ブレス オブ ファイアIII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアⅢ』とはカプコンより1997年に発売されたRPGである。初めてPlayStation用のタイトルとなった本作は伝統であるハイクオリティなドット絵を踏襲しつつ、背景に3Dポリゴンを使った新たな表現に挑戦した。シリーズ初のキャラクターボイスも実装されより迫力のあるストーリーが展開された。竜族の生き残りの少年リュウが世界や自らの出自を解き明かしていく旅が「幼年期」と「青年期」の2部構成で描かれる。

『ブレス オブ ファイアIII』の概要

『ブレス オブ ファイアIII』とはカプコンより1997年9月11日に発売されたPlayStation用RPGである。前作から3年ぶりに発売された本作はシリーズ初のPlayStation用のタイトルとなった。キャッチフレーズは「この物語を、竜に捧ぐ」。シリーズとしては唯一副題が存在しない。新しいハードで発売された本作は、ハイクオリティなドット絵はそのままに背景は3Dポリゴンを使う新たなゲーム表現に挑戦している。シリーズ初のキャラクターボイスも導入されており、リュウ役の山口勝平とニーナ役の氷上恭子は以降のシリーズでも全てのリュウとニーナの役を担当した。2005年にはPSPに移植もされており、釣りを専用に遊べるフィッシングモードと各種イラストを閲覧できるギャラリーモードが追加された。新たなシステムとして弟子入りする相手によって新たなスキルを覚えたり、成長ステータスの変化する「師匠システム」や、敵の技を覚える事ができる「見る」といった育成要素が追加され、プレイヤー毎に個性が出る育成をすることができるようになった。
竜族でただ1人の生き残った少年リュウは盗賊レイに拾われ、同じ孤児であるティーポと一緒に家族のように育てられていた。ある時、圧政を引く領主の恨みを買ってしまったリュウ達は暗殺者に狙われる立場になる。レイやティーポと引き裂かれたリュウは、2人を見つけるために世界中を巡る旅に出る。旅の中でリュウは自分の出自や世界の秘密へと近づいていく。

『ブレス オブ ファイアIII』のあらすじ・ストーリー

第1部 幼年期

レイとティーポとの暮らし

ダウナ鉱山のゴースト鉱から目覚めるリュウ。

世界のエネルギーの源であるゴースト鉱を発掘するダウナ鉱山の中でドラゴンが発掘された。目覚めたドラゴンは鉱山中で暴れ周り、人々を襲い始めるのであった。なんとか取り押さえて檻に閉じ込めるものの、運搬中に暴れ出したドラゴンを入れた檻は川へと落下してしまう。マクニール村近くのシーダの森に流れ着いたドラゴンは人間の少年の姿へと戻り、倒れていた。そこを魔物達が襲おうとするが、通りかかった虎の姿をした獣人の種族虎人(フーレン)の青年レイは少年を保護する。目覚めた少年はリュウと名付けられ、同じくレイに保護されていた孤児ティーポと共に3人で暮らし始めるのであった。ある冬の日、レイの盗賊稼業を手伝う事になったリュウは森の木こりババデルの小屋に忍び込むが、あっさりと見つかり3人とも捕らえられてしまう。ババデルはリュウ達に「物を盗むのではなく、誰かの役に立つことをしろ」と言って近くに巣くう怪物ぬえの退治を依頼する。近くのマクニール村の作物はぬえによって食い荒らされこのままでは冬を越す事は難しいというのだという。リュウ達3人は協力してぬえを打ち倒し、村には無事に春が訪れるのであった。
リュウ達の活躍に村人は感謝を示し、これまで盗人と疎ましく思っていた人々も態度を軟化させていた。そこにリュウ達の実力を見込んでズルスルという謎の男が接触、村の領主であるマクニールの屋敷への潜入を依頼してくる。領主であるマクニールは村人に法外な税を課し私腹を肥やしており、それを取り返してほしいのだという。見張りの目をかいくぐり、領主の家に潜入したリュウ達は無事にマクニールの元から財産を取り返すが、マクニールの怒りをかってしまう。マクニールは復讐のために繋がりのある闇組織と結託、命令を受けた組織の一員バリオ、サントの兄弟はリュウ達の隠れ家を襲撃し焼き討ちする。リュウ達は必死に抵抗するが、バリオ、サントの圧倒的な力の前になすすべもなく敗北してしまう。リュウはババデルに保護され一命をとりとめるが、無事なのはリュウだけであった。レイとティーポがどこかで生きていると信じるリュウは2人を探すために旅立ちを決意する。

