに、エイダは「どいつもこいつも死なない奴ばかり」と呆れた口調で呟き車を爆発させた。
ようやく静かになった状態で、ベンが残していたテープの内容についてエイダに詰め寄るレオン。エイダは「まずテープの内容を聞いてから」と答えて、レオンからテープを預かるとテープの内容を確認する。その間にレオンは駐車場のカードキーを使い、駐車場のシャッターを開けてエイダと共に警察署を出るのであった。
下水道からの脱出
ベンの取材内容が入っているテープを聞き終えたエイダに、「欲しかった情報はそれか?」と尋ねるレオン。「違う」と答えるエイダだったが、エイダが調べていることに関係はあるようだ。
ラクーンシティの街に出た二人だったが、道が途中で崩れているためこれ以上は先に進めない。仕方がないので崩れていない街のガンショップを通って、先に進もうと提案するエイダ。
ガンショップの中に入った二人の前に、ガンショップ店主が銃を向けて威嚇をする。レオンは銃を構えるが、奥からゾンピに変貌しかけているガンショップ店主の娘がやってきた。すぐに撃退しようとするエイダだったが、ガンショップ店主が庇いレオンもエイダを止める。ガンショップ店主は泣きながら娘を抱きしめて「我が家の天使だった。なんでこんなことになったんだ」と項垂れた。「もう放っておいてくれ」とガンショップ店主はレオンとエイダに言って、娘と共に店の奥へと消えていく。少しの時間の後に銃の発砲音が響き、レオンは彼から言われた言葉とゾンビ化する前に自身の娘を殺した事を察し胸が締め付けられる思いだった。店の中を通って街の奥へと進むことになる二人だったが、今まで何も話さなかったエイダに真剣に向き合って、レオンは「今このラクーンシティで何が起きているのか」を尋ねた。「弱い人達を守るために警察官になった」と語るレオンの真剣な様子に、エイダも腹を決めてレオンに全てを話す決意をする。
エイダの話した内容は、ラクーンシティに多額の寄付をしている大手企業のアンブレラ社の製薬部門で、人間を死なない兵器に変えるウィルスを開発し生物兵器が作っているということ。そしてラクーンシティをこのような地獄に変えた人物は、"Gウィルス"を開発したアンブレラ社の研究員であるウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの夫婦であることを知らされる。エイダの仕事はアンブレラ社で開発されている"Gウィルス"というウィルスについて調べ、入手することだった。
あまりの内容に驚きを隠せないレオンだったが、ラクーンシティの地下水道からアンブレラ社の研究施設へと向かえる事をエイダから教えてもらい、ラクーンシティとアンブレラ社の癒着が本物であることを納得する。
そして二人が地下水道を進んでいくと、白衣の女性と出会う。エイダはすぐに銃を構えレオンに「彼女がアネット・バーキンよ」と伝えた。逃げ出すアネットを追う二人だったが、途中アネットが銃を構えてエイダに向かって発砲する。思わずエイダを庇い、被弾してしまうレオン。エイダは「銃を持ってるなんて反則よ」と毒づきながら、気絶してしまったレオンの手当てをし自分のコートを彼にかけ、そのままレオンを安静にしておくと一人アネットを追う。
地下水道の中もゾンビに溢れており、エイダはゾンビの群れを掻い潜りアネットを追跡するが、警察署駐車場で倒したはずのタイラントもエイダを追いかけて現れる。不死身のタイラントを撒き、アネットにもう少しで追いつくところで彼女の罠にかかりエイダは地下水道の奥へと落ちていってしまう。左足に鉄骨が刺さって動けない状況になってしまい、エイダは思わず「肝心な時にいないのね」と皮肉混じりに呟きながら出入り口を見つめる。が、彼女の耳に不気味な怪物の呻き声が響いてきて、思わずそちらを凝視した。
レオンが意識を取り戻した。自分にかけられたエイダのコートに気付き、彼女を探すがエイダは見つからない。エイダを探すため地下水道の探索を開始するレオン。しばらく探すと彼女が怪我をして動けなくなっている状態になっていることを、遠くから発見する。彼女の元へ向かうため、レオンは地下水道の先に進むための鍵を探す。
地下水道に発生した新たなクリーチャーの脅威を退けながら鍵を集めるレオン。その最中地下水道で倒れていたアンブレラ社の私設部隊である傭兵達の遺体から入手したビデオテープで、何故ラクーンシティにウィルスが漏れたのかを知ることになる。ウィリアムからウィルスを回収しようとした私設部隊の傭兵が、クリーチャーとなってしまったウィリアムに襲われ、その際に漏れたウィルスがネズミを媒体にして街全体に広がってしまったのだ。ラクーンシティがゾンビに溢れる街になった真相に驚くレオンだったが、まずはエイダの救出のため全ての鍵を集めてエイダがいるエリアへの扉を開ける。急いで彼女の元へ駆けつけようとするレオンだったが、エイダのいる場所の扉は電源が落ちているせいか扉が開かない。変電室へと向かい電源を入れると、レオンは警察署から脱出する際退けたはずのクリーチャーが現れた。しかしその姿は残っていた人間らしい部位がなくなり、よりクリーチャーへと近づいている。変異したクリーチャーをコンテナを使い、撃退したレオンは再度エイダがいる場所へと急いで向かった。