バリオとサントとの戦い

レイとティーポを探すために旅に出たリュウはウィンディアの王女ニーナと出会う。

「いつかウィンディアに行きたい」、以前にレイが言っていた言葉を思い出したリュウは翼を持つ飛翼族(ひよくぞく)が住むウィンディアを目指して旅に出る。ウィンディアへと続く山道を進むリュウは偶然にもバリオとサントと遭遇してしまう。リュウが生きていた事に驚くバリオ達はもう一度始末しようと襲い掛かってくるが、危機に瀕したリュウはドラゴンの姿に変身するのであった。その姿を見たバリオとサントは絶滅したはずの竜族ではないかと驚き、リュウをウィンディアの王へと売り飛ばそうとする。王に謁見を許されたバリオとサントであったが檻に入れたリュウは再び人間の姿に戻っているのであった。バリオとサントは詐欺師として逮捕され、リュウも牢獄に捕まってしまうが、一連の騒動を見ていたウィンディアの王女ニーナによって救出される。しかしニーナはバリオとサントの口車に乗ってしまい、2人を解放してしまう。人質にされるニーナであったが、リュウによって救出される。リュウの境遇を知ったニーナは一緒にティーポとレイを探すために旅に同行するのであった。
ウィンディアの町で情報を集めるリュウとニーナは町の子供達から最近現れた子供の泥棒の話を教えてもらう。ティーポではないかと思った泥棒の逃げた先を追うリュウ。しかし現れたバリオとサントによって身柄を拘束され、バリオとサントが運営する武闘大会の開催される闘都(とうと)まで連れてこられるのであった。リュウは拘束された縄を引きちぎり、見張りを任された巨大な種族である甲殻族(こうかくぞく)のファールの目を盗んで脱走するが、リュウ達の逃亡に気付いたバリオとサントが再び追いかけてくる。道中に見つけた巨大な塔に身を隠すリュウとニーナは塔の住む犬の獣人である野馳り(のばせり)族の研究者のモモに出会う。2人が追われて困っていると知ったモモは塔の最上階に眠っていたロケットで脱出し、ウィンディアに向かう道中で不時着する。モモと一緒にウィンディアまで帰還しようとするが、道中はバリオとサントによって検問が行われていた。途中の茶屋で立ち往生をしているとモモの父親の旧友であるペレットに偶然出会う。近くの植物プラントでゴースト鉱の研究をしているペレットは、突如生まれた変異体のミュータントプラント退治を依頼してくる。廃棄所の奥で変異体を発見するが、変異体は意志を持ち、会話能力を身に着けていた。モモは処分をためらうが、自らの意思で処分される事を望んだ変異体の言葉に従って、変異体を廃棄所のマグマへと沈める。沈みゆく変異体は最後に球根のような生物を排出、変異体の残したその球根はニーナによってペコロスと名付けられ、リュウ達に同行するのであった。

ペコロスを仲間に加えてプラントに戻るリュウ達にペレットはウィンディアに行く道を教え荷馬車を貸し与えるが、それは変異体を知ったリュウ達を始末しようとする罠であった。待ち伏せしていたバリオとサント達によってリュウ達は再び捕らえられ、闘都まで連れ戻されてしまう。拘束されたリュウ達は闘都で行われている武道大会「漢羅狂烈大武会(かんらきょうれつだいぶかい)」で優勝すればなんでも願いが叶う事を知り、バリオとサントから自由になるためにエントリーを決めるのであった。仲間1人を人質にするという条件で出場する事を許されたリュウと仲間達はトーナメントを勝ち進み決勝戦まで駒を進めるが、前大会優勝者のガーランドを前に敗北してしまう。しかし、ガーランドは何故か優勝した暁の報酬にリュウ達の身柄を要求、さらに自分と一緒に天使の塔と呼ばれる場所までくるように提案してくるのであった。わけもわからない状況であったが、天使の塔に行けば自分の秘密がわかるのかもしれないと思ったリュウはガーランドの旅に同行する事を決心する。だがこのガーランドの決断に納得がいかないバリオとサントはリュウ達の行く道を妨害、強烈合体という奥の手を使いスタリオンという魔物に変身して襲い掛かってくる。窮地に陥るリュウ達であったが、ガーランドの助太刀もありスタリオンを撃破、レイとティーポの仇をとるのであった。

竜族の秘密

竜族最後の1人であるリュウを封印しようとするガーランド

バリオとサントを倒し、追われる身から解放されるリュウ達。無事にニーナをウィンディアへと送り返す。ニーナは天使の塔へと向かうリュウ達に同行しようとするが、王たちの承諾を得られずに城にとどまる事に。しかし、モモの連れている機械のハニーの協力もあり、城を脱出し再びリュウに同行するのであった。
船を求めて東の港町ラパラまでやってきたリュウ達であったが、魔物によって灯台を壊されたことにより船は運休状態であった。足止めをくらったリュウ達は船の運航を担当する荷運びギルドの会計役ベイトに出会う。幼馴染でありギルド長のシャッドに好意を持っていながら想いを伝えられないベイトの姿を見たニーナは2人が両想いであると思い、お互いの気持ちに素直になってほしいと思う。その時、灯台の修理と魔物退治にギルドの腕っぷしでありシャッドに好意を持つジグが志願、シャッドへ良いところを見せようとするジグを見て、ベイトも対抗して灯台へと向かおうとリュウに特訓を願い出る。夜な夜な特訓をするベイトを見たジグはどちらが灯台へ向かうかを賭けて決闘を申し込んでくる。リュウ達との訓練の成果もありベイトは苦戦しながらもジグに勝利し、自分の気持ちをシャッドへと伝えるのであった。しかしこの決闘で深手を負ったベイトはしばらく安静が必要であり灯台の修理にはリュウ達だけで向かうことになる。
灯台に巣くう魔物を倒し無事に修復するが、その瞬間怒った妖精たちが現れる。妖精達は灯台の光によって眠りを邪魔され怒るかんさいイルカという怪物によって住処を荒らされていた。「灯台が直る事で再びかんさいイルカが暴れ出す」と悲観する妖精を助けるためにリュウ達はかんさいイルカを討伐する。灯台を修理したが船が来るのは当分先であった。一刻も早く天使の塔に急ぐ必要があるリュウ達は、荷運びギルドが過去に使っていたズブロ火山の抜け道を使い先を急ぐ。
火山の抜け道を抜けてついに天使の塔までやってきたリュウ達。天使の塔の最深部に辿り着く直前、ガーランドは「ここからはリュウと2人でいく」と言い仲間達と別れる。天使の塔の最深部にはかつて竜族と戦いの後に眠りについたガーディアンの石像が並んでいた。ガーランドは400年前に起こった竜大戦(りゅうたいせん)の事をリュウに説明する。世界を支配しようと戦いをおこした竜族と、それに対抗するために神から力を授かったガーディアンが戦い、竜族は滅び去ったという。最後の竜族であるリュウを殺し自分も眠りにつこうとするガーランドであったが、旅の中で竜族の力を増しているリュウはガーランドに勝利する。敗北を喫したガーランドは「殺せ」とリュウに言うが、リュウはそれを拒否、竜族の力を暴走させ最強のドラゴンであるカイザードラゴンに変身してどこかに飛び立ってしまうのであった。ガーランドは「竜族が本当の力を出せばガーディアンは適うはずがない」と確信し、数百年前の戦いでも竜族は滅ぼされる道を選んだのではないかと疑問を抱く。そして「自分達ガーディアンが本当に正しかったのか?」と思い、それを確かめるためにももう一度リュウに出会うべく1人旅に出るのであった。

第2部 青年期

仲間達との再会

天使の塔での戦いから7年が経ち成長したリュウ(右)と再会するガーランド(左)