倒れて動けないエイダに駆け寄るレオンに、エイダは自分の太ももに刺さった鉄骨を自分では抜けないから抜くようにレオンに頼む。「無理だ」と答えるレオンだったが、「このままじゃ動けない。早く」とエイダに促され、レオンは彼女の太ももから鉄骨を抜いて手当をする。肩を貸そうとするレオンにエイダは「調子に乗らないで」と彼を一蹴して、一人で歩き始めた。
この後どうするかを尋ねるレオンに、エイダはこのままケーブルカーを使いアンブレラの研究施設へと向かうと告げる。
Gウィルスの確保
レオンとエイダはケーブルカーに乗り、アンブレラ社の研究施設である"NEST"へと向かった。
「もうラクーンシティへは戻ってくることは出来ない」と告げるエイダに、レオンは同意してケーブルカーを動かす。
エイダは「怪我をした自分では"NEST" を探索することは出来ない。だからGウィルスの確保をあなたに頼みたい」とレオンに話した。弱気なエイダの発言に驚いたレオンは彼女を励ますように言葉を告げるが、エイダはレオンの言葉を自分の唇を押し当てて黙らせる。
そして全てをレオンに託し、エイダはケーブルカーに残ることになった。
レオンは一人"NEST"を探索開始する。"Gウィルス"が保管されている東エリアに行くためには、今のレオンが持っている"NEST"のキーでは開かない。そのため東エリアへ行くため、レオンは"NEST"を探索してキーを管理者クラスまでグレードアップさせる手を探す。
アンブレラ社が開発した植物のクリーチャーによって、イビーというクリーチャーとされたアンブレラ社職員を退けながら先へと進むレオン。管理者クラスのキーを持っていた遺体からキーを取ると、タイラントが再度現れレオンを追いかけてくる。
レオンはすぐに"Gウィルス"が保管されていた東エリアへと逃げ込む。そこには"Gウィルス"のこれまでの進化の過程が研究結果として展示されている。
最奥に保管されていた"Gウィルス"を確保するレオン。その帰り道に警察署、地下水道で撃退したクリーチャーが現れた。そのクリーチャーの後を追って現れたアネットがそのクリーチャーに対して「ウィリアム」と告げる。
何度も戦いを繰り返してきたクリーチャーは、"Gウィルス"を作った本人であるウィリアム・バーキンであった。彼はアンブレラ社に自分の研究結果である"Gウィルス"を奪われそうになった際、射殺され死にそうになったため"Gウィルス"を自身に投与しクリーチャーになってしまったのだ。そんな彼を止めるため、アネットはウィリアムに硫酸弾を撃つ。しかしそれでも死なかったウィリアムは、アネットに攻撃を喰らわせ吹き飛ばす。ウィリアムを外に出させるわけにはいかないアネットは、レオンと一緒にウィリアムを施設の地下へと落とす仕掛けを作動させた。
完全に理性を無くしたクリーチャーになってしまったウィリアムと二人で地下に落とされてしまったレオンは、ウィリアムを倒すことを決意する。直接攻撃に加えて、施設にあるボンベを破壊してレオンに投げる攻撃を繰り出すウィリアムに、レオンは彼の弱点である剥き出しにされた目玉を攻撃しウィリアムを撃退した。
地下から上にレオンが戻ると、息も絶え絶えのアネットから衝撃の事実を聞く。
「あなたはあの女に騙されてる。あの女は産業スパイよ」
エイダとの別れ
"Gウィルス"を入手したレオンは、アネットが仕掛けた研究施設の自爆行為に巻き込まれないために脱出を図る。
脱出経路の途中でケーブルカーで待っていたはずのエイダが、"Gウィルス"とレオンの到着を待っていた。アネットの言葉によりレオンはエイダのことを疑うが、信じたい気持ちもあり彼女に真実を話すように告げる。するとエイダは「こんなことになって残念」と言いながら、レオンに銃口を向けた。レオンも続けてエイダへと銃口を向け返す。"Gウィルス"を渡すように要求するエイダに、レオンはその要求を拒む。「何故だ」と疑問を口にするレオンに、エイダは「仕事だから」と答える。
緊迫した空気の中、一発の銃声が響いた。それは瀕死状態だったアネットが放ったもので、彼女は絶対に"Gウィルス"を外に出さないという使命を持ってエイダに向けて銃を撃ちそのまま命を落とす。エイダは銃弾を避けた勢いでフェンスから落ち地下深くへと落下しそうになるが、レオンはエイダの手を握り彼女を助ける。「離して」と言うエイダだが、レオンは手を離さない。レオンのポーチから"Gウィルス"が落ちていった。このままではレオンも一緒に落ちてしまうと察したエイダは、自らレオンの手を離す。「エイダー!」と叫ぶレオンだったが、研究施設の崩壊はどんどん進んでいく。エイダの落ちていった地下から目を離し、顔を上げたレオンは決意を秘めた目をしていた。生きて研究施設を脱出するため、レオンは動き出す。
脱出中、研究施設のモニターが映りそこには警察署で別れたクレアが映し出された。驚く二人。何故ここにいるのか、お互いの事情はわからないが「研究施設がすぐに爆発するから早く脱出するんだ」と促すレオンにクレアは「脱出手段は用意してある」と答えたが回線が切れてしまい、映像は映らなくなってしまう。
更に途中でタイラントが現れまたもやレオンを追いかけ始めた。タイラントの攻撃により、通常の通路から落とされたがレオンは諦めずに脱出への道を進んでいく。巨大なエスカレーターで移動している最中、ついにタイラントと戦うことになるレオン。タイラントに攻撃を加えていくと、タイラントはスーパータイラントと呼ばれる肉体戦闘強化された状態になってしまい、レオンは追い詰められてしまう。そこへどこからかロケットランチャーが入ったケースが投げ入れられた。
「これで貸し借りはなしよ、レオン」
ロケットランチャーを投げ入れた人物はそう呟き、姿をくらます。
レオンはどこから誰が投げ入れたかわからないロケットランチャーを使い、スーパータイラントの上半身を吹き飛ばし撃破した。
エレベーターがたどり着いた先には、列車がやってきておりレオンは慌ててその列車に乗り込む。そして彼女からもらった"NEST"へ入るためのキーを見つめ、「忘れなきゃな」と呟いてそれを捨てた。
そして列車の内部へ入るとそこにはクレアと見知らぬ少女がいた。少女はシェリーと言う名前で、クレアが保護したそうだ。無事に再会出来たことにほっとひと段落をする三人だったが、突如列車が大きな揺れに襲われる。
レオンは様子を見てくるとクレアとシェリーに告げ、最後尾の車両へ向かった。そこには"Gウィルス"を自ら投与し、もはや制御のつかないクリーチャーとなってしまったウィリアムがシェリーを求めてやってきている。レオンは彼の執念に対して諦めるように告げて、自身の持っている全ての武器を使い彼にダメージを与えた。
クレアとシェリーもやってきて、ウィリアムがいる車両を切り離そうとする。レオンはそれを邪魔されないように鉄骨で、彼の剥き出しになった目玉に思いっきり刺してクレア達のいる車両へと戻った。
ウィリアムの乗った車両はみるみるスピードを落として、研究施設の自爆の爆発に巻き込まれていく。
研究施設から脱出した三人は、道を当てもなく歩いていく。やってきたトラックに乗せてもらおうと提案をするが、クレアが「もし感染が広まっていたら?」と、こそっとレオンに伝える。レオンも警戒して自分がトラックの運転手に対して手を上げるが、トラックの運転手はレオンに対して親指を下に向けて去っていく。ゾンビではないことはわかり、駆け寄ってきたクレア達に「良い奴だった」と肩をすくめながら答える。
安心しながらも本当にこれで終わったのか疑問を持つクレアに、レオンはラクーンシティに起きたこと、アンブレラ社が行った生物兵器について、真実を求めていくことを誓ったのだった。
クレア編
警察署探索
両親を早くに失い、兄からの仕送りで生活しているクレア・レッドフィールドは、ラクーンシティで警察官をやっている兄と連絡がとれなくなったことを不審に思いラクーンシティへやってきた。
ラクーンシティに無事に来れたことを、ガソリンスタンドの電話ボックスから報告するクレアは「皆、心配症なんだから」と笑いながら出てくると、ガソリンスタンドのショップから物音が響いてくる。何かあったのかとクレアはガソリンスタンドのショップへ入っていく。
そこには首に手を当ててうずくまっている男がいた。怪我をしているようなので、慌てて駆け寄るクレアに男は無言で更にショップの奥を指さす。それに促されるようにクレアは奥へと進んでいった。そこには暴れる男とそれを押さえている保安官がいる。クレアが声をかけると保安官は「大丈夫だ、早くここを離れるように」と言うが、暴れていた男が保安官を押し倒して彼の首元に噛みつき肉を引きちぎった。
目の前の光景に驚いたクレアは持っていた銃を暴れていた男に向けて、「動かないで」と警告するが男には届かない。クレアはすぐにショップから出ようとするが、先程まで首を押さえていた男も異常な様子になっており、ショップ内はいつの間にかゾンビが溢れていた。ゾンビ達をかわしながらショップの外へ出るため扉に辿り着くと、そこには銃を構えた若い男性がやってくる。クレアは思わず「撃たないで」と言い手をあげると、男は「しゃがめ」と言いクレアを襲ってきたゾンビに銃を撃つ。礼を言うクレアに、「礼はまだ早い」と答えた男。二人は多くのゾンビに囲まれていたのだ。
男は保安官が乗って来ていたパトカーに逃げ込むようにクレアに言うと、クレアはゾンビ達を避けながらパトカーの中へ逃げ込む。そして男がパトカーを運転してガソリンスタンドから脱出をした。
パトカーの中で二人は互いに自己紹介をする。男の名前はレオン・ケネディといい、ラクーンシティで警察官として勤務する予定だったがいつまで経っても連絡がなかったため様子を見にやってきたのだった。
クレアも自身の兄がラクーンシティの警察官であり、連絡がとれなくなったからやってきたことを告げる。ラクーンシティの警察署へ行けば何かがわかると考えた二人は、パトカーで進める場所までやってきた。