天使の塔でリュウが暴走してから7年の歳月がたち、ダウナ鉱山では再びドラゴンが出現したという噂が流れていた。この話を聞いたガーランドはダウナ鉱山の奥深くへと向かう。そこにいたドラゴンは紛れもなくリュウであった。成長したリュウを見たガーランドは7年前に殺そうとした事を謝罪し、自分が正しかったのか確認するために神に会う旅に同行してほしいと頼む。鉱山を脱出したリュウとガーランドは鉱夫達に感謝されると同時に、今までドラゴンがどれだけ人を傷つけたのかを話す言葉を聞き、リュウは罪悪感を感じる。旅の途中のキャンプでもドラゴンとして破壊した記憶にうなされるリュウ。ガーランドはその力を確かめるためにも一刻も早く神に会いに行くべきだと思い、リュウも自分の力を知るために神に会いに行く事を決めるのであった。
リュウとガーランドは道中に立ち寄った闇市で道行く人々を襲うワータイガーという魔物が現れているという事を聞く。旅を続けるリュウ達にもワータイガーが襲い掛かるがなんとかこれを撤退させる。先を進むリュウ達であったが、天使の塔に向かう方面の街道は、ウールオール村の不正作物を調査するウィンディアの兵士達によって封鎖されていた。リュウ達はウールオール村の宿屋に泊まるが、村では人々を襲うワータイガーの話で持ち切りであった。近くの森に逃げたというワータイガーをどこかで見た記憶があったリュウは森に調査へと向かう。
かつてリュウ達の隠れ家があった場所に向かうとそこには傷ついたレイがいた。ワータイガーの正体はレイであり、リュウとティーポの仇を討つために闇の組織に繋がりのある者達を片っ端から襲っていたのだ。レイはリュウが生きていた事に安心するが、復讐を辞めようとはせず、どこかへと去っていく。村へ戻るとかつてリュウ達を騙したズルスルが傷だらけで倒れていた。レイの報復を受けたと思ったリュウはレイにこれ以上人を傷つけさせないように止めようとする。村の調査にきていたニーナとも再会し共にレイの行方を探すリュウ達は、闇の組織のボスであるミクバを襲おうとするレイを見つけ出す。リュウ達はワータイガーと化したレイを静止するが、その瞬間ミクバは怪物へと変身し襲い掛かってくる。ミクバを倒し、リュウが竜族である事を知ったレイは、世界や竜族の秘密を知りたいと思いリュウの旅に同行するのであった。

ニーナも旅に同行したいと思うが、ウィンディア王女としての公務の最中であった。ニーナはこれを片付けて旅に同行しようと思いリュウ達にプラントの調査の協力を申し出る。プラントは所長であるペレットが失踪し、突如謎のガスが噴き出していた。調査に来ていたモモやペコロスとも合流し研究施設を調査するリュウ達はプラントの地下で死者を蘇生させる実験を行われている事を知る。モモは研究所の内部の機械から研究に所長のペレットと自分の父親が関わっていた事実にショックを受けるが、研究所の奥にいたペレットから父親が研究の途中で離脱した事を聞き、父にも人の心が残っていたとモモは安堵する。リュウ達は母親を蘇らせようと強引に研究を進めようとするペレットを倒して計画を阻止、プラントの平和を取り戻すのであった。公務を終えたニーナはウィンディアに帰還し、東への通行許可を求める。しかし、リュウ達を信じないウィンディアの王妃シーラがニーナの旅立ちを認めようとしない。「いつか親の元を離れるもの」というレイの言葉の後押しもありニーナは半ば家出同然といった様子でウィンディアを抜けだすのであった。

ディースとの出会い

ディースの力で神へと続く道を示す力を解放してもらうリュウ。

かつての仲間達と再会したリュウは再び天使の塔へと向かう。ガーランドは神を呼び出すが、現れたのは竜族とガーディアンが戦った竜大戦(りゅうたいせん)で封印されたディースであった。ディースはリュウ達に封印を解くように依頼する。竜大戦でディースを封印したのはガーランドの旧友であるガイストであった。神の命令に疑問を感じ辺境の地で暮らすガイストに会うために塩の湖を抜けるリュウ達。ガイストは盟友ガーランドの訪問を歓迎するが、ディースの封印の話を聞くとリュウに対して一騎打ちを挑んでくる。封印を解くにはガイストの死が必要であり、大戦で竜を殺しすぎたと思ったガイストは、リュウに倒されることを選び息絶えた。封印の解けたディースはリュウの中に眠る力を解放し神の居場所をわかるようにする。女神の居場所は外海の先の未踏の地である事を知ったリュウ達は、海を渡る手段を探す。
船を求めて再びラパラを訪れるリュウ達。無事にシャッドと結婚し、子供まで授かったベイトはリュウ達の訪問を喜ぶが、ラパラの船はまたもや故障中であった。船の製造した機械ギルドのあるジャンク村へと向かい、船を修理しようとするベイト。リュウ達も同行するが、ジャンク村では修理に必要なパーツが不足しておりすぐには修理を開始できない状態であった。リュウはモモの指示の元、外海から部品が流れ着く機械浜で修理パーツ集めに奔走する。無事に船の修理に成功するが、ラパラの船では外海の強い嵐を越えることが出来なかった。船の操縦をかってでたジグは力不足を痛感するが「伝説の船乗りならなんとかできるのではないか」と言い、リュウ達は伝説の船乗りを探すことになる。船乗りの事を知る村長のいる漁村パーチへと向かうが、村長は機嫌が悪く話を聞いてくれる状況ではなかった。リュウ達は村長の故郷の料理シースーの食材を集め、村長にシースーをご馳走する。機嫌を直した村長からの情報で伝説の船乗りの住む島へと乗り込むが、そこに住むククルスは外海からやってきただけであり伝説の船乗りではなかった。あてが外れたリュウ達であったが、ククルスから外海と大陸の間を行き来する黒い船を使えば海を渡る事ができると聞き、黒い船へと忍び込む。無事に船の操縦室に辿り着いたリュウ達は船の自動操縦の行き先を外海へと設定し、外の大陸へと向かうのであった。