「ここからは歩きだな」と言うレオンに、クレアは街中に溢れるゾンビの姿を見て、「走りの間違いじゃない?」と答える。そこへ大勢のゾンビがパトカーを囲んできた。パトカーから出られなくなった二人に、大きなクラクションを鳴らしながらトラックが走ってくる。「何かに掴まれ」と言うレオンに従い、クレアは掴まりながらトラックがパトカーにぶつかった衝撃を耐えた。
そしてぶつかった衝撃で爆発したパトカーから投げ出されたクレア。炎を上げるパトカーを見てレオンの安否を気遣うが、レオンは無事である事がわかり安堵する。しかし互いに大勢のゾンビに囲まれている状況になっており、二人は警察署で落ち合おうと約束をして一旦別れることになった。
ラクーンシティはゾンビに溢れており、クレアは生存者は自分達だけしかいないんじゃないかと不安に思いながらも警察署に辿り着く。警察署に入り、誰かいないかを探すクレアであったが、クレアの声に答える声はなかった。そこで目についた受付に置いてあったパソコンに目を向けたクレアは、監視カメラの映像がこのパソコンから見れるのではないかと考え生存者を探す。そこに映し出されたのは、ゾンビに追われながらも「脱出手段を見つけた」とカメラに向かって手帳を見せ叫ぶ警察官だった。クレアはすぐに警察官がいる封鎖されたエリアへと行こうとするが、そこはシャッターが降りており開けようとしても僅かしか開かない。這いながらシャッターをくぐると、クレアは封鎖されたエリアへ向かっていく。
そこは電源も落ちており暗い通路が続いていた。先へ進んでいくと更にシャッターで区切られた先で、警察官が「開けてくれ」とシャッターを叩きながら叫んでいる。クレアはすぐにシャッターを開けるが、先程のシャッターと同じように僅かにしか開かない。開いた隙間から警察官の体を掴み助けようとするが、警察官はゾンビに掴まり噛まれて絶命してしまった。クレアは警察官の手帳を入手し、先程通った道に発生したゾンビ達をかわしながら警察署ロビーへ戻る。最後に這ってシャッターを抜けようとするが、クレアもゾンビに足を掴まれてしまった。掴まれた手を外そうともがくが、ゾンビの力が強くクレアは焦る。そこへ一人の警察官がクレアの体を引っ張り出し、ゾンビの頭が潰れるようにシャッターを降ろす。
クレアを助けてくれたのはラクーンシティ警察署所属の警官マービン・グラナーだった。彼は腹部に怪我をしている状態だったが、クレアが入手した手帳が警察署から脱出する地下通路を示したものだと説明をしてくれる。そしてクレアは兄のことを尋ねると、クレアの兄は長期休暇を取りヨーロッパへ行っていることを知らされた。ラクーンシティに兄がいないことを知ったクレアは、まず負傷しているマービンを病院で診てもらうためにも警察署からの脱出を決意する。
地下通路への道を開くための鍵になるメダルを集めている途中、マービンからクレアに連絡が入った。警察署に見知らぬ男がやってきているというもので、クレアが確認するとその人物はレオンで彼が生きていることに喜ぶ。マービンがレオンのいる位置を教えてくれ、クレアはレオンに会いに行く。レオンに会いに向かっているとやってきたヘリコプターが、警察署に突っ込んでくるという事故に行き当たるが、レオンに「クレア」と呼ばれクレアはレオンの元へと向かった。
再会に喜び合う二人だったが、レオンが警察署に入るには施錠された扉の鍵が必要でクレアは持っていない。しかも事故に遭ったヘリコプターが爆発してしまい、その爆音で大量のゾンビが起き上がり二人に迫ってくる。レオンの無事を祈るクレアに、また再会することを言い合い二人は別れたのだった。
マービンに連絡を取るクレアだったが、マービンからの応答がない。不安になったクレアはマービンの様子を見に、ゾンビ達を退けながら警察署ロビーへ戻ってくる。マービンは辛そうな表情で倒れていたが、まだ生きている。クレアは急いで残りのメダルを集め、地下通路へ続く道を開いたのだった。
マービンと共に脱出しようとするが、マービンは「自分はもう助からない。お前だけでも生き残れ」とクレアに言い、彼の意思の強さを感じたクレアは地下通路への道に歩き出す。
シェリーとの出会い
クレアが警察署の地下通路を進んでいくと、どこからか子供の声が聞こえてきた。その声に気付いたクレアは声の主を探す。
地下通路を先に進んでいくと、そこには何かから隠れている少女かいた。クレアは少女の前に倒れている棚を動かそうとするが、重くて動かせない。怯えた様子の少女を安心させるように声をかけるクレアだったが、少女は小さな声でクレアに何かを告げる。その声があまりにも小さくて聞き返すと、少女は小さく途切れながら「危ないのは貴女だよ」と言っていた。言葉の意味が分からないクレアが少女に言葉の意味を聞き返そうとした時、クレアは後ろに何者かの気配を感じ振り返る。そこにいたのはクリーチャーになりかけた白衣の男で、「痛い」と叫びながらクレアに襲いかかってきた。