女神ミリアとの戦い

女神ミリアの元へ向かうために死せる砂漠を横断するリュウ。

海を越えた先、機械仕掛けの世界へと上陸するリュウ達。そこで暮らす人々は感情の欠如した人々と機械人形たちであり、わずかな町を残して荒廃しきっていた。荒れ果てた大地を旅するリュウ達は竜族の隠れ住むドラグニールへとたどり着く。竜族の血を引くリュウの来訪に歓迎の意を示すドラグニールの人々。ドラグニールの長老は「神の正体はこの世界を管理する女神ミリアである」と語り「竜族は世界を乱す存在としてミリアによって滅ぼされてしまった」と説明する。長老の案内で地下深くに眠る最長老ボノと出会うリュウ。ボノはリュウに究極の力であるアンフィニの力を授けるために「竜族の力を使わずに自分を打ち倒せ」と言ってドラゴンに変身する。ボノを打ち倒し、見事試練を乗り越えたリュウはアンフィニの力を授かるのであった。
ミリアの居場所がドラグニールの先にある広大な砂漠を抜けた先にある事を知り砂漠を越える決意をするリュウ達。ドラグニールの民は迷ってしまった時に戻る事ができるように、帰巣本能の強い砂ブタをリュウ達に託す。砂ブタをひきつれ砂漠を歩き続けるリュウ達であったが日に日に仲間達は衰弱しついにはニーナが熱病で倒れ、身動きがとれなくなってしまう。仲間達は皆ニーナのため一旦帰還するべきだと考えるが、リュウは砂ブタの肉が砂漠の熱病に効くという事を思い出し、容赦なく砂ブタを殺してニーナを治療する。戻れなくなる事を知りつつもニーナを救ったリュウを見て、レイは改めてその成長に驚くのであった。

砂漠を抜けた先にある古代の都へたどり着いたリュウは地下深くにあった機械を起動させて女神の眠るミリアステーションへの扉を開く。途中エデンと呼ばれる緑の広がる居住ブロックで成長したティーポと再会する。ティーポもリュウと同じ竜族の生き残りであり、バリオとサントの手から逃れた後にドラゴンとして覚醒していたのだ。「強大な力を持つ竜族は女神ミリアの管理する世界で生きるべきだ」と言うティーポ。答えを出せないリュウはティーポによってセラピという精神世界へ閉じ込められる。セラピの中で仲間達や自分の心に触れるリュウはティーポの提案には従えないと思いセラピを脱出、リュウの答えを知ったティーポは自らの竜族の力を解放しドラゴンロードに変身して襲い掛かってくるのであった。リュウはためらいつつもティーポを打ち倒す。竜変身が解けたティーポはミリアの考えは間違っていないと言いつつも、「竜族の力なんか欲しくなかった。ずっとリュウやレイと一緒に暮らしていたかった」と言って息絶える。

ティーポが持っていたカードキーを使い、ミリアステーションの最深部までたどり着いたリュウは映像ホログラムからこの世界の成り立ちを知る。過去に争いを繰り返し荒廃した世界は女神ミリアによって、砂漠の荒れ果てた世界と人々の住む世界の2つに分断された。発達した技術を封印した2つの世界は互いに干渉することもなく、現在までの平和が続くことになったというのだ。世界の成り立ちを知ったリュウ達の前に女神ミリアが姿を現す。なぜ竜族は滅びねばならなかったのかと尋ねるリュウに、ミリアは「平和を維持するには竜族の力は大きすぎた」と語り、リュウもティーポのようにミリアの元で管理されるべきだと提案。ミリアの言葉を完全に否定できないリュウは、仲間達ともう一度相談するが、皆ミリアの言葉を完全に信じ切れていなかった。リュウはミリアの命令を拒否するが、強引にでもリュウを配下にしようとするミリアは仲間達の記憶を消して元の世界に送還させる。次々と仲間が消されていく中で、最後に残ったペコロスが喋り出す。ペコロスはミリアが生まれる前より存在する意思を持つ植物である賢樹(けんじゅ)であった。隠された力を使い、ミリアに消された仲間達を呼びもどす。「リュウ達はもう管理される存在ではない」ペコロスはリュウ達との旅でそう決断したのだ。しかしあくまで平和の維持にこだわるミリアはリュウ達を障害とみなし排除しようとする。リュウと仲間達は持てる力の全てを使いミリアを打ち倒すのであった。

ミリアの力が弱くなった事によりミリアステーションは崩壊を始める。リュウ達は急いで外へと脱出しようとするが、ガーランドは自分の役目が終わったと悟り自らの体を石へと変えてミリアステーションと共に眠りにつくのであった。残されたミリアは自らの管理する世界の崩壊を嘆くが、そこにディースが現れる。ディースはミリアの姉であった。「人々が管理される時代は終わった。これから人々は苦しくても自ら歩んで乗り越えていくだろうと」とミリアに言うディース。それでも嘆き続けるミリアを「世界も人々も自分達が思っている以上に強い存在でありそう簡単には滅びたりはしない」と慰める。脱出した世界には砂漠が広がっていた。ミリアの保護を離れた世界がどうなるかは誰にもわからない。神を倒したリュウ達はこれからの世界をただ眺め続けていた。砂漠に埋まったペコロスが新たな芽をつける。何も生まれる事のない死の砂漠にも新たな生命が誕生しようとしていた。

『ブレス オブ ファイアIII』のゲームシステム

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ロックマンエグゼ6(Rockman.EXE 6​)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ロックマンエグゼ6』とは、2006年11月23日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス用のデータアクションRPGゲームである。グレイガ・ファルザーと2バージョンリリースされていている。バージョンごとに獣化システムやクロスシステムなど使用できるシステムも異なってくる。本作の発売時はゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSの移行期であったが、「ゲームボーイアドバンスで発売したソフトであるから、こちらで有終の美を飾りたい」といった発言があり、ゲームボーイアドバンスでリリースされた。

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Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Devil May Cry』は、カプコンのテレビゲームである『Devil May Cry』シリーズを原作として製作されたテレビアニメ。WOWOWによって2007年の6月から9月まで放送された。 ゲームシリーズの主人公であるダンテが「悪魔も泣き出す男(デビルメイクライ)」に相応しい圧倒的な強さで悪魔を倒す戦闘シーンの迫力は勿論、アニメオリジナルの登場人物とカードゲームに興じるなど、ゲームでは見られないダンテの日常も描かれている。

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ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ストリートファイターIII』とは、カプコンが開発・販売したアーケードゲームシリーズ、及びその移植作であり、ストリートファイターシリーズの4作目。 『ストリートファイターII』の10年後を舞台に、CPU戦を勝ち抜く、あるいは他プレイヤーと対戦するゲーム。 シリーズは全部で3作品がリリースされ、最終作となった『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』は長きにわたってプレイされる名作となった。

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デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 2』(デビルメイクライツー、DEVIL MAY CRY 2)は、カプコンが制作したPlayStation 2用のアクションゲームソフトであり2003年発売。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズデビル メイ クライの続編である。キャッチコピーは、「悪魔と踊ろう」。 第6回のCESA GAME AWARDSでは「CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞」を受賞している。

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デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ』とは、カプコンが制作したPlayStation 2専用のアクションゲームである。2001年8月23日に発売された。ゲーム続編は第4弾まで出ており、全世界シリーズ累計販売本数は1500万本に達している。ゲームや漫画など、様々なメディアミックスが成された。 ある満月の夜、トリッシュという美女が一人の男のもとを訪れる。その男はダンテといい、悪魔退治専門の便利屋『デビルメイクライ』を営んでいた。ダンテはトリッシュに導かれ、悪魔の救う島へと向かう。