クリーチャーに覆い被さる形で襲われたクレアは一段階下の階層に落とされるが、体勢を立て直すと白衣の男に応戦する。そしてクレアの攻撃に耐えきれなくなった白衣の男は、地下通路の更に下へと落ちていき、クレアは白衣の男を退けることに成功した。隠れていた少女に聞こえるように「もう何もいないわ」と話しかけたクレアは、少女に梯子を下ろすようにお願いをする。すると少女は梯子を下ろし、クレアと行動を共にすることになった。
少女の名前はシェリー・バーキンといい、クレアに「母親を探して欲しい」と頼む。クレアはシェリーの願いを叶えることを約束し、シェリーの母親がラクーンシティに多額の資金援助もしている大企業のアンブレラ社に勤めていることを知る。
そして二人は地下通路を通り抜け、警察署の駐車場にたどり着いた。駐車場にはシャッターが下りていたため、鍵を持っていない二人はシャッターを持ち上げようとするがまったく動かない。どうするか悩むクレアに、一人の男が声をかけて来た。
しかしその男は銃口をクレアに向けており、シェリーに「勝手に逃げ出しちゃ駄目だろう」と叱責しだす。そしてシェリーにロープを渡してクレアを縛るように指示をした。戸惑うシェリーに「早く縛らないとクレアを殺すことになる」と脅す男に、クレアは怒りを感じて怒鳴るが威嚇射撃をされる。銃声に怯えたシェリーは慌ててクレアの腕を縛り、「あなたの言う通りにするからクレアを傷つけないで」と男に懇願した。シェリーの従順な態度に満足した男は強引にシェリーを捕まえようとしたため、クレアは思わず抵抗をするが男に殴られてしまう。シェリーが慌てて男の注意を自分に向けるため「早くママのところに連れて行って」と男に話しかける。二人が立ち去ろうとする様子を見ながらも、クレアは落ちていたガラス片を拾いロープを切り始めた。だが先に男がシェリーを連れて駐車場の鍵を使いシャッターを開けると、警察署の外へ出てしまった。それと同時にロープを切り終え拘束を解いたクレアは、急いで二人の後を追うが目の前でシャッターが下りてしまい悔しそうに「覚えてなさいよ、ゲス野郎!」と男に向かって叫ぶ。ふと下を見ると、シェリーが落としてしまったネックレスに気がつきクレアは拾っておく。
シェリーを助け出すため、まずは駐車場の鍵を探すことになった。
男が出てきた通路を通るとそこには雑誌が置かれており、先程シェリーを連れ去った男がラクーンシティ警察署署長のブライアン・アイアンズだということが判明する。驚きが隠せないクレア。更に通路の奥には署長専用のエレベーターがあり、警察署へ戻れるようになっていた。クレアは一先ずエレベーターを動かすために必要な鍵を手に入れた後に、エレベーターに乗り込むとまた警察署へと戻ることになる。
エレベーターを下りて進むと署長室へと繋がっており、署長室の中にはブライアンが自ら狩猟した動物達の剥製が飾られていた。署長室の先にあるコレクションルームの奥には駐車場の鍵が置いてある。しかし駐車場の鍵が置いてある場所は、特別な施錠が施されておりしかも嵌めるはずの部品が足りていない。部品は特注品だったが、予備は警察署内にあるためすぐにクレアは部品を取りに向かった。
特注部品を手に入れる途中、激突したヘリコプターから発生した火災を止めたクレアは、通れるようになった道を進もうとした際大男と出会う。その大男はコートに身を包み帽子を被っていたが、銃で攻撃しても死ぬどころかクレアに攻撃を仕掛けてくる。大男はアンブレラ社が作成した生体兵器の一つでタイラントといい、ラクーンシティに残るアンブレラ社の秘密を知っている人物を殺すため送り込まれたものだった。タイラントの追撃をかわしながら、クレアは特注部品を入手し駐車場の鍵を手に入れる。
そこへ一本の電話が鳴り響く。クレアが電話をとると、かけてきた相手はブライアンだ。彼の目的はクレアにある取引を持ちかけることだった。
シェリーとの再会
ブライアンに連れられたシェリーは、彼が院長として運営しているラクーンシティの孤児院に連れて来られていた。
大人しくしているようにブライアンに言われるシェリーだったが、孤児院から脱出しようと行動を開始する。
ブライアンの目を盗み、孤児院の玄関までやってくることは出来たが、そこは鍵がかかっており脱出することは出来なかった。シェリーは玄関の鍵を探すため、孤児院の中を慎重に進んでいく。するとブライアンが音楽を大音量でかけている部屋にたどり着く。
ブライアンに見つからないように近づいたシェリーの目には、孤児院の鍵が置いてあるのが見えた。ブライアンにわからないように鍵を取ろうとするが、そのシェリーの行動はブライアンには丸見えで逆に追い込まれてしまう。シェリーは咄嗟にその場にあった薬品をブライアンの顔目掛けて浴びせると、彼の顔は溶けた。
痛みに怒ったブライアンはシェリーを捕まえようと追いかけ、シェリーは必死に逃げる。逃げた先でブライアンは部屋に鍵をかけ、シェリーをこれ以上逃げれないように追い込んだ。シェリーは孤児院の孤児達が使っていたであろう物や棚に隠れながら、必死にブライアンをやり過ごしていると、ブライアンはかけられた薬品の痛みに耐えきれずに洗面台へと向かってしまう。
洗面室を開けるために使った鍵が無防備に鍵穴に刺されたままだったため、シェリーは鍵を素早く入手して逃げ出すがすぐにブライアンに見つかってしまう。追いかけられながらも玄関の鍵を開けるが、玄関の扉は外からチェーンで巻かれており逃げれないようになっていた。このままではブライアンに捕まると判断したシェリーは、仕方がなくブライアンが音楽を聴いていた部屋へと戻ることになる。しかしその部屋には隠れる場所はなく、あっけなくシェリーはブライアンに捕まってしまった。
捕まった瞬間、シェリーは絶叫をあげる。それはブライアンに捕まったからではなく、警察署の地下通路で自分を追いかけていた白衣の男のクリーチャーが更に醜く変貌して立っていたからだった。
30分前に話は戻る。
クレアはブライアンからシェリーが落としたネックレスと、シェリーを交換するという取引を持ちかけられていた。孤児院で会うことを約束した二人。クレアは入手した駐車場の鍵を使って警察署の外へと出る。
しかしまたしてもそこへタイラントが現れ、クレアを追いかけ始めた。狭い通路を行くことで一時的にタイラントの追撃をかわすことができたクレアは、ブライアンに言われた通りに孤児院へとやってくる。
孤児院の扉には大きな爪の痕があった。
クレアは「シェリー、どこにいるの?」とシェリーの身を案じながら孤児院へと入っていく。するとブライアンが現れクレアに恨み言を言いながら縋り付いてくると、彼の腹からクリーチャーの幼虫のようなものが弾け出てきた。そしてそのまま絶命してしまったブライアン。何が起こったのかわからないまま、クレアはシェリーを探すが孤児院の中には彼女はいない。
地下へと続く階段を見つけたクレアは、そこにシェリーがいるのではないかと思い階段を降りる。「シェリー」と呼びながら進むクレアに「クレア!」というシェリーの返事が返ってきた。
再会を果たした二人だったが、クレアを追いかけてきていたタイラントが現れる。シェリーに逃げるように叫んだクレアは、奥へと進む。そこにはエレベーターがあり、乗り込んだ二人は必死にエレベーターの扉を閉めるボタンを押した。しかしタイラントは扉をこじ開けて入ってこようとする。だがタイラントは上半身と下半身を二つに裂かれて動きを止めていた。タイラントに攻撃をしたのは、白衣の男でその面影は少なくなっている。しかしシェリーはそのクリーチャーになりかけの白衣の男を見た時「お父さん」と呟いた。驚いたクレアだったが、クリーチャーのタイラントへの攻撃のせいでエレベーターは壊れてそのまま落下してしまう。
ワクチンを入手
意識を失ったクレアに、シェリーが必死に何かを訴えている。
しかしシェリーは何かの気配に気がついて、そのまま立ち去ってしまった。
次に落ち着いた女性の声が聞こえてくる。意識を取り戻したクレアの前にいたのは白衣の女性だ。彼女は事務的にクレアに対して「ウィリアムはどうなっていた?」と、クリーチャーになりかけていた白衣の男が殺した遺体を観察しながら尋ねる。それよりクレアはシェリーが側にいないことに気付き、シェリーの安否を女性に尋ね返す。女性は観察に夢中になっているせいか、生返事な様子で「シェリーなら無事だ」と言う。シェリーが今どこにいるかを尋ね続け自分の質問に答えないクレアを疎ましく思ったのか、女性は苛ついた様子で「娘は無事だから貴女には関係ない」と言い放ちその場を後にした。彼女がシェリーの母親であるアネット・バーキンだったことに驚くクレアだったが、自分の子供に対してあまり関心のない態度に悪印象を持つ。
クレアはシェリーを探すため、下水道へと足を踏み入れた。
すると下水道の管制室でシェリーの声を聞く。シェリーはアネットと言い争いをしているようだったが、アネットは直接シェリーと対面しておらず室内にあるスピーカーからアネットの声が聞こえていた。「警察署にいれば安全だったのに、なんで出てきたの」とシェリーを責めるアネットに、「警察に連絡したけど来てくれなかった」と言い返したシェリーは途中で倒れてしまう。心配そうな声を出すアネットだったが、決してシェリーの側へと向かおうとしない。苦しそうな様子で倒れているシェリーを見てクレアはすぐにシェリーの側に行こうとするが、鍵が足りず扉が開かないため行くことが出来ない。
シェリーの元へ駆けつけるため、クレアは下水道の中を進みながら鍵を入手していく。途中アンブレラ社の私設特務部隊の遺体から回収したビデオテープで、ラクーンシティにウィルスが広がったのはネズミが媒体になっていたことを知る。あまりの出来事に「酷い」と呟くクレア。
入手した鍵を使い扉を開けると、シェリーのいる場所は電源が落ちていてシャッターが開かなかったため、クレアは先に変電室へ向かう。電源を入れて戻ろうとするクレアの前に、再度クリーチャーになりかけた白衣の男性が現れた。襲いかかる彼をコンテナ用のエレベーターを使って撃退すると、クレアは急いでシェリーが倒れている場所へと向かう。
鍵を開けてシェリーの側に近寄るクレア。スピーカーからはアネットが悲痛な声で「シェリー」と何度も呼びかけている。