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デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

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戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

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モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターライズ』とは、2021年にカプコンからNintendo Switch向けソフトとして世界同時に発売されたハンティングアクションRPG。翌2022年には同じくカプコンから超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。新要素として、アクションの幅を広げる「翔蟲アクション」や移動の快適さを実現した新たなオトモ「ガルク」など、今までのシリーズ作品とはまた違った爽快な狩猟アクションを体験できる。

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モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。 ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。

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新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』とは、『鬼武者』シリーズ第三作の続編として2006年1月26日にカプコンより発売された戦国サバイバルアクションゲーム。前作『鬼武者3』にて織田信長が討たれた後、その重臣である豊臣秀吉の治世となった慶長3年を舞台に、新たな主人公、灰燼の蒼鬼と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。本作は前3部作から大幅なシステム変更が行われている他、前3部作の主人公の血縁者が登場するなど、過去シリーズとの繋がりが意識されている。

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逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事』とは、2009年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。『逆転裁判』シリーズのテイストを残しつつ、全く違った角度から事件を追っていく、従来の『逆転裁判』では味わえない新感覚を体験できる。

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デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。

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逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事2』とは、2011年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、前作に引き続き『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。また今回は、御剣怜侍の父親も登場し、御剣怜侍自身の「検事として」事件とどう向き合うのかということを考えながら捜査していくという、また一歩深い話が展開されていく。

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鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者2』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの2作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。前作『鬼武者』で描かれた明智左馬介と幻魔の戦いから13年後の時代を舞台に、新たなる鬼武者となった主人公、柳生十兵衛と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。多数の新システムの導入により、前作で好評だった斬り合いの爽快感がパワーアップしており、物語が分岐するアドベンチャー要素も追加されている。

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ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の5作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、登場キャラクターが異なる複数のバージョンがリリースされた。 前作で壊滅したはずの犯罪組織「ネビュラ」の手により仲間達が攫われてしまう。主人公の光熱斗はネビュラに立ち向かうため、チームを結成しインターネットの平和を守る。

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バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。

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ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファイト』は1989年12月14日にカプコンよりアーケードゲームとして発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。1990年にはスーパーファミコンに移植され、その他多くの家庭用ゲーム機に移植された人気作品だ。大西洋に面した都市「メトロシティ」を舞台に3人の主人公「ハガー」、「コーディ」、「ガイ」達が、犯罪集団に攫われてしまったハガーの娘「ジェシカ」を救出するため、それぞれの思いを胸に立ち向かうという設定になっている。

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鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。

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鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アニメ版『鬼武者』とは、同名のアクションゲームシリーズを原作とする2023年のオリジナルアニメ。世界的に有名な剣豪の宮本武蔵を本作の主人公に据え、さらに国際的に高い評価を受けている黒澤明の侍映画で幾度か主演を務めた三船敏郎をそのモチーフとするなど、欧米の客層を強く意識した作品となっている。 修行の旅を続ける宮本武蔵は、とある僧侶から幻魔を討つために作られた鬼の籠手を預けられる。自身の魂を、あるいは切り捨てた者の魂を鬼の籠手に捧げながら、武蔵は人々を脅かす幻魔との戦いに身を投じていく。

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機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

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レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマー 魔界村外伝』とは、『魔界村』シリーズに登場する人気の敵キャラクターであるレッドアリーマーを操作するアクションゲームである。 『魔界村』との最大の違いは主人公が人間ではなく、翼を持った魔物である事に由来する豊富なアクションである。 翼によって飛行する、炎などの攻撃を口から吐く等の独自のアクションを楽しめる。 魔物が主人公である事によるダークな物語も魅力の一つ。 加えて『魔界村』シリーズ譲りの高難易度も持ち合わせている。

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ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ4』とは、2003年12月12日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGソフトである。『ロックマンエグゼ』シリーズの第4弾であり、「トーナメント レッドサン」と「トーナメント ブルームーン」の2つのバージョンが同時発売される。物語攻略においてプレイヤーの判断力が問われる「ダークチップ」の登場により戦略の幅が広がっており、WWW(ワールドスリー)との戦いから5ヶ月、6年生となった『光熱斗』と共に地球の存亡をかけて冒険していく。

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