そこへ現れたクレアの姿を見て、アネットは驚いた声をあげた。クレアはスピーカーの向こうから動こうとしないアネットに対して「早く来なさいよ」と非難するが、「シェリーはウィルスに感染しており自分がそこへ行き感染するわけにはいかない」とアネットが悲痛な声で告げた。「それでも母親なの!?」と怒りを露わにしたクレアはシェリーを抱きかかえると、自分でなんとかするために立ち上がる。
そんなクレアを見てアネットは何かを思い出したように「下水道にあるケーブルカーを使ってアンブレラの研究施設に行けば、ワクチンがあるからシェリーを助けられるかもしれない」とクレアに言う。
そうしてクレアとシェリーはケーブルカーに乗り込み、アンブレラ社の研究施設である"NEST"へ向かうことになった。
ケーブルカーに乗るとクレアは、自分の着ていた上着をシェリーに着せる。目を覚ましたシェリーがそのことに気付くと、その上着はクレアが兄からもらった幸運のお守りだと告げた。シェリーを励ましながら"NEST"へたどり着くと、クレアはシェリーをベッドに寝かせて自分はワクチンを探すため"NEST"内を探索する。
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ロックマンX2はカプコンが1994年12月に発売したスーパーファミコン専用のアクションゲームソフトである。ロックマンシリーズから派生したロックマンXシリーズの2作目にあたる。カプコンが独自に開発したDSPチップのCX4というものがカートリッジに搭載されており、従来のスーパーファミコンのソフトよりさらに発展したグラフィックや演出を実現させている。
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バイオハザード(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード』 (Resident Evil) は、2002年に公開されたホラー・アクション映画。生物を死に至らしめ凶暴化させて蘇らせる生物兵器T-ウイルスが暴走した地下研究所で、主人公たち特殊部隊員が死闘を繰り広げる様を描く。日本の有名ホラーゲームを原作としている本作の大ヒットから、現在までに6作目まで続編が製作されている。
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ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』とは2000年にカプコンから発売されたRPGである。『ブレスオブファイアシリーズ』の4作目であり、これまでのシリーズとは一線を画したアジア風の世界観が特徴となっている。長く続いた帝国と諸国連合の戦争が休戦した世界、行方不明となった姉を探すウィンディアの王女ニーナは記憶喪失の少年リュウと出会う。時を同じくしてリュウの半身であるフォウルも長き眠りから目覚めようとしていた。2人の主人公の交錯するストーリーはシリーズ屈指の鬱シナリオとして話題となった。
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戦国BASARA(アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。
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バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。 カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台にアリスの死闘を描いており、同シリーズ3作目から1年後の『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。
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目次 - Contents
- 『バイオハザード RE:2』の概要
- 『バイオハザード RE:2』のあらすじ・ストーリー
- レオン編
- 警察署からの脱出
- エイダとの出会い
- 下水道からの脱出
- Gウィルスの確保
- エイダとの別れ
- クレア編
- 警察署探索
- シェリーとの出会い
- シェリーとの再会
- ワクチンを入手
- ラクーンシティ脱出
- 『バイオハザード RE:2』のゲームシステム
- 三人称視点
- 開発エンジンの変更
- キャラクターの見た目の変更
- 「The 豆腐 Survivor」について
- 『バイオハザード RE:2』の舞台
- ガソリンスタンド(Mizoil Gas Station)
- ラクーン警察署(Raccoon Police Station)
- 地下施設(Underground Facility)
- 警察署裏通り(Behind R.P.D.)
- ケンド銃砲店(Gun Shop Kendo)
- 孤児院(Raccoon City Orphanage)
- 下水道(Raccoon City Sewers)
- NEST
- 難易度について
- ASSISTEDの特徴
- STANDARDの特徴
- HARDCOREの特徴
- 『バイオハザード RE:2』の登場人物・キャラクター
- 操作可能キャラクター
- レオン・S・ケネディ (Leon Scott Kennedy)
- クレア・レッドフィールド (Claire Redfield)
- エイダ・ウォン (Ada Wong)
- シェリー・バーキン (Sherry Birkin)
- 警察署関係者
- マービン・ブラナー (Marvin Branagh)
- エリオット・エドワード (Elliot Edward)
- ダニエル・コルティーニ (Daniel Cortini)
- ブライアン・アイアンズ (Brian Irons)
- アンブレラ社関係者
- ウィリアム・バーキン (William Birkin)
- アネット・バーキン (Annette Birkin)
- ハンク (HUNK)
- ナイトホーク (NIGHT HAWK)
- J・マルチネス (J. Martinez)
- A・カークパトリック (A. Kirkpatrick)
- 一般人
- ベン・ベルトリッチ (Ben Bertolucci)
- ロバート・ケンド (Robert Kendo)
- エマ・ケンド (Emma Kendo)
- キャサリン・ウォーレン (Katherine Warren)
- トラックの運転手 (Truck Driver)
- ジェリー (Jerry)
- 豆腐姿
- 豆腐 (to-fu)
- ういろう
- こんにゃく
- プリン
- 杏仁豆腐
- 『バイオハザード RE:2』の登場クリーチャー
- T-ウィルスによって発生したクリーチャー
- ゾンビ (Zombie)
- リッカー (Licker)
- ゾンビ犬 (Zombie Dog)
- ラージ・ローチ (Large Roach)
- アリゲーター (Giant Alligator)
- 実験体
- プラント43 (Plant 43)
- イビー (Ivy)
- 生物兵器
- タイラント (Tyrant)
- スーパータイラント (Super Tyrant)
- G-ウィルスにより発生したクリーチャー
- G成体 (G-Adult)
- G幼体 (G-Young)
- G生物
- G第1形態 (G 1st stage)
- G第2形態 (G 2nd stage)
- G第3形態 (G 3rd stage)
- G第4形態 (G 4th stage)
- G第5形態 (G 5th stage)
- ダウンロードコンテンツで追加になったクリーチャー
- P-Zガスゾンビ (P-Z Gas Zombie)
- A装備ゾンビ (A-gear Zombie)
- ガスボンベゾンビ (Gas Bomb Zombie)
- ペイルヘッド (Pale Head)
- 『バイオハザード RE:2』の武器
- レオンが使用している武器
- マチルダ(H&K VP70)
- W 870(レミントンM870)
- ライトニングホーク(デザートイーグル)
- 化学燃料火炎放射器
- 対戦車ロケット(M202)
- M19(コルト・ガバメント)
- クレアが使用している武器
- SLS60(S&W M49)
- JMB Hp3(ブローニングHP)
- GM79(M79グレネードランチャー)
- MQ11(MAC-11)
- スパークショット
- ミニガン(M134)
- クイックドロウ・アーミー(コルトS.A.A.)
- その他の人物が使用していた武器と特典武器
- ブルームHc(モーゼルHSc)
- EMFスキャナープロジェクター
- サムライエッジ
- MUP(H&K USP)
- LE 5(H&K MP5A3)
- ATM-4(FFV AT4)
- サブウェポン
- コンバットナイフ(M9)
- 閃光手榴弾(M84スタングレネード)
- 破片手榴弾(M26手榴弾)
- 『バイオハザード RE:2』のアイテム
- 回復アイテム
- グリーンハーブ(Green Herb)
- レッドハーブ(Red Herb)
- ブルーハーブ(Blue Herb)
- 救急スプレー(First-aid spray)
- 調合ハーブ(緑+緑)
- 調合ハーブ(緑+緑+緑)
- 調合ハーブ(緑+赤)
- 調合ハーブ(緑+青)
- 調合ハーブ(赤+青)
- 調合ハーブ(緑+赤+青)
- 調合ハーブ(緑+緑+青)
- 素材アイテム
- ガンパウダー
- ガンパウダー(大)
- 強化火薬(黄)
- 強化火薬(白)
- 消耗キーアイテム
- 木材
- サイドパック
- インクリボン
- キーアイテム
- 倉庫の鍵
- ライオンメダル
- ユニコーンメダル
- バージンメダル
- スペードの鍵
- ハートの鍵
- クラブの鍵
- ダイヤの鍵
- 武器持出許可証
- 赤い本のオブジェ
- 石膏像の左腕
- 本を持った左腕
- 赤い宝石
- 宝石で飾られた箱
- USBドングルキー(S.T.A.R.Sバッジ)
- ポータブルセーフ
- 予備キー
- チェーンカッター
- バルブハンドル
- 電池のない信管
- 電池
- 信管
- 四角クランク
- 車の鍵
- ヒューズ
- 電子部品の箱
- 特注部品
- 大きな歯車
- 小さな歯車
- ジャッキハンドル
- 木箱
- 庭園の鍵
- 駐車場のカードキー
- ぬいぐるみ
- 模様の描かれたブロック
- ハサミ
- 孤児院の鍵
- T字のバルブハンドル
- キングプラグ
- クイーンプラグ
- ルークプラグ
- ビショッププラグ
- ポーンプラグ
- ナイトプラグ
- 下水道の鍵
- 特殊部隊のデジタルビデオテープ
- リストタグ(ゲスト)
- リストタグ(一般職員)
- リストタグ(上級職員)
- リストタグ(マスター)
- アップグレードチップ(一般職員)
- アップグレードチップ(上級職員)
- アップグレードチップ(マスター)
- 散布装置用カートリッジ(空)
- 散布装置用カートリッジ(薬液)
- 散布装置用カートリッジ(枯死剤)
- 置物
- 信号変調器
- 研究所のデジタルビデオテープ
- ジョイントプラグ
- 『バイオハザード RE:2』の用語
- ラクーンシティ
- S.T.A.R.S.
- R.P.D.
- アンブレラ
- B.O.W.
- T-ウィルス(t-Virus)
- G-ウィルス(G-Virus)
- 『バイオハザード RE:2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 豆腐声優はリメイク前と同じ声優が担当
- ロバート・ケンドのモデルはお笑い芸人のケンドーコバヤシ
- 骨が折れる効果音は、セロリをかじる音
- 幻の『バイオハザード2』の主人公「エルザ・ウォーカー」をモチーフにしたコスチューム